JP2005128193A - 表示装置 - Google Patents

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光弘 川瀬
Tomonari Imayasu
知成 今安
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和人 木村
Kenichi Matsuura
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Abstract

【課題】電子放出部からの無用な電子の放出を確実に防止しつつ、表示画像の高輝度化を実現することができる表示装置を提供する。
【解決手段】水平方向に沿うカソード電極と、垂直方向に沿うゲート電極と、それらの電極ラインの交差部に設けられた電子放出部と、カソード電圧をカソードオフ電圧Vk-OFFとカソードオン電圧Vk-ONのいずれかに切り換え制御する制御回路と、ゲート電圧をゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの範囲内で可変制御する制御回路とを備える表示装置において、カソードオン電圧Vk-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV1をカットオフ電圧以下に設定するとともに、ゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの間にカソードオフ電圧Vk-OFFを設定した。
【選択図】図3

Description

本発明は、電界放出型の電子放出素子を有する表示装置に関する。
真空中におかれた金属等の導体あるいは半導体の表面に、ある閾値以上の電界を与えると、トンネル効果によって電子が障壁を通過し、常温時においても真空中に電子が放出される。この現象は電界放出(Field Emission)と呼ばれ、これによって電子を放出する素子は電界放出型素子(Field Emission Device)と呼ばれている。近年では、電界放出型の電子放出素子を用いたFED(Field Emission Display)が注目されている。FEDは、多数の電子放出素子がカソード基板上に半導体加工技術等を駆使して形成された表示パネルを備えるフラットディスプレイ装置(平面型の表示装置)である。このFEDでは、画面の水平方向及び垂直方向で電気的に選択(アドレッシング)された画素位置で、電子放出素子の電子放出部から電界の集中によって電子を放出させるとともに、この電子をアノード基板側の蛍光体に衝突させて、蛍光体の励起・発光により画像を表示している。
このような電界放出型の表示装置であるFEDの中には、アノード電極と対向する位置にカソード電極とゲート電極とを有するものがある。この種のFEDでは、カソード電極にカソード電圧を、ゲート電極にゲート電圧を印加することにより、カソード電極とゲート電極との間に所定の電位差を生じさせ、電子放出部からの電子の放出を制御している。すなわち、カソード電極とゲート電極との間の電位差をカットオフ電圧以下とすることにより、電子放出部からの電子放出を抑止させるとともに、当該電位差をカットオフ電圧よりも大とすることにより、電子放出部から電子を放出させる。また、カソード電極とゲート電極との間の電位差をカットオフ電圧よりも大としつつ、当該電位差を可変制御することにより、電子放出部からの電子の放出量を変化(増減)させる。
また、この種のFEDの駆動に関して、例えば下記特許文献1には、ゲート電極に印加するゲート電圧を可変することで発光輝度(蛍光体の発光量)を変えられることや、カソード電極とゲート電極との間の電位差と、電子放出部からの電子の放出によってカソード電極に流れるカソード電流との関係が比例関係ではなく指数関数状になることが記載されている。また、下記特許文献2には、温度変化によるFEDパネルの漏れ発光を防止するために、カソード電圧とゲート電圧との電位差が常に所定レベル(カットオフ電圧以下)となるように制御することが記載されている。
特開平8−273560号公報(段落0006,0007,図6) 特開2001−350444号公報(請求項1、段落0039)
一般に、カソード電極とゲート電極とを有するFEDのカットオフ電圧は、それらの電極間(カソード−ゲート間)の電位差を徐々に大きくしたときに、電子放出部から電子が放出され始める、ぎりぎり手前の電位差に相当するものとなる。そのため、カソード電極とゲート電極にそれぞれカソード電圧、ゲート電圧を印加したときに、カソード−ゲート間の電位差がカットオフ電圧以下のときは電子放出部から電子が放出されず、当該電位差がカットオフ電圧を超えると電子放出部から電子が放出されることになる。したがって、カソード電極及びゲート電極の少なくともいずれか一方が電気的に選択されていない画素位置では、当該画素位置に配置された電子放出部から無用に電子が放出されないように(換言すると、カソード−ゲート間の電位差がカットオフ電圧以下となるように)、当該2つの電極に印加されるオンオフ電圧を適切に設定しておく必要がある。
そこで、この種のFEDにおいては、図5に示すように、カソードオフ電圧Vk-OFFとゲートオフ電圧Vg-OFFをそれぞれ基準電圧(例えば、0V)Vrefと同じ電圧レベルとなるように設定するとともに、この基準電圧Vrefを境にしてカソードオン電圧Vk-ONとゲートオン電圧Vg-ONをそれぞれカットオフ電圧相当の電位差ΔVk,ΔVgをもって上下対称(ΔVk=ΔVg)に設定している。そのため、カソードオン電圧Vk-ONとゲートオン電圧Vg-ONとの電位差ΔVmaxは、カットオフ電圧の2倍相当(ΔVmax=ΔVk+ΔVg)になっている。
本明細書において、カソードオフ電圧Vk-OFFとは、カソード電極を電気的に選択していないときに適用されるカソード電圧であり、カソードオン電圧Vk-ONとは、カソード電極を電気的に選択しているときに適用されるカソード電圧である。したがって、電気的に選択されていないカソード電極にはカソードオフ電圧Vk-OFFが印加され、電気的に選択されたカソード電極にはカソードオン電圧Vk-ONが印加される。また、ゲートオフ電圧Vg-OFFとは、ゲート電極を電気的に選択していないときに適用されるゲート電圧であり、ゲートオン電圧Vg-ONとは、ゲート電極を電気的に選択しているときに適用されるゲート電圧である。したがって、電気的に選択されていないゲート電極にはゲートオフ電圧Vg-OFFが印加され、電気的に選択されたゲート電極にはゲートオン電圧Vg-ONが印加される。
また、表示画像の発光輝度の変調は、カソード電圧又はゲート電圧の電位レベルをある範囲内で可変制御することにより行われる。そのため、カソード電圧を可変制御して発光輝度を変調するFEDの場合は、カソード電極にカソードオン電圧Vk-ONを印加したときに発光輝度が最大になり、カソード電極に印加するカソード電圧をカソードオフ電圧Vk-OFFからカソードオン電圧Vk-ONまでの範囲内で可変することにより発光輝度が変調されることになる。また、ゲート電圧を可変制御して発光輝度を変調するFEDの場合は、ゲート電極にゲートオン電圧Vg-ONを印加したときに発光輝度が最大になり、ゲート電極に印加するゲート電圧をゲートオフ電圧Vg-OFFからゲートオン電圧Vg-ONまでの範囲内で可変することにより発光輝度が変調されることになる。
一方、カソード−ゲート間の電位差とカソード電流との関係をみると、図6に示すように、電子放出部のエミッタ材料にカーボンナノチューブを用いた平面型のエミッタ構造を採用した場合(実線)は、スピント型と呼ばれる円錐形のエミッタ構造を採用した場合(破線)に比較して、カソード電流特性曲線(指数関数曲線)の立ち上がりが緩くなる傾向にある。そのため、表示装置の特性として十分な発光輝度を得るには、上述したカソードオン電圧Vk-ONとゲートオン電圧Vg-ONとの電位差ΔVmaxを大きく確保する必要があるものの、当該電位差ΔVmaxはカットオフ電圧の2倍相当までに制限されるため、表示画像の品質上適切とされる発光輝度が得られないことがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、電子放出部からの無用な電子の放出を確実に防止しつつ、表示画像の高輝度化を実現することができる表示装置を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、画面の水平方向に沿って形成された水平ライン電極と、画面の垂直方向に沿って形成された垂直ライン電極と、水平ライン電極と垂直ライン電極との交差部に設けられた電子放出部と、水平ライン電極に第1の電圧を印加する第1の制御手段と、垂直ライン電極に第2の電圧を印加する第2の制御手段とを備え、第1の制御手段は、水平ライン電極に印加する第1の電圧を第1のオフ電圧と第1のオン電圧のいずれかに切り換え制御し、第2の制御手段は、垂直ライン電極に印加する第2の電圧を第2のオフ電圧と第2のオン電圧との間で可変制御し、水平ライン電極に印加された第1の電圧と垂直ライン電極に印加された第2の電圧との電位差がカットオフ電圧を超えたときに電子放出部から電子を放出する表示装置であって、第1のオン電圧と第2のオフ電圧との電位差をカットオフ電圧以下に設定するとともに、第2のオフ電圧と第2のオン電圧との間に第1のオフ電圧を設定したものである。
本発明の表示装置においては、水平ライン電極を第1の制御手段によりライン単位で選択して当該水平ライン電極に第1の電圧を印加する一方、垂直ライン電極を第2の制御手段により画素単位で選択して当該垂直ライン電極に第2の電圧を印加することにより、画面上の各々の画素位置で電子放出部からの電子の放出を制御する際に、第1のオン電圧と第2のオフ電圧との電位差をカットオフ電圧以下に設定することにより、水平ライン電極が選択されかつ垂直ライン電極が選択されていない画素位置では、電子放出部からの電子の放出が抑止される。また、第2のオフ電圧と第2のオン電圧との間に第1のオフ電圧を設定することにより、第1のオフ電圧を第2のオフ電圧と同じ電位レベルに設定した場合に比較して、第1のオフ電圧と第2のオン電圧との電位差が小さくなる。そのため、第1のオフ電圧と第2のオン電圧との電位差をカットオフ電圧以下に抑えたうえで、第2のオフ電圧と第2のオン電圧との電位差をカットオフ電圧よりも大きく設定することが可能となる。これにより、水平ライン電極が選択されずかつ垂直ライン電極が選択された画素位置で電子放出部からの電子の放出を抑止しつつ、水平ライン電極と垂直ライン電極の両方が同時に選択された画素位置で電子放出部からの電子の放出量を増加させ、発光輝度の最大値を高めることが可能となる。
本発明の表示装置によれば、第1のオン電圧と第2のオフ電圧との電位差をカットオフ電圧以下に設定するとともに、第2のオフ電圧と第2のオン電圧との間に第1のオフ電圧を設定することにより、電子放出部からの無用な電子の放出を確実に防止しつつ、表示画像の高輝度化を実現することが可能となる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される表示装置のパネル構造の一例を示す断面図である。図1においては、カソード基板1とアノード基板2とを所定の間隙を介して対向状態に配置するとともに、それらのパネル1,2を枠体3によって一体的に組み付けることにより、画像表示のための一つのパネル構体(表示パネル)が構成されている。
カソード基板1上には複数の電子放出素子が形成されている。これら複数の電子放出素子は、カソード基板1の有効領域(実際に表示部分として機能する領域)に2次元マトリクス状に多数形成されている。各々の電子放出素子は、カソード基板1のベースとなる絶縁性の支持基板4と、この支持基板4上に積層状態で順に形成されたカソード電極5、絶縁層6及びゲート電極7と、ゲート電極7及び絶縁層6に形成された開孔部8と、この開孔部8の底部に形成された電子放出部9とによって構成されている。支持基板4にはガラス基板を用いることができる。
カソード電極5は、本発明における水平ライン電極に相当するもので、例えばクロム等の導電材料を用いて形成されている。このカソード電極5は、図2に示すように、複数のカソードラインを形成するように画面の水平方向(横方向)に沿ってライン状(全体的には横向きのストライプ状)に形成されている。絶縁層6は、カソード電極5とゲート電極7とを電気的に絶縁するもので、例えば酸化シリコン(SiO2)によって形成されている。
ゲート電極7は、本発明における垂直ライン電極に相当するもので、例えばカソード電極5と同じクロム等の導電材料を用いて形成されている。このゲート電極7は、上述した各々のカソードラインと交差(直交)する複数のゲートラインを形成するように、画面の垂直方向(縦方向)に沿ってライン状(全体的には縦向きのストライプ状)に形成されている。複数のカソードランを形成する各カソード電極5は、それぞれカソード電極制御回路18に電気的に接続され、このカソード電極制御回路18によってライン単位で選択されるものとなっている。これに対して、複数のゲートラインを形成する各ゲート電極7は、それぞれゲート電極制御回路19に電気的に接続され、このゲート電極制御回路19によって画素単位で選択されるものとなっている。ちなみに、カソード電極制御回路18は、本発明における第1の制御手段に相当し、ゲート電極制御回路19は、本発明における第2の制御手段に相当するものである。
開孔部8は、カソード電極5とゲート電極7との交差部に設けられている。この開孔部8は、ゲート電極7に形成された第1の開孔部8Aと、この第1の開孔部8Aに連通する状態で絶縁層6に形成された第2の開孔部8Bとから構成されている。なお、図2においては、カソードライン(カソード電極5)とゲートライン(ゲート電極7)の交差部に1つの開孔部8を表示しているが、実際は複数の開孔部8が当該交差部に形成されるものとなる。
電子放出部9は、主として繊維状のエミッタ材料とバインダ材料(マトリックス)とを含むエミッタ層10によって形成されている。エミッタ層10の表面には繊維状のエミッタ材料となる複数のカーボンナノチューブ11が配置されている。各々のカーボンナノチューブ11は、一端側がエミッタ層10の表面から垂直に突出し、他端側はエミッタ層10のバインダ材料中に埋め込まれた状態となっている。
一方、アノード基板2は、ベースとなる透明基板(例えば、ガラス基板)12と、この透明基板12上に形成された蛍光体層13及びブラックマトリックス14と、これら蛍光体層13及びブラックマトリックス14を覆う状態で透明基板12上に形成されたアノード電極15とを備えて構成されている。透明基板12にはガラス基板を用いることができる。蛍光体層13は、赤色発光用の蛍光体層と、緑色発光用の蛍光体層と、青色発光用の蛍光体層とから構成されている。ブラックマトリックス14は、各色発光用の蛍光体層13の間に形成されている。アノード電極15は、カソード基板1の電子放出素子と対向するように、アノード基板2の有効領域の全域に積層状態で形成されている。
これらのカソード基板1とアノード基板2とは、それぞれの外周部(周縁部)で枠体3を介して接合されている。また、カソード基板1の無効領域(有効領域の外側の領域で、実際に表示部分として機能しない領域)には真空排気用の貫通孔16が設けられている。貫通孔16には、真空排気後に封じ切られるチップ管17が接続されている。ただし、図1は表示装置の組み立て完了状態を示しているため、チップ管17は既に封じ切られた状態となっている。また、図1及び図2においては、各々のパネル1,2間のギャップ部分に介装される耐圧用の支持体(スペーサ)の表示を省略している。
上記構成の表示装置を用いて実際に画像の表示を行う場合は、カソード電極制御回路18がカソード電極5にカソード電圧を印加する一方、ゲート電極制御回路19がゲート電極にゲート電圧を印加し、かつアノード電極制御回路20がアノード電極15にゲート電圧よりも高いアノード電圧を印加する。その際、カソード電極制御回路18は、当該カソード電極制御回路18に入力される走査信号にしたがって、カソード電極5に印加するカソード電圧(第1の電圧)をカソードオフ電圧Vk-OFFとカソードオン電圧Vk-ONのいずれかに切り替え制御する。また、ゲート電極制御回路19は、当該ゲート電極制御回路19に入力される映像信号にしたがって、ゲート電極7に印加するゲート電圧(第2の電圧)をゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの間で可変制御する。
これにより、カソード電極制御回路18に入力される走査信号に応じて、各々のカソード電極5がライン単位で選択(オン)されるとともに、ゲート電極制御回路19に入力される映像信号に応じて、各々のゲート電極7が画素単位で選択(オン)される。このとき、カソード電極5とゲート電極7が共に選択された画素位置では、当該画素位置で生じるカソード電圧とゲート電圧との電位差により、電子放出部9の先鋭部(カーボンナノチューブ11の先端部)に電界が集中し、これに伴う量子トンネル効果によって電子がエネルギー障壁を突き抜けて電子放出部9から真空中へと放出される。こうして放出された電子はアノード電極15に引き付けられてアノード基板2側に移動し、透明基板12上の蛍光体層13に衝突する。その結果、蛍光体層13が電子の衝突により励起されて発光する。したがって、この発光位置を画素単位で制御することにより、表示パネル上に所望の画像を表示することができる。
図3は本発明の実施形態に係る表示装置においてカソード電圧とゲート電圧の設定例を示す図である。図3において、カソードオフ電圧Vk-OFFは、上述したカソード電極制御回路18によって電気的に選択されていないカソード電極5に印加されるカソード電圧で、本発明における第1のオフ電圧に相当するものである。また、カソードオン電圧Vk-ONは、カソード電極制御回路18によって電気的に選択されたカソード電極5に印加されるカソード電圧で、本発明における第1のオン電圧に相当するものである。同様に、ゲートオフ電圧Vg-OFFは、上述したゲート電極制御回路19によって電気的に選択されていないゲート電極7に印加されるゲート電圧で、本発明における第2のオフ電圧に相当するものである。また、ゲートオン電圧Vg-ONは、ゲート電極制御回路19によって電気的に選択されたゲート電極7に印加されるゲート電圧(より詳しくは発光輝度が最大になるゲート電圧)で、本発明における第2のオン電圧に相当するものである。
このうち、ゲートオフ電圧Vg-OFFは、回路設計上予め設定された基準電圧Vrefと同じ電位レベル(例えば、0V)に設定されている。このゲートオフ電圧Vg-OFF電圧は、ゲート電極7を選択していないときに適用される固定電圧として設定される。これに対して、カソードオン電圧Vk-ONは、当該カソードオン電圧Vk-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV1がカットオフ電圧以下となるように設定されている。カソードオン電圧Vk-ONは、カソード電極5を選択したときに適用される固定電圧として設定され、カソードオフ電圧Vk-OFFは、カソード電極5を選択していないときに適用される固定電圧として設定される。
一方、ゲートオン電圧Vg-ONは、当該ゲートオン電圧Vg-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV2が上記電位差ΔV1よりも大となる条件で設定されている。具体的には、ゲートオン電圧Vg-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV2が、カソードオン電圧Vk-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV1のほぼ2倍に設定されている。また、カソードオフ電圧Vk-OFFは、ゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの間の電位レベルに設定されている。これらの電圧の大小関係を数式で表すと、“Vg-OFF<Vk-OFF<Vg-ON”となる。
本実施形態においては、特に好ましい例として、カソードオン電圧Vk-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV1がカットオフ電圧相当に設定されている。また、ゲートオン電圧Vg-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV2はカットオフ電圧の2倍相当に設定されている。さらに、カソードオン電圧Vk-ONは、ゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの中間電位に設定されている。ゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの中間電位とは、基準電圧Vrefを0Vと仮定すると、ゲートオン電圧Vg-ONからゲートオフ電圧Vg-OFFを差し引いて得られる差分電圧の半分(1/2)に相当する電位レベルをいう。
このようにカソード電圧とアノード電圧を設定することにより、表示装置の表示パネルに二次元マトリクス状に配置された各々の電子放出素子の電子放出部9からの電子放出が、走査信号に基づくカソード電極制御回路18の電圧供給動作及び映像信号に基づくゲート電極制御回路19の電圧供給動作にしたがって以下のように制御される。
先ず、カソード電極制御回路18は走査信号にしたがってカソード電極5をライン単位で選択し、ゲート電極制御回路19は映像信号にしたがってゲート電極7を画素単位で選択することから、ある1つ画素位置におけるライン電極(5,7)の選択形態(オンオフ形態)は、次に述べる4つの選択形態のうちのいずれか1つに該当するものとなる。第1の選択形態は、カソード電極5が選択(オン)で、ゲート電極7が非選択(オフ)の場合である。第2の選択形態は、カソード電極5が選択(オン)で、ゲート電極7も選択(オン)の場合である。第3の選択形態は、カソード電極5が非選択(オフ)で、ゲート電極が選択(オン)の場合である。第4の選択形態は、カソード電極5が非選択(オフ)で、ゲート電極7も非選択(オフ)の場合である。
上記第1の選択形態では、カソード電極5にカソードオン電圧Vk-ONが印加され、ゲート電極7にゲートオフ電圧Vg-OFFが印加されるため、カソード−ゲート間の電位差はΔV1となる。この電位差ΔV1は、上述のようにカットオフ電圧以下(好ましくはカットオフ電圧相当)に設定されている。したがって、第1の選択形態に該当する画素位置では、電子放出部9から電子が放出されることはない。そのため、全ての画素位置で第1の選択形態となるようにカソード電極5及びゲート電極7を制御することにより、表示装置の画面全体(全面)を黒表示にすることができる。
これに対して、上記第2の選択形態では、カソード電極5にカソードオン電圧Vk-ONが印加され、ゲート電極7にゲートオン電圧Vg-ONが印加されるため、カソード−ゲート間の電位差ΔVmaxは上記電位差ΔV1と電位差ΔV2を加算したもの、つまり最大の電位差となる。この電位差ΔVmaxは、例えば上記電位差ΔV1をカットオフ電圧相当に設定した場合に、このカットオフ電圧を大きく超えるものとなる。したがって、第2の選択形態に該当する画素位置では、電子放出部9から電子が放出されることになる。
また、第2の選択形態に該当する画素位置では、ゲート電極7を駆動電極として、これに印加されるゲート電圧(駆動電圧)のレベルを、ゲートオフ電圧Vg-OFFからゲートオン電圧Vg-ONまでの範囲内でゲート電極制御回路19で可変制御することにより、電子放出部9からの電子の放出量を制御することができる。その際、ゲート電極7にゲートオン電圧Vg-ONが印加されたときに(カソード−ゲート間の電位差が最大電位差ΔVmaxとなるときに)、電子放出部9からの電子放出量が最大となり、同時に表示画像の発光輝度も最大となる。したがって、全ての画素位置で第2の選択形態となるようにカソード電極5及びゲート電極7を制御することにより、表示装置の画面全体(全面)を白表示にすることができる。
また、上記電圧設定例にしたがって電位差ΔV2を電位差ΔV1よりも大きく設定することにより、例えば電位差ΔV1をカットオフ電圧相当に設定した場合は、第2の選択形態でカソード−ゲート間に生じる電位差が、上記図5に示す電圧設定例で限界とされていたカットオフ電圧の2倍相当を越えるものとなる。これにより、第2の選択形態に該当する画素位置では、電子放出部9に対してより強い電界を加えて電子放出量(カソード電流量)を増やし、発光輝度の最大値を高めることができる。特に、カーボンナノチューブを用いた平面型エミッタで電子放出部9を構成した場合は、スピント型エミッタを採用した場合に比較してカソード電流特性曲線(図6参照)の立ち上がりが緩くなる傾向にあるものの、上述のように第2の選択形態でカソード−ゲート間の電位差が大きくなることにより、表示画像の品質上適切とされる発光輝度を容易に確保することができる。また、上記図5に示す電圧設定例との比較では、特にゲートオフ電圧Vg-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの電位差(ΔV2)が大きくなるため、これに伴うゲート電圧の可変範囲の拡大によって発光輝度の変調幅を広げることができる。
また、特に好ましい例として、上述のように電位差ΔV1をカットオフ電圧相当に設定し、電位差ΔV2をカットオフ電圧の2倍相当に設定した場合は、第2の選択形態でカソード−ゲート間にカットオフ電圧の3倍相当の電位差が生じることになる。そのため、カソード電極5とゲート電極7の両方が同時に選択された場合のカソード−ゲート間の電位差は、上記図5に示す電圧設定例と比較して約1.5倍に大きくなるため、その分だけ発光輝度の最大値を高めることができるとともに、発光輝度の変調幅を拡大することができる。
一方、第3の選択形態では、カソード電極5にカソードオフ電圧Vk-OFFが印加され、ゲート電極7にゲートオン電圧Vg-ONが印加されるため、カソード−ゲート間の電位差がΔV3となる。この電位差ΔV3は、上述のようにカソードオフ電圧Vk-OFFをゲートオン電圧Vg-ONとゲートオン電圧Vg-ONとの中間電位に設定した場合に、上記電位差ΔV2の半分に相当するものとなる。そのため、上述のように電位差ΔV2をカットオフ電圧の2倍相当に設定した場合でも、電位差ΔV3の最大値がカットオフ電圧に抑えられる。したがって、第3の選択形態に該当する画素位置では、電子放出部9から電子が放出されることはない。そのため、全ての画素位置で第3の選択形態となるようにカソード電極5及びゲート電極7を制御することにより、表示装置の画面全体(全面)を黒表示にすることができる。
また、第4の選択形態では、カソード電極5にカソードオフ電圧Vk-OFFが印加され、ゲート電極7にゲートオフ電圧Vg-OFFが印加されるため、カソード−ゲート間の電位差がΔV4となる。この電位差ΔV4は、上述のようにカソードオフ電圧Vk-OFFをゲートオン電圧Vg-ONとゲートオン電圧Vg-ONとの中間電位に設定した場合に、上記電位差ΔV2の半分に相当するものとなる。そのため、上述のように電位差ΔV2をカットオフ電圧の2倍相当に設定した場合でも、電位差ΔV4の最大値がカットオフ電圧に抑えられる。この場合、カソード電極5には相対的な正電圧、ゲート電極7には相対的な負電圧が印加される。そのため、第4の選択形態に該当する画素位置では、仮に電位差ΔV4がカットオフ電圧を越えたとしても、電子放出部9から電子が放出されることはない。
ただし、カーボンナノチューブを用いて電子放出部9を構成した場合は、表示装置の製造工程(例えば、エミッタ層10を形成した後、エミッタ層10の表層部でカーボンナノチューブを粘着テープの貼り付け及び引き剥がしによって垂直に配向させる工程など)において、ゲート電極7の開孔部8A付近にカーボンナノチューブが付着する場合がある。そうした場合、第4の選択形態におけるカソード−ゲート間の電位差ΔV4がカットオフ電圧を超えると、開孔部8A付近に付着したカーボンナノチューブから電子が放出され、この電子が、ゲート電極7よりも相対的に電位の高いカソード電極5側に一旦引っ張られた後、高電圧が加えられているアノード電極15に引っ張られてストレー(輝点)となる恐れがある。これに対して、本実施形態の表示装置では、第4の選択形態に該当する画素位置において、カソード−ゲート間の電位差ΔV4をカットオフ電圧相当か、それ以下に設定しているため、ゲート電極7の開孔部8A付近に付着したカーボンナノチューブから電子が放出されることがない。そのため、ストレーの発生を確実に防止することができる。したがって、全ての画素位置で第4の選択形態となるようにカソード電極5及びゲート電極7を制御することにより、表示装置の画面全体(全面)を黒表示にすることができる。
以上のことから、本実施形態の表示装置においては、カソードオン電圧Vk-ONとゲートオフ電圧Vg-OFFの電位差ΔV1、カソードオフ電圧Vk-OFFとゲートオン電圧Vg-ONとの電位差ΔV3、及びカソードオフ電圧Vk-OFFとゲートオフ電圧Vg-OFFとの電位差ΔV4を、それぞれカットオフ電圧以下としたうえで、カソードオン電圧Vk-ONとゲートオン電圧Vg-ONとの電位差ΔVmaxをカットオフ電圧の2倍相当よりも大きく確保することができる。そのため、電子放出部9からの無用な電子の放出を確実に防止しつつ、表示画像の高輝度化を実現することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、カソード電極5を水平ライン電極、ゲート電極7を垂直ライン電極として、ゲート電極7に印加されるゲート電圧を可変制御することにより、発光輝度を変調させるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、カソード電極5を垂直ライン電極、ゲート電極7を水平ライン電極として、カソード電極5に印加されるゲート電圧を可変制御することにより、発光輝度を変調させるものであってもよい。その場合、カソード電圧とゲート電圧は図4に示すように設定される。
すなわち、カソードオフ電圧Vk-OFF電圧については、基準電圧Vrefと同じ電位レベルになるように設定する。また、ゲートオン電圧Vg-ONについては、当該ゲートオン電圧Vg-ONとカソードオフ電圧Vk-OFFとの電位差ΔV5がカットオフ電圧以下(好ましくはカットオフ電圧相当)となるように設定する。一方、カソードオン電圧Vk-ONについては、当該カソードオン電圧Vk-ONとカソードオフ電圧Vk-OFFとの電位差ΔV6がカットオフ電圧よりも大(好ましくはカットオフ電圧の2倍相当)となるように設定する。また、ゲートオフ電圧Vg-OFFについては、当該ゲートオフ電圧Vg-OFFの電位レベルがカソードオフ電圧Vk-OFFとカソードオン電圧Vk-ONとの間(好ましくは中間電位)になるように設定する。これにより、先の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、カソード基板1上でカーボンナノチューブを用いた平面型のエミッタ構造を採用しているが、本発明は、スピント型のエミッタ構造を採用した表示装置(FED)にも適用可能であることは言うまでもない。
本発明が適用される表示装置のパネル構造の一例を示す断面図である。 カソードラインとゲートラインの配置例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る電圧設定例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る他の電圧設定例を説明する図である。 一般的な電圧設定例を説明する図である。 カソード電流特性の比較図である。
符号の説明
1…カソード基板、2…アノード基板、5…カソード電極、7…ゲート電極、11…カーボンナノチューブ、18…カソード電極制御回路、19…ゲート電極制御回路

Claims (5)

  1. 画面の水平方向に沿って形成された水平ライン電極と、画面の垂直方向に沿って形成された垂直ライン電極と、前記水平ライン電極と前記垂直ライン電極との交差部に設けられた電子放出部と、前記水平ライン電極に第1の電圧を印加する第1の制御手段と、前記垂直ライン電極に第2の電圧を印加する第2の制御手段とを備え、前記第1の制御手段は、前記水平ライン電極に印加する前記第1の電圧を第1のオフ電圧と第1のオン電圧のいずれかに切り換え制御し、前記第2の制御手段は、前記垂直ライン電極に印加する前記第2の電圧を第2のオフ電圧と第2のオン電圧との間で可変制御し、前記水平ライン電極に印加された前記第1の電圧と前記垂直ライン電極に印加された前記第2の電圧との電位差がカットオフ電圧を超えたときに前記電子放出部から電子を放出する表示装置であって、
    前記第1のオン電圧と前記第2のオフ電圧との電位差を前記カットオフ電圧以下に設定するとともに、前記第2のオフ電圧と前記第2のオン電圧との間に前記第1のオフ電圧を設定してなる
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2のオフ電圧と前記第2のオン電圧との電位差を、前記第2のオフ電圧と前記第1のオンとの電位差よりも大きく設定してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記第2のオフ電圧と前記第2のオン電圧との電位差を前記カットオフ電圧よりも大きく設定してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記第2のオフ電圧と前記第2のオン電圧との電位差を前記カットオフ電圧の2倍相当に設定するとともに、前記第2のオフ電圧と前記第2のオン電圧との中間電位に前記第1のオフ電圧を設定してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 前記電子放出部はカーボンナノチューブを用いて構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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