JP2001202059A - 冷陰極発光素子の駆動方法、冷陰極発光素子の駆動回路およびディスプレイ装置 - Google Patents

冷陰極発光素子の駆動方法、冷陰極発光素子の駆動回路およびディスプレイ装置

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JP2001202059A
JP2001202059A JP2000009673A JP2000009673A JP2001202059A JP 2001202059 A JP2001202059 A JP 2001202059A JP 2000009673 A JP2000009673 A JP 2000009673A JP 2000009673 A JP2000009673 A JP 2000009673A JP 2001202059 A JP2001202059 A JP 2001202059A
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anode
cold cathode
light emitting
gate
anode current
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JP2000009673A
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English (en)
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Kozaburo Shibayama
耕三郎 柴山
Masaaki Kai
政明 開
Tsutomu Eto
力 江藤
Noritsuna Hashimoto
典綱 橋本
Masahiro Fujikawa
正洋 藤川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度を一定に保ち、その寿命を長くするとと
もに、高周波のゲート電圧に追従して高速に動作させる
ことができる冷陰極発光素子の駆動方法、冷陰極発光素
子の駆動回路およびディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 アノード電源42の負極に直列に接続さ
れた抵抗51によりアノード電流を検出し、検出される
アノード電流があらかじめ設定された設定値と一致する
ように、ゲート電源41により印加されるゲート電圧を
マイクロコンピュータ62により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の冷陰極か
ら電子を放出させて蛍光体を発光させる冷陰極発光素子
の駆動方法および駆動回路、並びに、1個もしくは複数
個の冷陰極発光素子を備えたディスプレイ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のフラット・パネル・ディス
プレイ装置の開発が盛んに行われている。その中でも、
冷陰極発光素子(FED;Field Emission Display)を
使用したディスプレイ装置は、高輝度、広視野角、高速
応答、低消費電力等の優れた性能を実現できる自発光型
のディスプレイ装置として注目されている。冷陰極発光
素子は、複数の冷陰極(電界放出型の陰極)、ゲート電
極およびアノード電極を有し、これらの電極間にそれぞ
れの制御電圧を印加し、複数の冷陰極から電子を放出さ
せて蛍光体を発光させる。
【0003】FEDには、単体で画面が構成されるFE
Dと、複数の冷陰極発光素子をマトリクス状に配列して
画面が構成される配列型のFEDとがある。前者のFE
Dは、5インチ〜40インチのディスプレイ装置に使用
される。後者の配列型のFEDは、屋外等に設置され
る、いわゆる大画面のディスプレイ装置に使用される。
【0004】配列型のFEDとしては、例えば、特開平
9−106772号公報や、特開平10−289676
号公報に開示される冷陰極発光素子が、本発明の発明者
らにより提案されている。
【0005】図5は、従来の冷陰極発光素子の駆動回路
の一例を示す図である。図5に示される冷陰極発光素子
は、配列型のFEDを模式的に表したものであり、走査
電極32上に設けられた円錐状の冷陰極35と、冷陰極
35の先端部分を取り囲むドーナツ状の開孔37が形成
されたゲート電極33と、アノード電極22とを備え
る。アノード電極22は、例えば、図示しない蛍光体の
表面に形成されている。冷陰極35は、その先端に電界
が集中し、電子が放出しやすいように、例えば、円錐状
に形成されている。実際には、冷陰極35は、冷陰極発
光素子の各画素のそれぞれに対応して設けられ、1つの
画素に対し、数千個〜数万個の冷陰極35が構成され
る。また、ゲート電極33の開孔37は、複数の冷陰極
35のそれぞれに対応して設けられる。
【0006】冷陰極35は、走査電極32を介して接地
されている。ゲート電極33には、所定のパルス電圧
(ゲート電圧)を印加するゲート電源41が電気的に接
続されている。アノード電極22には、ゲート電圧より
高電圧のアノード電圧を印加するアノード電源42が電
気的に接続されている。アノード電源42によりアノー
ド電極22と冷陰極35との間にアノード電圧が印加さ
れ、ゲート電源41によりゲート電極33と冷陰極35
との間にゲート電圧が印加されると、このゲート電圧に
より冷陰極35の先端から電子が放出される。冷陰極3
5から放出された電子は、アノード電圧によりアノード
電極22に向けて加速され、図示しない蛍光体に衝突す
る。蛍光体は、電子の衝突を受けて発光する。
【0007】大画面のディスプレイ装置では、このよう
な冷陰極発光素子をマトリクス状に配列して画面が構成
されるため、これらの冷陰極発光素子の輝度のばらつき
が小さいことが要求される。
【0008】ディスプレイ装置の製造時には、各冷陰極
発光素子毎に輝度の調整が行われる。冷陰極発光素子の
輝度は、蛍光体が受けるエミッション電流と蛍光体の発
光効率とにより決まる。これらの冷陰極発光素子の冷陰
極には、エミッション特性のばらつきが存在する。各冷
陰極発光素子に同じ制御電圧(ゲート電圧およびアノー
ド電圧)を与えた場合、これらの冷陰極発光素子のエミ
ッション電流には、ばらつきが生ずる。さらに、これら
の冷陰極発光素子の蛍光体にも、膜厚、組成等の要因か
ら発光効率のばらつきが存在する。各冷陰極発光素子に
同じエミッション電流を与えた場合、これらの冷陰極発
光素子の輝度には、ばらつきが存在する。
【0009】このため、冷陰極発光素子の輝度を輝度計
により測定し、測定される輝度が所定値となるようにゲ
ート電圧が調整される。各冷陰極発光素子は、それぞれ
のゲート電圧で定電圧駆動される。このように輝度が調
整されたときのエミッション電流は、初期エミッション
電流、もしくは、エミッション電流の初期値と呼ばれ
る。
【0010】また、これらの冷陰極発光素子には、良好
な画質を長期間保つために、寿命(例えば、輝度半減寿
命)が長く、そのばらつきが小さいことが要求される。
冷陰極発光素子の輝度は、経時的に小さくなる。真空容
器10内の残留ガスが冷陰極35の先端部分に付着する
等して、エミッション電流が劣化する。また、エミッシ
ョン電流の累積値に応じて蛍光体も劣化する。そこで、
エミッション電流を劣化させずに一定に制御する駆動回
路が提案されている。
【0011】図6は、従来の冷陰極発光素子の駆動回路
の他の例を示す図である。図6に示されるように、この
冷陰極発光素子の駆動回路は、図5に示される駆動回路
に、エミッション電流を一定に制御する定電流源80を
設けたものである。定電流源80は、例えば、NPNト
ランジスタ81と、抵抗82と、直流低電圧電源83と
から構成される。NPNトランジスタ81のコレクタ端
子は、走査電極32を介して冷陰極35に電気的に接続
され、NPNトランジスタ81のエミッタ端子は、抵抗
82を介して接地され、NPNトランジスタ81のベー
ス端子は、直流低電圧電源83に電気的に接続されてい
る。
【0012】NPNトランジスタ81のベース端子に直
流低電圧電源83の電圧Vbが印加されると、この電圧
Vbに比例するコレクタ電流Icが流れる。このコレク
タ電流Icは、走査電極32を介して冷陰極35に供給
される。コレクタ電流Icは、NPNトランジスタ81
のコレクタ電位Vcが変動することにより常に一定に保
たれる。したがって、冷陰極35から放出される電子
流、すなわち、エミッション電流も一定に保たれる。さ
らに、NPNトランジスタ81に印加される直流低電圧
電源83の電圧Vbを制御することにより、エミッショ
ン電流を所要の値に制御することができる。
【0013】このように、図6に示される従来の冷陰極
発光素子の駆動回路では、エミッション電流を一定に制
御することができるので、複数の冷陰極発光素子間の輝
度のばらつきを小さくすることができるとともに、これ
らの冷陰極発光素子の寿命を長くすることができる。
【0014】なお、エミッション電流を一定に制御する
冷陰極発光素子の駆動回路は、例えば、特開平10−2
07416号公報、特開平9−231921号公報、特
開平8−273560号公報および特開平8−2735
19号公報に開示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷陰極発光素子の駆動方法および駆動回路では、次のよ
うな解決すべき課題があった。冷陰極発光素子のエミッ
ション電流を一定に制御するため、冷陰極発光素子の駆
動回路に図6に示されるような定電流源80を設けた場
合、ゲート電極33と冷陰極35との間の静電容量が大
きいため、冷陰極発光素子の応答速度が遅くなる。この
ため、冷陰極発光素子を高周波のパルス電圧(ゲート電
圧)に追従させて駆動することができず、映像(動画
像)を良好に表示することができないといった問題があ
った。
【0016】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、アノード電源
の負極側を流れるアノード電流を検出し、このアノード
電流が設定値になるようにゲート電圧を制御すること
で、輝度を一定に保ち、その寿命を長くするとともに、
高周波のゲート電圧に追従して高速に動作させることが
できる冷陰極発光素子の駆動方法、冷陰極発光素子の駆
動回路およびディスプレイ装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る冷陰極発
光素子の駆動方法は、複数の冷陰極とゲート電極との間
にパルス状のゲート電圧を印加するとともに、前記複数
の冷陰極とアノード電極との間に前記ゲート電圧より高
電圧のアノード電圧を印加し、複数の冷陰極から電子を
放出させて蛍光体を発光させる冷陰極発光素子の駆動方
法において、アノード電源の負極に電気的に接続された
アノード電流検出回路によりアノード電流を検出するア
ノード電流検出工程と、前記アノード電流検出工程でア
ノード電流検出回路により検出されるアノード電流をあ
らかじめ設定された設定値と比較し、前記アノード電流
が前記設定値になるようにゲート電圧を制御するゲート
電圧制御工程とを含むことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項2に係る冷陰極発光素子の駆
動回路は、複数の冷陰極とゲート電極との間にパルス状
のゲート電圧を印加するゲート電源と、前記複数の冷陰
極とアノード電極との間に前記ゲート電圧よりも高電圧
のアノード電圧を印加するアノード電源とを備え、各電
源によりそれぞれの電極間にそれぞれの電圧を印加し、
複数の冷陰極から電子を放出させて蛍光体を発光させる
冷陰極発光素子の駆動回路において、アノード電源の負
極に電気的に接続され、アノード電流を検出するための
アノード電流検出回路と、前記アノード電流検出回路に
より検出されたアノード電流とあらかじめ設定された設
定値とを比較し、前記アノード電流が前記設定値になる
ように、前記ゲート電源により印加されるゲート電圧を
制御するゲート電圧制御回路とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0019】また、請求項3に係る冷陰極発光素子の駆
動回路は、請求項2に係る冷陰極発光素子の駆動回路に
おいて、前記アノード電流検出回路は、前記アノード電
源に直列に接続された抵抗からなり、前記ゲート電圧制
御回路は、前記抵抗を流れるアノード電流をA/D(an
alog to digital)変換するA/D変換器と、前記A/
D変換器によりA/D変換されたアノード電流と前記設
定値とを比較し、アノード電流が前記設定値になるよう
にゲート電圧の制御量を算出するマイクロコンピュータ
と、マイクロコンピュータにより算出されたゲート電圧
の制御量をD/A(digital to analog)変換し、前記
ゲート電源に制御電圧を供給するD/A変換器とを有す
ることを特徴とするものである。
【0020】また、請求項4に係る冷陰極発光素子の駆
動回路は、請求項2に係る冷陰極発光素子の駆動回路に
おいて、前記設定値は、エミッション電流の初期値であ
ることを特徴とするものである。
【0021】また、請求項5に係るディスプレイ装置
は、複数の冷陰極とゲート電極との間にパルス状のゲー
ト電圧が印加され、前記複数の冷陰極とアノード電極と
の間に前記ゲート電圧よりも高電圧のアノード電圧が印
加されたとき、複数の冷陰極から電子を放出して蛍光体
を発光させる1個もしくは複数個の冷陰極発光素子を備
えたディスプレイ装置において、前記1個もしくは複数
個の冷陰極発光素子を1つ以上のグループに分け、各グ
ループ毎に、グループ内の冷陰極発光素子の複数の冷陰
極とゲート電極との間に前記ゲート電圧を印加するゲー
ト電源と、前記グループ内の冷陰極発光素子の複数の冷
陰極とアノード電極との間に前記アノード電圧を印加す
るアノード電源と、前記アノード電源の負極に電気的に
接続され、アノード電源を検出するためのアノード電流
検出回路と、前記アノード電流検出回路により検出され
たアノード電流をあらかじめ設定された設定値と比較
し、前記アノード電流が前記設定値になるように、前記
ゲート電源により印加されるゲート電圧を制御するゲー
ト電圧制御回路とをそれぞれ設けたことを特徴とするも
のである。
【0022】また、請求項6に係るディスプレイ装置
は、請求項5に係るディスプレイ装置において、1つの
冷陰極発光素子により1つのグループが構成されること
を特徴とするものである。
【0023】また、請求項7に係るディスプレイ装置
は、請求項5に係るディスプレイ装置において、複数の
冷陰極発光素子により1つのグループが構成されること
を特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る冷陰極発光素
子の駆動方法、冷陰極発光素子の駆動回路およびディス
プレイ装置の好ましい実施の形態を図面を参照して説明
する。 実施の形態1.図1は、この発明に係る実施の形態1の
冷陰極発光素子の概略構成を示す断面図である。この冷
陰極発光素子1は、いわゆる配列型のFEDであり、い
わゆる大画面のディスプレイ装置に使用される。図1に
示されるように、冷陰極発光素子1は、四角形状の枠か
らなるスペーサガラス13を、前面パネル11と、前面
パネル11に対向する背面パネル12とで挟み込んで構
成される真空容器10を備える。前面パネル11、背面
パネル12およびスペーサガラス13は、真空容器10
が気密になるように、低融点ガラス14を介して接合さ
れている。
【0025】前面パネル11の内面(図1における下
面)には、マトリクス状に配列された複数の蛍光体21
が形成されている。蛍光体21は、冷陰極発光素子1の
画素を構成し、R(赤)、G(緑)、B(青)の何れか
の蛍光体により構成されている。これらの蛍光体21の
配列方法には、例えば、RGGBモザイク配列、RGB
トリオ配列等の配列方法を採用することができる。蛍光
体21の蛍光面は、数mm角に構成されている。
【0026】これらの蛍光体21の表面には、蛍光体2
1の全体を覆うようにアルミバックが施され、アルミバ
ック陽極22が形成されている(図2)。アルミバック
陽極22は、各蛍光体21のそれぞれのアノード電極を
構成する。アルミバック陽極22は、蛍光体21の発光
効率を向上させるとともに、これらの蛍光体21のそれ
ぞれのアノード電極に印加されるアノード電圧を均一に
する。
【0027】背面パネル12の内面(図における上面)
には、四角形状の陰極基板30が設けられている。陰極
基板30と前面パネル11の内面に形成された蛍光体2
1との間の距離は、3〜9mmになるように構成されて
いる。
【0028】図2は、図1に示された冷陰極発光素子の
B部分の拡大図である。図2に示されるように、陰極基
板30は、厚さ1mm程度のガラス基板31上に走査電
極32を形成し、さらに、この走査電極32上に、複数
の冷陰極35と、絶縁層34を介して設けられるゲート
電極33とを形成したものである。
【0029】走査電極32は、表示面の垂直方向に延び
る帯状に形成されており、水平方向に所定間隔で複数列
配置されている。ゲート電極33は、表示面の水平方向
に延びる帯状に形成されており、垂直方向に所定の間隔
で複数行配置されている。複数列の走査電極32および
複数行のゲート電極33が交差する各交差領域は、冷陰
極発光素子1の画素に対応し、前面パネル11の内面に
形成された複数の蛍光体21と1対1に対応する。
【0030】各交差領域には、複数の冷陰極35からな
る冷陰極群36が設けられる。各交差領域のゲート電極
33および絶縁層34には、これらを貫通し、冷陰極3
5を取り囲む円筒状の開孔37が複数形成され、各開孔
37内には、それぞれ1つの冷陰極35が形成される。
【0031】冷陰極35は、その先端に電界を集中さ
せ、電子を放出しやすいように、例えば、円錐状に形成
される。冷陰極35は、半導体形成手段を用い、モリブ
デン等を蒸着させて形成することができる。冷陰極35
の底面の直径は、約1μm程度に構成されている。1つ
の冷陰極群36の大きさは、各冷陰極35から放出され
る電子の発散角を考慮し、数mm角の蛍光体21の数分
の1程度に構成されている。1つの冷陰極群36は、数
千個〜数万個の冷陰極35から構成される。
【0032】図1に戻り、背面パネル12の中央部に
は、排気口15が設けられ、排気口15の周りには、排
気を容易に行うための図示しない複数の小さな孔が設け
られている。排気口15およびこれらの孔の下方には、
排気口15およびこれらの孔を覆う広口部16aを有す
る排気管16が取り付けられている。広口部16aに
は、真空容器10内で発生するガスを吸着する複数のゲ
ッタ18が配設されている。
【0033】前面パネル11側の蛍光体21の表面に形
成されたアルミバック陽極22には、排気管16および
排気口15を通る給電線17を介して外部から高電圧の
アノード電圧が供給される。また、背面パネル12側の
ガラス基板31上に形成された冷陰極群36(走査電極
32)およびゲート電極33には、背面パネル12の外
周部に設けられた図示しない外部電極と、ガラス基板3
1上に形成された配線とを介してそれぞれの制御電圧が
供給される。
【0034】このように構成された冷陰極発光素子1に
おいて、冷陰極群36とアルミバック陽極22との間に
アノード電圧が印加され、冷陰極群36とゲート電極3
3との間に数十V以上のゲート電圧が印加されると、ゲ
ート電圧により冷陰極群36の各冷陰極35のそれぞれ
の先端部から電子が放出される。各冷陰極35から放出
された電子は、アノード電圧によりアルミバック陽極2
2に向けて加速され、蛍光体21に衝突する。蛍光体2
1は、電子の衝突を受けて発光する。
【0035】なお、蛍光体21に電子が衝突すると、真
空容器10内に新たなガスが発生する。このガスは、排
気管16の広口部16a内に設けられたゲッタ18に吸
着される。これにより、真空容器10内が高真空に保た
れ、エミッション電流の劣化が抑制される。
【0036】図3は、図1および図2に示された冷陰極
発光素子の駆動回路の構成図である。図3に示されるよ
うに、冷陰極発光素子1の駆動回路は、ゲート電極33
に電気的に接続されたゲート電源41と、アノード電極
(アルミバック陽極)22に電気的に接続されたアノー
ド電源42とを備える。ゲート電源41は、ゲート電極
33に所定のパルス状のゲート電圧を印加する。アノー
ド電源42は、アノード電極22に所定のアノード電圧
を印加する。
【0037】また、冷陰極発光素子1の駆動回路は、ア
ノード電流検出回路50と、ゲート電圧制御回路60と
を備える。アノード電流検出回路50は、例えば、抵抗
51からなり、アノード電源42の負極に電気的に接続
されている。アノード電源42の負極は、抵抗51を介
して接地される。ゲート電圧制御回路60は、ゲート電
源41により印加されるゲート電圧を制御して、エミッ
ション電流の劣化を防止するものであり、具体的には、
抵抗51を流れるアノード電流をあらかじめ設定された
設定値と比較し、アノード電流が前記設定値になるよう
に、ゲート電源41により印加されるゲート電圧を制御
する。
【0038】この設定値は、アノード電流の初期値とす
るとよい。アノード電流の初期値は、ディスプレイ装置
の製造時に、各冷陰極発光素子1の輝度が一定になるよ
うに、各冷陰極発光素子1のそれぞれにエミッション電
流が最適化されたときのアノード電流である。設定値を
初期値とすれば、アノード電流を初期値に保持すること
ができるので、これらの冷陰極発光素子1の寿命(輝度
半減寿命)を長くするとともに、そのばらつきを小さく
することができる。
【0039】ゲート電圧制御回路60は、A/D変換器
61、マイクロコンピュータ62、D/A変換器63、
電圧アンプ64および電流アンプ65を備える。A/D
変換器61は、抵抗51を流れるエミッション電流をA
/D(analog to digital)変換する。マイクロコンピ
ュータ62は、A/D変換器61によりA/D変換され
たエミッション電流と設定値とを比較し、エミッション
電流が設定値と一致するようにゲート電圧の制御量を算
出する。
【0040】D/A変換器63は、マイクロコンピュー
タ62により算出されたゲート電圧の制御量をD/A
(digital to analog)変換する。電圧アンプ64およ
び電流アンプ65は、D/A変換器63によりD/A変
換されたゲート電圧の制御信号がゲート電源41の出力
レベルに合致するように、ゲート電圧の制御信号の電圧
および電流を増幅する。
【0041】このように構成されたディスプレイ装置に
おいて、アノード電源42により、冷陰極群36とアル
ミバック陽極22との間にアノード電圧が印加され、冷
陰極群36とゲート電極33との間に数十V以上のゲー
ト電圧が印加されると、ゲート電圧により冷陰極群36
の各冷陰極35のそれぞれの先端部から電子が放出さ
れ、蛍光体21が発光する。
【0042】抵抗51を流れるアノード電流は、A/D
変換器61によりA/D変換され、マイクロコンピュー
タ62に入力される。このアノード電流は、設定値と比
較され、アノード電流が前記設定値と一致するようにゲ
ート電圧の制御量が算出される。算出されたゲート電圧
の制御量は、マイクロコンピュータ62から出力され、
D/A変換器63により制御信号に変換され、さらに、
電圧アンプ64および電流アンプ65によりゲート電源
41の出力レベルに合致するように増幅される。この増
幅された制御信号によりゲート電源41のゲート電圧が
制御される。
【0043】このように、実施の形態1によれば、アノ
ード電流が設定値になるようにゲート電圧が制御される
ので、冷陰極発光素子1の輝度を一定に保つことができ
る。冷陰極発光素子1を使用したディスプレイ装置で
は、画像制御は、ゲート電極33と冷陰極35との間に
印加されるゲート電圧をパルス変調することにより行わ
れる。アノード電源42の負極にアノード電流検出回路
50(抵抗51)を接続しても、ゲート電圧のパルス変
調に影響を与えることはなく、パルス変調の応答時間が
遅くなることはない。したがって、ゲート電源41から
供給される高周波のゲート電圧に対し、遅延なく追従す
るように冷陰極発光素子1を動作させることができる。
【0044】また、設定値をディスプレイ装置の製造時
に設定された初期値とすれば、各冷陰極発光素子1間の
輝度のばらつきを容易に小さくすることができる。さら
に、冷陰極発光素子1の寿命(例えば、輝度半減寿命)
を長くするとともに、寿命のばらつきも小さくすること
ができる。
【0045】実施の形態2.図4は、この発明に係る実
施の形態2の冷陰極発光素子の駆動回路の構成図であ
る。実施の形態2のディスプレイ装置は、複数の冷陰極
発光素子1を1つ以上のグループに分け、各グループの
それぞれに駆動回路を設けたものである。図4に示され
るように、このディスプレイ装置では、例えば、4個の
冷陰極発光素子1に対し1つの駆動回路が設けられてい
る。
【0046】1つのグループに含まれる冷陰極発光素子
1の数は、4個、8個、16個等、任意に設定すること
ができる。1つのグループに含まれる冷陰極発光素子1
の数を多くした場合には、各冷陰極発光素子1の輝度の
ばらつきは大きくなる。反面、駆動回路を少なくし、デ
ィスプレイ装置を安価にすることができる。これに対
し、1つのグループに含まれる冷陰極発光素子1の数を
少なくした場合には、各冷陰極発光素子1の輝度のばら
つきを小さくすることができる。反面、駆動回路の数が
多くなり、ディスプレイ装置が高価になる。1つのグル
ープに含まれる冷陰極発光素子1の数は、要求される輝
度のばらつきの程度に応じて適宜選択するとよい。
【0047】なお、実施の形態1および2では、配列型
のFEDを例に本発明のディスプレイ装置に関して説明
しているが、本発明のディスプレイ装置は、冷陰極発光
素子単体で画面が構成されるディスプレイ装置にも適用
することができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る冷陰極発光素子の駆動方
法によれば、アノード電源の負極に接続されたアノード
電流検出回路によりアノード電流を検出し、検出された
アノード電流が設定値なるようにゲート電源のゲート電
圧を制御する。したがって、冷陰極発光素子の輝度を一
定に保ちつつ、冷陰極発光素子を高速に動作させること
ができる。
【0049】また、請求項2に係る冷陰極発光素子の駆
動回路によれば、アノード電源の負極に接続されたアノ
ード電流検出回路によりアノード電流を検出し、検出さ
れたアノード電流が設定値なるようにゲート電源のゲー
ト電圧をゲート電圧制御回路により制御する。したがっ
て、請求項1に係る冷陰極発光素子の駆動方法を実現す
る駆動回路を提供することができる。
【0050】また、請求項3に係る冷陰極発光素子の駆
動回路によれば、アノード電源の負極に直列に接続され
た抵抗によりアノード電流を検出し、検出されるアノー
ド電流をマイクロコンピュータにより設定値と比較し、
アノード電流が前記設定値になるようにゲート電源によ
り印加されるゲート電圧を制御する。このため、アノー
ド電流が確実に前記設定値となるように、ゲート電源に
より印加されるゲート電圧を制御することができる。
【0051】請求項4に係る冷陰極発光素子の駆動回路
によれば、前記設定値をディスプレイ装置の製造時にエ
ミッション電流が最適化されたときのアノードの電流の
初期値とする。したがって、ディスプレイ装置を構成す
る各冷陰極発光素子の輝度のばらつきを容易に小さくす
ることができる。さらに、各冷陰極発光素子の輝度半減
寿命を長くすることができるとともに、寿命のばらつき
も小さくすることができる。
【0052】請求項5に係るディスプレイ装置によれ
ば、冷陰極発光素子の輝度を一定に保ちつつ、冷陰極発
光素子を高速に動作させることができるディスプレイ装
置を提供することができる。
【0053】請求項6に係るディスプレイ装置によれ
ば、各冷陰極発光素子の輝度のばらつきを小さくするこ
とができる。
【0054】請求項7に係るディスプレイ装置によれ
ば、冷陰極発光素子の駆動回路を少なくし、装置を安価
に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る実施の形態1の冷陰極発光素
子の概略断面図である。
【図2】 図1に示された冷陰極発光素子のB部分の拡
大図である。
【図3】 図1および図2に示された冷陰極発光素子の
駆動回路の構成図である。
【図4】 この発明に係る実施の形態2の冷陰極発光素
子の駆動回路の構成図である。
【図5】 従来の冷陰極発光素子の駆動回路の一例を示
す図である。
【図6】 従来の冷陰極発光素子の駆動回路の他の例を
示す図である。
【符号の説明】
1 冷陰極発光素子、 10 真空容器、 11 前面
パネル、 12 背面パネル、 13 スペーサガラ
ス、 14 低融点ガラス、 15 排気口、16 排
気管、 17 給電線、 18 ゲッタ、 21 蛍光
体、 22 アルミバック陽極(アノード電極)、 3
0 陰極基板、 31 ガラス基板、32 走査電極、
33 ゲート電極、 34 絶縁層、 35 冷陰
極、 36 冷陰極群、 37 開孔、 41 ゲート
電源、 42 アノード電源、50 アノード電流検出
回路、 51 抵抗、 60 ゲート電圧制御回路、6
1 A/D変換器、 62 マイクロコンピュータ、
63 D/A変換器、64 電圧アンプ、 65 電流
アンプ、 70 切替器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江藤 力 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 橋本 典綱 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 藤川 正洋 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA08 BB06 BB09 CC03 CC06 DD03 DD05 DD06 DD08 DD29 HH17 JJ02 JJ06 KK05 KK33 KK34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の冷陰極とゲート電極との間にパル
    ス状のゲート電圧を印加するとともに、前記複数の冷陰
    極とアノード電極との間に前記ゲート電圧より高電圧の
    アノード電圧を印加し、複数の冷陰極から電子を放出さ
    せて蛍光体を発光させる冷陰極発光素子の駆動方法にお
    いて、 アノード電源の負極に電気的に接続されたアノード電流
    検出回路によりアノード電流を検出するアノード電流検
    出工程と、 前記アノード電流検出工程でアノード電流検出回路によ
    り検出されるアノード電流をあらかじめ設定された設定
    値と比較し、前記アノード電流が前記設定値になるよう
    にゲート電圧を制御するゲート電圧制御工程とを含むこ
    とを特徴とする冷陰極発光素子の駆動方法。
  2. 【請求項2】 複数の冷陰極とゲート電極との間にパル
    ス状のゲート電圧を印加するゲート電源と、前記複数の
    冷陰極とアノード電極との間に前記ゲート電圧よりも高
    電圧のアノード電圧を印加するアノード電源とを備え、
    各電源によりそれぞれの電極間にそれぞれの電圧を印加
    し、複数の冷陰極から電子を放出させて蛍光体を発光さ
    せる冷陰極発光素子の駆動回路において、 アノード電源の負極に電気的に接続され、アノード電流
    を検出するためのアノード電流検出回路と、 前記アノード電流検出回路により検出されたアノード電
    流とあらかじめ設定された設定値とを比較し、前記アノ
    ード電流が前記設定値になるように、前記ゲート電源に
    より印加されるゲート電圧を制御するゲート電圧制御回
    路とを備えたことを特徴とする冷陰極発光素子の駆動回
    路。
  3. 【請求項3】 前記アノード電流検出回路は、 前記アノード電源に直列に接続された抵抗からなり、 前記ゲート電圧制御回路は、 前記抵抗を流れるアノード電流をA/D(analog to di
    gital)変換するA/D変換器と、 前記A/D変換器によりA/D変換されたアノード電流
    と前記設定値とを比較し、アノード電流が前記設定値に
    なるようにゲート電圧の制御量を算出するマイクロコン
    ピュータと、 マイクロコンピュータにより算出されたゲート電圧の制
    御量をD/A(digital to analog)変換し、前記ゲー
    ト電源に制御電圧を供給するD/A変換器とを有するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の冷陰極発光素子の駆動
    回路。
  4. 【請求項4】 前記設定値は、アノード電流の初期値で
    あることを特徴とする請求項2に記載の冷陰極発光素子
    の駆動回路。
  5. 【請求項5】 複数の冷陰極とゲート電極との間にパル
    ス状のゲート電圧が印加され、前記複数の冷陰極とアノ
    ード電極との間に前記ゲート電圧よりも高電圧のアノー
    ド電圧が印加されたとき、複数の冷陰極から電子を放出
    して蛍光体を発光させる1個もしくは複数個の冷陰極発
    光素子を備えたディスプレイ装置において、 前記1個もしくは複数個の冷陰極発光素子を1つ以上の
    グループに分け、 各グループ毎に、 グループ内の冷陰極発光素子の複数の冷陰極とゲート電
    極との間に前記ゲート電圧を印加するゲート電源と、 前記グループ内の冷陰極発光素子の複数の冷陰極とアノ
    ード電極との間に前記アノード電圧を印加するアノード
    電源と、 前記アノード電源の負極に電気的に接続され、アノード
    電源を検出するためのアノード電流検出回路と、 前記アノード電流検出回路により検出されたアノード電
    流をあらかじめ設定された設定値と比較し、前記アノー
    ド電流が前記設定値になるように、前記ゲート電源によ
    り印加されるゲート電圧を制御するゲート電圧制御回路
    とをそれぞれ設けたことを特徴とするディスプレイ装
    置。
  6. 【請求項6】 1つの冷陰極発光素子により1つのグル
    ープが構成されることを特徴とする請求項5に記載のデ
    ィスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 複数の冷陰極発光素子により1つのグル
    ープが構成されることを特徴とする請求項5に記載のデ
    ィスプレイ装置。
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