JP2005127250A - 圧縮機 - Google Patents

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勝博 藤田
Hirofumi Hirata
弘文 平田
Tetsuzo Ukai
徹三 鵜飼
Takayuki Kuwabara
孝幸 桑原
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Abstract

【課題】本発明は、潤滑油流路の油詰まりを防ぐことができる圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機1は、吸入室44と吐出室45とを連通する連通孔11と、連通孔11に圧入される柱状部材12と、連通孔11と柱状部材12とのどちらか一方の壁面に沿って凹設される螺旋溝14とを備え、柱状部材12が挿嵌されることによって螺旋溝14の内側から螺旋溝14が形成される壁面にかけて擦れる側の螺旋溝14の縁14aを螺旋溝14が形成される壁面と丸くなだらかに連続するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、吐出室内に溜まる潤滑油を吸入室へ戻す潤滑油流路を備える圧縮機に関する。
圧縮機は、圧縮機構が稼働することによってミスト状の潤滑油を含むガスが吸入される吸入室と、吸入室から圧縮機構を介して圧縮された流体ガスが吐出される吐出室と、吸入室と吐出室と仕切る仕切部材とを有している。ミスト状の潤滑油は、吐出室内で流体ガスから分離されて吐出室の下部に溜まるようになる。吐出室に溜まった潤滑油は、仕切部材に形成された潤滑油流路を通して戻される。
この場合、吐出室は吸入室よりも高圧状態であるので、潤滑油の粘性に対して潤滑油流路を十分細く形成することで、圧縮機は、吸入室側と吐出室側との間の圧力差を保っている(例えば、特許文献1参照。)。潤滑油流路は、仕切部材を貫通する連通孔と連通孔に圧入される柱状部材とのどちらか一方の壁面に形成される螺旋溝と、螺旋溝と対向する他方の壁面とによって形成されている。柱状部材は、連通孔に対してしまりばめ寸法で形成されており、圧入されることで仕切部材の板厚内に保持されている。または、連通孔を吸入室側で細くしぼって段差を設けることで柱部材が圧縮時の振動や吸入室と吐出室との差圧などによって吸入室側に抜けないようにするための抜け止めが施されている。
特開2002−39067号公報(段落25−28、第1図、第3図)
しかし、上記の潤滑油流路を構成する螺旋溝の縁は、角張っている。このため、螺旋溝が連通孔と柱状部材とのどちらの壁面に形成されていても、柱状部材を連通孔に圧入する際に、螺旋溝の縁を起点として螺旋溝と相対的にこすれる壁面にむしれが生じる。なお、むしれとは、摺動摩擦面同士の間に生じる局部的な焼付き現象によって、一方の面がえぐられ、その結果表面が粗くなること、またはその部分を指す。また、むしれによって生じた微小屑を摺動方向に引きずってできた傷をかじりとする。むしれにより発生する微小屑は、螺旋溝の内部に溜まり潤滑油の流れを阻害するので、潤滑油流路が詰まる場合がある。
また、たとえ柱状部材を連通孔に圧入する際に油を塗布して滑りをよくしても、螺旋溝の縁が角張っているので、螺旋溝の縁によって油がかきとられるため、柱状部材の壁面と連通孔の壁面とが潤滑されず、柱状部材を連通孔に圧入しにくくなるとともに油膜が失われた部分にむしれを生じる結果となり、やはり微小屑が発生し、潤滑油流路が詰まる場合がある。
したがって、本発明の目的は、柱状部材を圧入して螺旋状の潤滑油流路を形成する際の微小屑の発生を防止することができる圧縮機を提供することにある。
本発明に係る圧縮機は、上記目的を達成するために、吸入室と吐出室とを連通する連通孔と、連通孔に圧入される柱状部材と、連通孔と柱状部材とのどちらか一方の壁面に沿って凹設される螺旋溝とを備え、柱状部材が挿嵌されることによって螺旋溝の内側から螺旋溝が凹設される壁面にかけて擦れる側の螺旋溝の縁を螺旋溝が凹設される壁面と丸くなだらかに連続させる。
また、吸入室側を細くしぼって段差を設け、柱状部材の抜け止めを施すことによって潤滑油流路が塞がれてしまうことを防止するために、連通孔は、吐出室側に開口して柱状部材が圧入される上流部と、吸入室側に開口する下流部とを具備し、上流部の内面と下流部の内面とを、互いに交差する位置にそれぞれの中心軸線を相対的に偏心して配置し、下流部は、螺旋溝の少なくとも1か所と連通させる。
また、圧縮機の潤滑油を吐出室から吸入室に戻す構成を簡単にするために、連通孔を吸入室と吐出室とを仕切る仕切部材を貫通して形成する。
または、本発明にかかる圧縮機は、ハウジング内に設けられる吸入室と吐出室とを固定スクロールが設けられた端板部で仕切ることを前提とする。そして、この圧縮機は、吸入室と吐出室とを連通する連通孔と、連通孔に圧入される柱状部材と、連通孔と柱状部材とのどちらか一方の壁面に沿って凹設される螺旋溝とを備え、柱状部材が挿嵌されることによって螺旋溝の内側から壁面にかけて擦れる側の螺旋溝の縁を壁面と丸くなだらかに連続させる。
本発明に係る圧縮機によれば、螺旋溝が凹設される壁面から螺旋溝の内側にかけて螺旋溝の縁を丸くなだらかに形成している。このため、柱状部材を圧入する場合、螺旋溝の縁は、対向する壁面に対して角張らない曲面で接触するので、螺旋溝の縁または対向する壁面がむしれることを抑えることができる。つまり、むしれによる微小屑の発生を抑えることができる。その結果、油詰まりを抑えることができるとともに螺旋溝と螺旋溝が対向する壁面とで形成される潤滑油流路の信頼性が向上する。
連通孔は、吐出室側に開口して柱状部材が圧入される上流部と、吸入室側に開口する下流部とを有し、上流部の内面と下流部の内面とを、互いに交差する位置にそれぞれの中心軸線を相対的に偏心して配置し、下流部は、螺旋溝の少なくとも1か所と連通させている。このため、下流部を通して確実に潤滑油を吸入室側に戻すことができる。
また、連通孔は、吸入室と吐出室とを仕切る仕切り部材を貫通して設けられているので、構造が簡単であり効率よく連通孔を形成することができる。
また、ハウジング内に設けられる吸入室と吐出室とを固定スクロールが設けられる端板部で仕切る圧縮機においても、螺旋溝とこの螺旋溝と対向する壁面とで形成される潤滑油流路の油詰まりを効果的に抑えることができるとともに潤滑油流路の信頼性を向上させることができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る圧縮機1について、スクロール型の圧縮機1を一例に、図1から図3を参照して説明する。図1に示すように、圧縮機1は、ハウジング2を有している。ハウジング2は、それぞれカップ状の第1ハウジング21と第2ハウジング22とを有している。第1ハウジング21の開口端21aと第2ハウジング22の開口端22aとは、間にフレーム3を挟んで対向しており、それぞれがフレーム3に当接している。
第1ハウジング21は、開口端21aの縁から外方向へ広がる第1フランジ23を有している。第1フランジ23には、ねじ穴23aが形成されている。フレーム3は、第1フランジ23に対応して第2フランジ24を有しており、ねじ穴23aに対応する位置にボルト孔24aが形成されている。第2ハウジング22は、開口端22aに第2フランジ24に対応して第3フランジ25を有している。第3フランジ25には、ボルト孔24aに対応する位置にボルト孔25aが形成されている。これにより、第1ハウジング21とフレーム3と第2ハウジング22とは、取付ボルト26を用いてそれぞれお互いに締結固定されている。
ハウジング2の内部には、スクロール型圧縮機構4と電動モータ6とが収納されている。
スクロール型圧縮機構4は、固定スクロール41と旋回スクロール42とを有している。固定スクロール41は、第1端板部43を有している。第1端板部43は、第2ハウジング22の内周面22cにOリング22eを介装して密接しており、ハウジング2の内部を2つの部屋に仕切っている。第1端板部43によって仕切られる部屋のうち、第1ハウジング21の閉口端21bの側の部屋を吸入室44とし、第2ハウジング22の閉口端22bの側の部屋を吐出室45とする。吸入室44は、ハウジング2の外部と連通する吸入口44aを有している。吐出室45は、ハウジング2の外部と連通する吐出口45aを有している。
第1端板部43は、吸入室44に対向する壁面43aに第1渦巻き状ラップ46が形成されている。また、第1端板部43は、中央に吐出ポート47が形成されている。吐出ポート47には、吐出弁48が取り付けられている。第1端板部43は、第2ハウジング22に固定されるが、この場合、第2ハウジング22は、閉口端22bから第1端板部43に向かって突出する第1凸部27が形成されており、第1凸部27には第2ハウジング22の閉口端22bの外面22dから吐出室45の内側へ貫通するボルト孔27aが形成されている。第1端板部43は、第1凸部27に対向しかつ対向面が第1凸部27に接触するように突出する第2凸部49が形成されており、第2凸部49にボルト孔27aに対応するねじ穴49aを設けている。これにより、第1端板部43は、第2ハウジング22に取付ボルト50を用いて締結固定される。
旋回スクロール42は、第2端板部51を有している。第2端板部51は、フレーム3と固定スクロール41との間に位置しており、フレーム3と対向する面51aにボス部52が形成されている。ボス部52の内部52aには、ドライブブッシュ53が旋回軸受54を介して回転自在に嵌装されている。ドライブブッシュ53には、スライド溝53aが形成されており、後述する電動モータ6の回転力を旋回スクロール42に伝える駆動ピン66がスライド可能に嵌合されている。第2端板部51の固定スクロール41に対向する面51bには第1端板部43に当接するまで延びる第2渦巻き状ラップ55が形成されており、第2渦巻き状ラップ55と第1渦巻き状ラップ46とで複数の密閉空間58が形成されている。
電動モータ6は、吸入室44に配置され、スクロール型圧縮機構4を駆動する。旋回スクロール42は、電動モータ6の回転力が回転軸63の一端に偏心して設けられる駆動ピン66を介して伝えられることによって公転旋回運動するようになっている。このスクロール型圧縮機構4の動作によって、ミスト状の潤滑油を含む流体ガスが吸入口44aから吸入室44へ流入し、密閉空間58で圧縮されると吐出室45へ吐出されて吐出口45aからハウジング2の外部へ吐出される。その結果、吐出室45は、吸入室44よりも高圧になり、その圧力の変化などによって吐出室45の内部でミスト状の潤滑油の一部が分離される。
なお、図1から図4において重力が働く方向を下方とし、圧縮機1は、ハウジング2に形成される第1,2,3ハウジング23,24,25とが下に位置するように配置される。
圧縮機1は、吐出室45の内部に溜まる潤滑油を、吸入室44と吐出室45との差圧を利用して吸入室44へ戻す潤滑油流路10を有している。潤滑油流路10は、固定スクロール41の第1端板部43の下方に位置しており、第1端板部43を貫通して形成される連通孔11と、連通孔11に圧入される柱状部材12とから形成される。
連通孔11は、上流部13と下流部15とを有している。上流部13は、図2に示すように、第1端板部43の吐出室45の側の面43bから吸入室44に向かって第1端板部43の途中まで延びている。上流部13の開口端13aの縁13dは、面取り加工が施されている。
柱状部材12は、上流部13の開口端13aから閉口端13bにかけて収まる円柱状であり、上流部13に対してしまりばめ寸法で形成されている。柱状部材12は、圧入時に挿入端12aと他端12bの縁がむしれることを抑えるために挿入端12aと他端12bの縁に面取り加工が施されており、挿入端12aが上流部13の閉口端13bに当接している。
柱状部材12の円筒側面12cには、挿入端12aと他端12bをむすぶ一条の螺旋溝14が形成されている。螺旋溝14は、図3に示すように、溝断面が半円状である。また、柱状部材12は、螺旋溝14が形成された後にバレル処理やブラスト処理が施されることにより、螺旋溝14の両縁14aの角が取れて柱状部材12の円筒側面12cから螺旋溝14の内側にかけて丸くなだらかに形成される。
また、連通孔11は、図2に示すように、閉口端13bの近傍の位置P1において螺旋溝14と連通して吸入室44に開口する下流部15を有している。下流部15は、上流部13の内周円筒面13cと下流部15の内周円筒面15aとが互いに交差する位置に上流部13の中心軸線に対して偏心しており、上流部13に比べて細く形成されている。したがって、潤滑油流路10は、上記のように形成される螺旋溝14と上流部13の内周円筒面13cとの間隙と、下流部15とから形成されており、吐出室45から吸入室44とを連通している。
柱状部材12を上流部13に圧入する際は、先ず、柱状部材12の上流部13の内周円筒面13cとに油を塗布する。次いで、上流部13の開口端13aから挿入端12aを先にして柱状部材12を圧入する。
この際、螺旋溝14の両縁14aは、丸くなだらかであり、かつ上流部13の開口端13aの縁13dは、面取りされているため、螺旋溝14の両縁14aと上流部13の開口端13aの縁13dとが接触することによるむしれが生じにくい。また、塗布された油は、螺旋溝14の縁14aによってかきとられることなく柱状部材12の円筒側面12cと上流部13の内周円筒面13cとを潤滑し、柱状部材12と上流部13との摩擦を軽減する。
上記のように構成される圧縮機1では、上流部13に螺旋溝14が形成された柱状部材12を圧入することにより、流路断面積が小さくかつ限られた板厚内にこの板厚よりも流路が長い潤滑油流路10を形成できる。すなわち、圧力損失の大きな潤滑油流路10を容易に形成することができる。
また、螺旋溝14の両縁14aは、柱状部材12の円筒側面12cから螺旋溝14の内側にかけて丸くなだらかに形成されている。したがって、柱状部材12の圧入中に螺旋溝14の縁14aが塗布された油をかきとられることを抑えることができるので、上流部13の内周円筒面13cと柱状部材12の円筒側面12cとの間の摩擦が軽減される。柱状部材12の圧入中に螺旋溝14の両縁14aと上流部13の開口端13aの縁13dとの接触によってどちらかにむしれが生じることを抑えることができる。すなわち、むしれによる微小屑の発生が抑えられるので、螺旋溝14の内側に微小屑が溜まることによる潤滑油流路10の油詰まりを抑えることができる。
また、下流部15は、上流部13の中心軸線に対して偏心して位置しており、下流部15の内周円筒面15aが上流部13の内周円筒面13cと交差するように位置P1において螺旋溝14と連通している。このため、柱状部材12の挿入端12aが上流部13の閉口端13bと当接することによって螺旋溝14の挿入端14bが塞がれる場合であっても、下流部15を通して潤滑油を吸入室へ戻すことができる。したがって、潤滑油流路10の油詰まりを抑えることができる。また、下流部15は、挿入された柱状部材12が吸入室44へ抜けることを抑えることができる。
なお、螺旋溝14の両縁14aを丸くなだらかに形成するための手段は、バレル処理やサンドブラスト処理に限定されるものではなく、例えば面取り加工やショットブラスト処理などを用いてもよい。また、柱状部材12は、挿入端12aが上流部13の閉口端13bに当接されるまで圧入されなくてもよく、挿入端12aと閉口端13bとの間に若干の隙間を有していてもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る圧縮機1の潤滑油流路10について、図4を参照して説明する。第1実施形態と同様な機能を有する構成については同一の符号を付して説明を省略する。なお、図4において、連通孔11に柱状部材12が圧入されていない状態を示している。
第2実施形態において、螺旋溝14は、上流部13の内周円筒面13cに、開口端13aから閉口端13bの位置P2まで凹設されている。螺旋溝14の両縁14aは、上流部13の内周円筒面13cから螺旋溝14の内側にかけて丸くなだらかに形成されている。潤滑油流路10は、上流部13に柱状部材12が圧入されることにより、螺旋溝14と柱状部材12の円筒側面12cとの間隙と下流部15とによって形成される。
第2実施形態では、第1実施形態と同様に潤滑油流路10の油詰まりを抑えることができる。なお、螺旋溝14の両縁14aを上流部13の内周円筒面13cから螺旋溝14の内側にかけて丸くなだらかに形成する手段は、機械加工に限定されるものではなく、ブラスト処理などを用いてもよい。
第1,2実施形態では、潤滑油流路10は、一条の螺旋溝14が用いられているが、吸入室44と吐出室45との圧力差を保てれば一条に限定されるものではなく、例えば2条や3条のように複数条の螺旋溝であってもよい。また、潤滑油流路10は、流路断面が半円状であったが、縁が丸くなだらかに形成されていれば例えば流路断面が三角形や矩形であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る圧縮機を示す断面図。 図1に示す潤滑油流路を拡大して示す断面図。 図1に示す螺旋溝を拡大して示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る潤滑油流路を示す断面図。
符号の説明
1…圧縮機、2…ハウジング、11…連通孔、12…柱状部材、12c…円筒側面(螺旋溝が凹設される壁面、上流部の内面)、13…上流部、13c…内周円筒面(螺旋溝が凹設される壁面)、14…螺旋溝、14a…縁、15…下流部、15a…内周円筒面(下流部の内面)、41…固定スクロール、43…第1端板部(仕切部材)、44…吸入室、45…吐出室。

Claims (4)

  1. 吸入室と吐出室とを連通する連通孔と、
    前記連通孔に圧入される柱状部材と、
    前記連通孔と前記柱状部材とのどちらか一方の壁面に沿って凹設される螺旋溝とを備え、
    前記柱状部材が挿嵌されることによって前記螺旋溝の内側から前記壁面にかけて擦れる側の前記螺旋溝の縁は、前記壁面と丸くなだらかに連続することを特徴とする圧縮機。
  2. 前記連通孔は、前記吐出室側に開口して前記柱状部材が圧入される上流部と、前記吸入室側に開口する下流部とを具備し、
    前記上流部の内面と前記下流部の内面とは、互いに交差する位置にそれぞれの中心軸線を相対的に偏心して配置され、
    前記下流部は、前記螺旋溝の少なくとも1か所と連通することを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記連通孔は、前記吸入室と前記吐出室とを仕切る仕切部材を貫通して設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮機。
  4. ハウジング内に設けられる吸入室と吐出室とを固定スクロールが設けられた端板部で仕切る圧縮機において、
    前記吸入室と前記吐出室とを連通する連通孔と、
    前記連通孔に圧入される柱状部材と、
    前記連通孔と前記柱状部材とのどちらか一方の壁面に沿って凹設される螺旋溝とを備え、
    前記柱状部材が挿嵌されることによって前記螺旋溝の内側から前記壁面にかけて擦れる側の前記螺旋溝の縁は、前記壁面と丸くなだらかに連続することを特徴とする圧縮機。
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