JP2005127130A - 床被覆物を敷設するためのシステムおよび方法 - Google Patents

床被覆物を敷設するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 床被覆物を床にしっかりと、かつ耐久性があるように固定するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】 この発明は、床被覆物、特に敷詰めカーペットを、床、特に階段に敷設するためのシステムおよび方法に関し、このシステムは感圧接着テープと接着剤とを有し、感圧接着テープは、床被覆物に面する上部面上、および、床または階段に面する底部面上に接着コーティングでコーティングされたキャリア層を有する。接着剤は、特に床被覆物上の特定の剪断応力および/または剥離応力を有する領域に床被覆物の裏当てを接着するために、少なくとも部分的に塗布され得る。
【選択図】 なし

Description

この発明は、床被覆物、特に敷詰めカーペットを床、特に階段に敷設するためのシステムおよび方法に関する。
一般に今日では、床被覆物、たとえば敷詰めカーペット、PVC床被覆物等は原則として、溶媒を含む液体触圧接着剤を用いて、大きい応力がかかる領域に固定される。たとえば、これは階段の領域に当てはまり、そのため、床被覆物を敷設する際には、ベースとしての階段と床被覆物自体の裏当てとの双方に触圧接着剤が塗布され、それにより、接着剤でコーティングされたこれら2つの部分を接合すると、しっかりした結合が達成される。
この公知の手順は複雑であり、液体触圧接着剤は一般に、健康にとって有害となり得るためおよび状況次第で爆発の危険すらあり得るために避けるべき溶媒を含んでいる。しかしながら、この既存技術の一利点は、塗布直後に、待ち時間なく、かつ触圧接着剤をさらに硬化させることなく、床被覆物がしっかりと接着し、特に階段の段領域でもすぐに使用できるということである。このため、さもなければたとえば改修作業中に行う必要がある階段の長期間閉鎖を回避することが可能である。加えて、設置中、設置者は床被覆物が接着されたばかりの階段をすぐに踏むことができる。
場合によっては、床被覆物、特にカーペットを床および階段にも接着するのに、両面カーペット敷設テープまたは両面感圧接着テープを用いる選択肢もある。たとえば、床被覆物を床に敷設するための感圧接着フィルムが欧州特許第11 17 746号から公知であり、このフィルムは、両側にプラスチックフィルムで作られたキャリア層を有し、上部側および底部側に接着強度の異なる接着コーティングを有している。それにより、この感圧接着フィルムは、床被覆物で覆われるべき床の広い表面を覆うために、最低幅350mmで実現される。そのような感圧接着フィルムを用いて床被覆物を接着することには、接着力が即時に形成されるという利点、および、残留物質を残さずにそのような感圧接着フィルムをベースから除去できるという利点がある。しかしながら、長期間にわたって人通りが普通でない状況下にある場合では、床被覆物に関するそのような感圧フィルムの接着力が上述の液体触圧接着剤の場合ほど大きくない可能性があり得る。これは、上述の触圧接着剤とは異なり、そのような感圧接着フィルムの接着コーティングが、カーペットの裏当てに流れ込んで床被覆物の商業的に入手可能な全裏当てとの耐久性がありかつ特にしっかりした結合を作り出すことができないためである。したがって、強い剪断および引張歪みにさらされ得る特に大きい応力がかかる場所では、時間の経過とともに、特に立上がり(階段の垂直部分)の領域および階段の段端において、このようにして固定された床被覆物がこれらの場所で外れるかまたは膨らむおそれがある。これらの感圧フィルムは床被覆物の滑らかな裏当てに特に良好に接着するため、この問題は、大半を占める織物または布地のカーペットの裏当てに対し、さらに悪化する場合がある。
したがって、この発明の一目的は、先行技術の短所を克服することであり、特に、床被覆物、特に敷詰めカーペットを床、特に階段に敷設するためのシステムおよび方法を提供することである。このシステムは、床、特にたとえば階段など大きい応力がかかる領域に、耐久性がありかつしっかりとした床被覆物の固定を、比較的簡単でかつ環境に優しい取扱いで提供する。
この目的は、請求項1に従った床被覆物を敷設するためのシステムと、請求項25に従った床被覆物を敷設するための方法とを用いて、この発明により達成される。
この発明の有利な実施例は、従属項の各々に規定される。
床被覆物、特に敷詰めカーペットを、床、特に階段に敷設するためのこの発明のシステムは、感圧接着テープと、付加的な接着剤とを有する。この発明によれば、このシステムの感圧接着テープは、床被覆物に面する上部面上、および、床または階段に面する底部面上に接着コーティングによってコーティングされたキャリア層を有する。この発明のシステムの接着剤は、特に特定の剪断応力および/または剥離応力を有する領域に床被覆物の裏当てを接着するために、少なくとも部分的に塗布可能である。つまり、接着剤は、感圧接着テープ、床被覆物の裏当て、または直接床に塗布可能である。
この発明のシステムは、床に敷設される床被覆物のしっかりとした、かつ耐久性がある固定を可能にする。なぜなら、この発明によれば、床被覆物は感圧接着テープ自体によってしっかりと、かつ形も保って保持され、また、付加的に塗布される接着剤により、少なくとも部分的にさらに強い床被覆物の固定が結果として生じるためである。このため、階段の領域では、感圧接着テープは、固定されるべき床被覆物が階段の突き出た部分に向かって移動するのを防止し、付加的に塗布される接着剤は、床被覆物の裏当てに特にしっかりと結合し、必要であれば特にしっかりと接着するように固まる。好ましくは、接着剤は「固まり」として、階段の突き出た部分の上方および下方に塗布される。なぜなら、そこが、前述の剪断応力および/または剥離応力が特に強い場所であるためである。
接着剤を、感圧接着テープと床被覆物の裏当てとの間で、感圧接着テープの上部面に、または床被覆物の裏当てに塗布することが可能な、この発明のシステムの一実施例が好ましい。このため、必要であれば、床に特に良好に接着するがそこから取外すこともできる感圧接着テープは、付加的な接着剤が床と直接接触するのを防止することができる。つまり、床被覆物の裏当てを感圧接着テープの上部面に結合させることによって確実となるしっかりとした接着にもかかわらず、残留物質をほとんど残すことなくシステム全体を取外すことが可能であり、このことは、たとえば賃貸住宅、使用頻度が高い床、または大きな展示ホールで用いられる際に特に重要であり得る。このため、この発明によって、システム全体の扱いやすさはさらに向上する。
接着剤がペースト、液体、またはホットメルトの形で存在する、この発明のシステムの一実施例が好ましい。これは簡単な取扱いを提供し、この発明のシステムの接着剤は、床被覆物の裏当てに非常に容易に浸透できるため、床被覆物の裏当てへの良好で簡単、かつ耐久性のある結合を依然として提供できる。
この状況では、この発明のシステムの接着剤が床被覆物の裏当てに関して最適化された接着特性を有すること、つまり、接着剤の特性が床被覆物の特性に対して最適化されることが、特に好ましい。
接着剤が分散主剤または反応システムに基づいた接着剤である、この発明のシステムの一実施例が好ましい。接着剤は、好ましくは、特に1Kまたは2Kシステムのエポキシ樹脂接着剤、特に1Kおよび2Kシステムのポリウレタン接着剤、特に1Kシステムのアクリル酸塩またはメタクリリック接着剤、MSまたはMSPポリマー、特に反応性ホットメルトで好ましくはPUまたはEVAベースを有するホットメルトの群からのものである。
特に好ましいのは、湿度硬化性の1K反応システム、または熱硬化性、熱活性化1Kシステムである。適切な接着剤は、固定されるべき床被覆物の、特に耐久性がありかつしっかりとした固定を提供する。
この発明のシステムをさらに改良するには、この発明の1つの好ましい実施例によれば、接着剤はカートリッジ、チューブまたは袋内に存在し、カートリッジ、チューブまたは袋を受入れるのに好適なグルーガンを使用して加工可能である。接着剤は、接着剤がそこから除去可能なビン、缶または圧力タンク内にも存在可能である。接着剤はまた、被覆物に含まれていない、好ましくは適切なホットグルーガンを使用して加工可能な接着剤のバーとしても、存在可能である。
接着されるべき床被覆物に依存して、この発明の好ましい一実施例によれば、この発明のシステムの感圧接着テープのキャリア層は、繊維織物、織布、不織布、またはプラスチックフィルムを含み得る。不織布は、特に好ましくは、合成不織布、または、ビスコース、綿もしくはスパンレーヨンで作られた不織布であり得る。プラスチックフィルムは、特に好ましくは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン(PO)、ポリエステル(PET)、またはポリアミド(PA)を含み得る。
特に、この発明のシステムの感圧接着テープのキャリア層がプラスチックフィルムを含む場合、このシステムの感圧接着テープは、前記テープの安定性をさらに向上させるために、その上部面上に少なくとも1つの付加的な織物構造を有していてもよい。この付加的な織物構造は、おそらく望まれる取外し手順において、この発明のシステムの感圧接着テープの寸法的な安定性を特に向上させ、したがって、残留物質をほとんど残すことのない取外し可能性がさらに向上または助長され得るという点において、システムの取扱いを向上させることが可能である。
この発明のシステムの加工可能性をさらに向上させるには、好ましい一実施例によれば、感圧接着テープが少なくともその上部面上に取外し可能な保護フィルムを有することが可能である。このように、既に敷設され、その下方面で接着された感圧接着テープは、床被覆物がまず方向付けおよび/または切断のためにその上に固定されずに置かれることを依然として可能にし、そのため、実際の接着は、そのような方向付け/切断が行なわれ、保護フィルムが折り重ねられてセクション毎に取外され、付加的な接着剤が塗布され、固定されるべき床被覆物が次にその上に押圧されて初めて行なわれる。
取外し可能な保護フィルムが感圧接着テープの少なくとも上部面上で滑りを防止するように実現される、この発明のシステムの一実施例が特に好ましい。このように、この発明のシステムの使用者は、床に既に敷設されたこの発明の感圧接着テープの、まだ取外されない保護フィルムの上を安全に踏むことができ、これによって職業上の安全がさらに高まり、この発明によるシステムの取扱いも向上する。このことは、さもなければ滑りによる負傷の危険が特に高い場所である階段に床被覆物を敷設する場合の採用に関して特に当てはまる。滑り防止設計は、好ましくは、結節、窪み、溝、または、穿孔アパーチャを有する穿孔を含む。穿孔を有する特に好ましい一実施例を、以下に説明する。
感圧接着テープが、100mm〜2000mmの範囲、特に140mm〜1500mmの範囲、特に170mm〜300mmの範囲の幅を有し、階段に用いられる際の幅が特に230mm、床に用いられる際の幅が少なくとも350mmであるこの発明のシステムの一実施例が、さらに好ましい。このため、好ましくは、床被覆物が設けられる床の広い面または全面の接着および被覆が可能であり、階段の場合、230mmは従来の階段の高さとちょうど一致する。この発明のシステムの加工可能性はこのため特に改善され、したがって簡略化され、床被覆物の固定の安定性は、この好ましい実施例に従ったこの発明のシ
ステムの感圧接着テープを全面または広い面に適用することにより、接着面が拡大することによって改善される。この発明のシステムの感圧接着テープを、細片様におよび/またはセクション毎に設計および適用することすら、好ましくは可能であり、これはたとえば制約のある物理的状況では特に望ましく、有利な場合がある。
床被覆物を接着するために、付加的な接着剤を広い面または全面にわたって塗布することで、この発明の接着性をさらに改善することができる。
この発明によれば、好ましい一実施例に従ったこのシステムの感圧接着テープのキャリア層は、10〜200μmの範囲、好ましくは25〜150μmの範囲、特に好ましくは50〜120μmの範囲の厚さを有する。
接着力を有利に調節可能とするために、および、良好な接着力を提供しつつ、同時に、残留物質をほとんど残さない取外しの選択肢を備えるこの発明のシステムの取扱いをさらに改善するために、感圧接着テープの底部面は、上部面の接着コーティングの接着強度よりも接着強度が低い接着コーティングを有し得る。特に、この発明のシステムに従って感圧接着テープを大きな面に接着および適用する場合、このことは依然として確実な接着を時間とともに達成する。
異なる接着強度を得るために、感圧接着テープの2つの面に異なる接着剤塗布重量が提供され、接着強度の大きい面は接着剤塗布重量が大きい。
接着剤塗布重量は、好ましくは、少なくとも上部面上で5〜250g/m2の範囲にあり、特に好ましくは、少なくとも下方面上で8〜200g/m2の範囲にあり、さらに好ましくは10〜150g/m2の範囲にある。
加えて、好ましくは、少なくともこの発明のシステムの感圧接着テープの上部面上の接着コーティングは、軟化剤に対して耐性がある接着剤を含み得る。この発明のシステムの感圧接着テープの上部面および底部面の接着コーティングは、特に好ましくは、軟化剤に対して耐性がある接着剤を含む。
この発明のシステムの感圧接着テープの接着コーティングがホットメルト接着剤、または、特に好ましくはアクリル酸塩接着剤を含む一実施例も好ましい。このため、特にこの発明の接着剤と相互に作用する場合、この発明によれば、敷設されるべき床被覆物の特にしっかりとした固定が長期間にわたって特に保証され得る。
感圧接着テープの接着コーティングが上部面および底部面上に異なる接着剤を含むこの発明のシステムの一実施例が、さらに好ましい。このため、適切な調節は、固定されるべき床被覆物の特にしっかりとした、かつ耐久性がある固定をもたらす。特に、結果的に生じる固定されるべき床被覆物の裏当てへの接着が特に強力でかつ耐久性があるものになるように、上部側の感圧接着テープの接着コーティングと付加的な接着剤との間で相乗効果が起こることを考慮に入れることができる。
このシステムの付加的な接着剤なしでの感圧接着テープの接着強度は、少なくとも底部面での接着力(DIN 1939に準拠する剥離力として測定)が、好ましくはおよそ1〜50N/25mm、特に好ましくは3〜40N/25mm、特に好ましくは5〜30N/25mmの大きさである。
たとえば、残留水分を多少有するフローリング漆喰(キーンズセメント)の床上に床被覆物を敷設する場合に水分の影響によって起こり得る、この発明のシステムの接着力およ
び固定効果の低下を最低限に抑え、または回避するためには、たとえば、この発明のシステムの感圧接着テープのキャリア層および接着コーティングは、好ましくは、0.2m〜30mの範囲、好ましくは0.5m〜10mの範囲のsd値を備える水蒸気浸透性を有する。
この水蒸気浸透性はまた、好ましくは、この発明のシステムの感圧接着テープの面のうちの少なくとも1つのキャリア面および/または接着コーティングに、全面にわたって分散され、好ましくは10cm未満の距離で互いに間隔をあけられ、かつ4mm2未満の断面を有する穿孔アパーチャが開けられることでも達成可能である。面のうちの少なくとも1つのキャリア層および接着コーティングにおける対応する穿孔アパーチャは、好ましくは、整列して配置される。
上述のようなこの発明のシステムの感圧接着テープの少なくとも上部面の取外し可能な保護フィルムの好ましい滑り防止設計は、特に好ましくは、上述の穿孔によって実現可能であり、そのため、キャリア層および接着コーティングにおける穿孔アパーチャの整列した配置は、面のうちの少なくとも1つに影響し、好ましくは、取外し可能な保護フィルムの穿孔の穿孔アパーチャの配置にも影響する。
加工可能性をさらに改善するには、好ましい一実施例によれば、この発明のシステムの感圧接着テープはロールに巻かれており、ロールから巻き出すことによって加工可能である。
床被覆物、特に敷詰めカーペットを床、特に階段に敷設するためのこの発明の方法では、システム、特に上述の種類に従ったシステムが提供され、このシステムは感圧接着テープと接着剤とを有し、感圧接着テープは、床被覆物に面する上部面上、および床または階段に面する底部面上に接着コーティングでコーティングされたキャリア層を有する。この発明の方法では、感圧接着テープは床に、好ましくは広い面または全面もしくはセクション毎に適用される。接着剤は少なくとも部分的に、特に剪断および/また引張応力が特に大きい領域に塗布され、床被覆物の裏当ては対応するシステムに接着される。この発明の方法を使用すると、感圧接着テープの接着性は、付加的な接着剤からの耐久性がありかつしっかりとした固定と組合され、これは簡単な取扱いにつながる。さらに、床被覆物は、接着剤のための硬化時間中、既に感圧接着テープによって形状および位置を保って保持されている。硬化し、後に乾燥する接着剤は、さらに長い使用期間にわたって床被覆物のしっかりとした接着を支援する。つまり、感圧接着テープは最初、ある種の設置補助となることが可能であり、床被覆物が設置された直後にその形状および位置を損なうことなくその上を歩行可能であることを確実にする。そして、付加的な接着剤も、改良された長期間の安定性を大きい応力下でも確実にし得る。上述の組合された効果(即時の固定および長期間にわたる接着力)に加え、この発明の感圧接着テープおよび接着剤双方の使用は、床からの取外し可能性を提供し、この取外し可能性はまた、残留物質をほとんど残さない。先行技術では慣例であるように接着剤を単独で使用する場合、残留物質をほとんど残さずに床から取外せるものはない。
この発明の方法の取扱いをさらに改善するために、特に、残留物質がほとんどない取外し可能性を実現するために、この発明の好ましい一実施例によれば、接着剤は、感圧接着テープの上部面の接着コーティング上に、または床被覆物の裏当てに塗布され、床被覆物の裏当ては対応するシステムに接着される。
この発明の方法の別の好ましい実施例によれば、床は好ましくは、広い面にわたって、または全面にわたって感圧接着テープで覆われ得る。
接着剤はまた、面全体、好ましくは感圧接着テープの面全体にも塗布可能である。これは、この発明による、広い面にわたる好ましい固定につながる。
固定されるべき床被覆物の移動および/または切断を容易にするため、この発明の好ましい一実施例によれば、感圧接着テープには、少なくともその上部面に、接着剤を塗布する前、および/または床被覆物を接着する前に取外される取外し可能な保護フィルムを設けることが可能である。

Claims (29)

  1. 床被覆物、特に敷詰めカーペットを、床、特に階段に敷設するためのシステムであって、
    前記システムは感圧接着テープと接着剤とを有し、前記感圧接着テープは、前記床被覆物に面する上部面上、および、前記床または前記階段に面する底部面上に接着コーティングでコーティングされたキャリア層を有し、前記接着剤は、特に特定の剪断応力および/または剥離応力を備えた領域に前記床被覆物の裏当てを接着するために少なくとも部分的に塗布可能であることを特徴とする、床被覆物を敷設するためのシステム。
  2. 前記接着剤は、前記感圧接着テープと前記床被覆物の前記裏当てとの間で、前記感圧接着テープの前記上部面に、または前記床被覆物の裏当てに塗布可能であることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記接着剤は、ペースト、液体またはホットメルトの形で存在することを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記接着剤は、前記床被覆物の前記裏当てに関して最適化された接着特性を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記接着剤は、分散主剤または反応システムに基づいた接着剤であり、好ましくは、特に1Kまたは2Kシステムのエポキシ樹脂接着剤、特に1Kおよび2Kシステムのポリウレタン接着剤、特に1Kシステムのアクリル酸塩またはメタクリリック接着剤、MSまたはMSPポリマー、特に反応性ホットメルトで好ましくはPUまたはEVAベースを備えたホットメルトの群からのものであり、熱硬化性、熱活性化1Kシステムが好ましく、湿度硬化性1K反応システムが特に好ましい、請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記接着剤は、カートリッジ、チューブまたは袋内に、もしくは接着剤のバーとして存在し、前記カートリッジ、チューブ、袋またはバーを受入れるのに好適な対応するグルーガンを使用して加工可能であり、好ましくはホットグルーガンで加工可能であることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記接着剤は、ビン、缶または圧力タンク内に存在することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記感圧接着テープの前記キャリア層は、繊維織物、織布、不織布、またはプラスチックフィルムを含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載のシステム。
  9. 前記感圧接着テープは、少なくとも前記上部面上に取外し可能な保護フィルムを有することを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記取外し可能な保護フィルムは、少なくとも上部面上で滑りを防止するように実現され、好ましくは結節、窪み、溝、または穿孔アパーチャを備えた穿孔で実現されることを特徴とする、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記感圧接着テープは、100mm〜2000mmの範囲、特に140mm〜1500mmの範囲、特に170mm〜300mmの範囲の幅を有し、階段に用いられる際の幅は特に230mm、床に用いられる際の幅は少なくとも350mmであることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載のシステム。
  12. 前記感圧接着テープの前記キャリア層は、10〜200μmの範囲、好ましくは25〜150μmの範囲、特に好ましくは50〜120μmの範囲の厚さを有することを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載のシステム。
  13. 前記感圧接着テープの前記底部面は、前記上部面の前記接着コーティングの接着強度よりも接着強度が低い接着コーティングを有することを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記載のシステム。
  14. 異なる接着強度を得るために、前記2つの面に異なる接着剤塗布重量が提供され、接着強度が大きい前記面は接着剤塗布重量が大きいことを特徴とする、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記接着剤塗布重量は、少なくとも前記上部面上で5〜250g/m2の範囲にあり、特に、少なくとも前記上部面上で8〜200g/m2の範囲にあり、特に好ましくは10〜150g/m2であることを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  16. 少なくとも前記感圧接着テープの前記上部面上の前記接着コーティングは、軟化剤に対して耐性のある接着剤を含み、好ましくは、前記感圧接着テープの前記上部面上および前記感圧接着テープの前記底部面上の前記接着コーティングは、軟化剤に対して耐性のある接着剤を含む、請求項1から15のいずれかに記載のシステム。
  17. 前記感圧接着テープの前記接着コーティングは、ホットメルト接着剤、または、特に好ましくはアクリル酸塩接着剤を含むことを特徴とする、請求項1から16のいずれかに記載のシステム。
  18. 前記感圧接着テープの前記接着コーティングは、前記上部面上および前記底部面上に異なる接着剤を含むことを特徴とする、請求項1から17のいずれかに記載のシステム。
  19. 付加的な接着剤なしでの前記感圧接着テープの接着強度は、少なくとも底部面での接着力(DIN 1939に準拠する剥離力として測定)が、およそ1〜50N/25mm、特に3〜40N/25mm、特に5〜30N/25mmの大きさであることを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載のシステム。
  20. 前記感圧接着テープの前記キャリア層および前記接着コーティングは、0.2m〜30mの範囲、特に好ましくは0.5m〜10mの範囲の値を備える水蒸気浸透性を有するよう実現されることを特徴とする、請求項1から19のいずれかに記載のシステム。
  21. 前記感圧接着層の前記面のうちの少なくとも1つの前記キャリア層および/または前記接着コーティングに、全面にわたって分散され、好ましくは10cm未満の距離で互いに間隔をあけられ、かつ4mm2未満の断面を有する穿孔アパーチャが開けられることを特徴とする、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記面のうちのの少なくとも1つの前記キャリア層および前記接着コーティングの前記穿孔アパーチャは、整列して配置されることを特徴とする、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記取外し可能な保護フィルムの前記穿孔の前記穿孔アパーチャは、前記感圧接着テープの前記面のうちのの少なくとも1つの前記キャリア層および/または前記接着コーティングの前記穿孔アパーチャと整列して配置されることを特徴とする、請求項10、21お
    よび22のいずれかに記載のシステム。
  24. 前記感圧接着テープはロールに巻かれており、ロールから巻き出すことによって加工可能であることを特徴とする、請求項1から23のいずれかに記載のシステム。
  25. 床被覆物、特に敷詰めカーペットを、床、特に階段に敷設するための方法であって、
    システム、特に請求項1から24のいずれかに記載のシステムが提供され、前記システムは感圧接着テープと接着剤とを有し、前記感圧接着テープは、前記床被覆物に面する上部面上、および、前記床または前記階段に面する底部面上に接着コーティングでコーティングされたキャリア層を有すること、前記感圧接着テープは前記床に接着されること、前記接着剤は、特に特定の剪断および/または引張歪みを備えた領域に少なくとも部分的に塗布されること、および、前記床被覆物の裏当ては前記システムに接着されることを特徴とする、床被覆物を敷設するための方法。
  26. 前記接着剤は、前記感圧接着テープの前記上部面の前記接着コーティング上に、または床被覆物の裏当てに塗布されること、および、前記床被覆物の裏当ては前記システムに接着されることを特徴とする、請求項25に記載の方法。
  27. 前記床は、全面にわたって前記感圧接着テープで覆われることを特徴とする、請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記感圧接着テープは、少なくともその上部面に、前記接着剤を塗布する前、および/または前記床材を接着する前に取外される取外し可能な保護フィルムを有することを特徴とする、請求項25から27のいずれかに記載の方法。
  29. 前記接着剤は、前記感圧接着テープの全面に塗布されることを特徴とする、請求項25から28のいずれかに記載の方法。
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