JP2005125873A - ハイブリッド式電動車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】操縦性能、走行性能を高めることが可能で、しかも小型エンジン発電機を搭載し、小型・軽量のハイブリッド式電動車両を提供する。
【解決手段】操向輪4と駆動輪7とを備え、エンジン10によって駆動する発電機13の発電電力とバッテリ15の電力とを駆動モータ18に給電し、この駆動モータ18の動力を駆動輪7に伝達して走行するハイブリッド式電動車両1であって、駆動モータ18を駆動輪7の車軸8より離間した位置に配置し、変速機37,40を、駆動モータ18の部分と駆動輪7の車軸部とに配置し、駆動モータ18の動力を、チェーンまたはドライブシャフトで駆動輪側に伝達する。
【選択図】図1
【解決手段】操向輪4と駆動輪7とを備え、エンジン10によって駆動する発電機13の発電電力とバッテリ15の電力とを駆動モータ18に給電し、この駆動モータ18の動力を駆動輪7に伝達して走行するハイブリッド式電動車両1であって、駆動モータ18を駆動輪7の車軸8より離間した位置に配置し、変速機37,40を、駆動モータ18の部分と駆動輪7の車軸部とに配置し、駆動モータ18の動力を、チェーンまたはドライブシャフトで駆動輪側に伝達する。
【選択図】図1
Description
この発明は、エンジン駆動式の発電機とバッテリとを備えたハイブリッド式電動車両に関するものである。
従来、電動車両の一つとして、Vベルト式動力伝動装置の後輪を挟んで反対側の位置に、駆動モータと駆動モータの動力を駆動軸に伝動する動力伝達系統とを収納するモータ駆動用ユニットを設け、かつVベルト式動力伝達系統とモータ用の動力伝達系統との両者の間で動力切換を行う切換機構を設けたものがある(例えば、特許文献1)。
また、駆動輪を駆動する駆動モータに給電するバッテリを走行中に充電するエンジン駆動式の発電機を搭載したハイブリッド式電動車両があり、この電動車両は発電機の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力のみで走行する構成を採っているものがある(例えば、特許文献2)。
特開平8−175475号公報
特開2001−105899号公報
このようなハイブリッド式電動車両で、駆動輪を駆動する駆動モータを駆動輪のホイールに備える場合には、モータトルクと回転数の相関特性により、低速高トルク仕様の場合には発進・登坂はよくても速度がでない、逆に速度が出る仕様にすると発進加速・登坂が悪くなるなどの問題があった。
また、駆動モータをホイールの中心に配置すると、車輪内に重量のある駆動モータがくるため操縦安定性能が犠牲になる。
さらに、変速機を導入する場合には、駆動モータを駆動輪のホイールに備えると、さらに車輪内部の構造が複雑になり、重量配分なども難しくなるなどの問題があった。この問題は二輪車両で顕著である。
この発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、操縦性能、走行性能を高めることが可能で、しかも小型エンジン発電機を搭載し、小型・軽量のハイブリッド式電動車両を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、操向輪と駆動輪とを備え、エンジンによって駆動する発電機の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力を前記駆動輪に伝達して走行するハイブリッド式電動車両であって、
前記駆動モータを前記駆動輪の車軸より離間した位置に配置し、
前記変速機を、前記駆動モータの部分と前記駆動輪の車軸部とに配置し、
前記駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで前記駆動輪側に伝達することを特徴とするハイブリッド式電動車両である。
前記駆動モータを前記駆動輪の車軸より離間した位置に配置し、
前記変速機を、前記駆動モータの部分と前記駆動輪の車軸部とに配置し、
前記駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで前記駆動輪側に伝達することを特徴とするハイブリッド式電動車両である。
請求項2に記載の発明は、操向輪と駆動輪とを備え、エンジンによって駆動する発電機
の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力を前記駆動輪に伝達して走行するハイブリッド式電動車両であって、
前記駆動モータを前記駆動輪の車軸より離間した位置に配置し、
前記変速機を、前記駆動モータの部分または前記駆動輪の車軸部に配置し、
前記駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで前記駆動輪側に伝達することを特徴とするハイブリッド式電動車両である。
の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力を前記駆動輪に伝達して走行するハイブリッド式電動車両であって、
前記駆動モータを前記駆動輪の車軸より離間した位置に配置し、
前記変速機を、前記駆動モータの部分または前記駆動輪の車軸部に配置し、
前記駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで前記駆動輪側に伝達することを特徴とするハイブリッド式電動車両である。
請求項3に記載の発明は、前記変速機は、自動変速機であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド式電動車両である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、変速機を、駆動モータの部分と駆動輪の車軸部とに配置し、駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで駆動輪側に伝達することで、速度レンジを幅広くすることができ、小型の駆動モータでも十分な発進性能を確保しながら、より速い最高速度を達成することができる。
また、変速機を駆動モータ側と駆動輪の両方に設置することで、その構造を小型で簡単にすることが可能になり、また駆動輪側の重量増加を最小に抑えながら、変速機を取り入れることも可能になる。
また、駆動モータに最大または定格出力の小さなものを利用しても十分な速度での走行性能を維持できることから、小型エンジン発動機を搭載した省エネルギーで排気ガスの少ないクリーンな小型・軽量の新型ハイブリッド式電動車両を構成することが可能になる。
請求項2に記載の発明では、変速機を駆動モータの部分または駆動輪の車軸部に配置し、駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで駆動側に伝達することで、速度レンジを幅広くすることができ、小型の駆動モータでも十分な発進性能を確保しながら、より速い最高速度を達成することができる。
また、変速機を駆動モータ側または駆動輪側に設置することで、その構造を簡単にすることが可能になる。
また、変速機を駆動モータの部分または駆動輪の車軸部に配置することで、モータ最大または定格出力の小さなものを利用しても十分な速度での走行性能を維持できることから、小型エンジン発動機を搭載した省エネルギーで排気ガスの少ないクリーンな小型・軽量の新型ハイブリッド式電動車両を構成することが可能になる。
請求項3に記載の発明では、変速機は、自動変速機であり、更に操縦者の操作を簡便にできることで、操縦性能・走行性能を高めることが可能になる。
以下、この発明のハイブリッド式電動車両の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
図1はハイブリッド式電動車両の側面図、図2はハイブリッド式電動車両の車体を破断した断面図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図、図4は図1のIV−IV線に沿う断面図、図5は駆動モータ部の断面図、図6は駆動輪の車軸部に配置される変速機の
概略図、図7はハイブリッド式電動車両の動力伝達を説明する図である。
概略図、図7はハイブリッド式電動車両の動力伝達を説明する図である。
この実施の形態のハイブリッド式電動車両1は、車体2の前端部2aに回動自在に支持させたフロントフォーク3を有する。このフロントフォーク3には、下部に操向輪4である前輪が支持され、上部に操向ハンドル5が取り付けられている。
車体2の後端部2bには、左右一対のアーム2cが後方に伸び、この左右一対のアーム2cには駆動輪7である後輪の車軸8が支持されている。また、車体2の後端部2bには、サドル支持部2dが上方へ伸びるように設けられ、このサドル支持部2dにサドル9が取り付けられている。
車体2の前端部2aと後端部2bとの間に、ステップ部2eが設けられ、このステップ部2eは、図2に示すように、左右一対のアーム2cの幅よりやや広幅になっており、サドル9に着座したライダーの足載せスペースを確保している。 この車体2のステップ部2eには、図1及び図2に示すように、前側にエンジン10が配置され、平面視においてエンジン10の右側に吸気系11が配置され、左側に排気系12が配置されている。このエンジン10の後方位置に発電機13が配置され、この発電機13はエンジン10によって発電する。このエンジン10の上方位置には、エンジン10の燃料を貯留する燃料タンク14が配置されている。
エンジン10は、ステップ部2eより車両走方向前側に設けられ、エンジン10によって発生する振動がライダーに伝わりにくい構成となっている。
また、車体2のステップ部2eには、発電機13の後方位置にバッテリ15が配置され、さらにバッテリ15の後方位置にハイブリッド制御コントローラ16とモータコントローラ17が配置されている。このハイブリッド制御コントローラ16とモータコントローラ17の後方には、駆動モータ18が配置されている。この駆動モータ18のスプロケット18aはチェーン19を介して駆動輪7のホイール20のスプロケット21に連結されている。
駆動モータ18と駆動輪7の車軸部の距離を短くするため、駆動モータ18はエンジン10より車両走行方向後側に設けられる。
このように駆動モータ18の動力はチェーン19を介して駆動輪7側へ伝達されるが、ドライブシャフトを介して駆動輪7側へ伝達するようにしてもよい。チェーン19としては通常自転車等に用いられる金属製のチェーンやゴムベルトを炭素繊維で強化したチェーンが用いられる。
バッテリ15は、図7に示すように、多数のバッテリセル15aと、バッテリ残量計15b、バッテリ温度計15cとから構成している。バッテリセル15aは、従来からよく知られているニッケル水素単電池またはニッケルカドミウム単電池などからなり、それぞれを直列に接続している。バッテリ残量計15bはバッテリ残量情報をハイブリッド制御コントローラ16へ送り、バッテリ温度計15cは、バッテリ温度情報をハイブリッド制御コントローラ16へ送る。
この実施の形態のハイブリッド式電動車両1は、操向輪4と駆動輪7とを備え、この操向輪4と駆動輪7の間には、エンジン10、発電機13、バッテリ15、ハイブリッド制御コントローラ16、モータコントローラ17及び駆動モータ18が車体2に配置されている。このエンジン10によって駆動する発電機13の発電電力とバッテリ15の電力と
を駆動モータ18に給電し、この駆動モータ18の動力を駆動輪7に伝達して走行する。
を駆動モータ18に給電し、この駆動モータ18の動力を駆動輪7に伝達して走行する。
この実施の形態の駆動モータ18は、図5に示すように、モータハウジング30が本体ハウジング31、蓋ハウジング32,33から構成されている。この本体ハウジング31に蓋ハウジング32,33が取付ボルト34,35によって締め付け固定され、このモータハウジング30内にモータ36と変速機37が配置されている。
このモータ36は、モータ軸36a、ステータ36b、ロータ36cから構成されている。モータ軸36aの一端部は蓋ハウジング32に設けた軸受32aに軸支され、他端部は、両端部は本体ハウジング31の隔壁31aに設けた軸受31bに軸支されている。ステータ36bは、コア36b1とフィールドコイル36b2を有し、コア36b1にフィールドコイル36b2が巻付けられている。このステータ36bは、本体ハウジング31に固定されている。ロータ36cは、アマチュアコイル36c1とコンミュテータ36c2を有している。このアマチュアコイル36c1とコンミュテータ36c2はモータ軸36aに固定され、フィールドコイル36b2とアマチュアコイル36c1に電流を流すことでモータ軸36aが回転する。
変速機37は、第1変速ギヤ37a、第2変速ギヤ37b、支持体37c及び出力軸37dを有する自動変速機である。支持体37cは、取付ボルト37eによって本体ハウジング31の隔壁31aに取り付けられている。この支持体37cと隔壁31aのボス部31a1との間に支持された支持軸37fに第1変速ギヤ37aがスリーブ37f1を介して回動可能に支持され、この第1変速ギヤ37aは入力側ギヤ37a1と出力側ギヤ37a2とを有している。この入力側ギヤ37a1は、モータ軸36aのギヤ36a1と噛み合い、出力側ギヤ37a2は第2変速ギヤ37bのギヤ37b1と噛み合っている。
この第2変速ギヤ37bは、出力軸37dにスプライン係合して一体回転可能に設けられ、モータ軸36aの回転が第1変速ギヤ37a、第2変速ギヤ37bによって変速され、出力軸37dに伝達される。この出力軸37dの一端部はスリーブ37c1を介して支持体37cに回動可能に支持され、他端部は軸受33aを介して蓋ハウジング33に軸支され、この出力軸37dの先端部にはスプロケット18aが取付ボルト18bによって締め付け固定されている。
この実施の形態の駆動輪7のホイール20には、図6に示すように、変速機40が配置されている。この変速機40は、シフトドラム41、遊星ギヤ42を有している。シフトドラム41は、ギヤ41a〜41cを有し、このギヤ41a〜41cは遊星ギヤ42のギヤ42a〜42cと噛み合っている。ギヤ42a〜42cは一体に形成され、遊星軸42dに回動可能に設けられている。この遊星軸42dは、ホイール20のスプロケット21とリング43に支持されている。
この実施の形態では、シフトドラム41のギヤ41a〜41cと遊星ギヤ42のギヤ42a〜42cとの噛み合いを選択して固定することで変速比が設定される自動変速機である。例えば、シフトドラム41のギヤ41a〜41cと遊星ギヤ42のギヤ42a〜42cとの噛み合いがいずれも固定が選択されない場合には、直結される。シフトドラム41のギヤ41aと遊星ギヤ42のギヤ42aが選択して固定され、シフトドラム41のギヤ41bと遊星ギヤ42のギヤ42bが選択して固定され、シフトドラム41のギヤ41cと遊星ギヤ42のギヤ42cが選択して固定される毎に、変速比が減速され、スプロケット21の回転を変速してリング43へ出力し、駆動輪7を駆動する。
ハイブリッド制御コントローラ16は、バッテリ15の充放電と、エンジン10の回転数を制御するためのもので、図7に示すように、エンジン制御手段16a、バッテリ15
の残存容量を設定する残存容量設定手段16bなどを備えるとともに、表示装置50を接続している。表示装置50は、図示していない警告灯を備えており、操向ハンドル5の近傍に設けている。バッテリ15が劣化しているときにハイブリッド制御コントローラ16が警告灯を点灯させる。バッテリ15の劣化は、バッテリ残量計15bのバッテリ残量情報に基づき残存容量設定手段16bが検出する。
の残存容量を設定する残存容量設定手段16bなどを備えるとともに、表示装置50を接続している。表示装置50は、図示していない警告灯を備えており、操向ハンドル5の近傍に設けている。バッテリ15が劣化しているときにハイブリッド制御コントローラ16が警告灯を点灯させる。バッテリ15の劣化は、バッテリ残量計15bのバッテリ残量情報に基づき残存容量設定手段16bが検出する。
エンジン制御手段16aは、残存容量設定手段16bが設定した残存容量が予め定めた下限値を下回ったときにエンジン10を始動して発電機13による発電・充電を開始させ、残存容量が予め定めた上限値に達したときにエンジン10を停止して発電機13による発電・充電を中止する回路を採っている。すなわち、バッテリ15の残存容量が下限値を下回ったときには、残存容量が上限値に達するまでエンジン10によって発電機13を駆動し、発電機13が発電する電力で充電する。
また、エンジン制御手段16aは、車速センサ51が検出した車速が予め定めた値を上回っている高速時には、エンジン10を停止する回路を採っている。また、車速センサ51の検出で、ハイブリッド式電動車両1が走行しないで停止している時には、エンジン10を停止する回路を採っている。
ライダーのアクセル操作によって出力されるアクセル信号がモータコントローラ17に入力され、このモータコントローラ17は、アクセル操作力の大きさに略比例するように駆動モータ18の動力を制御する回路を採っている。
この実施の形態のエンジン10の始動は、発電機13でクランク軸10aを駆動することによって実施し、エンジン10の停止は、ハイブリッド制御コントローラ16が点火回路を開くことによって実施する。
この実施の形態では、駆動モータ18を車体2の後端部2bに配置し、駆動輪7の車軸8より離間した位置であり、かつ変速機37を駆動モータ18の部分に配置し、変速機40を駆動輪7の車軸部とに配置している。このように、変速機37,40を、駆動モータ18の部分と駆動輪7の車軸部とに配置し、駆動モータ18の動力を、チェーン19で駆動輪側に伝達することで、速度レンジを幅広くすることができ、小型の駆動モータ18でも十分な発進性能を確保しながら、最高速度も効率よく達成することができる。駆動モータ18は駆動輪7のタイヤ外周部7aよりも車両走行方向前側に配置されている。
また、変速機37,40を駆動モータ側と駆動輪の両方に設置することで、その構造を小型で簡単にすることが可能になる。また、駆動輪側の重量増加を最小に抑えながら、変速機37,40を取り入れることも可能になる。
また、変速機37,40を配置する構造とすることで、モータ最大または定格出力の小さなものを利用しても十分な速度での走行性能を維持できることから、小型エンジン発動機を搭載した省エネルギーで排気ガスの少ないクリーンな小型・軽量の新型ハイブリッド式電動車両1を構成することが可能になる。
また、変速機37,40は、自動変速機であり、更に操縦者の操作を簡便にできることで、操縦性能・走行性能を高めることが可能になる。なお、変速機37または変速機40の一方を自動変速機としてもよい。また、この実施の形態では、駆動モータ18の動力を、チェーン19に代えてドライブシャフトで駆動輪側に伝達するようにしてもよい。
また、図1乃至図7の実施の形態では、変速機37を駆動モータ18の部分に配置し、変速機40を駆動輪7の車軸部に配置しているが、他の実施の形態として変速機を駆動モ
ータ18または駆動輪7の車軸部に配置してもよい。
ータ18または駆動輪7の車軸部に配置してもよい。
変速機を駆動モータ18の部分または駆動輪7の車軸部に配置し、駆動モータ18の動力を、チェーンまたはドライブシャフトで駆動側に伝達することで、速度レンジを幅広くすることができ、小型の駆動モータ18でも十分な発進性能を確保しながら、最高速度も効率よく達成することができる。
また、変速機を駆動モータ側または駆動輪側に設置することで、その構造を簡単にすることが可能になる。
また、変速機を駆動モータ側または駆動輪側に設置することで、モータ最大または定格出力の小さなものを利用しても十分な速度での走行性能を維持できることから、小型エンジン発動機を搭載した省エネルギーで排気ガスの少ないクリーンな小型・軽量の新型ハイブリッド式電動車両を構成することが可能になる。
この発明は、操向輪と駆動輪とを備え、エンジンによって駆動する発電機の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力を前記駆動輪に伝達して走行する小型・軽量のハイブリッド式電動車両に適用できる。
1 ハイブリッド式電動車両
2 車体
4 操向輪
7 駆動輪
8 車軸
10 エンジン
13 発電機
15 バッテリ
16 ハイブリッド制御コントローラ
17 モータコントローラ
18 駆動モータ
19 チェーン
20 ホイール
36 モータ
2 車体
4 操向輪
7 駆動輪
8 車軸
10 エンジン
13 発電機
15 バッテリ
16 ハイブリッド制御コントローラ
17 モータコントローラ
18 駆動モータ
19 チェーン
20 ホイール
36 モータ
Claims (3)
- 操向輪と駆動輪とを備え、エンジンによって駆動する発電機の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力を前記駆動輪に伝達して走行するハイブリッド式電動車両であって、
前記駆動モータを前記駆動輪の車軸より離間した位置に配置し、
前記変速機を、前記駆動モータの部分と前記駆動輪の車軸部とに配置し、
前記駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで前記駆動輪側に伝達することを特徴とするハイブリッド式電動車両。 - 操向輪と駆動輪とを備え、エンジンによって駆動する発電機の発電電力とバッテリの電力とを駆動モータに給電し、この駆動モータの動力を前記駆動輪に伝達して走行するハイブリッド式電動車両であって、
前記駆動モータを前記駆動輪の車軸より離間した位置に配置し、
前記変速機を、前記駆動モータの部分または前記駆動輪の車軸部に配置し、
前記駆動モータの動力を、チェーンまたはドライブシャフトで前記駆動輪側に伝達することを特徴とするハイブリッド式電動車両。 - 前記変速機は、自動変速機であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド式電動車両。
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KR100997614B1 (ko) * | 2008-08-29 | 2010-12-01 | 조순암 | 전기 오토바이 |
JP2017088117A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の軸支持構造 |
-
2003
- 2003-10-22 JP JP2003361853A patent/JP2005125873A/ja active Pending
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KR100997614B1 (ko) * | 2008-08-29 | 2010-12-01 | 조순암 | 전기 오토바이 |
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