JP2005125490A - 低静電容量の人工ナノ孔を作成するための装置及び方法 - Google Patents

低静電容量の人工ナノ孔を作成するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】絶縁体への比較的広い液体接触領域に対して低静電容量を提供し、同時に、絶縁体の表面に沿って引かれた電気リード線に対して低静電容量を提供するナノ孔を構築するための装置及び方法を提供する。
【解決手段】低静電容量を示すナノ孔チップを作成するための装置及び方法である。該装置は、ナノ孔を作成するのに適した剛性の半導体フレーム上に薄いダイアフラムを提供する。該ダイアフラムは、静電容量を低減するために、関連付けられたより厚い絶縁領域を有する。該装置を作成するための方法もまた開示される。
【選択図】図3

Description

本発明は一般にナノ孔の分野に関し、特に低静電容量の人工ナノ孔を作成するための装置及び方法に関する。
ナノメータスケールでの物体の取り扱いは、多くの電子光学、化学、及び生物学の発展にとって重要である(Li等著「Ion beam sculpting at nanometer length scale」,Nature,412:2001年,166−169を参照)。このような「Ion Beam Sculpting」のような技法は、分子スケールの穴及びナノ孔を、薄い絶縁膜内に作成することができる見込みを示している。これらの孔はまた、分子スケールの電子接合及びスイッチを局地的に配置することにも有効である(Li等著「Ion beam sculpting at nanometer length scale」,Nature,412:2001年,166−169を参照)。
人工ナノ孔は、様々な研究グループによって多くの材料で作成されてきている。一般には、そのアプローチは、ナノ孔チップを形成するために、固体の材料内か、又は厚いシリコンのフレーム上に支えられた材料の薄い自立型のダイアフラム(隔壁、又は仕切り板)内に、これらのナノ孔を作ることである。ダイアフラム材料のために現在まで使用されてきている幾つかの材料は、窒化シリコンと、二酸化シリコンとを含む。
米国特許出願第10/462,216号 米国特許出願第10/670,554号 米国特許出願第10/670,551号 Li等著「Ion Beam Sculpting at nanometer length scale」,Nature,412:2001年,166−169 A Bagolini等著「Polyimide sacrificial layer and novel materials for post-processing surface micromachining」J.Micromech.Microeng.12:2002年,385−389 Xuan−Qi Wang等著「Polymer-Based Electrospray Chips for Mass Spectrometry」Proceedings,IEEE 12th International Micro Electro Mechanical Systems Conference(MEMS‘99)Orlando,Florida,pp.523−528,1999年1月17−21日
シリコンフレーム上に作られる人工ナノ孔の問題点は、シリコンが、半導体であり、且つ、典型的には1〜50オーム−cmの範囲内の低い固有抵抗を有することである。その固有抵抗は、窒化シリコンか又は二酸化シリコンのような真の絶縁体の固有抵抗よりもずっと低い。例えば、窒化シリコンは典型的には、1010オーム−cmよりも大きい抵抗を有するが、高い固有抵抗のシリコンでさえ、たった10オーム−cm程度の固有抵抗しか持たない。従って、シリコン基板は、静電容量の計算の目的のために、ほぼ短絡であると考えることができ、シリコン基板上の人工ナノ孔と、そのナノ孔に関連付けられた任意の電気リード線とが、好ましからざる高い静電容量値を有する結果となる。例えば、その窒化シリコン層が200nm厚で、且つ、ナノ孔チップと導電性の液体との接触範囲が1mm口径の円である場合には、絶縁体全体にわたる静電容量は、260ピコファラッド(260pF)に達する可能性がある。このことは、周波数帯域を極度に制限する。その周波数帯域についてナノ孔を通る電流を測定することが可能になる。
この高静電容量の問題は、単純なナノ孔構造については、導電性の液体とナノ孔基板との接触領域を制限する関連付けられた外部パッケージを構築することによって低減されることができる。その結果、絶縁体全体にわたる静電容量の総量を、1ピコファラッド(1pF)程度の値に低減することができる。しかしながら、小さな液体接触領域をただ生成するだけのために外部パッケージを使用することは、多くの場合困難で、問題があることが多く、そのアプローチは、低静電容量の電気リード線をシリコンフレーム上の絶縁層の表面上に配置する必要性を無視する。従って、絶縁体への比較的広い液体接触領域に対して低静電容量を提供し、同時に、絶縁体の表面に沿って引かれた電気リード線に対して低静電容量を提供するアプローチが必要とされる。
従来技術のプロセス及びデザインが有するこれらの問題、及び他の問題は、本発明によって取り除かれる。本出願内において上記に、及び下記に引用された参考文献は、参照として本出願に組み込まれる。しかしながら、引用された参考文献又は技術は、本出願に先行する従来技術として認定されているわけではない。
本発明は、ナノ孔を構築するための装置及び方法を提供する。
以下に記述された言葉において使用される用語は、装置の明解な説明と一致させるようにして本発明の装置及び方法を説明するために、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」、「第5の」、「第6の」等の形容詞を用いて説明されるが、装置を作成する方法における連続するステップに関連付けられた順番通りであることは、必ずしも必要ではないことを理解されたい。特に、本明細書におけるこれらの形容詞の使用は、本明細書における数値的順序を意味するものではなく、単に言葉上の分類方法として使用されるにすぎない。例えば、特定の特徴を説明するための「第3の」という用語の使用は、対応する「第2の」特徴の存在を必ずしも暗示するものではない。
装置は、ダイアフラムの形態を有し、且つ、剛性フレームによって支持された第1の絶縁材料を含む第1の領域を備える。該剛性フレームはまた、ダイアフラムよりもずっと厚い第2の絶縁体を含む第2の領域を支持しており、且つ、ダイアフラムの平面の下の空間内に低静電容量を提供するために、ダイアフラムの平面の下に配置されている。装置はまた、ダイアフラムの厚さよりも厚い第3の絶縁体を含む第3の領域を備える。該第3の領域は、ダイアフラムの上に配置されており、且つ、穴を有している。その穴は、その穴を通してダイアフラム内に置かれたナノ孔の頂上の入り口を露出させるためのものである。該第3の領域はまた、ダイアフラムの表面上に配置された電気リード線及びマイクロ流体リード線の上に置かれている。装置はまた、該第3の領域の上に配置された第4の絶縁体を含む第4の領域を備える。該4の領域は、該第3の領域よりも厚くなっており、且つ、穴を有している。その穴は、その穴を通して該第3の領域の表面上の一部分を露出させるためのものである。更なるダイアフラム材料を含む第5の領域が、ある実施形態において存在することができる。絶縁材料を含む第6の領域が、ダイアフラムから遠く離れた領域内か又は液体接触領域から遠く離れた領域内の電気リード線か又はマイクロ流体リード線の下に低静電容量を提供するために、本発明のある実施形態において存在することができる。ある実施形態において、第2の、第3の、及び第4の領域のうちの1つかそれ以上を最小とすることができるか、又は無くすことができる。ある実施形態において、1つかそれ以上の電気リード線とマイクロ流体リード線とを無くすことができる。
本発明はまた、装置を作成する方法を提供する。装置を作成する該方法は、
半導体基板を提供するステップと、
基板の上主面を含む基板上面の下の画定された環状空間内に第2の絶縁材料を含む第2の領域を形成するステップであって、該第2の領域は、該基板の上面と同一平面の第2の領域の上面を有することからなる、ステップと、
ダイアフラムの下に配置される第5の領域を形成するステップと、
電気リード線とマイクロ流体リード線とのうちの1つの下に配置される第6の絶縁領域を形成するステップと、
基板の上面の上と、第2の領域の上面の上とに、第1の材料を含む層を形成するステップと、
第1の材料の下面を露出させるために、環状空間の下の基板から貯蔵材料を除去し、これによりダイアフラムを形成するステップと、
ダイアフラム内にナノ孔を形成するステップと、
ナノ孔に関連付けられた電極と電極絶縁領域とを形成するステップと、
ナノ孔に関連付けられた電気リード線を形成するステップと、
ナノ孔に関連付けられたマイクロ流体リード線を形成するステップと、
ダイアフラムの上面上と、電気リード線及びマイクロ流体リード線上とに、第3の材料の層を形成するステップと、
ナノ孔の上側の入口を露出させるために、該第3の材料を通る穴を形成し、それによって該第3の領域の形状を確立させるステップと、
該第3の領域上に、第4の材料の層を形成するステップと、
該第3の領域の上面の一部分を露出させるために、第4の材料を通る穴を形成するステップであって、該第4の材料を通る前記穴は、第3の材料を通る穴より大きな口径を有し、それにより、第4の領域の形状を確立させることからなる、ステップ
とによって、ナノ孔チップを作成するステップを含む。
上述の方法のステップに続いて、更なるデバイスの作成とパッケージングとを実施させることができ、それらの実施には、複数のナノ孔チップを基板から個々のチップ形状へとシンギュレーションすること、電気ワイヤを取り付けること、外部流体チャンネルをマイクロ流体チャンネルへと取り付けること、フェイスシール流体チャンネルをチップの上面及び底面へと取り付けること、電気信号を導入すること、化学種(例えば分子のような化学的実体又は分子状粒子)を導入すること、並びに電気的、電子的、光学的、化学的、及び電気化学的手段のうちの1つか又はそれ以上によってデータを記録することを含むが、これらに限定されるものではない。
上記の方法のステップを、任意の論理的に一貫したやり方に変更することができる。例えば、第4の材料を通る穴が形成された後に、ナノ孔を形成することができる。第4の材料を通る穴が形成された後に、第3の材料を通る穴を形成することができる。電気リード線を形成するステップとマイクロ流体リード線を形成するステップとのうちの1つのステップか、又は両方のステップを無くすことができる。電極を形成するステップと、電極に関連付けられた絶縁体を形成するステップとを変更するか、又は無くすことができる。
絶縁体への比較的広い液体接触領域に対して低静電容量を提供し、同時に、絶縁体の表に沿って引かれた電気リード線に対して低静電容量を提供する低減するナノ孔を作成することができる。
本発明は、添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
本発明を詳細に説明する前に、本発明は、特定の構成、方法ステップ、又は機器に限定されるものではなく、それ自体、変更可能であることを理解されたい。更に、本明細書内で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけのものであって、制限することを意図するものではないことも理解されたい。本明細書内に記載された方法は、記載された事象の順序だけでなく、論理的に可能な記載された事象の任意の順序で実行されることができる。
以下に他のやり方を明記しない限り、本明細書において使用される全ての技術的及び科学的用語は、本発明の属する分野における当業者によって共通に理解されるものとして、同じ意味を持つ。更に、特定の要素は、本明細書において明確化の目的のために定義されている。本出願における用語が、当業者の使用法と矛盾する場合には、本明細書内の使用法が支配するものとする。
数値の範囲が提供されている場合には、該範囲の上限と下限との間の、明確に指示するコンテキストが他にない限りは下限の10分の1単位までのそれぞれの介在値と、その指定された範囲内での任意の他の指定された値か又は介在値とが、本発明内に含まれることを理解されたい。指定された範囲内で特別に限界が除外されることを条件として、これらのより小さな範囲の上限と下限とを、そのより小さな範囲内に独立に含めることができ、これらの上限及び下限もまた本発明内に含まれる。指定された範囲が上限と下限のうちの一方か又は両方を含む場合には、これらの含まれる上限と下限とのうちのどちらか一方か又は両方を除く範囲もまた、本発明内に含まれる。
本明細書に記載される方法は、記載された事象の順番だけでなく、論理的に可能な記載された事象の任意の順番で実行されることができる。
本明細書内及び添付の特許請求の範囲内に使用されるように、「1つの」、「その」、及び「〜のうちの1つ」という単数形式は、明確に指示するコンテキストが他にない限りは、複数の指示対象を含むことに留意する必要がある。
「約」という用語は、近いか又は近似しているが、正確には一致してはいないことを指す。エラーの少マージンが存在する。このエラーのマージンは、プラスか又はマイナスの同じ整数値を超えない。例えば、約0.1μmは、0よりも低くはないが、0.2よりも高くはないことを意味する。
「ナノ孔」という用語は、少なくとも一対の電極間にある任意の孔又は穴か、或いは固体基板内の穴のことを指す。ナノ孔は大きさを広げることができ、約1nm〜約300nmの範囲とすることができる。最も効果的なナノ孔は、おおよそ2nm程度の大きさを有する。
「隣接する」という用語は、何かが近くにあるか、隣にあるか、又は隣に接していることを指す。例えば、伸張層が、圧縮層の近くにあるか、圧縮層の隣にあるか、又は圧縮層の隣に接している可能性がある。
「実質的に平坦」という用語は、表面が、ほぼ平らか、又は平面であることを指す。多くの場合において、この用語は、ほとんど平らか、又はほぼ均一に平らであると解釈されるべきである。制限されたか、又は不均一ではない面が存在する。
「横方向の広がり」という用語は、ダイアフラムの構成要素か又はデバイス全体の実質的に平坦な主面に対して実質的に平行になっている1つの方向か、或いは複数の方向のことを指す。従って、例えば、表面に沿って蛇行する長く薄い指のような材料は、横方向の広がりを有する。その横方向の広がりは、その長さに垂直な方向においては全体長と比べて短く、その長さに沿った方向においては長い。更にまた、例えば円形の領域は、横方向の広がりを有する。その横方向の広がりは、それが置かれる主面に平行な全ての方向に均一である。
以下に記述された言葉において、及び添付の特許請求の範囲において使用される用語は、装置の明解な説明と一致させるようにして本発明の装置及び方法を説明するために、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」、「第5の」、「第6の」等の形容詞を用いて説明されるが、装置を作成する方法における連続するステップに関連付けられた順番であることが必ずしも必要ではないことを理解されたい。特に、本明細書におけるこれらの形容詞の使用は、本明細書における数値的順序を意味するものではなく、単に言葉上の分類方法として使用されるにすぎない。例えば、特定の特徴を説明するための「第3の」という用語の使用は、対応する「第2の」特徴の存在を必ずしも暗示するものではない。このような形容詞の使用は、装置の説明と、方法の説明と、特許請求の範囲との間で一貫している。
図1〜図4は、本発明の装置10を示す。図1は、図3内に示される面1−1での装置10の平面図であり、図2は、図3に示される面2−2での装置10の平面図である。面1−1は、平面ではなく、図1における装置の特徴を明確に説明するために図3の中心内に上方への突起を有する。面1−1は、垂直な中心線(図3において図示せず)の周囲に軸対称(回転対称)である。図3は、図1に示される面3−3での断面図である。図4A〜4Hは、装置10を作成する方法におけるステップを示す。図は、一律の縮尺に従ってるわけではなく、幾つかの特徴は、説明の目的のために非常に誇張されている。
ダイアフラム14を通って延在する第1の穴を含むナノ孔12は、図内に全体として描かれており、ダイアフラム14は、半導体チップ18を含む剛性フレームによって支持されている。ダイアフラム14は、5μmから少なくとも100μmまでの横方向の範囲に及ぶことができる。ダイアフラム14は、第1の絶縁材料を含み、典型的には200nm厚の窒化シリコンを含む。ダイアフラム14は、更なる1つの材料か又は複数の材料(図示せず)を含むことができる。本明細書に記載される寸法は、単なる例示を目的とするためであり、本発明の範囲を制限するように解釈されるべきではない。
図1〜図3を参照して、以下に本発明の装置10の詳細な説明をする。第1の穴を含むナノ孔12が、ダイアフラム14内に配置されている。ダイアフラム14は、第1の絶縁材料を含む窓(ウィンドウ)を備え、第2の絶縁材料を含む第2の領域16を含む環状部品(カラー)内に支持されている。第2の領域16は、半導体(典型的にはシリコン)からなる基板18内に支持されている。図1〜図3には図示されていないが、図4Eにおいて構成部分54として示される第5の絶縁領域は、オプションとしてダイアフラムの追加部分を備えることができる。第6の絶縁領域19が、基板18の上、及び電気リード線20とマイクロ流体リード線22とのうちの1つの下に、配置されている。マイクロ流体チャンネル24は、マイクロ流体リード線22の中に配置されている。典型的には5μm径である第3の空洞26と、典型的には60μm径である第4の空洞28とが、それぞれ第3の領域30と、第4の領域32とを貫通している。第3の領域30は、第3の絶縁材料を含み、構成部分14、16、18、19、20、及び24の上に配置されている。第4の領域32は、第4の絶縁材料を含み、領域30の上に配置されている。構成部分34は、装置10の上に付加される外部パッケージを含む。オーリング(Oリング)36は、グランド(パッキン押さえ)38内に置かれ、パッケージ空洞40内に配置される液体溶液の接触領域(図示せず)を画定している。該液体溶液の接触領域は、領域32と、領域30と、ダイアフラム14と、ナノ孔12とに接触している。液体溶液(図示せず)はまた、ダイアフラム14下の基板空洞41内に配置され、ダイアフラム14とナノ孔12とに接触している。示されるように、基板空洞41は、基板18を通して全体に延在しているが、このことは本発明にとって必ずしも必要ではない。示されるように、基板空洞41の頂上付近の基板空洞41の横方向の広がりは、領域16の一部分と一致しているが、このことは重要ではない。基板空洞41の頂上付近の基板空洞41の横方向の広がりは、その代わりに又はそれに加えて、ダイアフラム14の一部分と一致することができる。
電気リード線20は、ナノ孔12の付近に達しており、2003年6月12日に出願された米国特許出願第10/462,216号の「NANOPORE WITH RESONANT TUNNELING ELECTRODES」に詳細に記載されているように、例えばトンネル電極へと接触させることができる。この出願は、ナノ孔に関連付けられた共振トンネル電極の構造及び作成方法の両方を記載しており、この記載と本明細書における装置10の記載とに基づいて、このような共振トンネル電極を装置10内に組み込むことができることが理解されよう。
マイクロ流体チャンネル24は、マイクロ流体リード線22内に配置されており、マイクロ流体チャンネル22は、ナノ孔12の付近に達している。リード線22とチャンネル24とは、マイクロ構造の製造分野における当業者に既知の方法によって作られることができる。例えば、リード線22は、ポジ型フォトレジストを含む予備形成されたマンドレル領域上に90℃の温度で付着された酸窒化物を含むことができる。該マンドレル領域は、チャンネル24を形成するために、アセトン内で溶解されることによって後に除去される。この技法は、Sandiaの研究者のCarol Ashbyと、Carolyn Matzkeとによって開発されてきたもので、http://www.sandia.gov/media/NewsRel/NR2000/canals.htmでウェブ上に詳述されている。代替として、リード線22は、ポリイミドを含む予備形成されたマンドレル領域上に250℃の温度で付着された二酸化シリコンを含むことができる。該ポリイミドは、チャンネル24を形成するために、高密度酸素プラズマエッチング(例えば、A Bagolini等著「Polyimide sacrificial layer and novel materials for post-processing surface micromachining」J.Micromech.Microeng.12:2002年,385−389を参照)によってか、又は苛性エッチング(例えば、http://www.dupont.com/kapton/general/caustic-etching.pdfを参照)によって後に除去される。例えば、Xuan−Qi Wang等著「Polymer-Based Electrospray Chips for Mass Spectrometry」Proceedings,IEEE 12th International Micro Electro Mechanical Systems Conference(MEMS‘99)Orlando,Florida,pp.523−528, 1999年1月17−21日の論文に報告されているものと類似の手法でマイクロ流体リード線22を形成するために、Parylene(パリレン)(登録商標)を使用することができる。リード線22とチャンネル24とを作成するために使用される材料及び方法の他のバリエーションが、マイクロ構造の製造分野における当業者によって考え出されるであろう。有利なことに、リード線22は、絶縁材料を含むことができ、従って、チャンネル24を満たす液体溶液内に電界が作られることを可能にしている。チャンネル24の長さに沿った水圧の低下と、チャンネル24の長さに沿った電界との組み合わせによって、有利に迅速に、チャンネル24を満たす液体の溶液内の分子を、ナノ孔12に近い位置へと移動させることができる。このような分子の移動は、圧力によって引き起こされる流れと、電気浸透の流れと、電気泳動の流れとの組み合わせによって発生させることができ、従って、パッケージ空洞40か又は基板空洞41のいずれかの中の更に遠くにある導入ポイントからナノ孔12へのそのような分子の拡散によって達成されることができる速さよりも遙かに速く、そのような分子をナノ孔12の近くへと配置させている。
領域30は、第3の絶縁材料を含む第3の領域を含む。領域30は、構成部分14、16、18、19、20、及び24の上に配置されて描かれている。ある例においては、第3の絶縁材料がマイクロ流体リード線22の側壁を含むことが望ましい可能性があることが理解されるべきである。その場合には、マイクロ流体リード線22と領域30とは単一構造からなることができる。空洞26は、領域30を貫通し、且つ、ダイアフラム14の上とナノ孔12の上とに開口部を提供する第3の空洞を含む。
領域32は、第4の絶縁材料を含む第4の領域を含む。空洞28は、領域32を貫通し、且つ、領域30上に開口部を提供する第4の空洞を含む。
装置が使用中の時には、パッケージ空洞40と基板空洞41とは、典型的には、導電性のイオン水溶性溶液で満たされる。パッケージ空洞40と基板空洞41との間のダイアフラム14にわたる静電容量は、領域16、30、及び32が無い場合には大きいことが理解されよう。領域30が存在する場合、領域30がダイアフラム14よりもずっと厚い場合、及び空洞26が小さな横方向の広がりを有する場合には、そのような静電容量はより小さくなる。そのような静電容量はまた、領域16が存在する場合、領域16がダイアフラム14よりもずっと厚い場合、及び領域16がオーリング36の横方向の広がりを越えて延在する場合にも、より小さくなる。そのような静電容量はまた、領域32が存在する場合、領域32がダイアフラム14よりもずっと厚い場合、及び空洞28が小さな横方向の広がりを有する場合にも、より小さくなる。
更に、電気リード線20か又はマイクロ流体リード線22と、パッケージ空洞40との間の静電容量は、領域30と32とが存在しない場合には大きいことが理解されよう。そのような静電容量は、領域30が存在して且つこれが厚い場合にはより小さくなり、領域32が存在して且つこれが厚い場合にもより小さくなる。
同様に、電気リード線20か又はマイクロ流体リード線22と、基板空洞41との間の静電容量は、領域16と19とが存在しない場合には大きいことが理解されよう。そのような静電容量は、領域16が存在して且つこれが厚い場合にはより小さくなり、領域19が存在して且つこれが厚い場合にもより小さくなる。
装置の全ての領域についての材料の選択は、プロセス互換性の検討と、誘電率と抵抗率とを含む電気的特性と、測定中及び清浄中の装置の利用の互換性とに依存する。典型的には窒化シリコンを含むダイアフラム14は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。典型的には二酸化シリコンを含む領域16は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。典型的にはシリコンを含む領域18は、シリコン、ゲルマニウム、及びガリウム砒素を含む(但しこれらに限定されない)グループからの半導体を含む。典型的にはアルミニウムを含む電気リード線20は、アルミニウム、金、プラチナ、パラジウム、イリジウム、銅、クロム、及びニッケルを含む(但しこれらに限定されない)金属、珪化物、有機導体、及び超伝導体のうちの1つを含むことができる導電性材料を含む。典型的には酸窒化物を含むマイクロ流体リード線22は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。マイクロ流体チャンネル24は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むマンドレル材料を用いて形成されることができる。典型的にはポリイミドを含む領域30は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。典型的にはポリイミドを含む領域32は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。典型的には二酸化シリコンを含む領域19は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。領域54は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属を含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含むことができる。
従って、本発明の装置は、材料の選択、領域の厚み、領域の横方向の広がり、及び空洞の横方向の広がりによって最適化されることができ、その結果、ダイアフラム14にわたる、並びに、リード線20と22とから空洞40と41とのうちの1つか両方までの所望の最小の静電容量を提供することができる。
電気リード線20とマイクロ流体リード線22とは、図1〜図3内に、及び上記の説明において、第3の領域のすぐ下の位置に表されてきたが、このことが本発明に必ずしも必要とは限らないことが理解されよう。代替として、又は追加として、リード線20か又は22は、第3の領域の上、第4の領域の上、層50の底面の平面の下にある基板のへこんだ領域内、及び基板空洞41内を含む(但しこれらに限定されない)位置に配置されることができる。
本発明の装置を説明して来たが、次に順番に本発明の作成方法の説明を行う。図4A〜図4Hは、本発明の装置10を製作する方法におけるステップを示す。
方法は、図4Aに示されるように、基板18を提供するステップと、基板18上に形成される例えば二酸化シリコンを含むマスキング層42を形成するステップとによって開始する。
方法は、図4Bに示されるように続き、例えばマスキング領域44へのリソグラフィ及びエッチングによって層42が画定される。空洞領域46は、例えば水に水酸化カリウムを入れた高温の水溶性苛性溶液内でエッチングされることによって形成され、例えば10μmの深さにエッチングされる。
方法は、図4Cに示されるように続き、空洞領域46が、典型的にはTEOS酸化蒸着法のような蒸着方法によって、絶縁領域48を形成する第2の絶縁材料で充填される。図4Bに示される構造と図4Cに示される構造との間で、典型的には化学機械研磨法(CMP)による基板18上面の平坦化が実施されることが理解されよう。領域49は、例えば熱成長させられた二酸化シリコンを含む第5及び第6の絶縁材料を含む。該熱成長させられた二酸化シリコンは、典型的にはCMPの後に形成される。図4Cに示された構造体は、サンディア研究所で開発され、MEMXによって商品化されたSUMMIT V作成プロセス(例えばhttp://www.memx.com/technology.htmを参照)を使用することによってか、又は他の作成プロセスによって形成されることができることが理解されよう。これと同時に、アクティブな電気回路構成及びマイクロ構造(図示せず)のうちの1つが、SUMMIT Vプロセスを使用することによってか又は他の作成プロセスによって、基板18中か又は基板18上のうちのいずれかに作られることができる。領域49が形成されるのと同時に、絶縁体の層(図示せず)が、基板18の下面上に形成されることができる。
方法は、図4Dに示されるように続き、典型的には窒化シリコンを含む第1の絶縁材料を含む層50が、典型的には低圧化学気相蒸着法によって、領域48及び49の上に形成される。有利なことに、層50が形成されるのと同時に、基板18の下面上に、又は基板18の下面上にある任意の層か又は構造体の露出された下面上に、層52が形成される。
方法は、図4Eに示されるように続き、ここで、層52(もはや図示されていない)が、リソグラフとプラズマエッチングとによって、基板空洞41を形成するために、典型的には水酸化カリウムの高温水溶性苛性溶液内で実施される基板18の後のエッチングのためのマスキング領域に形成される。第5の領域54は、第5の絶縁材料を含み、該第5の絶縁材料は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、及び窒化プラズマを含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含む。図4Dにおける領域49の1つであった領域54の下面は、エッチングプロセスによって露出されているが、領域49の他の部分は、今や図1〜図3に示されるような第6の絶縁領域を含む領域19を形成している。第6の絶縁領域は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、及び窒化プラズマを含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つか又はそれ以上を含む。領域48は、今や図1〜図3に示されるような領域16を形成し、層50は、今や、図1〜図3に示されるように、ダイアフラム14内へのエッチングプロセスによって形成されている。
有利なことに、領域54は、ダイアフラム14の下の位置に残されることができ、これにより領域54とダイアフラム14とが、複合ダイアフラムを形成する。このような複合ダイアフラムは、2003年9月25日に出願された米国特許出願第10/670,554号「APPARATUS AND METHOD FOR MAKING A TENSILE DIAPHRAGM WITH A COMPRESSIVE REGION」に記載されているような圧縮領域を有する伸張性ダイアフラムへと有利に形成されることができる。圧縮領域を有する該伸張性ダイアフラムは、本出願において明確には示されないやり方で、本方法の後のステップにおいて使用される。
代替として、及び有利なことに、領域54は、ダイアフラム14の下の位置に残されることができ、これにより領域54とダイアフラム14とが、複合ダイアフラムを形成する。このような複合ダイアフラムは、2003年9月25日に出願された米国特許出願第10/670,551号「APPARATUS AND METHOD FOR MAKING A TENSILE DIAPHRAGM WITH AN INSERT」に記載されているような挿入部を有する伸張性ダイアフラムへと形成されることができる。挿入部を有する該伸張性ダイアフラムは、本出願において明確には示されないやり方で、本方法の後のステップにおいて使用されており、作成プロセスのある後の時点で領域54は除去される。
図4Eに示される作成プロセス内の時点で、ナノ孔12は作られることができ、次に、プロセスにおいて後に形成される層で覆われることができ、プロセスの終盤で再露出されることができる。2003年6月12日に出願された米国特許出願第10/462,216号「Nanopore with resonant tunneling electrodes」に記載されているように、本発明の装置内にナノ孔に関連付けられた電極が含まれるようにする場合には、この方法におけるこの時点で、ナノ孔が作られることができ、電極と、関連する絶縁体とが作られることができる。説明の簡単化のために、ナノ孔、電極、及び絶縁体の作成は、本明細書において明確には説明されていないが、そのような作成は、2003年6月12日に出願された米国特許出願第10/462,216号「Nanopore with resonant tunneling electrodes」に記載されている手法で実施されることができることが理解されよう。代替として、ナノ孔、電極、及び絶縁体の作成は、作成プロセス内のこの時点で開始されることができ、作成プロセス内において後に完了されることができる。代替として、図4F〜図4Hに示されるように、ナノ孔の作成を、作成プロセス内の後の方に遅らせることもできる。
方法は、図4Fにおいて示されるように続き、領域54が、作成方法の簡略な説明を目的として除去されている。電気リード線20とマイクロ流体チャンネル24を有するマイクロ流体リード線22とは、当業者に利用可能な技法を使用して作成される。具体的には、マイクロ流体チャンネル24は、マイクロ流体チャンネル24の上に次の層が置かれる前に、アセトン溶解法か、酸素プラズマエッチングか、又は苛性エッチングのような上述の除去技法を使用することによって開けられることができるが、領域57の下のチャンネル22の局所領域内においては、有利なことには、流体が侵入する可能性のある開口部を無くすことができる。領域57の下の領域における開口部の欠如は、図1に示されるようなチャンネル22の水平のものを、図4F内に示される作成プロセスの段階で、図1において示されるようなチャンネル22の垂直のものに結合させることによって、達成されることができる。ナノ孔から遠く離れた領域内のナノ孔チップ上では、後に置かれる層がマイクロ流体チャンネル24の見えていない端部に侵入することを防ぐために、1つか又はそれ以上の様々な方法によって、マイクロ流体チャンネル24の見えていない端部を閉塞することができる。そのマイクロ流体チャンネル24に対して、後に外部流体連結を行うことができる。
典型的にはポリイミドを含み、典型的には約2μm厚である層56は、第3の絶縁材料を含み、領域30を形成するために後に形作られる。領域57は、図1〜図3に示される空洞26を形成するために後に除去される層56の一部分である。典型的にはアルミニウムを含む層58は、図1〜図3において示される空洞28の作成中にエッチストップ層として後に機能するマスキング材料である。層58は、金属、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマを含む(但しこれらに限定されない)グループのうちの1つを含むことができる。有利なことに、いくつかの例においては、層56は、感光性の材料を含むことができ、その結果、領域57は、この時点で現像ステップを実施せずに、フォトリソグラフィによる露光によって画定されることができ、層58が付着される前に、後に現像除去されることになる領域を残す。このような場合には、層58は、有利なことに、例えばアルミニウムのような金属からなる不透明材料を含むことができる。代替として、領域57の後のエッチングを可能にするために、穴(図示せず)を領域57上の層58内に形成することができる。
方法は、図4Gに示されるように続く。典型的にはポリイミドを含み、典型的には約25μm厚であり、第4の絶縁材料を含む層60は、層58の上に形成され、第4の空洞28は、領域32を画定するために層58内に形成される。第4の空洞28の底部での層58は、エッチストップ層として機能する。
方法は、図4H内に示されるような装置10の最終形状に続く。穴(図示せず)が、上述のように、領域57上の領域58内にあらかじめ形成されていた場合、且つ、層56を含む第3の絶縁材料が、層60の材料と類似のエッチング特性を有する場合には、エッチングは、領域57を除去するために、層58内の穴を通して単純に進行することができ、第3の空洞を含む空洞26を形成する。空洞28の底部における層58の部分は、次に端部62までエッチングされて除去される。空洞26の下の領域内のマイクロ流体リード線22が、次にエッチングされ、空洞26の下の領域内のマイクロ流体チャンネル24を開け、チャンネル24の開けられた局所の端部が、空洞26の端部とセルフアライメントされたままとなる。層58のうちのこれらの部分は、エッチング除去されずに所定の位置に残ったままであるが、図1〜図3に明確には示されていない。ナノ孔12は、例えば、アルゴン・イオンビーム造形が後に続く収束イオンビーム加工によって、次に形成され、図4H内に示されるような最終的なデバイス構造を生成する。
空洞28のエッチングの前に層58内に穴は形成されないが、あらかじめフォトリソグラフィによる露光が領域57で実施されている場合には、空洞28が形成された後に、空洞28の底部における層58の部分がエッチングされて除去される。フォトリソグラフィにより露光された領域57が、次に現像されて除去され、空洞26の下の領域内のマイクロ流体リード線22が、次にエッチングされ、空洞26の下の領域内のマイクロ流体チャンネル24を開き、チャンネル22の開けられた局所の端部が、空洞26の端部とセルフアライメントされたままとなる。ここでもまた、層58のうちのこれらの部分は、エッチング除去されずに所定の位置に残ったままであるが、図1〜図3に明確には示されていない。ナノ孔12が、例えば、アルゴン・イオンビーム造形が後に続く収束イオンビーム加工によって、次に形成され、図4H内に示されるような最終的なデバイス構造を生成する。
上述した作成シーケンスは例示に過ぎず、同じ最終構造に到達するために使用されることができる、当業者に既知の他の技法が存在することが理解されよう。様々な層間に既知の接着増進技法を使用することによって、作成プロセスの歩留りと最終的なナノ孔チップの品質とが改善されること、並びにこのような接着増進技法の使用は、明確には説明されていなくても、作成プロセス中に想定されることもまた理解されよう。
ナノ孔の作成は、収束イオンビームによる穴開け、及びアルゴン・イオンビームによる造形加工以外の手段によって達成されることができることが理解されよう。例えば、ナノ孔を作成する他の既知の手段は、マスキングしているナノ粒子の周りに層が蒸着されることによって後で続けられ、次いでナノ粒子が除去されることによって続けられるナノ粒子を用いたマスキングと、ナノ粒子によってマスクされた穴内のエッチングとを含む。既知のものであれ未知のものであれ、このような技法は、本発明の圧縮領域7内にナノ孔を作成するために使用されることができる。
本発明は、ナノ孔構造の作成における有用性を意図するものであるが、既知のデバイスと未知のデバイスとの両方の他のデバイスの作成についての有用性を持つことが理解されよう。このようなデバイスは、マイクロスケール及びナノスケールの寸法を持つデバイスを含む。マイクロスケールの寸法は、100nm〜1mmの寸法を含むものとして定義され、ナノスケールの寸法は、0.1nm〜1μmの寸法を含むものとして定義される。
本発明の装置10の平面図を示し、その視点は図3に示される面1−1である。 本発明の装置10の平面図を示し、その視点は図3に示される面2−2である。 本発明の装置10の断面図を示し、その視点は図1に示される面3−3である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。 本発明の方法のステップを示す図である。
符号の説明
10 装置
12 ナノ孔
14 ダイアフラム
16 第2の領域
18 基板、基板領域、半導体基板
19 第6の領域
20 電気リード線
22 マイクロ流体リード線
26 第3の空洞
28 第4の空洞
30 第3の領域
32 第4の領域
41 基板空洞
54 第5の領域

Claims (34)

  1. マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスを構築するための装置であって、
    ダイアフラムを含む第1の領域であって、該ダイアフラムは、第1の絶縁材料を含み、且つ上面と底面とを有することからなる、第1の領域と、
    前記第1の領域を支持する半導体材料を含む基板領域であって、該半導体材料は、前記ダイアフラムを横方向に囲む剛性フレームを含むことからなる基板領域と、
    前記ダイアフラムの下の基板空洞領域と、
    第3の絶縁材料を含む第3の領域であって、該第3の領域は、
    前記ダイアフラムの上に配置されており、且つ、
    前記ダイアフラムよりも実質的に厚くなっており、且つ、
    該第3の領域を通して前記ダイアフラムの前記上面の一部分を露出させる第3の空洞を有し、
    該ダイアフラムの前記上面の前記露出された部分は、マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスの作成に適合可能となっていることからなる、第3の領域
    とを備える、装置。
  2. 前記マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスは、前記ダイアフラムを通して延在する第1の穴を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスは、ナノ孔を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の領域を横方向に囲む第2の絶縁材料を含む第2の領域であって、該第2の領域は、前記第1の領域の前記底面とほぼ同一平面をなす上面を有し、且つ、前記第1の領域よりも実質的に厚いことからなる第2の領域を更に含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第3の領域上に配置される第4の絶縁材料を含む第4の領域であって、該第4の領域は、前記第1の領域よりも実質的に厚くなっており、且つ、該第4の領域を通して前記第3の空洞を囲む前記第3の領域の上面の一部分を露出させる該第4の空洞を有することからなる、第4の領域を更に含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ダイアフラムの底面層部分を含む第5の材料を更に含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記基板領域上に配置された第6の絶縁材料を含む第6の領域を更に含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1の領域は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1の領域は、窒化シリコンを含む、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第3の領域は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含む、請求項1に記載の装置。
  11. 前記第4の領域は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含む、請求項4に記載の装置。
  12. 前記第4の領域は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含む、請求項5に記載の装置。
  13. 前記ダイアフラムは、50nm〜500nmの厚さである、請求項1に記載の装置。
  14. 前記ダイアフラムは、約200nmの厚さである、請求項1に記載の装置。
  15. 前記第3の領域は、1〜50μmの厚さである、請求項1に記載の装置。
  16. 前記第3の領域は、約2μmの厚さである、請求項1に記載の装置。
  17. 前記第2の領域は、1〜20μmの厚さである、請求項4に記載の装置。
  18. 前記第2の領域は、約10μmの厚さである、請求項4に記載の装置。
  19. 前記第4の領域は、1〜50μmの厚さである、請求項5に記載の装置。
  20. 前記第4の領域は、約25μmの厚さである、請求項5に記載の装置。
  21. 前記半導体材料は、シリコン、ゲルマニウム、及びガリウム砒素のうちの1つを含む、請求項1に記載の装置。
  22. 前記第5の材料は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含む、請求項6に記載の装置。
  23. 前記第6の材料は、ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含む、請求項7に記載の装置。
  24. 電気リード線とマイクロ流体リード線とのうちの1つであって、該リード線は、前記第3の領域の下、前記第3の領域の上、前記第4の領域の上、前記ダイアフラムの底面の平面の下、及び前記基板空洞内のうちの1つを含む位置に配置されることからなる電気リード線とマイクロ流体リード線とのうちの1つを更に備える、請求項1に記載の装置。
  25. 金属、珪化物、有機導体、超伝導体、アルミニウム、金、プラチナ、パラジウム、イリジウム、銅、クロム、及びニッケルのうちの1つを含む電気リード線を更に備える、請求項24に記載の装置。
  26. ポリマー、フォトレジスト、SU8フォトレジスト、エポキシ、ポリイミド、Parylene(登録商標)、シリコンポリマー、二酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、シリコン濃度の高い窒化シリコン、TEOS酸化物、窒化プラズマ、絶縁体、半導体、及び金属のうちの1つを含むマイクロ流体リード線を更に備える、請求項24に記載の装置。
  27. マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスを構築するための装置を作成する方法であって、
    上主面と下主面とを有する半導体基板を提供するステップと、
    前記半導体基板上に、第1の絶縁材料を含む第1の領域を提供するステップと、
    前記第1の領域の下に基板空洞領域を形成し、それにより、前記第1の材料を含むダイアフラムを形成させるステップと、
    前記第1の領域上に、第3の絶縁材料を含む第3の領域を形成するステップであって、該第3の領域は、前記第1の領域よりも実質的に厚い、ステップと、
    前記第3の領域を通して第3の空洞を形成し、それにより、前記ダイアフラムの上面の一部分を露出させるステップであって、該ダイアフラムの上面の露出された部分は、マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスの作成に適合可能であることからなる、ステップ
    とを含む、方法。
  28. 前記マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスは、前記ダイアフラムを通って延在する第1の穴を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記マイクロスケールのデバイスとナノスケールのデバイスとのうちの1つのデバイスは、ナノ孔を含む、請求項27に記載の方法。
  30. 前記第1の領域を横方向に囲む第2の絶縁材料を含む第2の領域を提供するステップであって、該第2の領域は、前記第1の領域の前記底面とほぼ同一平面をなす上面を有し、且つ、前記第1の領域よりも実質的に厚いことからなる、ステップを更に含む、請求項27に記載の方法。
  31. 前記第3の領域上に配置された第4の絶縁材料を含む第4の領域を提供するステップであって、該第4の領域は、前記第1の領域よりも実質的に厚いことからなる、ステップと、
    前記第4の領域を通して第4の空洞を形成し、それにより、前記第3の空洞を囲む前記第3の領域の上面の一部分を露出させるステップ
    とを更に含む、請求項27に記載の方法。
  32. 前記ダイアフラムの底面層部分を含む第5の材料を提供するステップを更に含む、請求項27に記載の方法。
  33. 前記基板領域の上に配置された第6の絶縁材料を含む第6の領域を提供するステップを更に含む、請求項27に記載の方法。
  34. 電気リード線とマイクロ流体リード線とのうちの1つを提供するステップであって、該リード線は、前記第3の領域の下、前記第3の領域の上、前記第4の領域の上、前記ダイアフラムの底面の平面の下、及び前記基板空洞内のうちの1つを含む位置に配置されることからなる、ステップを更に含む、請求項27に記載の方法。
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