JP2005125471A - 鎌刃砥ぎ補助具 - Google Patents

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潔 清水
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Abstract

【課題】鎌の刃砥ぎに熟練していない初心者でも容易に刃砥ぎができる農作業現場に携帯可能な刃砥ぎ補助具を提供する。
【解決手段】鎌の柄を保持する柄保持部3と、突起11および12を有し刃口を砥石で研磨しやすい角度に鎌の刃を傾斜させて保持する刃保持部2と、口金を所定位置に留めるストッパー4と、脚5,6,7とから構成する。そして、刃保持部2で鎌の刃部を保持し、柄保持部3で鎌の柄を保持し、ストッパー4で鎌の口金を係止し、脚5,6,7によって所定の高さおよび傾斜を持たせるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、鎌の刃砥ぎに使用する器具に関し、さらに詳しくは、鎌の刃口を砥石を使って砥ぐ際の鎌を半固定する補助器具に関する。
農作業等では、大量の穀物の刈入れなどで、長時間にわたり鎌を使う場合が多く、切れ味が落ちると作業効率が落ちるので、しばしば作業の途中に、作業現場で鎌の刃口を砥いでいる。刃口を研ぐのには専ら砥石が使われており、すべて手作業でなされる。砥石は作業現場へ携帯してゆくのに負担にならない程度の小さなものが使われる。刃口の研磨は、鎌を動かないように固定しておき、略刃先角と同じ傾きを持って刃口に砥石を押し当てた状態で、その砥石を前後動させて研磨をするという方法が取られている。
しかしながら、鎌の刃口は鋭角に作られており、鎌の切れ味を良くするためには、前述のように、刃先の鋭角に合わせて砥石で研磨してゆくのであるが、砥石の刃口に対する角度を一定に保ちながら砥石を前後動させることは、熟練者であっても難しい作業である。角度が適当ではないと、刃先を丸めてしまったり刃こぼれを生じさせたりと、むしろ切れ味を低下させる場合も生じる。
従って、本発明の目的は、農作業等で使用される鎌の刃砥ぎ作業に使用される補助具であって、特別な技能を身につけていない初心者であっても鎌の刃砥ぎを容易に行うことができる鎌刃砥ぎ補助具を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、柄部と刃部と前記刃部を前記柄部に固定する口金部とからなる鎌本体を保持しながら前記鎌の刃部の刃口を砥石で研磨するようにした鎌刃砥ぎ補助具であって、前記鎌の柄部を保持する柄保持部と、前記鎌の刃部を載置して保持する刃保持部と、前記柄保持部および前記刃保持部を所定の高さで支持する支持脚と、から構成されることを特徴とする鎌刃砥ぎ補助具を提供するものである。
以上の構成において、前記鎌刃砥ぎ補助具は、更に、前記鎌の刃部が前記刃保持部の所望の位置に載置されるように前記口金部を所定位置に係止させる係止手段を有することが望ましい。
また、前記刃保持部は、端部に突起部を有していることが望ましく、前記柄保持部には、前記柄を安定して保持するための凹溝が長手方向に設けられていることが望ましい。
以上のように、本発明の鎌刃砥ぎ補助具によれば、鎌の柄部を保持する柄保持部と、鎌の刃部を載置して保持する刃保持部と、柄保持部および刃保持部を所定の高さで支持する支持脚とから構成するようにしたので、砥石の刃口に対する角度を一定に保ちながら砥石を前後動させることができる。このため、農作業等で使用される鎌の刃砥ぎ作業においても、特別な技能を身につけていない初心者であっても鎌の刃砥ぎを容易に行うことができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態に係る鎌刃砥ぎ補助具の外観を示す図であり、図1は正面側から見た斜視図、図2は背面側から見た斜視図、図3は側面図である。これら図1〜図3に示すように、鎌刃砥ぎ補助具1は、刃保持部2と、柄保持部3と、ストッパー4と、脚5,6,7と、で構成されている。
刃保持部2は、鎌刃砥ぎ作業において後述する鎌の刃部21を保持するものであって、上部には突起11,12とストッパー4が形成され、下部には脚5および脚6が形成されている。これらは1枚の鋼板から形成されている。このうち、突起11および12は、鎌刃砥ぎ補助具1に鎌を載置したとき、鎌の刃部21を峰方向に傾斜をつけて保持するためのものである。ストッパー4は、刃保持部2の長さ方向略中央部に凸状に形成されており、略直角に折り曲げられている。このストッパー4は、鎌の刃部21が刃保持部2の所望の位置にくるように、後述する口金23を所定位置に留めるためのものである。
柄保持部3は、後述する鎌の柄22を載置して保持するためのものであり、そのための案内溝13を有している。案内溝13の幅,深さあるいは曲率は鎌の柄22の断面に略あわせたサイズであって、鎌の柄22を嵌め込んで保持するのに適切なサイズとなっている。この柄保持部3は、ストッパー4と重なる部分において、ストッパー4と溶接等により接合されている。
なお、図3に示すように、柄保持部3の一端であって、刃保持部2が接合されている側と反対の側には、脚7が設けられている。この脚7は、柄保持部3を所望の角度に傾斜させて保持させるためのものである。
図4は、このように構成される鎌刃砥ぎ補助具1に鎌を載置した状態を示す図である。図に示すように、鎌の柄22は案内溝13に嵌まり込んで保持される。このとき、鎌の口金23をストッパー4に当接させ、ストッパー4で鎌の口金23を係止させるようにする。これにより、鎌の刃口の研磨時、刃部に加わる力により鎌の柄22がずれないようにしている。
以下、図4および図5を参照しながら、本発明の鎌刃砥ぎ補助具1で鎌の刃口を研磨する際の使用方法を説明する。
まず、図4に示すように、鎌刃砥ぎ補助具1に鎌を載置する。このとき鎌の柄22は案内溝13で一定の引っかかりが得られていれば鎌の柄22のずれは防止できるので、案内溝13の形状およびサイズと鎌の柄22の形状およびサイズとが、完全に一致していなくてもよい。そして、図5に示すように、柄保持部3を鎌の柄22に合わせて片手で握る。この際、口金23をストッパー4に押し付け係止させるようにし、鎌の柄22を案内溝13にそわせた状態で柄保持部3と鎌の柄22を合わせて握る。これにより、鎌の刃部21は鎌刃砥ぎ補助具1に固定された状態で保持される。この状態で、砥石8をもう一方の手に持って鎌の刃部21の刃口を研磨する。
鎌の峰24はゆるやかにカーブしているので、峰24を直接平らな地面に押し付けた場合、峰24の一部しか地面に接しない。しかもカーブしているので、峰24が僅かでも傾くと地面に接する位置が変わってしまう。鎌の柄22を片手で持ち、峰24を地面に押し付けて鎌の刃部21を動かないように固定した状態で、もう一方の手に砥石8を持って刃口を研磨しようとしても、砥石を刃口に押し付けて前後に動かし始めたとたんに力のバランスを崩してしまい、鎌の刃部21の固定ができなくなってしまう。本発明の鎌刃砥ぎ補助具1によれば、鎌の峰24は直接地面に接せず、その代わり、直線状になっている刃保持部2の脚5,6および柄保持部3下部の脚7が地面に接し、安定した多点支点を提供する。従って力のバランスが多少崩れても支点位置がずれることがなく、鎌の刃部21は安定固定される。また、刃保持部2は鎌の刃部21を横向きに傾斜保持する機構を有しており、その傾斜角度は一定に保たれるので、同様に安定固定状態を提供する。
また、鎌の柄22は柄保持部3の案内溝13の窪みにはめ込まれて保持される。鎌の柄22と柄保持部2はあわせて片手で把持するようにしているので、簡単に保持することができる。また、研磨時、刃口面は上に向けた状態で研磨される。従って刃口の研磨状態は常に目で確かめながら作業が行えるので、研磨異常が発生した場合、迅速に対応することができる。
このように、刃保持部2で鎌の刃部21を保持し、柄保持部3で鎌の柄22を保持し、ストッパー4で鎌の口金23を係止し、脚5,6,7によって所定の高さおよび傾斜を持たせるようにしたので、鎌の刃部21を安定して固定することができる。しかも、地面と鎌の刃口との距離をある程度確保でき、砥石8を前後動させても砥石8の先端が地面に当たることがなく、砥石8の前後方向の運動範囲が制限されることがない。従って、例えば、農作業の現場で鎌の刃砥ぎを行う場合など、刃砥ぎ作業に適した足場がない場合に特に効果を発揮することができる。
また、突起11及び12は、鎌の刃部21を峰24方向に、また、脚5、6及び7は鎌の刃部21を鎌の柄22方向に、それぞれ傾斜をつけて保持しているので、鎌の刃口の研磨作業を容易にすることができる。また、突起11及び12、脚5、6及び7の長さを変えることにより、使用者等の要望に応じて傾斜角は適時変更することもできる。突起11および12の長さはそれぞれ同じである必要はなく、突起自体を無くして平らにしてもよい。また、鎌には、片刃のものもあれば両刃のものもあり、右利き用の鎌もあれば、左利き用の鎌もあるが、刃保持部2は、刃部を左右いずれの横方向へも傾斜させて保持できるように構成してあるので、いずれの鎌にも対応できる。
なお、本実施の形態においては、鎌刃砥ぎ補助具1を構成する部品全ては鋼板より製作した。鋼板から刃保持部2を所望の形状に切り取る際、ストッパー4を形成する部分も該刃保持部につなげて切り取り、その部分を略垂直に曲げてストッパー4とし、柄保持部3は所望のサイズに鋼板を切り取り、鎌の柄22の断面に略あわせて湾曲させ、ストッパー4に溶接接続し、脚7も鋼板から切り取り、柄保持部3に溶接接続したが、勿論、ストッパー4は刃保持部2と一体形成する必要はなく、独立した部品として切り出し、接合してもよい。また、素材としては鋼板である必要はなく、アルミニウム板や合成樹脂板であってもよい。また、全ての部品を一体形成してもよい。また、例えば、図6に示すように、突起部の先端をL若しくはT状の突起11bおよび12bに加工し、鎌の刃部をより安定に保持するようにしてもよい。同様に脚も、図6の5b、6b、及び7bとして示すごとくL状に加工し、本発明の鎌刃砥ぎ補助具1の地面等への固定の際の安定度を増し加えてもよい。なお、図6には以上の安定度を得るための加工を全ての部分に施した場合を示しているが、このうちの必要な部分にのみ加工を施すのでよいことは言うまでもない。
本発明の鎌刃砥ぎ補助具は、農作業等で使用される鎌の刃砥ぎ作業に使用される補助具であって、本補助具を使用すれば、特別な技能を身につけていない初心者であっても鎌の刃砥ぎができ、農作業等の効率が上がる。
本発明の鎌刃砥ぎ補助具を刃保持部方向から見た斜視図である。 本発明の鎌刃砥ぎ補助具を柄保持部方向から見た斜視図である。 本発明の鎌刃砥ぎ補助具の側面図である。 鎌刃砥ぎ補助具に鎌を設置した図である。 鎌刃砥ぎ補助具を使用して鎌の刃口を砥石で研磨している図である。 突起の先端がL状の鎌刃砥ぎ補助具の斜視図である。
符号の説明
1 本体
2 刃保持部
3 柄保持部
4 ストッパー
8 砥石
21 鎌の刃部
22 鎌の柄
23 口金
24 峰

Claims (4)

  1. 柄部と刃部と前記刃部を前記柄部に固定する口金部とからなる鎌本体を保持しながら前記鎌の刃部の刃口を砥石で研磨するようにした鎌刃砥ぎ補助具であって、
    前記鎌の柄部を保持する柄保持部と、
    前記鎌の刃部を載置して保持する刃保持部と、
    前記柄保持部および前記刃保持部を所定の高さで支持する支持脚と、
    から構成されることを特徴とする鎌刃砥ぎ補助具。
  2. 前記鎌刃砥ぎ補助具は、更に、前記鎌の刃部が前記刃保持部の所望の位置に載置されるように前記口金部を所定位置に係止させる係止手段を有することを特徴とする請求項1に記載の鎌刃砥ぎ補助具。
  3. 前記刃保持部は、端部に突起部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の鎌刃砥ぎ補助具。
  4. 前記柄保持部には、前記柄を安定して保持するための凹溝が長手方向に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鎌刃砥ぎ補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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