JP2005124491A - マツタケ栽培容器セット、マツタケ栽培用培地およびマツタケの栽培方法 - Google Patents

マツタケ栽培容器セット、マツタケ栽培用培地およびマツタケの栽培方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 培養したマツタケ菌糸を天然のシロに移植することなく、人工栽培できるマツタケの栽培方法を提案すること。
【解決手段】 容器本体2の中に形成したマツタケ栽培用培地10は、鉄粉11の上に松ヤニを含浸させた松ヤニ含浸ろ紙12を敷き、その上に、弱酸性の寒天培地30を入れたものである。容器本体2に対して第1の蓋3を着脱してマツタケ菌植え付け用の凹部13aを形成し、ここにマツタケ菌糸を植え付け、第2の蓋4を被せて、雑菌が侵入しない状態で通気性を確保する。鉄粉11が酸化して水素イオンが発生し、マツタケ菌糸5は松ヤニの養分を吸収しながら、天然のシロに近い環境下でマツタケ菌糸5が繁殖するので、そこからキノコを発生させることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、寒天培地などの固体培地を用いてマツタケ菌を培養してマツタケを栽培するのに適したマツタケ栽培容器セットおよびマツタケ栽培用培地に関するものである。また、本発明は、これらマツタケ栽培容器セットおよびマツタケ栽培用培地を用いたマツタケの栽培方法に関するものである。
マツタケの人工培養方法あるいは人工栽培方法として、古くから各種の方法が試みられている。これらの方法の一つとして、試験管やフラスコに固体培地を入れ、滅菌後に、培地に胞子等のマツタケ種菌を植え付け、しかる後に、マツタケ菌の増殖、培養に適した雰囲気中に放置することにより、固体培地にマツタケ菌糸を増殖させる純粋培養方法が知られている。
純粋培養方法によれば、マツタケ種菌から培養されたマツタケ菌糸からは子実体原基を作り得ることは確認されている。しかし、それ以上の成果は確認あるいは報告されていない。従って、一般的には、純粋培養されたマツタケ菌糸を天然の培地(シロ)に移植して、アカマツの根に菌根を形成させ、そこでキノコを発生させるマツタケの人工栽培が試みられている(特許文献1)。
特開平5−13143号公報
しかし、純粋培養されたマツタケ菌糸を天然のシロに移植する作業は面倒な作業である。また、移植時に雑菌が混入して移植後のマツタケ菌糸が増殖しない可能性が高いという問題点がある。さらに、栽培したマツタケを天然のシロに出向いて収穫する作業も大変である。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、純粋培養されたマツタケ菌糸を天然のシロに移植することなく人工栽培できるマツタケの栽培方法を提案することにある。
また、本発明の課題は、かかる栽培方法に用いるのに適したマツタケ栽培容器セットおよびマツタケ栽培用培地を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、固体培地を用いてマツタケを栽培するため栽培方法に用いるマツタケ栽培容器セットであって、
底のある筒状の容器本体と、
前記容器本体の上端開口に着脱可能に被せる第1および第2の容器蓋とを有し、
前記第1の容器蓋は、前記筒本体に被せた状態において、先端が前記筒本体の底面近くに達する突起を備えており、
前記第2の容器蓋は、通気孔と、この通気孔に詰めた綿などの多孔質素材とを備えていることを特徴としている。
容器本体の中にマツタケ栽培用培地を入れ、この状態で第1の蓋を容器本体に被せると、その突起がマツタケ栽培用培地に差し込まれ、当該マツタケ栽培用培地に、マツタケ種菌やマツタケ菌糸などのマツタケ菌植え付け用の凹部が形成される。
マツタケ菌を凹部に植え付けた後は、第1の蓋を外して第2の蓋を容器本体に被せると、マツタケ菌が植え付けられたマツタケ栽培用培地への通気性を確保でき、雑菌の侵入を防止可能な状態が形成される。この状態で、所定温度雰囲気中に放置すれば、マツタケ菌を繁殖させることができる。
次に、本発明は、底のあるマツタケ栽培容器内に形成されたマツタケ栽培用培地であって、
塩酸などを含む弱酸性の寒天などからなる固体培地と、
前記固体培地と前記栽培容器の底面の間に配置した鉄粉、孔あき鉄板などの鉄材料とを有していることを特徴としている。
マツタケ菌の生育やマツタケの発生が良好な天然のシロの周辺では水素イオンの発生が認められている。本発明のマツタケ栽培用培地では、鉄粉あるいは孔あき鉄板が弱酸性の固体培地と反応して水素イオンが発生するので、マツタケ栽培用培地を天然のシロに近い状態にできる。一般的には前記固体培地をpH5前後の弱酸性とすればよい。
次に、前記鉄材料と前記固体培地の間に松ヤニを配置することが望ましい。例えば、前記松ヤニをろ紙に含浸させた状態で前記鉄材料と前記固体培地の間に配置する。天然のシロでは、成長したマツタケ菌糸が松ヤニから養分を得て増殖すると考えられる。松ヤニを配置することにより、天然のシロの環境下と同様に、成長したマツタケ菌糸がろ紙に浸透している松ヤニから養分を得ることができる。
一方、本発明は、上記構成のマツタケ栽培容器セットと、上記構成のマツタケ栽培用培地を用いたマツタケの栽培方法であって、
前記容器本体の内部に前記マツタケ栽培用培地を入れ、
前記容器本体に前記第1の蓋を被せて前記突起を前記マツタケ栽培用培地に差し込むことにより、当該マツタケ栽培用培地にマツタケ菌植え付け用の凹部を形成し、
前記容器本体から前記第1の蓋を外して、前記凹部にマツタケ菌を植え付け、
前記容器本体に前記第2の蓋を被せ、
この状態で、所定温度の雰囲気中に放置することにより前記マツタケ菌を増殖させ、
しかる後に、雰囲気温度を下げることにより、前記マツタケ菌からキノコを発生させることを特徴としている。
本発明のマツタケの栽培方法によれば、マツタケ栽培用培地を入れた容器本体に第1の蓋を被せるという簡単な操作により、マツタケ栽培用培地にマツタケ菌植え付け用の凹部を形成できる。また、マツタケ菌植え付け後に容器本体を封鎖している第2の蓋には綿などの多孔質素材を詰めた通気孔が形成されている。よって、マツタケ菌糸の増殖に必要な酸素を十分に供給でき、また、外部から雑菌等が侵入して、マツタケ菌糸の増殖が妨げられることも防止できる。さらに、マツタケ栽培用培地において、水素イオンを発生させ、あるいは松ヤニを配置することにより、天然のシロに近い状況を形成できるので、マツタケ菌の繁殖を促進できる。
ここで、前記マツタケ菌糸が繁茂した部分に火花放電を行うようにしてもよい。自然界において、落雷などの自然放電があったシロの周辺ではマツタケの発生が顕著に認められる。自然界で発生する放電ショックと同様の放電ショックを人工的にマツタケ菌糸に与えることにより、キノコの発生を促進できるものと考えられる。
本発明のマツタケ栽培容器セットを用いれば、マツタケ菌の植え付けを容易に行うことができ、マツタケ菌の成長段階では、通気性を確保しつつ雑菌の進入を防止できる。
また、本発明のマツタケ栽培用培地を用いれば、水素イオンを発生させることができ、また、増殖したマツタケ菌糸が松ヤニから養分を得ることができる。よって、天然のシロと類似した環境を形成でき、マツタケ菌糸の増殖を促進でき、天然のシロに移植することなくマツタケを栽培できることが期待される。
次に、本発明のマツタケの栽培方法によれば、マツタケ栽培用培地を入れた容器本体に第1の蓋を被せるという簡単な操作により、マツタケ栽培用培地にマツタケ菌植え付け用の凹部を形成できる。また、マツタケ菌植え付け後に容器本体を封鎖している第2の蓋には綿などの多孔質素材を詰めた通気孔が形成されているので、マツタケ菌糸の増殖に必要な酸素を十分に供給でき、外部から雑菌等が侵入して、マツタケ菌糸の増殖が妨げられることも防止できる。さらに、マツタケ栽培用培地において、水素イオンを発生させ、あるいは松ヤニを配置することにより、天然のシロに近い状況を形成できるので、マツタケ菌の繁殖を促進できる。よって、天然のシロに移植することなくマツタケを人工栽培できることが期待される。これに加えて、自然界で発生する放電ショックと同様の放電ショックを人工的にマツタケ菌糸に与えることにより、キノコの発生を促進できるものと期待される。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したマツタケの栽培方法の一例を説明する。
(マツタケ栽培容器セット)
図1には本例のマツタケの栽培方法に用いるのに適したマツタケ栽培容器セットを示してある。本例のマツタケ栽培容器セット1は、円筒状の底付きの容器本体2と、この容器本体2に着脱可能に被せることのできる第1および第2の蓋3、4との組み合わせからなる。これら容器本体2、第1および第2の蓋3、4は例えばプラスチック成形品である。
図1(a)および(b)は容器本体2を示す斜視図および縦断面図である。容器本体2は、円筒状胴部21と、この円筒状胴部21の下端を封鎖している底板部分22とを備え、円筒状胴部21の上端は開口部23のままとなっている。
図1(c)および(d)は第1の蓋2を示す斜視図および縦断面図である。第1の蓋3は、円盤状の蓋板部分31と、蓋板部分31の外周縁から蓋板部分31の裏面側に延びている円環状胴部32と、蓋板部分31の裏面中央から垂直に突出している突起33とを備えている。円環状胴部32の内径寸法は容器本体2の円筒状胴部21の外径寸法よりも僅かに大きい。突起33は、蓋板部分31は全体として細長い円錐台形状をしており、容器本体2の円筒状胴部21の軸長よりも所定量だけ短い。
図1(e)および(f)は第2の蓋4を示す斜視図および縦断面図である。第2の蓋4は、円盤状の蓋板部分41と、蓋板部分41の外周縁から蓋板部分41の裏面側に延びている円筒状胴部42と、蓋板部分41の中心部分からその表面側に突出している小径の円筒状突起43とを備えている。円筒状胴部42の下端の開口縁部分42aは、その外周面が内側に後退した薄肉部分とされ、容器本体21の開口部23に嵌め込み可能な外径寸法とされている。小径の円筒状突起43の中空部は蓋板部分41を貫通しており、ここが通気孔43aとして機能する。この通気孔43aには綿栓44が充填されており、塵などの異物の流通が阻止されるようになっている。
図2(a)は容器本体2に第1の蓋3を被せた状態を示す斜視図であり、図2(b)は容器本体2に第2の蓋4を被せた状態を示す斜視図である。第1の蓋3を被せた状態においては、その裏面側から突出している突起33の先端が容器本体2の底板部分22の近傍まで延びた状態になる。一方、容器本体2に第2の蓋4を被せた状態においては、容器本体2の内部2aに対して通気孔43aを介して空気が供給される。また、通気孔43に充填した綿栓44によって塵や雑菌が容器本体2の内部2aに侵入することが防止される。ここで、第2の蓋4の高さ寸法、すなわち、円筒状胴部42の軸線方向の寸法は、蓋4を被せた状態で、容器本体2の内部2aでマツタケが所定の大きさにまで成長可能な内部空間を確保できるように設定されている。
(マツタケ栽培用培地)
図3は、上記構成の容器本体2の内部2aに配置したマツタケ栽培用培地の構成を示す縦断面図である。マツタケ栽培用培地10は、容器本体2の底板部分22の表面に所定の厚さに敷いた鉄粉11と、この鉄粉11の上に配置した松ヤニ含浸ろ紙12と、このろ紙12の上に配置した所定厚さの寒天培地13を備えている。松ヤニ含浸ろ紙12は、適量の松ヤニをアルコールに溶解させた溶液を作り、その溶液中にろ紙を浸して松ヤニを十分含浸させた後に、乾燥させることにより得られたものである。寒天培地13は、塩酸などの酸を混ぜることによりpH5程度の弱酸性とされている。
(マツタケの栽培方法)
図4を参照して、上記のマツタケ栽培容器セット1およびマツタケ栽培用培地10を用いたマツタケの栽培方法を説明する。
上記のように容器本体2の中にマツタケ栽培用培地10を形成した後に、図4(a)に示すように、第1の蓋3を被せる。第1の蓋3を被せると、その裏面から突出している突起33がマツタケ栽培用培地10の寒天培地13に上側から垂直に差し込まれる。この状態で容器本体2および第1の蓋3の全体を、オートクレーブなどの方法により滅菌あるいは殺菌処理する。この後に、第1の蓋3を容器本体2から外すと、図4(b)に示すように、マツタケ栽培用培地10の寒天培地13には、上側に向けて広がった細長い逆円錐台状のマツタケ植え付け用の凹部13aが形成されている。このように、第1の蓋3を容器本体1に対して着脱するという簡単な操作により、容器本体2内のマツタケ栽培用培地10にマツタケ植え付け用の凹部13aを形成できる。
この後は、図4(c)に示すように、凹部13aにマツタケ菌糸5を植え付ける。植え付けるマツタケ菌糸5は、純粋培養方法によりマツタケ種菌からマツタケ菌糸を増殖させたものである。
次に、第2の蓋4を滅菌処理した後に、図4(d)に示すように、容器本体2に被せる。第2の蓋4を被せた容器本体2を、摂氏23度、湿度90%以上の雰囲気中で所定期間、放置する。この結果、容器本体2内のマツタケ栽培用培地10に植え付けたマツタケ菌糸5が寒天培地13の全体を覆う状態に繁殖する。マツタケ栽培用培地10の寒天培地13は弱酸性であるので、鉄粉11が酸化して水素イオンが発生するので、マツタケ菌の繁殖に適した状態になる。また、マツタケ菌糸5は松ヤニ含浸ろ紙12に含浸している松ヤニから養分を得ることにより繁殖が促進される。
所定期間放置した後は、マツタケ菌糸5が繁茂した部分に向けて、火花放電を行ってマツタケ菌5に放電ショックを与える。また、雰囲気温度をキノコの発生に適した摂氏15度前後の温度に下げる。この結果、マツタケ菌糸5からキノコの発生が促進される。
(その他の実施の形態)
上記の例では、マツタケ栽培用培地10に形成されたマツタケ菌植え付け用の凹部13aに、純粋培養法で培養したマツタケ菌糸5を植え付けている。この代わりに、胞子等のマツタケ種菌を直接植え付けてもよい。
また、鉄粉11を敷く代わりに、孔あき鉄板や粗面加工した鉄板を敷いてもよい。表面積を広くするように加工されている鉄材料であれば、弱酸性の寒天培地13によって酸化して水素イオンが発生する。
本発明を適用したマツタケ栽培容器セットを示す図であり、(a)および(b)は容器本体の斜視図および縦断面図、(c)および(d)は第1の蓋の斜視図および縦断面図であり、(e)および(f)は第2の蓋の斜視図および縦断面図である。 (a)は図1の容器本体に第1の蓋を被せた状態を示す斜視図であり、(b)は容器本体に第2の蓋を被せた状態を示す斜視図である。 図1の容器本体の中にマツタケ栽培用培地を形成した状態を示す縦断面図である。 図1のマツタケ栽培容器セットを用いたマツタケ栽培手順を示す説明図である。
符号の説明
1 マツタケ栽培容器セット
2 容器本体
3 第1の蓋
33 突起
4 第2の蓋
43a 通気孔
44 綿栓
5 マツタケ菌糸
10 マツタケ栽培用培地
11 鉄粉
12 松ヤニ含浸ろ紙
13 寒天培地
13a マツタケ菌植付け用凹部

Claims (7)

  1. 固体培地を用いてマツタケを栽培するための栽培方法に用いるマツタケ栽培容器セットであって、
    底のある筒状の容器本体と、
    前記容器本体の上端開口に着脱可能に被せる第1および第2の容器蓋とを有し、
    前記第1の容器蓋は、前記筒本体に被せた状態において、先端が前記筒本体の底面近くに達する突起を備えており、
    前記第2の容器蓋は、通気孔と、この通気孔に詰めた綿などの多孔質素材とを備えているマツタケ栽培容器セット。
  2. 底のあるマツタケ栽培容器内に形成されたマツタケ栽培用培地であって、
    塩酸などを含む弱酸性の寒天などからなる固体培地と、
    前記固体培地と前記栽培容器の底面の間に配置した鉄粉、孔あき鉄板などの鉄材料とを有しているマツタケ栽培用培地。
  3. 請求項2において、
    前記固体培地はpH5前後の弱酸性であるマツタケ栽培用培地。
  4. 請求項2または3において、
    前記鉄材料と前記固体培地の間に配置した松ヤニを有しているマツタケ栽培用培地。
  5. 請求項4において、
    前記松ヤニはろ紙に含浸させた状態で前記鉄材料と前記固体培地の間に配置されているマツタケ栽培用培地。
  6. 請求項1に記載のマツタケ栽培容器セットと、請求項2ないし4のうちのいずれかの項に記載のマツタケ栽培用培地を用いたマツタケの栽培方法であって、
    前記容器本体の内部に前記マツタケ栽培用培地を入れ、
    前記容器本体に前記第1の蓋を被せて前記突起を前記マツタケ栽培用培地に差し込むことにより、当該マツタケ栽培用培地にマツタケ菌植え付け用の凹部を形成し、
    前記容器本体から前記第1の蓋を外して、前記凹部にマツタケ菌を植え付け、
    前記容器本体に前記第2の蓋を被せ、
    この状態で、所定温度の雰囲気中に放置することにより前記マツタケ菌を増殖させ、
    しかる後に、雰囲気温度を下げることにより、前記マツタケ菌からキノコを発生させるマツタケの栽培方法。
  7. 請求項6において、
    前記マツタケ菌が繁茂している部分に火花放電を行うマツタケの栽培方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI682709B (zh) * 2018-07-02 2020-01-21 林俊義 具接種孔保持器之菇類栽培單元的菇類培育方法
WO2022185706A1 (ja) * 2021-03-02 2022-09-09 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 ラジカル発生組成物、殺菌組成物、及び有機物の分解組成物

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