JP2005124475A - 生物捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性に優れ、保管時における装置内の衛生状態を良好に保ち、かつ、引き揚げ作業の労力を軽減することができる生物捕獲装置を提供する。
【解決手段】箱型の生物捕獲装置1を構成する各ゴム製板のうち、生物が出入りするための入口孔18を中央に備えた正面板14の隅に、生物捕獲装置1の内部に通じる切り欠き部19aを形成し、右側面板13の天板10および底板11と接する辺上に、それぞれ切り欠き部19bを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生物捕獲装置に関し、特に蛸等の水生生物を捕獲するための生物捕獲装置に関する。
従来、海や河川等で魚介類を捕獲するために、罠を水中に仕掛けることが行なわれる。例えば、蛸を捕獲するためには、蛸が狭い所を好むという習性を利用して、複数の木製板を組み合わせた蛸箱を海中の一定深度まで沈める漁法が行なわれている。
しかし、木材は、海水による腐食等が発生し、耐久性に欠けるという問題があり、複数のゴム製板を組み合わせた生物捕獲装置が考案されるに至っている(例えば、特許文献1参照。)。
図12は、このゴム製板を組み合わせた生物捕獲装置の外観を示す図である。
図12に示すように、生物捕獲装置100は、コードスクラップを補強材として練り込んだ複数のゴム製板(天板101、底板102、左側面板103、右側面板104、正面板105および背面板106)を組み合わせてビス107で隙間なく締め付けて固定することにより構成されている。正面板105には、蛸が入るための孔である入口孔110が形成され、背面板106には、ロープ109や紐等を接続するための紐孔108が形成される。そして、正面板105以外の板、例えば、天板101や右側面板104等には、海水等の液体を装置外へ排出するための水抜き孔111が形成されている。
特許第3360685号
しかしながら、上記の構成では、水抜き孔の形成位置が不適切であれば、水抜き孔から十分に海水が排出されずに、装置内に留まってしまうおそれがある。そのため、陸上で保管する際に、海水が腐って悪臭を発生させたり、汚泥などが溜まって装置内で凝固したりする等、環境的、また、衛生的に好ましいといえない状況が起こりうる。
また、海水が十分に排出されなければ、装置内に留まる海水の分だけ装置が重くなるので、海中から生物捕獲装置を引き揚げて船に積み込む時の労力が大きくなる。
さらに、上記の生物捕獲装置では、製造段階において、ゴム等の弾性材にコードスクラップを練り込む工程が必要となるため、この練り込み工程において長時間を要したり、混練作業後に練り機械の清掃が必要となったり、製造工程が煩雑になるという問題もある。
ここで、補強材として特殊な材料を用いれば、コードスクラップを練り込まなくても、生物捕獲装置の剛性を確保することができるが、その材料費のために、製造コストが高くなるおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、排水性に優れ、保管時の装置内を清潔に保ち、かつ、引き揚げ作業の労力を軽減することができる生物捕獲装置を提供することを目的とする。
また、煩雑な製造工程を簡易にし、コストをかけることなく、強度に優れた生物捕獲装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る生物捕獲装置は、複数のゴム製板を組み合わせて箱型に構成される生物捕獲装置であって、前記ゴム製板のうち、生物が出入りするための入口孔を備えた正面板および前記正面板と対向する背面板の少なくとも一方の隅に、前記生物捕獲装置の内部に通じる切り欠きが1つ以上形成されていることを特徴とする。これによって、切り欠きが排水孔として機能し、排水効率が向上するので、引き揚げ作業時の労力が軽減される。また、保管時に装置内部を清潔に保つことができる。
ここで、さらに、前記正面板および前記背面板以外の側板の辺上に、前記切り欠きが1つ以上形成されているのが好ましい。これによって、左右の側板に設けられた切り欠きからも装置内の海水が排出されるので、排水効率が向上するという効果が発揮される。
さらに、前記ゴム製板の内側面は、前記切り欠きに向けて傾斜しているのが好ましい。これによって、優れた排水効率を発揮し、保管時に積み重ねておくだけで、切り欠きからの排水が行なわれるので、海中からの引き揚げ後の水抜き作業が不要となり、メンテナンスが容易な生物捕獲装置が実現される。
また、前記ゴム製板には、木板、鉄板または鉄棒からなる補強材が埋設されていることを特徴とする。これによって、製造コストを抑えながらも、生物捕獲装置の強度を向上させることができ、製造工程における煩雑な部分を省略して簡易にすることができる。
以上、説明したように、本発明に係る生物捕獲装置によれば、装置を構成する側板の隅または辺上に切り欠きを形成することで、切り欠きが排水孔として機能し、排水効率が向上するので、保管時における装置内部の衛生状態を清潔に維持することができる。
また、排水効率が向上することで、生物捕獲装置が海底に到達するのが早くなり、狙いをつけて生物捕獲装置を所望の位置へ投下することも容易となるとともに、引き揚げ作業に要する労力も軽減される。
さらに、生物捕獲装置を構成する各板に木材や鉄板等の補強材を埋設することで、装置に剛性を持たせているので、煩雑な混練工程を省略し、製造作業の簡素化を実現することができ、製造コストの増加を抑制することもできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る生物捕獲装置について説明する。
図1は、本実施の形態1に係る生物捕獲装置の外観を示す図であり、図2は、生物捕獲装置を背面側から見た平面図である。
この生物捕獲装置1は、海中等に沈めて蛸等の水生生物を捕獲するための装置であり、ゴム等の弾性材を加硫して形成される天板10、底板11、左側面板12、右側面板13、正面板14および背面板15を組み合わせ、これらゴム製の各板をビス16により係止させることによって構成され、内部が中空の直方体または立方体形状を有している。
天板10は、生物捕獲装置1の上蓋となる板であり、底板11は、生物捕獲装置1の底部となる板である。
左側面板12は、生物捕獲装置1の左側面を構成する板であり、右側面板13は、生物捕獲装置1の右側面を構成する板である。この左側面板12および右側面板13は、天板10および底板12と接する辺に、所定の間隔で半円形状の切り欠き部19bが形成されている。
正面板14は、生物捕獲装置1の正面を構成する板であり、中央部には、生物(例えば、蛸)が入り込むための入口孔18を備え、四隅には、三角形状の切り欠き部19aが形成されている。また、正面板14の表面には、生物捕獲装置1を把持する際の滑り止めとして作用し、正面板14の表裏面を判別しやすくするためのソーカット加工(正面板14におけるクロス線)が施されている。
ロープ17は、生物捕獲装置1を海中から引き揚げるためのロープや紐等の牽引具であり、図2に示すように、背面板15に設けられた紐孔15aから、ロープ17の一端が通され、その一端を結んで紐孔15aの径よりも大きい結び目を作ることによって、生物捕獲装置1に取り付けられる。
図2に示す背面板15は、正面板14と対向し、生物捕獲装置1の背面を構成する板であり、中央部には、ロープ17を取り付けるための紐孔15aと、生物捕獲装置1の内部に生物が捕獲されたか否かを確認するための覗き孔15bとが形成されている。また、背面板15の四隅には、正面板14と同様に、三角形状の切り欠き部19aが形成されている。
ビス16は、組み合わされた各板を固定するための止め具であり、海水に浸されても錆びにくいステンレス等の材質から構成される。なお、止め具として、釘やボルト等を用いることとしてもよい。
入口孔18は、生物を生物捕獲装置1の内部に入り込ませるための開口孔であり、菱形、楕円形または四角形等の形状とされ、生物が入り込むことができる適度の大きさを有する。
切り欠き部19aは、正面板14の四隅から5〜50mm程の部分を斜め方向に切断して形成した切り欠き部分であり、各板を組み合わせて生物捕獲装置1を構成した際に、排水孔(正面板14および背面板15における細かいクロス線)として機能する。
切り欠き部19bは、左側面板12および右側面板13の天板10および底板12と接する辺を、所定の間隔を空けて、直径5〜50mm程の半円形状に切断して形成した切り欠き部分であり、各板を組み合わせて生物捕獲装置1を構成した際に、排水孔(右側面板13における細かいクロス線)として機能する。
ここでは、切り欠き部19aが、正面板14および背面板15に形成され、切り欠き部19bが、左側面板12および右側面板13に形成されるとしているが、どの板にどの切り欠きを形成するかは、自由に選択することができる。例えば、図3は、背面板15の変形例を示す平面図であるが、このように、背面板15cにおいて、上方の天板10と接する辺では左右の隅を切り欠いて、切り欠き部19aを形成し、下方の底板11と接する辺には、切り欠き部19bと同様に、所定の間隔で半円形状の切り欠き部19cを形成することとしてもよい。また、切り欠きの形状も、四隅を切り欠いた三角形状や半円形状に限られず、直径50φ程度の円形状であってもよいし、辺を三角形状または四角形状に切り欠いたものであってもよい。
図4は、右側面板13の平面図である。
図4に示すように、切り欠き部19bは、天板10および底板12と接するそれぞれの辺に、右側面板13の長手方向に向かって所定の間隔で形成されている。なお、正面板14および背面板15と接するそれぞれの辺に、右側面板13の高さ方向に向かって所定の間隔で、ビス16を螺嵌するためのビス孔16aが設けられているが、個々のビス孔16間に切り欠き部19bが形成されるとしてもよい。
また、天板10と接する辺の切り欠き部19bと、底板12と接する辺の切り欠き部19bは、右側面板13の高さ方向における中心線(図中の一点鎖線)で対称となる位置に形成される。
ここで、右側面板13の切り欠き部19bと左側面板12の切り欠き部19bについても、同様に、生物捕獲装置1の幅方向における中心線で対称となる位置に形成されることとし、この左右の板に設けられた切り欠き部19bによって、生物捕獲装置1を幅方向に貫通する貫通孔を構成するのが好ましい。
また、正面板14および背面板15に形成される切り欠き部19aについても、同様に、生物捕獲装置1の長手方向における中心線で対称となる位置に形成され、この前後の板に設けられた切り欠き部19aによって、生物捕獲装置1を長手方向に貫通する貫通孔を構成するのが好ましい。
このように構成された生物捕獲装置1は、海中から引き揚げられる際に、正面板14の入口孔18だけでなく、天板10と底板11を除く前後左右の側板(左側面板12、右側面板13、正面板14および背面板15)に設けられた切り欠き部19aおよび19bからも海水が排出されるので、排水効率に優れ、引き揚げ作業の労力を軽減することができる。また、このように、排水効率に優れていることによって、保管時に海水が装置内部に留まることがなくなるので、装置内部を清潔に保つことができる。
さらに、背面板15に切り欠き部19aを設けることによって、生物捕獲装置1を海中へ投入する際に、覗き孔15bだけでなく、この切り欠き部19aからも海水が排水されるので、海底に到達するのが早くなり、また、狙いをつけて所望の位置へ投下することも容易となる。
このように本実施の形態1に係る生物捕獲装置1によれば、生物捕獲装置1を構成する各側板の辺または隅に切り欠き部を形成することにより、排水効率を向上させているので、保管時における装置内部の衛生状態を良好に維持することができ、また、引き揚げ作業時における労力の軽減を図ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る生物捕獲装置について説明する。
本実施の形態2に係る生物捕獲装置は、複数のゴム製の板を組み合わせて構成され、装置を構成する各側板の辺または隅に切り欠き部が形成されている点で、上記実施の形態1に係る生物捕獲装置と共通するが、各板に薄板状の補強材が埋設されている点で、上記実施の形態1に係る生物捕獲装置と異なる。以下、この異なる点を中心に説明する。
図5は、本実施の形態2に係る生物捕獲装置の外観を示す斜視図である。
この生物捕獲装置2は、上記実施の形態1と同様に、天板20、底板21および各側板(左側面板22、右側面板23、正面板24および背面板)を組み合わせて、これらゴム製の各板をビス26により係止させることによって構成されるが、天板20に、補強材20aが埋設されている点で上記実施の形態1と異なる。なお、正面板24に形成されている入口孔28および切り欠き部29a、また、右側面板23に形成されている切り欠き部29bについても、上記実施の形態1と比して、その形状を異にしているが、機能的な相違点はない。
図6は、生物捕獲装置2の部分拡大図である。
図6に示すように、天板20には、薄板状の補強材20aが複数埋設されており、補強材20aは、その全体が天板20を形成するゴムによって被覆されている。ここで、天板20の厚みは、14mm程度であり、補強材20aの厚みは、3〜6mm程度である。
なお、ここでは、天板20に補強材20aが埋設されているとしているが、その他の各板にも補強材20aを埋設するのが好ましく、少なくとも正面板24に補強材20aを埋設しておくのが好ましい。
また、補強材20aは、図6に示したように、複数枚に分割したものであってもよいし、各板に全体が埋設される寸法の一片の板であってもよい。
図7は、補強材20aの斜視図である。
この補強材20aは、板状の木材や鉄板等であり、ゴムによって全体が被覆されることによって腐食することなく、各板を補強する効果を発揮する。ここで、補強材20aとして、廃材用の木材を用いれば、製造コストを抑えることができ、資源の再活用にもなる。
また、補強材20aは、加硫接着剤を用いて各板に固定することとしてもよいが、適当な大きさの貫通孔20bを形成することによって、補強材20aを被覆するゴムが加硫時につながり、加硫接着剤を用いることなく、補強材20aを各板に固定することも可能となる。
さらに、補強材20aは、薄板状に限られず、補強材20aの全体が各板に埋設されるものであれば、例えば、鉄棒等の棒材や角材であってもよい。
このように構成された生物捕獲装置2は、製造段階においてコードスクラップ等を混練させなくても、優れた剛性を発揮するので、混練工程を省略し、製造作業の簡素化を実現することができる。
また、特殊な材料を用いなくても、容易に入手可能な木材や鉄板等を用いているので、製造コストの増加を抑えることもできる。
このように本実施の形態2に係る生物捕獲装置2によれば、生物捕獲装置2を構成する各板に薄板状の補強材を埋設することにより、生物捕獲装置2の強度を向上させているので、製造工程における煩雑な部分を省略することができ、また、製造コストの増加を抑制することができる。
(実施の形態3)
さらに、本発明の実施の形態3に係る生物捕獲装置について説明する。
本実施の形態3に係る生物捕獲装置は、複数のゴム製の板を組み合わせて構成され、装置を構成する各側板の辺または隅に切り欠き部が形成されている点で、上記実施の形態1および2に係る生物捕獲装置と共通するが、天板および底板の装置内側に傾斜が設けられている点で、上記実施の形態1および2に係る生物捕獲装置と異なる。以下、この異なる点を中心に説明する。
図8は、本実施の形態3に係る生物捕獲装置の分解斜視図である。
図8に示すように、この生物捕獲装置3は、上記実施の形態1および2と同様に、天板30、底板31および各側板(左側面板32、右側面板33、正面板34および背面板35)を組み合わせて、これらゴム製の各板をビスにより係止させることによって構成されるが、天板30に、正面板34から背面板35に向けて傾斜するテーパー30aが設けられており、底板31に背面板35から正面板34に向けて傾斜するテーパー31aが設けられている点で上記実施の形態1および2と異なる。
テーパー30aは、天板30の内側面に、正面板34から背面板35に向けてつけられた傾斜であり、天板30と一体となるようにゴム等の弾性材を加硫して成形される。
テーパー31aは、底板31の内側面に、背面板35から正面板34に向けてつけられた傾斜であり、底板31と一体となるようにゴム等の弾性材を加硫して成形される。
また、左側面板32および右側面板33には、テーパー30aおよび31aの傾斜を考慮して、天板30および底板31と接する辺に切り欠き部39bが設けられる。
さらに、天板30、底板31、左側面板32および右側面板33の表裏面には、各板を固定するためのビスが螺嵌されるビス孔36aが設けられており、このビス孔36aは、ビスが螺嵌された際にビスの頭頂部が露出しないように座刳り加工が施されている。
そして、正面板34、背面板35、左側面板32および右側面板33の、天板30または底板31と接する辺には、ビスのねじ込みを誘導するガイド孔36bが設けられており、このガイド孔36bの径は、ビスが容易に抜け落ちないようにするため、ビスの径よりも小さくなっている。
なお、ここで、入口孔38と、背面板35の孔(紐孔35aおよび覗き孔)とによって、また、排水孔として機能する正面板34の切り欠き部39aおよび背面板35の切り欠き部39cによって、生物捕獲装置3を長手方向に貫通する貫通孔が形成され、排水孔として機能する左側面板32および右側面板33の切り欠き部39aによって生物捕獲装置3を幅方向に貫通する貫通孔が形成されるが、これらビス孔36aおよびガイド孔36bは、この貫通孔の貫通方向に対して直交する方向にビスをねじ込むことができるように、列状に複数個設けられる。
このように構成された生物捕獲装置3は、保管時に、縦積みであるか横積みであるかを問わず、積み重ねておくだけで、装置内部に設けられた傾斜によって、切り欠き部からの排水がなされるので、海中からの引き揚げ後に水抜き作業を行なう手間を省くことができる。
ここで、天板30に設けられているテーパー30aおよび底板31に設けられているテーパー31aは、長手方向に対称となるように設けてもよく、幅方向に傾斜するように設けたり、幅方向に対称となるように設けてもよい。以下、これらを変形例として、図を用いて説明する。
図9は、第1変形例に係る生物捕獲装置の斜視図およびA−A線における断面図である。
図9に示すように、この生物捕獲装置4は、天板40の内側面に、装置の長手方向中心を頂点として正面板44方向および背面板45方向にそれぞれ傾斜するテーパー40aと、底板41の内側面に、同様に傾斜するテーパー41aを備える。
この場合、左側面板42および右側面板43の切り欠き部49bは、排水効率を考慮して、正面板44または背面板45近傍の天板40および底板41と接する辺に設けるのが好ましい。
図10は、第2変形例に係る生物捕獲装置の斜視図およびB−B線における断面図である。
図10に示すように、この生物捕獲装置5は、天板50の内側面に、左側面板52から右側面板53に向かって傾斜するテーパー50aを備え、底板51の内側面に、右側面板53から左側面板52に向かって傾斜するテーパー51aを備える。
この場合、正面板54および背面板55の切り欠き部59aは、排水効率を考慮して、右側面板53および天板50と接する隅と、左側面板52および底板51と接する隅とに設けるのが好ましい。
また、左側面板52の切り欠き部59bは、底板51と接する辺に設けるのが好ましく、右側面板53の切り欠き部59bは、天板50と接する辺に設けるのが好ましい。
図11は、第3変形例に係る生物捕獲装置の斜視図およびC−C線における断面図である。
図11に示すように、この生物捕獲装置6は、天板60の内側面に、装置の幅方向中心を頂点として左側面板62方向および右側面板63方向にそれぞれ傾斜するテーパー60aと、底板61の内側面に、同様に傾斜するテーパー61aを備える。
この場合、排水効率を考慮すると、上記実施の形態1と同様に、正面板64および背面板65の切り欠き部69aは、四隅に設けるのが好ましく、左側面板62および右側面板63の切り欠き部69bは、天板60および底板61と接する辺に設けるのが好ましい。
なお、この他にも、これらを組み合わせて、装置の中央から長手方向および幅方向に傾斜するテーパーを天板および底板の内側面に設けることとしてもよい。
このように本実施の形態3およびその変形例に係る生物捕獲装置によれば、天板および底板の内側面に排水孔として機能する切り欠き部に向かって傾斜するテーパーを設けることによって、排水効率をより向上させているので、水抜き作業をしなくても装置内部を清潔に保つことができる。
以上、本発明に係る生物捕獲装置について各実施の形態に基づき説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態では、各板はそれぞれ独立した構成としているが、天板と左右いずれか一方の側面板とを連結し、底板と他方の側面板とを連結し、その連結部を折り曲げて生物捕獲装置を組み立てるように構成してもよい。
本発明に係る生物捕獲装置は、海中等に沈めて水生生物等を捕獲するための罠に適用することができ、特に、蛸を捕獲するための蛸箱として用いるのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る生物捕獲装置の外観を示す斜視図である。 生物捕獲装置を背面側から見た平面図である。 背面板の変形例を示す平面図である。 側面板の平面図である。 本発明の実施の形態2に係る生物捕獲装置の外観を示す斜視図である。 生物捕獲装置の部分拡大図である。 補強材の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る生物捕獲装置の分解斜視図である。 第1変形例に係る生物捕獲装置の斜視図およびA−A線における断面図である。 第2変形例に係る生物捕獲装置の斜視図およびB−B線における断面図である。 第3変形例に係る生物捕獲装置の斜視図およびC−C線における断面図である。 従来における生物捕獲装置の外観を示す図である。
符号の説明
1、2、3、4、5、6、100 生物捕獲装置
10、20、30、40、50、60、101 天板
11、21、31、41、51、61、102 底板
12、22、32、42、52、62、103 左側面板
13、23、33、43、53、63、104 右側面板
14、24、34、44、54、64、105 正面板
15、15c、35、45、106 背面板
15a、35a、45a、108 紐孔
15b、45b 覗き孔
16、26、46、56、66、107 ビス
16a、36a ビス孔
17、27、47、109 ロープ
18、28、38、48、58、68、110 入口孔
19a、19b、19c、29a、29b、39a、39b、39c、49a、49b、49c、59a、59b、69a、69b 切り欠き部
20a 補強材
20b 貫通孔
30a、31a、40a、41a、50a、51a、60a、61a テーパー
36b ガイド孔
111 水抜き孔

Claims (4)

  1. 複数のゴム製板を組み合わせて箱型に構成される生物捕獲装置であって、
    前記ゴム製板のうち、生物が出入りするための入口孔を備えた正面板および前記正面板と対向する背面板の少なくとも一方の隅に、前記生物捕獲装置の内部に通じる切り欠きが1つ以上形成されている
    ことを特徴とする生物捕獲装置。
  2. さらに、前記正面板および前記背面板以外の側板の辺上に、前記切り欠きが1つ以上形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の生物捕獲装置。
  3. 前記ゴム製板の内側面は、前記切り欠きに向けて傾斜している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生物捕獲装置。
  4. 前記ゴム製板には、木板、鉄板または鉄棒からなる補強材が埋設されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の生物捕獲装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104181009A (zh) * 2014-08-13 2014-12-03 张�浩 一种底栖动物采集定量框

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CN104181009A (zh) * 2014-08-13 2014-12-03 张�浩 一种底栖动物采集定量框

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