JP2005124088A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モニタカメラを用いることなく、台形歪みが補正された所望のサイズの投射画面を得る。
【解決手段】 記憶手段107に記憶された投射画面のサイズ情報と測距手段102により検出された距離とに基づいて、台形歪み補正処理前において該サイズ情報に対応した投射画面サイズが得られる投射レンズ101の第1の焦点距離を求める。次に、該第1の焦点距離と設置角検出手段103により検出された設置角とに基づいて台形歪み補正量を求める。さらに、該求めた台形歪み補正量に基づく台形歪み補正処理を行ったとしたときに上記サイズ情報に対応する投射画面サイズが得られる投射レンズの第2の焦点距離を求める。そして、投射レンズが第2の焦点距離となるように焦点距離変更手段を駆動するとともに上記求めた台形歪み補正量に基づいて台形歪み補正処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投射型画像表示装置に関し、特に投射画面の大きさを自動的に調整する技術に関する。
投射型画像表示装置において、投射画面の大きさ(サイズ)を自動的に調整する技術については、従来、種々の方法が提案されている。以下に、その例を挙げる。
特許文献1にて提案の投射型画像表示装置では、スクリーンから任意の距離に設置された場合に、投射画面サイズをメニュー画面から選択するだけで簡便に希望するサイズの投射画面を設定できる。
具体的には、希望の投射画面サイズを入力すると、該入力サイズと検出したスクリーンまでの距離とから投射レンズのズーム比率を演算し、該演算結果に応じて投射レンズのズーム比率を制御する。
しかしながら、この投射型画像表示装置では、スクリーンに対して装置が正対していないとき、つまりスクリーンの法線とズームレンズの光軸とが互いに平行でない状態で設置される場合に生じるいわゆる台形歪みを補正する機能がないために、台形歪みを生じた投射画面を拡大投射してしまうという問題がある。
また、希望の投射画面のサイズをスクリーンの大きさとは無関係にメニュー画面から選択するので、枠のあるスクリーンに対しては、投射後に再度、設置者が手動で投射レンズをズーム操作する必要が生じる場合がある。さらに、任意の投射画面サイズに設定ができない。
これに対し、台形歪みやスクリーンサイズを考慮した投射画面の大きさを自動的に調整する技術も提案されている。
特許文献2にて提案の投射型画像表示装置は、フォーカス調整、スクリーン枠までのズーム調整・台形歪み調整等を自動的に行えるようにしたものである。この装置では、装置前面にモニタカメラを設置し、該モニタカメラにより投射したスクリーン上のテストパターンを撮像して、そのデータを解析し、解析結果によりフォーカス調整、ズーミング調整および台形歪み調整を自動的に行うものである。
しかしながら、この特許文献2では、装置前面にモニタカメラを設置しているので、投射画面の情報を取得する手段としては十分なものの、装置の大型化や高コスト化を招く。
これに対し、モニタカメラを使用せずに台形歪みやスクリーンサイズを考慮して投射画面の大きさを自動的に調整する技術も提案されている。
特許文献3にて提案の投射型画像表示装置は、台形歪みが生じている画面のいずれかの長辺の長さを一定に保ちながら台形歪み補正を行う。図9には、特許文献3にて提案の投射型画像表示装置の構成を示している。この装置では、図10に示すように投射された台形画像のうち、長い方の長辺(上辺)を狭めて短い方の長辺(下辺)に合わせ、図11に示すように矩形画像を形成する。
この装置は、図9に示すように、上記のような台形歪みを補正する台形歪み補正回路1103と、台形歪み補正回路1103により補正された画像(原画)が表示される液晶パネル1101と、液晶パネル1101を照明する光源1102と、液晶パネル1101の画像を拡大してスクリーン1107に投射するズームレンズである投射レンズ1104と、投射レンズ1104をズーム駆動する駆動回路1105と、スクリーン1107に投射される画像が、図12に示すように、元の長い方の長辺の長さに対応したサイズの画像となるように駆動回路1105を制御する制御回路1106とで構成されている。
このように、一旦、狭められた長辺(上辺)が元の長辺と同じ長さになるように補正された画像を投射レンズ1104のズーム機能により拡大するので、台形補正をした後でも画面のサイズが小さくならない。
特開平11−095324号公報(段落0012〜0013、図1,2,5等) 特開2000−241874号公報(段落0022〜0032、図2等) 特開2001−249401号公報(段落0015〜0019、図4等)
しかしながら、上記特許文献3にて提案の投射型画像表示装置では、台形歪み補正後に投射レンズの焦点距離を変更しているので、変更後に台形歪みが再度発生しまう。つまり、投射レンズの焦点距離によって台形歪みの補正量が異なることを考慮していない。
そこで、本発明は、モニタカメラを用いることなく、簡単な方法で、台形歪みが補正された所望のサイズの投射画面を得ることができるようにした投射型画像表示装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の投射型画像表示装置は、原画を形成する画像形成素子と、画像形成素子からの光を投射面に投射する投射レンズと、投射レンズの焦点距離を変更する焦点距離変更手段と、投射レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、該投射型画像表示装置の設置角を検出する設置角検出手段と、投射面までの距離を測定する測距手段とを有する。さらに、焦点距離変更手段を制御するとともに、投射面上での投射画面の台形歪みを補正するための台形歪み補正量を求め、該補正量に基づいて台形歪み補正処理を行う制御/処理手段と、投射面に表示される投射画面のサイズに関する情報を記憶する記憶手段とを有する。制御/処理手段は、焦点距離検出手段により検出された焦点距離と測距手段により検出された第1の距離とに基づいて投射画面のサイズ情報を求めて、記憶手段に記憶させる。次に、記憶手段に記憶されたサイズ情報と測距手段により新たに検出された第2の距離とに基づいて、台形歪み補正処理前において該サイズ情報に対応した投射画面サイズが得られる投射レンズの第1の焦点距離を求める。さらに、該第1の焦点距離と設置角検出手段により検出された設置角とに基づいて台形歪み補正量を求め、該求めた台形歪み補正量に基づく台形歪み補正処理を行ったとしたときに上記サイズ情報に対応する投射画面サイズが得られる投射レンズの第2の焦点距離を求める。そして、投射レンズが第2の焦点距離となるように焦点距離変更手段を駆動するとともに、上記求めた台形歪み補正量に基づいて台形歪み補正処理を行う。
なお、ここにいう「焦点距離」は、画角を含む広義の意味である。
以上説明したように、本発明によれば、モニタカメラを使用することなく、簡単な方法で、台形歪みが補正された所望のサイズの投射画面を得ることができる。より詳細には、前回の使用時と今回の使用時とで、投射面に対する迎角(設置角)や投射面までの距離が異なる場合でも、簡単に台形歪みが補正された所望のサイズの投射画面を得ることができる。したがって、投射型画像表示装置の設置時の煩雑さを解消することができる。
また、複数のサイズ情報から所望の画面サイズを選択できるようにすることにより、投射面の大きさ等に応じた所望のサイズの投射画面を得ることができ、投射型画像表示装置の使い勝手をより向上させることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら、かつ本発明の前提となる技術を交えながら説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の実施例1である投射型画像表示装置(以下、プロジェクタという)の構成を示している。
図1において、Sは投射面としてのスクリーンである。なお、図1ではスクリーンSを垂直方向に対して角度θ傾けて示しているが、実際はプロジェクタがスクリーンSに対して角度θの仰角をもって設置されている。
123は水銀ランプ等からなる光源ランプである。122は透過型又は反射型の液晶表示パネル(画像形成素子)であり、光源ランプ123からの照明光により照明される。本実施例では、赤(R)、緑(G)および青(B)用の3枚の液晶表示パネルが使用されている。なお、透過型・反射型液晶表示パネルに代えて、DMD、EL素子等の画像形成素子を用いてもよい。
121は3枚の液晶表示パネル122からの3色の表示光を合成するダイクロイックプリズムであり、101はダイクロイックプリズム121により色合成された表示光をスクリーンSに投射するズームレンズとしての投射レンズである。投射レンズ101は、少なくともフォーカスレンズユニット101aおよびズームレンズユニット101bを有する。
102はプロジェクタとスクリーンSまでの距離を測定する測距回路であり、超音波を用いたものや赤外線を用いたもの等、距離を測定することができるものであれば何れのものでも使用することができる。
103は本プロジェクタの設置角を検出する設置角検出回路であり、角加速度センサ、角速度センサ、振動ジャイロの他、設置角を検出することができるものであれば何れのものでも使用することができる。
104aは本プロジェクタに設けられた操作パネルであり、プロジェクタの各種機能に関わる操作を行う操作スイッチおよび操作状態を表示する液晶パネルが設けられている。104bは同様の操作スイッチを有するリモートコントロール装置(以下、リモコンという)である。リモコン104bは、赤外線若しくは微弱電波等により、プロジェクタに設けられた受信回路104cに対して、操作スイッチの操作に応じた信号の通信が可能である。
105は投射形状調整回路であり、操作パネル104a若しくはリモコン104bにおけるスイッチの操作に応じて入力された投射画面形状の調整指示値又は後述する台形歪み補正量演算回路108による演算結果に応じて、映像信号入力端子124から入力された映像信号に対しライン毎の間引きや補間処理等を行い、投射画面の形状(つまりは、液晶表示パネル122に形成される原画の形状)を調整する。
106は焦点距離検出回路111により検出された投射レンズ101の焦点距離又は投射形状調整回路105による調整値と測距回路102による測距値とに基づいて、スクリーンS上での投射画面の大きさ(サイズ)に関する情報(ここでは、投射画面の下辺の長さの情報。以下、画面サイズ情報という)を演算する演算回路である。焦点距離検出回路111は、ズームレンズユニット101bの位置情報を得て、これに基づいて投射レンズ101全体の焦点距離を検出する。なお、本実施例において、「焦点距離」は画角に置き換えることができる。
107は演算回路106による演算結果である画面サイズ情報を記憶する記憶回路である。
台形歪み補正量演算回路108は、設置角検出回路103による検出結果と焦点距離検出回路111により検出された投射レンズ101の焦点距離とに基づいて、投射画面の台形歪みを補正するための台形歪み補正量を演算する。
109は焦点距離情報算出回路であり、測距回路103による測距値と記憶回路107に記憶された画面サイズ情報とから、台形歪みを補正した後の投射画面が記憶回路107に記憶された画面サイズ情報に対応する(ほぼ一致する)サイズになるような投射レンズ101の焦点距離(画角換算値を含む)を算出する。
110は上記各回路の制御を司る制御回路である。なお、制御回路110、台形歪み補正量演算回路108、投射形状調整回路105および映像処理回路126により請求の範囲にいう制御/処理手段が構成されている。
さらに、124は、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ビデオプレーヤ、テレビ等の映像信号供給装置200からの映像信号が入力される映像信号入力端子である。125は映像信号入力端子124から入力されたアナログ映像信号をデジタル信号に変換するA/D(アナログデジタル)変換回路である。
126は映像処理回路であり、デジタル信号に変換された映像信号を同期分離するデコーダとフレームメモリや、スキャンコンバータや、ブルーバック発生回路や、所定のキャラクタを液晶パネル122に表示させるOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)回路や、映像信号とブルーバック信号とを切り換える映像信号スイッチを含む。また、映像処理回路126は、映像信号の色彩補正等のデジタル処理も行う。
127は映像処理回路126からの信号を液晶パネル122に表示させるためのタイミング信号を生成するタイミングジェネレータである。
129はズームレンズユニット101bを駆動する駆動源としてのモータであり、128は制御回路110からの指令信号に応じてモータ129を駆動するモータドライバである。これらにより請求の範囲にいう焦点距離変更手段が構成されている。
130は同期信号を出力するクロック発生回路であり、131はクロック発生回路130から出力された同期信号をクロックや制御信号に同期分離する同期信号処理回路である。
135は操作パネル104aの一部として又は操作パネル104aとは別に設けられた自動画面調整スイッチであり、これをオンすることにより、後述する投射画面の自動調整処理が行われる。
図2から図4は、本実施例のプロジェクタにおける制御アルゴリズムを示すフローチャートである。
まず、図2を用いて、自動画面調整を実行するまでの制御回路110の動作を説明する。なお、図中の「S」はステップを意味する。
(S201)
プロジェクタの電源が投入されると、制御回路110は本フローチャートを開始する。
(S202)
制御回路110は、内部の各種設定を初期化する。
(S203)
制御回路110は、測距回路102を用いてプロジェクタからスクリーンSまでの距離を測定する。
(S204)
制御回路110は、測距結果を測距値(第2の距離)Ln として取得する。
(S205)
制御回路110は、今回取得した測距値Ln が前回測距した際の測距値(第1の距離)Ln-1 と異なるか否かを判断する。なお、前回の測距値Ln-1 は、プロジェクタの前回の使用時に記憶回路107に記憶されたものである。
(S206)
今回の測距値Ln が前回の測距値Ln-1 と異なる場合、制御回路110は、今回の測距値Ln に基づいて、不図示の自動焦点調節回路に投射レンズ101のフォーカス調節を行わせ、同じ場合はS207へ進む。
(S207)
制御回路110は、設置角検出回路103を通じてプロジェクタの設置角を検出する。
(S208)
制御回路110は、S207での検出結果を設置角情報(第2の設置角)θn として取得する。
(S209)
制御回路110は、設置角情報θn が前回検出した際の設置角情報(第1の設置角)θn-1 と異なるか否かを判断する。なお、前回の設置角情報θn-1 は、プロジェクタの前回の使用時に記憶回路107に記憶されたものである。
ここで、本実施例では、設置角が前回と今回とで異なる場合に、以下のS210での台形歪み補正処理に進むようにしているが、スクリーンまでの距離(測距値)が前回と今回とで異なる場合もS210に進むようにしてもよい。つまり、設置角か測距値の少なくとも一方が前回と今回とで異なる場合にS210に進むようにしてもよい。
(S210)
今回の設置角情報θn が前回の設置角情報θn-1 と異なる場合、制御回路110は、焦点距離検出回路111により投射レンズ101の焦点距離を検出し、該検出結果とS208で取得した設置角情報θn とに基づいて台形歪み補正量を演算し、台形歪み補正処理を行う。
ここでの台形歪み補正処理は、演算した台形歪み補正量を投射形状調整回路105に送り、投射形状調整回路105が該補正量に応じて液晶パネル122に表示させる原画の形状を補正するよう映像処理回路126に入力された映像信号を処理することにより行う。なお、本実施例では、図10に示したような台形画面の上辺をこれよりも短い下辺に合わせて図11に示す矩形の画面を得る台形歪み補正処理を行う。
今回の設置角情報θn が前回の設置角情報θn-1 と同じ場合はS213へ進み、前回の情報に基づいて、後述する投射画面の自動調整処理を行う。
(S211)
制御回路110は、自動画面調整スイッチ135がオンされたか否かを判断する。
(S212)
自動画面調整スイッチ135がオンの場合は、制御回路110は、以下の投射画面の自動調整処理を行う。すなわち、まず画面サイズが既に設定されているか否か、つまりは記憶回路107に画面サイズ情報が記憶されているか否かを確認する。
(S213)
画面サイズ情報が設定されている場合、制御回路110は投射画面の自動調整処理を行う。ここで、図3に示すフローチャートを用いて、投射画面の自動調整処理について説明する。
まず、制御回路110は、焦点距離情報算出回路109に、S204で取得した測距値Ln と記憶回路107に記憶された画面サイズ情報とに基づいて、該画面サイズ情報に対応する投射画面サイズが得られる投射レンズ101の焦点距離(第1の焦点距離)を算出させる(S301)。なお、ここでは、台形歪み補正前の投射画面の下辺の長さが、画面サイズ情報としての下辺の長さにほぼ一致する投射画面が得られる第1の焦点距離が算出されることになる。
次に、算出した第1の焦点距離と設置角情報θn とに基づいて、第1の焦点距離で投射したときに投射画面にて生ずる台形歪みを補正するための台形歪み補正量δを算出する(S302)。
続いて、算出された台形歪み補正量δに基づいて台形歪み補正を行ったとした場合の投射画面サイズ(補正後投射画面サイズ)が記憶回路107に記憶された画面サイズ情報に対応するサイズとなる投射レンズ101の焦点距離(第2の焦点距離)を算出する(S303)。
そして、補正後投射画面サイズが所定範囲(概ね1:1とみなせる範囲)内に収まるか否かを判断する(S303)。所定範囲内である場合は、制御回路110は、モータドライバ128を通じてモータ129を駆動し、ズームレンズユニット101bを光軸方向に移動させるとともに、新たに演算された台形歪み補正量に基づいて台形歪み補正処理を行わせる。これにより、台形歪み補正後の投射画面がスクリーンSに表示される(S304)。
一方、S303で補正後投射画面サイズが上記所定範囲内にない場合は、S301に戻り、所定範囲内に収まるように、第1の焦点距離(又は画角)とそのときの台形歪み補正量δを再度演算する。これにより、仮に補正後投射画面サイズが上記所定範囲内のサイズにならなかった場合でも、該画面サイズを上記所定範囲内のサイズに設定することができる。
こうして投射画面の自動調整処理を終了すると、S203へ戻る。
(S214)
S212において画面サイズ情報が設定されていない場合は、制御回路110は、映像処理回路126のOSD機能によって液晶パネル122に「error 」の文字と画面サイズ情報を設定するように促すメッセージを示す文字の原画を形成させ、スクリーンS上に該メッセージを表示させてS215へ進む。
(S215)
本フローチャートを終了する。
ここで、図6(b)に示すスクリーンS上の投射画面を図1とともに参照しながら上述した図2のフローチャートのうちS210からの動作を説明する。
図6(b)において、スクリーンS上の投射画面501は台形歪みを生じており、前述したような台形歪み補正処理を施すことにより、台形歪みが除去された投射画面502を得る(S210)。
この台形歪み補正後に、使用者が自動画面調整スイッチ135をオンすると(S211)、制御回路110は、自動画面調整後に得られる投射画面の目標サイズとなる画面サイズ情報が記憶回路107内に記憶されているか否かを判断する(S212)。記憶されていれば、これを希望画面サイズ情報として設定する。また、画面サイズ情報が記憶回路107内に無ければ、上述した「error 」等の文字表示を行う(S214)。
こうして希望投射画面サイズが設定されると、制御回路110は、S213の投射画面の自動調整処理に入る。
次に、図4のフローチャートを用いて、本実施例のプロジェクタにおける投射画面のサイズ情報(ここでは、スクリーンSに対してほぼフルサイズとなる情報)を記憶回路107に記憶させる動作を説明する。
(S401)
プロジェクタの電源が投入されると、制御回路110は本フローチャートを開始する。
(S402)
制御回路110は、内部の各種設定を初期化する。
(S403)
制御回路110は、測距回路102を用いてプロジェクタからスクリーンSまでの距離を測定する。
(S404)
制御回路110は、S403での測距結果を測距値(距離情報)として取得する。
(S405)
制御回路110は、S404で得た測距値に基づいて、不図示の自動焦点調節回路を通じて投射レンズ101のフォーカス調節を行う。
(S406)
制御回路110は、設置角検出回路103を用いて設置角θを検出する。
(S407)
制御回路110は、S406での検出結果を設置角θとして取得する。
(S408)
制御回路110は、焦点距離検出回路111により投射レンズ101の焦点距離(若しくは画角換算値)を検出し、該検出結果とS407で取得した設置角情報θn とに基づいて台形歪み補正量演算回路108に台形歪み補正量を演算させ、台形歪み補正処理を行う。
(S409)
ここで、使用者は、投射画面の下辺の両端がスクリーンSの水平方向端に略一致するように投射レンズ101の焦点距離を調整する。具体的には、操作パネル104a又はリモコン104bのズームスイッチ(図示せず)を操作する。制御回路110はこのズームスイッチの操作に応じてモータ129を駆動し、投射レンズ101の焦点距離を変化させる。
(S410)
制御回路110は、変更された後の投射レンズ101の焦点距離を一旦記憶する。
(S411)
制御回路110は、不図示のサイズ記憶スイッチが操作されることに応じて、S404で取得した測距値とS410で記憶した投射レンズ101の焦点距離とに基づいて、投射画面の上辺の長さを演算する。
(S412)
制御回路110は、S411での演算結果を、画面サイズ情報として記憶回路107に記憶する。
(S413)
本フローチャートを終了する。
次に、図6(a)に示すスクリーンS上の投射画面を図1とともに参照しながら上述した図4のフローチャートに従う動作を説明する。
図6(a)において、投射レンズがテレ状態にあるときのスクリーンS上の投射画面は、501で示すように、上辺が下辺より長くなるように歪んだ状態、つまり台形歪みが生じた状態となる。これは、スクリーンSの法線と投射レンズ101の光軸とが互いに平行でない場合に生じるものである。特に、本実施例の場合、プロジェクタがスクリーンSを見上げた状態(仰角θをもった状態)で設置されているので、図6(a)のような台形歪みを生じる。
このように歪んだ投射画面501に対して台形歪み補正を施す(S408)。すなわち、焦点距離検出回路111で検出された投射レンズ101の焦点距離と設置角検出回路103で検出されたプロジェクタの設置角θとに基づいて、現在の台形歪みを補正するための補正量δを台形歪み補正量演算回路108が演算する。
そして、この補正量δに基づいて、投射形状調整回路105に、映像処理回路126に入力された映像信号に対する台形歪み補正処理を行わせる。
また、使用者が操作パネル104a又はリモコン104bに設けられた台形歪み補正スイッチ(図示せず)を操作した場合は、その操作量に基づいて、投射形状調整回路105に、映像処理回路126に入力された映像信号に対する台形歪み補正処理を行わせる。
台形歪み補正後の投射画面は、投射画面502のような正規のアスペクト比を有する画面となる。
次に、使用者は操作パネル104a又はリモコン104bに設けられたズームスイッチを操作して、投射画面502の上側の頂点をスクリーンSの上側の角部近傍まで拡大する(図6(a)、(b)の投射画面503参照)。制御回路110は、ズームスイッチの操作に応じてモータ129を駆動し、ズームレンズユニット101bを移動させる。
ここで、投射画面502を拡大(又は縮小)すると、すなわち投射レンズ101の焦点距離を変更すると、変更前とは台形歪みの補正量δが異なってしまうので、投射画面503には台形歪みが発生してしまう。
これを、図5(a),(b)を用いて説明する。図5(a),(b)において、401は、投射レンズ101の焦点距離をテレ側に設定して投射した場合の投射画面の形状を表し、406は投射レンズ101の焦点距離をワイド側に設定して投射した場合の投射画面の形状を表している。投射画面401に対して、所定の台形歪み補正を施すと、投射画面は402に示す形状になる。この状態から、投射レンズ101の焦点距離をワイド側へ変更すると、変更後の投射画面は405で示す矩形にはならず、403で示すように台形歪みが生じた形状になる。
このことは、幾何学的な作図から簡単に求めることができ、投射レンズ101の焦点距離によって台形歪みの補正量δを変更しなければならないことを示している。
したがって、本実施例の場合、図4のS409では、台形歪みの補正量δを変更しないまま投射画面502を拡大してスクリーンSのサイズに合わせるので、図6に示す投射画面503の下辺をスクリーンSの端近傍に合わせるのが望ましい。
このようにして、投射画面503をスクリーンSのサイズに合わせることにより、そのときの投射レンズ101の焦点距離と測距回路102の測距値とから投射画面のサイズ情報が演算回路106により演算され(図4のS411)、その演算結果が記憶回路107に記憶される(図4のS412)。以上が画面サイズ情報を記憶する手順の説明である。
こうして希望画面サイズの設定(記憶)を行った後は、図2および図3のフローチャートで示した投射画面の自動調整が行われ、図6(b)に示すように、投射レンズ101のワイド状態における台形歪み補正後の投射画面504が得られる。
このように本実施例によれば、台形歪み補正後の投射画面をそのまま拡大することによって再度台形歪みが生じないように自動的に台形歪み補正を行いながら投射画面の拡大又は縮小を行うので、簡単かつ迅速に所望のサイズ(例えば、スクリーンサイズに対応したサイズ)の台形歪みのない投射画面を得ることができる。
次に、本発明の実施例2であるプロジェクタについて図面を参照しながら説明する。本実施例では、使用者が希望する投射画面の大きさを複数記憶させることができる場合について説明する。なお、本実施例のプロジェクタの構成は、実施例1と基本的に同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付して説明に代える。
図7のフローチャートは、複数の画面サイズ(目標画面サイズ)情報を記憶させる動作を行う場合の制御回路110の動作を示している。
(S601)
不図示のサイズ記憶スイッチが操作されることに応じて、制御回路110は本フローチャートを開始する。
(S602)
制御回路110は、内部の各種設定を初期化する。
(S603)
制御回路110は、測距回路102を用いてプロジェクタからスクリーンSまでの距離を測定する。
(S604)
制御回路110は、S603での測距結果を測距値(距離情報)として取得する。
(S605)
制御回路110は、S604で得た測距値に基づいて、不図示の自動焦点調節回路を通じて投射レンズ101のフォーカス調節を行う。
(S606)
制御回路110は、設置角検出回路103を用いて設置角を検出する。
(S607)
制御回路110は、S606での検出結果を設置角情報θとして取得する。
(S608)
制御回路110は、焦点距離検出回路111により投射レンズ101の焦点距離(若しくは画角換算値)を検出し、該検出結果とS407で取得した設置角情報θn とに基づいて台形歪み補正量演算回路108に台形歪み補正量を演算させ、台形歪み補正処理を行わせる。
(S609)
ここで、使用者は、投射画面の下辺の両端がスクリーンSの水平方向両端に略一致するように投射レンズ101の焦点距離を調整する。具体的には、操作パネル104a又はリモートコントロール装置104bのズームスイッチ(図示せず)を操作する。制御回路110はこのズームスイッチの操作に応じてモータ129を駆動し、投射レンズ101の焦点距離を変化させる。
(S610)
制御回路110は、変更された後の投射レンズ101の焦点距離を一旦記憶する。
(S611)
制御回路110は、S604で取得した測距値とS610で記憶した投射レンズ101の焦点距離とに基づいて、投射画面の下辺の長さを演算する。
(S612)
制御回路110は、S611での演算結果を、画面サイズ情報として記憶回路107に記憶する。
(S613)
制御回路110は、映像処理回路126のOSD機能によって液晶パネル122に他に希望する画面サイズがあるか否かを使用者に問うメッセージを示す文字の原画を形成させ、スクリーンS上にこの文字を表示させる。他に希望画面サイズがある場合は、使用者による操作パネル104a又はリモコン104bのサイズ記憶スイッチの操作に応じてS609に戻り、他の画面サイズ情報の記憶動作を実行する。
(S614)
S613で他に希望画面サイズがない場合(例えば、サイズ記憶スイッチを所定時間操作しなかった場合)は、本フローを終了する。
次に、図8(a)に示すスクリーンS上の投射画面を参照しながら上述した図7のフローチャートに従う動作を説明する。
図8(a)において、スクリーンS上の投射画面(投射レンズ101はテレ状態)は、701で示すように、上辺が下辺より長くなるように歪んだ状態、つまり台形歪みが生じた状態となる。これは、スクリーンSの法線と投射レンズ101の光軸とが互いに平行でない場合に生じるものである。特に、本実施例の場合、プロジェクタがスクリーンSを見上げた状態(仰角θをもった状態)で設置されているので、図8(a)のような台形歪みを生じる。
このように歪んだ投射画面701に対して台形歪み補正を施す(図7のS608)。すなわち、焦点距離検出回路111で検出された投射レンズ101の焦点距離と設置角検出回路103で検出されたプロジェクタの設置角θとに基づいて、現在の台形歪みを補正するための補正量δを台形歪み補正量演算回路108が演算する。
そして、この補正量δに基づいて、投射形状調整回路105に、映像処理回路126に入力された映像信号に対する台形歪み補正処理を行わせる。
また、使用者が操作パネル104a又はリモコン104bに設けられた台形歪み補正スイッチ(図示せず)を操作した場合に、その操作量に基づいて、投射形状調整回路105に、映像処理回路126に入力された映像信号に対する台形歪み補正処理を行わせるようにしてもよい。
台形歪み補正後の投射画面は、投射画面702のような正規のアスペクト比を有する画面となる。
ここで、本実施例の場合、スクリーンSの上側に装飾(カーテン等)Cが施されており、投射領域としてスクリーンSの上側角部まで使用できない状況である。使用者は操作パネル104a又はリモコン104bに設けられたズームスイッチを操作して、投射画面702の上側頂点を装飾Cの近くで装飾Cにかからない位置(投射画面703)まで拡大する。制御回路110は、ズームスイッチの操作に応じてモータ129を駆動し、ズームレンズユニット101bを移動させる。
このようにして、投射画面702を希望画面サイズである投射画面703まで拡大することにより、そのときの投射レンズ101の焦点距離と測距回路102の測距値とから希望画面サイズに関する情報が演算回路106で演算され、その演算結果が記憶回路107に記憶される。
また、装飾CをスクリーンSから取り外すことができる場合には、他の希望画面サイズとして実施例1にて説明したスクリーンSのフルサイズに対応した画面サイズ情報も記憶回路107に記憶させておき、装飾Cの有無に応じて希望投射画面サイズを使用者が選択するようにすればよい。以上が投射画面のサイズに関する情報を記憶する手順の説明である。
こうして希望画面サイズの設定(記憶)を行った後は、実施例1にて図2および図3のフローチャートで示した投射画面の自動調整が行われ、図8(b)に示すように、投射レンズ101のワイド状態における台形歪み補正後の投射画面705が得られる。
希望投射画面サイズ情報が記憶回路107内に複数個記憶されている場合は、操作パネル104aに設けられた選択スイッチ136(図1中に点線で示す)又はリモコン104bに設けられた同等のスイッチを使用者が操作することにより、使用する画面サイズ情報が選択されるようにすればよい。
このように本実施例によれば、台形歪み補正後の投射画面をそのまま拡大することによって再度台形歪みが生じないように自動的に台形歪み補正を行いながら投射画面の拡大又は縮小を行うので、簡単かつ迅速に所望のサイズ(例えば、スクリーンサイズに対応したサイズ)の台形歪みのない投射画面を得ることができる。
なお、上述した実施例1および実施例2では、スクリーンSの大きさ又は希望画面サイズを設定する際に、投射レンズ101の焦点距離の変更が可能な範囲内で任意に設定できる場合について説明したが、投射レンズ101の焦点距離を所定の数に分割し、分割領域ごとに選択可能な焦点距離の代表値を予め決めておくことにより、分割された各焦点距離および設置角度θをパラメータとした台形歪み補正量を算出するようにしてもよい。この場合、実施例1,2に比べて、より迅速に台形歪み補正を伴った希望画面サイズの投射画面を得ることが可能となる。
本発明の実施例1であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 上記実施例1のプロジェクタにおける制御アルゴリズムを示すフローチャート。 上記実施例1のプロジェクタにおける制御アルゴリズムを示すフローチャート。 上記実施例1のプロジェクタにおける制御アルゴリズムを示すフローチャート。 (a)は実施例1のプロジェクタと投射画面との関係を示す図、(b)はスクリーン上での投射画面の形状を示した図。 (a)は従来のプロジェクタにおいて投射画面をスクリーンの端近傍まで拡大する前後の様子を示した図、(b)は上記実施例1のプロジェクタによる自動画面調整を実行した場合の投射画面を示した図。 本発明の実施例2であるプロジェクタにおける制御アルゴリズムを示すフローチャート。 (a)は従来のプロジェクタにおいて投射画面を所望のサイズまで拡大する前後の様子を示した図、(b)は上記実施例2のプロジェクタによる自動画面調整を実行した場合の投射画面を示した図。 従来のプロジェクタの構成を示すブロック図。 台形歪みが生じた投射画面を示す図。 台形歪みを補正した後の投射画面を示す図。 所望のサイズの投射画面を示す図。
符号の説明
S スクリーン
101 投射レンズ
101a フォーカスレンズユニット
101b ズームレンズユニット
102 測距回路
103 設置角検出回路
104a 操作回路
104b リモートコントロール装置
104c 受信回路
105 投射形状調整回路
106 演算回路
107 記憶回路
108 台形歪み補正量演算回路
109 焦点距離情報算出回路
110 制御回路
111 焦点距離検出回路
121 ダイクロイックミラー
122 液晶パネル
123 光源ランプ
124 映像信号入力端子
125 A/D変換回路
126 映像処理回路
127 タイミングジェネレータ
128 モータドライバ
129 モータ
130 クロック発生回路
131 同期信号処理回路

Claims (5)

  1. 原画を形成する画像形成素子と、
    前記画像形成素子からの光を投射面に投射する投射レンズと、
    前記投射レンズの焦点距離を変更する焦点距離変更手段と、
    前記投射レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、
    該投射型画像表示装置の設置角を検出する設置角検出手段と、
    前記投射面までの距離を測定する測距手段と、
    前記焦点距離変更手段を制御するとともに、前記投射面上での投射画面の台形歪みを補正するための台形歪み補正量を求め、該台形歪み補正量に基づいて台形歪み補正処理を行う制御/処理手段と、
    前記投射面に表示される投射画面のサイズに関する情報を記憶する記憶手段とを有し、
    前記制御/処理手段は、
    前記焦点距離検出手段により検出された焦点距離と前記測距手段により検出された第1の距離とに基づいて前記投射画面のサイズ情報を求めて、前記記憶手段に記憶させ、
    その後、前記記憶されたサイズ情報と前記測距手段により新たに検出された第2の距離とに基づいて、前記台形歪み補正処理前において該サイズ情報に対応した投射画面サイズが得られる前記投射レンズの第1の焦点距離を求め、
    該第1の焦点距離と前記設置角検出手段により検出された設置角とに基づいて前記台形歪み補正量を求め、
    該台形歪み補正量に基づく前記台形歪み補正処理を行ったとしたときに前記サイズ情報に対応する投射画面サイズが得られる前記投射レンズの第2の焦点距離を求め、
    前記投射レンズが前記第2の焦点距離となるように前記焦点距離変更手段を駆動するとともに前記台形歪み補正量に基づいて前記台形歪み補正処理を行うことを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 前記制御/処理手段は、
    前記焦点距離検出手段により検出された焦点距離と前記第1の距離とに基づいて前記投射画面のサイズ情報を求め、該サイズ情報と前記設置角検出手段により検出された第1の設置角とを前記記憶手段に記憶させ、
    その後、前記測距手段により新たに検出された第2の距離が前記第1の距離と異なるときに、前記記憶手段に記憶されたサイズ情報と前記第2の距離とに基づいて、前記台形歪み補正処理前において該サイズ情報に対応した投射画面サイズが得られる前記投射レンズの第1の焦点距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記制御/処理手段は、
    前記焦点距離検出手段により検出された焦点距離と前記第1の距離とに基づいて前記投射画面のサイズ情報を求め、該サイズ情報と前記設置角検出手段により検出された第1の設置角とを前記記憶手段に記憶させ、
    その後、前記設置角検出手段により新たに検出された第2の設置角が前記第1の設置角と異なるときに、前記記憶手段に記憶されたサイズ情報と前記測距手段により新たに検出された第2の距離とに基づいて、前記台形歪み補正処理前において該サイズ情報に対応した投射画面サイズが得られる前記投射レンズの第1の焦点距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  4. 前記記憶手段に複数のサイズ情報の記憶が可能であり、
    これら複数のサイズ情報から前記制御/処理手段で用いるサイズ情報を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  5. 前記制御/処理手段は、前記画像形成素子に入力される画像データを処理することにより前記台形歪み補正処理を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
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