JP2005123266A - ノイズ吸収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フラットケーブルが撓み難い場合でも所定部位への固定が容易なノイズ吸収装置を提供すること。
【解決手段】 本発明のノイズ吸収装置1は、フラットケーブルが挿通される挿通路11を有すると共に、フラットケーブル内を伝播するノイズを吸収する磁性体からなる吸収部材10と、プリント基板及びこのプリント基板上に配されフラットケーブルが接続されるコネクタとを有する実装基板に固定するための固定部26を有すると共に、吸収部材10を保持するケース20とを備えている。また、ノイズ吸収装置1は、挿通路11に挿通されたフラットケーブルに沿ってスライド可能である。これにより、ノイズ吸収装置1の装着時にコネクタに接続されたフラットケーブルを撓ませる必要がなくなり、フラットケーブルが撓み難い場合でもノイズ吸収装置1を固定側に押し付ける必要がなくなり所定部位への固定を容易に実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フラットケーブル内を伝播するノイズを吸収するノイズ吸収装置に関するものである。
パーソナルコンピュータとディスプレイ等の間を通信可能に接続するために、フラットケーブルが用いられている。そして、情報伝達を高精度で実現するために、このフラットケーブル内を伝播するノイズを磁性体により吸収するノイズ吸収装置が利用に供されている。
また、このようなノイズ吸収装置は、フラットケーブルに取り付けた状態での位置ずれを防止するために、適宜の個所に固定する試みがなされている。例えば、下記特許文献1に開示されたノイズ吸収装置では、閉磁路コアを収容するクランプの底面に、差し込みスナップが突設されている。一方、ノイズ吸収装置が固定される固定側には、ホールが形成されている。そして、ノイズ吸収装置のスナップを固定側のホールに押圧力で差し込むことにより、ノイズ吸収装置を固定している。
実開昭62−182513号公報(第3図)
しかしながら、上記従来のノイズ吸収装置を固定するためには、フラットケーブルに取り付けた状態から少なくともスナップの長さ程度は固定側に押し付けなければならない。この際、フラットケーブルを押し付ける長さ程度は撓ませなければならない。このため、フラットケーブルにかかるテンションが高くて撓ませ難い場合は、ノイズ吸収装置を所定部位へ固定することが困難であった。特に、近年の電子機器において小型化、省スペース化の要請が高まっていることから、ノイズ吸収装置を押し付けるための空間が狭小化しているため、その作業が一層難しくなっている。
本発明の目的は、フラットケーブルが撓み難い場合でも所定部位への固定が容易なノイズ吸収装置を提供することにある。
本発明に係るノイズ吸収装置は、フラットケーブルが挿通される挿通路を有し、磁性体によって形成されると共にフラットケーブル内を伝播するノイズを吸収する吸収部材と、プリント基板とこのプリント基板上に配されフラットケーブルが接続されるコネクタとを有する実装基板に装着可能であると共に、吸収部材を保持するケースとを備え、挿通路に挿通されたフラットケーブルに沿ってスライド可能であることを特徴としている。
本発明のノイズ吸収装置によれば、フラットケーブルを吸収部材の挿通路に挿通させた後に、フラットケーブルに沿って実装基板側にスライドさせることで、該実装基板に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置の装着時にコネクタに接続されたフラットケーブルを撓ませる必要がなくなり、フラットケーブルが撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置を所定部位へ容易に固定することができる。
また、本発明のノイズ吸収装置において、上記ケースは、実装基板におけるコネクタに装着するように構成してもよい。
さらにこの場合、ケースは、コネクタを狭持する1対のアームを有するようにしてもよい。このような構成を採用した場合、ノイズ吸収装置をフラットケーブルに沿って実装基板側にスライドさせると、1対のアームがコネクタを狭持することになり、ノイズ吸収装置を容易に固定することができる。
また、吸収部材の挿通路はフラットケーブルに対面する対面部を有し、ケースのアームは挿通路の対面部に対して傾きを有してもよい。これにより、コネクタに装着されたフラットケーブルが曲がっている場合でも、アームがコネクタを狭持する際に該アームをプリント基板の面方向と略平行にできることになるため、安定した姿勢でノイズ吸収装置を実装基板に装着することができる。
また、吸収部材の挿通路は、フラットケーブルに対面する対面部を有し、ケースのアームは、コネクタに係止される係止面を有するフック部を先端に備え、フック部の係止面は、挿通路の対面部に対して傾きを有するようにしてもよい。これにより、コネクタに接続されたフラットケーブルが曲がっている場合であっても、フック部の係止面とコネクタとを面接触させることができるため、ノイズ吸収装置のコネクタに対する固定力を高くすることができる。
また、上記ケースは、実装基板に装着される側に延びると共に、実装基板への装着時にアームとの間にプリント基板の端部を挟む爪部を備えてもよい。これにより、実装基板への装着時にノイズ吸収装置の法線方向に外力が加えられたとしても、爪部がプリント基板の底面すなわちコネクタが設けられた側とは反対側の面に接触することにより、ノイズ吸収装置の不意の抜却を防止することができる。
また、本発明のノイズ吸収装置において、上記ケースは、実装基板におけるプリント基板に装着するように構成してもよい。
さらにこの場合、プリント基板は突出したプレートを有すると共に、ケースはそのプレートに装着可能となるように構成してもよい。
さらにこの場合、ケースは、孔部を有する上記プレートが差し込まれる収容部と、この収容部に差し込まれたプレートの上記孔部に挿入される突部とを備えるように構成してもよい。
このような構成を採用した場合、ノイズ吸収装置をフラットケーブルに沿って実装基板側にスライドさせると、プリント基板のプレートが収容部に収容されるとともに、プレートの孔部にケースの突部が挿入されるため、ノイズ吸収装置を容易に固定することができる。また、上記突部によって、ノイズ吸収装置がプレートから不意に抜却される事態を抑止することができる。
また、上記ケースは、プリント基板を狭持可能な1対の支持板を備えており、支持板の少なくとも一方は、プリント基板に形成されたホールに差し込まれる突起部を有するように構成してもよい。
このような構成を採用した場合、ノイズ吸収装置をフラットケーブルに沿って実装基板側にスライドさせると、1対の支持板がプリント基板を上下から挟み込む形になるため、ノイズ吸収装置を容易に固定させることができる。また、プリント基板の上記ホールにケースの突起部が差し込まれることにより、ノイズ吸収装置がプリント基板から不意に抜却される事態を抑止することができる。
本発明のノイズ吸収装置によれば、フラットケーブルが撓み難い場合でも所定部位へ容易に固定することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る第1実施形態のノイズ吸収装置1を示す斜視図であり、図2は、ノイズ吸収装置1の平面図である。ノイズ吸収装置1は、パーソナルコンピュータやディスプレイ等の間を情報伝達可能に接続するフラットケーブルに取り付けられるものであり、吸収部材10とこれを保持するケース20とを主として備えている。ここでフラットケーブルとは、樹脂等で被覆された複数の電線を帯状に束ねたケーブルのことをいい、パーソナルコンピュータ、ディスプレイ、プリンタ等の電子機器間の接続に用いられる。また、フラットケーブルは、プリント基板上に配されたコネクタに接続されるが、本実施形態のノイズ吸収装置1は、プリント基板及びコネクタによって構成された実装基板に装着できるように構成されている(装着の手法は後述する)。
吸収部材10は、例えばフェライト等の磁性体によって形成されており、フラットケーブル内を伝播するノイズを吸収する。また、吸収部材10は、略直方体形状をなしており、フラットケーブルが挿通される挿通路11が形成されている。
図3は、吸収部材10を取り外した状態のケース20を示す斜視図である。図1〜図3に示すように、ケース20の底板21の両側には、吸収部材10を保持する保持アーム22,22が突設されている。また、ケース20の底板21における保持アーム22,22が設けられていない側の一対の辺には、側壁23,24がそれぞれ突設されている。吸収部材10は、この側壁23,24間に収容された状態で、保持アーム22,22によって上面を抑え付けられることにより、ケース20に対して固定される。
また、ケース20は、その両側に1対のアーム25,25を備えている。各アーム25は、可撓性を有しており、ケース20の底板21の面方向及び吸収部材10の挿通路11と平行に延びている。このアーム25の延びている側が、実装基板に装着されることになる。各アーム25の先端には、後述するコネクタに係止される係止面26aを有するフック部26が形成されている。また、各フック部26,26の互いに対向する面は、アーム25の先端側に向かって間隔が徐々に広がる傾斜面26bとなっている。
更に、ケース20の底部には、アーム25の延在方向と同方向、すなわち実装基板に装着される側に延びる一対の爪部28,28が、各アーム25,25と間隔を隔てて形成されている。詳しくは後述するが、ノイズ吸収装置を実装基板に装着した際に、各アーム25,25と爪部28,28との間には、プリント基板の端部が挟まれることになる。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、図4〜図6を参照して、ノイズ吸収装置を実装基板に装着する方法を説明する。
図4は、ノイズ吸収装置1を実装基板に装着する前の状態を示す斜面図である。装着対象となる実装基板40は、プリント基板42とこの上に配されたコネクタ45とを備える。
まず、図4に示すように、吸収部材10の挿通路11に挿通させたフラットケーブル30を、コネクタ45に接続する。この際、アーム25,25が実装基板40側を向くようにする。尚、本明細書において、コネクタにおけるフラットケーブルが接続される側の面を前面45aとし、その反対側の面を後面45bと称する。
次に、図5及び図6に示すように、図中の白抜き矢印にあるようにノイズ吸収装置1をフラットケーブル30に沿って実装基板40側にスライドさせて、実装基板40にノイズ吸収装置1を装着する。図5は、ノイズ吸収装置1を実装基板40に装着した状態を示す斜視図であり、図6は、同状態を示す側面図である。
ここで、ノイズ吸収装置1の装着過程を詳説する。まず、ノイズ吸収装置1を実装基板40側に押し付けると、アーム25,25のフック部26の上記傾斜面26bがコネクタ45の前面45aの両角に当接する。そして、更にノイズ吸収装置1を押し付けると、アーム25,25は、その傾斜面26bがコネクタ45に接触しながら、外側に押し広げられる形になる。そして、フック部26の係止面26aがコネクタ45の後面45bを超える位置までノイズ吸収装置1が押し付けられると、アーム25,25は撓みにより蓄積された弾性力によって元の状態に復元し、コネクタ45を狭持する。この際、フック部26の係止面26aがコネクタ45の後面45bに当接するため、ノイズ吸収装置1のアーム25の延在方向への不意の抜却が防止されている。
以上のように、本実施形態のノイズ吸収装置1によれば、フラットケーブル30を吸収部材10の挿通路11に挿通させた後に、フラットケーブル30に沿って実装基板40側にスライドさせることで、該実装基板40に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置1の装着時に、コネクタ45に接続されたフラットケーブル30を撓ませる必要がなくなり、フラットケーブル30が撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置1を所定部位へ容易に固定することができる。このような効果を奏する本実施形態のノイズ吸収装置は、フラットケーブルに付加されたテンションが高いために撓み難い場合や、ノイズ吸収装置の装着作業のスペースが狭い場合等に、特に有用である。
また、図6に示すように、ノイズ吸収装置1の装着時には、各アーム25,25と爪部28,28との間に、プリント基板42の端部が挟まれる。これにより、例えばノイズ吸収装置1の法線方向に外力が加えられたとしても、爪部28がプリント基板42の底面すなわちコネクタ45が設けられた側とは反対側の面に接触することにより、ノイズ吸収装置1の不意の抜却を防止することができる。
[第2実施形態]
次に、図7〜図11を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の第2実施形態を説明する。
まず、図7〜図9を参照して、本実施形態のノイズ吸収装置の構成を説明する。図7は、本実施形態のノイズ吸収装置1を示す斜視図であり、図8は、ノイズ吸収装置1を底面側から見た斜視図であり、図9は、図7に示すノイズ吸収装置1のIX−IX線矢視断面図である。
吸収部材10は、第1実施形態と同様のものを使用しており、ケース20の構成が第1実施形態と異なっている。また、本実施形態のノイズ吸収装置1は、実装基板40のプリント基板42に装着されるように構成されている。より詳しくは、プリント基板42に設けられ、外方に突出するプレート46に、このノイズ吸収装置1は取り付けられるようになっている。また、プレート46における幅方向の中央領域には、孔部47が形成されている。
また、本実施形態のケース20には、ノイズ吸収装置を実装基板40に装着する際に上記プレート46を収容する収容部29と、先端に突部50aを有する略L字状のストッパ50(図8及び図9参照)とが設けられている。ストッパ50の突部50aは、プレート46が収容部29に差し込まれた際に、該プレート46の孔部47に挿入される。
図8に示すように、収容部29は、プレート46の両端がそれぞれ差し込まれる一対の受け部29a,29aから構成されている。各受け部29aは、図8に示すように、プレート46に対する横方向の位置ずれを防止する側壁29b、ケースの底板21との間にプレート46の両端を挟む底部29c、及びプレート46の先端面と対向することとなる奥壁29dを含んでいる。それぞれの受け部29aの側壁29b同士の間隔は、プレート46の幅方向と同程度にされている。
ストッパ50は、各受け部29a,29aの間に位置しており、ケースの底板21に立設された壁部50bと、この壁部50bの図8における上端から片持ち梁状態で延びる板部50cとを含んでいる。この板部50cとケースの底板21との間隔は、上記受け部29aの底部29cと底板21との間隔と略等しく設定されている。そして、板部50cの先端には、上記の突部50aが形成されている。突部50aは、ケース20の底板21側に突出しており、底板21の法線方向に延びる係止面50dと、底板21に対して傾きを有する傾斜面50eとによって画成されている。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、図10及び図11を参照して、このノイズ吸収装置の装着方法を説明する。
図10は、ノイズ吸収装置1を実装基板に装着する前の状態を示す斜視図である。まず、同図に示すように、吸収部材10の挿通路11に挿通させたフラットケーブル30を、コネクタ45に接続する。
次に、図11に示すように、図中の白抜き矢印にあるようにノイズ吸収装置1をフラットケーブル30に沿ってスライドさせて、実装基板40にノイズ吸収装置1を装着する。尚、同図は、プリント基板の底面から見た状態を示している。
以下、ノイズ吸収装置1の装着過程を詳説する。まず、プレート46が収容部29に差し込まれるようにノイズ吸収装置1を実装基板40側に押し付けると、突部50の傾斜面50eがプレート46の先端に当接する。そして、更にノイズ吸収装置1を押し付けると、ストッパ50の板部50cは、傾斜面50eがプレート46の先端に接触しながら、図8における上方に押し上げられる形になる。そして、突部50の係止面50dがプレート46の孔部47のコネクタ45から遠い側の縁を超える位置までノイズ吸収装置1が押し付けられると、ストッパ50の板部50cは撓みにより蓄積された弾性力によって元の状態に復元し、突部50aが孔部47に挿入されることによってプレート46に係止される。この際、突部50の係止面50dがプレート46の孔部47の縁に当接するため、ノイズ吸収装置1のプレート46の延在方向への不意の抜却が防止されている。
以上のように、本実施形態のノイズ吸収装置1によれば、フラットケーブル30を吸収部材10の挿通路11に挿通させた後に、フラットケーブル30に沿って実装基板40側にスライドさせることで、該実装基板40に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置1の装着時に、コネクタ45に接続されたフラットケーブル30を撓ませる必要がなくなり、フラットケーブル30が撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置1を所定部位へ容易に固定することができる。また、収容部29によってプリント基板42のプレート46を収容するため、ノイズ吸収装置の位置ずれを防止することができる。
[第3実施形態]
次に、図12〜図14を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の第3実施形態を説明する。
まず、図12及び図13を参照して、本実施形態のノイズ吸収装置の構成を説明する。図12は、本実施形態のノイズ吸収装置1を示す斜視図であり、図13は、ノイズ吸収装置1の側面図である。
吸収部材10は、第1実施形態と同様のものを使用しており、ケース20の構成が第1実施形態と異なっている。また、本実施形態のノイズ吸収装置1は、実装基板40のプリント基板42に装着されるように構成されている。より詳しくは、ホール48が形成されたプリント基板42に、このノイズ吸収装置1は取り付けられるようになっている。
本実施形態のケース20には、プリント基板42に装着するための支持部51が、ケース20の幅方向の両側すなわち保持アーム22が設けられている側に設けられている。
各支持部51は、プリント基板42への装着時にこれを狭持する上下1対の可撓性を有する支持板51aと、この1対の支持板51a同士をつなぐと共にプリント基板42の先端面と対向することとなる対向壁51bとを含んでいる。また、上下に配された支持板51a同士の間隔は、プリント基板42の厚みと同程度に設定されている。
また、支持板51aの少なくとも一方は、プリント基板42のホール48に差し込まれる突起部52を、支持板51aにおける幅方向の中央領域に有する。本実施形態では、上側の支持板51aの底面に突起部52が形成されており、各突起部52は円錐形状にされている。この突起部52の底面の径は、プリント基板42のホール48に挿入可能なサイズに設定されている。また、各突起部52の間隔は、プリント基板42のホール48同士の間隔と等しくされている。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、図12及び図14を参照して、ノイズ吸収装置の装着方法を説明する。
図12は、ノイズ吸収装置1を実装基板に装着する前の状態を示す斜視図である。まず、同図に示すように、吸収部材10の挿通路11に挿通させたフラットケーブル30を、コネクタ45に接続する。この際、支持部51の各支持板51a,51aの間にプリント基板42が差し込まれるようにする。
次に、図14に示すように、図中の白抜き矢印にあるようにノイズ吸収装置1をフラットケーブル30に沿ってスライドさせて、実装基板40にノイズ吸収装置1を装着する。同図は、ノイズ吸収装置1を実装基板40に装着した状態を示す斜視図である。
以下、ノイズ吸収装置1の装着過程を詳説する。まず、プリント基板42が支持板51a,51aの間に差し込まれるようにノイズ吸収装置1を実装基板40側に押し付けると、突起部52の外周面(円錐面)がプリント基板42の先端に当接する。そして、更にノイズ吸収装置1を押し付けると、支持部51の支持板51aは、突起部52がプリント基板42の先端に接触しながら、図14における上方に押し上げられる形になる。そして、突起部52がプリント基板42のホール48に差し込まれる位置までノイズ吸収装置1が押し付けられると、支持部51の支持板51aは撓みにより蓄積された弾性力によって元の状態に復元し、支持板51aの突起部52がホール48に挿入されることによってプリント基板42に係止される。この際、支持部51の支持板51aがプリント基板42を狭持するため、ノイズ吸収装置1のプリント基板42の法線方向への不意の抜却が防止されている。さらに、突起部52がホール48に挿入されるため、プリント基板42の面方向におけるノイズ吸収装置1の位置ずれが防止されている。
以上のように、本実施形態のノイズ吸収装置1によれば、フラットケーブル30を吸収部材10の挿通路11に挿通させた後に、フラットケーブル30に沿って実装基板40側にスライドさせることで、該実装基板40に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置1の装着時に、コネクタ45に接続されたフラットケーブル30を撓ませる必要がなくなり、フラットケーブル30が撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置1を所定部位へ容易に固定することができる。また、支持部51によってプリント基板42を狭持するため、ノイズ吸収装置の位置ずれを防止することができる。
尚、第2実施形態のようなプレート46をプリント基板に設け、このプレート46を一対の支持板で狭持するようにしてもよい。
[第4実施形態]
次に、図15、図16(a)及び図16(b)を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の第4実施形態を説明する。
まず、図15を参照して、本実施形態のノイズ吸収装置の構成を説明する。図15は、本実施形態のノイズ吸収装置1を示す斜視図である。
吸収部材10は、第1実施形態と同様のものを使用しており、ケース20の構成が第1実施形態と異なっている。また、本実施形態のノイズ吸収装置1は、実装基板40のコネクタ45に装着されるように構成されている。
吸収部材10の挿通路11は、フラットケーブルの挿通時にこれに対面する平面状の対面部12を有している。また、本実施形態のケース20は、ケース20の幅方向の両側に1対のアーム25,25を備えている。各アーム25は、挿通路11の対面部12に対して30度の傾きを有する。つまり、各アーム25は、ケース20の底面21に対して傾いている。尚、各アーム25同士は平行である。また、第1実施形態と同様に、各アーム25の先端には、コネクタ45に係止される係止面26aを有するフック部26が形成されている。また、各フック部26,26の互いに対向する面は、アームの長手方向に対して外側に向かって間隔が徐々に広がる傾斜面26bとなっている。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、図16(a)及び図16(b)を参照して、ノイズ吸収装置の装着方法を説明する。
まず、図16(a)に示すように、吸収部材10の挿通路11に挿通させたフラットケーブル30を、コネクタ45に接続する。この際、同図に示すように、コネクタ45とフラットケーブル30を通じて接続される機器の位置に応じて、フラットケーブル30が曲がる場合がある。
次に、図16(b)に示すように、ノイズ吸収装置1をフラットケーブル30に沿ってスライドさせて、実装基板40にノイズ吸収装置1を装着する。以下、ノイズ吸収装置1の装着過程を詳説する。まず、アーム25,25がコネクタ45を狭時するようにノイズ吸収装置1を実装基板40側に押し付けると、アーム25,25のフック部26の傾斜面26bがコネクタ45の前面45aの角に当接する。そして、更にノイズ吸収装置1を押し付けると、傾斜面26bがコネクタ45に接触しながら、アーム25,25が外側に押し広げられる形になる。そして、フック部26の係止面26aがコネクタ45の後面45bを超える位置までノイズ吸収装置1が押し付けられると、アーム25,25は撓みにより蓄積された弾性力によって元の状態に復元し、コネクタ45を狭持する。
ここで、本実施形態のノイズ吸収装置によれば、第1実施形態の効果に加えて、次のような効果も得られる。すなわち、コネクタ45に装着されたフラットケーブル30が曲がっている場合でも、アーム25,25がコネクタを狭持する際に該アームをプリント基板42の面方向と略平行にできることになるため、安定した姿勢でノイズ吸収装置を実装基板に装着することができる。また、フック部26の係止面26aをコネクタ45の後面45bに面接触させることができるため、ノイズ吸収装置1のコネクタ45に対する固定力を高くすることができる。
尚、挿通路11の対向面12に対するアーム25の傾きは30度に限られず、適宜所望の角度を選択することができる。
[第5実施形態]
次に、図17、図18(a)及び図18(b)を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の第5実施形態を説明する。
まず、図17を参照して、本実施形態のノイズ吸収装置の構成を説明する。図17は、本実施形態のノイズ吸収装置1を示す斜視図である。
吸収部材10は、第1実施形態と同様のものを使用しており、ケース20の構成が第1実施形態と異なっている。吸収部材10の挿通路11は、フラットケーブルに対面する対面部12を有している。
ケース20は、ケース20の幅方向の両側に1対のアーム25,25を備えている。各アーム25の延び方向は、第1実施形態と等しくされている。各アーム25の先端には、コネクタ45に係止される係止面26aを有するフック部26が形成されている。また、フック部26の係止面26a,26aは、挿通路11の対面部12に対して60度の傾きを有する。換言すれば、係止面26aは、ケース20の底面に対して傾斜している。また、各フック部26,26の互いに対向し且つ係止面26aよりも先端側の面は、外側に向かって間隔が徐々に広がる傾斜面26bとなっている。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、図18(a)及び図18(b)を参照して、ノイズ吸収装置の装着方法を説明する。
まず、図18(a)に示すように、吸収部材10の挿通路11に挿通させたフラットケーブル30を、コネクタ45に接続する。本実施形態において、第4実施形態と同様に、フラットケーブルは曲がっている。
次に、図18(b)に示すように、ノイズ吸収装置1をフラットケーブル30に沿ってスライドさせて、実装基板40にノイズ吸収装置1を装着させる。以下、ノイズ吸収装置1の装着過程を詳説する。まず、アーム25,25がコネクタ45を狭持するようにノイズ吸収装置1を実装基板40側に押し付けると、アーム25,25のフック部26の傾斜面26bがコネクタ45の前面45aの角に当接する。そして、更にノイズ吸収装置1を押し付けると、傾斜面26bがコネクタ45に接触しながら、アーム25,25が外側に押し広げられる形になる。そして、フック部26の係止面26aがコネクタ45の後面45bを超える位置までノイズ吸収装置1が押し付けられると、アーム25,25は撓みにより蓄積された弾性力によって元の状態に復元し、コネクタ45を狭持する。この際、フック部26の係止面26aがコネクタ45の後面45bに当接するため、ノイズ吸収装置1のアーム25の延在方向への不意の抜却が防止されている。
以上のように、本実施形態のノイズ吸収装置1によれば、フラットケーブル30を吸収部材10の挿通路11に挿通させた後に、フラットケーブル30に沿って実装基板40側にスライドさせることで、該実装基板40に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置1の装着時に、コネクタ45に接続されたフラットケーブル30を撓ませる必要がなくなり、フラットケーブル30が撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置1を所定部位へ容易に固定することができる。また、フラットケーブル30が曲がっている場合であっても、フック部26の係止面26aは傾斜を有していることから、フック部26の係止面26aとコネクタの裏面45bとを面接触させることができるため、ノイズ吸収装置1のコネクタ45に対する固定力を高くすることができる。
尚、挿通路11の対向面12に対するフック部26の係止面26aの傾きは60度に限られず、適宜所望の角度を選択することができる。
[第6実施形態]
次に、図19を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の第6実施形態を説明する。まず、本実施形態のノイズ吸収装置の構成を説明する。
吸収部材10は、一体形成品ではなく分割できるようにしてあり、図19における上方の上側片10a、及び図19における下方の下側片10bから構成されている。また、上側片10a及び下側片10bには互いに対向する面に切り欠きが形成されており、両者を合わせることにより、各切り欠きによって挿通路11が形成されることになる。
ケース20は、樹脂によって形成されており、図中上方の上側ケース20a、及び下方の下側ケース20bから構成されている。上側ケース20aは吸収部材10の上側片10aを保持し、下側ケース20bは下側片10bを保持している。また、下側ケース20bの幅方向の両側には、隆起状の係止部20d,20dが形成されている。この係止部20d,20dは、その周囲に窪みを設けることにより形成されている。一方、上側ケース20aの幅方向の両側には、上記係止部20d,20dに係止される略環状のフック部20c,20cが設けられている。このフック部20c,20cは可撓性を有しており、係止部20d,20dの周囲の窪みに嵌め込まれる形になる。さらに、下側ケース20bは、第2実施形態のように収容部29及びストッパ50(図8参照)を備えている。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、ノイズ吸収装置の装着方法を説明する。
まず、下側ケース20bに保持された下側片10bの切り欠き(挿通路11の一部)にフラットケーブルを配置し、これに上側片10aを嵌め込んだ上側ケース20aを被せて、フック部20cを係止部20dに係止させる。これにより、挿通路11内にフラットケーブルが挿通された状態となる。
次に、ノイズ吸収装置1をフラットケーブルに沿って実装基板側にスライドさせて、第2実施形態のように収容部29によってプリント基板のプレートを収容し、ストッパ50によって該プレートを係止する。
以上のように、本実施形態のノイズ吸収装置1によれば、上側及び下側のケースにより挟んだフラットケーブルに沿ってスライドさせることで、実装基板に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置1の装着時に、フラットケーブルを撓ませる必要がなくなり、フラットケーブルが撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置1を所定部位へ容易に固定することができる。
[第7実施形態]
次に、図20を参照して、本発明に係るノイズ吸収装置の第7実施形態を説明する。まず、本実施形態のノイズ吸収装置の構成を説明する。
吸収部材10は、第6実施形態のように分割できるようにしてあり、図20における上方の上側片10a、及び下方の下側片10bから構成されている。また、上側片10a及び下側片10bには互いに対向する面に切り欠きが形成されており、両者を合わせることにより、各切り欠きによって挿通路11が形成されることになる。
ケース20は、第6実施形態のように樹脂によって形成されており、図中上方の上側ケース20a、及び下方の下側ケース20bから構成されている。上側ケース20aは吸収部材10の上側片10aを保持し、下側ケース20bは下側片10bを保持している。また、上側ケース20aと下側ケース20bはヒンジ部によって開閉自在に連結されている。ヒンジ部は、上側ケース20a及び下側ケース20bと一体的に形成されており、可撓性を有している。下側ケース20bのヒンジ部と対向する側面には、第6実施形態のように隆起状の係止部20dが形成されている。一方、上側ケース20aのヒンジ部と対向する側面には、上記係止部20dに係止される略環状のフック部20cが設けられている。さらに、下側ケース20bは第1実施形態のように爪部28,28を備えている。
以上が、本実施形態のノイズ吸収装置の構成である。次に、ノイズ吸収装置の装着方法を説明する。
まず、下側ケース20bに保持された下側片10bの切り欠き(挿通路11の一部)にフラットケーブルを配置し、これに上側片10aを嵌め込んだ上側ケース20aを被せて、フック部20cを係止部20dに係止させる。これにより、挿通路11内にフラットケーブルが挿通された状態となる。
次に、ノイズ吸収装置1をフラットケーブルに沿って実装基板側にスライドさせて、第1実施形態のように各アーム25,25と各爪部28,28との間にプリント基板を挟むとともに、フック部26,26によって該実装基板のコネクタを係止する。
以上のように、本実施形態のノイズ吸収装置1によれば、上側及び下側のケースにより挟んだフラットケーブルに沿ってスライドさせることで、実装基板に装着させることができる。このため、ノイズ吸収装置1の装着時に、フラットケーブルを撓ませる必要がなくなり、フラットケーブルが撓み難い場合であっても、ノイズ吸収装置1を所定部位へ容易に固定することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明に係るノイズ吸収装置の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示すケースの平面図である。 図1に示すケースの斜視図である。 図1に示すノイズ吸収装置を実装基板に装着する前の状態を示す斜視図である。 図1に示すノイズ吸収装置を実装基板に装着した後の状態を示す斜視図である。 図1に示すノイズ吸収装置を実装基板に装着した後の状態を示す側面図である。 本発明に係るノイズ吸収装置の第2実施形態を示す斜視図である。 図7に示すノイズ吸収装置を底面側から見た斜視図である。 図7に示すノイズ吸収装置のIX−IX線矢視断面図である。 図7に示すノイズ吸収装置を実装基板に装着する前の状態を示す斜視図である。 図7に示すノイズ吸収装置を実装基板に装着した後の状態を底面側から見た斜視図である。 本発明に係るノイズ吸収装置の第3実施形態を示し、実装基板に装着する前の状態を示す斜視図である。 図12に示すノイズ吸収装置の側面図である。 図12に示すノイズ吸収装置の実装基板に装着した後の状態を示す斜視図である。 本発明に係るノイズ吸収装置の第4実施形態を示す斜視図である。 図16(a)は、ノイズ吸収装置を実装基板に装着する前の状態を示す側面図を示し、図16(b)は、ノイズ吸収装置を実装基板に装着した後の状態を示す図である。 本発明に係るノイズ吸収装置の第5実施形態を示す斜視図である。 図18(a)は、ノイズ吸収装置を実装基板に装着する前の状態を示す側面図を示し、図18(b)は、ノイズ吸収装置を実装基板に装着した後の状態を示す側面図である。 本発明に係るノイズ吸収装置の第6実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るノイズ吸収装置の第7実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1…ノイズ吸収装置、10…吸収部材、11…挿通路、12…対面部、20…ケース、21…底板、22…保持アーム、25…アーム、26…フック部、26a…係止面、26b…傾斜面、28…爪部、29…収容部、29a…受け部、30…フラットケーブル、40…実装基板、42…プリント基板、45…コネクタ、46…プレート、47…孔部、48…ホール、50…ストッパ、50a…突部、51…支持部、51a…支持板、51b…対向壁、52…突起部。

Claims (10)

  1. フラットケーブルが挿通される挿通路を有し、磁性体によって形成されると共に前記フラットケーブル内を伝播するノイズを吸収する吸収部材と、
    プリント基板とこのプリント基板上に配され前記フラットケーブルが接続されるコネクタとを有する実装基板に装着可能であると共に、前記吸収部材を保持するケースとを備え、
    前記挿通路に挿通された前記フラットケーブルに沿ってスライド可能であることを特徴とするノイズ吸収装置。
  2. 前記ケースは、前記実装基板における前記コネクタに装着可能であることを特徴とする請求項1に記載のノイズ吸収装置。
  3. 前記ケースは、前記コネクタを狭持する1対のアームを有することを特徴とする請求項2に記載のノイズ吸収装置。
  4. 前記吸収部材の前記挿通路は、前記フラットケーブルに対面する対面部を有し、
    前記ケースの前記アームは、前記挿通路の前記対面部に対して傾きを有することを特徴とする請求項3に記載のノイズ吸収装置。
  5. 前記吸収部材の前記挿通路は、前記フラットケーブルに対面する対面部を有し、
    前記ケースの前記アームは、前記コネクタに係止される係止面を有するフック部を先端に備え、
    前記フック部の前記係止面は、前記挿通路の前記対面部に対して傾きを有することを特徴とする請求項3に記載のノイズ吸収装置。
  6. 前記ケースは、前記実装基板に装着される側に延びると共に、前記実装基板への装着時に前記アームとの間に前記プリント基板の端部を挟む爪部を備えることを特徴とする請求項3〜請求項5のうち何れか一項記載のノイズ吸収装置。
  7. 前記ケースは、前記実装基板における前記プリント基板に装着可能であることを特徴とする請求項1に記載のノイズ吸収装置。
  8. 前記プリント基板は、突出したプレートを有しており、前記ケースは、前記プリント基板における前記プレートに装着されることを特徴とする請求項7に記載のノイズ吸収装置。
  9. 前記ケースは、孔部を有する前記プレートが差し込まれる収容部と、この収容部に差し込まれた前記プレートの前記孔部に挿入される突部とを備えることを特徴とする請求項8に記載のノイズ吸収装置。
  10. 前記ケースは、前記プリント基板を狭持可能な1対の支持板を備えており、
    前記支持板の少なくとも一方は、前記プリント基板に形成されたホールに差し込まれる突起部を有することを特徴とする請求項7に記載のノイズ吸収装置。
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