JP2005122246A - データ検索装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 電話番号、住居表示、郵便番号、名前のイニシャル（英字）等、英数字だけの簡単な入力により、名前住所データベースから該当する名前と住所を検索するデータ検索装置を提供する。
【解決手段】 データ検索装置１の制御部３は、名前住所ファイル２７からユーザにより入力された顧客の電話番号と一致する名前住所データ１００を検索、表示する。一致する名前住所データ１００がない場合、制御部３は、ユーザにより入力された顧客の電話番号に対応する町域内で、入力された住居表示番号、名前のイニシャルと一致する名前住所データ１００を名前住所ファイル２７から検索、表示する。顧客の電話番号がわからない場合、制御部３は、ユーザにより入力された顧客の郵便番号に対応する町域内で、一致する名前住所データ１００を名前住所ファイル２７から検索、表示する。
【選択図】 図４

Description

本発明はデータ検索装置に関するものであり、特に、電話番号、住居表示、郵便番号、名前のイニシャル（英字）等を用いて、名前住所データベースから名前と住所を検索するためのデータ検索装置等に関する。

店舗等で計算機端末を用いて顧客から電話受け付けしたり、顧客の住所入力を行う際、電話番号の市外市内局番から住所候補を生成し、生成した一つあるいは複数の住所候補から住所を選択して住所入力を確定するという方法がある。（例えば、特許文献１参照。）

あるいは、予め顧客コード、顧客名、住所、電話番号等を登録した顧客情報ファイルから電話番号をキーにして顧客の名前、住所を検索するという方法がある。（例えば、特許文献２参照。）

特開平８−１９０５５５号公報 特開２００２−３００２６６号公報

しかしながら、上記第１の方法では、電話番号の市外市内局番を使用しているため、都道府県名、市区郡町村名及び大字・町域字までの住所を表示することができるが、住居表示番号、名前を表示することが不可能である。

第２の方法では、既に登録されている顧客の名前、住所を表示することはできるが、新規の顧客等の場合には顧客コード、顧客名、住所、電話番号等を登録するという作業が必要となる。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電話番号、住居表示、郵便番号、名前のイニシャル（英字）等、英数字だけの簡単な入力により、名前住所データベースから該当する名前と住所を検索するデータ検索装置を提供することにある。

前述した目的を達成するために本発明は、電話番号、住居表示、あるいは郵便番号、名前の一部等を用いて、名前住所データベースから対応する名前および住所を英数字だけで検索するデータ検索装置であって、前記データ検索装置は、
前記名前住所データベースと、ユーザインタフェースプログラムを介して、前記データ検索システムに接続された出力装置、入力装置とデータの入出力を行う入出力手段と、前記名前住所データベースから名前、住所を検索する検索手段と、を具備することを特徴とするデータ検索装置である。

データ検索装置の名前住所データベースは、名前、住所、電話番号、郵便番号データ等を保持する。

顧客の住所入力を行おうとするユーザは、ユーザインタフェースプログラムを介して、キーボード等の入力装置から顧客の電話番号を入力すると、データ検索装置は電話番号をキーにして名前住所データベースを検索する。
該当する電話番号がない場合、追加入力として丁目以降の数字部分をハイフンでつないだ番号である住居表示番号と、名前のイニシャル等の名前の一部を入力することにより、データ検索装置は名前住所データベースを検索する。

顧客の情報として電話番号がない場合、キーボード等の入力装置からユーザが顧客の７桁の郵便番号、住居表示番号、名前のイニシャル（英字）を入力することにより、データ検索装置は名前住所データベースを検索する。

本発明では、電話番号、あるいは、電話番号と住居表示番号と名前のイニシャル（英字）、あるいは、郵便番号を住居表示番号と名前のイニシャル（英字）の英数字だけの簡単な入力により、町域名を指定することなく、住所名前データベースから顧客の検索が行える。

本実施によれば、電話番号、住居表示、郵便番号、名前のイニシャル（英字）等、英数字だけの簡単な入力により、名前住所データベースから該当する名前と住所を検索するデータ検索装置を提供することができる。

以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図１は、データ検索装置１のハードウエア構成を示す図、図２は、記憶装置５の詳細を示す図、図3は、記憶装置５内の名前住所ファイル２７の名前住所データ１００の１例を示す図である。

図１に示すように、本発明に係るデータ検索装置１は、コールセンターやデパート等の店舗に設置されるパーソナルコンピュータ、ワークステーション等のコンピュータで、バス１５により相互接続された制御部３、記憶装置５、メディア入出力部７、入力部９、印刷部１１、表示部１３を有する。

制御部３は、プログラムの実行を行うＣＰＵ(central processing unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのＲＯＭ(read only memory)、ＲＡＭ(random access memory)等のメモリから構成される。制御部３は、住所コード作成装置１全体の動作を制御する。

メディア入出力部７は、ＣＤ−ＲＯＭ(compact disc read only memory)あるいはＣＤ−ＲＷ(CD-ReWritable)、フレキシブルディスク、ＭＯ(magneto-optical)等の媒体のドライブで、媒体からのデータの読み出し、媒体へのデータの書き込みを行う。

入力部９は、キーボード、マウス等の入力装置である。印刷部１１はプリンタで、ユーザからの要求により必要な情報等の印刷を行う。表示部１３は、ＣＲＴ(cathode-ray tube)あるいはＬＣＤ(liquid crystal display)等の表示装置である。

記憶装置５は、データ検索装置１の動作に必要となるプログラム、データ等を保存している。図２に示すように、記憶装置５は、ＯＳ(Operating system)２１、データ検索プログラム２３、ユーザインタフェースプログラム２５、名前住所ファイル２７を有する。

データ検索プログラム２３は、入力部９から入力される電話番号、住居表示、郵便番号、名前のイニシャル（英字）等を用いて、名前住所ファイル２７から該当する名前、住所を検索するためのプログラムである。

ユーザインタフェースプログラム２５は、表示部１３を介してユーザに入力を要求したり、入力部９に入力された情報を制御部に渡したり、あるいは、データ検索プログラム２３に従って制御部３が検索した名前、住所等の情報を表示部９に表示するためのプログラムである。

図３に示すように、名前住所ファイル２７に含まれる名前住所データ１００は、電話番号１０１、郵便番号１０３、住居表示番号データ１０５、イニシャルデータ１０７、名前１０９、住所１１１等を有する。

電話番号１０１は顧客の電話番号である。顧客の電話番号は電話帳に掲載されていない場合、電話番号１０１は空白となる。郵便番号１０３は、顧客の郵便番号である。

住居表示番号データ１０５は、顧客の住所の中で住居表示番号を示す部分で、住所の丁目以降の数字部分をハイフンでつないだ番号である。例えば、顧客の住所が「東京都新宿区××町１丁目１５番地××ビル３Ｆ」の場合、住所表示番号データ１０５の値は「１−１５−３Ｆ」となる。

イニシャルデータ１０７は、顧客の名前のイニシャルで、ローマ字表記の先頭から１文字としてもよいし、あるいは、最初の母音までのかな１文字相当分のローマ字でもよい。また、イニシャルデータ１０７はかな表記の先頭から１文字というようにしてもよいし、漢字１文字としてもよい。顧客の名前が個人名の場合、イニシャルデータ１０７は家族の姓のイニシャルである。

名前１０９は顧客の名前を、住所１１１は顧客の住所を示している。

名前住所ファイル２７は、電話帳、住宅地図の表札情報等を基に定期的に更新される。

次に、図４、５、６、７を参照しながら、本発明に係るデータ検索装置１の動作を説明する。図４は、本発明に係るデータ検索装置１が名前住所ファイル２７から名前、住所を検索する動作を示すフローチャート、図５は、キーとして電話番号を入力してヒットした場合の画面の１例を示す図、図６は、キーとして電話番号、住居表示番号、名前のイニシャルを入力してヒットした場合の画面の１例を示す図、図７は、キーとして郵便番号、住居表示番号、名前のイニシャルを入力してヒットした場合の画面の１例を示す図である。

名前住所ファイル２７から名前、住所を検索しようとするユーザがユーザインタフェースプログラム２５を介して入力部９に入力すると、データ検索プログラム２３に従って、制御部３はその入力が電話番号であるかどうか判定する（ステップ２０１）。

入力が電話番号の場合、制御部３は名前住所ファイル２７内に入力された電話番号と一致する電話番号１０１を持つ名前住所データ１００があるかどうか検索する（ステップ２０２）。入力された電話番号と一致する電話番号１０１を持つ名前住所データ１００がある場合、制御部３は一致した名前住所データ１００内の名前１０９と住所１１１をユーザインタフェースプログラム２５に返す（ステップ２０８）。

名前住所ファイル２７内に入力された電話番号と一致する電話番号１０１を持つ名前住所データ１００がない場合、制御部３はユーザインタフェースプログラム２５を介して、表示部１３上でユーザに対して住居表示データと名前のイニシャルの入力を要求する（ステップ２０３）。

制御部３は、名前住所ファイル２７内に入力された住居表示番号、名前のイニシャルと一致する住居表示番号データ１０５、イニシャルデータ１０７を持つ名前住所データ１００があるかどうか検索し（ステップ２０４）、あれば、一致した名前住所データ１００内の名前１０９と住所１１１をユーザインタフェースプログラム２５に返す（ステップ２０８）。ない場合、制御部３は、ユーザインタフェースプログラム２５に「一致データなし」を返す（ステップ２０７）。

制御部３が、ユーザの入力は電話番号ではないと判定すると（ステップ２０１）、制御部３は、表示部１３上でユーザインタフェースプログラム２５を介してユーザに郵便番号、住居表示番号、名前のイニシャルの入力を要求する（ステップ２０５）。

制御部３は、入力された郵便番号、住居表示番号、名前のイニシャルと一致する郵便番号１０３、住居表示番号データ１０５、イニシャルデータ１０７を持つ名前住所データ１００が名前住所ファイル２７にあるかどうか検索し（ステップ２０６）、あれば、一致した名前住所データ１００内の名前１０９と住所１１１をユーザインタフェースプログラム２５に返す（ステップ２０８）。ない場合、制御部３は、ユーザインタフェースプログラム２５に「一致データなし」を返す（ステップ２０７）。

図４に示すように、制御部３がユーザインタフェースプログラム２５に従って表示する表示部１３は、ユーザ入力３０１、エンターボタン３０３、住所３０５、氏名３０７、決定ボタン３０９、戻りボタン３１１、進みボタン３１３を有する。

ユーザ入力３０１は、名前住所ファイル２７から名前、住所を検索しようとするユーザが顧客の電話番号、住居表示番号、郵便番号、名前のイニシャル等を入力するためのフィールドである。ユーザが、ユーザ入力３０１に顧客の情報を入力した後、エンターボタン３０３をマウス等の入力部９を用いて選択すると、制御部３はデータ検索プログラム２３に従って、名前住所ファイル２７から該当する名前、住所を検索する処理を開始する。

制御部３は、名前住所ファイル２７を検索した結果を住所３０５および氏名３０７に表示する。ユーザ入力３０１に入力された顧客の情報と一致する名前住所データ１００が名前住所ファイル２７内にない場合、制御部３は住所３０５、氏名３０７を空欄とする。

制御部３は、ユーザ入力３０１に入力された顧客の情報と一致する名前住所データ１００が名前住所ファイル２７内に複数ある場合、戻りボタン３１１及び進みボタン３１３を用いて順次表示部１３上に表示する。
ユーザ入力３０１に入力された顧客の情報が個人の場合、制御部３は個人の姓までを対象として検索するため、検索結果としてその家の家族分の名前住所データ１００の名前１０９、住所１１１を、戻りボタン３１１及び進みボタン３１３を用いて、順次住所３０５、氏名３０７に表示する。

また、ユーザ入力３０１に入力された情報に該当する名前住所データ１００が一つだけの場合、戻りボタン３１１及び進みボタン３１３は使用不可状態となり、マウス等の入力部９で選択することはできない。

制御部３が名前住所ファイル２７から検索した一つあるいは複数の住所３０５、氏名３０７を選択する場合、ユーザがマウスのような入力部９を用いて決定ボタン９を押すと、制御部３は住所３０５及び氏名３０７をユーザインタフェースプログラム２５に返す。

名前住所ファイル２７内に、ユーザ入力３０１に入力した顧客の電話番号「０３−５２２９−××××」と一致する電話番号１０１を持つ名前住所データ１００が名前住所ファイル２７内にある場合、ユーザがエンターボタン３０３をマウス等の入力部９で選択すると、制御部３は、一致した名前住所データ１００の住所１１１を住所３０５に、名前１０９を名前３０７に表示する。

ユーザが、入力部９を介してユーザ入力３０１に入力した顧客の電話番号「０３−５２２９−××××」と一致する電話番号１０１を持つ名前住所データ１００が名前住所ファイル２７内にない場合、ユーザがエンターボタン３０３をマウス等の入力部９で選択しても、表示部１３の住所３０５及び氏名３０７は空欄のままである。
図６に示すように、ユーザが、ユーザ入力３０１で電話番号「０３−５２２９−××××」に続けて、顧客の住所の住居表示「１丁目１５番地」を示す住所表示番号「１−１５」と、顧客の名前のイニシャル「Ａ」を入力してエンターボタン３０３を選択すると、制御部３は、入力された電話番号の市外市内局番に対応する町域内で、入力された住居表示番号、名前のイニシャルと一致する住居表示番号データ１０５、イニシャルデータ１０７を持つ名前住所データ１００の住所１１１を住所３０５に、名前１０９を氏名３０７に表示する。

顧客の電話番号がわからない場合、図７に示すように、ユーザはユーザ入力３０１に顧客の郵便番号「１６２−０８１４」と、顧客の住所の住居表示「１丁目１５番地」を示す住所表示番号「１−１５」と、顧客の名前のイニシャル「Ａ」を続けて入力し、エンターボタン３０３を選択する。制御部３は、入力された郵便番号に対応する町域内で、入力された住居表示番号、名前のイニシャルと一致する住居表示番号データ１０５、イニシャルデータ１０７を持つ名前住所データ１００の住所１１１を住所３０５に、名前１０９を氏名３０７に表示する。

本実施の形態によれば、ユーザは電話番号、住居表示番号、郵便番号、名前のイニシャル等の英数字だけの簡単な入力により、名前住所ファイルから該当する名前、住所を検索、表示することが可能となる。

以上、添付図面を参照しながら本発明に係るデータ検索装置の好適な実施形態について説明したが、前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

データ検索装置１のハードウエア構成を示す図 記憶装置５の詳細を示す図 記憶装置５内の名前住所ファイル２７の名前住所データ１００の１例を示す図 本発明に係るデータ検索装置１が名前住所ファイル２７から名前、住所を検索する動作を示すフローチャート キーとして電話番号を入力してヒットした場合の画面の１例を示す図 キーとして電話番号、住居表示番号、名前のイニシャルを入力してヒットした場合の画面の１例を示す図 キーとして郵便番号、住居表示番号、名前のイニシャルを入力してヒットした場合の画面の１例を示す図

符号の説明

１………データ検索装置
３………制御部
５………記憶装置
７………メディア入出力部
９………入力部
１１………印刷部
１３………表示部
１５………バス
２１………ＯＳ
２３………データ検索プログラム
２５………ユーザインタフェースプログラム
２７………名前住所ファイル

Claims (4)

1. 電話番号、住居表示、あるいは郵便番号、名前の一部等を用いて、名前住所データベースから対応する名前および住所を英数字だけで検索するデータ検索装置であって、
   前記データ検索装置は、
   前記名前住所データベースと、
   ユーザインタフェースプログラムを介して、前記データ検索システムに接続された出力装置、入力装置とデータの入出力を行う入出力手段と、
   前記名前住所データベースから名前、住所を検索する検索手段と、
   を具備することを特徴とするデータ検索装置。
2. 前記名前住所データベースは、名前、住所、電話番号、郵便番号データ等を保持することを特徴とする請求項１記載のデータ検索装置。
3. コンピュータを、請求項１記載のデータ検索装置として機能させることを特徴とするプログラム。
4. コンピュータを、請求項１記載のデータ検索装置として機能させるためのプログラムを記録した記録媒体。
   

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