JP2005121787A - 学習装置及びプログラム - Google Patents

学習装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005121787A
JP2005121787A JP2003354996A JP2003354996A JP2005121787A JP 2005121787 A JP2005121787 A JP 2005121787A JP 2003354996 A JP2003354996 A JP 2003354996A JP 2003354996 A JP2003354996 A JP 2003354996A JP 2005121787 A JP2005121787 A JP 2005121787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
word
question
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003354996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yo
傑 楊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2003354996A priority Critical patent/JP2005121787A/ja
Publication of JP2005121787A publication Critical patent/JP2005121787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】 楽しみながら外国語学習ができる学習装置を実現する。
【解決手段】 一連の複数の文字で構成される外国語の単語を構成する文字を問う設問を表示するともに(a)、この単語に対応し単語が表す事物の画像の部分を非表示にして表示し、設問への解答が正答の都度、この非表示とした部分を表示させる(b)。更に、非表示とされた部分が全て表示された場合には、当該画像が所定の動作をするように特別表示制御する(c)。
【選択図】 図10

Description

本発明は、外国語単語を学習するための学習装置等に関する。
外国語学習を補助する学習装置が知られている。
例えば、様々な物が描かれた画像を立体表示装置に2次元的に表示させ、ユーザによって任意に選択された物を立体的に表示させるとともに、この物を表す外国語単語を音声出力する学習装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、外国語単語又はセンテンスに対応するバーコードを標記した教材とバーコードリーダとを備え、ユーザによって選択・入力されたバーコードに対応する外国語単語又はセンテンスの意味を表す画像や映像を表示させ、更に該外国語単語又はセンテンスを音声出力する学習装置も有る(例えば、特許文献2参照。)。
こうした学習装置を使用することによって、ユーザは、外国語辞書や図鑑等を調べなくとも外国語単語とその意味する画像及び発音を知ることができるので効率的に自習することができる。
特開平10−31413号公報 特開2003−202800号公報
学習行為一般について言われるように、外国語学習においても如何に楽しみながら学習できるかが学習を継続するうえで重要なポイントとなる。しかし、上述のような従来の学習装置では、外国語単語やセンテンスの意味を表す画像を表示させる際に「楽しみ」を演出するための工夫が十分なされているとは言えなかった。
本発明はこうした点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、楽しみながら外国語学習ができる学習装置を実現することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の学習装置(例えば、図1の電子辞書1200)は、一連の複数の文字で構成される外国語の単語を記憶する単語記憶手段(例えば、図2のROM30、問題DB33)と、複数のパーツ部から構成された画像を前記単語と対応付けて記憶する画像記憶手段(例えば、図2のROM30、画像DB34)と、前記単語記憶手段によって記憶された単語から設問する単語を選択し、選択した単語を構成する文字を問う設問を表示制御する設問表示制御手段(例えば、図1のディスプレイ1202、制御ユニット1210、図2のCPU10、表示部50、図7のステップS2〜S4、S10)と、前記設問表示制御手段によって選択された単語に対応する画像を、当該画像を構成する少なくとも一つのパーツ部を非表示にして表示制御する画像表示制御手段(例えば、図2のCPU10、表示部50、図7のステップS6〜S8)と、前記設問に対する解答を入力する入力手段(例えば、図1のキーボード1220、図2のCPU10、操作入力部40、図7のステップS12)と、この入力手段によって入力された解答の正誤を判定する判定手段(例えば、図2のCPU10、図7のステップS14)と、この判定手段によって正答と判定された場合に、前記画像表示制御手段によって非表示とされたパーツ部を表示させるように制御する表示変更手段(例えば、図2のCPU10、表示部50、図7のステップS18)と、を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明のプログラムは、コンピュータに、一連の複数の文字で構成される外国語の単語を記憶する単語記憶機能(例えば、図2のROM30、問題DB33)と、複数のパーツ部から構成された画像を前記単語と対応付けて記憶する画像記憶機能(例えば、図2のROM30、画像DB34)と、前記単語記憶機能によって記憶された単語から設問する単語を選択し、選択した単語を構成する文字を問う設問を表示制御する設問表示制御機能(例えば、図2のCPU10、表示部50、図7のステップS2〜S4、S10)と、前記設問表示制御機能によって選択された単語に対応する画像を、当該画像を構成する少なくとも一つのパーツ部を非表示にして表示制御する画像表示制御機能(例えば、図2のCPU10、表示部50、図7のステップS6〜S8)と、前記設問に対する解答を入力する入力機能(例えば、図1のキーボード1220、図2のCPU10、操作入力部40、図7のステップS12)と、この入力手段によって入力された解答の正誤を判定する判定機能(例えば、図2のCPU10、図7のステップS14)と、この判定機能によって正答と判定された場合に、前記画像表示制御機能によって非表示とされたパーツ部を表示させるように制御する表示変更機能(例えば、図2のCPU10、表示部50、図7のステップS18)と、を実現させることを特徴とする。
請求項1又は8に記載の発明によれば、一連の複数の文字で構成される外国語の単語を構成する文字を問う設問を表示するとともに、この単語が表す事物の画像の一部分を非表示にして表示し、設問への解答が正答の場合に、この非表示とした部分を表示させることができる。したがって、設問に正しく答えると表示されている画像を完成させることができるといった、楽しさを演出することができる。
より好適には、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の学習装置であって、前記画像表示制御手段は、複数のパーツ部を非表示にして、前記選択された単語に対応する画像を表示制御する手段であり、前記判定手段は、前記入力された文字ごとに正誤判定する手段であり、前記表示変更手段は、前記判定手段によって正答と判定された文字が増えるに従って非表示のパーツ部を順々に表示させていくように表示制御する分割表示変更手段を有することとしても良い。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、設問された単語を構成する文字を答える毎に、少しずつ非表示となっていた部分を表示させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の学習装置であって、前記画像表示制御手段によって非表示とされたパーツ部の全てが前記表示変更手段によって表示制御された場合に、前記選択された単語に対応する画像を特別表示するように表示制御する特別表示制御手段(例えば、図2のCPU10、図4の特別表示データ344d、図7のステップS24、図10(c))、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、非表示とされていたパーツ部を全て表示させて画像を完成させた場合に、完成した画像に特別な表示をさせることによって、より学習が楽しくなるような演出を付加できる。尚、ここで言う「特別表示」とは、例えば、画像が所定の動作をするように表示制御することや、色調の変化、輪郭線の強調といった表示形態の変更を含む意である。
請求項4に記載の発明の学習装置は、ベース部とこれに付属するパーツ部との複数の部位によって構成される画像の当該各部位と、当該部位を表す外国語の単語とを対応付けて記憶する記憶手段(例えば、図13のROM30、画像DB34−2)と、前記ベース部に対応付けられた単語に関連する単語を問う設問を表示制御するとともに、前記ベース部の画像を表示制御する設問表示制御手段(例えば、図13のCPU10、表示部50、図15のステップS104〜S108)と、前記設問に対する解答となる単語を入力する入力手段(例えば、図13の操作入力部40、図15のステップS112)と、この入力手段によって入力された単語が、前記パーツ部に対応付けられた単語に該当するか否かを判定することにより解答の正誤を判定する判定手段(例えば、図13のCPU10、ステップS114)と、この判定手段によって該当すると判定された場合に、当該単語に対応するパーツ部を前記表示制御されたベース部に付属させるように表示制御する表示変更手段(例えば、図13のCPU10、表示部50、図15のステップS118)と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明のプログラムは、コンピュータに、ベース部とこれに付属するパーツ部との複数の部位によって構成される画像の当該各部位と、当該部位を表す外国語の単語とを対応付けて記憶する記憶機能(例えば、図13のROM30、画像DB34−2)と、前記ベース部に対応付けられた単語に関連する単語を問う設問を表示制御するとともに、前記ベース部の画像を表示制御する設問表示制御機能(例えば、図13のCPU10、表示部50、図15のステップS104〜S108)と、前記設問に対する解答となる単語を入力する入力機能(例えば、図13の操作入力部40、図15のステップS112)と、この入力機能によって入力された単語が、前記パーツ部に対応付けられた単語に該当するか否かを判定することにより解答の正誤を判定する判定機能(例えば、図13のCPU10、ステップS114)と、この判定機能によって該当すると判定された場合に、当該単語に対応するパーツ部を前記表示制御されたベース部に付属させるように表示制御する表示変更機能(例えば、図13のCPU10、表示部50、図15のステップS118)と、を実現させることを特徴とする。
請求項4又は9に記載の発明によれば、ベース部とこれに付属するパーツ部との複数の部位によって構成される画像のうち、ベース部を表示するとともに、このベース部に対応付けられた単語に関連する単語を問う設問を表示制御することができる。そして、正しい単語を解答すると、当該単語に対応するパーツ部を前記表示制御されたベース部に付属させるように表示制御することができる。したがって、設問に正しく答えることによって、画像を完成させることができるといった、楽しさを演出することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の学習装置であって、前記表示制御されたベース部に付属する全てのパーツ部が前記表示変更手段によって表示制御された場合に、当該ベース部及びパーツ部で構成される画像を特別表示するように表示制御する特別表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、非表示とされていたパーツ部を全て表示させて画像を完成させた場合に、完成した画像に特別な表示をさせることができる。したがって、より演出効果を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の学習装置であって、前記判定手段によって誤答と判定された場合、前記表示変更手段によって表示されたパーツ部が分散するように表示制御する分散表示制御手段(例えば、図2及び図10のCPU10、表示部50、図7のステップS26〜S28、図15のステップS126〜S128)を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、誤答すると表示されている画像がパーツに分解するように表示制御することができる。したがって、より演出効果を高めることができる。
更には、請求項7に記載の発明のように、請求項1〜6の何れか一項に記載の学習装置であって、前記設問表示制御手段は、前記判定手段によって誤答と判定された場合、同じ設問を再度出題するように表示制御する再設問手段(例えば、図13のCPU10、図15のステップS130→ステップS106)を有することとしても良い。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、誤答した場合に再度最初から解答をやり直させることができる。
本発明によれば、一連の複数の文字で構成される外国語の単語を構成する文字を問う設問を表示するともに、この単語が表す事物の画像の一部分を非表示にして表示し、設問への解答が正答の場合に、この非表示とした部分を表示させることによって、設問に正しく答えると表示されている画像を完成させることができるといった、楽しさを演出することができる。
更に、設問された単語を構成する文字を答える毎に、少しずつ非表示となっていた部分を表示させることによって、より演出効果を高めることができる。
また更に、非表示とされていたパーツ部を全て表示させて画像を完成させた場合に、完成した画像に特別な表示をさせることによって、より学習が楽しくなるような演出を付加できる。
或いは、ベース部とこれに付属するパーツ部との複数の部位によって構成される画像のうち、ベース部を表示するとともに、このベース部に対応付けられた単語に関連する単語を問う設問を表示制御し、正しい単語を解答した場合に、当該単語に対応するパーツ部を前記表示制御されたベース部に付属させるように表示制御することによって、設問に正しく答えることによって、画像を完成させることができるといった、楽しさを演出することができる。
更に、非表示とされていたパーツ部を全て表示させて画像を完成させた場合に、完成した画像に特別な表示をさせることによって、より演出効果を高めることができる。
また、誤答すると表示されている画像がパーツに分解するように表示制御することによって、より演出効果を高めることができる。又は、誤答した場合に同じ設問を再度出題するように表示制御することで、再度最初から解答をやり直させることもできる。
本発明を実施するための最良の形態の一つとして、折りたたみ式の携帯型電子辞書(以下、単に「電子辞書」と言う。)を例に挙げて説明する。尚、本発明が適用可能なものは電子辞書に限らず、パソコンや携帯型ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、多機能携帯電話機、多機能電卓、電子ブック装置などの電子機器においても同様に適用可能である。また、以下の説明では、英単語を学習する場合を例とするが、その他の外国語単語であっても構わないのは勿論である。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明を適用した電子辞書の構成の一例を示す(a)斜視外観図と(b)キーボード部分の拡大図である。同図に示すように、電子辞書1200は、テキストや画像等を表示するディスプレイ1202と、ユーザが各種操作を入力するデバイスであるキーボード1220と、通信回線2に接続し外部装置とデータ通信を実現するための通信装置1204と、着脱式の情報記憶媒体であるメモリーカード4を装着してデータを読み書きすることのできるメモリカードリーダ1206と、音出力するスピーカ1208と、CPU(Central Processing Unit)や各種ICメモリを実装し演算処理によって装置を統合的に制御する制御ユニット1210と、電源部(図示略)とを備える。
キーボード1220は、同図(b)に示すように、日本語及び外国語の文字を入力するための文字キー1222と、操作の確定などの指示を入力するための訳/決定キー1226と、入力カーソルの移動や一覧からの選択指示を入力するための方向キー1228と、使用する辞書DBや機能を選択し呼び出すためのファンクションキー1229とを備える。
本実施形態では、ファンクションキー1229の「単語学習」キーが操作されると、外国語単語学習のための機能が呼び出され、ディスプレイ1202に外国語単語に関する設問が表示される。そして、表示された設問への解答をユーザがキーボード1220から入力すると、自動的に解答の正誤が判定され、判定結果に応じた種々の画像がディスプレイ1202に表示される。
図2は、本実施の形態における電子辞書1200の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、電子辞書1200は、CPU10と、RAM(Random Access Memory)20と、ROM(Read Only Memory)30と、操作入力部40と、音出力部42と、表示部50と、通信部60と、記憶媒体72へのデータの読み書きをするための記憶媒体読取部70とを備え、各ブロックはデータバス80で接続されている。
CPU10は、操作入力部40からの各種操作入力に応じて、ROM30から所定のプログラムを読み出して演算処理を実行することによって電子辞書1200を統括的に制御する。具体的には、例えば、操作入力部40から入力される操作信号等に応じてROM30に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って演算処理を実行する。そして、演算処理の結果をRAM20に保存するとともに、当該処理に基づいて表示信号を表示部50に出力して画像を表示させる。図1では、CPU10はRAM20及びROM30とともに制御ユニット1210に実装されている。
RAM20は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する記憶領域を備える。本実施の形態では、特に、表示部50に表示する設問に関連した画像データを記憶する表示画像データ記憶領域21Rと、設問への解答を記憶する解答情報記憶領域22Rと、設問された英単語を構成する文字と該文字に対応して表示制御される画像データとを対応づける文字対応情報を記憶する文字対応情報記憶領域23Rとを有する。
図3は、本実施形態における文字対応情報記憶領域23Rに記憶される文字対応情報23のデータ構成の一例を示す図である。同図(a)に示すように、文字対応情報23は、設問の都度生成される情報であって、設問される英単語を格納する設問単語231と、設問時に最初に表示される画像の識別情報を格納する第1表示画像ID232と、設問単語231を構成する文字を格納する対応文字233と、各対応文字233に対応して表示制御される画像の識別情報を格納する逐次表示画像ID234とを対応づけて記憶する。対応文字233の数は、設問単語231を構成する文字数に対してランダムに決定される。例えば、同図の場合、設問単語231の「car(自動車)」を構成する3文字全てを対応文字233としているが、1文字又は2文字を対応文字233に格納する場合も有りえる(同図(b))。
図2において、ROM30は、各種機能をCPU10に実現させるためのシステムプログラム31や辞書DB(データベース)36といった各種データを記憶している。本実施形態では特に、(1)単語学習に関する種々の機能を実現させるための単語学習プログラム32と、(2)設問する英単語をレベル分けして登録した問題DB(データベース)33と、(3)設問の表示に合わせて表示制御される画像データを問題DB33に登録された英単語と対応付けて格納する画像DB34と、(4)問題DB33に登録された英単語を発音する音声データを格納する発音DB35と、を記憶している。
図4は、本実施形態における画像DB34のデータ構成の一例を示す図である。画像DB34は、問題DB33に登録されている英単語に対応する見出語341毎に、該見出語341の英単語が意味する事物の画像データを対応付けて格納している。画像データは、実写の画像でも良いしイラストやCGなど適宜設定して構わない。
画像データは、見出語341の意味する事物の輪郭・概形を表して設問時に最初に表示されるベース画像と、このベース画像に付属し該事物の細部を表現する部分に当るパーツ画像との、大きく二つに分けられている。すなわち、ベース画像にパーツ画像が付属するように表示されて、対応する見出語341の英単語が意味する事物の画像が完成する。
各ベース画像343bは、画像ID343aと、ベース画像343bの表示位置情報343cと、設問が正解した場合に特別表示を実現させるための特別表示データ343dと、を対応付けて格納している。特別表示データ343dは、例えばベース画像343bが所定の動作をするように表示制御するための情報である。具体的には、振動の周期、アニメーションさせるためのモーションデータ、背景に表示させる画像データ、点滅や色反転などの表示形態の変更情報、表示するロゴやマークの情報であり、適宜設定して構わない。
各パーツ画像344bは、画像ID344aと、当該パーツ画像をベース画像の何処に表示させるかを定義する表示位置情報344cと、設問が正解した場合に特別表示を実現させるための特別表示データ344dと、当該パーツ画像を表す英単語である対応単語344eとを対応付けて格納している。
特別表示データ344dは、各パーツ画像が動作するように表示制御させるための情報である。例えば同図の場合、画像ID「CAR01」のヘッドライトには、ライトが点灯している差替画像、或いはライト部分を点灯色に変化させるための色情報などが対応付けられて格納される。また、画像ID「CAR02」〜「CAR04」のタイヤには、所定軸周りに回転させるためのモーションデータや、動作線(タッチ線)が対応付けられて格納される。また、対応単語344eには、本実施形態では、各パーツ部を表す英単語が格納される。
図5は、本実施形態における問題DB33のデータ構成の一例を示す図である。同図に示すように、設問される英単語(設問単語)が分類されて格納されている。本実施形態では、学習者の年齢や学習進度に応じて覚えるべき単語を各レベルに分類しているが、英単語が表す事物の学術的分類であっても良いし、分類されている英単語で文章ができるように構成されているとしてもよい。また、ディスプレイ1202に設問を表示するためのタイトルや設問文のテキストなども適宜問題DB33に格納するものとする。
図6は、本実施形態における発音DB35のデータ構成の一例を示す図である。同図に示すように、発音DB35は問題DB33に登録されている英単語351と、それを発音する音声データ352とを対応づけて格納している。
図2において、操作入力部40は、例えば、ボタンスイッチやレバー、ダイヤル、マウス、キーボードによって実現され、文字や各種操作を入力し、操作入力信号をCPU10に出力する。操作入力部40は、図1ではキーボード1220に該当する。
音出力部42は、例えばスピーカやヘッドホンなどによって実現され、操作音や英単語の発音を音出力する。図1では、スピーカ1208がこれに該当する。
表示部50は、CPU10から入力される表示信号に基づいて文字や画像を表示することのできる表示装置であって、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等で実現される。図1では、ディスプレイ1202が該当する。
通信部60は、通信回線2に接続して外部装置62とのデータ通信を行う。例えば、Bluetooth(登録商標)やIrDA及び携帯電話網の基地局と通信するための通信モジュール、モデム、TA、有線用の通信ケーブルのジャック、制御回路によって実現される。図1では、通信装置1204がこれに該当する。
記憶媒体読取部70は、例えば、ICメモリカードやCD−ROM、MO、DVD−RAMやDVD−ROM、FD(登録商標)、ハードディスクなどの記憶媒体72にデータを読み書きする。図1ではメモリカードリーダ1206が記憶媒体読取部70に該当し、メモリーカード4が記憶媒体72に該当する。
尚、RAM20及びROM30に記憶されたプログラムやデータ等は、その一部若しくは全部を、サーバ等の外部機器から通信回線2を介して通信部60で受信してRAM20や記憶媒体72に記憶する構成としても良い。また、上記プログラムを、通信回線2を介してサーバ等から受信してインストールする、或いは記憶媒体72からインストールする構成としても良い。
[処理の流れの説明]
次に、本実施の形態における処理について説明する。ここで示される処理は、CPU10が、システムプログラム31及び単語学習プログラム32を読み出して実行することによって実現される。
図7は、本実施形態における単語学習に係る処理の流れを説明するためのフローチャートである。同図に示すように、先ず設問レベルを選択する(ステップS2)。具体的には、問題DB33の分類に基づいてディスプレイ1202に所定の選択画面(後述する図9(a)参照)を表示させて、ユーザが学習したいレベルをキーボード1220から入力する。
設問レベルが選択されたならば、CPU10は、問題DB33を参照して選択されたレベルに分類されている設問単語からランダムに何れか一つを選択する(ステップS4)。そして、この設問単語について文字対応情報生成処理を実行し、設問単語を構成する文字にパーツ画像を対応づける(ステップS6)。
図8は、本実施形態における文字対応情報生成処理の流れを説明するためのフローチャートである。文字対応情報生成処理では、先ず選択された設問単語を文字対応情報23の設問単語231に格納し(ステップS40)、画像DB34を参照して当該設問単語を見出語341とするベース画像343bの画像ID343aを第1表示画像ID232に格納する(ステップS42)。
次に、設問単語を構成する文字の中から、1文字を答えさせるための解答箇所を構成文字数を最大値としてランダム数選択し設定する(ステップS44)。例えば、設問単語が「car」の場合、構成文字数は「3」なので、最大3箇所まで解答箇所が設定される。解答箇所が1箇所の場合は「c」「a」「r」の内2つが表示され、1つを設問で問うことになる。解答箇所が3箇所の場合は何れの文字も表示されず、3文字を1文字ずつ設問で問うことになる。
次いで、解答箇所に位置する文字を文字対応情報23の対応文字233に格納し(ステップS46)、選択された英単語を見出語341とするパーツ画像344bを対応文字233に対応づけその画像IDを逐次表示画像ID234に格納する(ステップS48)。ここでの対応づけは、一対一に限らず一対多の関係でも良いし、対応付けられるパーツ画像344bの登録順としても良いし、ランダムに対応付けるとしても構わない。
そして、設問単語の文字とパーツ画像とを対応づけたならば、文字対応情報生成処理を終了する。
図7において、文字対応情報生成処理を終了したならば、文字対応情報23の第1表示画像ID232で識別されるベース画像343bを表示制御するとともに(ステップS8)、設問単語231を構成する文字を問う設問を表示制御する(ステップS10)。具体的には、ステップS40で解答箇所が設定された文字を非表示とする解答欄を設け、該解答欄を穴埋めする形式の設問をディスプレイ1202に表示する(後述する図9(b)参照)。
ここで、ユーザは、ディスプレイ1202に表示された設問に答える。この段階でディスプレイ1202に表示されている画像はベース画像だけであって、設問されている英単語が表す事物の画像は未完成の状態となっている。ユーザは表示されているベース画像から設問されている英単語を想像し、そのスペルを完成させるように解答を入力する(ステップS12)。
本実施形態では、入力された解答は1文字ずつ判定される。入力された文字が設問単語231の文字に含まれている場合(ステップS14;YES)、この文字に対応づけられているパーツ画像344bが未表示か否かを判定する(ステップS16)。
未表示の場合には(ステップS16;NO)、当該パーツ画像344bを、表示位置情報344cにもとづいて、既に表示されているベース画像343b上の所定位置に表示する(ステップS18)。すなわち、正しい文字を解答すると、設問単語を表す事物の画像のパーツ画像が追加表示されることになる。
次いで、パーツ画像344bの全てが表示位置情報344cで示された位置(当該パーツ画像344bの適当な位置)に表示されているか否かを判定する(ステップS22)。
表示されていないと判定された場合は(ステップS22;NO)、まだ未解答又は未正答の解答箇所が有ると判断してステップS12に移行し、更に解答を受け付ける。一方、全てが表示位置情報344cで示された位置に表示されたと判定された場合(ステップS22;YES)、CPU10は、設問単語231を表す事物の画像が完成したと判断する。そして、特別表示データ343d,344dに従って当該画像を特別表示するとともに、設問単語に対応する音声データ352を発音DB35から読み出し、スピーカ1208から音出力させる(ステップS24)。したがって、ユーザは設問された英単語を構成する文字全てを正しく答えることができたならば、単に設問単語を表す画像を見ることができるだけでなく、その画像が動作するように特別に表示されるのを楽しむことができる。
ユーザによって入力された文字が設問単語231の文字に含まれていない場合は(ステップS14;NO)、CPU10はパーツ画像344cが既に表示されているか否かを判定し、表示されている場合(ステップS26;YES)、表示されているパーツ画像344cを分散させるように移動表示して、あたかも表示されている事物が分解して壊れるように表示させる(ステップS28)。これによって、ユーザを楽しませることができる。そして、解答箇所をクリアして(ステップS30)、ステップS12に移行しユーザに改めて解答を入力させる。
ステップS28において、パーツ部が分散するように表示制御された状態はそのまま維持され、ユーザが改めて入力した文字が正答と判定された場合(ステップS14;YES)、当該文字に対応づけられているパーツ画像が既に表示されている場合(ステップS16;YES)、すなわち分散された状態で表示されている場合には、当該パーツ画像を表示位置情報344cの示す正規の表示位置に再表示させる(ステップS20)。すなわち、一旦壊れるように分散したパーツが再び組立されるように表示させて、ユーザを楽しませる。
そして、設問単語231の画像の全パーツ画像が表示されたならば(ステップS22;YES)、特別表示データ343d,344dに基づいて該画像が所定の動作をするように表示制御する(ステップS24)。
[表示画面の説明]
図9〜図10は、本実施形態における画面表示例を示す図であって、設問レベルの選択から設問の正解に至るまでを示している。
図9(a)は、設問レベルの選択画面の一例を示している。同図に示すように、ディスプレイ1202には、タイトルとレベルの選択部P1が表示される(ステップS2に該当。)。ここで選択可能に表示されるレベルは、問題DB33の分類に基づく。例えば、ユーザが方向キー1228で上下を入力すると設問のレベルが選択表示され、訳/決定キー1226を押下して選択を決定する。
同図(b)は、設問の最初に表示される画面の一例を示している。ディスプレイ1202には、画像表示欄P2内に第1表示画像ID232で識別されるベース画像P3が表示されるとともに解答欄P4が表示される(ステップS8,S10に該当。)。本実施形態では、設問単語「car」を構成する3文字全てに解答個所が設定されているので、解答欄P4はそれぞれ1文字入力することのできる空欄、すなわちサブ解答欄P4a,P4b,P4cを有するように表示制御される。例えば、3文字のうち2つに解答箇所が設定された場合には、同図(c)のように、解答箇所が設定されなかった1文字については設問単語の文字(この場合「c」)を表示し、解答箇所を空欄のサブ解答欄とする。尚、本実施形態では、解答を入力することのできるサブ解答欄の位置は、文字が正答と判定されるたびに左から右に順に自動的に移動するものとするが、ユーザが任意に選択できる構成としても良い。
図10(a)は、サブ解答欄P4aに「c」を入力した場合の一例を示している。この場合、「c」は正答と判断され、文字対応情報23において「c」に対応付けられているヘッドライトのパーツ画像P8が、適切な位置に追加表示される(ステップS12〜S18に該当。)。
次いで、サブ解答欄P4bに次の文字「a」を入力すると、同図(b)に示すように、「a」は正答と判断され、文字対応情報23の対応文字233において「a」に対応付けられている3つのタイヤのパーツ画像P5〜P7が、それぞれ適切な位置に追加表示される。
更に、サブ解答欄P4cに3つ目の文字「r」を入力すると、同図(c)に示すように、設問に正解したと判定され、文字対応情報23の対応文字233において「r」に対応付けられているサイドミラーのパーツ画像P10とドアハンドルのパーツ画像P11とが、それぞれ適切な位置に追加表示される。そして更に画像表示欄P2では特別表示データに基づいて、完成した画像が動作するように表示される。同図(c)では、背景が表示されて、自動車のヘッドライトが点灯しタイヤが回転しながら移動するように表示される。また、特別表示に合わせて設問単語「car」が音声出力される(ステップS22;YES、S24に該当)。
図11は、間違った文字を入力した場合の画面表示例を示す図である。同図(a)は「c」「a」まで正しく文字を入力した状態を示している。画像表示欄P2内には、ベース画像P3に加えてヘッドライトのパーツ画像P8と、タイヤのパーツ画像P5〜P7とがそれぞれ適切な位置に表示されている。
同図(b)は、サブ解答欄P4cに間違って「m」を入力した場合を示している。「m」は誤答と判定され、適切な位置に表示されていたヘッドライトのパーツ画像P8と、タイヤのパーツ画像P5〜P7とは、あたかもバラバラに分解されたように分散した位置に表示される(ステップS26;YES、S28に該当。)。「がらがら」といった効果音とともに段階的に移動させるとより好適である。
同図(c)は、パーツ画像P5〜P8が分散して表示された状態から、再度解答を入力した場合をしめしている。画像表示欄P2内はそのままの状態で、解答欄P4は一旦クリアされてから、改めてサブ解答欄P4aに「c」が入力されている。「c」は正答と判断され、文字対応情報23において「c」に対応付けられているヘッドライトのパーツ画像P8が、あたかも再組立されるように適切な位置に再配置される(ステップS16;YES、S20に該当。)。
以上の処理によって、単に、設問の単語が意味する事物の画像を表示するだけでなく、設問に解答するために1文字入力する毎に正答又は誤答に応じて該画像が組み上がり、或いはバラバラになるような変化の有る表示制御が可能となり、「楽しさ」をもたらす演出を付加することができる。したがって、ユーザはより楽しく学習を進めることができる。
尚、間違った文字を入力した場合には、パーツ画像を分散させずに、最初から解答をやりなおさせる構成としても良い。例えば、図12(a)の状態からサブ解答欄P4cに間違った文字「m」を入力したならば、同図(b)に示すように、ステップS26とS28を省略して、解答欄P4をクリアして設問の初期状態に戻したのち(ステップS30に該当)、ステップS8に戻って画面表示欄P2の表示を設問最初の状態とする。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。第1実施形態では単語を構成する文字を問う設問をする構成としたが、本実施形態ではベース画像に関連する他の単語をユーザに想像させて答えさせる構成としている。尚、本実施形態は、第1実施形態と同様の構成要素によって実現可能であり、同じ符号をつけ説明を省略する。
図13は、本実施形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施形態では、第1実施形態のROM30は、単語学習プログラム32に相当する単語学習プログラム32−2と、画像DB34に相当する画像DB34−2を記憶している。
図14は、本実施形態における画像DB34−2の一例を示す図であって、見出語が「face(顔)」の場合を示している。この場合、ベース画像343bには顔の輪郭を表す画像が設定されており、パーツ画像344bには、目、口、耳、眉毛、髪などの画像が設定されている。そして、パーツ画像344bにはそれぞれ対応単語344eが対応づけられている。例えば、見出語が「home(家)」の場合では、ベース画像343bは家の輪郭を表す画像が設定され、パーツ画像344bは屋根、壁、煙突、ベランダなどの画像が設定される。
図15は、本実施形態における単語学習処理の流れを説明するためのフローチャートである。ここで示される処理は、CPU10が、システムプログラム31及び単語学習プログラム32−2を読み出して実行することによって実現される。
同図に示すように、先ず設問レベルを選択する(ステップS102)。具体的には、問題DB33の分類に基づいてディスプレイ1202に所定の選択画面を表示させて、ユーザが学習したいレベル(分類)をキーボード1220から入力する。
設問レベルが選択されたならば、CPU10は問題DB33から選択されたレベルに分類されている設問単語からランダムに何れか一つを選択し(ステップS104)、画像DB34−2を参照して、ステップS104で選択された設問単語を見出語とする画像のベース画像343bをディスプレイ1202に表示させる(ステップS106)。
そして、ベース画像343bでその輪郭・概形が表現された事物において、まだ表示されていない部分(すなわちパーツ画像に相当する部分)の単語を問う設問を表示する(ステップS108)。また、解答の目安となるように、当該設問単語を見出語とする画像のパーツ画像のうち表示されていないものの数をディスプレイ1202に表示させる(ステップS110)。
ユーザによって解答となる単語が入力されたならば(ステップS112)、CPU10は入力された単語に対応するパーツ画像344bが、画像DB34−2を参照して設問単語を見出語とする画像に含まれているか否かを判定する(ステップS114)。具体的には、入力された単語を対応単語344eと比較する。
入力された単語に対応するパーツ画像344bが含まれていると判定された場合(ステップS114;YES)、更に、表示画像データ記憶領域21Rを参照して当該パーツ画像344bが既に表示されているか否かを判定する(ステップS116)。
入力された単語に対応するパーツ画像344bが、まだ未表示の場合には(ステップS116;YES)、対応する表示位置情報344cに基づいて既に表示されているベース画像343b上に、当該パーツ画像344bを重ねて表示させる(ステップS118)。当該パーツ画像344bが既に表示されている場合には(ステップS116;NO)、既に解答済みである旨ディスプレイ1202に表示させる(ステップS120)。
次に、設問単語を見出語とする画像の全パーツ画像344cが表示されたか否かを判定する(ステップS122)。
全パーツ画像344cが表示されていない場合(ステップS122;NO)、まだ解答すべき単語が有ると判断し、ステップS110に戻って未表示のパーツ画像数の表示を更新し、引き続き解答を受けつける(ステップS112)。
全パーツ画像344cが表示されている場合には(ステップS122;YES)、CPU10は、設問単語231を表す事物の画像が完成したと判断して、特別表示データ343d,344dに従って当該画像を特別表示するとともに、設問単語231に対応する音声データ352を読み出してスピーカ1208から音出力させる(ステップS124)。したがって、ユーザは設問された単語全てを正しく答えることができたならば、単に設問された単語を表す完成した画像を見ることができるだけでなく、その画像が動作するように特別に表示されるのを楽しむことができる。
一方、入力された単語に対応するパーツ画像344bが含まれていないと判定された場合(ステップS114;NO)、CPU10はパーツ画像344cが既に表示されているか否かを判定し、表示されている場合(ステップS126;YES)、表示されているパーツ画像344cを分散させるように移動表示して、あたかも表示されている事物が分解して壊れるように表示させる(ステップS128)。これによって、ユーザを楽しませることができる。そして、解答箇所と表示されていた画像をクリアして(ステップS130)、ステップS106に移行しユーザに最初から解答を入力させる。
尚、解答を最初からやり直させる場合、第1実施形態と同様にして、分散表示されたパーツ画像344cを再組立するように表示制御する構成としても良いのは勿論である。
図16は、本実施形態における画面表示例を示す図であって、設問単語が「face」の場合を示している。同図(a)は、設問が表示された状態を示している(ステップS102の状態に相当)。ディスプレイ1202には、画像表示欄P2に設問単語を見出語とする画像のベース画像P20が表示されるとともに、ユーザが単語を入力するための解答欄P4−2が表示される。また、まだ表示されていないパーツ画像の数を示す残数表示P9が表示される。ユーザは、残数表示P22を見て、あと幾つ答えると良いかを知ることができる。
同図(b)は、ユーザがキーボード1220から解答欄P4−2に「eye」と入力した場合を示している(ステップS20の状態に相当)。解答「eye」は、見出語が「face」の画像のパーツ画像であるので(図14参照)、「eye」に対応する目を表すパーツ画像P23が、既に表示されているベース画像P20の適当な位置に追加表示されている。そして、残数表示P22は「1」減算されて更新表示されている。
同図(c)は、正解時の画面表示例を示している。同図に示すように、画面表示欄P2には、ベース画像P20及び全てのパーツ画像が表示され顔の画像が完成状態で表示されている。そして、特別表示データ343d、344dに従って例えば微笑みの仕草をするといった動作をするように表示制御される。
以上の処理によって、正しい解答をする毎に“福笑い”のように画像の各部が次々に表示制御することが可能となり、解答に「楽しさ」をもたらす演出を付加することができる。したがって、ユーザはより楽しく学習を進めることができる。
〔変形例の説明〕
以上、本発明を適用した第1〜第2実施形態について説明したが、本発明の実施形態がこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱せず且つ同様の作用・効果を奏する限りにおいて、構成要素を適宜追加・変更・省略しても良い。
例えば、ベース画像とパーツ画像とに分けて登録し、パーツ画像を解答結果に応じて非表示の状態から表示させることで、解答に応じて次々に画像ができあがってゆくように表示制御する構成としたが、例えば図17(a)に示すように、パーツ画像そのものを非表示とするのではなく、パーツ画像に相当する部分に所定の遮蔽画像Qを表示させることによって実質的に非表示の状態とする構成としても良い。この場合、ステップS8又はS108においてベース画像を表示制御する代わりに、表示位置情報344cに基づいてベース画像に遮蔽画像Qを重ねて表示させる。そして、パーツ画像を表示させる制御(ステップS18,S118)の代わりに、該パーツ画像に相当する部分に表示されている遮蔽画像Qの表示を解除することによって実現する。
また、同図(b)に示すように、パーツ画像に相当する部分にモザイク処理を表示させることによって、当該部分に何が写っているか分からなくする構成としても良い。この場合は、この場合、ステップS8又はS108においてベース画像を表示制御する代わりに、パーツ画像に相当する部分にモザイク処理を施した画像を表示させる。そして、パーツ画像を表示させる制御の代わりに、モザイク処理された部分を、モザイク処理される前の画像に表示を切り換えることで実現する。
また更には、同図(c)及び(d)に示すように、設問単語を表す事物の画像を複数のタイル状に切り分けた構成とし、このタイル状の部位を表示制御の単位としても良い。
本発明を適用した電子辞書の構成の一例を示す(a)斜視外観図と(b)キーボード部分の拡大図。 第1実施の形態における電子辞書の機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第1実施形態における文字対応情報記憶領域に記憶される文字対応情報のデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における画像DBのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における問題DBのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における発音DBのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における単語学習に係る処理の流れを説明するためのフローチャート。 第1実施形態における文字対応情報生成処理の流れを説明するためのフローチャート。 第1実施形態における画面表示例を示す図であって、レベルの選択から設問に正解するまでを示す図。 図9から続く、第1実施形態における画面表示例を示す図。 第1実施形態において間違った文字を入力した場合の画面表示例を示す図。 第1実施形態において間違った文字を入力した場合の処理の変形例を説明するための画面表示例を示す図。 第2実施形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第2実施形態における画像DBの一例を示す図であって、見出語が「face(顔)」の場合を示す。 第2実施形態における単語学習処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2実施形態における画面表示例を示す図。 画像の一部を非表示とする変形例を説明するための画面表示例を示す図。
符号の説明
10 CPU
20 RAM
21R 表示画像データ記憶領域
22R 解答情報記憶領域
23R 文字対応情報記憶領域
23 文字対応情報
231 設問単語
232 第1表示画像ID
233 対応文字
234 逐次表示画像ID
30 ROM
32 単語学習プログラム
33 問題DB
34 画像DB
341 見出語
343b ベース画像
343d 特別表示データ
344b パーツ画像
344c 表示位置情報
344d 特別表示データ
344e 対応単語
35 発音DB
P3、P20 ベース画像
P5〜P8、P23 パーツ画像

Claims (9)

  1. 一連の複数の文字で構成される外国語の単語を記憶する単語記憶手段と、
    複数のパーツ部から構成された画像を前記単語と対応付けて記憶する画像記憶手段と、
    前記単語記憶手段によって記憶された単語から設問する単語を選択し、選択した単語を構成する文字を問う設問を表示制御する設問表示制御手段と、
    前記設問表示制御手段によって選択された単語に対応する画像を、当該画像を構成する少なくとも一つのパーツ部を非表示にして表示制御する画像表示制御手段と、
    前記設問に対する解答を入力する入力手段と、
    この入力手段によって入力された解答の正誤を判定する判定手段と、
    この判定手段によって正答と判定された場合に、前記画像表示制御手段によって非表示とされたパーツ部を表示させるように制御する表示変更手段と、
    を備える学習装置。
  2. 前記画像表示制御手段は、複数のパーツ部を非表示にして、前記選択された単語に対応する画像を表示制御する手段であり、
    前記判定手段は、前記入力された文字ごとに正誤判定する手段であり、
    前記表示変更手段は、前記判定手段によって正答と判定された文字が増えるに従って非表示のパーツ部を順々に表示させていくように表示制御する分割表示変更手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習装置。
  3. 前記画像表示制御手段によって非表示とされたパーツ部の全てが前記表示変更手段によって表示制御された場合に、前記選択された単語に対応する画像を特別表示するように表示制御する特別表示制御手段、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の学習装置。
  4. ベース部とこれに付属するパーツ部との複数の部位によって構成される画像の当該各部位と、当該部位を表す外国語の単語とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記ベース部に対応付けられた単語に関連する単語を問う設問を表示制御するとともに、前記ベース部の画像を表示制御する設問表示制御手段と、
    前記設問に対する解答となる単語を入力する入力手段と、
    この入力手段によって入力された単語が、前記パーツ部に対応付けられた単語に該当するか否かを判定することにより解答の正誤を判定する判定手段と、
    この判定手段によって該当すると判定された場合に、当該単語に対応するパーツ部を前記表示制御されたベース部に付属させるように表示制御する表示変更手段と、
    を備えることを特徴とする学習装置。
  5. 前記表示制御されたベース部に付属する全てのパーツ部が前記表示変更手段によって表示制御された場合に、当該ベース部及びパーツ部で構成される画像を特別表示するように表示制御する特別表示制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の学習装置。
  6. 前記判定手段によって誤答と判定された場合、前記表示変更手段によって表示されたパーツ部が分散するように表示制御する分散表示制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の学習装置。
  7. 前記設問表示制御手段は、前記判定手段によって誤答と判定された場合、同じ設問を再度出題するように表示制御する再設問手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の学習装置。
  8. コンピュータに、
    一連の複数の文字で構成される外国語の単語を記憶する単語記憶機能と、
    複数のパーツ部から構成された画像を前記単語と対応付けて記憶する画像記憶機能と、
    前記単語記憶機能によって記憶された単語から設問する単語を選択し、選択した単語を構成する文字を問う設問を表示制御する設問表示制御機能と、
    前記設問表示制御機能によって選択された単語に対応する画像を、当該画像を構成する少なくとも一つのパーツ部を非表示にして表示制御する画像表示制御機能と、
    前記設問に対する解答を入力する入力機能と、
    この入力手段によって入力された解答の正誤を判定する判定機能と、
    この判定機能によって正答と判定された場合に、前記画像表示制御機能によって非表示とされたパーツ部を表示させるように制御する表示変更機能と、
    を実現させるプログラム。
  9. コンピュータに、
    ベース部とこれに付属するパーツ部との複数の部位によって構成される画像の当該各部位と、当該部位を表す外国語の単語とを対応付けて記憶する記憶機能と、
    前記ベース部に対応付けられた単語に関連する単語を問う設問を表示制御するとともに、前記ベース部の画像を表示制御する設問表示制御機能と、
    前記設問に対する解答となる単語を入力する入力機能と、
    この入力機能によって入力された単語が、前記パーツ部に対応付けられた単語に該当するか否かを判定することにより解答の正誤を判定する判定機能と、
    この判定機能によって該当すると判定された場合に、当該単語に対応するパーツ部を前記表示制御されたベース部に付属させるように表示制御する表示変更機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2003354996A 2003-10-15 2003-10-15 学習装置及びプログラム Pending JP2005121787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003354996A JP2005121787A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 学習装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003354996A JP2005121787A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 学習装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005121787A true JP2005121787A (ja) 2005-05-12

Family

ID=34612745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003354996A Pending JP2005121787A (ja) 2003-10-15 2003-10-15 学習装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005121787A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330173A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Hiroshima Univ 学習支援装置、学習支援装置の制御方法、学習支援装置の制御プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010145433A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kyoiku Soft:Kk 学習支援システムおよび学習支援プログラム
JP2011007958A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Japan Institute For Educational Measurement Inc 教育支援システム用サーバ、教育支援システム
JP2016091020A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 プログラム、処理方法、および情報処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330173A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Hiroshima Univ 学習支援装置、学習支援装置の制御方法、学習支援装置の制御プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4608655B2 (ja) * 2005-05-24 2011-01-12 国立大学法人広島大学 学習支援装置、学習支援装置の制御方法、学習支援装置の制御プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010145433A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Kyoiku Soft:Kk 学習支援システムおよび学習支援プログラム
JP2011007958A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Japan Institute For Educational Measurement Inc 教育支援システム用サーバ、教育支援システム
JP2016091020A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 プログラム、処理方法、および情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11463611B2 (en) Interactive application adapted for use by multiple users via a distributed computer-based system
US11915612B2 (en) Multi-sensory learning with feedback
JP2002210238A (ja) 記録媒体、プログラム、プログラム実行システム及びプログラム実行装置
JP4919395B2 (ja) ゲームプログラムおよびゲーム装置
US20210005097A1 (en) Language-adapted user interfaces
US20180151087A1 (en) Computer based method for learning a language
JP2005164943A (ja) 学習支援プログラム、学習支援方法、学習支援装置及び記録媒体
KR101899609B1 (ko) 다양한 디바이스들과 컴퓨터화된 작업을 수행
Lang et al. Become an app inventor: The Official Guide from MIT APP INVENTOR: Your guide to designing, building, and sharing apps
JP6166831B1 (ja) 単語学習支援装置、単語学習支援プログラム、単語学習支援方法
JP2005121787A (ja) 学習装置及びプログラム
JP2018097250A (ja) 言語学習装置
KR100769621B1 (ko) 단어 학습 게임 방법 및 장치
JP2006317785A (ja) 携帯端末装置
KR20100052023A (ko) 교습용 디지털 스케치북
JP7118389B2 (ja) 言語学習装置及び言語学習方法並びに言語学習用プログラム
KR20110000307A (ko) 외국어 학습 시스템 및 방법
Syeda A Story of Unspoken Efforts of Elaine Drover Designing Hi-Tech Augmentative & Alternative Communication Systems with Individuals with Cerebral Palsy
KR20090000208A (ko) 언어 게임방법 및 구현기술
JP4585703B2 (ja) 学習機能付きタイピング練習装置、問題回答によるタイピング練習方法、及び問題回答によるタイピング練習プログラム
JP7314498B2 (ja) 学習支援装置、学習支援システム、学習支援方法及びプログラム
JP5168835B2 (ja) ゲーム装置の表示処理方法、ゲーム装置、記憶媒体及びそのゲームプログラム
JP7563129B2 (ja) 電子機器、情報表示方法およびプログラム
JP3824875B2 (ja) 知育玩具
Grussenmeyer Making Spatial Information Accessible on Touchscreens for Users who are Blind and Visually Impaired