JP2005121716A - 画像形成装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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【課題】 ユーザの使い勝手を損なうことなく、用紙の積載順が降順である用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置においては、画像が印字された用紙を昇順に積載するか、画像が印字された用紙を降順に積載するかを、ユーザの入力操作に応じて制御することが可能である。画像が印字された用紙を昇順に積載する場合、プリンタ部2の切換フラッパ220、排紙ローラ219、再給紙ローラ222および223を用いて用紙が反転されて裏向きに排紙される(反転排紙)。また、画像が印字された用紙を降順に積載する場合、反転排紙を行わずに用紙が排紙される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、昇順積載および降順積載のいずれかを選択して行うことが可能な画像形成装置、その制御方法およびプログラムに関する。
近年、デジタル複写機においては、先頭の画像から順に用紙に記録し、画像が記録された用紙を反転排紙して順に積載することが可能である。これにより、用紙が昇順に積載された状態すなわち最上部に先頭の画像が記録された用紙が積載された状態の用紙束をユーザに供給することが可能である(例えば特許文献1を参照)。このようなデジタル複写機は、広い範囲で使用され、軽印刷のみならず大量の印刷に用いられている。
特開平11−286353号公報
しかし、印刷業界やPOD市場等の印刷分野において後処理を行う場合には、通常、印刷機専用後処理装置が用いられる。この印刷機専用後処理装置は、印刷機とは独立しており、例えば、この手の分野でにて、まず、システム内の印刷機で印刷物を出力し、作業者が、その出力束を取り出し、それを後処理専用装置にセットして後処理を実行させる等の作業工程が予想され、このように、印刷機と直接接続されないオフライン後処理装置がある。
このオフライン後処理装置の中には、用紙の積載順が降順(例えば、積載結果として、最終頁の出力紙が最下部に積載され、先頭頁の出力紙が最上部に積載された状態となるような順序)である用紙束を処理するものがあり、このようなオフライン後処理装置においては、従来のデジタル複写機から出力された昇順(例えば、積載結果として、先頭頁の出力紙が最下部に積載され、最終頁の出力紙が最上部に積載された状態となるような順序。即ち、先の積載順序とは逆順)の用紙束を処理することはできない。
本発明の目的は、ユーザの使い勝手を損なうことなく、用紙の積載順が降順である用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができる画像形成装置、その制御方法およびプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像が印字された用紙の表裏を反転して排紙する反転排紙手段と、前記反転排紙手段を用いて前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、前記反転排紙手段を用いずに前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段と、ユーザの入力操作に応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するため、画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段と、前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段と、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行う場合、前記印字順変更手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御し、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行う場合は、前記印字順変更手段により前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するため、画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像が印字された用紙の表裏を反転して排紙する反転排紙手段と、前記反転排紙手段を用いて前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、前記反転排紙手段を用いずに前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、ユーザの入力操作に応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御する制御工程を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するため、画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段と、前記画像が印字された用紙を昇順に積載する積載を行うための昇順積載手段と、前記画像が印字された用紙を降順に積載する積載を行うための降順積載手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、前記ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合、前記画像印字手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御する第1の制御工程と、前記ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、前記画像印字手段により用紙に印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御する第2の制御工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するため、画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像が印字された用紙の表裏を反転して排紙する反転排紙手段と、前記反転排紙手段を用いて前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、前記反転排紙手段を用いずに前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段とを有する画像形成装置を制御するためのプログラムであって、ユーザの入力操作に応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御する制御ステップを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するため、画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段と、前記画像が印字された用紙を昇順に積載する積載を行うための昇順積載手段と、前記画像が印字された用紙を降順に積載する積載を行うための降順積載手段とを有する画像形成装置を制御するためのプログラムであって、ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合、前記画像印字手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御する第1の制御ステップと、前記ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、前記画像印字手段により用紙に印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御する第2の制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの入力操作に応じて昇順積載手段による積載を行うか降順積載手段による積載を行うかを制御するので、用紙の積載順が降順である用紙束を後処理するオフライン後処理装置を用いて後処理を行う場合は、用紙の積載順が降順である用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができ、オフライン後処理装置を用いない場合は、昇順に積載された用紙束を得ることができる。すなわち、ユーザの使い勝手を損なうことなく、用紙の積載順が降順である用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができる。
また、本発明によれば、用紙の両面に画像を印字し、昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、画像の印字順を変更せずに用紙に画像の印字を行うように制御し、用紙の両面に画像を印字し、降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、用紙に印字される画像の印字順を変更し、変更された印字順に従って画像の印字を行うように制御するので、両面印字された用紙の積載順が降順である用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができ、オフライン後処理装置を用いない場合は、両面印字された用紙が昇順に積載された用紙束を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す模式的に示す縦断面図である。
画像形成装置は、デジタル複写機本体を有し、図1に示すように、リーダ部1およびプリンタ部2を備える。リーダ部1には、原稿給送装置101が搭載され、原稿給送装置101に積載された原稿は、1枚ずつ順次原稿台ガラス102上に搬送される。原稿が原稿台ガラス102上の所定位置へ搬送されると、ランプ103が点灯され、かつスキャナユニット104が移動されて原稿が照明される。そして、原稿からの反射光は、ミラー105,106,107、レンズ108を介してCCDイメージセンサ部(以下、CCDという)109に入力される。CCD109は、光電変換により、入力された原稿の反射光を、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色の電気信号に変換して出力する。このCCD109から出力された各色の信号は、後述する画像処理が施された後に、画像信号としてプリンタ部2に送出される。
尚、本実施の形態の画像形成装置は、リーダ部からのジョブを記憶するハードディスク等のメモリをも搭載しており、コンピュータから出力されたジョブデータやリーダ部から入力したジョブデータ等を該メモリを介してプリンタ部にて出力させたり、外部機器へ送信可能に構成している。又、リーダやプリンタ等各ユニットは夫々別筐体でも良いし、一体型の構成でもよい。
又、本画像形成装置は、リーダ部からのジョブデータを、上記のようなメモリユニットを介して、本画像形成装置の操作部からのユーザ指示に見合った処理形態で、プリントするコピーモードや、コンピュータや相手先ファクシミリ装置等の外部装置から出力されたジョブデータを、該メモリユニットを介して、該外部装置の操作部からのユーザ指示に見合った処理形態で、プリンタ部にてプリントさせる外部プリントモードや、リーダ或いは外部機器から入力したジョブデータを該メモリユニットを介して外部装置に電話回線・ネットワーク等の通信手段を介して送信させる送信モードや、リーダ部及び/又は外部機器から入力したジョブデータを一旦ハードディスク等のメモリユニット(ボックス)に保存し、該画像形成装置の操作部からのユーザ指示が投入された時点で、該メモリユニット内の所望のジョブデータを、該操作部からの出力処理条件に見合った処理形態で、プリンタ部にてプリントさせたり、外部機器へ送信させたりすることが可能なボックスモード等の、各種の複数の動作モードを具備した複合機能を具備している。尚、本実施の形態は、このような複合機能装置としての画像形成装置にも適用可能であると共に、上述のような複数のモードのうちの1つのみを具備した所謂単一機能の画像形成装置にも勿論適用出来る。
プリンタ部2は、リーダ部1から入力された画像信号を変調してレーザ光に変換する露光制御部201を有する。露光制御部201からのレーザ光は、反射ミラー207を介して感光体211上に照射され、この照射されたレーザ光により、感光体211上には静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器212から供給されたトナーによってトナー像として可視像化される。このトナー像の先端とタイミングを合わせて用紙積載部214,215,225,226のいずれかから用紙が給紙され、この給紙された用紙上には、転写部216により、感光体211上のトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は、定着部217において熱圧され、用紙上のトナー像は用紙上に定着される。そして、定着後の用紙は、切換フラッパ220を介して排紙ローラ219に送られる。
また、本実施の形態においては、順次読み込む画像を1枚の用紙の両面に出力する両面モードを実行することが可能である。この両面モードが設定されている場合、定着部217で定着された用紙が一旦、排紙ローラ219まで搬送された後、排紙ローラ219の逆転により、用紙の搬送向きが反転されて用紙は切換フラッパ220を介して再給紙ローラ222により再給紙パス221へ搬送される。そして、所定のタイミングで、再給紙パス221上の用紙は、再給紙ローラ223により再度感光体211へ給紙されるので、用紙の裏面に対応する画像が形成される。その結果、同一用紙の表面、裏面のそれぞれに対応する画像を形成することができる。両面に画像が形成された用紙は、排紙ローラ219により、プリンタ部2の外部へ排紙される。
また、本実施の形態においては、用紙を反転して裏向きに排紙すること(反転排紙)が可能であり、この方法について説明する。定着部217で定着された用紙は、切換フラッパ220により、再給紙ローラ222を介して再給紙パス221に送られる。そして、用紙全体が再給紙パス221に入るタイミングで、切換フラッパ220が切換動作し、再給紙ローラ222および223が逆回転することにより、用紙が排紙ローラ219に向けて送り出される(スイッチバック搬送)。この際、用紙はその表面が下方に向けられた状態にある。すなわち、用紙は反転されたすなわち裏向きの状態で排紙される。つまり、用紙の一方の面(表面や第1面とも呼ぶ)に画像形成された用紙が上記スイッチバックにより、その表裏を反転させ、該画像形成がなされた面が下向きの状態の用紙を、その状態(画像形成面が下向きの状態)のまま機外へと排出させるよう制御する。このように、1ページ目から順に入力されたジョブデータを、1ページ目から最終ページにかけて入力順と同じ順序で順次、印刷・反転・排出・積載させるよう制御することで(先頭ページ処理)、積載トレイ上では、画像形成面が下向き(画像形成が形成されていない裏面が上向き)の状態で、先頭ページの用紙にから順番にスタック可能とする(つまり、それぞれ画像形成面が下向きの状態で、1ページ目の用紙、2ページ目の用紙、3ページ目の用紙・・・N−1ページ目、Nページ目(最終ページ)の用紙、の順番で積載される)。また、両面モードの際にも、用紙はその裏面が下方に向けられた状態(奇数ページ目が下向きで偶数ページ目が上向きの状態)で排紙される。例えば、用紙の一方の面(第1面)にその面に対応したページの画像を印刷したら、該用紙を再給紙パス221へと導き再度画像形成部へ再搬送し、この一連の搬送制御により、該用紙のその表裏を反転し、該第1面が下向きで且つ他方の面(第2面)が上向き状態で再搬送された該用紙の第2面にその面に対応したページの画像を印字し、これにより表裏に両面印刷が施された用紙を、その状態(第1面が下向きで第2面が上向きの状態)で、機外へと排出するよう制御する。これにより、1ページ目が表面に2ページ目が裏面に印刷された1番目の用紙、3ページ目が表面に4ページ目が裏面に印刷された2番目の用紙、5ページ目が表面に6ページ目が裏面に印刷された3番目の用紙・・・N−1ページ目が表面にNページ目(最終ページ)が裏面に印刷された最後の用紙、の順番で、且つ、それぞれの用紙が奇数ページ目の画像が下向きの状態(偶数ページ目が上向きの状態)で、積載される。このような第1シーケンスとしての反転排紙制御(昇順積載モード、非降順積載モードとも呼ぶ))を実行させることによって、用紙が昇順(1、2、3、・・・・Nの順)に積載された用紙束を、画像形成面が下向きの状態で(両面モードの時には、奇数ページ目の画像が下向きの状態で)得ることができる。
また、本実施の形態は、第2シーケンスとして、上記昇順積載モードの実行を禁止して、反転排紙を行わずに用紙を排紙するモード(降順積載モード)を具備し、このモードの実行することで、用紙が降順(N・・・3,2,1の順)に積載された用紙束を得ることができる。そして、本実施の形態の画像形成装置は、これら昇順積載モード(非降順積載モード)及び降順積載モードの2種類の動作モードを具備し、出力すべきジョブデータに対して操作部でのユーザ操作に応答して設定された印刷処理条件、及び/又は、予め設定された、図13の設定画面の初期設定画面での初期設定条件、等に基づき、本装置の制御部により、何れかのモードを選択して、その選択した積載モードで該ジョブデータを処理するよう制御可能に構成している。これらのモードを具備し、これらのモードをユーザからの設定条件により適宜動的に切り替えて実行させる理由等は後述する。
排紙ローラ219から外部に出力された用紙は、設定された後処理内容に応じて、Z折りユニット260、パンチユニット250、ステイプルソータ230のそれぞれで処理される。
このような用紙に対するZ折り処理を実行可能なユニット、用紙にパンチ処理(穴あけ処理)を実行可能なユニット、用紙にステイプル処理を実行可能なユニット等、これらを総称してシート処理装置やシート処理ユニットとも呼ぶ。又、これらはオプション装置とも呼び、画像形成装置本体に対して脱着可能なユニットである。よって、画像形成装置本体に接続された状態のシート処理装置はオンラインシート処理装置とし、画像形成装置本体に接続されていない状態のシート処理装置は、オフラインシート処理装置も呼ぶ。このようなオプション装置が接続されていない場合、画像形成装置本体は通常装備している排紙トレイに印刷物を排出できるようその印刷順序や排紙形態や積載順序等を各種制御する。
又、このような上述のシート処理装置が本画像形成装置に接続されている場合でも、接続されていない場合でも、本実施の形態の画像形成装置(画像形成システムとも呼ぶ)は、例えば、印刷業界やPOD市場等でより予想されうる、これらのシート処理装置とは別に用意された、本画像形成装置とは独立した専用のオフラインシート処理装置(本画像形成装置と、物理的に接続不能な、及び/又は、データ通信不能な、及び/又は、本装置の制御部により制御不能な、シート処理装置等)の存在を想定している。そして、本実施の形態では、本画像形成装置で出力した出力束がこのような所定のシート処理装置で処理されるケースに着目・対処しており、例えば、ユーザ(作業者)が、本画像形成装置で出力した出力物を、本画像形成装置とは離れて設置されている所定のシート処理(製本処理、糊付け処理、バインド処理、パンチ処理、ステイプル処理、仕分け処理、丁合い処理、等の各種のシート処理)が可能な専用のシート処理装置に持ち運び、該装置にて所望のシート処理を実行させるようなケースを想定・対処可能にしている。そして、更に、このような専用のシート処理装置は、各装置毎に、能力・機能・性能・処理手順(例えば、出力物として1束となる複数の用紙の搬送順序・排出形態・積載方法等の取扱手順や順序等)が、夫々異なる事や多種多様である事や必ずしも全て共通とは限らない事に着目し、このようなケース(本画像形成装置で出力した印刷結果を、ユーザによる介入作業を経て、後で、別のシート処理装置で処理するような場合)の場合に、そのシート処理装置の特性・能力・機能・処理手順等を考慮し、本画像形成装置側で印刷結果を生成する際に、そのシート処理装置に見合った処理形態で印刷結果を生成するよう制御可能に構成している。そして、本画像形成装置にて、該シート処理装置の特徴に見合った処理形態で生成するように、該シート処理装置の特徴を加味したユーザ自身の選択により本画像形成装置での印刷ジョブの処理形態を決定可能に構成している。
本実施の形態は、このような状況を想定し、該想定した状況にて予想される対処すべきに知着目し、その為に、上記2つの積載モードを具備し、ユーザにより出力すべきジョブデータに対して設定された出力処理条件(これを第1種設定条件とも呼ぶ)、及び/又は、予め画像形成装置に初期設定として登録された初期設定条件(これを第2種設定条件)等に基づいて、適宜最適な積載モードを選択して実行させるよう制御している。
例えば、本画像形成装置と独立して離れて設置されている専用のシート処理装置(オフラインシート処理装置)のタイプとして、この装置でシート処理すべき複数枚の用紙からなる記録束の各用紙が昇順(1ページ目の画像を記録した1枚目の用紙が、積載トレイ上にスタックされる用紙束の最下部に位置し、最終ページの画像を記録した最終枚目の用紙が、積載トレイにスタックされる記録束の最上部に位置するように積載する順序)で積載された状態で、該装置の処理トレイにセットされなければ、該装置にて適正なシート処理が実行できずに不適正な出力結果となってしまうタイプ(第1タイプのオフラインシート処理装置)であり、ユーザがこのタイプのオフラインシート処理装置の利用を望む場合は、後述の図13に示す初期画面にてキー704をユーザが選択することで降順積載モードの実行を禁止して、昇順積載モードを実行できるよう制御する。
又、ユーザが利用しようとしているオフラインシート処理装置のタイプが、複数枚の用紙からなる記録束の各用紙が降順(最終ページの画像を記録した最終枚目の用紙が、積載トレイ上にスタックされる用紙束の最下部に位置し、1ページ目の画像を記録した1枚目の用紙が、積載トレイ上にスタックされる記録束の最上部に位置するように積載する順序)で積載された状態で該装置にセットしなければ、該装置にて適正なシート処理が実行できずに不適正な出力結果となってしまうタイプの場合は、ユーザがこのタイプのオフラインシート処理装置の利用を望む場合は、後述の図13に示す初期画面にてキー706をユーザが選択することで昇順積載モードの実行を禁止して、降順積載モードを実行できるよう制御する。
このように、本実施の形態は、本画像形成装置でジョブデータを印刷した後の、その後の処理のことまでも念頭に入れており、本装置で出力された記録束が、後で、本画像形成装置とは離れて設置されているオフラインシート処理装置にて用いられ、その装置にてシート処理が施されるかもしれない状況等を考慮に入れた上で、上記2つのモードを具備して適宜切り替えて実行するよう制御している。
尚、図1に示す例では、本画像形成装置は、Z折りユニット260、パンチユニット250、ステイプルソータ230等のシート処理装置が接続されている(有している)。これらは本画像形成装置により制御可能なユニットであり、これを総称して、オンラインシート処理装置と呼ぶ(第1種シート処理装置とも呼ぶ)。
一方、本画像形成装置に接続されていない(本画像形成システムが有していない)、或いは、物理的及び/又は電気的に接続出来ないシート処理装置を総称して、オフラインシート処理装置と呼ぶ(第2種シート処理装置とも呼ぶ)。
そして、尚且つ、本実施の形態は、上記のような点を考慮にいれた構成の上で、尚且つ、より使い勝手が良い装置・システムを提供できるように考えて構成している。
具体的には、上記のような点を考慮に入れた上でユーザがジョブに対して設定した印刷出力処理条件も加味し、該出力処理条件と調停をとった上で上記構成による効果を達成するようにしている。
例えば、本画像形成装置に接続される上記オンラインシート処理装置にて用紙に対して実行されるシート処理は、先頭ページ処理(先頭ページから順に入力されるジョブデータを、該入力順と同じ順序で、印刷処理する)で且つ昇順積載モードに対応している。
よって、出力すべきジョブデータに対してユーザにより設定された出力処理条件(印刷設定パラメータとも呼ぶ。尚、これは、例えば、ジョブに対して両面モード及びステイプルモード等の複数の処理条件が設定された場合、1つのジョブデータに対する印刷条件として複数の処理条件が含まれる)の中に、本画像形成装置が具備する上記オンラインシート処理装置によるシート処理(ステイプル処理やパンチ処理や製本処理や仕分け処理)の設定が含まれている場合、たとえ、図13の初期設定画面にて降順積載モードがセットされていたとしても、該降順積載モードの実行は禁止して、昇順積載モード(非降順積載モード)でジョブデータを処理するよう制御する。
そして、出力すべきジョブデータに対してユーザにより設定された出力処理条件の中に、本画像形成装置が具備する上記オンラインシート処理装置によるシート処理(ステイプル処理やパンチ処理や製本処理や仕分け処理)の設定が含まれていない場合で、且つ、図13の初期設定画面にて降順積載モードが選択されていた場合に、降順積載モードで、ジョブデータを処理するよう制御する。
又、出力すべきジョブデータに対してユーザにより設定された出力処理条件の中に、本画像形成装置が具備する上記オンラインシート処理装置によるシート処理(ステイプル処理やパンチ処理や製本処理や仕分け処理)の設定が含まれていない場合で、且つ、図13の初期設定画面にて降順積載モードを禁止する選択(キー704を選択)がなされていた場合は、たとえ、該オンラインシート処理装置によるシート処理を実行しなくとも、ジョブデータを、昇順積載モードで処理するよう制御する。
このように、本実施の形態は、各種の条件、状況、ユーザの意思等を加味した制御を本画像形成装置の制御部により実行している。
Z折りユニット260においては、Z折り対象の用紙が給送されると、切換フラッパ268が動作し、この用紙はZ折パス261に導かれる。用紙の1/4がZ折りパス261を通過すると、そのタイミングで、折りローラ262および263が回転され、用紙が中間折りパス265に進められる。この回転動作により用紙の1/4が折れる。そして、中間折りパス265に用紙が1/4分進んだタイミングで、折りローラ263および266が回転され、用紙が最終パス267に進められる。これにより、用紙の1/4が折られ、その結果、Z折りされた用紙が得られる。このZ折りされた用紙はそのまま搬送され、パンチユニット250に搬送される。このZ折り処理は、所定サイズ以上の用紙すなわちラージサイズの用紙のみに適用され、所定サイズ未満の用紙すなわちスモールサイズの用紙に対しては、切換フラッパ268が動作せず、このスモールサイズの用紙はそのままパンチユニット250に搬送される。また、Z折りユニット260によるZ折りが設定されていない場合においても、同様に、切換フラッパ268が動作せず、プリンタ部2からの用紙は、そのままZ折りユニット260を通過してパンチユニット250へ搬送される。
パンチユニット250は、パンチモードが設定されている場合において、用紙に対してパンチ処理を施し、ステイプルソータ230に渡す。パンチモードが設定されていない場合、用紙は、そのままパンチユニット250を通過してステイプルソータ230へ搬送される。
ステイプルソータ230は、ソート機能とステイプル機能を有する。ソートモードが設定されている場合は、入口ローラ231を介して導入された用紙が複数のビン241,242を用いて分類される。また、ソートモードが設定されていない場合は、用紙が排紙ローラ233を介して最上位のビンすなわちビン242へ排紙される。ステイプル機能およびソート機能の両機能を用いるステイプルソートモードが設定されている場合、複数のステイプルユニット(図示せず)の中から1つのステイプルユニットが選択され、このステイプルを用いて、用紙のステイプルが行われる。また、用紙に対するステイプル位置の変更は、複数のステイプルユニットの切り換えにより可能であるが、これに代えて、1つのステイプルユニットを移動させることにより、用紙に対するステイプル位置を変更するようにしてもよい。
ステイプルソータ230は、中綴じ機能を有し、中綴じ機能が設定されている場合は、切換フラップ232が動作し、入口ローラ231を介して導入された用紙は、サドルパス234へ送られる。そして、サドルローラ236が用紙を所定量進めるために正転した後に逆転される。これにより、用紙はサドルスタック部235へ搬送されてスタックされる。この一連の動作を繰り返すことによって、用紙が出力枚数分になるまでサドルスタック部235にスタックされる。出力枚数分の用紙がサドルスタック部235にスタックされると、サドルローラ236により、スタックされた用紙束は、その先端が規制部材240に到達するまで送り出される。規制部材240は、用紙束の中央部がサドル部折り部材239の位置に対応するように用紙束の位置を規制する部材である。次いで、サドル折り部材239が用紙束の中央部に向けて繰り出され、用紙束の中央部が折ローラ237により折りローラ237に向けて押し出される。そして、折りローラ237により、用紙束は排出ローラ238に向けて送り出される。これにより、用紙束はその中央部で折られた状態で排紙ローラ238を介してビン241に排紙される。ここで、用紙束の中央部は、ステイプラ(図示せず)で綴じられた後に排紙されることになる。
次に、上記リーダ部1における信号処理構成および本装置の制御構成について図2および図3を参照しながら説明する。図2は図1のリーダ部1の信号処理構成を示すブロック図、図3は図1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
CCD109から出力された各色の電気信号は、図2に示すように、それぞれ、増幅器110R,110G,110BでA/D変換器111の入力信号レベルに合わせて増幅された後に、A/D変換器111に入力される。A/D変換器111は、入力された各色の信号をそれぞれデジタル信号に変換し、各色のデジタル信号はシェーディング回路112に入力される。このシェーディング回路112においては、入力されたデジタル信号に対して、ランプ103の配光ムラやCCD109の感度ムラの補正が行われる。
シェーディング回路112で補正された各デジタル信号は、Y信号生成・色検出回路113に入力される。Y信号生成・色検出回路113は、次の(1)式に従い、シェーディング回路112からの信号に対して演算を行い、この演算によりY信号を得るための回路である。
Y=0.3R+0.6G+0.1B …(1)
また、Y信号生成・色検出回路113は、R,G,Bの各信号を7つの色に分離し、各色に対する信号を出力する色検出回路を有する。
Y信号生成・色検出回路113の出力信号は、変倍・リピート回路114に入力される。変倍に関しては、スキャナユニット104の走査スピードにより副走査方向の変倍が、変倍回路・リピート回路114により主走査方向の変倍が行われる。また、変倍・リピート回路114により複数の同一画像を出力することが可能である。
変倍・リピート回路114の出力信号は、輪郭・エッジ強調回路115に入力される。輪郭・エッジ強調回路115は、変倍・リピート回路114の出力信号の高周波成分を強調することによりエッジ強調および輪郭情報を得る。輪郭・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117に入力される。
マーカエリア判定・輪郭生成回路116は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分を読み取り、マーカの輪郭情報を生成する。パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117は、この輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行う。また、パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117は、Y信号生成・色検出回路113からの色検出信号によりパターン化を行う。
パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117からの信号は、画像データセレクタ回路118を介して、レーザドライバ回路119または画像メモリ120に入力される。また、画像メモリ120から読み出された画像データは、画像データセレクタ回路118を介してレーザドライバ回路119に入力される。また、画像データセレクタ回路118には、オプション機能を実現するためのインタフェイスを接続可能なコネクタ121が接続されている。このインタフェイスが例えばホストコンピュータなどを接続するものである場合、ホストコンピュータから入力された印刷データを印字出力するプリンタ機能が追加されることになり、この印刷データは、画像データセレクタ回路118を介してレーザドライバ回路119に入力される。
レーザドライバ回路119は、入力され画像データ(または印刷データ)を、プリンタ部2の露光制御部201を駆動するための信号に変換し、この信号は、プリンタ部2に入力されて用紙上に可視像として形成される。
画像データセレクタ回路118から画像メモリ120入力された画像データは、後述する方法で、画像メモリ120の指定位置に書き込まれ、また、その書き込まれた画像データを読み出す際に、その読み出す順番を変えることによって、用紙上に印字する画像の印字順を変えることができる。また、画像メモリ120上で、画像データの回転処理、合成処理などを行うことができる。この画像メモリ120に対する画像データの書き込みおよび読み出しは、CPU回路部122により制御される。
CPU回路122は、図2または図3に示すように、リーダ部1、画像データセレクタ回路118、プリンタ部2を制御するものであって、制御プログラム、エラー処理プログラムなどを記憶するROM124、各種プログラムのワークエリアなどとして利用されるRAM125、各種タイマー制御部などから構成される。
CPU回路部122には、操作部123が接続されている。操作部123は、リーダ部1の画像処理に対する画像編集内容、コピー枚数などの画像動作を指示する各種キー群と、操作時の内容を表示する液晶表示部などを有する。
次に、操作部123の構成およびそれに表示される操作画面について図4〜図6を参照しながら説明する。図4は図2の操作部123の外観構成を示す図、図5(a)は給紙段およびオート用紙選択を選択するキー252が押下された場合に表示される用紙選択画面の一例を示す図、図5(b)は縮小/拡大を設定するキー255が押下された場合に表示される倍率選択画面の一例を示す図、図6(a)は両面モードキー257が押下された場合に表示される両面印字設定画面の一例を示す図、図6(b)は図6(a)の両面印字設定画面の下位画面である詳細設定が面の一例を示す図である。
操作部123には、図4に示すように、ハードキー郡240と、タッチパネル付き液晶表示部250とが設けられている。ハードキー郡240は、各種のハードキーから構成され、コピー動作の開始を指示するためのスタートキー241、設定モードを標準状態に復帰するための復帰キー246、コピー枚数、ズーム倍率などを入力するための0〜9までのテンキーおよびその入力をクリアするためのクリアキーを含むキー群245、各機能のガイド画面を表示させるためのガイドキー247、機器の各種設定を行うためのユーザモードキー248などを含む。このハードキー郡240の対応するキーにより入力されたコピー部数、設定された内容などは、液晶表示部250に表示される。
液晶表示部250は、各種のタッチキーを表示することが可能であり、各タッチキーを押下することによってキー入力が可能である。液晶表示部250には、装置の状態、入力されたコピー枚数、倍率、選択された用紙などが表示される表示部251、および各種操作画面が表示される。ここで、図4に示す液晶表示部250の画面は、初期画面である。
液晶表示部250に表示されるタッチキーとしては、給紙段およびオート用紙選択を選択するキー252、濃度調整を行うためのキー258および262、自動濃度調整機能をON/OFFするためのキー259、等倍、縮小/拡大を設定するキー254および255、両面キー257、応用モードキー260などがある。ここで、キー252が押下されると、図5(a)に示す選択画面が表示される。この画面上で、給紙段を選択してOKキー270を押下すると、この画面は閉じられて図4に示す画面に復帰する。そして、選択された給紙段が表示部251に表示される(図4の画面では「自動用紙選択」)。キー258およびキー262は、濃度を調整する際に操作され、これにより調整された濃度は、表示部263に表示される。キー254および255はそれぞれ等倍、縮小/拡大を設定する際に操作され、例えばキー255が押下されると、図5(b)に示す画面が表示され、この画面上で拡大縮小を詳細に設定することが可能になる。また、設定された倍率は、液晶表示部251に表示される(図4の画面では「100%」)。応用モードキー260が押下されると、図4の画面が各種モード設定画面に移行される。
両面キー257が押下された場合、液晶表示部250には、図6(a)に示す両面印字設定画面が表示される。この両面印字設定画面においては、原稿片面を両面印字するための設定キー280、両面原稿から両面印字するためのキー281、両面原稿を片面印字するためのキー283、ページ連写両面の設定キー284、図6(a)に示す画面上において操作したものを取り消すためのキー282、図6(a)に示す画面上において操作したものを設定するためのOKキー285、詳細設定を行うためのキー286が表示される。
詳細設定を行うためのキー286が押下されると、図6(b)に示す画面が表示される。この画面においては、両面印刷物を左右開きに印字するためのキー290、上下開きに印字するためのキー291が表示される。これらの図6(a)および図6(b)に示す画面上で必要な項目を設定することにより、両面印字が設定可能となる。
本実施の形態においては、応用モードキー260を用いて降順積載を行うモードを設定することが可能であり、この降順積載について図12および図13を参照しながら説明する。図12(a)は応用モードキー260が押下された場合に表示される応用モード設定画面の一例を示す図、図12(b)は図12(a)の画面上において降順積載キー701を押下して降順積載をオンした場合の画面状態を示す図、図13(a)はユーザモードキー248が押下された場合に表示されるユーザモード設定画面の一例を示す図、図13(b)はユーザモード設定画面上で共通機能設定キー702が押下された場合に表示される共通機能設定画面の一例を示す図、図13(c)は共通機能設定画面上で降順積載キー703が押下された場合に表示される降順積載のON/OFF設定画面の一例を示す図である。
応用モードキー260が押下されると、図12(a)に示すように、応用モード設定画面が液晶表示部250に表示される。この応用モード設定画面においては、各種応用モードを選択、設定するための複数のタッチキーが表示される。ここで、複数のタッチキーの中には、降順積載をオン/オフするためのタッチキー701が含まれている。このタッチキー701はトグルキーになっており、一度押下すると、図12(b)に示すような表示となり、降順積載がオン状態となり、再度押下すると、図12(a)に示す表示状態すなわちオフ状態に戻る。本タッチキー701による降順積載に対するオン/オフ設定は、コピージョブに対して適用される。
ユーザモードキー248(図4に示す)が押下されると、図13(a)に示すユーザモード設定画面が表示される。この画面上には、共通機能設定キー702が表示され、共通機能設定キー702が押下されると、図13(b)に示す詳細設定画面が表示される。この詳細設定画面には、降順積載のON/OFF設定画面を呼び出すためのキー703が表示され、このキー703が押下されると、図13(c)に示す降順積載のON/OFF設定画面が表示される。この画面上には、降順積載をオフするためのOFFキー704(降順積載モードの実行を禁止して、昇順積載モードを実行させる為の指示を入力するキー)と、降順積載をオンにするONキー706(昇順積載モードの実行を禁止して、降順積載モードを実行させる為の指示を入力するキー。但し、このシーケンスは、例えば、後述する、図14のステップS801の判断のような、出力すべきジョブデータに対してユーザにより設定された印刷処理条件の中に、本画像形成装置が具備するオンラインシート処理装置によるシート処理を実行させる為の設定が含まれていない場合、等の、所定の条件を満足した場合に、この指示が有効となるよう動作させる。)と、降順積載のON/OFF設定画面上での操作を無効にするキャンセルキー705と、降順積載のON/OFF設定画面上での設定を有効にするONキー707が表示される。降順積載のON/OFF設定画面上での降順積載に対するオン/オフ設定は、コピージョブを除く全ての印刷ジョブに対して適用される。そして、この画面でユーザにより設定された指示データは、本画像形成装置に対して設定された初期設定条件(出力すべきジョブデータに対して設定される印刷処理条件を第1種処理条件とするならば、該初期設定を第2種処理条件と称す)として、メモリに登録しておき、図14で後述する各種処理の際に制御部により適宜読出参照可能に構成する。
次に、画像メモリ120への画像データの書き込みおよび読み出し方法について図7〜図11を参照しながら説明する。図7は画像メモリ120における1つの記憶領域を模式的に示す図、図8(a)および(b)は1枚の原稿画像を画像メモリ120に記憶する方法の一例を示す図、図8(c)および(d)は図8(b)のように画像メモリ120に書き込まれた画像データを読み出す方法の一例を示す図、図9(a)および図9(b)は図8(b)のように画像メモリ120に書き込まれた画像データを読み出す方法の他の例を示す図、図9(c)および図9(d)は図8(b)のように画像メモリ120に書き込まれた画像データを読み出す方法のさらに他の例を示す図、図10は異なる2つの画像を合成する場合の読み出し方法の例を示す図、図11は画像メモリ120内のレイアウトメモリ構成を模式的に示す図である。
本実施の形態の画像メモリ120は、図11に示すように、1個のレイアウトメモリと100個の蓄積メモリとから構成される。各蓄積メモリは、図7に示すように、600dpi基準でA3サイズの画像を記憶可能なように、縦7015x横9920ビットで構成される記憶領域を有する。図8(a)に示すように置かれたA4サイズの原稿に対しては、その画像が図中の矢印の方向に順次読み込まれる。この場合において、1ライン目を読み込む際には、図8(b)に示すように、(0,0)アドレスがスタート位置とされ、この位置を基準にXカウンタのカウントアップ、Yカウンタのカウントアップが可能に設定される。そして、1ライン目が読み込まれると、Yカウンタが(0,7015)方向に順にカウントアップされ、Y方向の位置にデータが書き込まれる。次に、2ライン目が読み込まれると、Xカウンタがアップされ、データが(1,0)アドレスから(1,7015)アドレス方向に順に書き込まれる。次に、3ライン目が読み込まれると、Xカウンタがアップされ、データが(2,0)アドレスから(2,7015)アドレスまで順に書き込まれる。このようにライン単位での読み込み、書き込みが繰り返され、データが(4960,7015)まで書き込まれる。
次に、図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データを読み出す方法の一例について説明する。図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データを読み出す場合、図8(c)に示すように、まず1ライン目に対しては、(4960,0)アドレスをスタート位置として、Xカウンタを順にカウントダウンすることによって、1ライン目の読み出しが行われる。次に、Yカウンタがアップされ、2ライン目が(4960,1)アドレスから(0,1)アドレス方向に読み出される。このような読み出しをnラインまで行うことにより、図8(d)に示す画像を読み出すことができる。この場合、図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データ(図8(a)に示すように置かれたA4サイズの原稿)を、図8(c)に示すように読み出すことによって、画像を90度回転して読み出すことができる。
また、図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データを図9(a)に示すように読み出すこともできる。この場合、図9(a)に示すように、まず1ライン目に対して、(0,0)アドレスをスタート位置として、Yカウンタを(0,7015)アドレス方向に順次アップすることによって、1ライン目の読み出しが行われる。次に、Xカウンタがアップされ、2ライン目の読み出しが行われる。この場合、データが(1,0)アドレスから(1,7015)アドレス方向に読み出される。このような読み出しをnラインまで行うことにより、図9(b)に示す画像を読み出すことができる。この場合、図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データを、図9(a)に示すように読み出すことによって、画像を回転しないで読み出すことができる。
また、図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データを図9(c)に示すように読み出すこともできる。この場合、図9(c)に示すように、まず1ライン目に対しては、(4960,7015)アドレスをスタート位置として、Yカウンタを(4960,0)までカウントダウンすることによって、1ライン目が読み出される。2ライン目に対しては、Xカウンタをカウントダウンさせ、Yカウンタを(4959,7015)から(4959,0)までカウントダウンすることによって、2ライン目が読み出される。このような読み出しをnラインまで行うことにより、図9(d)に示す画像を読み出すことができる。この場合、図8(b)に示すようにメモリに書き込まれた画像データを、図9(c)に示すように読み出すことによって、画像をπ(180度)分回転して読み出すことができる。
また、図10(a),(b)に示すような個々に書き込まれた画像データを読み出し、それぞれの画像データをレイアウトメモリの所望の位置に書き込むことにより、図10(c)に示すように別々の原稿画像をメモリ上で合成することができる。
また、各蓄積メモリに対する読み出し順を変えることによって、用紙に印字する画像の印字順を変えることができる。
次に、コピージョブ時におけるプリンタ部2に対する制御について図14を参照しながら説明する。図14は図1の画像形成装置のコピージョブ時におけるプリンタ部2に対する制御手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す手順は、ROM124に格納されているプログラムに従いCPU回路部122により実行されるものである。
原稿給送装置101上に積載された原稿上の画像をコピーするために、スタートキー241が押下されると、図14に示すように、CPU回路部122は、まずフィニッシング処理(ステイプル処理、パンチ処理、Z折り処理、サドルステッチ処理、製本処理などの用紙に対するシート加工処理)が設定されているか否かを、該ジョブの為に操作部を介してユーザ操作に応答して設定及びメモリに保持した印刷処理条件パラメータ情報に基づいて、判定する(ステップS801)。この判定処理は、本画像形成装置(システム)がオンラインシート処理装置(上述のオフラインシート処理装置を第2種シート処理装置と呼ぶならば、オンラインシート処理装置を第1種シート処理装置と称す)を有している場合(換言すると、本画像形成装置に接続可能なシート処理装置が本画像形成装置に接続されている場合)において、出力すべきジョブデータに対して該シート処理装置によるシート加工処理に関わる設定がなされているか否かを判定する(出力すべきジョブデータに対して設定された印刷出力処理条件の中に、シート加工処理に関する処理条件が含まれているか否かを判定する)処理に相当する。ここで、フィニッシング処理が設定されている場合(例えば、ステイプルモードやパンチモードや製品モード等の本画像形成装置にて実行可能なシート加工処理の設定が、出力すべきジョブデータに対してなされている場合)、CPU回路部122は、設定されたモードに応じた通常の印刷を行う(ステップS811)。ここでいう、「通常の印刷を行う」とは、本画像形成装置が基本的に実行するデフォルトの印刷シーケンスで該ジョブデータを処理するという意味である。例えば、当該画像形成装置が、本実施の形態のように、基本的に、先頭ページ処理(本画像形成装置は、コンピュータからのプリントモードのジョブでも、リーダからのコピーモードのジョブでも、先頭ページから順に入力し、入力したジョブデータを、入力順と同じ順序で順次ページ順に印刷する処理)であり、且つ、ファイスダウン処理(画像形成面が下向きの状態で用紙を排出して積載する処理)を実行するよう制御・構成するものであるならば(そういうタイプの装置ならば)、その印刷シーケンスで該ジョブデータを処理するよう制御するという意味である。又、別の言い方をすれば、例えば、本画像形成装置に接続されたシート処理装置(オンラインシート処理装置。第1種シート処理装置)にてシート加工処理を行う際に、該オンラインシート処理装置にて適正に処理できる印刷シーケンスに対応した印刷シーケンスで当該ジョブデータを処理するよう制御するということである。つまり、本実施の形態の画像形成装置が具備するオンラインシート処理装置(図1に示すサドルユニット260やパンチユニット250やソータ230等の、本画像形成装置が有する各種のシート処理ユニット)は、上述したように本画像形成装置のデフォルト印刷シーケンスである昇順積載モードに対応したタイプのシート処理装置である。よって、本実施の形態において、ステップS811の処理を実行するということは、出力すべきジョブデータを、上述の昇順積載モードで処理するよう制御することに相当する。尚且つ、ステップS811の処理は、出力すべきジョブデータを、図13のUI画面にて降順積載モードが選択されているか否かに関係なく、昇順積載モードで処理するよう制御している。尚、勿論、このジョブデータを出力する際には、このジョブデータに対して、ユーザにより設定された印刷処理条件(出力部数、両面印刷/片面印刷の設定、縮小レイアウトモードや拡大レイアウトモードやイメージリピート機能や回転処理等各種の編集処理モード、シート加工処理に関する設定等)に従った印刷処理を実現させる。つまり、この例の場合は、当然、フィニッシング処理(パンチ処理やステイプル処理や製本処理等)が設定されているので、該ジョブデータを印刷した記録束に対して本画像形成装置が具備するオンラインシート処理装置によるシート加工処理を少なくとも実行するよう制御する。そして、CPU回路部122は、印刷が終了したか否かを判定し(ステップS813)、印刷が終了していない場合、上記ステップS801に戻り、印刷が終了するまで、ステップS801,ステップS811,ステップS813の処理を繰り返す。印刷が終了すると、CPU回路部122は、本処理を終了する。ここで、設定されたモードに応じた通常の印刷においては、上述したように、その用紙が昇順に積載されるようにプリンタ部2から排紙されることになる。このように、本実施の形態では、コピージョブにおいて、フィニッシング処理(ステイプル、パンチ、Z折り、サドルステッチなどの処理)が設定されている場合は、降順積載が設定されているか否かに拘わらず、降順積載は禁止して、昇順積載モード(第1のシーケンス)で処理するようCPU回路部122により制御する。そして、ステップS801での判断が否定判定である場合に(出力すべきジョブデータに対して、パンチ処理や製本処理やステイプル処理等の、本画像形成装置により実行可能なシート加工処理に関係する設定がなされていない場合に)、図13の操作画面で設定された降順積載モードの実行可否に従うよう制御し、出力すべきジョブデータを、図13の操作画面の初期設定条件(第2種処理条件)に従った積載モードで、処理するようCPU回路部122により制御する。
上記ステップS801においてフィニッシング処理が設定されていないと判定された場合、CPU回路部122は、図13の設定画面を介して登録された設定情報を参照し、降順積載が設定されているか否かを判定する。ここで、図13の操作画面を介して降順積載が設定されていない場合(キー704の押下により降順積載モードのOFFが選択されている場合、つまり昇順積載モードが選択されている場合)、CPU回路部122は、設定されたモードに応じて、上述したように本画像形成装置がデフォルトとして基本的に行う印刷シーケンスに相当する通常の印刷を行い(ステップS811)、印刷が終了していなければ、上記ステップS801に戻り、印刷が終了するまで、ステップS801,ステップS802,ステップS811,ステップS813の処理を繰り返す。印刷が終了すると、CPU回路部122は、本処理を終了する。ここで、設定されたモードに応じた通常の印刷においては、降順積載が設定されておらず、両面印字が設定されている場合、両面印字の用紙が昇順に積載されるようにプリンタ部2から排紙されるモードが可能である。
上記ステップS802において降順積載が設定されていると判定された場合(図13の操作画面でキー706が押下され降順積載モードが選択されている場合)、CPU回路部122は、両面モードが設定されているか否かを判定する(ステップS803)。ここで、両面印字が設定されていない場合、CPU回路部122は、反転排紙せずに用紙の出力を行い(ステップS808)、印刷が終了したか否かを判定する(ステップS812)。印刷が終了していない場合、CPU回路部122は、上記ステップS803に戻り、印刷が終了するまで、ステップS803,ステップS808,ステップS812の処理を繰り返す。印刷が終了すると、CPU回路部122は、本処理を終了する。
上記ステップS803において両面モードが設定されていると判定された場合、CPU回路部122は、現在の用紙に対する印字が表面に対する印字であるか否かを判定し(ステップS804)、用紙の表面に対する印字である場合、CPU回路部122は、裏面に印字すべき画像があるか否かを判定する(ステップS805)。ここで、裏面に印字すべき画像がある場合、CPU回路部122は、印字順を変更し、用紙の表面に裏面に印字すべき画像を印字する(ステップS806)。続いて、CPU回路部122は、表面に画像が印字された用紙を再給紙パス221へ搬送する(ステップS807)。そして、CPU回路部122は、印刷が終了したか否かを判定する(ステップS812)。ここでは、印刷が終了していないので、CPU回路部122は、処理を上記ステップS803に戻す。そして、CPU回路部122は、現在の用紙(再給紙パス221へ搬送された用紙)に対する印字が表面に対する印字でないと判定し(ステップS804)、印字順を変更し、本来表面に印字すべき画像を用紙の裏面に印字する(ステップS815)。次いで、CPU回路部122は、両面に画像が印字された用紙を反転排紙せずに出力し(ステップS808)、印刷が終了したか否かを判定する(ステップS812)。印刷が終了していない場合、CPU回路部122は、印刷が終了するまで、上記ステップS803からの処理を繰り返す。印刷が終了すると、CPU回路部122は、本処理を終了する。
上記ステップS805において裏面に印字すべき画像がないと判定された場合、印字順を変更せずに、本来表面に印字すべき画像を用紙の表面に印字し(ステップS809)、この用紙を反転排紙せずに出力する(ステップS810)。そして、CPU回路部122は、印刷が終了したか否かを判定し(ステップS812)、印刷が終了していない場合、印刷が終了するまで、上記ステップS803からの処理を繰り返す。印刷が終了すると、CPU回路部122は、本処理を終了する。
このように、本実施の形態は、図1に示すような本画像形成装置に接続可能なオンラインシート処理装置とは異なる、本画像形成装置とは独立して離れて設置された、オフラインシート処理装置を用いて、本画像形成装置により出力される記録束を処理する事を、ユーザが要望するかもしれないことを想定し、昇順積載モードと共に降順積載モードの両方を具備し、図13のような操作画面を介して、そのオフラインシート処理装置のタイプに対応した積載モードをユーザ自身により選択可能に構成している。尚且つ、本画像形成装置自身の通常の印刷シーケンス、及び、本画像形成装置が具備する(具備できる)オンラインシート処理装置(図1の各シート処理ユニット等)のタイプをも加味して、出力ジョブに対して本画像形成装置が具備するシート処理装置によるシート加工処理を実行させるモードがユーザにより設定された場合には、図13の操作画面を介しての積載モードの選択状況に依らずに、本画像形成装置が通常の印刷シーケンスで採用している昇順積載モードでジョブを処理するよう制御する。
次に、コピージョブにおける降順積載の出力例について図15を参照しながら説明する。図15(a)はコピージョブにおいて降順積載がオンに設定された場合の出力例を示す図、図15(b)はコピージョブにおいて降順積載がオンに設定されかつ両面モードが設定された場合の出力例を示す図である。
例えば、降順積載をオンに設定して3枚のA4サイズの原稿をコピーする場合、まず1枚目の原稿画像が1枚目の用紙に印字され、この用紙が反転排紙されずに出力される(ステップS808)。この1枚目の用紙は、その表面(画像形成面)が上向きの状態でビンに対して置かれる。続いて、2枚目の原稿画像が2枚目の用紙に印字され、反転排紙されずに出力される(ステップS808)。この2枚目の用紙は、その表面(画像形成面)が上向きの状態で上記1枚目の用紙の上に積載される。そして、3枚目の原稿画像が3枚目の用紙に印字され、反転排紙されずに出力される(ステップS808)。この3枚目の用紙は、その表面(画像形成面)が上向きの状態で上記2枚目の用紙の上に積載される。これにより、図15(a)に示すような降順に積載された用紙束が得られる。
降順積載をオンに設定しかつ両面モードを設定し3枚のA4サイズの原稿をコピーする場合、1枚の用紙に関しては、その表面が印字面である場合、その裏面に印字すべき画像があると判定されるので(ステップS805)、1枚の用紙の表面に2枚目の原稿画像が印字され(ステップS806)、この1枚目の用紙は、再給紙パス221に搬送される(ステップS807)。再給紙パス221に搬送された用紙は、感光体211に再度給紙され、この用紙の裏面に画像が印字される(ステップS815)。ここで、用紙の裏面に印字される画像は、1枚目の原稿画像である。そして、この用紙は、反転排紙されずに出力される(ステップS808)。この1枚目の用紙は、その裏面(1枚目の原稿画像が印字された面)が上向きの状態でビンに対して置かれる。続いて、2枚目の用紙が給紙され、この用紙に3枚目の原稿画像が印字される。この2枚目の用紙に関しては、その裏面に印字すべき画像がないので、その表面に3枚目の原稿画像が印字され(ステップS809)、この用紙は反転排紙されずに出力される(ステップS810)。この2枚目の用紙は、その表面(3枚目の原稿画像が印字された面)が上向きの状態で上記1枚目の用紙の上に積載される。これにより、図15(b)に示すような降順に積載された両面印字の用紙束が得られる。
このように、本実施の形態によれば、用紙の積載順が降順である用紙束を処理するオフライン後処理装置を用いて出力された用紙束に対して後処理を行う場合は、降順積載を設定することによって、用紙の積載順が降順である用紙束を得ることができる。また、フィニッシング処理が設定されている場合、降順積載がオンされていても、降順積載が行われることはなく、昇順積載可能なように用紙を出力することができる。すなわち、ユーザの使い勝手を損なうことなく、用紙の積載順が降順である用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができる。
また、用紙に印字される画像の印字順を変更することによって、両面に画像が印字された用紙をその積載順が降順となるように出力することができるので、両面に画像が印字された用紙が降順に積載された用紙束をオフライン後処理装置に対して供給することができる。
なお、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す模式的に示す縦断面図である。 図1のリーダ部1の信号処理構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 図2の操作部123の外観構成を示す図である。 (a)は給紙段およびオート用紙選択を選択するキー252が押下された場合に表示される用紙選択画面の一例を示す図、(b)は縮小/拡大を設定するキー255が押下された場合に表示される倍率選択画面の一例を示す図である。 (a)は両面モードキー257が押下された場合に表示される両面印字設定画面の一例を示す図、(b)は(a)の両面印字設定画面の下位画面である詳細設定が面の一例を示す図である。 画像メモリ120における1つの記憶領域を模式的に示す図である。 (a)および(b)は1枚の原稿画像を画像メモリ120に記憶する方法の一例を示す図、8(c)および(d)は(b)のように画像メモリ120に書き込まれた画像データを読み出す方法の一例を示す図である。 (a)および(b)は図8(b)のように画像メモリ120に書き込まれた画像データを読み出す方法の他の例を示す図、(c)および(d)は図8(b)のように画像メモリ120に書き込まれた画像データを読み出す方法のさらに他の例を示す図である。 異なる2つの画像を合成する場合の読み出し方法の例を示す図である。 画像メモリ120内のレイアウトメモリ構成を模式的に示す図である。 (a)は応用モードキー260が押下された場合に表示される応用モード設定画面の一例を示す図、(b)は(a)の画面上において降順積載キー701を押下して降順積載をオンした場合の画面状態を示す図である。 (a)はユーザモードキー248が押下された場合に表示されるユーザモード設定画面の一例を示す図、(b)はユーザモード設定画面上で共通機能設定キー702が押下された場合に表示される共通機能設定画面の一例を示す図、(c)は共通機能設定画面上で降順積載キー703が押下された場合に表示される降順積載のON/OFF設定画面の一例を示す図である。 図1の画像形成装置のコピージョブ時におけるプリンタ部2に対する制御手順を示すフローチャートである。 (a)はコピージョブにおいて降順積載がオンに設定された場合の出力例を示す図、(b)はコピージョブにおいて降順積載がオンに設定されかつ両面モードが設定された場合の出力例を示す図である。
符号の説明
1 リーダ部
2 プリンタ部
120 画像メモリ
122 CPU回路部
123 操作部
124 ROM
220 切換フラッパ
221 再給紙パス
230 ステイプルソータ
250 パッチユニット
260 Z折りユニット

Claims (12)

  1. 画像を用紙上に印字する画像印字手段と、
    前記画像が印字された用紙の表裏を反転して排紙する反転排紙手段と、
    前記反転排紙手段を用いて前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、
    前記反転排紙手段を用いずに前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段と、
    ユーザの入力操作に応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ユーザの入力操作により、前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを指定することが可能であるとともに、モードを指定することが可能であり、
    前記制御手段は、前記ユーザの入力操作により降順積載が指定された場合に、前記ユーザの入力操作により指定されたモードが予め設定されている降順積載禁止条件に合致するモードであるか否かに応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. シート後処理を行うシート後処理手段を有し、
    前記制御手段は、前記ユーザの入力操作により降順積載が指定された場合に、前記ユーザの入力操作により指定されたモードが前記シート後処理手段を用いるシート後処理モードであると、前記シート後処理モードが前記降順積載禁止条件に合致するモードであると判断して前記降順積載手段による積載を禁止し、前記昇順積載手段による積載を行うように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、
    表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段とを有し、
    前記制御手段は、ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合、前記印字順変更手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御し、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、前記印字順変更手段により前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 画像を用紙上に印字する画像印字手段と、
    前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、
    表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段と、
    前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、
    前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段と、
    前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行う場合、前記印字順変更手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御し、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行う場合は、前記印字順変更手段により前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像が印字された用紙の表裏を反転して排紙する反転排紙手段と、前記反転排紙手段を用いて前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、前記反転排紙手段を用いずに前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    ユーザの入力操作に応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御する制御工程
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 前記ユーザの入力操作により、前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを指定することが可能であるとともに、モードを指定することが可能であり、
    前記制御工程では、前記ユーザの入力操作により降順積載が指定された場合に、前記ユーザの入力操作により指定されたモードが予め設定されている降順積載禁止条件に合致するモードであるか否かに応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 前記画像形成装置は、シート後処理を行うシート後処理手段を有し、
    前記制御工程では、前記ユーザの入力操作により降順積載が指定された場合に、前記ユーザの入力操作により指定されたモードが前記シート後処理手段を用いるシート後処理モードであると、前記シート後処理モードが前記降順積載禁止条件に合致するモードであると判断して前記降順積載手段による積載を禁止し、前記昇順積載手段による積載を行うように制御することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 前記画像形成装置は、表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段を有し、
    前記制御工程では、前記ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合、前記画像印字手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御し、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、前記画像印字手段により用紙に印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段と、前記画像が印字された用紙を昇順に積載する積載を行うための昇順積載手段と、前記画像が印字された用紙を降順に積載する積載を行うための降順積載手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合、前記画像印字手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御する第1の制御工程と、
    ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、前記画像印字手段により用紙に印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御する第2の制御工程と
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像が印字された用紙の表裏を反転して排紙する反転排紙手段と、前記反転排紙手段を用いて前記画像が印字された用紙を昇順に積載するための昇順積載手段と、前記反転排紙手段を用いずに前記画像が印字された用紙を降順に積載するための降順積載手段とを有する画像形成装置を制御するためのプログラムであって、
    ユーザの入力操作に応じて前記昇順積載手段による積載を行うか前記降順積載手段による積載を行うかを制御する制御ステップ
    を有することを特徴とするプログラム。
  12. 画像を用紙上に印字する画像印字手段と、前記画像印字手段で印字される画像の印字順を変更する印字順変更手段と、表面に画像が印字された用紙の裏面に画像を印字するように該用紙を操作する用紙操作手段と、前記画像が印字された用紙を昇順に積載する積載を行うための昇順積載手段と、前記画像が印字された用紙を降順に積載する積載を行うための降順積載手段とを有する画像形成装置を制御するためのプログラムであって、
    ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記昇順積載手段による積載を行うことが指定された場合、前記画像印字手段による画像の印字順を変更せずに前記画像印字手段により用紙に画像の印字を行うように制御する第1の制御ステップと、
    前記ユーザの入力操作により、前記用紙操作手段を用いて用紙の両面に画像を印字し、前記降順積載手段による積載を行うことが指定された場合は、前記画像印字手段により用紙に印字される画像の印字順を変更し、前記画像印字手段により前記印字順が変更された画像の印字を行うように制御する第2の制御ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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