JP2005121680A - 液晶表示素子および投射型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対向配置された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶表示素子は、この液晶層に用いるツイステッドネマティック型液晶材料が、室温(たとえば20℃)において、屈折率異方性Δnが0.16≦Δn<0.18の場合、誘電率異方性Δεが0<Δε<8であり、かつツイスト弾性率K22がK22>6.0pNを満たすものであり、屈折率異方性Δnが0.18≦Δn≦0.20の場合、誘電率異方性Δεが0<Δε<13であり、かつツイスト弾性率K22がK22>3.0pNを満たすものであって、このような液晶表示素子を用いることにより、良好な表示が得られる投射型表示装置が得られる。
【選択図】 図1
Description
配向膜が形成された2枚の電極が形成された基板は、各基板の配向膜が対向して配置されており、実際に画像が表示される画素表示領域の周囲に位置するシール領域において、シール材により貼り合わされる。基板間隙を制御するために、前述した貼り合わせ前にミクロパールとよばれる球状のスペーサが用いられる、もしくは、レジストにより形成される柱状スペーサが用いられる。
これらの工程を経ることで、空セルが製造される、その後、この空セル内に液晶が封入されて、液晶セルが製造される。
なお、前述した液晶は、数種類の単体液晶材料からなり、液晶組成物ともよばれる。製造された液晶セルに偏光板が取り付けられて液晶表示素子が製造される。
これらの駆動方式においては、隣接する画素電極間で印加電圧を反転させるので、図14に示すように、元来液晶に与えられたプレチルトの方向と逆のチルト方向を持つリバースチルトドメインRTDMが各画素電極PXLEに対応した画素部内に生じるという不利益がある(特許文献1参照)。
特に、ノーマリホワイトモードの液晶表示では、正常な領域との境界のディスクリネーションラインDSCLが白抜けを起こしコントラストを低下させる。このため、リバースチルトドメインRTDMを小さくするためにチルト角が大きくすることが行われているが、製造時の歩留りが低下するという不利益がある。また、リバースチルトドメインRTDMの発生位置に応じて、遮光材を設けることにより光漏れを低減させるようにしているが、開口率が低下するという不利益がある。
このように、対向する共通電極と画素電極との間に印加される実効電圧を高くした場合には、液晶分子の配向がより垂直となるだけでなく、ディスクリネーションラインDSCLの発生位置が画素部内の周縁方向(外側)へ移動するのでコントラスト比を向上させることが可能となる。
前述した画質不良を以下ストライプドメインとよぶ。
このため、対向する共通電極と画素電極との間にある値以上の電圧(実効電圧)を印加することができず、所期のコントラスト比を実現できないという問題がある。この問題は、高精細で高開口率の液晶表示素子を実現するために、隣接す画素電極間の距離を短縮した場合に著しく生じる。
したがって、薄膜トランジスタ(TFT)などのスイッチング素子を備えたマトリクス型液晶表示装置においては、高開口率と高コントラスト比とを両立させることが困難である。
そのため、(1)段差部を有することでラビングが十分に出来ない領域が発生し表示不良となる。(2)構造が複雑になることで歩留まりが低下し、製造コストが悪化するといった不利益がある。
また、最も効果的な対策として、セルギャップを薄くして、各上下基板の縦方向の電界を強め、前述した横方向の電界の影響を防止するといった方法がある。2枚の偏光板が直交配置で、非点灯時において白表示であるノーマリホワイト表示の場合、gooch−tarryの式により、液晶材料の屈折率異方性Δn×セルギャップ=480nmの時に最大の透過率が得られる設計となる。すなわち、最大透過率を得るには、前述したセルギャップを薄くするといった対策を施した場合、液晶の屈折率異方性Δnを高くする必要がある。
このように、ストライプドメインに対し、耐性の強い液晶材料を設計できたので、ストライプドメインを防止でき、良好な表示を得ることができる。
また、全ての測定値は、室温(本実施形態では20°C)の温度管理下における測定条件におけるものである。
屈折率異方性Δn(ne −no )の測定は、20°Cの温度管理下において、光源波長を589nmとして行った。
信号線6aに書き込む画素信号S1、S2・・・Snは、例えばこの順に信号線に対して順次供給される、もしくは、相隣接する複数の信号線6a同士に対して、グループ毎に供給される。上記TFT30のゲートには走査線3aが電気的に接続されている。この走査線3aは、所定のタイミングで、例えばパルス的に走査信号G1、G2、・・・Gnを、例えばこの順に走査線に対して順次印加するように構成されている。
画素電極9aは、スイッチング素子として機能するTFT30のドレインに電気的に接続されている。例えばTFT30のスイッチを所定の時間だけ閉じることにより、信号線6aから供給される画素信号S1、S2・・・、Snは所定のタイミングで書き込まれる。画素電極9aを介して液晶に書き込まれた画素信号S1、S2・・・、Snは、対向基板に形成された対向電極との間で一定期間保持される。
また、上記信号線駆動回路101は、画面表示領域の辺に沿って両側に配列することもできる。例えば、奇数列のデータ線は、画面表示領域の一方の辺に沿って配設された信号線駆動回路から画像信号を供給し、偶数列の信号線は、前記画面表示領域の反対側の辺に沿って配設された信号線駆動回路から画像信号を供給するようにしてもよい。このように信号線を櫛歯状に駆動するようにすれば、信号線駆動回路の占有面積を拡張することができるため、複雑な回路を構成することが可能となる。
光源301を構成するランプ304から射出された光はリフレクタ305によって後方に放射される成分が前方に集光され、コンデンサレンズ306に入射される。コンデンサレンズ306は、光をさらに集中して、入射側偏光板307を介し液晶表示素子302へ導く。導かれた光は、シャッタもしくはライトバルブの機能を有する液晶表示素子302および射出がエア偏光板308により画像に変換される。表示された画像は、投影光学系303を介してスクリーン310上に拡大投影される。
なお、光源301とコンデンサレンズ306との間にはフィルタ314が挿入されており、光源に含まれる不用な波長の光、例えば赤外光および紫外光を除去する。
光源装置520から出射された光束は、第1のレンズ板521の矩形レンズによって複数の部分光束に分割される。そして、これらの部分光束は、第2のレンズ板522の矩形レンズによって3つのライトバルブ525R、525G、525B付近で重なる。
したがって、均一照明光学系523を用いることにより、光源装置520が出射光束の断面内で不均一な照度分布を有している場合でも、3つのライトバルブ525R、525G、525Bを均一な照明光で照明することが可能となる。
すなわち、これらの液晶表示素子は、図示していない駆動手段によって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これにより、ここを通過する各色光の変調が行われる。一方、青色光束Bは、導光系527を介して対応するライトバルブ525Bに導かれ、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施される。
Claims (8)
- 対向配置された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶表示素子であって、
前記液晶層に用いるツイステッドネマティック型液晶材料は、
屈折率異方性Δnが0.16≦Δn<0.18の場合、誘電率異方性Δεが0<Δε<8であり、かつツイスト弾性率K22がK22>6.0pNを満たす
ことを特徴とする液晶表示素子。 - 対向配置された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶表示素子であって、
前記液晶層に用いるツイステッドネマティック型液晶材料は、
屈折率異方性Δnが0.18≦Δn≦0.20の場合、誘電率異方性Δεが0<Δε<13であり、かつツイスト弾性率K22がK22>3
.0pNを満たす
ことを特徴とする液晶表示素子。 - 前記液晶表示素子の前記基板間の距離を表すセルギャップdの範囲は2.0μm≦d≦3.0μmである
ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。 - 前記液晶表示素子の前記基板間の距離を表すセルギャップdの範囲は2.0μm≦d≦3.0μmである
ことを特徴とする請求項2記載の液晶表示素子。 - 前記液晶表示素子の画素のピクセルサイズの範囲は18μm以下である
ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。 - 前記液晶表示素子の画素のピクセルサイズの範囲は18μm以下である
ことを特徴とする請求項2記載の液晶表示素子。 - 光源と、
前記光源から出射された光を液晶表示素子に導く集光光学系と、
前記液晶表示素子で光変調した光を拡大して投射する投射光学系と
を有する投射型表示装置であって、
前記液晶表示素子は、
対向配置された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶表示素子であって、
前記液晶層に用いるツイステッドネマティック型液晶材料は、
屈折率異方性Δnが0.16≦Δn<0.18の場合、誘電率異方性Δεが0<Δε<8であり、かつツイスト弾性率K22がK22>6.0pNを満たす
ことを特徴とする投射型表示装置。 - 光源と、
前記光源から出射された光を液晶表示素子に導く集光光学系と、
前記液晶表示素子で光変調した光を拡大して投射する投射光学系と
を有する投射型表示装置であって、
前記液晶表示素子は、
対向配置された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶表示素子であって、
前記液晶層に用いるツイステッドネマティック型液晶材料は、
屈折率異方性Δnが0.18≦Δn≦0.20の場合、誘電
率異方性Δεが0<Δε<13であり、かつツイスト弾性率K22がK22>3.0pNを満たす
ことを特徴とする投射型表示装置。
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JP2003341336A JP2005121680A (ja) | 2002-09-30 | 2003-09-30 | 液晶表示素子および投射型表示装置 |
US10/673,271 US7123336B2 (en) | 2002-09-30 | 2003-09-30 | Twisted nematic liquid crystal material with certain values for dielectric constant anisotropy, twisted elasticity modulus and refractive index anisotropy |
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