JP2005120665A - 二次覆工省略型暗渠の継手 - Google Patents

二次覆工省略型暗渠の継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2005120665A
JP2005120665A JP2003355984A JP2003355984A JP2005120665A JP 2005120665 A JP2005120665 A JP 2005120665A JP 2003355984 A JP2003355984 A JP 2003355984A JP 2003355984 A JP2003355984 A JP 2003355984A JP 2005120665 A JP2005120665 A JP 2005120665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
inner peripheral
culvert
main girder
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003355984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4037818B2 (ja
Inventor
Yoshinobu Suzuki
義信 鈴木
Riyouji Kawabata
僚二 川端
Manabu Shibata
学 柴田
Norikazu Tsubouchi
範和 坪内
Yoshinori Asanuma
吉則 浅沼
Takashi Konuma
敬士 小沼
Shigeo Shimozawa
成夫 下澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Seibu Polymer Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Seibu Polymer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Seibu Polymer Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2003355984A priority Critical patent/JP4037818B2/ja
Publication of JP2005120665A publication Critical patent/JP2005120665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4037818B2 publication Critical patent/JP4037818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

【課題】継手枠体の内部に充填した中詰め材の摩耗や当該部位からの水の侵入を防ぐことができると共に、中詰め材の施工作業性が良い二次覆工省略型暗渠の継手を提供する。
【解決手段】継手1は、暗渠2,2′の対向する端面に固定される継手枠10,10′の対向する内主桁13,13′の間に内外二重に止水ゴム20(外側止水ゴム21,内側止水ゴム22)が水密的に架設配設されると共に、その内側に内周面カバーゴム30が継手枠10,10′の内周略全体を覆って配設されて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下水道、共同溝、洞道等の暗渠の接続に用いる可撓継手に関し、特にコンクリート二次覆工を省略したシールド管路に用いられる継手に関する。
シールド工法によって施工されるシールド管路の可撓継手として、接続される暗渠である一般セグメントの対向する端面にそれぞれ固定された暗渠周方向に連続する1対の継手枠体間に、可撓性を有する可撓止水部材としての止水ゴムが周方向に連続して水密的に架設され、この止水ゴムの変形によって接続される暗渠の相対変位を許容するものがある。
ところで、暗渠及びこのような継手の内周には通常止水と鋼材の腐食防止のために二次覆工コンクリートが打設されるが、近時、コスト低減のために二次覆工コンクリートを省略したシールド管路が増加傾向にある。
このような二次覆工省略型シールド管路を、導水トンネルや雨水用下水トンネル等の水を通す暗渠に採用する場合、その継手には二次覆工コンクリートにかわる止水性と耐蝕性を備えた構成とする必要がある。そのようなものとして特許文献1に開示のごときものがある。
これは、断面図である図7に示すように、接続される暗渠71,71′の対向する端面にそれぞれ固定された暗渠周方向に連続する1対の継手枠72,72′の間に、それぞれ可撓性を有する外周側可撓止水部材73Aと内周側可撓止水部材73Bの二重の可撓止水部材73が周方向に連続して水密的に架設されると共に、内周側可撓止水部材73Bの内周側に短筒状の内周面カバーゴム74が暗渠71,71′の内周面とほぼ同一面を形成してその取付端部が各継手枠72,72′の内主桁72A,72A′に装着されているものである。継手枠72,72′と暗渠71,71′の間及び周方向に分割された継手枠71,71′の分割ピースの間には、図示しないが内外二重にシール材が分割ピースを巻くように配設されてこのシール材の端部が可撓止水部材73A,73Bの取付端部に圧着しており、これによって内外水圧に対して高い止水性を得ている。継手枠72,72′の内部には、中詰めコンクリート74,74′がその内周面を暗渠71,71′の内周面と連続するように充填打設されている。
特許公開2003−184491号公報
しかしながら、上記のごとき構成の継手では、継手枠体の内部に充填された中詰めコンクリートが暗渠の内側に露出しているため、供用後に水流による摩耗や水の侵入の虞があった。また、その中詰めコンクリートの打設作業は内周面に沿って型枠を配設して行う必要があり、その型枠の設置・撤去に手間がかかって施工コストを要するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、継手枠体の内部に充填した中詰め材の摩耗や当該部位からの水の侵入を防ぐことができると共に、中詰め材の施工作業性が良い二次覆工省略型暗渠の継手を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の二次覆工省略型暗渠の継手は、接続される暗渠の対向する端面にそれぞれ固定された暗渠周方向に連続する1対の継手枠体間に、可撓止水部材が周方向に連続して水密的に架設され、該可撓止水部材の変形によって該接続される暗渠の相対変位を許容する継手において、弾性素材によって形成された内周カバー部材が、前記接続暗渠の内周面と略同一面で前記継手の内周を覆って設けられて構成されていることを特徴とする。
また、上記継手枠体は、上記暗渠の外周と略同一外径で周方向に連続する外面板と、該外面板の外端部に当該継手の軸方向と直交して設けられた周方向に連続する板状の外主桁部材と、前記外面板の内端部に当該継手の軸方向と直交して設けられた周方向に連続する板状の内主桁部材と、前記外主桁と内主桁の間に板面を当該継手の軸方向として配設された縦リブ部材と、を備え、前記外主桁部材で前記暗渠に結合され、上記可撓止水部材は、上記暗渠にそれぞれ装着された前記両継手枠体の対向する前記内主桁の間に架設配設され、上記内周カバー部材は、その両側端がそれぞれ前記両継手枠体の前記外主桁と内主桁の間の内周側を閉塞して前記縦リブ部材に固定されて設けられていることを特徴とする。
更に、上記内周カバー部材は、その内周側から貫通して上記縦リブ部材に設けられた締着メネジ部材に螺合する締着ボルトによって周方向に連続する押さえ金具を介して上記継手枠体に装着されており、前記内周カバー部材には、前記押さえ金具と締着ボルトの頭部を収容する収容凹溝が形成され、該収容凹溝はコーキング材の充填によって平坦化されて構成されていることを特徴とする。
また、上記内周カバー部材は、上記継手枠体への装着部位が補強布によって補強されていることを特徴とする。
また、上記内周カバー部材には、当該内周カバー部材の上記継手枠体への装着後に前記継手枠体内に中詰め材を充填施工する注入孔が設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、内周カバー部材が暗渠の内面と略同一面で継手の内周面を覆って設けられているため、水を通す場合でも流水抵抗がなく、継手枠に直接水流が当たることがないので中詰めコンクリート等の摩耗や当該部位からの水の侵入を防ぐことができる。
また、請求項2に係る発明によれば、内周カバー部材が縦リブ部材に固定されていることにより、内周カバー部材で継手の内周面を覆って装着でき、水を通す場合でも流水抵抗がなく、継手枠に直接水流が当たることがないので中詰めコンクリートの摩耗や当該部位からの水の侵入を防ぐことができる。
更に、請求項3に係る発明によれば、内周カバー部材の内周面を平滑に構成でき、流水抵抗を少なくできると共に、ゴミ等の引っ掛かりを防ぐことができる。
また、請求項4に係る発明によれば、内周カバー部材の継手枠体への装着部位が補強布によって補強されているために暗渠の相対変位時においても装着部位は変形せず、暗渠の内面との連続性を保つことができる。
また、請求項5に係る発明によれば、内周カバー部材を装着した後にモルタル等を注入孔を介して注入しての中詰めコンクリート等の中詰め材を形成することができる。その際、内周カバー部材は型枠として機能するため、型枠の設置・撤去といった作業が不要となり、極めて施工作業性が良く、施工コストも低減できる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明に係る二次覆工省略型暗渠の継手の一構成例を示す断面図であり、図2に外観斜視図を示すシールド工法によって構築された暗渠のA−A断面図に相当する。
継手1によって接続される暗渠2,2′はシールド工法によって施工される断面形状が円形の暗渠であって、スチールセグメント、コンクリートセグメント、ダクタイルセグメント等のセグメント2A,2A′を円筒状に組立ててトンネル内面に覆工して構成されたものである。継手1による結合部はカバープレート40によって覆われている。
継手1は、結合するそれぞれの暗渠2,2′の対向する端面に固定される左右対称の一対の継手枠体としての継手枠10,10′が、内外二重に配設された可撓止水部材としての止水ゴム20(外側止水ゴム21,内側止水ゴム22)と内周カバー部材としての内周面カバーゴム30とで水密的に連結され、これら止水ゴム20と内周面カバーゴム30の弾性変形によって接続した暗渠2,2′の相対変位を許容するように構成されている。左右の継手枠10,10′の形状は対称であり、以下、一方の継手枠10の側について説明し、他方の継手枠10′の側はダッシュ(′)を付した番号を付して説明を省略する。
継手枠10は、暗渠2の外面と等しい曲率で屈曲された所定幅で板状の外面板としてのスキンプレート11の内面に、外主桁部材としての外主桁12と内主桁部材としての内主桁13が暗渠2の軸方向に所定の間隔でそれぞれ溶接固定されると共に、これらの間にその板面を暗渠2の軸方向及び径方向として縦リブ部材としての縦リブ14が周方向に所定間隔で配設されて構成されている。外主桁12と内主桁13の間の空間には、中詰め材としての中詰めコンクリート17が充填形成されている。
外主桁12はスキンプレート11の外端部(暗渠2側の端部)に板面を暗渠2の軸方向と直交する方向として溶接固定されており、内主桁13はスキンプレート11の内端部に外主桁12と平行に溶接固定されている。外主桁12と内主桁13の高さ(径方向の幅)はセグメント2Aの高さと等しく設定されており、また、スキンプレート11の内端は内主桁13から対向側に所定の長さ張出している。
縦リブ14は、外周側の縁がスキンプレート11の内面と所定間隔で離間し、内周側の縁は、外主桁12及び内主桁13の内周縁より所定量外周側に引っ込んで設けられている。その内周縁には、内周面カバーゴム30が締着される締着メネジ部材としての装着ナット14Aが軸方向を径方向として溶接固定されている。
上記のごとき継手枠10は、外主桁12がリング間ボルト3によって暗渠2を構成するセグメント2Aに締結されることで、暗渠2に固定されている。
ここで、継手枠10,10′は、セグメント2A,2A′と同様に周方向に複数のピース(周分割ピース)に分割されたいわゆる可撓セグメントとして構成されており、周方向に複数連結されて暗渠2,2′と対応する円環状となるようになっている。その周分割ピースの周方向端部は、当該部位の断面図である図3に示すように、スキンプレート11と外主桁12及び内主桁13に囲まれた領域を塞ぐように継手板15が設けられており、隣接する周分割ピースの継手板15を継手ボルト4で締結することで周分割ピースが連結されている。
外主桁12と継手板15には、内外周近傍にそれぞれ連続するシール溝16A,16Bが形成されており、このシール溝16A,16Bに水膨張ゴムからなるシール材5A,5Bが配置され、そのシール材5A,5Bの内側端部は内主桁13の内側表面から僅かに内側に突出するように設定されている。
暗渠2,2′にそれぞれ固定された継手枠10,10′の内主桁13,13′の間は所定の間隔を有し、ここに止水ゴム20(外側止水ゴム21,内側止水ゴム22)が配設されると共に、その内側に継手枠10,10′の内周略全体を覆って内周面カバーゴム30が配設されている。また、スキンプレート11,11′の先端縁間は所定の間隔を有してここに発泡ゴムによる緩衝材51が介装され、その外周面にスキンプレート11,11′の間を渡してカバープレート40がスキンプレート11,11′のいずれか一方に溶接されて配設されている。
外側止水ゴム21は、クロロプレンゴム等の弾性を有する素材によって、中央に断面V字状の屈曲部21Aを備えると共に両端に内周側に直角に延びる取付部21B,21Bを備えて形成されており、両端の取付部21B,21Bで内主桁13,13′に周方向に長い押え金具23,23を介して周方向に所定の間隔で取付ボルト24、24によって締着されて、スキンプレート11,11′の内周側に隣接して設けられている。取付部21B,21Bは、シール溝16Aに配設されたシール材5Aの内主桁13,13′から突出する端部に押圧・圧着され、これによって外水圧に対して止水し得るようになっている。
内側止水ゴム22は、外側止水ゴム21と同様にクロロプレンゴム等の弾性素材によって、中央に断面逆V字状の屈曲部22Aを備えると共に両端に外周側に直角に延びる取付部22B,22Bを備えて形成されており、両端の取付部22B,22Bで内主桁13,13′に周方向に長い押さえ金具25を介して周方向に所定の間隔で取付ボルト26によって締着されて、内周を内主桁13の内周縁と一致させて設けられている。屈曲部22Aには、発泡ゴムによる目地材52が嵌込まれて内周側が面一化されている。取付部22B,22Bは、シール溝16Bに配設されたシール材5Bの内主桁13,13′から突出する端部に押圧・圧着され、これによって内水圧に対して止水し得るようになっている。
内周面カバーゴム30は、クロロプレンゴム、EPDM,天然ゴム等の耐摩耗性の高い弾性素材によって、図4にその断面図を示すように、伸縮部30Aの両側端にそれぞれ装着部30B,30Bを備えて当該継手1の内周面略全域を覆い得る板状に形成されている。
伸縮部30Aは装着時に内周面が暗渠2,2′の内周面と一致する厚さに設定され、装着部30Bは外周が大径化する側に厚くその外周側に合成樹脂繊維による補強布30Cが貼付されて補強されると共に継手枠10への装着部位(縦リブ14に固定された装着ナット14Aと対応する位置)の内周側に所定深さの収容凹溝としての装着溝30Dが形成され、更に、注入孔30Eが貫通形成されている。そして、当該部位の拡大図である図5に示すように、装着溝30Dの内周側から貫通して装着ナット14Aに螺合する締着ボルトとしての装着ボルト31によって、周方向に連続する押さえ板部材としての押さえ板32を介して継手枠10,10′に固定されている。伸縮部31の外周面は内主桁13の内周縁及び内周面カバーゴム30の内周面に当接し、装着部30Bの外周面は装着ナット14Aの内周側端面に当接し、内周面は暗渠2,2′の内周面と一致している。装着ボルト31の頭部は装着溝30D内に収容され、その装着溝30Dの残余空間と、当該内周面カバーゴム30の側縁と暗渠2,2′との隙間にはコーキング材53が充填されて平坦化されている。注入孔30Eは所定径で周方向に所定間隔で形成されており、当該内周面カバーゴム30を継手枠10,10′に装着した後、ここから中詰めコンクリート17を形成するモルタルが注入され、注入後に発泡ゴム又は樹脂等によって閉塞されているものである。
このような継手1の施工は、図6に断面図を示すように、左右両継手枠10,10′が外側止水ゴム21と推力受材60によって結合された状態で行われる。推力受材60は内側止水ゴム22の装着部位に介装され、掘進時に作用する推力はこの推力受材60が受けて両継手枠10,10′の間隔を維持する。そして、掘進が完了した後、推力受材60が撤去され、内側止水ゴム22と内周面カバーゴム30が装着され、更に、内周面カバーゴム30のモルタル注入孔30Eを介したモルタルの注入によって中詰めコンクリート17が形成されて前述の設置状態とされるものである。
上記のごとく構成された継手1では、二重に配設された止水ゴム20(外側止水ゴム21,内側止水ゴム22)の屈曲部21A,22A及び内周面カバーゴム30の伸縮部31の伸縮弾性変形によって、内外の水密性を保って暗渠2,2′の相対変位を許容する。
内周面カバーゴム30は、暗渠2,2′の内面と同一面で継手1の内周面を覆っているために水を通す場合でも流水抵抗がなく、継手枠10,10′内部の中詰めコンクリート17に直接水流が当たることがないので中詰めコンクリート17の摩耗や当該部位からの水の侵入を防ぐことができる。また、内周面カバーゴム30を装着した後に中詰めコンクリート17を形成することで、内周面カバーゴム30を型枠として機能させることができ、型枠の設置・撤去といった作業が不要となるために施工性が良いものである。
本発明に係る二次覆工省略型暗渠の継手の一構成例を示す暗渠の継手部の断面図である。 継手によって接続される暗渠の外観斜視図である。 継手枠体の周方向接続部の断面図である。 内周面カバーゴムの断面図である。 内周面カバーゴムの装着部位の拡大断面図である。 継手施工時の断面図である。 従来例としての継手の断面図である。
符号の説明
1 継手
2,2′ 暗渠
10 継手枠(継手枠体)
11 スキンプレート(外面板)
12 外主桁(外主桁部材)
13 内主桁(内主桁部材)
14 縦リブ(縦リブ部材)
14A 装着ナット(締着メネジ部材)
17 中詰めコンクリート(中詰め材)
20 止水ゴム(可撓止水部材)
21 外側止水ゴム(可撓止水部材)
22 内側止水ゴム(可撓止水部材)
30 内周面カバーゴム(内周カバー部材)
30B 装着部
30C 補強布
30D 装着溝(収容凹溝)
30E 注入孔
31 装着ボルト(締着ボルト)
32 押さえ板(押さえ板部材)
53 コーキング材

Claims (5)

  1. 接続される暗渠の対向する端面にそれぞれ固定された暗渠周方向に連続する1対の継手枠体間に、可撓止水部材が周方向に連続して水密的に架設され、該可撓止水部材の変形によって該接続される暗渠の相対変位を許容する継手において、
    弾性素材によって形成された内周カバー部材が、前記接続暗渠の内周面と略同一面で前記継手の内周を覆って設けられて構成されていることを特徴とする二次覆工省略型暗渠の継手。
  2. 上記継手枠体は、上記暗渠の外周と略同一外径で周方向に連続する外面板と、該外面板の外端部に当該継手の軸方向と直交して設けられた周方向に連続する板状の外主桁部材と、前記外面板の内端部に当該継手の軸方向と直交して設けられた周方向に連続する板状の内主桁部材と、前記外主桁と内主桁の間に板面を当該継手の軸方向として配設された縦リブ部材と、を備え、前記外主桁部材で前記暗渠に結合され、
    上記可撓止水部材は、上記暗渠にそれぞれ装着された前記両継手枠体の対向する前記内主桁の間に架設配設され、
    上記内周カバー部材は、その両側端がそれぞれ前記両継手枠体の前記外主桁と内主桁の間の内周側を閉塞して前記縦リブ部材に固定されて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の二次覆工省略型暗渠の継手。
  3. 上記内周カバー部材は、その内周側から貫通して上記縦リブ部材に設けられた締着メネジ部材に螺合する締着ボルトによって周方向に連続する押さえ板部材を介して上記継手枠体に装着されており、前記内周カバー部材には、前記押さえ金具と締着ボルトの頭部を収容する収容凹溝が形成され、該収容凹溝はコーキング材の充填によって平坦化されて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の二次覆工省略型暗渠の継手。
  4. 上記内周カバー部材は、上記継手枠体への装着部位が補強布によって補強されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の二次覆工省略型暗渠の継手。
  5. 上記内周カバー部材には、当該内周カバー部材の上記継手枠体への装着後に前記継手枠体内に中詰め材を充填施工する注入孔が設けられていることを特徴とする請求項2,3又は4に記載の二次覆工省略型暗渠の継手。


JP2003355984A 2003-10-16 2003-10-16 二次覆工省略型暗渠の継手 Expired - Lifetime JP4037818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355984A JP4037818B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 二次覆工省略型暗渠の継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003355984A JP4037818B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 二次覆工省略型暗渠の継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005120665A true JP2005120665A (ja) 2005-05-12
JP4037818B2 JP4037818B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=34613366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003355984A Expired - Lifetime JP4037818B2 (ja) 2003-10-16 2003-10-16 二次覆工省略型暗渠の継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4037818B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111074798A (zh) * 2019-12-30 2020-04-28 重庆市排水有限公司 一种伸缩式钢箱涵桥接修复系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111074798A (zh) * 2019-12-30 2020-04-28 重庆市排水有限公司 一种伸缩式钢箱涵桥接修复系统
CN111074798B (zh) * 2019-12-30 2023-12-22 重庆市排水有限公司 一种伸缩式钢箱涵桥接修复系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4037818B2 (ja) 2008-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2001084037A1 (fr) Materiau de reparation de canalisation, structure de reparation, et procede de reparation
JP2001311387A (ja) 既設管路の補修方法およびそれに用いる補修材並びに管路
JP4390123B2 (ja) 管路の内張り構造
JP6755784B2 (ja) 更生管路構造およびライニング用帯状部材
JP2018202857A (ja) 管渠用ライニング管の連結部材
JP4037818B2 (ja) 二次覆工省略型暗渠の継手
JP2009068217A (ja) コンクリート構造体の継手構造およびその施工方法
JP4567564B2 (ja) 暗渠の耐水圧可撓継手
KR101879341B1 (ko) 파형강판 누수방지구조
JP4647414B2 (ja) さや管推進工法
KR200407613Y1 (ko) 볼트 체결 구조를 갖는 프리캐스트 콘크리트 박스
JP2006316539A (ja) 既設管の補修構造
JP2001311396A (ja) 合成セグメント
ES2946068T3 (es) Junta estanca y método para instalar una junta estanca
JP3548075B2 (ja) 暗渠の継手
JP3537415B2 (ja) 二次覆工省略型暗渠の継手
JP4634911B2 (ja) セグメントの連結構造
JP3494892B2 (ja) シールドトンネル
JP3595234B2 (ja) 暗渠の継手
JP3474445B2 (ja) セグメントおよびシールドトンネルの施工方法
JP2733825B2 (ja) 暗渠の継手
KR102292583B1 (ko) 하수관거 갱생용 패널 및 이를 이용한 하수관거 갱생공법
KR101960698B1 (ko) 지하 공동구 이음 구조
JP2023183714A (ja) 暗渠の継手
JP2596517B2 (ja) 暗渠の継手

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4037818

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term