JP2005119992A - ピリジンカルボン酸誘導体及びインドリルアザフタリド化合物の製造方法 - Google Patents

ピリジンカルボン酸誘導体及びインドリルアザフタリド化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 収率が高く、経済性に優れたピリジンカルボン酸誘導体及びインドリルアザフタリド化合物の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 キノリン酸誘導体(1)をキノリン酸無水物誘導体(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)と反応させてピリジンカルボン酸誘導体(4)を得、次いでアニリン誘導体(5)と反応させることを特徴とするインドリルアザフタリド化合物(6)の製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、感熱記録材料用の電子供与性無色染料として有用なインドリルアザフタリド化合物及びその原料であるピリジンカルボン酸誘導体の製造方法に関する。
インドリルアザフタリド化合物は感熱記録材料用の電子供与性無色染料として有用であり、良好な濃度の青からシアン色の画像を与え、白地部の光着色が少ないという特徴を有することが示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この化合物の製造方法としては、キノリン酸無水物を出発原料とする製造方法が記載されている(例えば、特許文献2〜5等参照。)。
しかしながら、キノリン酸無水物は高価なため工業的スケールで製造するとコストが高くなるという問題点があった。
また、キノリン酸を出発原料としてキノリン酸を無水化して得られるキノリン酸無水物を一旦取り出した後、インドール誘導体と反応させてピリジンカルボン酸誘導体を得、次いでアニリン誘導体と反応させる合成法では、キノリン酸無水物を一旦取り出すことにより、取出しする際のロスが発生し、その取り出しロスを無くそうとすると、処理工程が煩雑となり、インドリルアザフタリド化合物を経済的に得ることができなかった。即ち、キノリン酸無水物を取り出すことにより、晶析、濾過、乾燥等の工程が必要となり、それにより、各工程毎のロスが発生し、更に、それに伴い作業日数が増えるためコストの点で効率の悪い製造方法であった。
特開平9−31345号公報 特公昭61−4856号公報 特開昭60−139760号公報 特開昭62−270662号公報 特開昭63−53542号公報
前記の状況を踏まえ、本発明の目的は前記諸問題を解決するために、収率が高く、経済性に優れたピリジンカルボン酸誘導体及びインドリルアザフタリド化合物の製造方法を提供することにある。
<1> キノリン酸誘導体(1)をキノリン酸無水物誘導体(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)と反応させることを特徴とするピリジンカルボン酸誘導体(4)の製造方法。
Figure 2005119992
(式中、R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表す。R5、R6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R7は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。)
<2> キノリン酸誘導体(1)をキノリン酸無水物誘導体(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)と反応させてピリジンカルボン酸誘導体(4)を得、次いでアニリン誘導体(5)と反応させることを特徴とするインドリルアザフタリド化合物(6)の製造方法。
Figure 2005119992
(式中、R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表す。R5、R6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R7、R11はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。R8、R9はそれぞれ独立に、アルキル基、アリール基を表す。R8とR9が結合して環を形成していても良い。R10は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、−NHC(=X)R12を表す。R12は、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、置換又は無置換のアミノ基、ヘテロ環基を表す。Xは酸素原子、イオウ原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。)
<3> 前記ピリジンカルボン酸誘導体(4)を取り出すことなくワンポットでアニリン誘導体(5)と反応させてインドリルアザフタリド化合物(6)を得ることを特徴とする上記<2>に記載の製造方法。
<4> 前記Xが酸素原子であることを特徴とする上記<2>又は<3>に記載の製造方法。
<5> 前記R7及びR11が水素原子であることを特徴とする上記<2>〜<4>のいずれか1項に記載の製造方法。
<6> R5、R6、R8、R9及びR12がそれぞれ独立にアルキル基であることを特徴とする上記<1>〜<5>のいずれか1項に記載の製造方法。
<7> キノリン酸無水物誘導体(2)からピリジンカルボン酸誘導体(4)を得る反応において、反応溶媒として酢酸を使用することを特徴とする上記<1>〜<6>のいずれか1項に記載の製造方法。
<8> ピリジンカルボン酸誘導体(4)からインドリルアザフタリド化合物(6)の反応において、溶媒としてトルエンを使用することを特徴とする上記<2>〜<7>のいずれか1項に記載の製造方法。
本発明に因れば、収率が高く、経済性に優れたインドリルアザフタリド化合物及びその原料であるピリジンカルボン酸誘導体の製造方法を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の製造方法は、キノリン酸誘導体(1)(以下、単に「式(1)」とも言う。)をキノリン酸無水物誘導体(2)(以下、単に「式(2)」とも言う。)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)(以下、単に「式(3)」とも言う。)と反応させるピリジンカルボン酸誘導体(4)(以下、単に「式(4)」とも言う。)の製造方法である(第1の態様)。
Figure 2005119992
前記キノリン酸誘導体(1)、キノリン酸無水物誘導体(2)、インドール誘導体(3)及びピリジンカルボン酸誘導体(4)中、R1〜R3はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表す。R5、R6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R7は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。
本発明のピリジンカルボン酸誘導体(4)の製造方法は、その中間体のキノリン酸無水物誘導体(2)を取り出さないでインドール誘導体(3)と反応することにより、本発明のピリジンカルボン酸誘導体(4)を、経済的に、かつ、高収率で得ることができる。
更に、本発明は、キノリン酸誘導体(1)をキノリン酸無水物誘導体(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)と反応させてピリジンカルボン酸誘導体(4)を得、次いでアニリン誘導体(5)と反応させるインドリルアザフタリド化合物(6)の製造方法である(第2の態様)。
Figure 2005119992
式(1)〜(6)中、R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表す。R5、R6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R7、R11はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。R8、R9はそれぞれ独立に、アルキル基、アリール基を表す。R8とR9が結合して環を形成していても良い。R10は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、−NHC(=X)R12を表す。R12は、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、置換又は無置換のアミノ基、ヘテロ環基を表す。Xは酸素原子、イオウ原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。
本発明のインドリルアザフタリド化合物(6)の製造方法は、その中間体のキノリン酸無水物を取り出さないでインドール誘導体(3)と反応させ、ピリジンカルボン酸誘導体(4)として、ついでアニリン誘導体と反応させることにより、本発明のインドリルアザフタリド化合物(6)を、経済的に、かつ、高収率で得ることができる。
以下に本発明で使用する前記式(1)〜(6)で表される化合物について説明する。
前記式(1)〜(6)中、R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表し、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基及びオクチル基、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基及びオクチルオキシ基、アルキルチオ基としてはメチルチオ基、エチルチオ基、オクチルチオ基及びドデシルチオ基、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられ、好ましくは水素原子、メチル基、塩素原子である。
式(1)〜(6)中、R5、R6はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R8、R9はそれぞれ独立に、アルキル基、アリール基を表す。R8とR9が結合して環を形成していても良い。R10は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、−NHC(=X)R12を表す。R12は、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、置換又は無置換のアミノ基、ヘテロ環基を表す。R7、R11はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。Xは酸素原子、イオウ原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。これらの中でも、R5、R6、R8、R9及びR12はそれぞれ独立にアルキル基であることが好ましく、R7及びR11は水素原子であることが好ましく、Xは酸素原子が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R5のアルキル基は、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が好ましく、特に、メチル基、エチル基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R7、R11のアルキル基としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が好ましく、特にメチル基、イソプロピル基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R10のアルキル基としては、炭素数1〜18のアルキル基が好ましく、直鎖状でも分岐鎖状でも環状でもよい。特に、炭素数1〜12のアルキル基が好ましい。
該アルキル基の具体例として、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、ドデシル基等を挙げることができる。中でも、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R6、R8,R9,R12のアルキル基としては、炭素数1〜18のアルキル基が好ましく、アルキル基は直鎖状でも分岐鎖状でも環状でもよい。特に、炭素数1〜12のアルキル基が好ましい。これらは更にアリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子などで置換されていても良い。
該アルキル基の具体例として、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−デシル基、n−ドデシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、2−フェネチル基、1−フェネチル基、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、メトキシメチル基、フェノキシエチル基等が挙げられ、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R5のアリール基としては、炭素数6〜10のアリール基が好ましく、これらは更にアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子などで置換されていても良い。具体例として、フェニル基、p−トリル基、p−メトキシフェニル基、p−クロロフェニル基等が挙げられ、特にフェニル基、p−トリル基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R6、R8,R9,R12のアリール基としては、炭素数6〜12のアリール基が好ましく、これらは更にアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子などで置換されていても良い。具体例として、フェニル基、p−トリル基、p−メトキシフェニル基、p−クロロフェニル基等が挙げられる。
前記式(1)〜(6)中、R12のアルコキシ基としては、炭素数1〜18のアルコキシ基が好ましく、具体例として、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基等を挙げることができる。より好ましくは、メトキシ基、エトキシ基である。
前記式(1)〜(6)中、R12のアミノ基としては、置換または無置換のアミノ基を表す。置換アミノ基としては、炭素数1〜20のアミノ基が好ましく、具体例として、メチルアミノ基、エチルアミノ基、ブチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、オクチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジブチルアミノ基、ジヘキシルアミノ基、ジオクチルアミノ基、アニリノ基、N−メチルアニリノ基、ピリジルアミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基等を挙げることができる。好ましくは、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、アニリノ基、ピロリジノ基である。アニリノ基のベンゼン環、ピリジルアミノ基のピリジン環は更に置換基を有していても良く、置換基としては、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子などを挙げることができる。
前記式(1)〜(6)中、R7,R11のアルコキシ基としては、炭素数1〜4のアルコキシ基が好ましく、特にメトキシ基、エトキシ基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R10のアルコキシ基としては、炭素数1〜18のアルコキシ基が好ましく、特に炭素数1〜12のアルコキシ基が好ましい。
該アルコキシ基の具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基等を挙げることができる。中でも、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ブトキシ基が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R7,R11のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子が好ましく、特に塩素原子が好ましい。
前記式(1)〜(6)中、R12のヘテロ環基としては、下記式で表されるものが好ましい。
Figure 2005119992
前記式(1)〜(6)中、R8とR9が結合して環を形成しても良く、該環としては、5員環、6員環が挙げられ、これらは置換基を有しても良い。5員環又は6員環としては、例えば、ピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環及びモルホリン環が挙げられる。
前記5員環又は6員環の置換基としては、例えば、アルキル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、アシル基、カルバモイル基等が挙げられる。
前記Ra,Rbのアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基等が挙げられる。
前記Ra,Rbのハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられる。
前記Mのアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、セシウム等が挙げられる。Ra,Rbは、同一あっても、また異なっても良い。
前記の中でも、Ra,Rbは共にヒドロキシル基、または一方がハロゲン原子またはアルコキシ基でもう一方がヒドロキシル基又は−OM(Mはアルカリ金属)であることが好ましく、更にRa,Rbは、共にヒドロキシル基であることが好ましい。
以下に、本発明における式(6)で表される化合物の具体例を挙げるが、本発明における式(6)の化合物はこれらに限定されるものではない。また、本発明における式(4)で表される化合物は、該式(6)で具体的に例示した化合物に対応する化合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
Figure 2005119992
Figure 2005119992
Figure 2005119992
Figure 2005119992
Figure 2005119992
Figure 2005119992
Figure 2005119992
Figure 2005119992
本発明の第1の態様であるピリジンカルボン酸誘導体(4)の製造方法において、キノリン酸誘導体式(1)から式(4)の工程は、式(1)から式(2)への合成第1工程と、式(2)から式(4)への合成第2工程から成る。以下、詳細に説明する。
前記式(2)は、無水物化する手段により縮合して対応する式(1)を得る。前記式(1)を無水物化する手段としては、1)脱水(縮合)する方法、2)脱ハロゲン化水素を行う方法、3)脱アルコールを行う方法等の公知の手段を用いることができるが、これらは用いる式(1)に応じて適宜選択することができる。また、前記無水物化する手段の2)としては、塩基の存在、あるいは非存在下に反応させることが挙げられる。さらに、無水物化する手段の3)としては、生成するアルコールを留去しながら加熱下に反応させることが挙げられる。
例えば、式(1)のRa,Rbが共にヒドロキシル基の場合、無水物化の手段としては1)脱水する方法が挙げられ、この方法により目的の式(2)の化合物を得ることができる。脱水する手段としては、脱水剤(無水酢酸、硫酸、ポリリン酸等、オルトギ酸メチル等のオルトエステル、モレキュラシーブ等のトラップ剤)、溶媒との共沸等があげられるが、特に限定することなく公知の手段を用いることができる。
前記脱水する手段として、脱水剤を用いることが好ましく、例えば、無水酢酸、硫酸、ポリリン酸等を挙げることができ、その中でも、特に無水酢酸が好ましい。
前記脱水剤の使用量は、式(1)1モルに対して0.5〜2モル、好ましくは0.9〜1.5モル、更に、好ましくは0.9〜1.2である。
前記酸無水物化工程、式(1)から式(2)ヘの工程は、無溶媒で行なっても良いし、また、以下の溶媒を用いて反応させても良い。該溶媒としては、トルエン、キシレン、メシチレン、クメン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトニトリル、ベンゾニトリル等の二トリル類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の各種溶媒またはこれらの混合溶媒を用いることができる。
溶媒の使用量は特に限定はないが、式(1)に対して0.3〜10倍量(V/W)、好ましくは0.5〜3倍量(V/W)の範囲で使用される。
前記脱水剤と溶媒を兼ねて、後工程で使用される溶媒との共通性、経済性の観点から、無水酢酸中で反応させるのが好ましい。
前記脱水反応の反応温度としては、20℃〜120℃、好ましくは50℃〜100℃である。反応時間としては、用いる溶媒、脱水剤及び反応温度により影響され、適宜選択する必要があるが、1〜12時間が好ましく、より好ましくは2〜6時間である。
前記式(4)は、前記の方法により得られた式(2)と、式(3)とを溶媒中で反応させることによりを得ることができる。
前記反応溶媒としては、トルエン、キシレン、メシチレン、クメン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトニトリル、ベンゾニトリル等の二トリル類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ニトロベンゼン等の各種溶媒またはこれらの混合溶媒を用いることができる。これらの中でも、収率及び後処理の容易性の点で、酢酸、芳香族炭化水素類が好ましく、特に酢酸が好ましい。反応溶媒を酢酸とすることにより、反応速度を著しく向上させることができる。
溶媒の使用量は、特に限定はないが、化合物(1)に対して0.1〜10倍量(V/W)、好ましくは0.1〜5倍量(V/W)であり、より好ましくは0.2〜3倍量(V/W)の範囲で使用される。
前記反応は、触媒として塩化アルミニウム、塩化亜鉛などのフリーデルクラフツ触媒、ルイス酸触媒を使用することができる。
本反応は、式(1)を無水物化後、反応系中に酢酸を添加しそのまま該工程を行なうことができるが、経済性の観点より、式(1)の無水化工程を無水酢酸中で行い、そのまま該工程を行なうか、あるいは酢酸を添加し該工程を行うことが好ましい。
前記式(1)と式(3)の使用比率は、式(1)1モルに対して、式(3)を0.5モル〜2モル、好ましくは0.8〜1.8モルであり、より好ましくは0.9〜1.5モルである。
前記反応温度としては、0℃〜100℃、好ましくは10℃〜60℃であり、より好ましくは20℃〜40℃である。反応時間としては、用いる溶媒及び反応温度により影響され、適宜選択する必要があるが、1〜24時間、好ましくは2〜12時間であり、より好ましくは3〜8時間である。
前記目的物を取り出す場合の後処理としては、反応終了後、抽出、晶析、濾取等の通常の後処理操作を行うことにより目的物を取り出すことができる。
前記晶析溶媒としては、トルエン、ヘキサン、アセトニトリル、酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、水等あるいはこれらの混合溶媒を用いることができるが、収率の点でトルエン、アセトニトリルが好ましい。更に、必要に応じて再結晶等の精製手段により精製することもできる。
また、式(4)を取り出すことなく次工程を行なうこともできる。
本発明の第2の態様における製造方法は、前記のとおり、式(1)を式(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットで式(3)と反応させて式(4)を得、次いで式(5)と反応させて式(6)を得る製造方法である。
該式(1)から式(4)までの製造条件は、前記第1の態様と同様である。以下に、式(4)から式(6)までの工程について、詳細に説明する。
該式(6)は式(5)と反応させて得られるが、反応は脱水剤を用いて行うことが好ましい。
該脱水剤として、公知の脱水剤を用いることができ、無水酢酸、硫酸、ポリリン酸等が挙げられるが、特に無水酢酸が好ましい。
該脱水剤の使用量は、式(4)1モルに対して0.5〜5モル、好ましくは0.9〜3モルである。
前記式(4)から式(6)への工程において、前工程から取り出さないで式(4)を得た場合には、新たに溶媒を添加せずに行っても良いし、また、以下の溶媒を用いて反応させても良い。
該溶媒としては、トルエン、キシレン、メシチレン、クメン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール類、アセトニトリル、ベンゾニトリル等の二トリル類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾリジノン等のアミド類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ニトロベンゼン等の各種溶媒またはこれらの混合溶媒を用いることができる。
反応率向上の点で、溶媒を添加して反応させることが好ましい。溶媒としては、前記芳香族炭化水素類、ニトリル類、酢酸エステル類が好ましく、更に、芳香族炭化水素類が好ましい。
前記芳香族炭化水素類としては、例えば、トルエン、キシレンが好ましく、
特に、トルエンが好ましい。
本発明において式(4)から式(6)への反応において、反応溶媒として芳香族炭化水素類、特にトルエンを用いることが収率、経済性の点から好ましい。
該溶媒の使用量は、特に限定はないが、化合物(4)に対して0.5〜10倍量(V/W)、好ましくは1〜3倍量(V/W)の範囲で使用される。また脱水剤と溶媒を兼ねて行なうことも可能である。
該反応の反応温度としては、20℃〜120℃、40℃〜110℃が好ましく、より好ましくは50℃〜100℃である。反応時間としては、用いる溶媒、脱水剤及び反応温度により影響され、適宜選択する必要があるが、1〜12時間が好ましく、2〜10時間がより好ましく、更に好ましくは2〜6時間である。
前記目的物を取り出す場合の後処理としては、反応終了後、抽出、晶析、濾取等の通常の後処理操作を行うことにより目的物を取り出すことができる。
前記晶析溶媒としては、トルエン、ヘキサン、アセトニトリル、酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロパノール等あるいはこれらの混合溶媒を用いることができるが、収率、純度の点でアルコール系溶媒が好ましい。更に、反応溶媒を減圧留去した後に晶析溶媒を加えて精製することが収率の点でより好ましい。また必要に応じて再結晶等の精製手段を繰り返しても良い。
以下に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1):化合物(6−15)の製造
キノリン酸27.6g(0.165mol)に無水酢酸16.0g(0.157mol)を加え、内温92℃〜94℃で3時間攪拌し、キノリン酸無水物へ変換した。
次いで、酢酸(10ml)を添加し、1−n−オクチル−2−メチルインドール48.4g(含有率75.4%として0.15mol)を内温25℃〜27℃で1時間かけて滴下した。滴下後、更に内温27℃〜30℃で5時間攪拌した。
反応終了後、反応液にトルエン(160ml)を添加し、内温3℃まで冷却し晶析を行なった。析出した結晶を濾取後、冷却したトルエン(100ml)で洗浄した。乾燥後、(1−n−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)(3−カルボキシピリジン−2−イル)ケトンを淡黄色結晶として得た(47.0g、収率79.8%)。
このようにして得た(1−n−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)(3−カルボキシピリジン−2−イル)ケトン43.17g(0.11mol)に、N,N−ジ−n−プロピル−N'−アセチル−m−フェニレンジアミン23.43g(0.1mol)、無水酢酸20.4g(0.2mol)、トルエン100mlを加え、内温65℃で2時間攪拌した。
反応終了後、減圧下にてトルエンを留去して濃縮し青緑色オイル80gを得た。これに、メタノール(350ml)を加え、冷却して最終的に内温3℃まで下げて、1時間攪拌して晶析を行なった。析出した結晶を濾取後、冷却したメタノール(150ml)で洗浄した。乾燥後、化合物(6−15)を微黄色結晶として得た(56.5g、収率92.8%)。該化合物(6−15)は、以下に示す1H−NMRデータにより、目的の化合物であることを確認した。
キノリン酸基準で全収率は61.3%であった。また合成に要した日数は2日であった。
以下に、1H−NMRにより得たピークデータを示す。下記ピークの化学シフトδ値は、基準物質あるTMSからのδ値を示し、括弧内にはそのピークにおけるプロトン数及びシングレット、ダブレット等のピーク形状を示す。
1H−NMR(CDCl3)δ(TMS,ppm) 0.91(9H,m)、1.22〜1.38(12H,m)、1.53〜1.70(7H,m)、2.00(3H,s)、3.22(4H,m)、4.00(2H,t)、6.01(1H,d)、6.40(1H,dd)、6.78(1H,t)、7.06(2H,m)、7.24(1H,d)、7.43(1H,d)、7.57(1H,t)、8.29(1H,d)、8.85(1H,m)、9.42(1H,brs)
(実施例2)
化合物(6−15)の製造
キノリン酸54.6g(0.327mol)に無水酢酸31.7g(0.311mol)を加え、内温92℃〜94℃で3時間攪拌し、キノリン酸無水物へ変換した。次いで、酢酸(20ml)を添加し、1−n−オクチル−2−メチルインドール 96.0g(含有率75.4%として0.297mol)を内温25℃〜27℃で1時間かけて滴下した。滴下後、更に内温27℃〜30℃で5時間攪拌した。
その後、反応液にトルエン(200ml)、N,N−ジ−n−プロピル−N’−アセチル−m−フェニレンジアミン63.35g(0.27mol)、無水酢酸55.2g(0.54mol)を添加し、内温65℃で3時間攪拌した。
反応終了後、メタノール(1200ml)を加え、冷却して最終的に内温4℃まで下げて1時間攪拌して晶析を行った。析出した結晶を濾取後、冷却したメタノール(500ml)で洗浄した。乾燥後、化合物(6−15)を微黄色結晶として得た(109.5g、収率55%。)。該化合物(6−15)は、1H−NMRにより目的の化合物であることを確認した。
合成に要した日数は2日であった。
(参考例):化合物(6−15)の製造
キノリン酸250g(1.5mol)に無水酢酸500mlを加え、内温92℃で3時間攪拌し、キノリン酸無水物へ変換した。
反応終了後、反応液を内温3℃まで冷却し、析出した結晶を濾過、乾燥してキノリン酸無水物を得た(143.8g、収率64%)。
このようにして得られたキノリン酸無水物を用いて、実施例1と同じ反応条件で、化合物(6−15)を合成した。
キノリン酸基準で全収率は39.2%であった。また、合成に要した日数は、3日であった。
該化合物(6−15)は、1H−NMRにより目的の化合物であることが確認された。

Claims (8)

  1. キノリン酸誘導体(1)をキノリン酸無水物誘導体(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)と反応させることを特徴とするピリジンカルボン酸誘導体(4)の製造方法。
    Figure 2005119992
    (式中、R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表す。R5、R6は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R7は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。)
  2. キノリン酸誘導体(1)をキノリン酸無水物誘導体(2)に変換後、これを取り出すことなく引き続きワンポットでインドール誘導体(3)と反応させてピリジンカルボン酸誘導体(4)を得、次いでアニリン誘導体(5)と反応させることを特徴とするインドリルアザフタリド化合物(6)の製造方法。
    Figure 2005119992
    (式中、R1〜R3は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子を表す。R5、R6は、それぞれ独立に水素原子、アルキル基、アリール基を表す。R7、R11はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表す。R8、R9はそれぞれ独立にアルキル基、アリール基を表す。R8とR9が結合して環を形成していても良い。R10は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、−NHC(=X)R12を表す。R12は、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、置換又は無置換のアミノ基、ヘテロ環基を表す。Xは酸素原子、イオウ原子を表す。Ra,Rbは、それぞれ独立に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、−OM基を表し、Mはアルカリ金属を表す。)
  3. 前記ピリジンカルボン酸誘導体(4)を取り出すことなくワンポットでアニリン誘導体(5)と反応させてインドリルアザフタリド化合物(6)を得ることを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記Xが酸素原子であることを特徴とする請求項2又は3に記載の製造方法。
  5. 前記R7及びR11が水素原子であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 前記R5、R6、R8、R9及びR12がそれぞれ独立にアルキル基であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
  7. 前記キノリン酸無水物誘導体(2)から前記ピリジンカルボン酸誘導体(4)を得る反応において、反応溶媒として酢酸を使用することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
  8. 前記ピリジンカルボン酸誘導体(4)から前記インドリルアザフタリド化合物(6)の反応において、溶媒としてトルエンを使用することを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
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