JPS5830312B2 - シンキナピラゾ−ルスルホンアミドルイノ セイゾウホウ - Google Patents
シンキナピラゾ−ルスルホンアミドルイノ セイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5830312B2 JPS5830312B2 JP11750274A JP11750274A JPS5830312B2 JP S5830312 B2 JPS5830312 B2 JP S5830312B2 JP 11750274 A JP11750274 A JP 11750274A JP 11750274 A JP11750274 A JP 11750274A JP S5830312 B2 JPS5830312 B2 JP S5830312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sulfonamide
- melting point
- chloro
- phenylpyrazole
- lower alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
で表わされる新規なピラゾール−4−スルホンアミド類
の製造法に関するものである。
の製造法に関するものである。
上記式中のR1は水素、ハロゲン、低級アルキル、低級
アルコキシを R2は水素、低級アルキルを、R3、R
4は同一または異なって水素、低級アルキル、フェニル
、アラルキル(ベンジル、ピコリルなど)、あるいはR
3、R4が隣接する窒素原子と共に飽和異項環(ピロリ
ジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、4−メチ
ルピペラジンなど)を形成する基を、Xはハロゲン、低
級アルコキシを示す。
アルコキシを R2は水素、低級アルキルを、R3、R
4は同一または異なって水素、低級アルキル、フェニル
、アラルキル(ベンジル、ピコリルなど)、あるいはR
3、R4が隣接する窒素原子と共に飽和異項環(ピロリ
ジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、4−メチ
ルピペラジンなど)を形成する基を、Xはハロゲン、低
級アルコキシを示す。
前記定義において、R1、R2、R3、R4で示される
低級アルキルとしてはたとえば、メチルエチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルが、R1,Xで示されるハロ
ゲンとしてはたとえばF、CI。
低級アルキルとしてはたとえば、メチルエチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルが、R1,Xで示されるハロ
ゲンとしてはたとえばF、CI。
Brが、低級アルコキシとしては、たとえばメトキシ、
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシが挙
げられる。
エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシが挙
げられる。
本発明の化合物は価値ある薬物的性質を持っており、た
とえば抗血栓症剤として有用である。
とえば抗血栓症剤として有用である。
本発明によれば、一般式CI、lで表わされる化合物は
一般式 〔式中のR1、R2は前記のものと同義であり、Zはハ
ロゲン、トシルオキシ、メシルオキシ等の活性陰性基を
示す。
一般式 〔式中のR1、R2は前記のものと同義であり、Zはハ
ロゲン、トシルオキシ、メシルオキシ等の活性陰性基を
示す。
〕で表わされる化合物と一般式
%式%
〔式中のR3、R4は前記のものと同義である。
〕で表わされる化合物を反応させることにより製造され
る。
る。
反応は無溶媒または適当な非反応性溶媒中、室温から溶
媒の沸点の間で行なわれる。
媒の沸点の間で行なわれる。
使用溶媒とシテハ水、クロロホルム、ベンゼン類等が例
示される。
示される。
本反応は一種の脱酸反応であるから適当な脱酸剤の存在
下に行なうことが好ましく、一般式(III)の原料ア
ミン、炭酸アルカリなどが使用される。
下に行なうことが好ましく、一般式(III)の原料ア
ミン、炭酸アルカリなどが使用される。
一般式(II)で表わされる原料化合物は新規な化合物
であり、たとえば該当するピラゾールから、J、Che
m、Soc、(C)、 1968 、1120〜2に記
載の方法に準じて製造される。
であり、たとえば該当するピラゾールから、J、Che
m、Soc、(C)、 1968 、1120〜2に記
載の方法に準じて製造される。
参考例
クロルスルホン酸15TIL11無水クロロホルム30
rrLlの溶液に攪拌、氷冷却下5−クロロ−1−フェ
ニルピラゾール17.8g、無水クロロホルム50mの
溶液をO±2℃にて滴下する。
rrLlの溶液に攪拌、氷冷却下5−クロロ−1−フェ
ニルピラゾール17.8g、無水クロロホルム50mの
溶液をO±2℃にて滴下する。
その後室温で1時間、還流下に2.5時間攪拌すると反
応混合物は2層になる。
応混合物は2層になる。
傾斜にてクロロホルムを除き、得られる油状物をアセト
ン−イソプロピルエーテルで結晶化すると融点188℃
の白色粉末として粗製の5−クロロ−1−フェニルピラ
ゾール−4スルホン酸17.5gが得られる。
ン−イソプロピルエーテルで結晶化すると融点188℃
の白色粉末として粗製の5−クロロ−1−フェニルピラ
ゾール−4スルホン酸17.5gが得られる。
これは吸湿性でアリ、水、アルコール類、アセトンに可
溶である。
溶である。
5−クロロ−1−フェニルピラゾール−4−スルホン酸
26g、5塩化リン41gの混合物を1時間攪拌還流す
る。
26g、5塩化リン41gの混合物を1時間攪拌還流す
る。
反応混合物を氷水中に注入し、得られる結晶を済取し、
水洗後乾燥すると粗製の5−クロロ−1−フェニルピラ
ゾール−4−スルホニルクロライドが融点96℃の茶色
粉末として得られる。
水洗後乾燥すると粗製の5−クロロ−1−フェニルピラ
ゾール−4−スルホニルクロライドが融点96℃の茶色
粉末として得られる。
以下に実施例によって本発明をさらに具体的に述べる。
実施例 1
濃アンモニア水70Tllに室温下撹拌しながら少量ス
つ5−クロロ−1−フェニルピラゾール−4=スルホニ
ルクロライド15gを加える。
つ5−クロロ−1−フェニルピラゾール−4=スルホニ
ルクロライド15gを加える。
若干発熱し、大部分の結晶は一度溶解し再び析出してく
る。
る。
約3時間後加熱、減圧してアンモニアガスを除き、結晶
を炉取する。
を炉取する。
これをエタノールから再結すると融点203℃のウロコ
状無色結晶として5−クロロ−1−フェニルピラゾール
−4−スルホンアミドが12.5g得られる。
状無色結晶として5−クロロ−1−フェニルピラゾール
−4−スルホンアミドが12.5g得られる。
実施例 2
5−クロロ−1−(p−クロロフェニル)−3メチルピ
ラゾール−4−スルホニルクロライド3gをクロロホル
ム30rrLlに溶かし、これにベンジルアミン10r
rLlを加える。
ラゾール−4−スルホニルクロライド3gをクロロホル
ム30rrLlに溶かし、これにベンジルアミン10r
rLlを加える。
激しく発熱し、結晶が析出する。
水洗、乾燥後濃縮し、得られる結晶をイソプロピルアル
コール−水から再結すると融点97〜98℃のN−ベン
ジル−5−クロロ−1(p−クロロフェニル)−3−メ
チル−ピラゾール−4−スルホンアミド3.3gが得ら
れる。
コール−水から再結すると融点97〜98℃のN−ベン
ジル−5−クロロ−1(p−クロロフェニル)−3−メ
チル−ピラゾール−4−スルホンアミド3.3gが得ら
れる。
同様にして以下の化合物が製造できる。
◎N−メチルー5−クロロー1−フェニルピラゾール−
4−スルホンアミド、融点145〜146℃(エタノー
ルから再結) ◎N、N−ジytチルー5−1ロロー1−フェニルピラ
ゾール−4−スルホンアミド、融点118〜119°C
(エタノールから再結) ◎N、N−ジメチルー5−エトキシ−1−フェニルピラ
ゾール−4−スルホンアミド、融点69〜70°C(イ
ソプロピルエーテルから再結)◎N−ブチルー5−クロ
ロー1−フェニルピラゾール−4−スルホンアミド、融
点84〜85°C(イソプロピルエーテルから再結) ◎N−エチルー5−I’ロロー1−フェニルヒラソール
−4−スルホンアミド、融点142〜143℃(エタノ
ールから再結) ◎1−((5−クロロ−1−フェニル−4−ピラゾリル
)スルホニル〕−4−メチルピペラジン、融点128℃
(エタノールから再結) ◎N−メチルー5−クロロー3−メチル−1−フェニル
ピラゾール−4−スルホンアミド、融点118〜119
℃(エタノールから再結)◎N−(2−ピコリル)−5
−り四ロー3−メチルー1−フェニルピラゾール−4−
スルホンアミド、融点225〜227℃(エタノールか
ら再結) ◎5−クロロー1−(p−1−ジル)ピラゾール−4−
スルホンアミド、融点188〜189°C(含水エタノ
ールから再結) ◎N=エチルー5−クロロー1−(p−1−ジル)ピラ
ゾール−4−スルホンアミド、融点145℃(イソプロ
ピルアルコールから再結) ◎5−クロロー1−フェニルピラゾール−4−スルホン
アニリド、融点130〜131°G(含水エタノールか
ら再結) ◎4−((5−クロロ−1−(p−クロロフェニル)−
3−メチル−4−ピラゾリル)スルホニル9七ルホリ゛
ン、融点157〜158℃(酢酸エチルから再結) ◎1−((5−り四ロー1−フェニルー4−ピラゾリル
)スルホニル〕ピロリジン、融点100〜101°C(
イソプロピルアルコールかう再結)◎5−クロロー1−
(p−クロロフェニル)−3メチルピラゾール−4−ス
ルホンアミド、融点151℃(トルエンから再結) ◎5−クロロー1−(p−メトキシフェニル)ヒラゾー
ル−4−スルホンアミド、 ◎5−クロロー1−(o−トリル)ピラゾール4−スル
ホンアミド、
4−スルホンアミド、融点145〜146℃(エタノー
ルから再結) ◎N、N−ジytチルー5−1ロロー1−フェニルピラ
ゾール−4−スルホンアミド、融点118〜119°C
(エタノールから再結) ◎N、N−ジメチルー5−エトキシ−1−フェニルピラ
ゾール−4−スルホンアミド、融点69〜70°C(イ
ソプロピルエーテルから再結)◎N−ブチルー5−クロ
ロー1−フェニルピラゾール−4−スルホンアミド、融
点84〜85°C(イソプロピルエーテルから再結) ◎N−エチルー5−I’ロロー1−フェニルヒラソール
−4−スルホンアミド、融点142〜143℃(エタノ
ールから再結) ◎1−((5−クロロ−1−フェニル−4−ピラゾリル
)スルホニル〕−4−メチルピペラジン、融点128℃
(エタノールから再結) ◎N−メチルー5−クロロー3−メチル−1−フェニル
ピラゾール−4−スルホンアミド、融点118〜119
℃(エタノールから再結)◎N−(2−ピコリル)−5
−り四ロー3−メチルー1−フェニルピラゾール−4−
スルホンアミド、融点225〜227℃(エタノールか
ら再結) ◎5−クロロー1−(p−1−ジル)ピラゾール−4−
スルホンアミド、融点188〜189°C(含水エタノ
ールから再結) ◎N=エチルー5−クロロー1−(p−1−ジル)ピラ
ゾール−4−スルホンアミド、融点145℃(イソプロ
ピルアルコールから再結) ◎5−クロロー1−フェニルピラゾール−4−スルホン
アニリド、融点130〜131°G(含水エタノールか
ら再結) ◎4−((5−クロロ−1−(p−クロロフェニル)−
3−メチル−4−ピラゾリル)スルホニル9七ルホリ゛
ン、融点157〜158℃(酢酸エチルから再結) ◎1−((5−り四ロー1−フェニルー4−ピラゾリル
)スルホニル〕ピロリジン、融点100〜101°C(
イソプロピルアルコールかう再結)◎5−クロロー1−
(p−クロロフェニル)−3メチルピラゾール−4−ス
ルホンアミド、融点151℃(トルエンから再結) ◎5−クロロー1−(p−メトキシフェニル)ヒラゾー
ル−4−スルホンアミド、 ◎5−クロロー1−(o−トリル)ピラゾール4−スル
ホンアミド、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔式中のR1は水素、ハロゲン、低級アルキル、低級ア
ルコキシを R2は水素、低級アルキルを、Xはハロゲ
ン、低級アルコキシを、Zは活性陰性基を示す。 〕で表わされる化合物と一般式 〔式中のR3、R4は同一または異なって水素、低級ア
ルキル、フェニル、アラルキルを、あるいはR3、R4
が隣接する窒素原子と共に飽和異項環を形成する基を示
す。 〕で表わされる化合物を反応させることを特徴とする一
般式 〔式中の各記号は前記のものと同義である。 〕で表わされるピラゾール−4−スルホンアミド類の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11750274A JPS5830312B2 (ja) | 1974-10-12 | 1974-10-12 | シンキナピラゾ−ルスルホンアミドルイノ セイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11750274A JPS5830312B2 (ja) | 1974-10-12 | 1974-10-12 | シンキナピラゾ−ルスルホンアミドルイノ セイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5143758A JPS5143758A (ja) | 1976-04-14 |
JPS5830312B2 true JPS5830312B2 (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=14713320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11750274A Expired JPS5830312B2 (ja) | 1974-10-12 | 1974-10-12 | シンキナピラゾ−ルスルホンアミドルイノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830312B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243005U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-26 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6372774B1 (en) | 1985-12-20 | 2002-04-16 | Rhone-Poulenc Agriculture Ltd. | Derivatives of N-phenylpyrazoles |
US5547974A (en) * | 1985-12-20 | 1996-08-20 | Rhone-Poulenc Agriculture Ltd. | Derivatives of N-phenylpyrazoles |
JP2534248Y2 (ja) * | 1987-02-24 | 1997-04-30 | 日産自動車 株式会社 | 渦流室式デイーゼル機関の燃焼室 |
JPH07242637A (ja) * | 1991-05-09 | 1995-09-19 | Nissan Chem Ind Ltd | スルホニルピラゾール化合物 |
-
1974
- 1974-10-12 JP JP11750274A patent/JPS5830312B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243005U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5143758A (ja) | 1976-04-14 |
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