JP2005119727A - 包装機におけるグリップ対の開度調節装置 - Google Patents

包装機におけるグリップ対の開度調節装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 手動操作又はモータ駆動制御による自動化の何れにも適した新たな構造のグリップ対の開度調節装置を提供すること。
【解決手段】 ハンドル32により調節杆31を回転させると、大径ギヤ12及び移動軸39が上方に移動し、その移動軸39の上昇動作により調整レバー46が回転し調節円板8が反時計方向に小角度だけ回転する。その調節円板8の回転移動によりホルダー55,55が支持ピン53,53を中心にして外方に回転するので、グリップ対70の挟持部の間隔Lは大きくなる。他方、ハンドル32により調節杆31を上記と反対方向に回転させると、大径ギヤ12及び移動軸39が下方に移動して調節円板8は時計方向に小角度だけ回転し、ホルダー55,55が内方に回転するのでグリップ対70の挟持部の間隔Lは小さくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータリー方式の包装機において包装袋を挟持するグリップ対の開度を袋幅の大きさに合わせて調節する開度調節装置に関するものである。
従来の包装袋を挟持するグリップ対の開度調節装置としては、例えば、実公昭63−30652号公報に開示されているように、旋回円板上に設けられたハンドルを回転操作して旋回円板に回転可能に支持された調節円板を小角度だけ回転移動させることにより、その調節円板とグリップ対との間に設けられたリンク機構と扇形歯車の連動作用によってグリップ対の開度を包装袋の袋幅の大きさに合わせて調節する構造とされている。
また、特開2001−146211号公報に記載の「包装機におけるグリップ対の開度調節装置」では、モータ装置により送りねじを回転駆動して昇降軸が上方へ移動すると、調整レバーが揺動して調節円板を時計方向に小角度だけ回転させ、調節円板に連結された第3リンクによって第2レバー片を内方に移動させることにより、第1レバー片を回転させてグリップ対の挟持部の間隔を広げ、他方、送りねじを反対方向に回転駆動させることにより挟持部の間隔を狭めることができる構造とされている。
なお、上述したグリップ対の開度調節装置においては、グリップ対が何れも平袋を対象とする構造とされていて、両側に折込片を有するガゼット袋を対象とするものではない。
ガゼット袋に対応するグリップ対の開度調節装置については、実公平4−47048号公報の「自動包装機の袋サイズ調整装置」に開示されている。その調整装置は、回転円盤状に設けられた操作軸を回転させると、送りねじが回転してねじ切り方向を反対にした部分に夫々螺合された間隔調整片を接近若しくは離間方向に移動させることにより、咬着腕の間隔を袋サイズに合わせて調節する構造とされている。
実公昭63−30652号 特開2001−146211号 実公平4−47048号
本発明の目的は、手動操作又はモータ駆動制御による自動化の何れにも適した新たな構造のグリップ対の開度調節装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、スタンドに回転自由に設けた間欠回転軸に回転体を固定し、その回転体に放射方向に突設された多数の支持アームに、グリップ対を構成する挟持部を夫々備えた一対のホルダーを小角度範囲内で水平回転可能に設け、各ホルダーに設けたレバーの自由端同士をリンクにより連結し、前記回転体と同心に間欠回転軸側に回転可能に設けた調節円板と該レバーの一方とをリンク機構を介して連動可能に設け、駆動手段により該調節円板を時計方向叉は反時計方向に回転させることにより、包装袋の側縁を挟持する挟持部の間隔を袋幅の大きさに合わせて調節可能とした包装機におけるグリップ対の開度調節装置であって、
前記駆動手段については、前記スタンドに前記間欠回転軸と同心に固定されたリング部材の外周に形成された雄ネジに、大径ギヤの内周に形成された雌ネジを螺合させ、その大径ギヤに噛合させた小径ギヤを機台側に設けられた調節杆によって回転させることにより当該大径ギヤを昇降自在に設け、前記回転体に上下方向に摺動可能に設けられた移動軸の下端部を前記大径ギヤの上面に載せて支持させると共に当該移動軸と前記調節円板とをレバー機構を介して連動可能に設けてなり、手動又はモータ装置による前記調節杆の回転作動により前記大径ギヤ及び移動軸を昇降作動させ、その移動軸の昇降動作をレバー機構により水平動作に方向転換させて前記調節円板を回転させることにより、前記挟持部の間隔を袋幅の大きさに合わせて調節することができるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の包装機におけるグリップ対の開度調節装置において、前記移動軸の下端部にローラを回転自由に取り付け、そのローラを前記大径ギヤの上面に載せて転動させるように設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の包装機におけるグリップ対の開度調節装置において、
前記包装袋については、両側に折込片を有するガゼット袋と、平袋及び底部に折込片を有する自立袋を対象とし、
前記グリップ対については、内面にラックを形成した第1スライド杆と内面にラックを形成した第2スライド杆とを前記各ホルダーに平行に配置して両ラックにピニオンを噛合させ、そのピニオンの回転作動により第1スライド杆と第2スライド杆とを前後方向に移動自在に設け、第1スライド杆に取り付けられた第1固定支持部材の先端に備えた固定挟持部に対して第1可動支持部材の先端に備えた可動挟持部を接離自在に設けた第1挟持部と、第2スライド杆に取り付けられた第2固定支持部材の先端に備えた固定挟持部に対して第2可動支持部材の先端に備えた可動挟持部を接離自在に設けた第2挟持部とを備え、前記ホルダーの回転作動により左右の第1挟持部及び左右の第2挟持部の対応間隔を袋の幅寸法に合わせて拡張及び縮小調節自在に設け、ガゼット袋の場合には、第1挟持部と第2挟持部とによって前後左右(4箇所)の縦縁を挟持して当該袋を掴着し、平袋(自立袋を含む)の場合には、第1挟持部又は第2挟持部によって両側(2箇所)の縦縁を挟持して当該袋を掴着するように設けたことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この包装機におけるグリップ対の開度調節装置は、手動又は自動化の何れにも適した構造とされており、包装袋を挟持する挟持部の開度調節を包装機の運転中にも安全に行うことができる。このことを詳しく述べれば、手動操作とする場合には、調節杆を機台側に設けているので操作性が良く、包装機の可動機構部分が収束した中心部から離れた安全な場所にて開度調節を行うことができる。他方、自動化の場合には、調節杆にサーボモータ装置の出力軸を連結するように設け、袋幅の大きさに対応するサーボモータ装置の出力軸の回転量を予め設定して包装機の制御装置の記憶部に記憶させておき、袋幅の寸法値の入力により記憶部の制御値に基づきサーボモータ装置の回転量をフィードバック制御して調節杆の回転量を調整することにより容易に開度調節を行うことができる。
(請求項2の発明)
この包装機におけるグリップ対の開度調節装置は、大径ギヤの上面に接触するローラによって移動軸が円滑に昇降作動するので移動軸の摩耗を防止することができ、挟持部の開度調節を安定して行うことができる。
(請求項3の発明)
この包装機におけるグリップ対の開度調節装置は、ガゼット袋と平袋(自立袋を含む)の2種類に対応可能なグリップ対に最適な構造とされていて、何れの包装袋についても袋幅の大きさに合わせて挟持部の開度調節を容易に安全に行うことができる。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のグリップ対の開度調節装置を適用した包装機における間欠回転軸の回転中心から右半分を示す縦断側面図、図2は図1の平面図、図3は調節杆から小径ギヤまでの伝動機構を示す側面図、図4は移動軸と調節円板とを連動させる機構部分の説明図、図5はガゼット袋を挟持する直前の状態を示すグリップ対の平面図である。
図1において、本発明の包装機におけるグリップ対の開度調節装置を適用したロータリー方式の包装機の機台1に立設されたスタンド2には、縦向きの間欠回転軸3を回転自由に支持している。その間欠回転軸3の下部は、機台の下方に設置されたインデックス装置の出力軸(図示せず)に固定されている。6は間欠回転軸3の上部フランジ3aに取り付けられた円板状の回転体である。その回転体6の下面と上部フランジ3aの外周縁に形成された段部4との間には調節円板8を同心に配設し、その調節円板8の内縁部8aを段部4に係合させて、調節円板8を間欠回転軸3側に対して回転可能に設ける。
スタンド2の上部フランジ2aの上面には、前記間欠回転軸3と同心にリング部材11を固定する。そのリング部材11の外周には、雄ネジ11aが形成されている。その雄ネジ11aには、大径ギヤ12の内周に形成された雌ネジ12aが螺合されている。また、上部フランジ2aの下面に固定された取付板14には、大径ギヤ12に噛合させる小径ギヤ15の軸部16を回転自由に設けている。17は外周面17aをほぼ円形に形成されたカム板であり、このカム板17は取付板14に固定されている。
図3において、スタンド2の下部フランジ2bに取り付けられたブラケット20には、マイタギヤ21,23を夫々固定した縦軸22と横軸24を回転自由に設ける。その縦軸22の上端部22aは、スタンド2の中間フランジ2cに遊嵌され、その上端部22aに自在継手27を介して中間軸28を連結し、その中間軸28と前記小径ギヤ15の軸部16とを自在継手29を介して連結する。また、機台1の外縁上に取り付けられたブラケット30には、ハンドル32を設けた調節杆31を回転自由に設けている。その調節杆31は、その内端部31aに自在継手33を介して中間軸34を連結し、その中間軸34と前記横軸24とが自在継手35を介して連結されている。
しかして、ハンドル32により調節杆31を回転操作することにより、その回転運動が小径ギヤ15に伝動されて大径ギヤ12は昇降自在に設けられる。
図4に示すように、回転体6の中心部寄りに設けられた軸受け部材38には、移動軸39を挿入して上下方向に摺動可能に設けている。その移動軸39の下端部にはローラ41を横軸40により回転自由に取り付け、そのローラ41を前記大径ギヤ12の上面に載せて転動可能に設ける。また、移動軸39の上端部には、回転体6の上面に取り付けられたブラケット42により揺動自由に設けられた上下レバー43の一方のレバー片43aを連結している。また、上下レバー43の他方のレバー片43bは、回転体6の上面に固定されたピン45により水平方向に揺動自由に設けられた調整レバー46の一方のレバー片46aとロッド49を介して連結されている。
上記調整レバー46の他方のレバー片46bには、長手方向に長溝47を形成し、その長溝47に前記調節円板8に固定されたピン9を係合する。さらに詳しくは、そのピン9にはブッシュ10を嵌着し、そのブッシュ10が長溝47に遊嵌されている。それら上下レバー43とロッド49及び調整レバー46により、移動軸39と調節円板8を連動させるレバー機構が構成される。
上記回転体6には、多数の、即ちステーション数と同数であって、ここでは10個のステーションを想定しているので36°の等角度間隔で支持アーム51を放射方向に突設している。各々の支持アーム51には、一対の縦長コ字形の支持枠52,52を向かい合わせて固定し、各支持枠52,52の上下位置に縦向きに固定した支持ピン53,53によって、グリップ対70を構成する挟持部を夫々備えたホルダー55,55を小角度範囲内で水平回転可能に設けている。各ホルダー55,55の内側面に設けたレバー56,57の自由端同士は、リンク58により連結されている。また、それらのホルダー55,55は、引きバネ59により常に内方に付勢するように設けられている。
図2に示すように、回転体6の外周縁部6aには、10個の縦軸60を前記等角度間隔にて設ける。各々の縦軸60には、鉤形レバー61とアーム64を上下方向に配置してこれらを回転自由に支持している。そのレバー61の一方のレバー片61aと前記レバー56とはロッド62によって連結され、他方のレバー片61bに第1リンク63の一端が連結されている。そのアーム64の自由端部にはローラ65を回転自由に軸支し、そのローラ65を図示しないバネの弾力により前記カム板17の外周面17aに圧接させるように設ける。
第1リンク63の自由端と、アーム64に一端を連結された第2リンク66の自由端と、前記調節円板8に固定されたピン9及びピン9´に一端を連結された第3リンク67の自由端同士は、連結軸68により連結されている。これにより、調節円板8のピン9と一方のレバー56とは、鉤形レバー61、第1リンク63、第2リンク66、第3リンク67及びロッド62とからなるリンク機構を介して連動可能に設けられる。
グリップ対70については、本件出願人にかかる実公平7−18571号公報に記載の「ガゼット袋開閉装置」に準じた構造とされている。
即ち、前記ホルダー55,55には、図1に示すように、内面にラック71aを形成した第1スライド杆71と、内面にラック72aを形成した第2スライド杆72とを平行に配置して両ラック71a,72aにピニオン73を噛合させ、第1スライド杆71と第2スライド杆72とをピニオン73の回転作動により相対的に前後方向に移動可能に設けている。
図5に示すように、第1スライド杆71には、先端に固定挟持部76を備えた第1固定支持部材75を取り付けている。この第1固定支持部材75には、平行リンク77,77を介して先端に可動挟持部79を備えた第1可動支持部材78を取り付け、この第1可動支持部材78に一端を固定されたガイドバー80の他端を第1固定支持部材75の基部に遊嵌し、ガイドバー80に装着したコイルバネ81により可動挟持部79を固定挟持部76に向けて弾圧するように設けている。その第1可動支持部材78の後端に取り付けられたローラ部材82を図示しない押圧手段によって押圧し又は押圧動作を解除することにより、固定挟持部76に対して可動挟持部79を接離自在とした第1挟持部gを構成する。
また、第2スライド杆72には、先端に固定挟持部86を備えた第2固定支持部材85をブラケット85aにより着脱可能に設ける。この第2固定支持部材85は、上記第1固定支持部材75の外側に平行に配置されており、当該固定支持部材85には、平行リンク87,87を介して先端に可動挟持部89を備えた第2可動支持部材88を取り付ける。第2固定支持部材85に一端を固定されたガイドバー90の他端を第2可動支持部材88の基部に遊嵌し、そのガイドバー90に装着したコイルバネ91により可動挟持部89を固定挟持部86に向けて弾圧するように設ける。そして、第2可動支持部材88の後端に取り付けられたローラ部材92を図示しない押圧手段によって押圧し又は押圧動作を解除することにより、固定挟持部86に対して可動挟持部89を接離自在とした第2挟持部gを構成する。
左右の第1挟持部g及び左右の第2挟持部gの対応間隔Lについては、前記ホルダー55,55の回転作動によりガゼット袋a又は平袋の幅寸法に合わせて拡張及び縮小調節自在に設けられている。
しかして、このグリップ対70は、ガゼット袋aの場合に、図5に示すように、第1挟持部gと第2挟持部gとによって前後左右(4箇所)の縦縁b,cを挟持して包装袋aを掴着する。また、平袋の場合には、第1挟持部g叉は第2挟持部gによって両側の縦縁を掴着するように構成されている。
各々の第1スライド杆71の下面には、ホルダー55に形成した長溝を通るピン95を取り付ける。96は前記縦軸60の下端に取り付けられたブラケット97により揺動自由とされたベルクランクであり、そのベルクランク96の縦腕部96aに枠部材98の一端を連結する。その枠部材98には、その他端に前記ピン95の下端部が固定され、その中間位置に連結されたリンク99の他端をブラケット97に連結している。ベルクランク96の横腕部96bに取り付けられたローラ101は、スタンド2の中間フランジ2cに固定された環形カム102の上面に載るように設けられている。
しかして、回転体6の回転動作によりベルクランク96を環形カム102又は部分的なカム片により適時に揺動させて枠部材98を前後に平行移動させることにより、第1スライド杆71と第2スライド杆72とを相対的に接近又は離間させてグリップ対70の第1挟持部gと第2挟持部gとの間隔をガゼット袋aの襞の寸法に合わせて調節するように構成している。
なお、この実施の形態においては、グリップ対をガゼット袋aと平袋の2種類に対応可能とした構造としているところ、これを平袋専用のグリップ対に適用することも可能である。
以上により、包装機におけるグリップ対の開度調節装置が構成される。
つぎに、上記構成になる包装機におけるグリップ対の開度調節装置の作動について説明する。
ハンドル32により調節杆31を回転させると、その回転運動は小径ギヤ15に伝動されて大径ギヤ12及び移動軸39が上方に移動する。その移動軸39の上昇動作により上下レバー43が揺動してロッド49を押動するので、調整レバー46が回転して調節円板8を反時計方向に小角度だけ回転させる。その調節円板8の回転移動に第3リンク67、第1リンク63が追随して鉤形レバー61を内方に移動させてロッド62を押動することにより、ホルダー55,55が支持ピン53,53を中心にして外方に回転するため、グリップ対70の挟持部の間隔Lは広げられる。
他方、ハンドル32により調節杆31を上記と反対方向に回転させると、大径ギヤ12及び移動軸39が下方に移動して調節円板8は時計方向に小角度だけ回転する。これにより、鉤形レバー61が外方に移動してロッド62を引っ張るのでホルダー55,55は内方に回転し、グリップ対70の挟持部の間隔Lは狭められる。
なお、このグリップ対の開度調節装置の実施の形態例では、ハンドル32の回転操作による手動構造としているところ、これをサーボモータ装置の駆動制御による自動化構造とすることもできる。この場合には、調節杆31の一端部に公知のサーボモータ装置(図示せず)の出力軸を連結するように設ける。しかして、包装袋の袋幅の大きさに対応するサーボモータ装置の出力軸の回転量を予め設定して包装機の制御装置の記憶部に記憶させておき、袋幅の寸法値の入力により記憶部の制御値に基づいてサーボモータ装置の回転量をフィードバック制御して調節杆の回転量を調整することにより、挟持部の開度調節を容易に行うことができる。
以上に述べた通り、この包装機におけるグリップ対の開度調節装置は、手動又は自動化の何れにも適した構造とされており、包装袋を挟持する挟持部の開度調節を包装機の運転中にも安全に行うことができ、手動操作とする場合には、調節杆を機台側に設けているので操作性が良好である。
本発明のグリップ対の開度調節装置を適用した包装機における間欠回転軸の回転中心から右半分を示す縦断側面図 図2は図1の平面図 調節杆から小径ギヤまでの伝動機構を示す側面図 移動軸と調節円板とを連動させる機構部分の説明図 ガゼット袋を挟持する直前の状態を示すグリップ対の平面図
符号の説明
2・・・スタンド
3・・・間欠回転軸
6・・・回転体
8・・・調節円板 9・・・ピン
11・・・リング部材 11a・・・雄ネジ
12・・・大径ギヤ 12a・・・雌ネジ
15・・・小径ネジ
31・・・調節杆
39・・・移動軸 41・・・ローラ
46・・・調整レバー
51・・・支持アーム
55,55・・・ホルダー
63・・・第1リンク
64・・・アーム
66・・・第2リンク
67・・・第3リンク
70・・・グリップ対
・・・第1挟持部
・・・第2挟持部
L・・・挟持部の間隔(グリップ対の開度)
a・・・包装袋

Claims (3)

  1. スタンドに回転自由に設けた間欠回転軸に回転体を固定し、その回転体に放射方向に突設された多数の支持アームに、グリップ対を構成する挟持部を夫々備えた一対のホルダーを小角度範囲内で水平回転可能に設け、各ホルダーに設けたレバーの自由端同士をリンクにより連結し、前記回転体と同心に間欠回転軸側に回転可能に設けた調節円板と該レバーの一方とをリンク機構を介して連動可能に設け、駆動手段により該調節円板を時計方向叉は反時計方向に回転させることにより、包装袋の側縁を挟持する挟持部の間隔を袋幅の大きさに合わせて調節可能とした包装機におけるグリップ対の開度調節装置であって、
    前記駆動手段については、前記スタンドに前記間欠回転軸と同心に固定されたリング部材の外周に形成された雄ネジに、大径ギヤの内周に形成された雌ネジを螺合させ、その大径ギヤに噛合させた小径ギヤを機台側に設けられた調節杆によって回転させることにより当該大径ギヤを昇降自在に設け、前記回転体に上下方向に摺動可能に設けられた移動軸の下端部を前記大径ギヤの上面に載せて支持させると共に当該移動軸と前記調節円板とをレバー機構を介して連動可能に設けてなり、手動又はモータ装置による前記調節杆の回転作動により前記大径ギヤ及び移動軸を昇降作動させ、その移動軸の昇降動作をレバー機構により水平動作に方向転換させて前記調節円板を回転させることにより、前記挟持部の間隔を袋幅の大きさに合わせて調節することができるように構成したことを特徴とする包装機におけるグリップ対の開度調節装置。
  2. 前記移動軸の下端部にローラを回転自由に取り付け、そのローラを前記大径ギヤの上面に載せて転動させるように設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装機におけるグリップ対の開度調節装置。
  3. 前記包装袋については、両側に折込片を有するガゼット袋と、平袋及び底部に折込片を有する自立袋を対象とし、
    前記グリップ対については、内面にラックを形成した第1スライド杆と内面にラックを形成した第2スライド杆とを前記各ホルダーに平行に配置して両ラックにピニオンを噛合させ、そのピニオンの回転作動により第1スライド杆と第2スライド杆とを前後方向に移動自在に設け、第1スライド杆に取り付けられた第1固定支持部材の先端に備えた固定挟持部に対して第1可動支持部材の先端に備えた可動挟持部を接離自在に設けた第1挟持部と、第2スライド杆に取り付けられた第2固定支持部材の先端に備えた固定挟持部に対して第2可動支持部材の先端に備えた可動挟持部を接離自在に設けた第2挟持部とを備え、前記ホルダーの回転作動により左右の第1挟持部及び左右の第2挟持部の対応間隔を袋の幅寸法に合わせて拡張及び縮小調節自在に設け、ガゼット袋の場合には、第1挟持部と第2挟持部とによって前後左右(4箇所)の縦縁を挟持して当該袋を掴着し、平袋(自立袋を含む)の場合には、第1挟持部又は第2挟持部によって両側(2箇所)の縦縁を挟持して当該袋を掴着するように設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装機におけるグリップ対の開度調節装置。
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