JP2005118799A - 金属管の縮径装置および金属管の縮径方法 - Google Patents

金属管の縮径装置および金属管の縮径方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 金属管表面のチャタマークの発生を防ぎ、かつ増肉を抑制することができる金属管の縮径装置、およびこれを用いた金属管の縮径方法を提供する。
【解決手段】 ダイスUD,LD・・・を、少なくとも3段備えた金属管3の縮径装置1であって、ダイスUD,LD・・・のうち上流から数えてn段目のダイスの内径をDnとし、1段目のダイス通過前の金属管3の外径をDobとした場合に、1段目のダイスの内径D1は、D1/Dob≧0.90の関係を満たし、更に、2段目以降のダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≧0.80の関係を満たし、かつ、連続する3段のダイスおいて、それぞれのダイスの内径Dnが、D(n−1)/D(n−2)−Dn/D(n−1)≦0.05の関係を満たすことを特徴とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属管の縮径装置、およびこれを用いた金属管の縮径方法に関する。
金属管の外径を縮小させる縮径装置としては、ダイスを用いて引抜加工する装置が周知である。図4にこの縮径装置を用いて、金属管内にプラグを挿入せずに縮径する方法、所謂空引き抽伸により金属管を縮径する工程の概略断面図を示す。図4に示すように、縮径装置20に設けたダイス21は、縮径される金属管22の外径Dobより小さい内径Dを有し、かつ、金属管22の投入口23に絞り形状を有する縮径部24を備えている。これにより、投入口23から投入された金属管22は、図示しない引抜装置にて、白抜き矢印方向に向かって引抜力Fで引き抜かれることにより、所定の縮径率で縮径される。ここで、ダイス21を通過した後の金属管22の外径をDoaとした場合に、縮径率は、[(Dob−Doa)÷Dob×100]で計算される(以下、特に断らない限り、「縮径率」の計算は同様に行うものとする)。なお、ダイス21通過後の金属管22の外径Doaは、ダイス21の内径Dとほぼ等しくなる。
この縮径装置20を用いて、金属管22を空引き抽伸により縮径する際は、従来、縮径後の金属管22の管肉厚が縮径前より厚くなっていた。金属管22の管肉厚(以下、単に「肉厚」とする)が厚くなる理由を、図4を参照して説明する。図4に示すように、金属管22が引抜力Fで引き抜かれる際、縮径部24の曲面から金属管22へ反作用の力、即ち抗力RFが働く。この抗力RFの分解成分のうち、縮径部24の曲面の法線方向に働く力RFvにより、金属管22の金属部材22aが、金属管22の径方向へ移動し、金属管22が縮径される。この際、金属管22の長手方向への変形(伸び)を考えない場合、即ち、金属管22の長さを変化させずに外径を縮小させるような塑性変形を行った場合、金属部材22aの占める体積は変化しないため、金属管22の内径の縮小量(縮径前の内径Dib−縮径後の内径Dia)は外径の縮小量(縮径前の外径Dob−縮径後の外径Doa)より大きくなる。したがって、縮径後の肉厚Taは、縮径前の肉厚Tbより厚くなる(Ta>Tb)。なお、実際の縮径加工においては、引抜力Fにより、金属管22は長手方向にも変形するため、金属部材22aは、金属管22の径方向だけでなく、長手方向へも移動する。
縮径により肉厚が厚くなる(増肉する)と、縮径後の肉厚を所定の値とするには、空引き抽伸の前工程で、予め肉厚を薄く加工しなければならないため、前工程における生産性が低下する。また、増肉した金属管22を伝熱管に使用した場合には、冷媒流量が低下し、伝熱性能が劣化するおそれがある。
更に、金属管22の断面図である図5(a)に示すように、縮径前の金属管22に微小な疵22bが存在していると、縮径による増肉に伴い、疵22bが径方向に拡大する[図5(b)]。そのため、縮径加工中の金属管22の破断等の不具合が生じ易くなる。
この増肉を抑制する方法として、引抜方向と逆向きの方向に働く力(以下、単に「逆張力」という)を付与する方法が挙げられる。逆張力を付与することにより、金属管22は、引抜方向と逆向きの方向にも引っ張られながら引き抜かれる。その結果、金属管22の長手方向への変形量、即ち、金属部材22aの長手方向への移動量が増加し、その分、金属部材22aの径方向への移動が抑制される。これにより、増肉をある程度抑制することができる。
前記した逆張力を付与する方法としては、例えば、図6に示すようなダイスを用いる方法が特許文献1に記載されている。図6に示すように、ダイス30は、金属管22を縮径する縮径部30aおよび縮径部30bを備えている。金属管22をダイス30により白抜き矢印方向に引き抜いて縮径する場合、縮径部30aから金属管22へと、引抜方向と逆向きの方向に抗力が働く。この抗力が逆張力となるため、金属管22は、縮径部30aと縮径部30bとの間で、縮径部30aによる抗力(逆張力)と引抜力とにより引っ張られる。
また、例えば、特許文献2には、前後段2つのダイスを備えた縮径装置を用いることにより、逆張力を付与する方法が記載されている。この縮径装置を用いて金属管22を縮径する場合は、前段ダイスの縮径部から金属管22へと抗力が働くため、この抗力が逆張力となる。これにより、特許文献1の場合と同様に金属管22は、前段ダイスの縮径部と後段ダイスの縮径部との間で引っ張られる。また、2段以上のダイスを直列に配列し、これらのダイスにより金属管22を連続的に抽伸し、上流側ダイスの縮径部から金属管22へと働く抗力を逆張力として作用させることにより、金属管22の増肉を抑制する方法が特許文献3に記載されている。
特開昭51−13356号公報(第1頁右下欄第8〜第2頁左上欄第10行目、第1図) 特開昭54−83666号公報(第2頁左上欄第6〜第2頁右上欄第6行目、第2図) 特開平3−42112号公報(第2頁右下欄第5〜第3頁左上欄第9行目、第2図および第4図)
しかし、特許文献1に記載の縮径装置においては、縮径部30aによる縮径率と縮径部30bによる縮径率との差が固定されているため、縮径工程の自由度が妨げられる。また、縮径率によっては、外観不良の原因となるチャタマークが発生する。このチャタマークとは、金属管22の長手方向に対し、斜め方向に周期的に発生する表面疵であり、金属管22の径方向への変形抵抗が高い場合に、剪断変形が起こることによって発生する。前記変形抵抗を抑えるためには、縮径部30aによる縮径率と縮径部30bによる縮径率とをそれぞれ小さくしなければならない。それぞれの縮径率を小さくすると、縮径装置通過後の最終外径をfDoaとした場合の総合縮径率[(Dob−fDoa)÷Dob×100]が小さくなる。よって、特許文献1に記載の縮径装置を、金属管22の仕上げ加工に用いた場合において、チャタマークを発生させずに最終外径fDoaを小さくするためには、仕上げ加工の前工程で、予め外径を小さく加工しなければならず、前工程における生産性が低下する。
また、特許文献2に記載の縮径装置においても、縮径率によっては同様にチャタマークが発生する。また、特許文献3に記載の縮径方法においても縮径率の大きい加工工程が存在するためチャタマークの発生を完全に防止することは難しい。
本発明は、金属管の縮径加工の際、金属管表面のチャタマークの発生を防ぎつつ、総合縮径率を大きくすることができ、かつ、金属管を空引き抽伸により縮径する場合には、増肉を抑制することができる金属管の縮径装置、およびこれを用いた金属管の縮径方法を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意研究実験を進めた結果、ダイスの段数およびそれぞれのダイスの内径を規制することにより、前記課題を解決することができる本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の発明の要旨は、金属管の外径を縮小させるダイスを、少なくとも3段備えた金属管の縮径装置であって、前記ダイスのうち、上流から数えてn段目のダイスの内径をDnとし、最上流に設置された1段目のダイス通過前の金属管の外径をDobとした場合に、前記1段目のダイスの内径D1は、D1/Dob≧0.90の関係を満たし、更に、2段目以降のダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≧0.80(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たし、かつ、連続する3段のダイスおいて、それぞれのダイスの内径Dnが、D(n−1)/D(n−2)−Dn/D(n−1)≦0.05(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たすことを特徴とする金属管の縮径装置にある。
請求項1に記載の金属管の縮径装置は、少なくとも3段のダイスを備えているため、金属管が2段目以降のダイスにより縮径される場合、それぞれ前段のダイスから抗力(逆張力)が付与される。更に、それぞれのダイスの内径Dnを前記した範囲に規制することによって、それぞれのダイスによる縮径率が適正な範囲に規制されるため、金属管の空引き抽伸による増肉を抑制することができる。
また、それぞれのダイスの内径Dnを前記した範囲に規制することによって、金属管の径方向への過剰な変形抵抗を抑えることができるため、金属管表面のチャタマークの発生を防ぐことができる。
また、それぞれのダイスの内径Dnを前記した範囲に規制した結果、それぞれのダイスによる縮径率が小さくなっても、ダイスの段数を増やすことにより、総合縮径率を大きくすることができる。
また、請求項2に記載の発明の要旨は、請求項1に記載の金属管の縮径装置において、前記1段目のダイスと最下流に設置された最終ダイスとの間に設置されたダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≦0.95(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たすことを特徴とする金属管の縮径装置にある。
請求項2に記載の金属管の縮径装置は、1段目のダイスと最終ダイスとの間に設置されたダイスのそれぞれの内径Dnを前記した範囲に規制することによって、それぞれのダイスによる縮径率が5%以上となるため、ダイスの段数の過剰な増加を抑えることができる。これにより、金属管の引抜力を適正な範囲に設定することができるため、金属管の破断を防ぐことができる。
また、請求項3に記載の発明の要旨は、請求項1または請求項2に記載の金属管の縮径装置において、前記1段目のダイスよりも上流側に、金属管の引抜力に対して逆向きの張力を付与する張力付与装置を備えたことを特徴とする金属管の縮径装置にある。
請求項3に記載の金属管の縮径装置により金属管を縮径すると、1段目のダイスにより縮径される際も、金属管に引抜力に対して逆向きの張力が付与されるため、金属管の空引き抽伸による増肉をより一層抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明の要旨は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の金属管の縮径装置において、前記1段目のダイスよりも上流側に、金属管の歪を矯正する矯正機を備えたことを特徴とする金属管の縮径装置にある。
請求項4に記載の金属管の縮径装置は、1段目のダイスよりも上流側に設置された矯正機によって、金属管の歪が矯正されるので、ダイスへの金属管の供給が安定する。
また、請求項5に記載の発明の要旨は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の金属管の縮径装置において、前記1段目のダイスよりも上流側に、金属管の外表面の油分を除去する脱脂槽を備えたことを特徴とする金属管の縮径装置にある。
請求項5に記載の金属管の縮径装置は、1段目のダイスよりも上流側に脱脂槽を備えているため、金属管の外表面の油分が、脱脂槽を通過することにより除去される。これにより、油分に起因する焼き付き等を防止することができる。
また、請求項6に記載の発明の要旨は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の縮径装置を用いて、金属管を縮径する縮径方法であって、金属管を送り出す工程と、前記金属管を縮径する工程と、前記金属管を引き抜く工程とを少なくとも有する金属管の縮径方法にある。
請求項6に記載の金属管の縮径方法によれば、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の縮径装置を用いているため、チャタマークの発生を防ぎつつ、総合縮径率を大きくすることができ、かつ、金属管を空引き抽伸により縮径する場合には、増肉を抑制することができる縮径方法を具現することができる。
このような金属管の縮径装置または金属管の縮径方法によれば、金属管表面のチャタマークの発生を防ぎつつ、総合縮径率を大きくすることができ、かつ、金属管を空引き抽伸により縮径する場合には、増肉を抑制することができる。
次に、本発明に係る金属管の縮径装置、およびこれを用いた金属管の縮径方法における実施形態について、適宜図面を参照しつつ説明する。
参照する図1は、本発明の一実施形態である縮径装置に使用されるダイスの概略断面図である(図1には、多段に構成されたダイスのうち、連続する2段のダイスを示している)。また、図2は、本発明で用いられる張力付与装置の一実施形態を示す概略断面図、図3は、本発明の縮径方法の一実施形態を示す模式図である。
本発明の縮径装置により縮径される金属管の材質は特に限定されず、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の材質からなる金属管に適用できる。
また、縮径される金属管の外径についても特に限定されない。
更に、本発明の縮径装置に用いられるダイスを形成する材料についても特に限定されず、縮径する金属管の材質、硬度等から適正な材料を選定することができる。例えば、銅管(銅合金管を含む)を縮径する場合は、TiC粉末等の硬質の炭化物やTiN粉末等の硬質の窒化物を焼結した超硬質ダイスが適している。
本発明の一実施形態である縮径装置1に使用されるダイスの形状については、図1に示すように、上流側ダイスUDおよび下流側ダイスLDの投入口に設けた縮径部UDa,LDaと、この縮径部UDa,LDaに滑らかに繋がる円筒状通路UDb,LDbとを有しているものが使用できる。また、縮径される金属管3を安定して供給するためには、ダイスUD,LDは、図1に示すように、縮径部UDa,LDaの長手方向の断面形状が円弧等の曲線形状であり、かつ、ダイスUD,LDの出口にテーパー部UDc,LDcを有しているものが好ましい。
また、図1に示す断面方向から見て、縮径部UDa,LDaと金属管3とが最初に接する点A,Bにおける曲線の曲率半径が、それぞれのダイスUD,LDで縮径される前における金属管3の外径の1〜10倍であることが好ましい。1倍未満の場合は、引抜力が過大となり、金属管3の破断が生じ易くなる。一方、10倍を超えると、金属管3が点A,Bに接してから円筒状通路UDb,LDbに至るまでの移動距離を長く設ける必要があるため、装置設計上の自由度が妨げられる。
また、円筒状通路UDb,LDbの長手方向の長さは、それぞれのダイス通過前における金属管3の外径の1/10〜3/4であることが好ましい。1/10未満の場合はダイスUD,LDが劣化し易くなるため繰返し使用することが困難となる。一方、3/4を超えると、金属管3を安定して供給することが困難となる。
また、ダイスUD,LDとの摩擦による金属管3の表面の劣化を防ぐため、それぞれのダイスUD,LDにより縮径する前に、金属管3の表面に潤滑油を塗布することが好ましい。この潤滑油の塗布方法は特に限定されないが、例えば、図1に示すように、ダイスUD,LDを保持するダイスケース4に潤滑油の流通孔5を設け、注入口5aから潤滑油を注入することにより、金属管3の表面に潤滑油を塗布すれば良い。なお、過剰な潤滑油は排出口5bから排出されるため、排出口5bの下方に潤滑油受け皿6を設けるのが好ましい。
ダイスの段数については、3段以上であれば特に限定されないが、好ましくは3〜6段である。1段では、金属管3を空引き抽伸により縮径した場合に、抗力(逆張力)が付与されないために、増肉量が大きくなる。2段では、総合縮径率が小さい場合は、増肉をある程度抑制することができるが、総合縮径率を大きくしなければならない場合は増肉を抑制することが困難となる。つまり、1段目のダイスによる縮径率を大きくする(1段目のダイスの内径を小さくする)と、抗力(逆張力)が付与されないために、金属管3が1段目のダイスを通過する際の増肉量が大きくなる。また、1段目のダイスによる縮径率を抑えて、2段目のダイスによる縮径率を大きくすると、1段目のダイスにより付与される抗力(逆張力)が小さくなるため、2段目のダイスを通過する際の増肉量が大きくなる。
一方、6段を超える場合は、引抜力が過大となり、金属管3を縮径する際に、破断が生じ易くなる。
ダイスの内径については、上流から数えてn段目のダイスの内径をDnとし、最上流に設置された1段目のダイス通過前の金属管3の外径をDobとした場合に、1段目のダイスの内径D1は、D1/Dob≧0.90の関係を満たし、更に、2段目以降のダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≧0.80(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たしている。これにより、1段目のダイスによる縮径率が10%以下となり、2段目以降のダイスによる縮径率が、それぞれ20%以下となる。1段目のダイスによる縮径率が10%を超えると、金属管3を空引き抽伸により縮径した場合に、金属管3が1段目のダイスを通過する際の増肉量が大きくなる。2段目以降のそれぞれのダイスにより縮径する際は、隣接する上流側のダイスUDの縮径部UDaにより抗力(逆張力)を受けるので、2段目以降のそれぞれのダイスによる縮径率は、1段目のダイスによる縮径率より大きくても良い。しかし、2段目以降のそれぞれのダイスによる縮径率が20%を超える場合は、前記抗力(逆張力)を受けても、増肉を抑制することが困難となるだけでなく、金属管3を縮径する場合に、径方向の変形抵抗が高くなるため、金属管3の表面にチャタマークが発生し易くなる。
また、それぞれのダイスの内径Dnを前記した範囲に規制した結果、それぞれのダイスによる縮径率が小さくなっても、引抜力が過大とならない範囲で、ダイスの段数を増やせば、総合縮径率を大きくすることができる。
また、連続する3段のダイスおいて、それぞれのダイスの内径Dnが、D(n−1)/D(n−2)−Dn/D(n−1)≦0.05(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たしている。これにより、2段目のダイスから最終ダイスまで、連続する2つのダイス間において、下流側のダイスLDによる縮径率から上流側のダイスUDによる縮径率を差し引いた値が5%以下となる。前記値が5%を超えると、上流側のダイスUDの縮径部UDaから受ける抗力が、引抜力に対し小さくなるため、金属管3を空引き抽伸により縮径した場合に、増肉抑制効果が不充分となる。なお、2段目のダイスによる縮径率から1段目のダイスによる縮径率を差し引いた値が5%を超える場合において、縮径加工の際、2段目のダイス通過時における金属管3の肉厚が一時的に増加しても、前記した関係を満たしていれば、3段目以降のダイスで縮径される際に、上流側のダイスUDの縮径部UDaから受ける抗力(逆張力)と引抜力とにより、金属管3の金属部材の長手方向への移動が促進され、総合増肉量は抑制される。よって、2段目のダイスによる縮径率から1段目のダイスによる縮径率を差し引いた値は5%を超えてもよい。
また、1段目のダイスと最終ダイスとの間に設置されたダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≦0.95(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たすことが好ましい。前記関係を満たせば、1段目のダイスと最終ダイスとの間に設置されたそれぞれのダイスによる縮径率が5%以上となるため、ダイスの段数の過剰な増加を抑えることができる。これにより、金属管3の引抜力を適正な範囲に設定することができるため、金属管3の破断を防ぐことができる。
本発明の縮径装置1には、金属管3の増肉をより一層抑制するために、1段目のダイスよりも上流側において、逆張力を付与する張力付与装置を設けても良い。この張力付与装置は、引抜力よりも弱い力で逆張力を付与することができる装置であれば、特に限定されない。例えば、図2に示すような、パウダーブレーキ11,11と、このパウダーブレーキ11,11に連結するキャタピラ12,12とを備えた張力付与装置10を用いることができる。図2に示すように、張力付与装置10は、1段目のダイス13の上流側に設けられている。また、キャタピラ12,12は、それぞれ縮径する金属管3の上面および下面に転接している。このキャタピラ12,12は回転可能であるが、キャタピラ12,12が回転する際、パウダーブレーキ11,11によって一定の回転抵抗力RRF,RRFが付与される。なお、キャタピラ12,12の表面はウレタン等の樹脂(図示せず)により被覆されているため、金属管3を傷つけることはない。
この張力付与装置10を用いて、金属管3を空引き抽伸により縮径する場合は、図示しない引抜装置により金属管3に引抜力Fを与え、金属管3を引き抜く。これにより、金属管3が白抜き矢印方向に移動し、この移動に伴ってキャタピラ12,12が回転する。しかし、キャタピラ12,12にはパウダーブレーキ11,11により、引抜力Fより小さい回転抵抗力RRF,RRFが付与されるため、この回転抵抗力RRF,RRFが逆張力として働く。これにより、金属管3は、キャタピラ12,12と、1段目のダイス13との間で金属管3の長手方向に引っ張られ、金属管3の増肉を抑制することができる。なお、回転抵抗力RRF,RRFの合力は、引抜力Fの10〜70%であることが好ましい。10%未満では、増肉抑制効果が不充分である。一方、70%を超えると、金属管3の引抜をスムーズに行うことが困難となる。
また、本発明の縮径装置1には、ダイスへの金属管3の供給を安定させるために、1段目のダイス13よりも上流側において、金属管3の歪を矯正する矯正機を設けても良い。この矯正機は特に限定されないが、ロールを用いて矯正するローラーレベラー18(図3参照)が好適に使用できる。なお、前記した張力付与装置10を用いる場合は、逆張力を付与する際の妨げとならないように、張力付与装置10の上流側に矯正機を設けるのが好ましい。
また、本発明の縮径装置1には、金属管3の外表面の油分に起因する焼き付きを防止するために、1段目のダイス13よりも上流側に脱脂槽17(図3参照)を設けても良い。この脱脂槽17に使用する溶剤は特に限定されないが、灯油等が好適に使用できる。なお、前記した張力付与装置10やローラーレベラー18を用いる場合は、それぞれの装置の上流側に脱脂槽17を設ければ、張力付与装置10のキャタピラ12,12や、ローラーレベラー18のローラー部をクリーンな状態に保つことができる。
なお、後記するように、本発明の縮径装置1は、金属管3を送り出すための装置として例えば巻き出し装置15(図3参照)等を備えている。更に、金属管3を引き抜くための装置として例えばドラム16(図3参照)等を備えている。また、金属管3の製品形状がコイル状であれば、ドラム16等によって引き抜かれた金属管3を巻き取るための巻き取り装置19(図3参照)等を設けても良い。
次に、本発明に係る金属管の縮径方法の一実施形態について、図3を用いて説明する。図3に示すように、本実施形態の縮径方法は、前記した縮径装置1(張力付与装置10は設けていない)を用いて金属管3を縮径する方法であって、金属管3を送り出す工程(送り出し工程)と、前記したダイスUD,LD・・・からなる多段ダイス14(ダイスは図示せず)により金属管3を縮径する工程(縮径工程)と、金属管3を引き抜く工程(引抜工程)とを少なくとも有している。
送り出し工程に使用する装置としては、図3に示すようなコイル状の金属管3を送り出す場合は、巻き出し装置15等を使用するが、本発明の送り出し工程に使用する装置はこれに限定されず、例えば、直管状の金属管を送り出す場合は、公知の直管供給装置を使用することができる。
また、引抜工程に使用する装置としては、図3に示すように、コイル状に巻き付け可能な金属管3を引き抜く場合は、ドラム16等を使用するが、本発明の引抜工程に使用する装置はこれに限定されず、例えば、直管状の金属管を引き抜く場合は、ドローベンチ式の抽伸装置等を使用することができる。
また、図3に示すように、送り出し工程後に、脱脂槽17を用いた脱脂工程と、ローラーレベラー18(矯正機)を用いた矯正工程とを設けても良い。
また、金属管3の製品形状が、図3に示すようなコイル状であれば、最終工程として、巻き取り装置19等により巻き取る工程(巻き取り工程)を設けても良い。
更に、図示はしないが、縮径工程の前に、前記した張力付与装置10を用いて逆張力を付与する工程を設けても良い。
以上、本発明に係る金属管の縮径装置、およびこれを用いた金属管の縮径方法における実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、ドラム16等の引抜装置の下流側に探傷装置を備えた縮径装置とし、この探傷装置によって金属管3の表面傷の有無を検査する探傷工程を有する縮径方法としても良い。
次に、本発明の実施例について、特許請求の範囲から外れる比較例を参照しつつ説明する。なお、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
縮径する金属管として、外径が7.00mm、肉厚が0.3mmの銅管(燐脱酸銅管)を使用し、下記に示す条件により、図3に示す工程に従い縮径した。なお、いずれの条件も、総合縮径率を同一の値とするために、最終ダイスの内径は全て5.00mmとした。
(条件)
ダイス:超硬質ダイス(円弧状タイプ)
段数および内径:表1に示す条件
それぞれのダイスの円筒状通路の長さ:3mm
巻き取り速度:10m/min
潤滑油:J2BS(共英油化社製)
前記条件にて、それぞれ銅管を4mだけ空引き抽伸により縮径加工し、縮径後の銅管表面のチャタマークの有無および縮径による増肉率について評価した。縮径による増肉率は、縮径前および縮径後の肉厚をマイクロメーターで測定した値をそれぞれ、Tb,Taとした場合に、[(Ta−Tb)/Tb×100]で計算した値とした。TbおよびTaは、縮径前および縮径後において、銅管の前端部および後端部より長さ10mmの輪切り試料を採取し、それぞれの部分の断面において0,3,6,9時の位置で肉厚を測定し、これら8点の値の平均値とした。評価結果を表1に示す。なお、表1において、Dn(n=1〜4)は上流から数えてn段目のダイスの内径を示し、Dobは1段目のダイス通過前の銅管の外径(7.00mm)を示す。また増肉率の評価については、2%以下である場合、増肉抑制効果が優れるとして「○」、2%を超える場合、増肉抑制効果が劣るとして「×」と判定した。
Figure 2005118799
表1に示すように、実施例1〜4はいずれも本発明(請求項1に記載の発明)の条件範囲内とした結果、縮径後の銅管表面にチャタマークが発生せず(無し)、更に、増肉率も2%以下となり、増肉抑制効果も優れていた(「○」)。
一方、比較例1〜5はいずれも本発明の条件から外れた条件で縮径加工を行った結果、増肉率が2%を超えており、いずれも増肉抑制効果が劣っていた(「×」)。
この内、比較例1、比較例2および比較例3については、それぞれ、D2/D1の値、D1/Dobの値、(D2/D1−D3/D2)の値が本発明の条件から外れている。そのため、増肉抑制効果が劣る結果となった(「×」)。
また、比較例4および比較例5については、ダイスの段数がそれぞれ1段および2段であり、いずれも本発明の条件から外れているうえ、比較例4はD1/Dobの値、比較例5はD2/D1の値が、本発明の条件から外れている。これにより、増肉抑制効果が劣り(「×」)、更に、銅管の径方向への変形抵抗が高くなり、縮径後の銅管表面にチャタマークが発生した(有り)。
以上の実施例および比較例に示すように、銅管を縮径加工するダイスの段数およびそれぞれのダイスの内径を、本発明の条件範囲内とした場合のみ、銅管表面のチャタマークの発生を防ぎ、かつ、増肉を抑制することができた。
本発明の一実施形態である縮径装置に使用されるダイスの概略断面図である。 本発明で用いられる張力付与装置の一実施形態を示す概略断面図である。 本発明の縮径方法の一実施形態を示す模式図である。 従来の縮径装置を説明するための概略断面図である。 従来の縮径装置により金属管を縮径した際に、金属管内部の疵が深さ方向に拡大する様子を説明するための金属管の断面図である。 従来の縮径装置を説明するための概略断面図である。
符号の説明
1 縮径装置
3 金属管
10 張力付与装置
13,LD,UD ダイス
17 脱脂槽
18 ローラーレベラー(矯正機)

Claims (6)

  1. 金属管の外径を縮小させるダイスを、少なくとも3段備えた金属管の縮径装置であって、
    前記ダイスのうち、上流から数えてn段目のダイスの内径をDnとし、最上流に設置された1段目のダイス通過前の金属管の外径をDobとした場合に、前記1段目のダイスの内径D1は、D1/Dob≧0.90の関係を満たし、更に、2段目以降のダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≧0.80(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たし、かつ、連続する3段のダイスおいて、それぞれのダイスの内径Dnが、D(n−1)/D(n−2)−Dn/D(n−1)≦0.05(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たすことを特徴とする金属管の縮径装置。
  2. 前記1段目のダイスと最下流に設置された最終ダイスとの間に設置されたダイスの内径Dnはそれぞれ、Dn/D(n−1)≦0.95(nは式中のダイスの段数を表す数以上の整数)の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の金属管の縮径装置。
  3. 前記1段目のダイスよりも上流側において、金属管の引抜力に対して逆向きの張力を付与する張力付与装置を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属管の縮径装置。
  4. 前記1段目のダイスよりも上流側において、金属管の歪を矯正する矯正機を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の金属管の縮径装置。
  5. 前記1段目のダイスよりも上流側において、金属管の外表面の油分を除去する脱脂槽を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の金属管の縮径装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の縮径装置を用いて、金属管を縮径する縮径方法であって、
    金属管を送り出す工程と、
    前記金属管を縮径する工程と、
    前記金属管を引き抜く工程とを少なくとも有する金属管の縮径方法。
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