JP2005117764A - モータのターミナル接続部構造及びモータのターミナル接続部組立方法 - Google Patents

モータのターミナル接続部構造及びモータのターミナル接続部組立方法 Download PDF

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Takemichi Iizuka
剛道 飯塚
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Abstract

【課題】部品点数を削減して低コスト化と組立作業性の簡素化及び電気的接続の信頼性の向上を図ることができるモータのターミナル接続部構造を提供する。
【解決手段】アース用と信号線用及び電源用の各導電性のターミナル21乃至25を、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の所定位置より該ギヤケースカバー14の側部14bの外面に一体突出形成された筒状のコネクタ部15内に所定長突出する位置まで長尺に形成し、このコネクタ部15内に所定長突出した各長尺のターミナル21乃至25の一端部21a,22a,23a,24a,25aをコネクタ用の外部接続端子として一体化し、かつ、コネクタ部15内に所定長突出した各長尺のターミナルの一端部21a,22a,23a,24a,25aを該コネクタ部15の底面15aの嵌合孔15bに圧入嵌合されるホルダー30を介してこの筒状のコネクタ部15内に位置決めして固定した。
【選択図】図7

Description

本発明は、ワイパモータ等のモータのターミナル接続部構造及びモータのターミナル接続部組立方法に関する。
この種のワイパモータのターミナル接続部構造として、ギヤケースカバーの天井部の外面に一体突出形成されたコネクタ部に縦方向よりターミナルを差し込んで組み付けるものを図9及び図10に示す(例えば、特許文献1参照)。
このワイパモータ1は、図9及び図10に示すように、モータケース2に結合されたギヤケース3の開口部3aを覆うギヤケースカバー4を有している。このギヤケースカバー4の天井部4aの外面にはコネクタ部5を筒状に一体突出形成してある。
そして、図10に示すように、ギヤケースカバー4の天井部4aの内面にはアース用と信号線用及び電源用の複数の導電性のターミナル6を配索してある。この各ターミナル6の上方に略直角に折り曲げられた外部接続端子部6aがギヤケースカバー4の天井部4aの内面側から該天井部4aに形成された端子部挿入孔4bに縦方向より差し込まれて筒状のコネクタ部5内に所定長突出している。
このワイパモータ1では、1本のターミナル6をギヤケースカバー4の天井部4aの内面側に向けて略直角に折り曲げた外部接続端子部6aを筒状のコネクタ部5内に縦方向より差し込むだけの簡単な組立構造であるため、組立作業性に優れているが、ワイパモータ1が装着される車両の取付スペースが省スペース化されている現在では、ギヤケースカバーの側部の外面に一体突出形成されたコネクタ部に横方向よりターミナルを差し込んで組み付ける構造のものが主流となっている。
このギヤケースカバーの側部の外面に一体突出形成されたコネクタ部に横方向よりターミナルを差し込んで組み付けるようにしたワイパモータのターミナル接続部構造として、図11〜図13に示すものがある。
このワイパモータのターミナル接続部構造に用いられるギヤケースカバー4′の側部4cの外面には、図11〜図13に示すように、筒状のコネクタ部5′を横方向に延びるように一体突出形成してある。
そして、図11及び図12(a),(b)に示すように、ギヤケースカバー4′の天井部4aの内面にアース用と信号線用及び電源用の5本の導電性のターミナル7a,7b,7c,7d,7e(総称して図11中符号7で示す)を上方より配索すると共に、コネクタ部5′の底面、即ちギヤケースカバー4′の側部4cに上下2段で5カ所形成された端子挿通孔4d,4eに各外部接続端子8a,8b,8c,8d,8e(総称して図11中符号8で示す)を横方向より差し込んで筒状のコネクタ部5′内に所定長突出させる。この際、図13(a),(b)に示すように、外部接続端子8a,8b,8c,8d,8eの各基端部8fがターミナル7a,7b,7c,7d,7eの一端側にカール状(コ字状)に折り曲げ形成された各圧着部7fにそれぞれ圧着されて電気的に接続される。
特開平9−175334号公報
特開平8−275441号公報
特開2003−111348号公報
しかしながら、前記従来の側部4cにコネクタ部5′を備えたワイパモータのターミナル接続部構造では、ギヤケースカバー4′の天井部4aの内面に配索される各ターミナル7a,7b,7c,7d,7eとコネクタ部5′内に所定長突出するように配索される各外部接続端子8a,8b,8c,8d,8eとを別部品でそれぞれ製造しているため、その分、部品点数が多くなってコスト高になった。また、外部接続端子8a,8b,8c,8d,8eの各基端部8fとターミナル7a,7b,7c,7d,7eの各圧着部7fとの圧着接続に不良が発生すると、導通不良の可能性があり、この圧着接続の信頼性を高めるには、各基端部8fと各圧着部7fの寸法精度を厳しくする必要が有り、益々高価なものとなっていた。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、部品点数を削減して低コスト化を図ることができ、かつ、組立作業性の簡素化及び電気的接続の信頼性の向上を図ることができるモータのターミナル接続部構造及びモータのターミナル接続部組立方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、モータケースに結合されたギヤケースの開口部を覆うギヤケースカバーの側部の外面にコネクタ部を筒状に一体突出形成し、前記ギヤケースカバーの天井部の内面に複数の導電性のターミナルをそれぞれ取り付け、かつこれら複数のターミナルにそれぞれ電気的に接続される外部接続端子を前記筒状のコネクタ部内に所定長突出させたモータのターミナル接続部構造において、前記複数のターミナルを前記ギヤケースカバーの天井部の内面の所定位置より前記筒状のコネクタ部内に所定長突出する位置まで長尺に形成し、この筒状のコネクタ部内に所定長突出した前記各長尺のターミナルの一端部を前記各外部接続端子として一体化し、かつ前記筒状のコネクタ部内に所定長突出した前記各長尺のターミナルの一端部を該筒状のコネクタ部の底面に形成された嵌合孔に固定されるホルダーを介してこの筒状のコネクタ部内に位置決めして固定したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のモータのターミナル接続部構造であって、前記筒状のコネクタ部の底面の嵌合孔を正面矩形に形成すると共に、前記ホルダーを該嵌合孔に圧入状態で嵌合される大きさの直方体状に形成し、このホルダーの中央部に前記各長尺のターミナルの一端部が挿通される端子貫通孔を等間隔毎に並列にそれぞれ形成する一方、前記ホルダーに前記嵌合孔への圧入位置を規制するストッパーを形成し、かつ前記各長尺のターミナルの一端部に前記ギヤケースカバーの天井部の内面に突出した係合突起に係止される係止部を形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、モータケースに結合されたギヤケースの開口部を覆うギヤケースカバーの側部の外面にコネクタ部を筒状に一体突出形成し、前記ギヤケースカバーの天井部の内面に複数の導電性のターミナルをそれぞれ取り付け、かつこれら複数のターミナルにそれぞれ電気的に接続される外部接続端子を前記筒状のコネクタ部内に所定長突出させたモータのターミナル接続部組立方法において、前記ギヤケースカバーの天井部の内面の所定位置より前記筒状のコネクタ部内に所定長突出する位置まで延びてその一端部を外部接続端子として一体化した長尺のターミナルを複数用い、これら各長尺のターミナルの一端部を前記ギヤケースカバーの天井部の内面上の斜め横方向より前記筒状のコネクタ部内に差し込んで該筒状のコネクタ部内に所定長突出させ、次に、この筒状のコネクタ部の底面に形成した嵌合孔にホルダーを圧入嵌合して該筒状のコネクタ部内に所定長突出した前記各長尺のターミナルの一端部を該ホルダーを介して位置決めして固定し、次に、前記ギヤケースカバーの天井部の内面に位置する前記各長尺のターミナルのうちで一体成形されたターミナル同士の連結部を切断することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ギヤケースカバーの天井部の内面の所定位置に配索される複数のターミナルを、ギヤケースカバーの側部の外面に一体突出形成された筒状のコネクタ部内の所定突出位置まで延びるように長尺に形成し、この筒状のコネクタ部内に所定長突出した各長尺のターミナルの一端部をコネクタ用の外部接続端子として一体化したので、従来のギヤケースカバーの側部の外面にコネクタ部を突設したターミナル接続部構造に比べて、部品点数を削減して低コスト化を図ることができ、また、筒状のコネクタ部内に所定長突出した複数の長尺のターミナルの各一端部の位置を該筒状のコネクタ部の底面の嵌合孔に圧入されるホルダーを介して正確に位置決めして簡単に固定することができる。
請求項2の発明によれば、筒状のコネクタ部の底面の嵌合孔を正面矩形に形成すると共に、ホルダーを嵌合孔に圧入により固定される大きさの直方体状に形成し、ホルダーの中央部に各長尺のターミナルの一端部が挿通される端子貫通孔を等間隔毎に並列に形成したので、筒状のコネクタ部の底面の嵌合孔にホルダーを位置決めして簡単に圧入して嵌合することができる。また、この嵌合の際に、各長尺のターミナルの一端部に形成された係止部及び該係止部を係止するギヤケースカバーの天井部の内面に突出された係合突起により筒状のコネクタ部内及びギヤケースカバーの天井部の内面からの各長尺のターミナルの抜けを確実に防止することができ、電気的接続の信頼性をより一段と向上させることができる。
請求項3の発明によれば、複数の長尺のターミナルの一端部をギヤケースカバーの天井部の内面上の斜め横方向より筒状のコネクタ部内に差し込んだ後で、筒状のコネクタ部の底面の嵌合孔にホルダーを圧入嵌合するだけの簡単な作業で済むため、従来のギヤケースカバーの側部の外面にコネクタ部を突設したターミナル接続部組立方法に比べて、組立作業性をより一段と向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のワイパモータの平面図、図2は同ワイパモータの側面図、図3は同ワイパモータに用いられるギヤケースカバーを内側から見た平面図、図4(a)は同ギヤケースカバーの側部の外面に突設されたコネクタ部の正面図、図4(b)は図4(a)中Y部分の拡大図、図5は図4(a)中X−X線に沿う拡大断面図、図6は同ホルダーの斜視図、図7は同ギヤケースカバーの内部にターミナルとチョークコイルを組み付ける直前の状態を示す縦断面図、図8は同ギヤケースカバーの内部に組み付けられたターミナルの一端部にホルダーを装着した状態を示す部分縦断面図である。
図1,図2に示すように、ワイパモータ(モータ)10は、金属製のモータケース11にビス12Aを介して結合されたアルミダイカスト製のギヤケース13を有しており、このギヤケース13の開口部13aは該ギヤケース13にビス12Bを介して結合された合成樹脂製のギヤケースカバー14で覆われている。このギヤケースカバー14の側部14bの外面には、図1〜図3及び図7,図8に示すように、略四角筒状のコネクタ部15を一体突出形成してある。尚、このワイパモータ10により回転する出力軸16に連結されたクランクアーム17と該クランクアーム17のボールジョイント17aに支持された図示しないリンクコンロッド等を介して図示しないワイパを上部反転位置と下部反転位置との間で低速或いは高速で往復移動させるようになっている。
図3に示すように、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面(下面)には、アース用で導電性のターミナル21とオートストップ回路用(信号線用)で導電性のターミナル22と電源用で導電性のターミナル23と高速駆動用(信号線用)で導電性のターミナル24及び低速駆動用(信号線用)の導電性のターミナル25がそれぞれ配索されるようになっている。これら各ターミナル21,22,23,24,25は、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の所定位置より略四角筒状のコネクタ部15内に所定長突出する位置まで延びるように長尺の板状に形成されていると共に、それらの両端側は所定形状に折り曲げ形成されている。
また、各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aは、略四角筒状のコネクタ部15の底面15a(コネクタ部15内に対向するギヤケースカバー14の側部14b)に形成されたホルダー圧入用の嵌合孔15bに圧入状態で嵌合され固定される後述するホルダーを介して該コネクタ部15内に所定長突出するコネクタ用の外部接続端子となっている。即ち、各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aにコネクタ用の外部接続端子を一体化して形成してある。
さらに、図3,図7,図8に示すように、略四角筒状のコネクタ部15内に所定長突出した各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aは、該略四角筒状のコネクタ部15の底面15aの嵌合孔15bに圧入嵌合される合成樹脂製のホルダー30を介して上下及び左右方向に位置決めされて固定されるようになっている。
また、図3,図8に示すように、各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aの後端21b,22b,23b,24b,25bはギヤケースカバー14の天井部14aの内面に一体突出形成された係合突起14c上の各係止凹部14dに位置決めされて係合されていると共に、該後端21b,22b,23b,24b,25bの前部両側面に形成された係止突起(係止部)21c,22c,23c,24c,25cが該係合突起14により係止されることにより抜け止めされている。さらに、各長尺のターミナル21,22,23,24,25のギヤケースカバー14の天井部14aの内面に対向する所定位置には、該ギヤケースカバー14の天井部14aの内面に形成された位置決め凹部14eに係止される位置決め突起21d,22d,23d,24d,25dを一体突出形成してある。
さらに、図3に示すように、アース用のターミナル21とオートストップ用のターミナル22と電源用のターミナル23及び高速駆動用のターミナル24と低速駆動用のターミナル25は複数の連結部(切断用繋ぎ部)26を介して一枚の導電性の金属板をプレス加工等することにより一体成形されており、当該一体成形された各長尺のターミナル21,22,23及び24,25をギヤケースカバー14の天井部14aの内面に配索してその各一端部21a,22a,23a及び24a,25aをホルダー30で位置決めして固定した後で所定手段により上記各連結部26を切断することにより分離できるようになっている。
さらに、図3,図7に示すように、高速駆動用のターミナル24の他端部24eおよび低速駆動用のターミナル25の他端部25eには、それぞれ加締用の相対向する一対の爪24f,24fおよび25f,25fが突出形成してあり、円柱状のマグネット27を内蔵した各チョークコイル28の一端部28aは、該一対の爪24f,24fおよび25f,25fをそれぞれ加締ることによって固定される。この各チョークコイル28は比較的高い周波数の電流を阻止し、直流又は比較的低い周波数の電流だけを通過させることを目的としたコイルであり、その他端部28bには中継端子29の一端部29aに突出形成した加締用の相対向する一対の爪29b,29bをそれぞれ加締ることによって固定される。
図5,図7,図8に示すように、偏平で略四角筒状のコネクタ部15の底面15aにはホルダー30が圧入嵌合される正面矩形の嵌合孔15bを形成してある。
図3〜図8に示すように、ホルダー30は合成樹脂により横に延びる直方体状(ブロック状)に形成してあり、その各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aに対向する位置に該一端部21a,22a,23a,24a,25aが挿通される端子貫通孔31を等間隔毎に並列にそれぞれ形成してある。また、ホルダー30の前側の両側部には該ホルダー30の嵌合孔15bへの圧入位置を規制するストッパー32を上下方向に一体突出形成してある。そして、各上下一対のストッパ32,32がコネクタ部15の底面15aの嵌合孔15bの圧入時に該嵌合孔15bの周囲の底面15aに係止されてそれ以上の進入が阻止されるようになっている。さらに、図4(b)及び図6に示すように、ホルダー30の両側面には上下一対の突条33,33をそれぞれ一体突出形成してある。この各上下一対の突条33,33が嵌合孔15bの両側面15c,15cに圧接されることにより、ホルダー30は嵌合孔15bに隙間なく圧入嵌合されるようになっている。
尚、図8に示すように、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の略中央には、出力軸16と共に回転するコンタクタ18を枢支軸19を介して回転自在に支持してある。このコンタクタ18の先端に取り付けられた接点部18aが各ターミナル21,22,23に接触したり、離反することでワイパモータ10の図示しないアーマチュア軸のコンミュテータ側に信号及び電流を供給したり、遮断するようになっている。
次に、上記構成のワイパモータ10のギヤケースカバー14の天井部14aの内面及び該ギヤケースカバー14の側部14bの外面に一体突出形成されたコネクタ部15内に各ターミナル21,22,23,24,25を組み付ける場合について説明する。
図7に示すように、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の所定位置から偏平で略四角筒状のコネクタ部15内の所定突出位置まで延びてコネクタ用の外部接続端子となる一端部21a,22a,23a,24a,25aを一体形成した長尺のターミナル21,22,23,24,25を用い、これら各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aをギヤケースカバー14の天井部14aの内面上の斜め横方向より略四角筒状のコネクタ部15内に差し込んで該コネクタ部15内に所定長突出させる。この際、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の所定位置に形成された位置決め凹部14eに各長尺のターミナル21,22,23,24,25の位置決め突起21d,22d,23d,24d,25dを嵌め込むと共に、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面に一体突出形成された係合突起14cの各係合凹部14dに各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aの後端21b,22b,23b,24b,25bを係合して、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の所定位置に各長尺のターミナル21,22,23,24,25を位置決めして固定する。
次に、図3及び図8に示すように、この略四角筒状のコネクタ部15の底面15aの嵌合孔15bにホルダー30を圧入嵌合して該四角筒状のコネクタ部15内に所定長突出した各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aを該ホルダー30を介して位置決めして固定する。
次に、図3に示すように、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面に位置する各長尺のターミナル21,22,23,24,25のうちで一体形成された一対のターミナル21,22,23及び24,25同士の連結部26を所定手段を介して切断する。これにより、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面及び該ギヤケースカバー14の側部14bに一体突出形成されたコネクタ部15内に各ターミナル21,22,23,24,25が組み付けられる。
このように、各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aをギヤケースカバー14の天井部14aの内面上の斜め横方向より略四角筒状のコネクタ部15内に差し込んだ後で、略四角筒状のコネクタ部15の底面15aの嵌合孔15bにホルダー30を圧入嵌合するだけの簡単な作業で済むため、従来のギヤケースカバー4′の側部4cの外面にコネクタ部5′を突設したターミナル接続部組立方法に比べて、組立作業性をより一段と向上させることができる。
また、ギヤケースカバー14の天井部14aの内面の所定位置に並列にそれぞれ配索される5本のターミナル21,22,23,24,25をギヤケースカバー14の側部14bの外面に一体突出形成された略四角筒状のコネクタ部15内の所定長突出する位置まで長尺に形成し、この略四角筒状のコネクタ部15内に所定長突出した各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aをコネクタ用の外部接続端子として該各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端側に一体化したので、従来のギヤケースカバー4′の側部4cの外面にコネクタ部5′を突設したターミナル接続部構造に比べて、部品点数を削減して低コスト化をより一段と図ることができる。
さらに、略四角筒状のコネクタ部15内に並列に所定長突出した5本の長尺のターミナル21,22,23,24,25の各一端部21a,22a,23a,24a,25aの上下及び左右方向の位置を、該コネクタ部15の底面15aの正面矩形の嵌合孔15bに圧入嵌合される直方体状のホルダー30に等間隔毎に並列に配置された各端子貫通孔31を介して正確に位置決めして簡単に固定することができる。この嵌合の際に、各長尺のターミナル21,22,23,24,25の一端部21a,22a,23a,24a,25aの後端21b,22b,23b,24b,25bの両側に形成された係止突起21c,22c,23c,24c,25c及び該各係止突起21c,22c,23c,24c,25cを係止するギヤケースカバー14の天井部14aの内面に一体突出形成された係合突起14c及び各係合凹部14cによりコネクタ部15内及びギヤケースカバー14の天井部14aの内面からの各長尺のターミナル21,22,23,24,25の抜けを確実に防止することができ、電気的接続の信頼性をより一段と向上させることができる。
尚、前記実施形態によれば、ワイパモータのターミナル接続部構造及びターミナル接続部組立方法について説明したが、ワイパモータ以外のモータに前記実施形態を適用できることは勿論である。
本発明の一実施形態のワイパモータの平面図である。 上記ワイパモータの側面図である。 上記ワイパモータに用いられるギヤケースカバーを内側から見た平面図である。 (a)は上記ギヤケースカバーの側部の外面に一体突出形成されたコネクタ部の正面図、(b)は同(a)中Y部分の拡大図である。 図4(a)中X−X線に沿う拡大断面図である。 上記ホルダーの斜視図である。 上記ギヤケースカバーの内部にターミナルとチョークコイルを組み付ける直前の状態を示す縦断面図である。 上記ギヤケースカバーの内部に組み付けられたターミナルの一端部にホルダーを装着した状態を示す部分縦断面図である。 従来例のワイパモータの斜視図である。 上記従来例のワイパモータの断面図である。 他の従来例のワイパモータに用いられるギヤケースカバーの内部にターミナルを組み付ける前の状態を示す断面図である。 (a)は上記他の従来例のギヤケースカバーのコネクタ部に各外部接続端子を装着する前の状態を示す部分横断面図、(b)は同部分縦断面図である。 (a)は上記他の従来例のギヤケースカバーのコネクタ部に各外部接続端子を装着した状態を示す部分横断面図、(b)は同部分縦断面図である。
符号の説明
10 ワイパモータ(モータ)
11 モータケース
13 ギヤケース
13a 開口部
14 ギヤケースカバー
14a 天井部
14b 側部
14c 係合突起
15 コネクタ部
15a 底面
15b 嵌合孔
21,22,23,24,25 ターミナル
21a,22a,23a,24a,25a 一端部(外部接続端子)
21c,22c,23c,24c,25c 係止突起(係止部)
26 連結部
30 ホルダー
31 端子貫通孔
32 ストッパ

Claims (3)

  1. モータケースに結合されたギヤケースの開口部を覆うギヤケースカバーの側部の外面にコネクタ部を筒状に一体突出形成し、前記ギヤケースカバーの天井部の内面に複数の導電性のターミナルをそれぞれ取り付け、かつこれら複数のターミナルにそれぞれ電気的に接続される外部接続端子を前記筒状のコネクタ部内に所定長突出させたモータのターミナル接続部構造において、
    前記複数のターミナルを前記ギヤケースカバーの天井部の内面の所定位置より前記筒状のコネクタ部内に所定長突出する位置まで長尺に形成し、この筒状のコネクタ部内に所定長突出した前記各長尺のターミナルの一端部を前記各外部接続端子として一体化し、かつ前記筒状のコネクタ部内に所定長突出した前記各長尺のターミナルの一端部を該筒状のコネクタ部の底面に形成された嵌合孔に固定されるホルダーを介してこの筒状のコネクタ部内に位置決めして固定したことを特徴とするモータのターミナル接続部構造。
  2. 請求項1記載のモータのターミナル接続部構造であって、
    前記筒状のコネクタ部の底面の嵌合孔を正面矩形に形成すると共に、前記ホルダーを該嵌合孔に圧入状態で嵌合される大きさの直方体状に形成し、このホルダーの中央部に前記各長尺のターミナルの一端部が挿通される端子貫通孔を等間隔毎に並列にそれぞれ形成する一方、前記ホルダーに前記嵌合孔への圧入位置を規制するストッパーを形成し、かつ前記各長尺のターミナルの一端部に前記ギヤケースカバーの天井部の内面に突出した係合突起に係止される係止部を形成したことを特徴とするモータのターミナル接続部構造。
  3. モータケースに結合されたギヤケースの開口部を覆うギヤケースカバーの側部の外面にコネクタ部を筒状に一体突出形成し、前記ギヤケースカバーの天井部の内面に複数の導電性のターミナルをそれぞれ取り付け、かつこれら複数のターミナルにそれぞれ電気的に接続される外部接続端子を前記筒状のコネクタ部内に所定長突出させたモータのターミナル接続部組立方法において、
    前記ギヤケースカバーの天井部の内面の所定位置より前記筒状のコネクタ部内に所定長突出する位置まで延びてその一端部を外部接続端子として一体化した長尺のターミナルを複数用い、これら各長尺のターミナルの一端部を前記ギヤケースカバーの天井部の内面上の斜め横方向より前記筒状のコネクタ部内に差し込んで該筒状のコネクタ部内に所定長突出させ、次に、この筒状のコネクタ部の底面に形成した嵌合孔にホルダーを圧入嵌合して該筒状のコネクタ部内に所定長突出した前記各長尺のターミナルの一端部を該ホルダーを介して位置決めして固定し、次に、前記ギヤケースカバーの天井部の内面に位置する前記各長尺のターミナルのうちで一体成形されたターミナル同士の連結部を切断することを特徴とするモータのターミナル接続部組立方法。
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