JP2005117135A - データ伝送システム、端末装置、データ伝送方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の端末装置間に設定された1つの循環用チャネルに、各端末装置で発生されたデータを累積的に多重して伝送する。端末装置に、循環用チャネルに多重したデータを、当該データが循環用チャネルを一巡する間保持するデータ保持部2Aと、データ保持期間前に書き込んだ旧データをデータ保持部2Aから読み出し、循環用チャネルから削除する旧データ削除部2Bと、旧データ削除後の循環用チャネルに、現データを多重するデータ多重部2Cとを設ける。
【選択図】図2
Description
かかる目的を実現するため、一つの発明では、1チャンネル分の伝送帯域で循環データの生成と循環とを実現できるシステムを提案する。
図1に、システム例を示す。図1のシステムは、4つの端末装置1(1a、1b、1c、1d)でなる。
4つの端末装置1はループ状に接続されている。ループ状に形成された伝送路には、データの収集と配信を目的とした循環用チャネルが設定されている。
なお、各端末装置間の接続は、有線接続でも無線接続でも良い。無線接続の場合、同様の接続形態が得られるように、どの端末装置がどの端末装置にデータを伝送するかを予め取り決めておく。
なお、伝送データには、音声データ、映像データ、数値データ、文字データ(テキストデータ)、制御データ、これらの組み合わせその他を含む。
伝送誤り判定部2Dは、循環用チャネルのデータ量を監視し、伝送誤りの有無を判定するためのデバイスである。データ量は、例えば一定期間のデータ値を積分して求める。この動作は、データ量の平均値を求めるのと同じである。データ量の算出には、伝送データの種類に応じて最適なものを用いる。
停止通知部2Fは、伝送誤り有りと判定されたとき、他の端末装置に旧データ削除部による削除処理の停止を通知するためのデバイスである。この通知は、伝送データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間に亘り実行される。前述のデータリセットにより削除すべき旧データが存在しなくなることによる。なお、現データの多重化は停止されないので、1循環期間が経過した後は、データ伝送が正常な状態に戻る。
また図4に示すように、伝送方向が互いに逆向きの2つのパス3、4を送受信する端末装置1を用いてデータ伝送システムを構成する場合、各端末装置は図5に示す送受信部を有することが望ましい。なお図4では、処理パス3を図中太線で示す。また、中継パス4を図中細線で示す。
入出力インタフェース1Aは、処理パス用のデータ入力部1A1と、中継パス用のデータ出力部1A2とを有する外部端末との接続装置である。また、入出力インタフェース1Bは、処理パス用のデータ出力部1B1と、中継パス用のデータ入力部1B2とを有する外部端末との接続装置である。
また例えば、端末装置間を無線で接続する場合、データ入力部1A1、1B2及びデータ出力部1A2、1B1は、対応するチャネルを送受信するためのインタフェースを構成する。
図9に、他のシステム例を示す。図9のシステムは、やはり同一構成でなる4つの端末装置1を、2つの入出力インタフェース1A及び1Bを介して各端末装置を接続する。ただし、図9のシステムでは、これら端末装置をループ状に接続する。
このとき、処理パス用のデータ入力部1A1とデータ出力部1B1同士の接続は第1のループを形成し、中継パス用のデータ入力部1B2とデータ出力部1A2同士の接続は第2のループを形成する。
また一つの発明によれば、伝送誤りが発生してもこれをリセットにより除去できる。これにより、データの伝送の信頼性を高めることができる。
また一つの発明では、全ての端末装置が自動的なパスの折り返し機能を内蔵するため、各端末装置を順序付けて接続するだけで、ループ状の伝送路を有するシステムを構築できる。また同時に、端末装置の増減や伝送路の形状の変化にも柔軟に対応できるシステムを実現できる。
以下の説明では、好適な実施の形態をハードウェアとして実現する場合について説明するが、かかるハードウェアと等価なソフトウェア処理によっても実現できる。
この記憶媒体には、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスク又はハードディスク)又は磁気テープのような磁気記憶媒体、光ディスク、光テープ又はマシン読取り可能なバーコードのような光記憶媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリメモリ(ROM)のような半導体記憶装置の他、コンピュータプログラムを記憶するために使用される他の物理装置又は媒体が含まれる。
(a−1)応用例
以下、端末装置1の実施形態を端末10して説明する。本実施形態では、端末10として、図5に示す構成のものを採用する。従って、システム構成は図4に示すものとなる。システムを構成する端末は、前述の接続が可能な限り、同一の空間内に設置される必要はない。
図10に、循環用チャネルを用いて各端末で発生されたデータを他の全ての端末とリアルタイムで送受する場合に用いる。図10は、音声システムに適用した例である。
また図10では、図中左端の端末10aから循環用チャネルの音声データをシステムの外部に出力する。出力先には、例えばスピーカ、記録装置、ネットワーク接続装置、通信装置、サーバ、コンピュータ装置等が考えられる。
図11に、循環用チャネルを用いてデータをルーティングする場合の応用例を示す。このシステムは特定の端末で循環用チャネルを共用することにより、端末相互間の通信を実現するものである。この機能を用いることにより、1対1、1対n、n対1、n対m(nとmは、n≠mを満たす自然数)の通信を実現できる。図11は、これらのうち1対1の通信例と1対2の通信例を表している。
図12に、これらの機能を全て組み合わせた応用例を示す。このシステムは、各端末に、マイクロホン11、スピーカ12、入力装置13を設けることで、音声通話のみならず、音声以外のデータの送受も可能とするものである。例えば、会議システムに利用できる。
図12では、さらに一部の端末にコンピュータ14が接続されている。このコンピュータ14を用いて、アジェンダ、会議資料その他を配布する。また図12では、一部の端末にLANインタフェース14が接続されている。このLANインタフェース14を通じて、会議の際の音声がサーバ15に伝送され記録される。
図13に、端末間の接続にケーブルを使用する場合の配線例を示す。ここでは、端末間の配線に、ペアケーブルを使用する。例えばカテゴリー5のLANケーブルを使用する。
この接続例の場合、複数の端末毎にACアダプタ16を配置し、電源もケーブルを通じて供給する。これにより、全体としてのケーブル数が低減される。
なお、各分岐路の末端に接続される端末10の接続形態は、常に図8(C)に示した構成となる。このように、分岐装置17を用いると、図8(C)に示す接続形態の端末がシステム内に複数設けられる。この場合でも、図8(B)に示す接続形態はシステム内に一つである。
(b−1)伝送データの構造例
次に、データを伝送するのに用いる伝送データの構造を説明する。図15に、伝送データの構造例を示す。図15は、伝送にUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を用いる場合の一例である。UART自体は、非同期伝送技術の一つとして周知の技術であるので詳細な説明は省略する。簡単に説明すると、データ先頭のスタートビット“0”検出後、内部カウンタによって一定時間毎に所定のデータビット数だけビット中央でデータの1/0を判定しながらデータを読み込み続けることにより通信を行う手法である。所定ビットの読み込み終了後は、新たに次フレームのスタートビットの検出を始める。
・ビット長=5クロック/0.0805μS
・スロット長=5×17=85クロック/1.37μS
・31スロット長=85×31=2635クロック/42.44μS
・ギャップ長=181クロック/2.9μS
・フレーム長=2816クロック/45.35μS
・クロック周波数=62.0928Mhz/0.0161μS
図16に、26個の音声スロットを示す。音声スロットは循環用チャネルとしてのミキシングチャネル、ステレオ音声を伝送するステレオチャネル、モノラル音声を伝送するモノラルチャネルの3種類からなる。この3種類へのスロットの割付は任意ではあるがシステム動作時には固定される。
なお、このスロット数は、循環データの生成と循環とを別チャネルで行う場合の半分である。
モノラルチャネルは、端末からの音声(左音声+右音声)を循環させるためのチャネルである。モノラルチャネルは、26−N−2M個のスロットでなる。このNとMの値は、システム情報として制御データ等を通じて予め全端末に通知される。
(c−1)全体構成
図17に、端末10の回路構成を示す。端末10は、送受信ブロック10Aと、データ処理ブロック10Bを主要ブロックとする。このうち、送受信ブロックは、データの送受と自動的な折り返し制御を行うブロックである。一方、データ処理ブロック10Bは、スロットへの音声データの書き込みと、スロットから音声データの読み出しを行うブロックである。端末10には、音声データの書き込み用にAD変換器10Cが、音声データの読み出しようにDA変換器10Dが設けられている。
なお端末10には、電源供給用の電源端子10Gが設けられている。
その他、端末10には、当端末をミキシングコントローラとして動作させるか、非ミキシングコントローラとして動作させるか設定するための端子10Jを備える。
(c−2−1)回路構成
図18に、送受信ブロック10Aの内部構成を示す。なお、UART部分は省略して示している。
前端末との接続段は、データセレクタ10A1と、折り返し制御部10A2と、受信シフトレジスタ10A3と、ホールドレジスタ10A4と、送信シフトレジスタ10A5とでなる。データセレクタ10A1の2入力には、処理パスの入力データと中継パスの出力データが入力される。
ホールドレジスタ10A4は、受信データを16ビット(スロット)毎保持し、この受信データをパラレルデータとしてデータ処理ブロック10Bに渡す。
なお、中継パスの処理経路上に設けられるフレームバッファメモリ10A8とアドレス制御部10A9についても同様である。
自端末が非クロックマスタの場合、受信フレームから1フレーム時間遅れたタイミング(自クロックでカウント)を、フレームの送信タイミングとする。
なお、タイミング制御部10A14の内部で発生されたビットカウント値は、スロットカウンタに出力される。
タイミング制御部10A14は、ギャップ検出部10A141と、スタートビット検出部10A142と、受信ビットカウンタ10A143と、1フレーム遅延器10A144と、フレーム周期生成部10A145と、クロック切替器10A146、10A147と、送信ビットカウンタ10A148とからなる。
1フレーム遅延器10A144は、送信開始のタイミング(送信ビットカウンタ10A148)の動作タイミングを与える回路部である。1フレーム遅延器10A144の出力は、端末が非クロックマスタとして動作する場合に、クロック切替器10A146により選択される。
送信ビットカウンタ10A148は、1フレーム遅延器10A144又はフレーム周期生成部10A145の出力をトリガとして送信ビットをカウントアップする。このカウント値の更新周期で(17ビット(スロット)カウント毎)、読み出し領域の下位アドレスが更新される。なお、読み出し領域の上位アドレスは、最終スロットの送信直後に更新される。
データ伝送システムは、ミックスコントローラとして機能する1つの端末10と、非ミックするコントローラとして機能する3つの端末10とでなる。ミックスコントローラとして機能する端末は、循環用チャネルに伝送誤りが発生していないか監視するための端末である。この監視機能は、ミックスコントローラに固有である。なお、ミックスコントローラについても、循環用チャネルに自端末の音声を多重できるようにしても良い。
図20に、非ミキシングコントローラとして動作する端末のデータ処理ブロック10Bの内部構成を示す。
遅延用シフトレジスタ10B2の出力は、減算器10B3に与えられる。
加算器10B6は、データセレクタ10B4で選択されたデータに、AD変換器10Cの出力である現在の音声データを加算して出力するデバイスである。
図21に、ミックスコントローラとして動作する端末のデータ処理ブロック10Bの内部構成を示す。ミックスコントローラは、クロックマスタと同じ端末に定めても良い。その場合、クロックマスタの自動設定機能を用いてミックスコントローラを自動設定できる。
データセレクタ10B13は、受信データaとリセット値“0”とのいずれか一方を選択的に出力するデバイスである。例えば、マルチプレクサで実現する。データの選択は、リカバリーフラグ発生器10B11から出力されるリカバリーフラグRPの値に基づいて行う。
続いて、本実施形態に係るシステムの動作状況に応じ、各端末で実行される処理動作を説明する。
端末がケーブルを通じて直列接続されたシステムでは、電源投入後、自動的に折り返し制御が実行され、論理的にデイジーチェーンが形成される。
前述のように、この処理を実行するのは折り返し制御部10A2及び10A11である。図22に、この折り返し制御の概念構成を示す。
かくして、前述したデイジーチェーンが自動的に設定される。
手動スイッチを”自動”に設定しておけば、A端子側の折り返し制御部10A2の状態により、システム内の1台のみがクロックマスタ端末に自動設定される。
次に、クロックマスタ端末として動作する端末の処理動作を説明する。図24は、動作状態の遷移を示す図である。まず電源がオンすると、書き込みページカウンタWPCがデータ“0”に設定される(SP101)。この後、データの書き込み系とデータの読み出し系とで別々の動作が実行される。図24では、書き込み系の動作を図中左側に、読み出し系の動作を図中右側に示す。
続いて、31スロット分のデータを受信する動作に移行する(SP105)。このとき、受信データはビット毎に受信シフトレジスタ10A3にシリアル転送され、スロット単位でホールドレジスタ10A4に書き込まれる。そして、データ処理ブロック10Bで処理されたデータがフレームバッファメモリ10A6(10A8)に書き込まれる。以上、一連の動作がフレーム毎繰り返し実行される。
クロック分のギャップを生成する(SP107)。
次に、非クロックマスタ端末として動作する端末の処理動作を説明する。図26は、動作状態の遷移を示す図である。まず電源がオンすると、書き込みページカウンタWPCが“0”に設定される(SP111)。この後、受信ギャップを待ち受ける状態になる(SP112)。
まず、書き込み系の動作を説明する。ここでは、スタートビットの検出がアドレス制御部10A7に与えられ、書き込みページカウンタが1つ更新される(SP114)。
ここでは、非ミキシングコントローラ端末による音声多重動作を説明する。なお以下では、ミキシングコントローラとして動作する端末も、説明の便宜上、非ミキシングコントローラとして動作する端末と同じ音声多重処理を実行するものとして説明する。
ここでは、端末10aの音声データをDa、端末10bの音声データをDb、端末10cの音声データをDc、端末10dの音声データをDdとする。そして、現在フレームの音声データをD(0)、1フレーム前の音声データをD(1)というように定める。
・4フレーム前のデータ Da(−4)、Db(−4)、Dc(−4)、Dd(−4)
・3フレーム前のデータ Da(−3)、Db(−3)、Dc(−3)、Dd(−3)
・2フレーム前のデータ Da(−2)、Db(−2)、Dc(−2)、Dd(−2)
・1フレーム前のデータ Da(−1)、Db(−1)、Dc(−1)、Dd(−1)
・現在のデータ Da(−0)、Db(−0)、Dc(−0)、Dd(−0)
受信データレジスタ10B1に格納されているのは、ミキシング音声データである。従って、例えば端末10aの場合、その内容aa(−0)は、以下のように表すことができる。
・aa(−0)=Da(−4)+Dd(−3)+Dc(−2)+Db(−1)
・aa(−0)−Da(−4)=Dd(−3)+Dc(−2)+Db(−1)
減算器10B3の減算結果は、データセレクタ10B4により選択され、加算器10B6に与えられる。加算器10B6では、以下の加算処理が実行され、前述の減算結果a(a−b)に現在時刻の音声データaa(−0)が加算される。
・a(a−b)+Da(−0)
=Dd(−3)+Dc(−2)+Db(−1)+Da(−0)
受信されたミキシング音声データを聞く場合(出力する場合)であって、自端末から新たに多重する音声データは除くとき、減算器10B3の出力をDA変換器10Cに与えてアナログ音声信号に変換する。
伝送誤りの検出が通知されている場合(RPフラグ=“1”のとき)、その期間中は、データセレクタ10B4の入力が受信データレジスタ10B1に切り替えられる。このため、過去の音声データの減算処理は停止され、現在の音声データのみを加算する処理になる。この実施例の場合、4フレーム期間中は、加算器10B6による加算処理のみが実行される。4フレーム期間中にミキシングチャネルが4端末の音声データで満たされる。リカバリー期間の終了は、リカバリーフラグ“0”の制御データにより通知される。
ここでは、ミキシングコントローラとして機能する端末に固有の伝送誤り検出動作を説明する。この端末では、受信データaを積分レジスタ10B8で一定時間積分(累算)する。前述のように、音声データは直流成分(DC成分)を含まない。このため、積分値Σaはあるレベル内を変動するのみであり、一方的に増加又は減少することはない。
なお、伝送誤りが検出されない間(RP=0)、ミキシングコントローラ端末は、受信データをそのまま送信データレジスタ10B14に書き込む。
例えば、電源投入時は、各端末の動作が一斉に開始されるとは限らない。このため、電源投入直後は、不正常データが残留する。しかし、この場合も、前述の誤り検出機能により正常な動作状態に復帰させることができる。
以上のように、実施形態に係る端末を使用すれば、各端末の合成音を生成するためのチャネルを用いることなく、合成音を各端末で聞くことができる。また、合成音を生成するためのチャネルが不要なため、伝送帯域を有効活用できる。例えば、ミキシングチャネルを従来の2倍にできる。また例えば、他の用途に割り当てるチャネル数を増やすことができる。
上述の実施形態では、主に音声データに着目して説明したが、音声データを映像データに置き換えることもできる。また、音声データと映像データを統合して使用する場合にも適用できる。
2 データ処理部
2A データ保持部
2B 旧データ削除部
2C データ多重部
2D 伝送誤り判定部
2E データリセット部
2F 停止通知部
3 処理パス
4 中継パス
10 端末
10A 送受信ブロック
10B データ処理ブロック
Claims (11)
- 複数の端末装置間に設定された1つの循環用チャネルに、各端末装置で発生されたデータを累積的に多重して伝送するデータ伝送システムにおいて、
前記端末装置はそれぞれ、
自端末が前記循環用チャネルに多重したデータを、当該データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間保持するデータ保持部と、
書き込みから前記期間が経過した旧データを前記データ保持部から読み出し、前記循環用チャネルから削除する旧データ削除部と、
旧データ削除後の循環用チャネルに、自端末の現データを多重するデータ多重部と
を有することを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項1に記載のデータ伝送システムにおいて、
1つの前記端末装置が、
前記循環用チャネルのデータ量を監視し、伝送誤りの有無を判定する伝送誤り判定部と、
伝送誤り有りと判定されたとき、伝送データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間、前記循環用チャネルの伝送データをリセットするデータリセット部と
を有することを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項2に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記端末装置は、
伝送誤り有りと判定されたとき、伝送データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間、他の端末装置に、前記旧データ削除部による削除処理の停止を通知する停止通知部
を有することを特徴とするデータ伝送システム。 - 請求項1に記載のデータ伝送システムにおいて、
前記端末装置は、
処理パス用のデータ入力部と中継パス用のデータ出力部とが設けられた第1の入出力インタフェースと、
処理パス用のデータ出力部と中継パス用のデータ入力部とが設けられた第2の入出力インタフェースと、
前記処理パス用のデータ入力部を監視して、他の端末装置から出力された処理パスの入力があるか検出し、処理パスの入力が検出されるときは当該処理パスを選択して転送し、処理パスの入力が検出されないときは中継パス用のデータ出力部に与えられる中継パスを選択して処理パス側に折り返す第1のパス選択部と、
前記中継パス用のデータ入力部を監視して、他の端末装置から出力された中継パスの入力があるか検出し、中継パスの入力が検出されるときは当該中継パスを選択して転送し、中継パスの入力が検出されないときは処理パス用のデータ出力部に与えられる処理パスを選択して中継パス側に折り返す第2のパス選択部と
を有することを特徴とするデータ伝送システム。 - 自端末が循環用チャネルに多重したデータを、当該データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間保持するデータ保持部と、
書き込みから前記期間が経過した旧データを前記データ保持部から読み出し、前記循環用チャネルから削除する旧データ削除部と、
旧データ削除後の循環用チャネルに、自端末の現データを多重するデータ多重部と
を有することを特徴とする端末装置。 - 請求項5に記載の端末装置は、
前記循環用チャネルのデータ量を監視し、伝送誤りの有無を判定する伝送誤り判定部と、
伝送誤り有りと判定されたとき、伝送データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間、前記循環用チャネルの伝送データをリセットするデータリセット部と
を有することを特徴とする端末装置。 - 請求項6に記載の端末装置は、
伝送誤り有りと判定されたとき、伝送データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間、他の端末装置に、前記旧データ削除部による削除処理の停止を通知する停止通知部
を有することを特徴とする端末装置。 - 請求項5に記載の端末装置は、
処理パス用のデータ入力部と中継パス用のデータ出力部とが設けられた第1の入出力インタフェースと、
処理パス用のデータ出力部と中継パス用のデータ入力部とが設けられた第2の入出力インタフェースと、
前記処理パス用のデータ入力部を監視して、他の端末装置から出力された処理パスの入力があるか検出し、処理パスの入力が検出されるときは当該処理パスを選択して転送し、処理パスの入力が検出されないときは中継パス用のデータ出力部に与えられる中継パスを選択して処理パス側に折り返す第1のパス選択部と、
前記中継パス用のデータ入力部を監視して、他の端末装置から出力された中継パスの入力があるか検出し、中継パスの入力が検出されるときは当該中継パスを選択して転送し、中継パスの入力が検出されないときは処理パス用のデータ出力部に与えられる処理パスを選択して中継パス側に折り返す第2のパス選択部と
を有することを特徴とする端末装置。 - 複数の端末装置間に設定された1つの循環用チャネルに、各端末装置で発生されたデータを累積的に多重して伝送するデータ伝送システムにおけるデータ伝送方法において、
前記端末装置がそれぞれ、
自端末が前記循環用チャネルに多重したデータを、当該データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間保持するステップと、
書き込みから前記期間が経過した旧データを前記データ保持部から読み出し、前記循環用チャネルから削除するステップと、
旧データ削除後の循環用チャネルに、自端末の現データを多重するステップと
を実行することを特徴とするデータ伝送方法。 - コンピュータに、
循環用チャネルに多重したデータを、当該データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間、保持させる機能と、
書き込みから前記期間が経過するまで保持しておいた旧データを、前記循環用チャネルから削除させる機能と、
旧データ削除後の循環用チャネルに、現データを多重させる機能と
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - コンピュータに、
循環用チャネルに多重したデータを、当該データが前記循環用チャネルを一巡するのに要する期間、保持させる機能と、
書き込みから前記期間が経過するまで保持しておいた旧データを、前記循環用チャネルから削除させる機能と、
旧データ削除後の循環用チャネルに、現データを多重させる機能と
を実行させるためのプログラム。
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