JP2005115759A - 受注システム、情報処理装置、制御方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

受注システム、情報処理装置、制御方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像の印刷注文を行うに際し、印刷拠点の諸事情に応じて、印刷対象となる画像の合成を前記印刷拠点で実行するか否かを判断することができるようにする。
【解決手段】 携帯端末101から印刷注文を受ける印刷受注サーバ104に配設されている印刷拠点データベース404に、印刷拠点となる印刷サーバ105を管理する印刷拠点管理テーブルを設け、この印刷拠点管理テーブルにおけるサーバ合成指定1004が「なし」に設定されている場合には、印刷受注サーバ104でテンプレートと画像の合成処理を実施せず、「あり」に設定されている場合には、印刷受注サーバ104でテンプレートと画像の合成処理を実施する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受注システム、情報処理装置、制御方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、通信端末から印刷注文を受けた画像に対する印刷データを生成するために用いて好適なものである。
近年、インターネットの普及に伴い、作成した文書や記録した画像を、インターネット経由で印刷注文することを可能とするサービスが増えている。更には、前記印刷注文サービスの発注者端末として携帯電話のごとき携帯端末を用いることも試行されており、このような携帯端末を用いて行われる印刷サービスも考案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。かかる技術によれば、携帯電話のごとき携帯端末からの印刷注文が実現可能となる。
特開2002−116982号公報 特開2002−251355号公報
ところで、前述した先行技術によれば、フォトフレーム等のテンプレートを印刷注文時に指定する。そして、印刷拠点において、専用のアプリケーションを用いるなどして印刷対象となる画像と前記テンプレートとを合成し、印刷を行うようにしていた。
一方、印刷を行う印刷拠点は、コンビニエンスストアなどにも拡大している。そして、前記印刷対象となる画像と前記テンプレートとを合成する合成作業を前記印刷拠点において行うことは、作業者の作業負荷が増すために、困難な場合もある。
このように従来の技術では、印刷拠点における諸事情によっては、印刷対象となる画像の合成を前記印刷拠点で実行するのが困難な場合があり、適切に印刷サービスを利用者に提供することができなくなる虞があるという問題点があった。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、画像の印刷注文を行うに際し、印刷拠点の諸事情に応じて、印刷対象となる画像の合成を前記印刷拠点で実行するか否かを判断することができるようにすることを目的とする。
本発明の受注システムは、ネットワークに接続された受注サーバ及び通信端末とを有する受注システムであって、前記通信端末からの画像の位置を示す位置情報、あるいは画像のサイズを示すサイズ情報を受注サーバへ送信する手段と、前記受注サーバにより、前記送信された位置情報、あるいはサイズ情報に基づいて画像の合成処理を行う手段と、前記合成された画像を出力先に応じてレンダリングする手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して通信端末と相互に接続された情報処理装置であって、前記画像の位置を示す位置情報、あるいは前記画像のサイズを示すサイズ情報を前記通信端末から受信する受信手段と、前記受信手段により受信した位置情報、あるいはサイズ情報に基づいて画像を合成する合成手段と、前記合成された画像を出力先に応じて、レンダリングするレンダリング手段とを有することを特徴とする。
本発明の制御方法は、ネットワークを介して通信端末と相互に接続された情報処理装置の制御方法であって、前記画像の位置を示す位置情報、あるいは前記画像のサイズを示すサイズ情報を前記通信端末から受信するステップと、前記受信手段により受信した位置情報、あるいはサイズ情報に基づいて画像を合成するステップと、前記合成された画像を出力先に応じて、レンダリングするステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、前記何れかに記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする。
以上説明したごとく本発明によれば、印刷拠点における状況に応じて、印刷データの合成処理を受注サーバで行うことにより、前記受注サーバ上で前記印刷データの合成処理を実行するか否かを判断することが可能になる。これにより、印刷サービスを利用者に適切に提供することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
<全体構成>
まず、図1を参照して本実施形態における印刷システムの全体構成を説明する。なお、本実施形態では、携帯電話101を用いて、ネットワーク106に接続された印刷受注サーバ104に対して印刷注文を行う場合を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態における印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1において、101a〜101nは、印刷注文操作を行う携帯電話などの携帯端末である。通常、携帯端末101a〜101nは、印刷注文操作者1人に対して1台所有されている。すなわち、本実施形態において、携帯端末101a〜101nは、複数存在する。ただし、携帯端末の数はいくつであってもよい。なお、以下の説明において、携帯端末101a〜101nを特定の1台に限定しない場合には、携帯端末101a〜101nを、必要に応じて携帯端末101と表す場合がある。
102は、前記携帯端末101と無線により通信を行い、後述するインターネット106と接続される基地局である。前記携帯端末101は、基地局102を介してインターネット106と接続される。
103は、画像の保管を行うアルバムサーバである。アルバムサーバ103は、前記携帯端末101に対して画像の閲覧機能を提供する。このほか、アルバムサーバ103は、後述する印刷受注サーバ104に対する印刷注文開始要求を実現する画面を携帯端末101に提供する。さらに、アルバムサーバ103は、携帯端末101の操作者が閲覧するプレビュー用画像や印刷画像を、印刷受注サーバ104に提供する。
104は、携帯端末101より要求される印刷注文開始要求を受信し、受信した印刷注文開始要求に基づいて、印刷注文の受注サービスを携帯端末101に提供する印刷受注サーバである。
105a〜105nは、前記印刷受注サーバ104において受注した印刷注文の印刷を行う印刷サーバである。なお、以下の説明において、印刷サーバ105a〜105nを特定の1台に限定しない場合には、印刷サーバ105a〜105nを必要に応じて印刷サーバ105と表す場合がある。
印刷サーバ105は、前記携帯端末101の操作者が印刷物を受け取る店舗などに設置されるほか、多量の印刷を実施する工場などにも設置される。また、印刷サーバ105の中には、前記印刷受注サーバ104が取り扱う商品のすべてを印刷することが可能なサーバと、一部の商品のみを印刷することが可能なサーバとの少なくとも何れか一方が存在する。
106は、前記基地局102、アルバムサーバ103、印刷受注サーバ104、印刷サーバ105を相互に接続するインターネットである。
なお、本実施形態では、インターネット106を用いて前記基地局102、アルバムサーバ103、印刷受注サーバ104、印刷サーバ105を相互に接続するようにしたが、コンピュータ装置のネットワークインタフェースを通じてデータ等を送受信することが可能な媒体であれば、インターネット106の代わりに他のネットワークを用いても構わない。
<コンピュータ装置の構成>
図2は、印刷受注サーバ104およびアルバムサーバ103の構成の一例を示すブロック図である。
200は、システムバス群である。なお、以下の説明では、システムバス群200を単にシステムバス200と表す。
システムバス200は、情報処理装置の筐体内にある後述する各ユニット201〜207を相互に接続し、各ユニット201〜207間において、データ並びに制御情報を伝送する伝送路である。
201は、RAM202に格納されている制御プログラムに従って装置全体を制御するCPUである。
202は、CPU201が実行する処理などの制御プログラムや文書画像等を格納するRAMなどの内部記憶部である。
203は、CPU201の制御の下にインターネット106等のネットワークとの接続を行って、図示しない外部装置とデータ等を送受信することができるようにするためのネットワークインタフェース(Net I/F)である。
204はファイルを保存する磁気ディスク等の外部記憶装置である。
205はディスプレイ、206はキーボード、207はマウス等のポインティングデバイスである。
RAM202に格納されている制御プログラムは、同じくRAM202に格納されているOS(Operating System)の機能を必要に応じて使用し、所定の動作を行う。具体的に説明すると、前記制御プログラムは、RAM202にデータを一時的に記憶させたり、前記一時的に記憶させたデータの内容を読み出したりする。このほか、前記制御プログラムは、外部記憶装置204にファイルを書き込んだり、前記書き込んだファイルの内容を読み出したりする。さらに、前記制御プログラムは、ネットワークインタフェース203を通じて図示しない外部装置とデータの送受信を行ったり、キーボード206やポインティングデバイス207からの入力を受領したり、ディスプレイ205に所定の情報を表示したりする。
なお、前記制御プログラムをRAM202に格納せずに、外部記憶装置204に格納し、外部記憶装置204から前記制御プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。また、ネットワークインタフェース203を介して前記制御プログラムを受信して実行するようにしてもよい。さらに、図2には示していないが、ROM等の読み出し専用の内部記憶部から前記制御プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
また、印刷受注サーバ104やアルバムサーバ103は、キーボード206やポインティングデバイス207の代わりに、あるいはそれらに加えて、音声入力装置等の他の入力装置を備えることもできる。また、これらすべての構成要素を必ずしも備える必要はない。印刷受注サーバ104やアルバムサーバ103においては、例えば、ディスプレイ205が省略される場合がある。また、キーボード206やポインティングデバイス207を他のコンピュータ装置と共有する場合もある。
印刷サーバ105に用いるコンピュータ装置は、図2に示したようなコンピュータ装置に、プリンタを接続して構成される。すなわち、印刷サーバ105は、プリンタを接続すること以外の構成については、図2に示したものと同等の構成で実現することが可能である。
図2に示す構成を包含する無線送受信装置を基地局102に備えるようにしたり、ネットワーク106を介して基地局102と前記無線送受信装置とを接続したりするなどして、携帯端末101と基地局102との間でデータの送受信を実現することが可能である。
なお、本実施形態においては、基地局102は、携帯端末101がインターネット106と接続されており、印刷受注サーバ104及びアルバムサーバ103とデータ等の送受信が可能となっていれば、いかなる構成であっても構わないため、詳細な説明を省略する。
<携帯端末装置の構成>
図3は、携帯端末101のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。
300は、システムバス群である。なお、以下の説明では、システムバス群300を単にシステムバス300と表す。
システムバス300は、携帯端末101に備わっている後述する各ユニット301〜313を相互に接続し、各ユニット301〜313間において、データ並びに制御情報を伝送する伝送路である。
301は、基地局102との間でデータなどを無線信号として送信及び受信するためのアンテナである。
302は、アンテナ301からの無線信号を復調してシステムバス300へ送信したり、システムバス300からのデータを変調してアンテナ301に与えたりする通信部である。303は、携帯電話として使用する際にユーザにより発声された音声に基づく音声信号等を取り込むマイクである。
304は、マイク303から入力された音声信号をディジタル信号に変換する音声符号化部である。
305は、携帯電話として使用する際に通話先で発声された音声に基づく音声データや、インターネット106に接続することによりダウンロードされた楽曲データ等を出力するスピーカである。
306は、通信部302を介して受けた音声データや楽曲データを再生する音声再生部である。なお、通信部302を介して受けた音声データや楽曲データは、ディジタル信号であるので、音声再生部306は、ディジタル信号である音声データや楽曲データをアナログ信号に変換して再生する。
307は、システムバス300を介して携帯端末101の各部を制御するコントローラである。
308は、コントローラ307が実行するプログラム等を格納するROMである。
309は、コントローラ307が実行するプログラムや文書画像等を格納するRAMである。
310は、コントローラ307の指示に基づき、文書や画像等の情報を表示するディスプレイである。
311は、携帯端末101に対して、操作者が入力操作する操作パネルである。
312は、後述するメモリカード313をシステムバス300に接続し、RAM309と同等の効果を果たすか、あるいは外部記憶部として使用することを可能とするメモリカードインタフェイスである。なお、以下の説明では、メモリカードインタフェイス312を、必要に応じてメモリカードi/f部312とを表す。
313は、携帯端末101から脱着可能であり、文書や画像等のデータ、並びにコントローラ307で実行されるプログラム等を記憶するメモリカードである。
なお、本実施形態においては、メモリカードi/f部312並びにメモリカード313を省略しても実現することが可能である。更には、携帯電話としての機能を省略し、インターネット106への接続機能に特化して、携帯端末101を構成しても構わない。
更には、撮像部並びに画像符号化部を携帯端末101に備え、静止画像や動画像の撮影機能等の付帯機能が、携帯端末101に備わっていても構わない。
<印刷受注サーバのモジュール構成>
次に、印刷受注サーバ104の論理ブロック(モジュール)構成を説明する。
図4は、印刷受注サーバ104のモジュール構成の一例を示すブロック図である。
104は、本実施形態における印刷受注サーバであり、例えば、インターネット106上でドメイン名「www.server.jp」で識別される。
401、402、403、404、405は、印刷受注サーバ104の外部記憶装置204上に構成されるデータベースであり、後述のデータベースプログラム(DBプログラム)407により管理され、アクセスされるアクセスベースである。
407は、RAM202に格納されているデータベースプログラム(DBプログラム)である。データベース401〜405は、データベースプログラム407が外部記憶装置204上のファイル内に論理的に構成したテーブル(表)の集合である。また、RAM202に格納されている任意のプログラムが、テーブル内のレコード(表要素)へアクセスすることが可能になるようにしている。ここでのアクセスとは、テーブルへのレコードの追加、テーブルからのレコードの削除、テーブル内のレコードに対する検索等の処理である。
401は、印刷商品情報を格納する商品情報データベース(商品情報DB)である。402は、印刷商品を実現するためのフォトフレームなどを有するテンプレートデータを管理するテンプレートデータベース(テンプレートDB)である。403は、テンプレートにおける画像の合成位置を制御するためのデータが格納される画像合成位置指示データベース(画像合成位置DB)である。404は、印刷サーバ105を管理する印刷拠点管理データベース(印刷拠点DB)である。405は、受注した注文内容を記憶する注文データベースである。
411は、RAM202に格納されているWebサーバプログラムである。このWebサーバプログラム411は、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット106からHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを受信する。また、HTML(Hypertext Markup Language)データを本文(body)とするHTTPレスポンスを、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット106に送信する。
なお、携帯端末101に対して送信を行うHTMLデータとしては、携帯端末向けの書式セットが用いられる場合が多い。この携帯端末向けの書式セットは、W3C(World Wide Web Consortium)の定める規約の一部を採用し、かつ携帯端末101向けに、例えば電話機能を起動するなどの書式が付加されたものである。
一例を挙げると、前記HTMLデータは、CHTML(Compact HTML)のごとき規約に基づいて構成される。本実施形態における以降の説明においては、特別な記載が無い限り、HTMLデータ、HTML文書と記述する場合は、前記CHTMLのごとき携帯端末101向けの規約を採用したHTMLデータ、HTML文書であるものとする。
406は、RAM202に格納されているCGI(Common Gateway Interface)プログラム群である。本実施形態においては、CGIプログラム406と呼称する場合がある。各プログラムは、それぞれ、CGIプログラム名で識別される。CGIプログラム406は、CGIインタフェースに準拠したプログラムであって、HTTPリクエストの引数を入力し、HTTPレスポンスの本文(body)を出力するように動作する。
本実施形態においては、CGIプログラム406は、単純にRAM202上のプログラムであるとしたが、他にJ2EE(Java(R)2 Enterprise Edition)サーバ上で動作するサーブレット・JSP(Java(R) Server Pages)であってもよく、更にはIIS(Internet Information Server)上で動作するASP(Active Server Pages)であってもよく、その他Perl等のスクリプト言語で記述されたスクリプトであってもよく、本発明の実現に際しては実現形式を問わない。
408は、印刷サーバ105が接続を要求し、受注された印刷注文の注文データを取得するためのFTP(File Transfer Protocol)サーバである。本実施形態においては、印刷サーバ105と印刷受注サーバ104との間における印刷データの送受信にFTPを用いるものとしたが、印刷データの送受信が実現可能であれば、例えばHTTPによるデータ転送等の代替手段を用いても本発明を実現することが可能である。
409は、印刷受注サーバ104において受注した印刷注文を印刷サーバ105で印刷を実行するために必要なデータを格納する印刷データ格納領域である。
410は、前記CGIプログラム406によって呼び出され、画像の合成処理を行ったり、前記合成処理した結果を画像ファイルとして保存したりするための画像処理プログラムである。本実施形態における画像処理プログラム410は、独立した実行単位を持つプログラムであるが、CGIプログラム406中の機能として画像処理プログラムを提供することによっても本発明を実現することが可能である。
ここで、本実施形態において用いるHTTPリクエストは、URL(Uniform Resource Locator)と、それに付随する引数という形式で携帯端末101からインターネット106経由で印刷受注サーバ104に送信される。URLは大きくプロトコル部分とアドレス部分とパス名部分とに分かれる。例えば、URLが「http://www.server.jp/cgi/psp」である場合は、プロトコル部分が「http://」であり、アドレス部分が「www.server.jp」であり、パス名部分が「/cgi/psp」である。付随する引数は「引数名=値」で表すペアを「&」で区切ったものである。例えば、「id=30&pass=abc」の場合は、1つめの引数名が「id」でその値が「30」であり、2つめの引数名が「pass」でその値が「abc」である。引数の指定方法は、HTTPリクエストの種別(method)がGETであるかPOSTであるかによって異なり、GETの場合はURLのパス名の後にある「?」に続けて引数を指定し、POSTの場合はHTTPリクエストの本文(body)に引数を指定する。
リクエストは、静的なリクエストと動的なリクエストとに大別される。静的なリクエストとは、外部記憶装置204上のファイルの内容をそのままHTMLデータとして送信するようにWebサーバプログラム411を動作させるようにするリクエストである。どのファイルの内容を送信するかは、URLのうちのパス名部分にしたがってWebサーバプログラム411が決定する。
動的なリクエストとは、CGIインタフェースに従ってCGIプログラム406からHTTPリクエストの引数を入力し、CGIプログラム406の出力をHTMLデータとして送信するようにWebサーバプログラム411を動作させるようにするリクエストである。この時、Webサーバプログラム411は、HTTPリクエストの引数以外の要素(cookieやHTTPリクエストそのものに関する情報等)も環境変数等を通じてCGIプログラム406から取得できるようにする。
リクエストが静的か動的かは、URLのパス名によってWebサーバプログラム411が識別する。ここでは、パス名部分が「/cgi/」で始まっている場合は動的なリクエストとし、「/cgi/」を除いた以降のパス名部分をCGIプログラム名とする。例えば、URLが「http://www.server.jp/cgi/psp」である場合は、CGIプログラム名を「psp」と認識する。
CGIプログラム406は、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット106にHTTPリクエストを送信することができ、HTMLレスポンスの本文(body)としてHTMLデータや画像データを受信することができる。
<アルバムサーバのモジュール構成>
次に、アルバムサーバ103の論理ブロック(モジュール)構成を説明する。
図5は、アルバムサーバ103のモジュール構成の一例を示すブロック図である。
103は、本実施形態における印刷受注サーバであり、インターネット106上でドメイン名「www.album.jp」で識別される。
501は、アルバムサーバ103の外部記憶装置204上に構成される画像管理データベース(画像管理DB)である。この画像管理データベース501は、後述のデータベースプログラム(DBプログラム)503により管理され、アクセスされるデータベースであり、後述の画像データの保管場所を管理する。
502は、外部記憶装置204上に記憶される画像データ群であり、本実施形態においては、携帯端末101の操作者が閲覧するプレビュー用画像と、印刷に用いる印刷用画像が記憶されているものとする。
503は、RAM202に格納されているデータベースプログラムであり、印刷受注サーバ104中のデータベースプログラム407と等価な機能を提供する。
504は、CGIプログラムであり、画像管理データベース501に記憶される画像管理情報を携帯端末101からの要求に基づきデータベースプログラム503を用いて検索する。そして、検索した結果に基づいて画像データ群502から適切なる画像を取得し、外部記憶装置204中に設けられた一時記憶領域へ保存し、HTML文書にその所在を書き込み、後述のWebサーバプログラム505を介してインターネット106へ送信する。この他、CGIプログラム504は、携帯端末101からの要求に応じて印刷受注サーバ104へ印刷依頼を実現するためのHTML文書を生成して送信することや、印刷受注サーバ104からの要求に応じて、プレビュー用画像並びに印刷用画像を送信することを行う。
505は、RAM202に格納されているWebサーバプログラムであり、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット106からHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを受信し、HTML(Hypertext Markup Language)データを本文(body)とするHTTPレスポンスを、ネットワークインタフェース203を通じてインターネット106に送信する。
<携帯端末のモジュール構成>
次に、図6を用いて携帯端末101のモジュール構成について説明を行う。
図6中、101は、本実施形態で用いる携帯端末を表す。
601は、ROM308あるいはRAM309に格納されているWebブラウザプログラムである。操作者が操作パネル311を使用して閲覧(ブラウズ)したいURLを入力することにより、Webブラウザプログラム601は、通信部302並びにアンテナ301を介して基地局102と無線通信を行い、入力されたURLを含むHTTPリクエストをインターネット106に送信する。
また、HTTPリクエストの送信と同期して、Webブラウザプログラム601は、対応するHTTPレスポンスをインターネット106から受信する。Webブラウザプログラム601は、受信したHTTPレスポンスの本文(body)部分であるHTMLデータや、画像データをディスプレイ310上に表示することができる。
以上、本実施形態における全体構成、各サーバ、端末のハードウェア並びにモジュール構成について説明した。
<印刷受注サーバにおけるデータの説明>
次に、印刷受注サーバ104中のデータ構成について説明を行う。
<商品情報データベース>
まず、図7を用いて商品情報データベース401のデータ構成の説明を行う。
図7中、商品コード701、商品名702、販売価格703によって1レコードを構成するテーブルは、販売商品と販売価格を管理する商品テーブルである。商品コード711、印刷拠点コード712によって1レコードを構成するテーブルは、販売商品が出力可能な印刷拠点を管理する商品出力先テーブルである。
701は、印刷受注サーバ104において販売を行う商品を一意のコードで表現する商品コードである。なお、受注した商品については、商品コード701で印刷サーバ105へ通知される。
702は、携帯端末101において表示を行う商品名を格納する商品名である。
703は、販売商品の販売単価を管理する販売価格である。
7001、7002、7003は、本実施形態における商品レコードの一例を示している。
商品レコード7001には、商品コード701として「シール1」、商品名702として「フォトシール(フレーム1)」、販売価格703として「500」がそれぞれ登録されている。これは、商品コード701が「シール1」であって、商品名702が「フォトシール(フレーム1)」であり、販売価格703が1枚500円であることを表す。
同様に、商品レコード7002は、商品コード701が「シール2」であって、商品名702が「フォトシール(フレーム2)」であり、販売価格703が1枚500円であることを表す。商品レコード7003は、商品コード701が「シール3」であって、商品名702が「フォトシール(フレーム3)」であり、販売価格703が1枚500円であることを表す。
711は、商品コード701に登録される商品コードと等価である。
712は、商品コード711で特定される販売商品を出力可能な印刷サーバ105を特定する為の印刷拠点コードであって、印刷サーバ105を一意に特定するためのコードが格納される。
7101〜7105は、本実施形態における商品出力先レコード例である。
商品出力先レコード7101は、商品コード711が「シール1」であり、印刷拠点コード712が「1」であることを表す。これは、商品コード711が「シール1」である販売商品が、印刷拠点コード「1」で特定される印刷サーバ105aにおいて出力可能であることを示す。
商品出力先レコード7102は、商品コード711が「シール1」である販売商品が印刷拠点コード「2」で特定される印刷サーバ105bで出力可能であることを示す。
以下同様に、商品出力先レコード7103は、商品コード711が「シール2」である販売商品が印刷サーバ105aで出力可能であることを示し、商品出力先レコード7104は、商品コード711が「シール3」である販売商品が印刷サーバ105aで出力可能であることを示し、商品出力先レコード7105は、商品コード711が「シール3」である販売商品が印刷サーバ105bで出力可能であることを示す。
なお、印刷サーバ105と印刷拠点コード712との関連付けは、印刷拠点データベース404において行っており、詳細は図10を用いて後述する。
<テンプレートデータベース>
図8は、テンプレートデータベース402のデータ構成並びに本実施形態おけるレコード内容の一例を示す図である。
図8中、商品コード801、テンプレートコード802、繰り返し数803によって1レコードを構成するテーブルは、印刷受注サーバ104において販売する販売商品が使用するテンプレートと、販売商品がテンプレートをタイル状に配置する場合の配置とを格納する使用テンプレートテーブルである。
テンプレートコード811、テンプレート横画素数812、テンプレート縦画素数813、保管場所814によって1レコードを構成するテーブルは、テンプレートデータの画素数と、テンプレートデータの外部記憶装置204中の格納位置とを記憶するテンプレート管理テーブルである。
テンプレートコード821、画像開始位置822、合成画像標準横画素数823、合成画像標準縦画素数824、合成画像最低横画素数825、合成画像最低縦画素数826によって1レコードを構成するテーブルは、テンプレート中の画像領域や、画像合成時の標準画素数や、画像合成時の印刷品位保証の下限値を示す画素数などを記憶する合成画像サイズテーブルである。
801は、前記商品情報データベース401中の商品コード701、711に格納される商品コードと等価な商品コードである。
802は、印刷受注サーバ104で取り扱うテンプレートを一意に特定するためのテンプレートコードが格納されるテンプレートコードである。
803は、販売商品とするために前記テンプレートコードで特定されるテンプレートの配置を表す繰り返し数である。本実施形態では、前記テンプレートをタイル状に配置するようにしている。そして、くり替し数803は、例えば縦4行、横4列のごとく16回、同一のテンプレートを配置する場合は「4*4」のごとく縦*横の形式でデータが記憶される。
なお、本実施形態においては、縦の繰り返し数と横の繰り返し数を同一にして格納しているが、別項目に分離しても良い。また、区切り文字として「*」を用いているが、別の文字を用いることも無論可能である。
8001〜8003は、使用テンプレートテーブルのレコードの一例である。
レコード8001は、商品コード801が「シール1」で特定される販売商品が、「フレーム1」で特定されるテンプレートを用い、かつそのテンプレートが縦4行、横4列の配置で実現されることを表す。
同様にレコード8002は、商品コード801が「シール2」で特定される販売商品が、「フレーム2」で特定されるテンプレートを用い、かつそのテンプレートが縦1行、横1列の配置で実現されることを表す。つまり、レコード8002では、繰り返しがないことを表す。レコード8003は、商品コード801が「シール3」で特定される販売商品が、「フレーム3」で特定されるテンプレートを用い、かつそのテンプレートが縦4行、横4列の配置で実現されることを表す。
811は、前記テンプレートコード802と等価であり、テンプレートを一意に特定するコードが格納されるテンプレートコードである。
812は、前記テンプレートコード811で示されるテンプレートの横方向の画素数を表す、テンプレート横画素数である。
813は、前記テンプレートコード811で示されるテンプレートの縦方向の画素数を表す、テンプレート縦画素数である。
なお、テンプレート横画素数812並びにテンプレート縦画素数813には、前記繰り返し数803に格納される繰り返し数を加味しない値が格納される。
814は、外部記憶装置204中のテンプレートの保管場所を指し示す情報が格納される、保管場所である。
8101〜8103は、本実施形態におけるテンプレート管理レコードの一例である。
レコード8101は、「フレーム1」で特定されるテンプレートは、横120ピクセル、縦160ピクセルであり、その保管場所は、「/template/temp1」で表されるファイルであることを表す。
レコード8102は、「フレーム2」で特定されるテンプレートは、横600ピクセル、縦800ピクセルであり、その保管場所は、「/template/temp2」で表されるファイルであることを表す。
レコード8103は、「フレーム3」で特定されるテンプレートは、横120ピクセル、縦160ピクセルであり、その保管場所は、「/template/temp3」で表されるファイルであることを表す。
821は、前記テンプレートコード802、811と等価であり、テンプレートを一意に特定するコードが格納されるテンプレートコードである。
822は、テンプレート中の画像領域の開始位置を格納する画像開始位置である。この画像開始位置822には、テンプレートの左上を基準とした画素数で表現された値が格納される。また、画像の開始位置は縦、横の画素数で表されるが、本実施形態では「横画素数、縦画素数」で格納される。なお、横画素数、縦画素数を別の項目に分離することや、区切り文字を図8に示したものと異なる文字におき替えることも可能である。
823は、テンプレート中に合成する画像の横幅を示す画素数の初期値を表す合成画像標準横画素数である。
824は、テンプレート中に合成する画像の縦幅を示す画素数の初期値を表す合成画像標準縦画素数である。
なお、合成画像標準縦画素数823並びに合成画像最低横画素数824は、テンプレート中の画像合成領域を表す値も兼ねる。
825は、テンプレート中に合成する画像の横幅を表す画素数の印刷品位保証可能な限界値を表す合成画像最低横画素数である。
826は、テンプレート中に合成する画像の縦幅を表す画素数の印刷品位保証可能な限界値を表す合成画像最低縦画素数である。
合成画像最低横画素数825並びに合成画像最低縦画素数826に格納される値は、前記合成画像標準縦画素数823並びに合成画像最低横画素数824の比率、つまり画像合成領域の縦横比を維持する値が格納され、画像がテンプレートに合成される時点で、位置指定された範囲が、合成画像標準縦画素数823並びに合成画像最低横画素数824で示される画素数まで伸長あるいは縮小されることになる。伸長を行う場合は、一般的には印刷品位が著しく後退するため、合成画像最低横画素数825並びに合成画像最低縦画素数826の登録値は、合成画像標準縦画素数823並びに合成画像最低横画素数824と同値となる場合がある。
8201〜8203は、本実施形態におけ合成画像サイズテーブルのレコードの一例である。
レコード8201は、「フレーム1」で特定されるテンプレートの合成開始位置が左上を基準として横10ピクセル、縦10ピクセルの位置より開始され、テンプレート中の画素数が横100ピクセル、縦140ピクセルであり、合成時の最低画素数は、横80ピクセル、縦112ピクセルであることを表す。
レコード8202は、「フレーム2」で特定されるテンプレートの合成開始位置が左上を基準として横10ピクセル、縦10ピクセルの位置より開始され、テンプレート中の画像領域が横580ピクセル、縦780ピクセルであり、合成時の最低画素数は、横500ピクセル、縦665ピクセルであることを表す。
レコード8203は、「フレーム3」で特定されるテンプレートの合成開始位置が左上を基準として横10ピクセル、縦10ピクセルの位置より開始され、テンプレート中の画像領域が横100ピクセル、縦140ピクセルであり、合成時の最低画素数は、横80ピクセル、縦112ピクセルであることを表す。
<画像合成位置指示データベース>
図9は、画像合成位置指示データベース403のデータ構成並びにレコード内容の一例を示す図である。
図9中、操作コード901、操作キー902、基準位置903で1レコードを構成するテーブルは、携帯端末101からの指示に基づき、画像合成位置の取得、あるいは合成画像領域の拡大縮小の各処理要求に応じた変換を行うための画像合成位置指示テーブルである。
901は、画像合成位置を指定する合成位置指定、あるいは合成領域の拡大、縮小等の処理要求内容を格納する操作コードである。
902は、携帯端末101の操作パネル311に配された操作キーを格納する操作キーである。
903は、操作コード901に対応した画像合成時の基準位置を格納した基準位置である。
9011〜9022は、本実施形態における画像合成位置指示レコードの登録例である。
本実施形態においては、画像の横方向における左端、中央、右端と、縦方向における上端、中央、下端とを組み合わせた9種の画像基準位置の何れかを指定する合成位置指定と、合成領域の縮小指示と、合成領域の拡大指示と、初期状態に復元する初期化指示との12種の処理を有する。
レコード9011は、処理内容が合成位置指定であり、携帯端末101の操作パネル311において「1」キー(1番キー)が選択された場合には、画像合成の基準位置が画像の左上であることを表すレコードである。
以下、レコード9012〜9019は、レコード9011と同様に、処理内容が合成位置指定であり、操作パネル311において「2」キー(2番キー)から「9」キー(9番キー)が選択された場合には、画像合成の基準位置が画像基準位置903に格納されている位置であることを表すレコードである。なお、「1」キーから「9」キーに対する前記9種の画像基準位置の割り当ては、図9に示したものに限定されないことは勿論である。
レコード9020は、処理内容が初期化であり、操作パネル311において「0」キーが選択された場合には、「1」〜「9」キー、「*」キー及び、「#」キーにより指定された内容を解除することを表すレコードである。本実施形態では、「0」キー(0番キー)が選択された場合には、前記解除を行って画像合成の基準位置を中央にするようにしている。
レコード9021は、処理内容が合成領域の縮小であり、操作パネル311において「*」キーが選択された場合には、基準位置が直前の基準位置であることを表すレコードである。
レコード9022は、処理内容が合成領域の拡大であり、操作パネル311において「#」キーが選択された場合には、基準位置が直前の基準位置であることを表すレコードである。
なお、「*」キーと「#」キーに対する割り当てを逆にし、「*」キーが選択された際に合成領域の拡大を行い、「*」キーが選択された際に合成領域の拡大を行うようにレコード9021、9022を構成するようにしてもよい。
<印刷拠点管理データベース>
図10は、印刷拠点管理データベース404のデータ構成並びにレコードの一例を示した図である。
図10中、印刷拠点コード1001、拠点名1002、拠点分類1003、サーバ合成指定1004で1レコードを構成するテーブルは、印刷サーバ105を管理する印刷拠点管理テーブルである。
1001は、印刷サーバ105を一意に特定する印刷拠点コードである。
1002は、携帯端末101への表示を行う際等に用いる拠点名である。
1003は、拠点の分類を格納する拠点分類である。本実施形態においては、販売商品を配送する場合に用いる「配送」分類と、印刷サーバ105が設置された店舗で販売商品を直接受け取る「受取」分類の何れかが拠点分類1003に格納される。この拠点分類1003は、携帯端末101に提供する注文操作画面の流れによって変えることができるものであり、例えば取扱商品や販売商品の納期などで分類するようにしても構わない。
1004は、販売商品がテンプレートと画像を合成する商品の場合に、印刷受注サーバ104で合成を実施するか否かの区分を格納するサーバ合成指定である。
10011は、本実施形態における印刷拠点管理テーブルに登録される印刷拠点管理レコードである。印刷拠点コード「1」で示される印刷サーバ105は、拠点名が「拠点1」であり、拠点分類が「配送」であり、印刷受注サーバ104におけるテンプレートと画像の合成処理を実施しないことを表す。
10012は、本実施形態における印刷拠点管理テーブルに登録される印刷拠点管理レコードである。印刷拠点コード「2」で示される印刷サーバ105は、拠点名が「店舗」であり、拠点分類が「受取」であり、印刷受注サーバ104におけるテンプレートと画像の合成処理を実施することを表す。
なお、本実施形態の以降の説明においては、印刷拠点コード「1」で示される印刷サーバは、印刷サーバ105aであり、印刷拠点コード「2」で示される印刷サーバは、印刷サーバ105bとして取り扱う。
また、本実施形態における印刷拠点管理データベース404は、必要最小限の項目のみに留められており、印刷拠点管理データベースに、所在地、電話番号、営業時間などが登録されていても構わない。
<注文データベース>
注文データベース405は、操作者が携帯端末101を用いて印刷注文操作を行い、印刷注文が確定した際に一意に特定される注文コードと共に、注文商品、注文数、発注者情報、出力先印刷拠点、販売金額などを記憶する。なお、前記発注者情報とは、例えば、氏名、電話番号、住所などの情報である。
<印刷データ格納領域>
印刷データ格納領域409は、CGIプログラム406から書き込み、参照が可能な外部記憶装置204内の領域に用意される。
また、印刷拠点コード並びに注文コードで分類されるディレクトリ(以下、注文管理領域)が用意される。
前記注文管理領域中には、印刷に必要なファイルが格納されるが、前記印刷拠点管理データベース404中のサーバ合成指定1004の登録内容によりファイル構成が異なる。
印刷受注サーバ104で合成を行う場合は、合成結果である画像ファイルと印刷指示データが格納される。印刷指示データファイルは、注文データベース405に格納される注文内容が記述されたテキストファイルである。なお、本実施形態においては、テキストファイルの記述フォーマットは、XML(extensible markup language)で記述されるものとする。
一方、印刷受注サーバ104で合成を行わない場合は、テンプレートデータファイル、印刷用画像ファイル、及び印刷指示データファイルが格納される。なお、印刷受注サーバ104でテンプレートと画像の合成を実施しない場合は、注文データベース405に格納される項目に加え、合成のための指示情報として画像合成を行う領域の左上の画素位置並びに横画素数、縦画素数が記載されるものとする。また、テンプレートデータファイルを事前に印刷サーバ105に配布済みである場合は、テンプレートデータの注文管理領域409への格納を省略しても良い。
なお、本実施形態においては、印刷サーバ105におけるテンプレートと画像の合成方法に関しては、いかなる方法であって構わない。
<携帯端末の操作パネル>
印刷注文シーケンスの説明に先立ち、図12を用いて携帯端末101aに配設されている操作パネル311のキー配置の例を説明する。なお、携帯端末101aに配設されている操作パネル311と、他の携帯端末101b〜101nに配設されている操作パネルとは、同じ構成を有しているので、他の携帯端末101b〜101nについての説明を省略する。
図12中、311は、携帯端末101aの操作パネル311である。
1201は、携帯端末101aが、基地局102を介して、インターネット106に接続を行う際に押下されるインターネット接続ボタンである。インターネット接続ボタン1201を押下することで、携帯端末101a中のROM308中に格納されたWebブラウザ601が起動する。更に、携帯端末101aが受信したHTMLデータを、Webブラウザが解釈し、ディスプレイ310に表示するが、インターネット接続ボタン1201は、前記HTMLデータ中に記述されたボタンの押下や、ラジオボタン、チェックボックス(以下、操作が操作可能な表示項目の総称をコントロールと称する)の選択を決定する機能も有する。
1202は、ディスプレイ311に表示されたHTMLデータが、ディスプレイ311の表示領域に収まらない場合に、画面を下方向に移動する際に押下される送りボタンである。HTMLデータ中に操作者が操作可能なコントロールが配されている場合に送りボタン1202が押下されると、画面上部から順次選択状態としながらコントロールの内容が移動するものとする。なお、選択状態にあるコントロールは、前記インターネット接続ボタン1201を押下することで選択決定状態となる。また、チェックボックスのごときON、OFFの2値状態を提供するコントロールの状態は、インターネット接続ボタン1201が押下されるたびにトグルスイッチのごとく変化する。更には、テキスト入力のごとく、複数の入力が要求されるコントロールでは、送りボタン1202によって選択状態にあるときにインターネット接続ボタン1201が押下されることで入力モードへ移行する。そして、文字入力の操作が完了した後に再度インターネット接続ボタン1201が押下されると、前記入力モードが終了する。
1203は、前記送りボタン1202と対をなすボタンであり、画面を上方向に移動する際に押下される戻りボタンである。コントロールが配置されている画面において戻りボタン1203が押下された場合には、前記コントロールを選択しつつ画面を上方へ移動して表示を行うようにする。
1204は、Webブラウザ601を終了し、基地局102との更新を終了し、インターネット106から切断を行う切断ボタン1204である。なお、携帯電話機能を有する携帯端末においては、切断ボタン1204が通話終了ボタンを兼ねても良い。
1205は、テンキー部である。テンキー部1205は、携帯電話機能時に通話先の電話番号の入力手段として用いられる。この他、Webブラウザ起動時においては、特定のコントロールをテンキー部1205のいずれか割り当てる記述がHTMLデータ中になされている場合、テンキー部1205を押下することで、コントロールが選択状態にある場合にインターネット接続キー106を押下した場合と同等の効果が得られる。つまり、送りボタン1204または戻りボタン1203で所望するコントロールを選択させるようにすることで、インターネット接続ボタン1201を押下する間の打鍵数が低減されるようにする。
1206は、文字入力モード時に入力文字種を変更する文字切り替えボタンである。この文字切り替えボタン1206が押下されると、テンキー1205の押下時に入力される文字種が切り替わる。
1207は、携帯電話機能使用時の通話開始ボタンである。
なお、本実施形態においては、携帯端末101は、インターネット106に接続し、Webブラウザ601を用いるので、通話開始ボタン1207を用いることはない。
<印刷注文シーケンス>
次に、図11並びにいくつかの図を用いて、携帯端末101aが、アルバムサーバ103に格納される画像を閲覧し、印刷受注サーバ104に対して画像の印刷注文を行う際の処理シーケンスの説明を行う。なお、他の携帯端末101b〜101nについても同様の処理を行うので、他の携帯端末101b〜101nについての説明を省略する。
図11によるシーケンスの説明においては、本実施形態の特徴をより明確に説明する為、一部のシーケンスについては詳細な説明を省略する。
図11のシーケンスは、携帯端末101aが、インターネット106に接続して、HTTPプロトコルによってアルバムサーバ103に閲覧要求(HTTPリクエスト)を行い、前記HTTPリクエストの結果として閲覧画像並びにHTTPデータを受信した後、前記HTTPデータ中の画像選択機能を用いて印刷候補の画像を選択し、印刷注文開始要求をアルバムサーバ103に対して送信し、アルバムサーバ103が印刷注文開始要求を受信した時点から開始している。
<印刷注文開始まで(シーケンスS1100〜S1101)>
シーケンスS1100では、アルバムサーバ103中のCGIプログラム504が携帯端末101aからの要求によって起動され、図13に示す印刷注文開始ボタン1301を含む印刷開始画面を表示させるべくHTMLデータを生成し、携帯端末101aに送信する。
携帯端末101a中のWebブラウザ601は、受信したHTMLデータより、図13に示す印刷開始画面を表示する。
ここで、図13における1301は、印刷受注サーバ104のCGIプログラム406により提供される印刷受注開始プログラムを起動するためのURLが記述されている印刷注文開始ボタンである。
印刷注文開始ボタン1301を表現するHTMLデータの当該箇所中には、例えば、CGIのパスが「/cgi」、印刷受注開始プログラムが「ORDERSTART」である場合、URL「http://www.server.jp/cgi/ORDERSTART」が、HTMLの規約に定められる「A」タグもしくは「form」タグ中の要求先URLの記述箇所に記述される。
また、本実施形態においては、印刷候補である画像の画像名称と、前記画像の印刷画像データの画素数と、前記画像のプレビュー用画像データの画素数と、アルバムサーバ103のURL及び引数で構成された印刷データ取得リクエスト文字列と、アルバムサーバ103中のプレビューデータ取得用URL及び引数で構成されたプレビューデータ取得リクエスト文字列とが、引数として注文開始URLと共に所定の書式により記述されている。なお、本実施例においては、これらの記述は、操作者が印刷候補として選択した画像の全てを対象として行われる。
図11にもどり、シーケンスS1101では、携帯端末101aの操作者は、操作パネル311の送りボタン1202を押下して、印刷注文開始ボタン1301を選択状態として、インターネット接続ボタン1201を押下する。これにより、携帯端末101aは、印刷受注サーバ104に対して印刷注文開始要求を送信する。
<印刷注文開始より印刷画像データの選択まで(シーケンスS1102〜S1109)>
図11中、シーケンスS1102では、前記シーケンスS1101において送信された印刷注文開始要求によって印刷受注サーバ104中のCGIプログラム406に含まれる印刷注文開始プログラムが起動する。
印刷注文開始プログラムでは、前記シーケンスS1101で記述した引数をRAM204中に記憶する。RAM204に記憶する際には、図11で示したシーケンスの終了時まで記憶内容を有効とするために、シーケンスを一連の処理の集合体の単位(セッション)と見なして、セッションが一意に特定可能な付番(セッションID)を振り出し、そのセッションIDと前記引数とを関連づけて記憶させるようにする。
次に、商品情報データベース401中の商品テーブルに登録されるレコードをデータベースプログラム(DBプログラム)407を介して取得し、図14に示すような商品選択画面1400を表示するためのHMTLデータを作成し、携帯端末101aへ送信する。商品選択画面を表示するためのHTMLデータには、商品を選択するラジオボタン1401と共に商品名が記述され、商品決定ボタン1402が配されるように記述されている。
また、ラジオボタン1401が選択されると、選択された商品コードが引数として送信されるように、HTMLデータの記述がなされている。商品決定ボタン1402には、次なるCGIプログラムとして、印刷を行う画像の選択を実現する画像選択CGIプログラムを起動させるURLと、ラジオボタン1401で引数として選択された商品コードとが送信されるように、HTMLデータの記述がなされている。なお、セッションを特定する為にシーケンスS1102で発番したセッションIDも送信されるように、HTMLデータの記述がなされている。
シーケンスS1103は、シーケンスS1102で作成されたHTMLデータを携帯端末101aへ送信する。
シーケンスS1104は、シーケンスS1102で作成されたHTMLデータを携帯端末101aが受信し、Webブラウザ601が図14に示す商品選択画面1400を表示する。操作者は、操作パネル311のキーを操作して所望の商品を選択し、商品決定ボタン1402を押下する。
シーケンスS1105では、シーケンスS1104において選択された商品コードとセッションIDを引数として、URLに記述された印刷受注サーバ104へ、画像選択CGIプログラムを起動するべく、HTTPリクエストを送信する。
シーケンスS1106では、印刷受注サーバ104中のCGIプログラム406に含まれる画像選択CGIプログラムが起動する。この画像選択CGIプログラムは、セッションIDと関連付けられて引数として送信された商品コードをRAM204に記憶する。
次に、シーケンスS1102において、RAM204に記憶した画像名を取得し、図14に示すような画像選択画面1410を表示させるためのHTMLデータ生成する。画像選択HTMLデータは、シーケンスS1102で生成した商品選択画面1400と同様に、印刷を所望する画像を選択するための画像選択ラジオボタン1411と、次なるCGIプログラムである画像印刷位置CGIプログラムを起動するためのURLが記述された画像決定ボタン1412を表示するように記述される。
生成されたHTMLデータは、インターネット106へ送信される。
シーケンスS1107では、前記シーケンスS1106で作成されたHTMLデータを携帯端末101aへ送信する。そして、前記シーケンスS1106で作成されたHTMLデータを携帯端末101aが受信し、Webブラウザ601が図14に示す画像選択画面1410を表示する。
シーケンスS1108では、操作者は、操作パネル311のキーを操作して所望の画像を選択し、画像決定ボタン1412を押下する。
シーケンスS1109は、引数として選択した画像の画像名とセッションIDと共に、画像印刷位置CGIプログラムを起動するべくHTTPリクエストが印刷受注サーバ104へ送信される。
<印刷位置決定(シーケンスS1110〜シーケンスS1111)>
シーケンスS1110では、印刷受注サーバ104が携帯端末101aからHTTPリクエストを受信して、CGIプログラム406に含まれる画像印刷位置CGIプログラムを起動する。
画像印刷位置CGIプログラムは、まず、引数として受信した画像名をセッションIDと関連づけてRAM204に記憶する。次に、RAM204に記憶する選択商品コードを検索キーとして、テンプレートデータベース402を検索する。すなわち、データベースプログラム407を介してテンプレートデータベース402中の商品コード801に格納されている商品コードが前記選択商品コードと一致するレコードを検索して、取得する。
次に、取得したレコード中の使用テンプレート802のテンプレートコードを検索キーとして、テンプレートデータベース402中のテンプレート管理テーブル並びに合成画像サイズテーブルを検索する。そして、テンプレートコード811、821が、検索キーであるテンプレートコードと一致するレコードを取得する。
本実施形態では、シーケンスS1104において商品コード「シール1」の商品が選択された場合を例として説明を続ける。
商品「シール1」を検索キーとした場合に得られる使用テンプレートレコードは、使用テンプレートレコード8001である。この使用テンプレートレコード8001は、テンプレートコードとして「フレーム1」を記憶しているので、テンプレート管理テーブルからはテンプレート管理レコード8101が取得され、合成画像サイズテーブルからは合成画像サイズレコード8201が取得される。
次に、画像印刷位置CGIプログラムは、シーケンスS1108で選択された画像に対応するプレビュー用画像を後述のシーケンスS1111において取得する。
次に、前記合成画像サイズレコード8201を読み出すとともに、選択された画像に対応する印刷画像の画素数と、プレビュー用画像の画素数とをRAM204より読み出し、画像の印刷領域を告知するための印刷領域プレビュー用画像データの合成を開始する。印刷領域プレビュー用画像データは、図15のごとくプレビュー用画像1501中に印刷領域を示す枠を合成した画像データである。
画像合成処理が完了したならば、図15に示す印刷位置指定画面を表示するHTMLデータを生成し、合成処理済のプレビューデータと共にインターネット106へ送信する。
なお、合成処理に失敗した場合はエラーを告知し、印刷処理を中止する(不図示)。
シーケンスS1111では、プレビュー用画像の取得を行う。この取得は、シーケンスS1108で選択された画像に対応するプレビューデータ取得リクエスト文字列をRAM204から読み出し、そのプレビューデータ取得リクエスト文字列を用いてアルバムサーバ103にHTTPリクエストを発することにより行う。
アルバムサーバ103では、前記HTTPリクエストに基づきプレビュー用画像を印刷受注サーバ104に送信する。画像印刷位置CGIプログラムは、プレビュー用画像を画像データファイルとして外部記憶装置204に記憶する。
<プレビュー用画像合成処理>
ここで、シーケンスS1110並びに後述のシーケンスS1115で実行するプレビュー用画像の合成処理を、図18のフローチャートを用いて説明する。
なお、後述のシーケンスS1115においても、図18で説明するプレビュー用画像の合成処理を実行する。ただし、シーケンスS1115では、シーケンスS1110で用いる合成画像サイズレコード、並びにRAM204に記憶される印刷画像の画素数、プレビュー用画像の画素数に加えて、携帯端末101aで押下されたキーに応じた処理内容を基に生成された合成領域の拡大・縮小率、並びに基準位置を用いる。
プレビュー用画像合成処理では、印刷画像の合成位置を画素位置で求めてRAM204に記憶すると共に、プレビュー用画像の合成を実施する処理である。本実施形態においては、画像位置CGIプログラム並びに画像処理プログラム410が、このプレビュー用画像合成処理を分担して実行する。
本プレビュー用画像合成処理においては、RAM204中からいくつかの情報を読み出すが、セッションIDと関連づけられて記憶され、読み出し時には現セッションIDに関連づけられたデータを読み出すことは説明するまでもない。
図18中、ステップS1801では、合成画像サイズレコード中の合成画像標準横画素数823と、合成画像標準横画素数824とを用いて、印刷画像合成時の画素数を求める。本実施形態においては、合成サイズの拡大、縮小の指定が可能であることから、指定された拡大、縮小に基づく拡大・縮小率によって画素数を決定する。
この拡大・縮小率は、RAM204中に記憶される。拡大、縮小の指定は、携帯端末101aより後述のシーケンスS1114でなされ、シーケンスS1115において前記拡大、縮小の指定は、拡大・縮小率に変換されRAM204に記憶される。本実施形態では、拡大、縮小とも1回の指定で10%ずつ増減させるものとする。また、シーケンスS1110においては拡大、縮小指定がされていない。したがって、シーケンスS1110においては、RAM204中には拡大・縮小率は記憶されてない。このため、合成画像サイズレコードの値をそのまま用いると共に原寸を意味する100%がRAM204に記憶される。
例えば、前記の例にならって商品コード「シール1」の商品が選択されているときに用いるテンプレートは「フレーム1」であり、「フレーム1」の合成標準画素数は合成画像サイズレコード8201を用いて、横100ピクセル、縦140ピクセルであることが判明する。
更に、RAM204から読み出した拡大・縮小率が110%である場合、合成画素数は、合成画像最低横画素数823の値と、合成画像標準縦画素数824の値にそれぞれ110%を乗じて、横110ピクセル(100*1.1=110)、縦154ピクセル(140*1.1=154)となる。
シーケンスS1110においては、画像選択から遷移した直後であるために、拡大・縮小率は存在しない。このため、横100ピクセル、縦140ピクセルが合成画素数となる。以降の説明においては、横100ピクセル、縦140ピクセルとして説明を続ける。
ステップS1802では、前記ステップS1801で求められた印刷画像の合成画素数と、合成画像サイズレコードに格納されている合成画像最低横画素数825及び合成画像最低縦画素数826の値とが比較される。ステップS1801で求められた合成画素数が、合成画像最低横画素数825及び合成画像最低縦画素数826の値よりも小さい場合には、印刷品位保証値を下回ることになるために、プレビュー用画像の合成処理を中止する。
一方、ステップS1801で求められた合成画素数が、合成画像最低横画素数825及び合成画像最低縦画素数826と等しいか、大きい場合には、ステップS1803へ進む。
ステップS1803では、ステップS1801において求められた合成画素数と、シーケンスS1101において通知された印刷画像の画素数との比較を行う。ステップS1801で求められた合成画素数が、シーケンスS1101において通知された印刷画像の画素数よりも大きい場合には、フレーム枠が印刷画像より大きいためにフレーム内に空白部が生ずるため、合成不能として処理を中止する。
ステップS1801で求められた合成画素数が、印刷画像の画素数と等しいか小さい場合には、描画可能であるとしてステップS1804へ進む。
ステップS1804では、RAM204より合成位置情報を読み出して合成開始位置を求める。なお、シーケンスS1110においては、位置指定情報が記憶されていないので、初期値として「中央」を用いる。更にはRAM204に「中央」を記憶する。よって、シーケンスS1110においては、印刷画像の中央を基準とする。
例を挙げると「画像1」が横160ピクセル、縦180ピクセルの場合、ステップS1801で求めた合成画素数は横100ピクセル、縦140ピクセルであるから、横方向は、30ピクセル((160−100)/2=30)、縦方向は、20ピクセル((180−140)/2=20)となる。したがって、印刷画像の左上を基準として横方向に30ピクセル、縦方向に20ピクセル隔てた位置を左上隅として横幅100ピクセル、縦幅140ピクセルの領域が、合成画像領域となることが判明する。
一方、シーケンスS1115においては、シーケンスS1114において指定された印刷基準値をRAM204に記憶する。例えば、基準位置が画像の上端中央基準である場合は、縦方向は、上端0ピクセルであり、横方向は、30ピクセル((160−100)/2=30)となり、横30ピクセル、縦0ピクセルが開始位置となる。同様に、右下を基準値とする場合は、横方向は、60ピクセル(160−100=60)、縦方向は、40ピクセル(180−140=40)となり、横60ピクセル、縦40ピクセルが開始位置となる。
開始位置を求めた後は、RAM204中に合成開始位置と合成画素数を記憶させる。既に記憶済の情報が存在する場合は上書きを行う。ここで記憶させたものは、印刷画像に合成を実施する際の位置情報として用いられる。
ステップS1805では、プレビュー用画像と印刷画像の画素数を比較して縮小率を求める。
例えば、印刷用画像が、横160ピクセル、縦180ピクセルであり、プレビュー用画像が、横100ピクセル、縦114ピクセルである場合、縮小率は62.5%であることが判明する。
ステップS1806では、プレビュー用画像の合成を実行する。後述のシーケンスS1111で取得したプレビュー用画像のパスと、テンプレートの保管場所と、前ステップまでに求められた合成開始位置と、合成画素数と、縮小率と、出力結果を格納するための外部記憶装置209中の保存先パスと、保存時の画像ファイル名と、処理内容がプレビュー合成であることとを画像処理プログラム410へ通知し、プレビュー用画像の合成処理を要求する。
ステップS1807では、画像処理プログラム410は、前記通知された内容から枠線を合成したプレビュー用画像データを生成し、ファイルとして保存する。
<印刷画像位置指定から位置決定まで(シーケンスS1112〜シーケンスS1116)>
シーケンスS1112では、シーケンスS1110で作成されたHTMLデータ並びに印刷位置が枠線で示されたプレビュー用画像を携帯端末101aへ送信する。
携帯端末101aは、受信したHTMLデータ並びに印刷位置が枠線により示されたプレビュー用画像データを基に、Webブラウザ601が図15に示した印刷位置指定画面を表示する。
図15に示した印刷位置指定画面には、プレビュー用画像1501と印刷位置決定ボタン1502が表示される。なお、HTMLデータ中には、不可視であるがテンキー部1205の各キーに印刷位置指定、印刷領域の拡大、縮小、初期化の各機能が割り当てられるような記述がなされている。本実施形態では、前述したように、「1」〜「9」キーに位置指定、「0」キーに初期化、「*」キーに印刷領域縮小、「#」キーに印刷領域拡大がそれぞれ割り当てられている(図9を参照)。
シーケンスS1113では、携帯端末101aの操作者は、ディスプレイ310に表示される枠線付きのプレビュー用画像1501により印刷領域を確認する。印刷位置が不服である場合は、印刷位置を移動し、移動した印刷位置を指定する印刷位置指定要求を発すべく「1」キー〜「9」キーのいずれかを押下する。
なお、プレビュー用画像1501は、印刷位置が中央であることから「5」キーを押下しても印刷位置は移動しない。なお、前記「5」キーのごとく意味をなさない要求を発するキーは、機能の割り当てを行わないようにHTMLデータを作成しても良い。
操作者が印刷領域の拡大を望むものであれば「#」キーを、縮小を望む場合は「*」キーを押下する。
更には、印刷位置を調整するべく数回にわたって位置調整を実施したものの初期状態を最終的に選択したい場合などには、「0」キーを押下することで、印刷領域が中央であり、合成画像標準横画素数823と合成画像標準縦画素数824の値を印刷領域とする印刷位置指定要求を発することが可能である。
前記のような印刷位置指定要求を携帯端末101から印刷受注サーバ104へ発した後に、印刷受注サーバ104が印刷位置指定要求に基づいて画像とテンプレートを合成する処理を行い(シーケンスS1115)、その処理結果を携帯端末101aが受信した場合にディスプレイ310に表示されるプレビュー用画像の例を図16に示す。
図16中、1601は、図15に示す表示例の状態に置いて印刷位置指定を上方に移動させるべく「2」キーを押下した場合の上方移動表示例である。
1602は、上方移動表示例1601の状態で更に「#」キーを押下して、印刷領域の拡大した場合の印刷範囲拡大表示例である。
図11に戻り、シーケンスS1114では、操作者が印刷位置指定を送信するべくテンキー部1205のいずれかのキーを押下した場合は、印刷受注サーバ104に対して画像印刷位置CGIプログラム起動を示すURLと、セッションID並びにキーに対応する符号0から9のいずれか、あるいは符号#、*のいずれかを引数として送信する。
シーケンスS1115では、印刷受注サーバ104中のシーケンスS1110で用いた画像印刷位置CGIプログラムが起動する。シーケンスS1110との相違点は、以下の点である。まず、アルバムサーバ103からプレビュー用画像を既に取得済みである為、プレビュー用画像の再取得は行わない点である。また、印刷範囲基準位置と、印刷領域の拡大・縮小率とがRAM204中に記憶されており、画像名ではなく、印刷位置変更処理を示す符号が引数として送信されてくる点が相違点である。
シーケンスS1115における画像印刷位置CGIプログラムは、引数により入力された印刷位置変更処理を示す符号をキーとして、画像合成位置指示データベース403中の画像合成位置指示テーブルの操作キー902に合致するレコードの検索、取得を、データベースプログラム407を介して行う。
図16中の上方移動表示例1601の場合、「2」キーを持つ画像合成位置指示レコード9012が取得される。すなわち、操作コード901が合成位置指定であり、基準位置903が上端中央部基準となる画像合成位置指示レコード9012が取得される。
画像印刷位置CGIプログラムは、前記操作コード901が合成位置指定である場合には、RAM204に記憶する印刷範囲基準位置を上書きする。画像縮小の場合は、RAM204中に記憶されている印刷領域の拡大・縮小率を一旦読み出し、RAM204に直前の拡大・縮小率を記憶した後、前記拡大・縮小率から10%減じた値を上書きする。例えば、110%が記憶されていた場合には、直前の拡大・縮小率として110%が記憶され、上書きされる拡大・縮小率として100%が記憶される。
同様に、操作コード901が画像拡大の場合には、RAM204中に記憶される印刷領域の拡大・縮小率を一旦読み出し、RAM204に直前の拡大・縮小率を記憶した後、前記拡大・縮小率から10%加算した値を上書きする。例えば、110%が記憶されていた場合は、直前の拡大・縮小率として110%が記憶され、上書きされる拡大・縮小率として120%が記憶される。
操作コード901が初期化の場合には、RAM204中に記憶される印刷領域の拡大・縮小率を100%に上書きし、更にRAM204に記憶する印刷範囲基準位置を中央に上書きする。なお、上記印刷範囲基準位置並びに直前の拡大・縮小率並びに拡大・縮小率は、セッションIDに関連づけられて記憶されている。
次に、RAM204に記憶する選択商品コードを検索キーとして、データベースプログラム407を介してテンプレートデータベース402中の商品コード801に格納されている商品コードが選択商品と一致するレコードを検索し、取得する。
次に、取得されたテンプレートレコードにおけるテンプレートコードを検索キーとして、テンプレートデータベース402中のテンプレート管理テーブル並びに合成画像サイズテーブルを検索し、テンプレートコード811、821が、検索キーであるテンプレートコードと一致するレコードを取得する。
次に、前記合成画像サイズレコード、並びにRAM204より選択画像に対応する印刷画像の画素数、プレビュー用画像の画素数を読み出す。そして、画像の印刷領域を告知するための印刷領域プレビュー用画像データの合成処理をシーケンスS1110において図18を用いて説明したごとく実行し、新たな印刷領域が枠線で示されたプレビュー用画像データを生成する。
なお、印刷範囲の拡大、縮小が指示された場合は、図18のステップS1802、ステップS1803において合成処理を中止する場合がある、本実施形態では、中止された場合には、RAM204に記憶される直前の拡大・縮小率を読み出し、印刷領域の拡大・縮小率にもどし、前回作成されたプレビュー用画像を送信するように処理される。
プレビュー用画像が作成された後は、シーケンスS1110と同様にHTMLデータが作成され、インターネット106に送信される。その後はシーケンスS1112にもどる。
ここでシーケンスS1113に再び戻り、印刷位置に納得した操作者は、印刷位置決定ボタン1501を押下し、シーケンスS1116に進む。
シーケンスS1116では、次なるCGIプログラムである印刷拠点選択CGIプログラムを起動するべくHTTPリクエストがURLと共に引数としてのセッションIDと共に送信される。
<印刷拠点選択より発注指示まで(シーケンスS1117〜シーケンスS1127)>
シーケンスS1117では、印刷受注サーバ104が前記シーケンスS1116で送信されたHTTPリクエストを受信し、CGIプログラム406に含まれる印刷拠点選択CGIプログラムが起動する。印刷拠点選択プログラムは、RAM204に記憶されている販売商品を取得し、商品情報データベース401中の商品出力先テーブルの検索を行い、商品コード711が一致するレコードを取得する。
本実施形態では、選択商品が「シール1」であるので、商品出力先レコード7101、7102が取得される。次に、印刷拠点コード712をキーとして、印刷拠点管理データベース404中の印刷拠点管理テーブル中の印刷拠点コード1001が一致するレコードを検索して、取得する。本実施形態では、印刷拠点コード1001が「1」あるいは「2」であるレコード10011、10012が取得される。
次に、携帯端末101aのディスプレイ311に、図17に示すような印刷拠点選択画面を表示させるためのHTMLデータの生成を行い、インターネット106へ送信する。
シーケンスS1118では、前記シーケンスS1117で生成されたHTMLデータを携帯端末101aに送信する。
携帯端末101aが、前記シーケンスS1117で生成されたHTMLデータを受信し、図17に示すような印刷拠点選択画面を表示する。
図17中、1701は、拠点1を選択するラジオボタン、1702は、店舗を選択するラジオボタンである。前記ラジオボタン1701、1702には、拠点コードを引数として通知するようにHTMLデータが記述されている。1703は、次なるCGIプログラムである、注文情報入力CGIプログラムのURLが記述された印刷拠点決定ボタンであり、前記選択されたラジオボタンとセッションIDを引数としてHTTPリクエストを発するよう記述されている。
シーケンスS1119では、携帯端末101aの操作者は、出力した印刷拠点を選択して印刷拠点決定ボタン1703を押下する。
なお、本実施形態においては、印刷拠点名を表示し、印刷拠点を直接的に選択するシーケンスとしたが、例えば、配送と店舗受取りで第1段階の区分を行い、店舗受取の場合には、更に店舗を選択し、配送の場合には配送先に応じて印刷受注サーバ104が印刷拠点を判断するような構成でも実現可能である。
シーケンスS1120では、シーケンスS1119で発せられたHTTPリスクエストを印刷受注サーバ104へ送信する。
シーケンスS1121では、印刷受注サーバ104において注文情報入力CGIプログラムが起動し、選択された印刷拠点コードがRAM204に格納され、注文情報入力を実現するHTMLデータを生成し、インターネット106に送信する。
以降シーケンスS1122からシーケンス1127は、本実施形態の特徴を直接的に説明するシーケンスではないので、処理概要を説明するに留める。
携帯端末101aでは、受信した注文情報入力画面に基づき、注文枚数、発注者氏名等、印刷注文に必要な諸情報を入力し、印刷受注サーバ104に送信する。印刷受注サーバ104では、RAM204に注文情報を記憶し、注文確認画面を表示するべくHTMLデータを作成して、携帯端末101aに送信する。そして、携帯端末101aの操作者は、前記注文確認画面に基づいて、注文内容を確認した後、その内容でよければ、所定の操作を行う。この操作に基づいて、携帯端末101aは、印刷受注サーバ104に対して発注指示を発する。
<印刷データ格納まで(シーケンスS1128〜シーケンスS1132)>
シーケンスS1128では、受注完了CGIプログラムが起動し、RAM204に記憶する各情報を読み出し、注文データベース405に注文コードを新規発番し、注文情報に格納すべき各項目と共に登録を行う。この段階で印刷注文が成立したものと、注文終了画面を表示するためのHTMLデータを生成する。
シーケンスS1129では、前記注文終了画面を携帯端末101aへ送信し、携帯端末101aでは受信したHTMLデータをディスプレイ311に表示する。そして、携帯端末101aの操作者は、切断ボタン1204を用いてインターネット106との接続を終了する。
シーケンスS1130では、シーケンスS1128から引き続き印刷受注サーバ104における受注完了CGIプログラムが処理を継続しており、シーケンスS1110またはシーケンスS1115中のプレビュー用画像合成処理実行時に記憶された合成位置、合成画素数に基づいて、テンプレートとの合成処理を実行する。テンプレートとの合成処理が実行されるのは出力先として指定された印刷拠点がサーバ合成有りの場合のみであり、印刷拠点管理データベース404中のサーバ合成指定1004が「あり」の印刷拠点である。本実施形態では、印刷拠点に「店舗」が選択されたとして説明を進める。
まず、アルバムサーバ103からプレビュー用画像データを取得するシーケンスS1111と同様に、印刷用画像データの取得を行う。印刷注文を受注した画像名に対応する印刷データ取得リクエスト文字列をRAM204から取得する。
次に、アルバムサーバ103に対してHTTPリクエストを発し、その結果として印刷データを取得し、外部記憶装置209にファイルとして保存する。
次に、シーケンスS1110またはシーケンスS1115中のステップS1804でRAM204中に記憶された印刷画像データの合成開始位置ならび合成画素数を読み出し、更には注文商品に対応するテンプレートの保管場所814、画像開始位置822、繰り返し数803をRAM204から読み出すか、あるいは再度データベースを検索して取得する。
そして、テンプレートのパス、印刷画像のパス、テンプレート中の画像開始位置、印刷画像の合成開始位置、合成画素数、繰り返し数、出力結果を格納するための外部記憶装置204中の保存先パス、保存時の画像ファイル名、並びに処理内容が印刷データ合成であることを画像処理プログラム410へ通知し、印刷画像合成処理を要求する。
印刷画像合成処理が完了したならば、注文データベース405から印刷指示データファイルを生成し、印刷用画像データファイルと共に印刷データ格納領域409の所定のディレクトリに格納することでシーケンスS1132が完了する。
一方、印刷画像合成が指定されていない場合には、印刷画像合成処理に代わり、シーケンスS1131で取得した印刷用データファイル、テンプレートファイル並びに注文データベース405と、画像合成情報を追加した印刷指示データファイルを印刷データ格納領域409の所定のディレクトリに格納することでシーケンスS1132が完了する。
なお、本実施形態においては、印刷指示データファイルをシーケンスS1130の段階で生成したが、シーケンスS1128の注文データベース405への登録と同時に作成するよう処理しても同等の結果が得ることが可能である。
<印刷画像合成処理>
ここで、図19を用いて、シーケンスS1130で実行する画像処理プログラム410の処理(印刷画像合成処理)の一例を説明する。
ステップS1901では、テンプレートと印刷画像の合成を行い、合成印刷画像データを生成する。
テンプレート中の開始位置より印刷用画像データの画像開始位置を左上として合成画素数分の矩形を合成する。合成結果はRAM204に保持される。
ステップS1902では、繰り返しが存在するか否かを判断する。繰り返しがある場合には、ステップS1903において、ステップS1901の合成結果を、繰り返し数で指定された縦、横の配置で繰り返し合成し、1つの合成印刷画像データを生成する。
一方、ステップS1902で繰り返しが無いと判断された場合、あるいはステップS1903を実行したならば、ステップS1904にて出力先に指定された保存先のパスに、指定されたファイル名で印刷用画像データファイルとして合成印刷画像データを保存する。
以上のように本実施形態によれば、携帯端末101からでも印刷位置や印刷範囲を指定することが可能となり、画像の印刷注文サービスを簡便に受けることが可能となる。更に、印刷サーバ(印刷拠点)105で労力をかけることなく、画像の印刷注文サービスを提供することが可能となる。
また、携帯電話等のように、キーの数が少なく、ポインティングデバイスを有することのない携帯端末101であっても、操作者が、画像合成時の位置や画像サイズを簡便に指定することが可能となる。
さらに、印刷サーバ105の設置場所などの諸事情に応じて、印刷サーバ105上で合成処理を実行するか否かを判断(選択)することが可能となる。
以上、本発明を実現する一実施形態を説明した。なお、本実施形態においては、アルバムサーバ103の画像の印刷注文を行う場合について説明したが、メモリカード313が接続可能な携帯端末101においては、デジタルカメラで撮影した画像をメモリカード中に保管し、携帯端末101より注文開始時に印刷画像をアップロードし、プレビュー用画像の生成を前記アップロードした印刷画像より生成することでも印刷位置の指定、印刷範囲の指定が可能であり、このようにしても本発明は実現可能である。
更には、携帯端末101中で動作するアプリケーションプログラムを用いて携帯端末101においてプレビュー用画像を生成し、生成した結果に基づいて行われた印刷位置の指定、印刷範囲の指定を印刷受注サーバ104に通知することでも本発明は実現可能である。
また、その他の実施例として、携帯端末101中で動作するアプリケーションプログラムを用いて携帯端末101中に記憶される画像をテンプレートと合成する場合において、前記アプリケーションプログラムの印刷位置指定機能に対する入力を、キーの操作により行うようにし、このキーの操作に基づいて印刷位置指定機能を実行するように構成することは可能であり、このようにしても本発明は十分に実現可能である。
さらに、その他の実施例として、携帯端末101中で動作するアプリケーションプログラムを用いて携帯端末101中に記憶される画像をテンプレートと合成する場合において、前記アプリケーションプログラムの画像サイズ指定機能に対する入力を、画像サイズを指定するための指示内容が割り当てられたキーの操作により行うようにし、このキーの操作に基づいて画像の拡大あるいは縮小指示を与えて、画像サイズを決定するように構成することは可能であり、このようにしても本発明は十分に実現可能である。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態を示し、印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、印刷受注サーバおよびアルバムサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、携帯端末のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、印刷受注サーバのモジュール構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、アルバムサーバのモジュール構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、携帯端末のモジュール構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、商品情報データベースのデータ構成並びにレコード内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、テンプレートデータベースデータ構成並びにレコード内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像合成位置指示データベースのデータ構成並びにレコード内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、印刷拠点管理データベースのデータ構成並びにレコード内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、印刷受注サーバに対して画像の印刷注文を行う際のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、携帯端末に配設されている操作パネルのキー配置の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、印刷開始画面の表示内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、商品選択画面並びに画像選択画面の表示内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、印刷位置指定画面の表示内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、印刷位置指定画面中に表示されるプレビュー用画像の表示内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、印刷拠点選択画面の表示内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、プレビュー用画像合成処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、印刷画像合成処理の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 携帯端末
102 基地局
103 アルバムサーバ
104 印刷受注サーバ
105 印刷サーバ
106 インターネット
200 システムバス群
201 CPU
202 RAM(内部記憶部)
203 ネットワークインタフェース
204 外部記憶装置
205 ディスプレイ
206 キーボード
207 ポインティングデバイス
300 システムバス群
301 アンテナ
302 通信部
303 マイク
304 音声符号化部
305 スピーカ
306 音声再生部
307 コントローラ
308 ROM
309 RAM
310 ディスプレイ
311 操作パネル
312 メモリカードインタフェイス
313 メモリカード
401 商品情報データベース
402 テンプレートデータベース
403 画像合成位置指示データベース
404 印刷拠点管理データベース
405 注文データベース
406 CGIプログラム(群)
408 FTPサーバ
409 印刷データ格納領域
410 画像処理プログラム
411 Webサーバプログラム
501 画像管理データベース
502 画像データ群
503 データベースプログラム
504 CGIプログラム
505 Webサーバプログラム
601 Webブラウザプログラム
1201 インターネット接続ボタン
1202 送りボタン
1203 戻りボタン
1204 切断ボタン
1205 テンキー部
1206 文字切り替えボタン
1207 通話開始ボタン
1301 印刷注文開始ボタン
1400 商品選択画面
1401 ラジオボタン
1402 商品決定ボタン
1410 画像選択画面
1411 画像選択ラジオボタン
1412 画像決定ボタン
1501 プレビュー用画像
1502 印刷位置決定ボタン
1601 上方移動表示例
1602 印刷範囲拡大表示例
1701 ラジオボタン
1702 ラジオボタン
1703 印刷拠点決定ボタン

Claims (9)

  1. ネットワークに接続された受注サーバ及び通信端末とを有する受注システムであって、
    前記通信端末からの画像の位置を示す位置情報、あるいは画像のサイズを示すサイズ情報を受注サーバへ送信する手段と、
    前記受注サーバにより、前記送信された位置情報、あるいはサイズ情報に基づいて画像の合成処理を行う手段と、
    前記合成された画像を出力先に応じてレンダリングする手段とを備えたことを特徴とする受注システム。
  2. ネットワークを介して通信端末と相互に接続された情報処理装置であって、
    前記画像の位置を示す位置情報、あるいは前記画像のサイズを示すサイズ情報を前記通信端末から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した位置情報、あるいはサイズ情報に基づいて画像を合成する合成手段と、
    前記合成された画像を出力先に応じて、レンダリングするレンダリング手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  3. ネットワークを介して通信端末と相互に接続された情報処理装置の制御方法であって、
    前記画像の位置を示す位置情報、あるいは前記画像のサイズを示すサイズ情報を前記通信端末から受信するステップと、
    前記受信手段により受信した位置情報、あるいはサイズ情報に基づいて画像を合成するステップと、
    前記合成された画像を出力先に応じて、レンダリングするステップとを有することを特徴とする制御方法。
  4. 前記出力先の状況に基づいて、前記レンダリングを行わないと判断した場合、前記印刷データの合成位置の通知を、合成された画像とは別のデータで行うステップを有することを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  5. 前記別のデータは、XMLデータであることを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記位置情報は、前記画像の前記テンプレート内での位置を示し、
    前記画像の合成処理は、前記画像とテンプレートとを合成する処理であることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の制御方法。
  7. 前記画像を記憶するステップと、
    前記通信端末の要求に応答して、前記画像を前記通信端末へ提供するステップとを更に備えたことを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の制御方法。
  8. 請求項3〜7の何れか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 前記請求項8に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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