JP2005115733A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一度補充したコラムは商品が売切れるまで補充を行なわない運用とし、劣化日数を超えても商品が売切れとならないコラムを販売不可とすることで、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができるという自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にする。
【選択図】図1
【解決手段】タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にする。
【選択図】図1
Description
本発明は、劣化商品の販売を防止する自動販売機の制御装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機の制御装置は、ミルク等の冷却あるいは加温した場合に劣化を起こしやすい成分が含まれる缶飲料に関して、収容本数、商品の保証期間、補充本数の設定を行ない、それらのデータと、自動販売機内での滞留期間、販売本数から、劣化が発生するか否かを判定し、その結果を表示して顧客に知らしめている(例えば、特許文献1参照)。
図13は、特許文献1に記載された従来の自動販売機の制御部の機能ブロック図を示すものである。図13に示すように、自動販売機の判定部101と、各コラムの商品の保証期間を演算する保証期間演算部102と、各コラムの平均販売数を演算する平均販売数演算部103と、各コラムの商品の滞留期間を演算する滞留期間演算部104と、警告表示を表示する表示105とから構成されている。
以上のように構成された自動販売機の判定部101について、以下その動作を説明する。平均販売数演算部103は各コラムの補充数、販売数等のデータに基づいて、1日当りの平均販売数を各コラム毎に算出し、滞留期間演算部104は、この平均販売数に基づいて、各コラム毎に、商品が滞留すると見込まれる期間を予測し、その期間が保証期間演算部102で演算される各コラムの保証期間を超える場合、表示部105に警告表示を行ない、劣化発生の可能性があることを顧客に知らしめる。
特開平08−315227号公報
しかしながら従来の技術では、商品変更の度に収容本数の設定を変更する必要があり、また、収容本数や補充数を間違った場合は、滞留期間の演算が狂い、正確に劣化を判定できなくなるといった欠点があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、一度補充したコラムは商品が売切れるまで補充を行なわない運用とし、劣化日数を超えても商品が売切れとならないコラムは、商品の保証期間を超えたため劣化が発生する商品が残っていると判定され、販売不可となり、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができるという自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、貨幣検出選別装置、商品搬出機構装置等、自動販売機全体を制御する主制御部と、商品の劣化日数を記憶する劣化日数記憶手段と、経過した日数をカウントし記憶する経過日数記憶手段と、前記主制御部と前記劣化日数記憶手段と前記経過日数記憶手段に接続された演算制御部とからなり、前記演算制御部は、コラムが商品ありとなった後、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数を経過した場合、該当コラムの販売を不可にするとしたものである。
これによって、一度補充したコラムは商品が売切れるまで補充を行なわない運用とし、劣化日数を超えても商品が売切れとならないコラムは、商品の保証期間を超えたため劣化が発生する商品が残っていると判定され、販売不可となり、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
また、本発明の自動販売機の制御装置は、商品の劣化日数を設定する劣化日数設定手段を備え、前記演算制御部は、前記劣化日数設定手段にて入力されたデータを、前記劣化日数記憶手段に記憶させるとしたものである。
これによって、収容する商品に応じて劣化日数を変更することが可能となり、より正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
また、本発明の自動販売機の制御装置は、商品の売切れ変化を記憶する売切れ状態記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記売切れ状態記憶手段にて売切れ変化が記憶されている場合、さらに1回だけは販売可能にするとしたものである。
これによって、コラムに商品を1本だけ残して売切れ状態となる自動販売機において、商品ありから売切れに変化した状態から、さらに1回だけ販売することが可能となり、収容する商品を全て販売し残品を残さないことができ、商品の劣化を防止することができる。
また、本発明の自動販売機の制御装置は、コラムが収容されている庫内番号を記憶する庫内番号記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記庫内番号記憶手段に記憶されているデータに基づき、収容されているコラムが全て販売が不可になったと判定した場合、該当庫内の冷熱システムを停止するとしたものである。
これによって、劣化商品の発生により、各庫内にて、収容しているコラムが全て販売不可になった場合に該当庫内の冷熱システムを停止することができ、無駄な冷熱システム運転をなくすことができる。
また、本発明の自動販売機の制御装置は、冷熱システム制御温度レベル毎に劣化日数補正データを記憶する劣化日数補正データ記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記劣化日数補正データ記憶手段に記憶されている劣化日数補正データに基づき、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数を補正するとしたものである。
これによって、冷熱システムの制御温度が変更された場合、その制御温度に該当する補正データによって、適正な劣化日数により、より正確に劣化を判定することができる。
また、本発明の自動販売機の制御装置は、各コラムの劣化日数に到達するまでの日数を表示する劣化到達日数表示手段を備え、前記演算制御部は、各コラム毎に、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数から前記経過日数記憶手段に記憶されている経過日数を減算し、そのデータを各コラム毎に前記劣化到達日数表示手段に表示するとしたものである。
これによって、各コラムの劣化に到達するまでの日数を顧客に知らしめ、劣化商品の発生の警告ができる。
本発明の自動販売機の制御装置は、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
請求項1に記載の発明は貨幣検出選別装置、商品搬出機構装置等、自動販売機全体を制御する主制御部と、商品の劣化日数を記憶する劣化日数記憶手段と、経過した日数をカウントし記憶する経過日数記憶手段と、前記主制御部と前記劣化日数記憶手段と前記経過日数記憶手段に接続された演算制御部とからなり、前記演算制御部は、コラムが商品ありとなった後、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数を経過した場合、該当コラムの販売を不可にすることにより、一度補充したコラムは商品が売切れるまで補充を行なわない運用とし、劣化日数を超えても商品が売切れとならないコラムは、商品の保証期間を超えたため劣化が発生する商品が残っていると判定され、販売不可となり、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに、商品の劣化日数を設定する劣化日数設定手段を備え、前記演算制御部は、前記劣化日数設定手段にて入力されたデータを、前記劣化日数記憶手段に記憶させることにより、収容する商品に応じて劣化日数を変更することが可能となり、より正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
第3の発明は、特に、請求項1または請求項2に記載の発明に、さらに、商品の売切れ変化を記憶する売切れ状態記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記売切れ状態記憶手段にて売切れ変化が記憶されている場合、さらに1回だけは販売可能にすることにより、コラムに商品を1本だけ残して売切れ状態となる自動販売機において、商品ありから売切れに変化した状態から、さらに1回だけ販売することが可能となり、収容する商品を全て販売し残品を残さないことができ、商品の劣化を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載の発明のいずれか1つの発明に、さらに、コラムが収容されている庫内番号を記憶する庫内番号記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記庫内番号記憶手段に記憶されているデータに基づき、収容されているコラムが全て販売が不可になったと判定した場合、該当庫内の冷熱システムを停止することにより、劣化商品の発生により、各庫内にて、収容しているコラムが全て販売不可になった場合に該当庫内の冷熱システムを停止することができ、無駄な冷熱システム運転をなくすことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4に記載の発明のいずれか1つの発明に、さらに、冷熱システム制御温度レベル毎に劣化日数補正データを記憶する劣化日数補正データ記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記劣化日数補正データ記憶手段に記憶されている劣化日数補正データに基づき、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数を補正することにより、冷熱システムの制御温度が変更された場合、その制御温度に該当する補正データによって、適正な劣化日数により、より正確に劣化を判定することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5に記載の発明のいずれか1つの発明に、さらに、各コラムの劣化日数に到達するまでの日数を表示する劣化到達日数表示手段を備え、前記演算制御部は、各コラム毎に、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数から前記経過日数記憶手段に記憶されている経過日数を減算し、そのデータを各コラム毎に前記劣化到達日数表示手段に表示することにより、各コラムの劣化に到達するまでの日数を顧客に知らしめ、劣化商品の発生の警告ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図2は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図2は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図1において、1は貨幣検出選別装置、商品搬出機構装置等、自動販売機全体を制御する主制御部、2はコラム毎に商品が劣化すると思われる日数を予め記憶している劣化日数記憶手段、3はコラム毎に経過した日数をカウントし記憶する経過日数記憶手段、4は月日や時間をカウントするタイマー、5は各コラムに該当する販売可能ランプと売切れランプを内蔵している選択ボタン、6aはタイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にする演算制御部である。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図2のフローチャートをもとにして説明する。
まず、演算制御部6aは、タイマー4にて日付に変更があるか否かを判定し、変更がある場合はSTEP2を行ない、変更がない場合はSTEP3を行なう(STEP1)。経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、経過日数記憶手段3に記憶させる(STEP2)。各コラム別に判定を実施するために、コラム番号nに初期データとして1をセットする(STEP3)。n番コラムが売切れか否かを判定し、売切れの場合はSTEP5を行ない、売切れでない場合はSTEP6を行なう(STEP4)。経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データをクリアする(STEP5)。劣化日数記憶手段2のn番コラムに該当する劣化日数データと経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データを比較し、経過日数データが劣化日数データより大きいか否かを判定し、大きい場合はSTEP7を行ない、大きくない場合はSTEP8を行なう(STEP6)。n番コラムに該当する選択ボタン5の売切れランプを点灯し、n番コラムの販売を不可にする(STEP7)。全コラムの確認をしたか否かを判定し、している場合は処理を終了し、していない場合はSTEP9を行なう(STEP8)。次コラムの確認を行なうために、コラム番号nに1を加算し、STEP4を行なう(STEP9)。
以上のように、本実施の形態においては、貨幣検出選別装置、商品搬出機構装置等、自動販売機全体を制御する主制御部1と、コラム毎に商品が劣化すると思われる日数を予め記憶している劣化日数記憶手段2と、コラム毎に経過した日数をカウントし記憶する経過日数記憶手段3と、月日や時間をカウントするタイマー4と、各コラムに該当する販売可能ランプと売切れランプを内蔵している選択ボタン5と、主制御部1と劣化日数記憶手段2と経過日数記憶手段3とタイマー4と選択ボタン5に接続された演算制御部6aとからなり、演算制御部6aは、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にすることにより、一度補充したコラムは商品が売切れるまで補充を行なわない運用とし、劣化日数を超えても商品が売切れとならないコラムは、商品の保証期間を超えたため劣化が発生する商品が残っていると判定され、販売不可となり、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図4は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態1と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図4は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態1と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図3において、7はコラム毎に商品の劣化日数を設定する劣化日数設定手段、6bは劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にする演算制御部である。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図4のフローチャートをもとにして説明する。
まず、演算制御部6bは、劣化日数設定手段7にて劣化日数が変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP11を行ない、変更がない場合はSTEP12を行なう(STEP10)。劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP11)。タイマー4にて日付に変更があるか否かを判定し、変更がある場合はSTEP13を行ない、変更がない場合はSTEP14を行なう(STEP12)。経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、経過日数記憶手段3に記憶させる(STEP13)。各コラム別に判定を実施するために、コラム番号nに初期データとして1をセットする(STEP14)。n番コラムが売切れか否かを判定し、売切れの場合はSTEP16を行ない、売切れでない場合はSTEP17を行なう(STEP15)。経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データをクリアする(STEP16)。劣化日数記憶手段2のn番コラムに該当する劣化日数データと経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データを比較し、経過日数データが劣化日数データより大きいか否かを判定し、大きい場合はSTEP18を行ない、大きくない場合はSTEP19を行なう(STEP17)。n番コラムに該当する選択ボタン5の売切れランプを点灯し、n番コラムの販売を不可にする(STEP18)。全コラムの確認をしたか否かを判定し、している場合は処理を終了し、していない場合はSTEP20を行なう(STEP19)。次コラムの確認を行なうために、コラム番号nに1を加算し、STEP15を行なう(STEP20)。
以上のように、本実施の形態においては、特に、第1の発明に、さらに、商品の劣化日数を設定する劣化日数設定手段7を備え、演算制御部6bは、劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にすることにより、収容する商品に応じて劣化日数を変更することが可能となり、より正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図6は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態2と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態3による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図6は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態2と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5において、8は商品の売切れ変化を記憶する売切れ状態記憶手段、6cは劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にする演算制御部である。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図6のフローチャートをもとにして説明する。
まず、演算制御部6cは、劣化日数設定手段7にて劣化日数が変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP22を行ない、変更がない場合はSTEP23を行なう(STEP21)。劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP22)。タイマー4にて日付に変更があるか否かを判定し、変更がある場合はSTEP24を行ない、変更がない場合はSTEP25を行なう(STEP23)。経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、経過日数記憶手段3に記憶させる(STEP24)。各コラム別に判定を実施するために、コラム番号nに初期データとして1をセットする(STEP25)。n番コラムが売切れか否かを判定し、売切れの場合はSTEP27を行ない、売切れでない場合はSTEP28を行なう(STEP26)。経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データをクリアする(STEP27)。劣化日数記憶手段2のn番コラムに該当する劣化日数データと経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データを比較し、経過日数データが劣化日数データより大きいか否かを判定し、大きい場合はSTEP30を行ない、大きくない場合はSTEP29を行なう(STEP28)。商品販売後、n番コラムが売切れでない場合、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データをクリアし、STEP31を行なう。
商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データがクリアの場合、n番コラムに該当する売切れ状態データに売切れ発生状態をセットし、STEP31を行なう。商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データが売切れ発生状態の場合、n番コラムに該当する売切れ状態データをクリアにし、STEP30を行なう(STEP29)。n番コラムに該当する選択ボタン5の売切れランプを点灯し、n番コラムの販売を不可にする(STEP30)。全コラムの確認をしたか否かを判定し、している場合は処理を終了し、していない場合はSTEP32を行なう(STEP31)。次コラムの確認を行なうために、コラム番号nに1を加算し、STEP26を行なう(STEP32)。
以上のように、本実施の形態においては、特に、第1または第2の発明に、さらに、商品の売切れ変化を記憶する売切れ状態記憶手段8を備え、演算制御部6cは、劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にすることにより、コラムに商品を1本だけ残して売切れ状態となる自動販売機において、商品ありから売切れに変化した状態から、さらに1回だけ販売することが可能となり、収容する商品を全て販売し残品を残さないことができ、商品の劣化を防止することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図8は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態3と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態4による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図8は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態3と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図7において、9はコラムが収容されている庫内番号を記憶する庫内番号記憶手段、6dは劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にし、一方で、各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、庫内に収容されているコラムが全て販売が不可の場合は、該当庫内の冷熱システムを停止する演算制御部である。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図8のフローチャートをもとにして説明する。
まず、演算制御部6dは、全コラムの劣化日数設定手段7にて劣化日数が変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP34を行ない、変更がない場合はSTEP35を行なう(STEP33)。劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP34)。タイマー4にて日付に変更があるか否かを判定し、変更がある場合はSTEP36を行ない、変更がない場合はSTEP37を行なう(STEP35)。経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、経過日数記憶手段3に記憶させる(STEP36)。各コラム別に判定を実施するために、コラム番号nに初期データとして1をセットする(STEP37)。n番コラムが売切れか否かを判定し、売切れの場合はSTEP39を行ない、売切れでない場合はSTEP40を行なう(STEP38)。経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データをクリアする(STEP39)。
劣化日数記憶手段2のn番コラムに該当する劣化日数データと経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データを比較し、経過日数データが劣化日数データより大きいか否かを判定し、大きい場合はSTEP42を行ない、大きくない場合はSTEP41を行なう(STEP40)。商品販売後、n番コラムが売切れでない場合、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データをクリアし、STEP43を行なう。商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データがクリアの場合、n番コラムに該当する売切れ状態データに売切れ発生状態をセットし、STEP43を行なう。商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データが売切れ発生状態の場合、n番コラムに該当する売切れ状態データをクリアにし、STEP42を行なう(STEP41)。n番コラムに該当する選択ボタン5の売切れランプを点灯し、n番コラムの販売を不可にする(STEP42)。全コラムの確認をしたか否かを判定し、している場合はSTEP45を行ない、していない場合はSTEP44を行なう(STEP43)。次コラムの確認を行なうために、コラム番号nに1を加算し、STEP38を行なう(STEP44)。各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、収容されているコラムが全て販売が不可の場合、該当する庫内の冷熱システムを停止させる信号を主制御部1に送信する(STEP45)。
以上のように、本実施の形態においては、特に、第1〜3の発明のいずれか1つの発明に、さらに、コラムが収容されている庫内番号を記憶する庫内番号記憶手段9を備え、演算制御部6dは、劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にし、一方で、各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、庫内に収容されているコラムが全て販売が不可の場合は、該当庫内の冷熱システムを停止することにより、各庫内にて、収容しているコラムが全て販売不可になった場合に該当庫内の冷熱システムを停止することができ、無駄な冷熱システム運転をなくすことができる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図10は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態4と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態5による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図10は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態4と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9において、10は冷熱システム制御温度レベル毎に劣化日数補正データを記憶する劣化日数補正データ記憶手段、6eは劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、主制御部1にて冷熱システム制御温度レベルが変更された場合、劣化日数補正データ記憶手段10に記憶されているデータに基づき劣化日数を補正し、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にし、一方で、各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、庫内に収容されているコラムが全て販売が不可の場合は、該当庫内の冷熱システムを停止する演算制御部である。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図10のフローチャートをもとにして説明する。
まず、演算制御部6eは、全コラムの劣化日数設定手段7にて劣化日数が変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP47を行ない、変更がない場合はSTEP48を行なう(STEP46)。劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP47)。主制御部1にて冷熱システム制御温度レベルが変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP49を行ない、変更がない場合はSTEP50を行なう(STEP48)。主制御部1にて変更された冷熱システム制御温度レベルに該当する劣化日数補正データを劣化日数補正データ記憶手段10より算出し、劣化日数記憶手段2に記憶されている劣化日数データを、算出した劣化日数補正データにて補正し、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP49)。タイマー4にて日付に変更があるか否かを判定し、変更がある場合はSTEP51を行ない、変更がない場合はSTEP52を行なう(STEP50)。経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、経過日数記憶手段3に記憶させる(STEP51)。各コラム別に判定を実施するために、コラム番号nに初期データとして1をセットする(STEP52)。n番コラムが売切れか否かを判定し、売切れの場合はSTEP54を行ない、売切れでない場合はSTEP55を行なう(STEP53)。経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データをクリアする(STEP54)。
劣化日数記憶手段2のn番コラムに該当する劣化日数データと経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データを比較し、経過日数データが劣化日数データより大きいか否かを判定し、大きい場合はSTEP57を行ない、大きくない場合はSTEP56を行なう(STEP55)。商品販売後、n番コラムが売切れでない場合、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データをクリアし、STEP58を行なう。商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データがクリアの場合、n番コラムに該当する売切れ状態データに売切れ発生状態をセットし、STEP58を行なう。商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データが売切れ発生状態の場合、n番コラムに該当する売切れ状態データをクリアにし、STEP57を行なう(STEP56)。n番コラムに該当する選択ボタン5の売切れランプを点灯し、n番コラムの販売を不可にする(STEP57)。
全コラムの確認をしたか否かを判定し、している場合はSTEP60を行ない、していない場合はSTEP59を行なう(STEP58)。次コラムの確認を行なうために、コラム番号nに1を加算し、STEP53を行なう(STEP59)。各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、収容されているコラムが全て販売が不可の場合、該当する庫内の冷熱システムを停止させる信号を主制御部1に送信する(STEP60)。
以上のように、本実施の形態においては、特に、第1〜4の発明のいずれか1つの発明に、さらに、冷熱システム制御温度レベル毎に劣化日数補正データを記憶する劣化日数補正データ記憶手段10を備え、演算制御部6eは、劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、主制御部1にて冷熱システム制御温度レベルが変更された場合、劣化日数補正データ記憶手段10に記憶されているデータに基づき劣化日数を補正し、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にし、一方で、各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、庫内に収容されているコラムが全て販売が不可の場合は、該当庫内の冷熱システムを停止することにより、冷熱システムの制御温度が変更された場合、その制御温度に該当する補正データによって、適正な劣化日数により、より正確に劣化を判定することができる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態5による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図12は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態5と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態5による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図12は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお実施の形態5と同一構成のものは、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図11において、11は各コラムの劣化日数に到達するまでの日数を表示する劣化到達日数表示手段、6fは劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、主制御部1にて冷熱システム制御温度レベルが変更された場合、劣化日数補正データ記憶手段10に記憶されているデータに基づき劣化日数を補正し、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にし、一方で、各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、庫内に収容されているコラムが全て販売が不可の場合は、該当庫内の冷熱システムを停止し、一方で、各コラム毎に、劣化日数記憶手段2に記憶されている劣化日数から経過日数記憶手段3に記憶されている経過日数を減算し、そのデータを各コラム毎に劣化到達日数表示手段11に表示する演算制御部である。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図12のフローチャートをもとにして説明する。
まず、演算制御部6fは、全コラムの劣化日数設定手段7にて劣化日数が変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP62を行ない、変更がない場合はSTEP63を行なう(STEP61)。劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP62)。主制御部1にて冷熱システム制御温度レベルが変更されたか否かを判定し、変更がある場合はSTEP64を行ない、変更がない場合はSTEP65を行なう(STEP63)。主制御部1にて変更された冷熱システム制御温度レベルに該当する劣化日数補正データを劣化日数補正データ記憶手段10より算出し、劣化日数記憶手段2に記憶されている劣化日数データを、算出した劣化日数補正データにて補正し、劣化日数記憶手段2に記憶させる(STEP64)。タイマー4にて日付に変更があるか否かを判定し、変更がある場合はSTEP66を行ない、変更がない場合はSTEP67を行なう(STEP65)。経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、経過日数記憶手段3に記憶させる(STEP66)。各コラム別に判定を実施するために、コラム番号nに初期データとして1をセットする(STEP67)。n番コラムが売切れか否かを判定し、売切れの場合はSTEP69を行ない、売切れでない場合はSTEP70を行なう(STEP68)。経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データをクリアする(STEP69)。劣化日数記憶手段2のn番コラムに該当する劣化日数データと経過日数記憶手段3のn番コラムに該当する経過日数データを比較し、経過日数データが劣化日数データより大きいか否かを判定し、大きい場合はSTEP72を行ない、大きくない場合はSTEP71を行なう(STEP70)。
商品販売後、n番コラムが売切れでない場合、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データをクリアし、STEP73を行なう。商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データがクリアの場合、n番コラムに該当する売切れ状態データに売切れ発生状態をセットし、STEP73を行なう。
商品販売後、n番コラムが売切れで、売切れ状態記憶手段8に記憶されているn番コラムに該当する売切れ状態データが売切れ発生状態の場合、n番コラムに該当する売切れ状態データをクリアにし、STEP72を行なう(STEP71)。n番コラムに該当する選択ボタン5の売切れランプを点灯し、n番コラムの販売を不可にする(STEP72)。全コラムの確認をしたか否かを判定し、している場合はSTEP75を行ない、していない場合はSTEP74を行なう(STEP73)。次コラムの確認を行なうために、コラム番号nに1を加算し、STEP68を行なう(STEP74)。各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、収容されているコラムが全て販売が不可の場合、該当する庫内の冷熱システムを停止させる信号を主制御部1に送信する(STEP75)。各コラム毎に、劣化日数記憶手段2に記憶されている劣化日数から経過日数記憶手段3に記憶されている経過日数を減算し、そのデータを各コラム毎に劣化到達日数表示手段11に表示する(STEP76)。
以上のように、本実施の形態においては、特に、第1〜5の発明のいずれか1つの発明に、さらに、各コラムの劣化日数に到達するまでの日数を表示する劣化到達日数表示手段11を備え、演算制御部6fは、劣化日数設定手段7にてコラム毎に変更されたデータを、劣化日数記憶手段2に記憶させ、主制御部1にて冷熱システム制御温度レベルが変更された場合、劣化日数補正データ記憶手段10に記憶されているデータに基づき劣化日数を補正し、タイマー4にて日付が変更した場合、経過日数記憶手段3に記憶されている各コラムの経過日数データに1を加算し、コラムが商品売切れの場合、経過日数記憶手段3に記憶されている該当データをクリアし、コラムが商品ありとなった後、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくなった場合、該当コラムの選択ボタン5の売切れランプを点灯させ、販売を不可にし、一方で、劣化日数記憶手段2に記憶されているデータより経過日数記憶手段3に記憶されているデータが大きくない場合で商品が売切れの場合、売切れ状態記憶手段8の該当データに基づき販売可能にし、一方で、各庫内に収容されているコラムを庫内番号記憶手段9にて判定し、庫内に収容されているコラムが全て販売が不可の場合は、該当庫内の冷熱システムを停止し、各コラム毎に、劣化日数記憶手段2に記憶されている劣化日数から経過日数記憶手段3に記憶されている経過日数を減算し、そのデータを各コラム毎に劣化到達日数表示手段11に表示することにより、各コラムの劣化に到達するまでの日数を顧客に知らしめ、劣化商品の発生の警告ができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の制御装置は、収容本数や補充数等の複雑な設定をする必要もなく、正確に劣化を判定し、劣化商品の販売を防止することが可能となるので、ショーケース等での飲料の加温販売においても適用できる。
1 主制御部
2 劣化日数記憶手段
3 経過日数記憶手段
4 タイマー
5 選択ボタン
6a、6b、6c、6d、6f 演算制御部
7 劣化日数設定手段
8 売切れ状態記憶手段
9 庫内番号記憶手段
10 劣化日数補正データ記憶手段
11 劣化到達日数表示手段
101 判定部
102 保証期間演算部
103 平均販売数演算部
104 滞留期間演算部
105 表示器
2 劣化日数記憶手段
3 経過日数記憶手段
4 タイマー
5 選択ボタン
6a、6b、6c、6d、6f 演算制御部
7 劣化日数設定手段
8 売切れ状態記憶手段
9 庫内番号記憶手段
10 劣化日数補正データ記憶手段
11 劣化到達日数表示手段
101 判定部
102 保証期間演算部
103 平均販売数演算部
104 滞留期間演算部
105 表示器
Claims (6)
- 貨幣検出選別装置、商品搬出機構装置、庫内冷熱システム制御装置等、自動販売機全体を制御する主制御部と、商品の劣化日数を記憶する劣化日数記憶手段と、経過した日数をカウントし記憶する経過日数記憶手段と、前記主制御部と前記劣化日数記憶手段と前記経過日数記憶手段に接続された演算制御部を備え、前記演算制御部は、コラムが商品ありとなった後、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数を経過した場合、該当コラムの販売を不可にすることを特徴とした自動販売機の制御装置。
- 商品の劣化日数を設定する劣化日数設定手段を備え、前記演算制御部は、前記劣化日数設定手段にて入力されたデータを、前記劣化日数記憶手段に記憶させる請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
- 商品の売切れ変化を記憶する売切れ状態記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記売切れ状態記憶手段にて売切れ変化が記憶されている場合、さらに1回だけは販売可能にする請求項1または2に記載の自動販売機の制御装置。
- コラムが収容されている庫内番号を記憶する庫内番号記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記庫内番号記憶手段に記憶されているデータに基づき、収容されているコラムが全て販売が不可になったと判定した場合、該当庫内の冷熱システムを停止する請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機の制御装置。
- 冷熱システム制御温度レベル毎に劣化日数補正データを記憶する劣化日数補正データ記憶手段を備え、前記演算制御部は、前記劣化日数補正データ記憶手段に記憶されている劣化日数補正データに基づき、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数を補正する請求項1から4のいずれか一項に記載の自動販売機の制御装置。
- 各コラムの劣化日数に到達するまでの日数を表示する劣化到達日数表示手段を備え、前記演算制御部は、各コラム毎に、前記劣化日数記憶手段に記憶されている劣化日数から前記経過日数記憶手段に記憶されている経過日数を減算し、そのデータを各コラム毎に前記劣化到達日数表示手段に表示する請求項1から5のいずれか一項に記載の自動販売機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003350534A JP2005115733A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 自動販売機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2003350534A JP2005115733A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 自動販売機の制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005115733A true JP2005115733A (ja) | 2005-04-28 |
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ID=34542058
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---|---|---|---|
JP2003350534A Pending JP2005115733A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 自動販売機の制御装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005115733A (ja) |
-
2003
- 2003-10-09 JP JP2003350534A patent/JP2005115733A/ja active Pending
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