JP2005115537A - 火災監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 家人のさまざまな状況に依存した連絡手段や警告手段を設定することができ、監視員による緊急連絡時の連絡先の判断を支援することができる火災監視システムを提供する。
【解決手段】 例えばセンサー112が異常を検知した時、センサー112は“異常検知”を出力し、監視端末114はプレゼンスサーバ121へ”異常検知”を出力、プレゼンスサーバ121はプレゼンス永続化領域122のセンサー112の状態を”異常検知”に更新して”異常検知”をプレゼンス監視アプリケーション123とプレゼンス操作アプリケーション130へ出力する。プレゼンス監視アプリケーション123は状態監視データベース126の「状態」を”異常検知”に更新し、状態監視データベース126は監視コンソールを経由して火災の発生を監視員に通知し、プレゼンス操作アプリケーション130は火災の発生を家人へ通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般家庭等における火災の監視ならびに通報を行う火災監視システムに関するものである。
従来の火災監視システムでは、家屋に設置された煙センサーや温度センサーによって火災時に発生する煙や熱を感知して火災状況を監視している。家屋の監視のシステムは、煙や温度センサーと、センサーの状態を監視して異常があると監視センターに通報する専用の監視端末とから構成されている。監視端末には家人が在宅している場合や外出している場合、就寝している場合などいくつかのモードを設け、異常を感知すると監視モードに応じた監視情報を監視センターに通報する。監視センターは異常情報を受信すると監視モニターに警告を表示し、監視員の判断により消防署に通報するシステムが一般的である。その際、在宅者がいる(在宅モードおよび就寝モード)の場合には家人と連絡をとり、発報された情報の確認が可能であり、また、家人が外出の場合には携帯電話に連絡を入れ、状況を説明することができるようになっている。
従来の技術では、監視端末に設定された幾つかの固定的なモードしか設定できず、また、家屋に設定された監視端末に監視モードを設定するため、家人のさまざまな状況に依存した連絡手段や警告手段を設定することができない問題点がある。
逆に、監視員は監視端末に設定された監視モードにより家人の代表的な状況しか把握することができないため、誰に連絡、あるいは警告するのが適切なのか、監視モードのみからは判断することが困難であるという問題点がある。
なお、従来技術文献としてとして特許文献1が知られている。
特開2001−203794号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、家人のさまざまな状況に依存した連絡手段や警告手段を設定することができ、監視員による緊急連絡時の連絡先の判断を支援することができる火災監視システムを提供することにある。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、宅内の火災を検知して"異常検知"を出力する宅内システムと、前記宅内システムと通信網を介して接続され、前記宅内システムから"異常検知"を入力して監視員に通知する監視センターとからなる火災監視システムにおいて、前記宅内システムは、宅内での火災発生時にこれを検知して、"異常検知"を出力する1個または複数個のセンサー部と、前記センサー部を監視し、前記センサー部が"異常検知"を出力した場合には前記監視センターに"異常検知"を出力する監視端末とを具備し、前記監視センターは、前記監視端末から"異常検知"を入力し、前記センサー部の状態の変更発生通知を出力するプレゼンスサーバ部と、前記センサー部の状態と、緊急時の連絡先である家人の識別情報とを格納する状態監視データベース部と、前記変更発生通知を入力し、前記状態監視データベース部の前記センサー部に関するデータを"異常検知"に更新し、監視員への通報要求を出力するプレゼンス監視アプリケーション部と、家人の携帯電話の番号や住所などの家人にかかわる情報を格納するユーザ情報管理データベース部と、前記監視員への通報要求入力し、前記ユーザ情報管理データベースを検索して前記住所や前記携帯電話の番号などを警備員に対して出力する監視コンソール部と、を具備することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の火災監視システムであって、前記プレゼンス監視アプリケーション部は格納領域中に自身の状態を管理する状態管理領域を加えて具備し、宅内での火災発生時には前記プレゼンスサーバ部より前記変更発生通知を入力して前記状態管理領域を"異常検知"に変更し、前記プレゼンスサーバ部は、前記プレゼンス監視アプリケーション部の前記状態管理領域の"異常検知"への更新通知を、前記ユーザ情報管理データベース部の前記家人の携帯電話の番号を読み込んで、前記家人の携帯電話へ送信し、前記家人の携帯電話は、前記家人に"異常検知"を通知するプレゼンス操作アプリケーション部を具備することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1もしくは請求項2に記載の火災監視システムであって、前記監視端末が所定の時間間隔で前記センサー部に火災検知の実行要求を出力することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の火災監視システムであって、前記プレゼンス監視アプリケーション部が前記家人の状態と、緊急時の連絡先である家人の識別情報との組み合わせの一覧からなるルール情報を記憶領域上に加えて具備し、前記プレゼンスサーバ部が前記家人の状態と識別情報と、前記センサー部の状態と識別情報とを格納するプレゼンス永続化領域を格納領域上に加えて具備し、前記家人が前記携帯電話の前記プレゼンス操作アプリケーションから通信網を経由して、前記家人の"会社"、"在宅"などの状態変更の要求を前記プレゼンスサーバ部へ出力し、前記プレゼンスサーバ部が前記プレゼンス永続化領域の前記家人の状態を更新し、前記プレゼンス監視アプリケーションは、火災発生時には、前記ルール情報の前記家人の状態と前記プレゼンス永続化領域の前記家人の状態とを比較し、該当する前記組み合わせの前記緊急時の連絡先である家人の識別情報を読み込み、前記状態監視データベース部の前記緊急時の連絡先である家人の識別情報を更新することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の火災監視システムであって、前記家人は前記監視端末より通信網と、前記プレゼンスサーバ部とを経由して、前記家人は前記家人の状態として"犬と散歩"や"塾"など任意の状態を指定して、前記ルール情報の登録要求を、前記プレゼンス監視アプリケーション部へ出力し、前記プレゼンス監視アプリケーション部はこれに従って前記ルール情報を設定することを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、火災監視システムに宅内システムと監視センターを備えたことにより、火災発生時には監視員に最適な連絡先を提示することができる効果が得られる。
また、請求項2の発明によれば、プレゼンス監視アプリケーション部が格納領域中に自身の状態を管理する状態管理領域を備え、“異常検知”の場合にはプレゼンスサーバ部が家人の携帯電話に通知することにより、火災発生時には正しく家人に通知ができる効果が得られる。
また、請求項3の発明によれば、所定の時間間隔で火災監視を行うことで、センサーが正しく機能していることを確認できる効果が得られる。
また、請求項4の発明によれば、家人の状態の変化に応じて緊急時の連絡先を変更できるため、確実な火災発生の通知ができる効果が得られる。
また、請求項5の発明によれば、家人の任意の状態を登録可能としたことで、家人が本発明の火災監視システムを導入する際の前記ルール情報記述が容易となる効果が得られる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の実施の形態における火災監視システムの構成図である。
本実施の形態は宅内システム110、監視センター120およびプレゼンス操作アプリケーション130により構成される。
宅内システム110は火災を検知するセンサー111、センサー112、センサー113、およびこれらを監視し、火災発生時にはインターネット経由で信号を監視センター120へ出力する監視端末114から構成される。
監視センター120のプレゼンスサーバ121は監視端末114からの信号を入力し、プレゼンス永続化領域122を更新し、また、状態監視データベース126(図3)のプレゼンスの更新要求を出力する。また、家人の携帯電話であるプレゼンス操作アプリケーション130へデータを出力する。
プレゼンス監視アプリケーション123はプレゼンスサーバ121からの更新要求を入力し、家人が予め登録したプレゼンス監視アプリケーションのルール(図5)と、プレゼンス永続化領域122に記録された家人のプレゼンスを読み込んで緊急時の連絡先を判断し、状態監視データベース126中のプレゼンスの連絡手段、あるいは警告手段を更新し、監視員への通報要求を出力する。状態監視データベース126はセンサーの状態と緊急時の連絡先との関連付けデータを格納する。監視コンソール127はプレゼンス監視アプリケーション123の制御のもとに、家人の電話番号などを格納するユーザ情報管理データベース125を参照し、異常検知と緊急時の連絡先を表示する。監視員はこの表示に従い、適切な行動を取る。
プレゼンス操作アプリケーション130は、家人のそれぞれが所持している携帯電話131〜133上でプレゼンスサーバ121とのデータの送受信を行う。
次に、図を参照して本実施形態の動作について、登録処理、定常時の処理、異常検知時の処理に関して説明する。
<登録処理>
ユーザは図1のセンサー111と、センサー112と、センサー113と、監視端末114とを宅内に設置し、登録処理の開始要求を監視端末114に入力する。監視端末114はインターネットを経由して監視センター120に接続し、登録処理の開始要求を出力する。
プレゼンスサーバ121はインターネットおよび監視端末114を経由して、住所、電話番号などの属性情報からなるユーザ情報と、携帯電話を保持できる家人と、家人の携帯電話番号と、各家人が変更できるプレゼンスとの入力をユーザに要求する。
家人は、例えば図4に示すように、監視端末114へ住所として“東京都・”を入力し、電話番号として“09012345678”と、“09087654321”と、“09043218765“とを入力し、センサーの配置情報として“2F−L”、“1F−D”、“1F−Kとを入力する。
また、家人は、例えば図5に示すように、各家人のプレゼンスとして、“犬と散歩”、“会社”、“塾”、“学校”などを監視端末114に入力すると共に、通信手段、警告手段を入力する。
プレゼンスサーバ121は家人によって入力された情報を状態監視データベース126に書き込む。
次に、プレゼンスサーバ121は、監視対象の家庭に対してID“プレゼンス監視1”を付与する。また、プレゼンスサーバ121は、センサー111にID“センサー1”を付与し、センサー112にID“センサー2”を付与し、センサー113にID“センサー3”を付与する。
次に、プレゼンスサーバ121は、ユーザ情報管理データベース125(図4)に「ID」として“プレゼンス監視1”を設定し、家人情報(家人のID)として“家人1”と、“家人2”と、“家人3”とを設定し、センサーのID“センサー1”と、“センサー2”と、“センサー3”とを設定し、センサーの配置情報として“2F−L”と、“1F−D”と、“1F−K”とを設定する。
次に、プレゼンスサーバ121は、図3に示すように、状態監視データベース126の「ID」に“プレゼンス監視1”を設定し、状態には「異常なし」を設定する。次に、プレゼンスサーバ121は図5の形式のプレゼンス監視アプリケーションのルールの連絡手段と警告手段に、ユーザの入力情報を元に家人のIDを設定する。
次に、プレゼンスサーバ121は、図5のプレゼンス監視アプリケーションのルールの読み込み要求を、プレゼンス監視アプリケーション123へ出力する。プレゼンス監視アプリケーション123は、プレゼンス監視アプリケーションのルールを読み込み、プレゼンスサーバ121に対して読み込み完了を通知する。次に、プレゼンスサーバ121は、プレゼンスサーバ永続化領域122から家人とセンサーのIDを読み込み、プレゼンス監視アプリケーション123へ出力する。
プレゼンス監視アプリケーション123はプレゼンスサーバ121からのデータを受け取り、格納領域中にコンタクトリスト124を作成し、センサーのID“センサー1”と、“センサー2”と、“センサー3”と、家人のID“家人1”と、“家人2”と、“家人3”を設定し、設定完了の通知をプレゼンスサーバ121へ出力する。
次に、プレゼンスサーバ121はユーザ情報管理データベース125の「ID」が“プレゼンス監視1”の行の「家人」の電話番号を参照して、プレゼンス操作アプリケーションのダウンロード情報を“家人1”と、“家人2”と、“家人3”との携帯電話へ送信する。
次に、プレゼンスサーバ121は状態監視データベース126の初期設定要求をプレゼンス監視アプリケーション123に出力する。次に、プレゼンス監視アプリケーション123は状態監視データベース126にIDが“プレゼンス監視1”で、状態が“異常なし”の行を挿入する。
次に、プレゼンス監視アプリケーション123は状態監視データベース126が更新されたことを監視コンソール127へ通知する。監視コンソール127はプレゼンス監視アプリケーションのID“プレゼンス監視1”と状態“異常なし”を画面へ出力する。次に、プレゼンス監視アプリケーション123はプレゼンスサーバ121へ、初期設定完了の通知を出力する。
次に、プレゼンスサーバ121は登録処理が完了し、火災監視システムが定常動作を開始した通知を監視端末114へ送信し、登録処理を終了する。
なお、プレゼンス永続化領域122のセンサーのIDとプレゼンスは定常処理中に追加、更新される。家人1〜3は家人1〜3のプレゼンスを携帯電話131〜133上のプレゼンス操作アプリケーション130へ入力し、キャリアゲートウェイと、インターネットとを経由してプレゼンスサーバ121へ出力する。次にプレゼンスサーバ121は家人のIDとプレゼンスをプレゼンス永続化領域122へ追加あるいは更新する。
<定常時の処理>
本実施形態における定常時の処理について説明する。
宅内システム110内の監視端末114は、所定の時間間隔ごとに、各センサー111〜113に対して火災発生の有無の確認要求を出力する。火災が発生していない場合、各センサーは監視端末114に対して“異常なし”を数値情報として出力する。監視端末114はインターネットを経由して監視センター120へ接続し、プレゼンスサーバ121に各センサー111〜113の“異常なし”を出力する。
プレゼンスサーバ121は監視端末114からの通知を受け、図2に示されるプレゼンス永続化領域122のID“センサー1”と、“センサー2”と、“センサー3”とに該当するプレゼンスを“異常なし”に設定する。
なお、プレゼンス永続化領域122にID“センサー1”または“センサー2”または“センサー3”が存在しない場合には、プレゼンスサーバ121はプレゼンス永続化領域122に行を追加してIDを書き込み、プレゼンスを“異常なし”に設定する。
次に、プレゼンス監視アプリケーション123へID“センサー1”と、“センサー2”と、“センサー3”とのプレゼンスの“異常なし”を出力する。
次に、プレゼンス監視アプリケーション123はメモリ中に記憶しているプレゼンス監視アプリケーション123のプレゼンスを“異常なし”に更新し、変更完了の通知をプレゼンスサーバ121へ出力する。
次に、プレゼンスサーバ121は図4の構造のユーザ情報管理データベースをアクセスして「ID」が“プレゼンス監視1”に該当する行の「家人情報」の「家人」のID“家人1”と、“家人2”と、“家人3”との電話番号を読み込む。
次に、プレゼンスサーバ121はプレゼンス監視アプリケーション123のプレゼンスの“異常なし”への変更の通知を、各家人の携帯電話のプレゼンス操作アプリケーション130へ、インターネットおよびキャリアゲートウェイを経由して出力する。次に、プレゼンス操作アプリケーション130は“異常なし”を携帯電話131〜133に表示する。
定常時における一連の処理は以上であり、定常時にはこれらを繰り返す。ユーザが監視端末114の停止ボタンを押下した場合には、定常時の処理を終了する。
<異常時の処理>
本実施の形態における異常時の処理について説明する。
宅内システム110内の監視端末114は、所定の時間間隔ごとに、各センサー111〜113に対して火災発生の有無の確認要求を出力する。いま、センサー112が異常を検知したとする。センサー112は “異常検知”を数値情報として監視端末114へ出力する。監視端末114はインターネットを経由して監視センター120へ接続し、センサー111のプレゼンスを“異常なし”に、センサー112のプレゼンスを“異常検知”に、センサー113のプレゼンスを“異常なし”に変更する要求をプレゼンスサーバ121へ出力する。
プレゼンスサーバ121は図2に示されるプレゼンス永続化領域122のID“センサー1”に該当するプレゼンスを“異常なし”に、ID“センサー2”に該当するプレゼンスを“異常検知”に、ID“センサー3”に該当するプレゼンスを“異常なし”に設定する。
次に、プレゼンスサーバ121はプレゼンス監視アプリケーション123へ各センサーのIDとプレゼンスとを出力して、センサーのプレゼンスが変更されたことを通知する。
プレゼンス監視アプリケーション123は各センサーのプレゼンスをプレゼンスサーバ121経由でプレゼンス永続化領域122から読み込み、センサー112のプレゼンスが“異常検知”であることから、監視員への通報が必要であると判断すし、コンタクトリスト124中の家人のIDと、対応するプレゼンス永続化領域122中の家人のプレゼンスとを読み込む。この実施例では“家人1”のプレゼンスが“会社”、“家人2”のプレゼンスが“学校”、“家人3”のプレゼンスが“在宅”であるとする。
次に、プレゼンス監視アプリケーション123はプレゼンス監視アプリケーションのルール記述(図5)から家人のプレゼンスに合致する行を読み込む。プレゼンス監視アプリケーション123は家人のプレゼンスに合致するルール番号1の行から連絡手段“家人3”と警告手段“家人3”を読み込み、火災の発生した家庭のID“プレゼンス監視1”と、異常を検知したセンサーのID“センサー2”と、状態“異常検知”とを状態監視データベース126へ書き込む。
次に、プレゼンス監視アプリケーション123は監視コンソール128へ異常検知を通知するための信号と、火災の発生した家庭のID“プレゼンス監視1”と、異常を検知したセンサーのID“センサー2”と、連絡手段“家人3”と、警告手段“家人3”とを出力する。
監視コンソール127はID“プレゼンス監視1”に該当する行をユーザ情報管理データベース125から読み込み、ユーザの住所“東京‥”とセンサー情報から異常を検知したセンサーの配置情報“1F−D”、連絡手段“家人3”に対応する携帯電話の番号“09043218765”と、警告手段“家人3” に対応する携帯電話の番号“09043218765”とを表示する。これらを監視員は確認し、表示された連絡手段や警告手段に従って、適切な対応をとる。次に、監視コンソール128は監視員への表示の完了の通知をプレゼンス監視アプリケーション123へ出力する。
次に、プレゼンス監視アプリケーション123は記憶領域中にプレゼンス監視アプリケーション123のプレゼンス“異常検知”を格納し、変更完了の通知をプレゼンスサーバ121へ出力する。
次に、プレゼンスサーバ121は図4の構造のユーザ情報管理データベース125をアクセスして、「ID」が“プレゼンス監視1”に該当する行の「家人情報」の「家人」のID“家人1”と、“家人2”と、“家人3”との電話番号を読み込む。
プレゼンスサーバ121はプレゼンス監視アプリケーション123のプレゼンスの“異常検知”への更新の通知を、各家人の携帯電話のプレゼンス操作アプリケーション130へ、インターネットおよびキャリアゲートウェイを経由して出力する。
プレゼンス操作アプリケーション130は“異常検知”を家人に表示する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、センサーの数を3個として実施の形態を説明したが、センサーの数はもっと多くても、少なくても良い。
この発明の一実施形態による火災監視システムの構成を示すブロック図であるである。 同実施形態のプレゼンス永続化領域のデータ構造を表す図である。 同実施形態の状態監視データベースのデータ構造を表す図である。 同実施形態のユーザ情報管理データベースのデータ構造を表す図である。 同実施形態のプレゼンス監視アプリケーションのルール記述のデータ構造を表す図である。
符号の説明
110…宅内監視システム
111,112,113…センサー
120…監視センター
121…プレゼンスサーバ
122…プレゼンス永続化領域
123…プレゼンス監視アプリケーション
124…コンタクトリスト
125…ユーザ情報管理データベース
126…状態監視データベース
127…監視コンソール
130…プレゼンス操作アプリケーション
131、132、133…携帯電話

Claims (5)

  1. 宅内の火災を検知して“異常検知“を出力する宅内システムと、前記宅内システムと通信網を介して接続され、前記宅内システムから“異常検知“を入力して監視員に通知する監視センターとからなる火災監視システムにおいて、
    前記宅内システムは、
    宅内での火災発生時にこれを検知して、“異常検知“を出力する1個または複数個のセンサー部と、
    前記センサー部を監視し、前記センサー部が“異常検知“を出力した場合には前記監視センターに“異常検知“を出力する監視端末とを具備し、
    前記監視センターは、
    前記監視端末から“異常検知”を入力し、前記センサー部の状態の変更発生通知を出力するプレゼンスサーバ部と、
    前記センサー部の状態と、緊急時の連絡先である家人の識別情報とを格納する状態監視データベース部と、
    前記変更発生通知を入力し、前記状態監視データベース部の前記センサー部に関するデータを“異常検知”に更新し、監視員への通報要求を出力するプレゼンス監視アプリケーション部と、
    家人の携帯電話の番号や住所などの家人にかかわる情報を格納するユーザ情報管理データベース部と、
    前記監視員への通報要求入力し、前記ユーザ情報管理データベースを検索して前記住所や前記携帯電話の番号などを警備員に対して出力する監視コンソール部と、
    を具備することを特徴とする火災監視システム。
  2. 前記プレゼンス監視アプリケーション部は格納領域中に自身の状態を管理する状態管理領域を加えて具備し、宅内での火災発生時には前記プレゼンスサーバ部より前記変更発生通知を入力して前記状態管理領域を"異常検知"に変更し、
    前記プレゼンスサーバ部は、前記プレゼンス監視アプリケーション部の前記状態管理領域の"異常検知"への更新通知を、前記ユーザ情報管理データベース部の前記家人の携帯電話の番号を読み込んで、前記家人の携帯電話へ送信し、
    前記家人の携帯電話は、
    前記家人に"異常検知"を通知するプレゼンス操作アプリケーション部を具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の火災監視システム。
  3. 前記監視端末が所定の時間間隔で前記センサー部に火災検知の実行要求を出力することを特徴とする、請求項1もしくは請求項2に記載の火災監視システム。
  4. 前記プレゼンス監視アプリケーション部が前記家人の状態と、緊急時の連絡先である家人の識別情報との組み合わせの一覧からなるルール情報を記憶領域上に加えて具備し、
    前記プレゼンスサーバ部が前記家人の状態と識別情報と、前記センサー部の状態と識別情報とを格納するプレゼンス永続化領域を格納領域上に加えて具備し、
    前記家人が前記携帯電話の前記プレゼンス操作アプリケーションから通信網を経由して、前記家人の“会社”、“在宅”などの状態変更の要求を前記プレゼンスサーバ部へ出力し、
    前記プレゼンスサーバ部が前記プレゼンス永続化領域の前記家人の状態を更新し、
    前記プレゼンス監視アプリケーションは、火災発生時には、前記ルール情報の前記家人の状態と前記プレゼンス永続化領域の前記家人の状態とを比較し、該当する前記組み合わせの前記緊急時の連絡先である家人の識別情報を読み込み、前記状態監視データベース部の前記緊急時の連絡先である家人の識別情報を更新する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の火災監視システム。
  5. 前記家人は前記監視端末より通信網と、前記プレゼンスサーバ部とを経由して、前記家人は前記家人の状態として“犬と散歩”や“塾”など任意の状態を指定して、前記ルール情報の登録要求を、前記プレゼンス監視アプリケーション部へ出力し、前記プレゼンス監視アプリケーション部はこれに従って前記ルール情報を設定する
    ことを特徴とする、請求項4に記載の火災監視システム。
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