JP2005114906A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 格別の設定無しに、赤目緩和機能の実行と、撮影の即時性とを両立させること。
【解決手段】 シャッターが半押し状態になってから全押し状態になるまでの時間が所定時間よりも短い場合には、セルフタイマー撮影が設定されていなければ、赤目緩和機能の実行が設定されていても、赤目緩和機能を実行せずに撮影処理を実行し、セルフタイマー撮影が設定されていれば赤目緩和機能を実行する。
【選択図】 図10

Description

本発明は静止画像及び或いは動画像を記録媒体に記録する画像処理装置及びその制御方法に関し、特にフラッシュ撮影時の赤目現象を緩和するための、赤目緩和機能を有する画像処理装置及びその制御方法に関する。
従来、フラッシュ光が網膜血管で反射することにより目が赤く写る、所謂赤目現象を緩和するため、赤目緩和機能を有するカメラが販売されている。
一般的な赤目緩和機能は、フラッシュ撮影の直前に、プリフラッシュ(プリ発光)を行ったり、別途設けられた赤目緩和ランプを約1秒間点灯することで、事前に人の瞳孔を小さくし、撮影時に網膜血管で反射される光量を減少させて赤目現象を緩和するものである。
しかしながら、フラッシュのプリ発光や赤目緩和ランプの発光によって瞳孔が最も小さくなるまでには約1秒を要するため、プリ発光や赤目緩和ランプの発光開始時から約1秒後に実際の撮影が行われる。
すなわち、従来の電子カメラ等の画像処理装置において赤目緩和を行う場合には、シャッターボタンを押してから実際に撮影されるまで約1秒間のタイムラグが発生する。
この1秒間のタイムラグは、余裕を持って撮影する場合は特に問題とならないが、すぐに撮影を行いたい場合には、赤目緩和ランプ点灯中又はプリ発光中にシャッターチャンスを逃してしまうという問題があった。
このような従来技術の問題点を解決するため、通常の撮影では赤目緩和処理を行い、シャッターの押し込み速度が所定時間よりも早い場合には、赤目緩和処理を行わずに撮影を行うようにしたカメラが提案されている(特許文献1)。
特開平6−265987号公報
しかしながら、特許文献1記載のカメラは、シャッターの押し込み速度のみによって赤目緩和処理の実行、非実行を決定するため、ユーザの意図とカメラの動作が必ずしも一致しないことがあった。例えば、セルフタイマー撮影のように、シャッターの押し込み速度がたとえ早い場合であっても、赤目緩和処理を行った方が良い場合が存在するが、このような場合であっても、特許文献1記載のカメラでは赤目緩和処理が実行されないことになる。また、昨今市販されている撮像装置は、多様化するユーザの要求や状況に応じた最適な撮影を簡単な設定で可能とするため、様々な撮影モードを選択可能となっている。そして、セルフタイマー撮影と同様、シャッターの押し込み速度のみによっては選択された撮影モードにそぐわない動作を行ってしまう虞がある。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決することを目的とする。
上述の目的は、フラッシュを有し、当フラッシュを用いる撮像時に、赤目緩和動作可能な画像処理装置であって、半押し状態と全押し状態とを検出可能なシャッターボタンと、シャッターボタンが半押し状態となってから、全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いか否かを判定する判定手段と、セルフタイマー撮影が設定されているか否かを検出する動作モード検出手段と、シャッターボタンが半押し状態となってから、全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いと判定された場合、セルフタイマー撮影が設定されていなければ、赤目緩和動作の設定有無にかかわらず、赤目緩和動作を行わずに撮像処理を行い、赤目緩和動作の実行と、セルフタイマー撮影とが設定されている場合には、シャッターボタンが半押し状態となってから、全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いと判定されても、赤目緩和動作を行って撮像処理を行う撮像手段とを有することを特徴とする画像処理装置によって達成される。
また、上述の目的は、半押し状態と全押し状態とを検出可能なシャッターボタンと、フラッシュを有し、当フラッシュを用いる撮像時に、赤目緩和動作可能な画像処理装置の制御方法であって、シャッターボタンが半押し状態となってから、全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いか否かを判定する判定ステップと、セルフタイマー撮影が設定されているか否かを検出する動作モード検出ステップと、シャッターボタンが半押し状態となってから、全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いと判定された場合、セルフタイマー撮影が設定されていなければ、赤目緩和動作の設定有無にかかわらず、赤目緩和動作を行わずに撮像処理を行い、赤目緩和動作の実行と、セルフタイマー撮影とが設定されている場合には、シャッターボタンが半押し状態となってから、全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いと判定されても、赤目緩和動作を行って撮像処理を行う撮像ステップとを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法によっても達成される。
本発明によれば、セルフタイマー撮影など、設定された撮影モードに応じて、特段の動作を行うことなく即時性を優先した撮影と赤目緩和処理を行う撮影とが適切に選択されるようになる。
●<第1の実施形態>
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に従って詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成例を示す図である。
本実施形態において画像処理装置100は撮像素子を用いて電気的に撮像を行う構成を有するが、フィルムを用いる所謂銀塩カメラに対しても本発明を適用可能である。
(画像処理装置の構成)
以下、画像処理装置100の構成を説明する。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
タイミング発生回路18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給し、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介してLCDや有機ELディスプレイ等の画像表示部28により表示される。撮像した画像データを画像表示部28で逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は撮影した静止画像や動画像を格納する記憶装置であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。そのため、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで、適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等を用いた周知のデータ圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御部40は絞り機能を備えるシャッター12を制御するとともに、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。
測距制御部42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御部44は撮影レンズ10のズーミングを制御する。バリア制御部46は撮影レンズ10の保護を行うためのレンズバリアである保護部102の動作を制御する。
フラッシュ48は撮影時の補助光源として機能し、調光機能も有する。また、AF補助光の投光機能も有する。
赤目緩和ランプ49は、フラッシュ48を用いた撮影前に、約1秒間発光することによって、被写体である人の瞳孔を小さくするための光源である。上述したように、撮影直前に瞳孔を小さくすることによって、フラッシュ発光撮影時の赤目現象を低減することができる。
露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
システム制御回路50は例えばCPUであり、メモリ52に記憶されたプログラムを実行することにより画像処理装置100全体を制御する。メモリ52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
表示部54は例えばLCDやLED、スピーカ等の出力装置の組み合わせにより構成され、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を出力する。表示部54は画像処理装置100の操作部70近辺の視認し易い位置に、単数或いは複数設置される。また、表示部54の一部は光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容としては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、記録媒体書き込み動作表示、等がある。この一部は光学ファインダー104内に表示される。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
モードダイヤル60、シャッタースイッチ62及び64、画像表示ON/OFFスイッチ66、フラッシュ設定ボタン68及び操作部70は、システム制御回路50に各種の動作指示を入力するための操作手段を構成し、ボタン、スイッチ、ダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
モードダイアルスイッチ60は、例えば電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するためのスイッチである。
シャッタースイッチSW1(62)は、画像処理装置100に設けられたシャッターボタン(図示せず)の操作途中(半押し)でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
シャッタースイッチSW2(64)は、不図示のシャッターボタンの操作完了(全押し)でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
画像表示ON/OFFスイッチ66は、画像表示部28の表示ON/OFF設定用スイッチである。光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、例えばTFT LCD等から成る画像表示部28の表示をOFFして電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
フラッシュ設定ボタン68は、フラッシュの動作モードを設定・変更するボタンである。本実施形態において設定可能なモードは、オート、常時発光、赤目緩和オート、常時発光(赤目緩和)がある。オートは、被写体の明るさに応じて自動的にフラッシュを発光して撮影するモードである。常時発光は、常にフラッシュを発光して撮影するモードである。赤目緩和オートは、被写体の明るさに応じて自動的にフラッシュを発光して撮影するとともに、フラッシュ発光の際には、常に赤目緩和ランプを発光するモードである。常時発光(赤目緩和)は、常に赤目緩和ランプとストロボを発光して撮影するモードである。
操作部70は各種ボタンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、圧縮モードスイッチ等がある。
圧縮モードスイッチは、JPEG(JointPhotographicExpertGpoup)圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するRAWモードを選択するためのスイッチである。
本実施形態において、JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。画像処理装置100の利用者は、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことができる。
JPEG圧縮のモードにおいては、圧縮・伸長回路32が、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、設定された圧縮率に圧縮した後、例えば記録媒体200に記録する。
RAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み出し、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、記録媒体200に記録する。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
電源86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、或いはACアダプター等からなり、コネクタ82及び84によって画像処理装置100に取り付けられる。
メモリカードやハードディスク等の記録媒体200及び210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、212と、画像処理装置100とのインタフェース204、214及びコネクタ206、216を有している。記録媒体200及び210は、媒体側のコネクタ206、216と画像処理装置100側のコネクタ92、96とを介して画像処理装置100に装着される。コネクタ92、96にはインタフェース90及び94が接続される。記録媒体202、212の装着有無は、記録媒体着脱検知部98によって検知される。
なお、本実施形態では画像処理装置100が記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明しているが、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数を含む任意の数備えることができる。また、系統毎に異なる規格のインターフェース及びコネクタを用いても良い。
インターフェース及びコネクタとしては、例えばPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いることができる。
さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
バリア102は、画像処理装置100の、レンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止する。
光学ファインダ104は例えばTTLファインダであり、プリズムやミラーを用いてレンズ10を通じた光束を結像する。光学ファインダ104を用いることで、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに撮影を行うことが可能である。また、上述したように、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などの情報表示がなされる。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信処理を行う。
コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介して画像処理装置100を他の機器と接続する。
(画像処理装置100の動作説明)
図2は、本実施形態の画像処理装置100の処理手順を説明するフローチャートであり、シャッタースイッチSW1(62)がONしてから、測距・測光、撮影、記録を行うまでの動作を説明するものである。上述したように、シャッタースイッチSW1(62)はシャッターボタンが所謂半押し状態となった際にONする。また、以下の説明では画像処理装置100が赤目緩和処理モードに設定されているものとする。
システム制御回路50は、スイッチSW1がONした時刻を例えばメモリ52に保存する(S102)。保存する時刻は、シャッタースイッチSW1がONしてからシャッタースイッチSW2がONするまでの時間を測定可能であれば任意の形式であってよいが、システム制御回路が起動してからのチックカウントや、内蔵する時計の時刻、或いはフリーランカウンタの値などを時刻として保存可能である。或いは、S102において内部カウンタの計数を開始しても良い。
次に、システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッタースピード(露光時間)を決定する(S103)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュの設定も行う。S103における測距・測光処理の詳細は図3を用いて後述する。
次に、システム制御回路50は、シャッタースイッチSW2がONしているか否かを判定する(S104)。スイッチSW2がONしてない場合は、S109に進む。S109で、スイッチSW1がONしているか否かを判定し、ONしていない場合は処理を終了する。一方、スイッチSW1がONの場合は、S104に戻る。
S104でスイッチSW2がONしていた場合はS105に進む。S105では、スイッチSW1がONしてから、所定時間が経過しているかどうかを判定する。具体的には、S102で保存したスイッチSW1がONした時刻と、S105でスイッチSW2のONが検出された時刻とを比較することによって、所定時間が経過したかどうかを判定することができる。或いは、フリーランカウンタや内部カウンタの値がどのくらい増加したかによっても所定時間の経過を判定することができる。
S105で所定時間の経過が判定された場合は、赤目緩和ランプ49を1秒間光らせるか、フラッシュ48をプリ発光させる赤目緩和処理を行う(S106)。赤目緩和処理は、フラッシュ撮影時に、目が赤く写る現象を低減するために行われる。S106における赤目緩和処理の詳細は図6を用いて後述する。
一方、S105で所定時間が経過していないと判定された際には、S107に進んで撮影処理を行う。S107で、システム制御回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、撮影した画像データをメモリ30に書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する。
S107における撮影処理の詳細は図5を用いて後述する。
次いで、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を行う。さらに、設定された圧縮モードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32を用いて行った後、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込む記録処理を実行する(S108)。S108における記録処理の詳細は図6を用いて後述する。
記録処理が終了すると、一連の処理を終了する。
(測距・測光処理)
次に、図3に示すフローチャートを用いて、図2のS103における測距・測光処理の詳細を説明する。
システム制御回路50は、例えばCCDからなる撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行う。
なお、これら各処理では、撮影した全画素数分の画像データのうち、必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードなど、異なる処理モード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202)、露光制御部40を用いてAE制御を行う(S203)。
設定されているフラッシュのモードとS203のAE制御で得られた露光データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S204)、フラッシュが必要ならば例えばメモリ52の所定領域にフラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S205)。
露出(AE)が適正と判断されれば(S202)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
次に、システム制御回路50は、画像処理回路20での演算結果及びS203のAE制御で得られた測定データを用いて、ホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節するAWB制御を行う(S207)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断されたならば(S206)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
次にシステム制御回路50は、S203のAE制御及びS207のAWB制御で得られた測定データを用いて、測距(AF)が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御部42を用いてAF制御を行う(S209)。
測距(AF)が合焦と判断されたならば(S208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理を終了する。
(赤目緩和処理)
次に、図4に示すフローチャートを用いて、図2のS106における赤目緩和処理の詳細を説明する。
まず、システム制御回路50は、現在設定されているフラッシュの動作モードを判別して(S501)、赤目緩和モードでなければ処理を終了する。一方、赤目緩和モードであった場合はS502に進む。
次に、メモリ52の所定領域を参照し、フラッシュフラグがセットされているかを調べる(S502)。フラッシュフラグがセットされていない、すなわちフラッシュが発光しない場合は、処理を終了する。一方、フラッシュフラグがセットされている場合には、赤目緩和ランプ49を点灯し(S503)、点灯状態のまま1秒間待つ(S504)。赤目緩和ランプ49を1秒間点灯した後、赤目緩和ランプ49を消灯する(S505)。一連の処理を終えたならば、赤目緩和処理を終了する。
なお、赤目緩和処理をフラッシュ48によって行う場合には、S503で1秒間断続的にフラッシュ48をプリ発光させて処理を終了するか、S503で1回フラッシュ48をプリ発光させ、1秒待って処理を終了すれよい。なお、この場合には実際の撮影処理を行う迄にフラッシュ48を再度充電する必要があることは言うまでもない。
(撮影処理)
次に、図5に示すフローチャートを用いて、図2のS107における撮影処理の詳細を説明する。
システム制御回路50は、S103における測距・測光処理においてシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じた時間開放して撮像素子10を露光する(S301、S302)。
次に、メモリ52の所定領域を参照し、フラッシュフラグがセットされているか否かを判断し(S303)、セットされていた場合はフラッシュを発光させる(S304)。
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子12の露光終了を待ち(S305)、シャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
そして、S311において、システム制御回路50はメモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う。
一連の処理を終えたならば、撮影処理を終了する。
(記録処理)
次に、図6に示すフローチャートを用いて、図2のS108における記録処理の詳細を説明する。
まず、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出し、撮像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処理を行った後(S401)、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
そして、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定された圧縮モードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行った後(S402)、インタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S403)。記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理を終了する。
図9は、シャッターボタンを全押ししたときの、シャッターボタンを押してから実際に撮影されるまでのタイムラグを説明するためのタイムチャートである。(a)は従来例によるタイムチャート、(b)は本実施形態によるタイムチャートである。本実施形態に拠れば、シャッターボタンを全押しした場合には赤目緩和処理を行わないことによって、約1秒、撮影タイムラグを短縮することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、フラッシュ撮影時にシャッターボタンを全押しした場合など、シャッターボタンが半押し状態から撮影状態に至るまでの時間が処理時間より短い場合には、赤目緩和モードの設定有無にかかわらず、赤目緩和処理を行わずに撮影を行うことで、赤目緩和モードが設定されていた場合であっても、シャッターチャンスを逃さずに撮影することが可能になる。
一方、シャッタースイッチ半押し状態で保持した後、全押し状態にした場合には、赤目緩和ランプが光ることによって、人の目が赤く写る現象を低減することが可能となる。
また、このような構成により、シャッターをどのように押下するかによって赤目緩和処理を行わせるか否かをユーザが選択可能となる。従来はシャッターチャンスを逃さないために通常は赤目緩和モードへの設定を行わないことが多く、赤目緩和モードへ設定すべき場合にも忘れてしまうことがあったが、本実施形態ではシャッターの押下方法という、撮影の中で自然に行える動作で赤目緩和処理の実行、非実行をユーザが選択可能となるので、デフォルトで赤目緩和処理を行うように設定しておくことが可能となり、赤目緩和処理の設定をし忘れることによる赤目現象の発生をも防止することができる。
●<第2の実施形態>
図7は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置100の処理手順を説明するフローチャートである。本実施形態においても、画像処理装置100の構成は第1の実施形態と同様でよいため、説明は省略する。さらに、図7において、S102〜S109は、図2のS102〜S109と同様であるため、説明を省略する。また、以下の説明では画像処理装置100が赤目緩和処理モードに設定されているものとする。
本実施形態に係る画像処理装置は、設定可能な動作モードとして、赤目緩和動作よりも撮影の即時性を優先する速度優先動作モードであるクイック撮影モードを有する。そして、スイッチSW1(62)がONしてから所定時間経たずにスイッチSW2がONした場合、動作モードがクイック撮影モードに設定されている場合のみ赤目緩和処理の設定有無にかかわらず直ちに撮影処理を行う。
すなわち、システム制御回路50は、スイッチSW2がONすると、S105において、スイッチSW1がONしてから所定時間経過しているか否かを判定する。そして、所定時間経過していない場合にはS601に進む。
S601においてシステム制御回路50は、クイック撮影モードが設定されているかどうかを判定し、クイック撮影モードが設定されていれば赤目緩和処理を行わずにS107に進んで撮影処理を行う。一方、クイック撮影モードが設定されていなければ赤目緩和処理(S106)を行う。
クイック撮影モードの設定は、例えば操作部70を使用者が操作して、図8に示すメニューを画像表示部28に表示することによって設定するように構成しても良い。図8のメニューでは、クイック撮影モードを使用者が選択している例である。図8の表示状態にあるときに、使用者が操作部70のセットボタンを押下すると、クイック撮影モードに設定される。
あるいは、モードダイアル60にクイック撮影モード位置を設け、ダイアルがクイック撮影モード位置にあるときには、クイック撮影モードに設定するようにしてもよい。あるいは、特定の撮影モードをクイック撮影モードとして扱うようにしてもよい。例えば、高速シャッターが指定されている場合はクイック撮影モードとみなし、シャッターボタンを一気に押し込んで撮影した場合(全押し)は、フラッシュの設定を赤目緩和モードにしていても、赤目緩和ランプを光らせないように構成してもよい。あるいはフラッシュの設定がオートモードあるいはマニュアルモードであった場合に、クイック撮影モードであるとみなしてもよい。また、他のどのような撮影モードを、クイック撮影モードであるとみなしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、スイッチSW1がONしてから所定時間経過せずにスイッチSW2がONしたことに加え、クイック撮影モードが設定されている場合にのみ、フラッシュ動作モードの設定内容にかかわらず赤目緩和処理を行わないようにすることで、シャッターの押下方法だけでなく、他の条件をも勘案して赤目緩和処理の実行、非実行を選択することが可能になる。
●<第3の実施形態>
図10は、本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置100の処理手順を説明するフローチャートである。本実施形態においても、画像処理装置100の構成は第1の実施形態と同様でよいため、説明は省略する。さらに、図10において、S102〜S109は、図2のS102〜S109と、S601は図7のS601とそれぞれ同様であるため、説明を省略する。
本実施形態に係る画像処理装置は、第2の実施形態に係る画像処理装置において、セルフタイマー撮影時には赤目緩和処理の設定有無にかかわらず必ず赤目緩和処理を行うようにしたものである。
すなわち、システム制御回路50は、S104においてスイッチSW2がONすると、S701に進む。そして、システム制御回路50は、セルフタイマー撮影かどうかを判定し、セルフタイマー撮影であったならばS106に進んで赤目緩和処理を実行する。
つまり、セルフタイマー撮影のときは必ず赤目緩和処理を行う。セルフタイマー撮影のように一般に急いで撮影する必要がない場合には、必ず赤目緩和処理を行うことにより、赤目緩和処理モードに設定されていなくても人の目が赤く移る赤目現象を低減することが可能となる。
●<他の実施形態>
なお、実施形態の説明においては、フラッシュ48と赤目緩和ランプ49とを独立した構成として説明したが、フラッシュ48を赤目緩和機能として使用するように構成しても、もちろん問題ない。フラッシュ48を撮影前にプリ発光し、プリ発光後、約1秒後に撮影処理を行うようにすることによって、赤目緩和機能を実現しても構わない。
なお、赤目緩和ランプ49をAF補助光の投光機能として使用するように構成しても、もちろん問題ない。また、赤目緩和ランプ49をセルフタイマーランプとして使用しても良い。
また、上述の実施形態においては、シャッタースイッチSW1がONになってから、シャッタースイッチSW2がONになるまでに要した時間が所定時間より短いか否かによってユーザが撮影に求める即時性を判断していたが、半押し状態でONになるSW1がON状態を維持した時間が所定時間より短いか否かを判断していることと同義である。
なお、記録媒体200及び210は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−RW等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
また、記録媒体200及び210がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
そして、実施形態の説明に於いては、記録媒体200及び210は画像処理装置100と分離していて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。
また、画像処理装置100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。
そして、画像処理装置100に記録媒体200及び210が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっても、勿論問題無い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 図2の測距・測光処理の詳細を示すフローチャートである。 図2の赤目緩和処理の詳細を示すフローチャートである。 図2の撮影処理の詳細を示すフローチャートである。 図2の記録処理の詳細を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 第2の実施形態における、クイック撮影モードを選択するためのメニュー画面の一例である。 第1の実施形態に係る画像処理装置と従来例との撮影タイムラグを説明するタイムチャートである。 第3の実施形態に係る画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
10:撮影レンズ
12:シャッター
14:撮像素子
16:A/D変換器
18:タイミング発生回路
20:画像処理回路
22:メモリ制御回路
24:画像表示メモリ
26:D/A変換器
28:画像表示部
30,52:メモリ
32:画像圧縮・伸長回路
40:露光制御部
42:測距制御部
44:ズーム制御部
46:バリア制御部
48:フラッシュ
49:赤目緩和ランプ
50:システム制御回路
54:表示部
56:不揮発性メモリ
60:モードダイアルスイッチ
62:シャッタースイッチSW1
64:シャッタースイッチSW2
66:画像表示ON/OFFスイッチ
68:フラッシュ設定スイッチ
70:操作部
80:電源制御部
82,84,92,96,206,216:コネクタ
86:電源部
90,94,204,214:インタフェース
98:記録媒体着脱検知部
100:画像処理装置
102:保護部
104:光学ファインダ
110:通信部
112:コネクタ(またはアンテナ)
200,210:記録媒体
202,212:記録部

Claims (2)

  1. フラッシュを有し、当該フラッシュを用いる撮像時に、赤目緩和動作可能な画像処理装置であって、
    半押し状態と全押し状態とを検出可能なシャッターボタンと、
    前記シャッターボタンが半押し状態となってから、前記全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いか否かを判定する判定手段と、
    セルフタイマー撮影が設定されているか否かを検出する動作モード検出手段と、
    前記シャッターボタンが半押し状態となってから、前記全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いと判定された場合、前記セルフタイマー撮影が設定されていなければ、前記赤目緩和動作の設定有無にかかわらず、前記赤目緩和動作を行わずに撮像処理を行い、前記赤目緩和動作の実行と、前記セルフタイマー撮影とが設定されている場合には、前記シャッターボタンが半押し状態となってから、前記全押し状態になるまでの時間が、前記所定時間よりも短いと判定されても、前記赤目緩和動作を行って撮像処理を行う撮像手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 半押し状態と全押し状態とを検出可能なシャッターボタンと、フラッシュを有し、当該フラッシュを用いる撮像時に、赤目緩和動作可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記シャッターボタンが半押し状態となってから、前記全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いか否かを判定する判定ステップと、
    セルフタイマー撮影が設定されているか否かを検出する動作モード検出ステップと、
    前記シャッターボタンが半押し状態となってから、前記全押し状態になるまでの時間が、所定時間よりも短いと判定された場合、前記セルフタイマー撮影が設定されていなければ、前記赤目緩和動作の設定有無にかかわらず、前記赤目緩和動作を行わずに撮像処理を行い、前記赤目緩和動作の実行と、前記セルフタイマー撮影とが設定されている場合には、前記シャッターボタンが半押し状態となってから、前記全押し状態になるまでの時間が、前記所定時間よりも短いと判定されても、前記赤目緩和動作を行って撮像処理を行う撮像ステップとを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010033402A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Asyst Technologies Japan Inc 搬送システムの時刻管理システム及び方法、並びにコンピュータプログラム

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