JP2005112149A - ウォータージェット推進装置 - Google Patents

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JP2005112149A JP2003348783A JP2003348783A JP2005112149A JP 2005112149 A JP2005112149 A JP 2005112149A JP 2003348783 A JP2003348783 A JP 2003348783A JP 2003348783 A JP2003348783 A JP 2003348783A JP 2005112149 A JP2005112149 A JP 2005112149A
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賢一 加藤
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秀基 神野
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Abstract

【課題】推進用水路内のインペラーの部分や吸込口側の部分を容易に点検することができるウォータージェット推進装置を提供すること。
【解決手段】船体に設けた推進用水路10内にインペラー14を設置し、インペラー駆動軸23を駆動してインペラー14を回転することで、推進用水路10の吸込口19から吸い込んだ水をインペラー14の下流側に設置したノズル16を介して吐出口29から吐き出して推進力を得るウォータージェット推進装置である。推進用水路10のインペラー14と吸込口19の間の上部壁面に、推進用水路10内を覗く筒状の点検口40,50を設ける。点検口40をインペラー14側に向くように傾けて設置し、点検口50を吸込口19側のストレーナ21に向くように傾けて設置する。点検口40,50はそれぞれ推進用水路10の円周方向に2つずつ並行に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウォータージェット推進装置に関するものである。
従来、レジャー用等に用いられるエンジン付きの小型滑走艇は、その船尾部の船底にウォータージェット推進装置を設置し、このウォータージェット推進装置の推進用水路内に設けたインペラーの回転により船底から吸引した水を後方へ送り出し、これにより船体を推進或いは旋回させるように構成している(特許文献1参照)。
図3はこれら従来のウォータージェット推進装置の概略一部断面図である。同図に示すようにこのウォータージェット推進装置は、船体の船尾近傍の船底部に設置された推進用水路200内にインペラー230を設置し、このインペラー230に取り付けたインペラー駆動軸250を駆動してインペラー230を回転することで、推進用水路200の吸込口201からこの吸込口201近傍に設けたストレーナ225を通して吸い込んだ水をインペラー230の下流側に設置したノズル220を介して推進用水路の吐出口203から吐き出して推進力を得るように構成している。
ところでこの種の船舶推進用のウォータージェット推進装置は前述のように船底付近に取り付けられることが多いので、船体内部から推進用水路200内部を点検するため、推進用水路200の上部壁面に、推進用水路200内を覗く円筒状の点検口260を設ける場合がある。
図4は推進用水路200の点検口260部分の断面図(図3のa−a部分の断面図)である。同図に示すように点検口260は推進用水路200の円周方向に二個、それらの中心軸k1,k1がインペラー駆動軸250の中心軸Oに垂直に交差するように設けられている。
しかしながら点検口260を上記のように設置すると、点検口260から主として見えるのはインペラー駆動軸250のみであり、このため特に点検の必要なインペラー230周辺の部分や吸込口201周辺の部分を点検することは困難であった。
特開平4−87899号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、推進用水路内のインペラーの部分や吸込口側の部分を容易に点検することができるウォータージェット推進装置を提供することにある。
本願の請求項1に記載の発明は、船体に設けた推進用水路内にインペラーを設置し、このインペラーに取り付けたインペラー駆動軸を駆動してインペラーを回転することで、推進用水路の吸込口から吸い込んだ水をインペラーの下流側に設置したノズルを介して推進用水路の吐出口から吐き出して推進力を得るウォータージェット推進装置において、前記推進用水路のインペラーと吸込口の間の上部壁面に、推進用水路内を覗く筒状の点検口を設け、且つこの点検口を前記インペラー側を向くように傾けて設置したことを特徴とするウォータージェット推進装置にある。
本願の請求項2に記載の発明は、船体に設けた推進用水路内にインペラーを設置し、このインペラーに取り付けたインペラー駆動軸を駆動してインペラーを回転することで、推進用水路の吸込口からこの吸込口近傍に設けたストレーナを通して吸い込んだ水をインペラーの下流側に設置したノズルを介して推進用水路の吐出口から吐き出して推進力を得るウォータージェット推進装置において、前記推進用水路のインペラーと吸込口の間の上部壁面に、推進用水路内を覗く筒状の点検口を設け、且つこの点検口を前記吸込口側のストレーナを向くように傾けて設置したことを特徴とするウォータージェット推進装置にある。
本願の請求項3に記載の発明は、前記点検口は推進用水路の円周方向に複数個設けられ、且つこれら点検口はそれらの中心線が並行(平行)になるように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウォータージェット推進装置にある。
本願の請求項1に記載の発明によれば、推進用水路内を覗く点検口をインペラー側を向くように傾けて設置したので、容易にインペラー及びその周辺部分の点検を行うことができる。
本願の請求項2に記載の発明によれば、推進用水路内を覗く点検口を吸込口側のストレーナを向くように傾けて設置したので、容易にストレーナ及びその周辺部分の点検を行うことができる。
本願の請求項3に記載の発明によれば、推進用水路の円周方向に複数個設けた点検口の中心線を並行(平行)になるように設置したので、インペラーの中心部分やストレーナーの中心部分のみでなくその周囲の広い範囲を点検することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかるウォータージェット推進装置の概略一部断面図である。同図に示すようにこのウォータージェット推進装置は、船体の船尾近傍の船底部に推進用水路10を設置し、その内部にインペラー14を収納して構成されている。
ここで推進用水路10は、その上流側(船体前方側)から吸込管11、インペラーハウジング13、吐出ボウル15、ノズル16、バケット17を連結して構成されている。吸込管11は曲管であって、その上流側(図1では右側)が下方へ折れ曲がってその先端の吸込口19は船体の図示しない船底に開口している。吸込管11内の吸込口19近傍にはストレーナ21が取り付けられ、吸込口19から吸い込まれる水中の異物が推進用水路10内に流入しないようにしている。吸込管11内にはインペラー駆動軸23が設置され、その後端にはインペラーハウジング13内に設置されたインペラー14が取り付けられ、他端は吸込管11から外部に突出してその先端をエンジン25に連結している。吐出ボウル15内には案内羽根27が固定されている。バケット17は水平方向に回動自在に取り付けられ、ノズル16から噴出される推進用の水の方向を左右に変更する。
そしてこのウォータージェット推進装置は、吸込管11の上部壁面のインペラー14側とストレーナ21側の二箇所、言い換えれば推進用水路10のインペラー14と吸込口19の間の上部壁面に、推進用水路10内を覗く筒状の点検口40,50を推進用水路10の円周方向に二つずつ(図1では一個ずつ示している)設けている。図2は吸込管11の点検口40,40の部分の断面図(図1のA−A断面図)である。同図及び図1に示すように点検口40,40はそれらの中心軸K1,K1が並行(平行)に(正確にはインペラー駆動軸23の中心軸Oを含んで上下方向に鉛直な平面とも並行(平行)に)、且つこれら中心軸K1,K1がインペラー14側を向いて傾くように設置されている。一方点検口50,50も点検口40,40と同様に、それらの中心軸L1,L1(図1には一方のみ示す)が並行(平行)に(正確にはインペラー駆動軸23の中心軸Oを含んで上下方向に鉛直な平面とも並行(平行)に)、且つこれら中心軸L1,L1が吸込口19側(さらに具体的にはストレーナ21側)を向いて傾くように設置されている。これら点検口40,40,50,50の上端面は通常閉じられている。
以上のように構成されたウォータージェット推進装置において、エンジン25を駆動すれば、インペラー駆動軸23によってインペラー14が回転し、これによって推進用水路10の吸込口19から吸い込まれた水はストレーナ21を通して吸込管11、インペラーハウジング13、吐出ボウル15、ノズル16を通過し、バケット17先端の吐出口29から吐き出され、このウォータージェット推進装置を設置した船体に推進力を与える。なおバケット17によって吐出口29から噴出される推進用の水の方向を左右に変更すれば、船体が旋回し、操舵できる。
一方船体内部から推進用水路10内を点検する場合、前記点検口40,40,50,50を開いて覗く。このとき点検口40,40はインペラー14側を向いているので、容易にインペラー14及びその周辺部分の点検が行える。また点検口50,50は吸込口19側を向いているので、容易にストレーナ21及びその周辺部分の点検を行うことができる。特に一対の点検口40,40(又は50,50)は、それらの中心軸K1,K1(又はL1,L1)が並行になるように設置されているので、インペラー14の中心部分(又はストレーナ21の中心部分)のみでなくその周囲の広い範囲も見ることができ、その点検範囲を大きくすることができる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施の形態では点検口を二つ一組で設置したが、点検口は一つ又は三つ以上の複数個であってもよい。点検口を複数個設置する場合は、上記実施の形態のように並行に設置することが好ましいが、必ずしも並行でなくてもよい。
本発明の一実施の形態にかかるウォータージェット推進装置の概略一部断面図である。 吸込管11の点検口40,40部分の断面図(図1のA−A断面図)である。 従来のウォータージェット推進装置の概略一部断面図である。 推進用水路200の点検口260部分の断面図(図3のa−a部分の断面図)である。
符号の説明
10 推進用水路
11 吸込管
13 インペラーハウジング
14 インペラー
15 吐出ボウル
16 ノズル
17 バケット
19 吸込口
21 ストレーナ
23 インペラー駆動軸
25 エンジン
27 案内羽根
29 吐出口
40 点検口
K1 中心軸
50 点検口
L1 中心軸

Claims (3)

  1. 船体に設けた推進用水路内にインペラーを設置し、このインペラーに取り付けたインペラー駆動軸を駆動してインペラーを回転することで、推進用水路の吸込口から吸い込んだ水をインペラーの下流側に設置したノズルを介して推進用水路の吐出口から吐き出して推進力を得るウォータージェット推進装置において、
    前記推進用水路のインペラーと吸込口の間の上部壁面に、推進用水路内を覗く筒状の点検口を設け、且つこの点検口を前記インペラー側を向くように傾けて設置したことを特徴とするウォータージェット推進装置。
  2. 船体に設けた推進用水路内にインペラーを設置し、このインペラーに取り付けたインペラー駆動軸を駆動してインペラーを回転することで、推進用水路の吸込口からこの吸込口近傍に設けたストレーナを通して吸い込んだ水をインペラーの下流側に設置したノズルを介して推進用水路の吐出口から吐き出して推進力を得るウォータージェット推進装置において、
    前記推進用水路のインペラーと吸込口の間の上部壁面に、推進用水路内を覗く筒状の点検口を設け、且つこの点検口を前記吸込口側のストレーナを向くように傾けて設置したことを特徴とするウォータージェット推進装置。
  3. 前記点検口は推進用水路の円周方向に複数個設けられ、且つこれら点検口はそれらの中心線が並行になるように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウォータージェット推進装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105539796A (zh) * 2016-01-19 2016-05-04 邱俊 可控制导流推进系统、水面作业平台以及水下作业平台
CN112078748A (zh) * 2020-09-25 2020-12-15 中国船舶工业集团公司第七0八研究所 一种适用于多喷泵船舶阻力模型试验的引流装置

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