JP2005111623A - 表面被覆サーメット - Google Patents
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Abstract
【課題】耐摩耗性、耐欠損性に優れた表面被覆サーメット、特に鋼、鋳鉄、非鉄金属など高速切削工具として用いた場合に優れた性能を発揮する表面被覆サーメットを提供する。
【解決手段】チタン化合物を主成分とする硬質相と鉄族金属を主成分とする結合相とからなるサーメット基材に、立方晶膜からなる最下層を含む硬質膜を被覆した表面被覆サーメットであって、該サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率が90モル%以上である表面被覆サーメットは、耐摩耗性、耐欠損性に優れ、鋼、鋳鉄、非鉄金属など高速切削工具として用いた場合に優れた性能を発揮する。
【解決手段】チタン化合物を主成分とする硬質相と鉄族金属を主成分とする結合相とからなるサーメット基材に、立方晶膜からなる最下層を含む硬質膜を被覆した表面被覆サーメットであって、該サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率が90モル%以上である表面被覆サーメットは、耐摩耗性、耐欠損性に優れ、鋼、鋳鉄、非鉄金属など高速切削工具として用いた場合に優れた性能を発揮する。
Description
本発明は表面被覆サーメットに関するもので、その中でも特に鋼、鋳鉄、非鉄金属などの金属加工用切削工具として用いられる表面被覆サーメットに関するものである。
チタンの炭化物あるいは炭窒化物と、周期律表4a、5a、6a族金属元素の炭化物あるいは炭窒化物とからなる硬質相を鉄族金属で結合したサーメットは、切削工具材種として広く使われている。近年、工具寿命および耐摩耗性を向上させるためサーメットに硬質被膜を被覆する技術が開発されている。
サーメットに硬質被膜を被覆する従来技術として、少なくともTi、WおよびNbを含有し有芯構造を呈してなる硬質相と、鉄族金属からなる結合相とから構成されるTiCN基サーメットの表面に、該TiCN基サーメットよりもTi量が富み、平均粒径が0.4ミクロン以下、鉄族金属の含有量が100ppm以下のTiを含有する硬質膜を被覆してなることを特徴とした被覆TiCN基サーメットがある(例えば特許文献1を参照。)。
鉄族金属の含有量が100ppm以下のTiを含有する硬質膜を被覆した被覆TiCN基サーメットはサーメットと硬質膜との密着力が劣り、特に工具に衝撃が加わる場合に耐摩耗性が向上しないという問題がある。またサーメットの結合相としてNiおよびFeを用いた場合にTiを含有する硬質膜は、NiおよびFeを含有し部分的にホイスカー成長するために硬質膜の強度が低下して耐欠損性が低下するという問題がある。そこで本発明は、耐摩耗性、耐欠損性に優れた表面被覆サーメット、特に鋼、鋳鉄、非鉄金属など高速切削工具として用いた場合に優れた性能を発揮する表面被覆サーメットを提供することを目的とする。
本発明者は、切削工具における表面被覆サーメットの工具寿命の延長、耐摩耗性の向上、耐欠損性の向上、サーメット基材と硬質膜との密着力向上について検討したところ、サーメット基材の結合相成分であるNiおよびFeを所定量以下にするとともにCoを所定量以上にして硬質膜の部分的なホイスカー成長を抑制するとともに、サーメット基材に接する最下層の立方晶膜にサーメット基材の結合相成分であるCoを拡散させてサーメット基材と硬質膜との密着力を向上させることができるという知見を得て、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち本発明の表面被覆サーメットは、チタン化合物を主成分とする硬質相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなるサーメット基材の表面に、該サーメット基材表面に隣接して形成される立方晶膜からなる最下層を含む硬質膜を被覆した表面被覆サーメットであって、該サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率が90モル%以上であり、該最下層と該サーメット基材との界面から該硬質膜表面に向かって0.5μmまでの該硬質膜中に含まれるCo量が0.2〜3.0原子%である表面被覆サーメットである。
本発明におけるサーメット基材は、チタン化合物を主成分とする硬質相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなる焼結合金である。従来から用いられているサーメットの結合相量および硬質相量でもよいが、結合相がサーメット基材の全重量に対して7〜35重量%と、チタン化合物を主成分とする硬質相の残部とからなると好ましい。これは、サーメット基材の結合相量がサーメット基材の全重量に対して7重量%未満であるとサーメット基材の熱膨張係数と硬質膜の熱膨張係数の差が大きくなり硬質膜に大きな引張応力が残留するため耐欠損性を低下させ、逆に結合相量がサーメット基材の全重量に対して35重量%を超えるとサーメット基材の硬さが減少し耐摩耗性を著しく低下させる傾向を示すためである。
本発明におけるチタン化合物を主成分とする硬質相は、炭化チタン、窒化チタン、炭窒化チタンの中の少なくとも1種のチタン化合物相と、周期律表4a、5a、6a族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物およびこれらの固溶体の中から選ばれた少なくとも1種の複合化合物固溶体相とからなる。チタン化合物相として具体的にはTiC、TiN、Ti(C,N)を挙げることができ、複合化合物固溶体相として具体的には(Ti,Mo)C、(Ti,Mo,W)C、(Ti,Ta,W,Mo)C、(Ti,Nb,W,Mo)C、(Ti,Ta,Nb,Zr,W,Mo)C、(Ti,Mo)(C,N)、(Ti,Mo,W)(C,N)、(Ti,Ta,W,Mo)(C,N)、(Ti,Nb,W,Mo)(C,N)、(Ti,Ta,Nb,Zr,W,Mo)(C,N)などを挙げることができる。
その中でも、硬質相は炭窒化チタン相と複合炭窒化物固溶体相とで構成され、炭窒化チタン相は炭窒化チタンに含まれる窒素と炭素の合計に対する窒素の割合(N/(N+C))が原子比で0.4≦(N/(N+C))≦0.95である炭窒化チタンからなり、複合炭窒化物固溶体相はチタン以外の周期律表4a,5a,6a族金属の中から選ばれた少なくとも1種とチタンとの複合炭窒化物固溶体からなるとさらに好ましい。これは炭窒化チタン相の(N/(N+C))の原子比が0.4未満であると、耐熱衝撃性が低下するとともにサーメット基材の熱膨張係数と硬質膜の熱膨張係数との差が大きくなり硬質膜中に引張応力が残留するために耐欠損性が低下する傾向を示し、逆に炭窒化チタン相の(N/(N+C))の原子比が0.95を超えると結合相との濡れ性が著しく低下するためにサーメット基材中に巣孔が多くなり耐欠損性および耐摩耗性が低下する傾向を示すためである。炭窒化チタン相の(N/(N+C))の原子比は、10粒子の炭窒化チタン相の炭素量、窒素量をオージェ電子分光法にてそれぞれ測定し、(N/(N+C))の原子比の平均値として求めることができる。
本発明における鉄族金属を主成分とする結合相は、鉄族金属または鉄族金属に周期律表4a,5a,6a族金属、炭素、窒素の中の少なくとも1種を20重量%以下含有させた合金である。ここで鉄族金属はFe、Co、Niを示す。サーメット基材に含まれる鉄族金属は結合相を形成する。サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるNiおよびFeの構成比率が10モル%を超えると、すなわち、鉄族金属全体に占めるCoの構成比率が90モル%未満であると、サーメット基材の表面に硬質膜を800℃以上で被覆した場合、硬質膜中にNiTi相、Ni3Ti相、FeTi相、Fe3Ti相等の金属間化合物が形成され、一部の硬質膜がホイスカー成長する。またサーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率が90モル%未満であると、サーメット基材表面に800℃未満で最下層の硬質膜を被覆した後に第2層以降のいずれかの硬質膜を800℃以上で被覆するか800℃以上で熱処理を行うと同様に硬質膜中にNiTi相等の金属間化合物やホイスカーを形成する。硬質膜中にこれらの金属間化合物やホイスカーが形成されると表面被覆サーメットを切削工具として用いた場合に耐欠損性、耐摩耗性は低下する。以上のことからサーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率をモル比換算で90モル%以上とした。その中でもサーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率を95モル%以上とするとさらに好ましく、Coの構成比率を100モル%とするとさらに好ましい。サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率は、蛍光X線分析にてFe、CoおよびNiの含有量を測定し、(Co/(Co+Ni+Fe))(モル%)として求めることができる。
本発明における硬質膜は、周期律表4a,5a,6a金属、Al、Siの炭化物、窒化物、酸化物、ホウ化物の中の少なくとも1種からなり、硬質膜の最下層が立方晶の結晶構造を有する立方晶膜である。硬質膜として具体的には、TiC、TiN、Ti(C,N)、Ti(C,N,O)、Al2O3、(Ti,Al)N、(Ti,Al)(C,N,O)、(Ti,Si)N、(Ti,Cr)Nなどを挙げることができる。ここで最下層は硬質膜の中でサーメット基材に接する膜をいう。最下層が立方晶以外の膜、例えば最下層が六方晶のAl2O3膜のとき、サーメット基材中の硬質相の結晶系(立方晶)と異なるためサーメット基材と硬質膜との密着力が低く耐摩耗性が向上しない。そのため最下層を立方晶膜と定めた。本発明における立方晶膜は周期律表4a,5a,6a金属、アルミニウム、シリコンの炭化物、窒化物、酸化物、ホウ化物およびこれらの固溶体の中の少なくとも1種からなる立方晶の結晶構造を有する立方晶膜であり、立方晶膜として具体的には、TiC、TiN、Ti(C,N)、(Ti,Al)N、(Ti,Si)N、(Ti,Cr)Nを挙げることができる。その中でも窒化チタン、炭化チタン、炭窒化チタン、窒化チタンアルミニウムなどチタンを20〜70原子%含むチタン含有立方晶膜は、サーメット基材の硬質相と結晶系が共通しチタン元素を共に含むため密着性が優れることから、さらに好ましい。
硬質膜は立方晶膜のみからなる単層膜または立方晶膜の最下層の表面に1層以上の硬質膜を被覆した多層膜でもよい。硬質膜は熱CVD法、プラズマCVD法、レーザーCVD法等の化学蒸着法(以下、CVD法という。)、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の物理蒸着法(以下、PVD法という。)により被覆することが可能であるが、その中でも熱CVD法は高い温度で被覆可能であるためさらに好ましい。
最下層とサーメット基材との界面から硬質膜表面に向かって0.5μmまでの硬質膜中に含まれるCo量が0.2〜3.0原子%であると硬質膜の密着力が高い。基材との界面から0.5μmまでの硬質膜中に含まれるCo量が0.2原子%未満であるとサーメット基材から硬質膜への元素拡散が不十分なため密着力が低くなり、逆にサーメット基材のCoが必要以上に硬質膜に移動して3.0原子%を超えるとサーメット基材に巣孔が発生し硬質膜の密着力が低下する。以上のことから基材との界面から0.5μmまでの硬質膜中に含まれるCo量を0.2〜3.0原子%とした。このような特徴の硬質膜を得る方法としては、サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率をモル比換算で90モル%以上としたサーメット基材の表面に800〜1100℃で硬質膜を被覆する方法、または、サーメット基材の表面に硬質膜を被覆した後に800〜1100℃の処理温度で熱処理する方法を挙げることができる。なお基材との界面から0.5μmまでの硬質膜中に含まれるCo量は、表面被覆サーメット断面を鏡面研磨しSEMに付属したエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDS)にて5ヵ所測定して、(Co/(Co+Ti+C+N))(原子%)の平均値で求めることができる。
硬質膜がTiN,Ti(C,N),TiC,Al2O3の中の2種以上からなる多層膜であって最下層をTiNおよび/またはTi(C,N)とし第2層以降の少なくとも1層をAl2O3膜とする多層の硬質膜は、耐摩耗性、耐酸化性が高く好ましい。また硬質膜の厚さは、1μm未満であると耐摩耗性向上の効果は小さく、10μmを超えると耐欠損性の低下が著しいことから、1〜10μmが好ましく、その中でも2〜8μmがさらに好ましく、3〜6μmが最も好ましい。
本発明の表面被覆サーメットの用途としては、鋼、鋳鉄、非鉄金属など金属加工用の切削工具を挙げられる。具体的にはスローアウェイチップ、ドリル、エンドミル、リーマ、ピンミラーなどを挙げることができる。特に高速切削領域での耐摩耗性、耐欠損性に優れるため、鋼、鋳鉄、非鉄金属などの高速切削領域の切削工具として用いることが好ましい。
本発明の表面被覆サーメットにおいて、サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCo量を90モル%以上とすることにより、硬質膜の強度の低下を防止しサーメット基材と硬質膜との密着力が向上する作用を奏する。サーメット基材との界面から0.5μmまでの硬質膜に含まれるCo原子量を所定量にすることで、サーメット基材と硬質膜との密着力が向上する作用を奏する。
本発明の表面被覆サーメットは、従来の表面被覆サーメットに比較して耐摩耗性および耐欠損性に優れる。本発明の表面被覆サーメットを切削工具として用いた場合、従来の表面被覆サーメットに比べて優れた切削性能を発揮する。
市販の平均粒径0.1〜4μmのTi(C,N)[Ti(C,N)粉末の(N/(N+C))の原子比:0.3〜0.6]、Mo2C、WC、TaC、NbC、ZrC、Fe、Co、Niの各粉末を用いて焼結後のサーメット基材組成が表1の割合になるように秤量混合した後、パラフィンを少量添加し、CNMG120408(JIS規格形状)が得られるようにプレス成形した。このプレス成形により得た圧粉体からパラフィンを450℃にて加熱除去した後、13Paの真空中で1250℃まで昇温した後、266PaのN2雰囲気中で1500℃まで昇温した後、さらに1500℃にて1時間保持して焼結して、発明品1〜9と比較品10〜18のサーメット基材を得た。
得られたサーメット基材に表2に示す硬質膜を各種被覆方法にて被覆した後、表2に示す熱処理を施して発明品1〜9および比較品10〜18を得た。
こうして得られた本発明品1〜9と比較品10〜18についてオージェ電子分光法にてTi(C,N)粒子に含まれる(N/(N+C))の原子比を求め、その平均値を表3に記載した。またSEMに付属したエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDS)により、最下層とサーメット基材との界面から硬質膜表面に向かって0.5μmまでの硬質膜中に含まれるCo量、Ti量、C量、N量をそれぞれ5カ所測定し、(Co/(Co+Ti+C+N))(原子%)を求め、その平均値を表3に記載した。次に発明品1〜9および比較品10〜18を用いて下記(A)および(B)の条件により切削試験を行ない、その結果を表3に併記した。
(A)耐摩耗性試験
被削材:S53C(HB=270)
チップ形状:CNMG120408、チップブレーカー付き
切削速度:220m/min
切り込み量:1mm
送り量:0.15mm/rev
工具寿命基準:コーナー摩耗=0.2mm
被削材:S53C(HB=270)
チップ形状:CNMG120408、チップブレーカー付き
切削速度:220m/min
切り込み量:1mm
送り量:0.15mm/rev
工具寿命基準:コーナー摩耗=0.2mm
(B)耐欠損性試験
被削材:S45C 4本溝入り
チップ形状:CNMG120408、チップブレーカー付き
切削速度:150m/min
切り込み量:0.5mm
送り量:0.2mm/rev
工具寿命基準:欠損
被削材:S45C 4本溝入り
チップ形状:CNMG120408、チップブレーカー付き
切削速度:150m/min
切り込み量:0.5mm
送り量:0.2mm/rev
工具寿命基準:欠損
上述のように発明品の表面被覆サーメットは、従来技術による比較品の表面被覆サーメットに比べ優れた性能を有する。実施例は、発明品が耐摩耗性に著しく優れ耐欠損性も優れることを示している。
Claims (3)
- チタン化合物を主成分とする硬質相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなるサーメット基材の表面に、該サーメット基材表面に隣接して形成される立方晶膜からなる最下層を含む硬質膜を被覆した表面被覆サーメットであって、該サーメット基材に含まれる鉄族金属全体に占めるCoの構成比率が90モル%以上であり、該最下層と該サーメット基材との界面から該硬質膜表面に向かって0.5μmまでの該硬質膜中に含まれるCo量が0.2〜3.0原子%である表面被覆サーメット。
- 前記サーメット基材の結合相量が該サーメット基材の全重量に対して7〜35重量%である請求項1に記載の表面被覆サーメット。
- 前記硬質相は炭窒化チタン相と複合炭窒化物固溶体相とで構成され、該炭窒化チタン相は炭窒化チタンに含まれる窒素と炭素の合計に対する窒素の割合(N/(N+C))が原子比で0.4≦(N/(N+C))≦0.95である炭窒化チタンからなり、該複合炭窒化物固溶体相はチタン以外の周期律表4a,5a,6a族金属の中から選ばれた少なくとも1種とチタンとの複合炭窒化物固溶体からなる請求項1または2に記載の表面被覆サーメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003350391A JP2005111623A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 表面被覆サーメット |
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JP2003350391A JP2005111623A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 表面被覆サーメット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2005111623A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011096398A1 (ja) | 2010-02-03 | 2011-08-11 | 昭和電工株式会社 | 表面被覆サーメット部材の耐酸化膜形成用の処理液 |
DE112009001999T5 (de) | 2008-08-29 | 2011-09-29 | Showa Denko K.K. | Cermetteil mit bedeckter Oberfläche und Verfahren zum Herstellen desselben |
-
2003
- 2003-10-09 JP JP2003350391A patent/JP2005111623A/ja active Pending
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WO2011096398A1 (ja) | 2010-02-03 | 2011-08-11 | 昭和電工株式会社 | 表面被覆サーメット部材の耐酸化膜形成用の処理液 |
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