JP2005111543A - 多孔床材及びその製造方法、多孔床材を使用した足場板、作業足場台並びに多孔床材の製造方法に使用する金型及びプレス加工装置 - Google Patents

多孔床材及びその製造方法、多孔床材を使用した足場板、作業足場台並びに多孔床材の製造方法に使用する金型及びプレス加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 網目部と平板部との境界に発生する切り込み縁部に過大な引っ張り応力を発生させず、平板部に上刃の打痕を残さずに製品の美観を保つことのできる多孔床材とその製造方法及び多孔床材を使用した足場板、作業足場台を提供することを課題とする。
【解決手段】 金属板1に形成する網目部13のストランド部11の幅ずつ金属板1を前方に送り出し、下側金型2又は上側金型4のいずれか一方を1ストローク分動かすことで金属板1に切れ目を入れて網目短目寸法の1/2のストランド部11を成形する切延工程を有し、該切延工程は金属板1の送り出し動作に同期させて網目長目寸法の1/2だけ金属板1を1回毎に左右交互に動かすとともに、第1切延工程を行った金属板1の進行方向の前後及び表裏を反転して、第1切延工程の切れ目の位置から網目部のストランド部11の幅だけ送り込んだ位置を第2回目の切延工程の開始位置とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、作業床の床材として有用なエキスパンドメタルを採用した多孔床材及びその製造方法と、多孔床材を使用した足場板、作業足場台、並びに多孔床材を製作する際に使用する金型、プレス加工装置に関するものである。
いわゆるエキスパンドメタルは、金属板に複数の直線の切れ目を千鳥状に入れ、同時にその切れ目を押し広げて菱形や亀甲形の網目状に加工されたものであって、網目の細い部分に当たるストランド部とこのストランド部を繋いでいる網目の太い部分に当たるボンド部とからなる金属部と、金属部を切り離して押し広げた大きな開口部とが縦横に複数連続した形態をしているため、開口率が非常に大きく、面積当たり重量が非常に小さい金属材料として知られている。
そのため、エキスパンドメタルの開口率の大きいことによる多孔特性と軽量性を活用すべく、従来から建設仮設分野の足場板や作業足場台等の足を乗せる作業床の床材として広く使用されている。
例えば、エキスパンドメタルを建築現場の外装工事を行う際の足場板の床材として使用した場合には、外壁のタイル張り、モルタル塗り及び塗装作業等において、モルタルや塗料が床材に落ちても、エキスパンドメタルの多数の開口部からほとんどのモルタルや塗料が床材の下に落ちていくことになる。その結果、現場作業によって床材が汚れたとしても、エキスパンドメタルの開口部が目詰まりすることがないので、長期間の使用に際しても、多孔特性による床材の下の採光性と軽量性が低下することがないといった利点を有している。
しかしながら、従来のエキスパンドメタルを床材として使用した足場板や作業足場台等には、その製造上の共通した欠点があった。
つまり、エキスパンドメタル素材の規格寸法(板厚、網目寸法、平面形状寸法等)から必要とされる床材の大きさに合わせて裁断して使用するため、裁断寸法が必ずしもエキスパンドメタル素材の網目寸法及び/又は平面形状寸法の整数倍になることは望めず、廃材が発生することによる材料の無駄が多かった。また、同一のエキスパンドメタル素材から裁断された複数の床材の網目部又は開口部の配置が一定しないため、床材の網目部と補強部材との溶接位置の不揃いが生じ、溶接作業の標準化ができないといった問題があった。
そこで、一部では、図10に示したように、予め所定の寸法に裁断された鋼板を材料として、その鋼板の一方向の両端部に平板部41,41を残しその中間部にストランド部42とボンド部43とからなる網目部44を形成することで、廃材を発生させないエキスパンドメタル45が考えられている(例えば、特許文献1を参照のこと。)。
つまり、図11及び図12に示したように、鋼板40の上面側46で材料の進行方向と直交する方向に網目の長目方向中心間距離(以下、長目寸法という。)Nの半分の寸法(N/2)だけ左右に動く櫛歯状の上刃47と、材料の下面側48で上刃47と摺動する位置に固定された連続した直線状の下刃49とを有し、鋼板40を網目のストランド部42の幅ずつ送り出して上刃47を上下方向に1ストローク分動かすことで、鋼板40に直線状の所定寸法の切れ目50を等間隔に入れて網目の短目方向中心間距離(以下、短目寸法という。)Mの半分の寸法(M/2)のストランド部42を成形する工程を、上刃47を左右交互に動かしながら順次繰り返して材料の縦横に複数連続した菱形や亀甲形の開口部51を有する網目状のエキスパンドメタル45を製造することのできる専用機があった。
しかしながら、この従来の平板部41と網目部44とを有するエキスパンドメタル45を製造する専用機では、網目部44を連続して成形している工程では何ら問題がないが、網目部44と平板部41との境界部の成形工程に問題があった。
つまり、加工前の鋼板40に最初に上刃47を押し込む場合には、図13に示したように、上刃47と下刃49との相対運動により鋼板40に第1回目の切れ目50aを入れてこの切れ目50aを押し広げる(以下、これを「切延工程」という。)際に、上刃47の背面側が鋼板40に接触することになり、この切刃のない部分で鋼板40を無理矢理に押し下げることになるため、隣り合った最初の切れ目50a,50aの境界に当たる切り込み縁部Eに大きな引っ張り応力が残留し、第2回目の切延工程の際に上刃の47の突き当て部52が最初のボンド部43aを押し下げるため、切り込み縁部Eに亀裂が入いったり、最悪の場合には最初のボンド部43aが切断されてしまい、製品にならないことがあった。また、平板部41に突き当て部52の打痕53が残ることとなり、この上刃47の打痕53は製品にそのまま残ることになるため製品の外観を損ね、特に室内で使用される製品の場合には外観が重視されることから商品価値が落ちるといった問題があった。
さらには、上記従来の技術にあっては、鋼板40の送りピッチ(ストランド部の幅)毎に上刃47を左右交互に動かして上下動させるといった複雑な動作が要求されるため専用機を使用しなければならず、平板部41と網目部44とを有するエキスパンドメタル45を製造するには新たな設備投資が必要であった。
特開平8−135127号公報
そこで、この発明は、以上のような従来の技術の問題点を解消するために、多孔床材の製造に当たり、膨大な設備投資を必要とせず、素材である金属材料の無駄をなくすとともに、完成した製品の網目部の配置が同じ形態をしたものとすることで、補強部材との溶接位置が一定になるようにして溶接作業の標準化が行える多孔床材と、その多孔床材の製造方法を提供することを課題とする。
また、多孔床材の製造に当たり、網目部と平板部との境界に発生する切り込み縁部に過大な引っ張り応力を発生させず、平板部に上刃の打痕を残さずに製品の美観を保つことのできる多孔床材の製造方法を提供するとともに、その製造方法に使用する多孔床材用金型とプレス加工装置を提供することを課題とする。
さらに、多孔床材の平板部を加工して構造部材としての剛性を付加した多孔床材を提供するとともに、その多孔床材を床材の床面として使用した足場板及び作業足場台を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、矩形状の金属板の下面を支持する直線状の下側金型と、該下側金型と平行に配置され、かつ、上下動して前記下側金型の切刃端面と摺動することで前記金属板に切れ目を入れると同時に該切れ目を押し広げることのできる櫛歯状の上側金型と、を備えたプレス加工装置を使用し、前記金属板に形成する網目部のストランド部の幅ずつ前記金属板を前方に送り出し、前記下側金型又は上側金型のいずれか一方を1ストローク分動かすことで前記金属板に複数の等間隔に配置された切れ目を入れて網目短目寸法の1/2のストランド部を成形する切延工程を有し、該切延工程は前記金属板の送り出し動作に同期させて網目長目寸法の1/2だけ前記金属板を1回毎に左右交互に動かしながら行う多孔床材の製造方法であって、前記第1切延工程を行った金属板の進行方向の前後及び表裏を反転して、第1切延工程の切れ目の位置から網目部のストランド部の幅だけ送り込んだ位置を第2回目の切延工程の開始位置とすることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記プレス加工装置は、前記下側金型と前記上側金型とは定位置で上下方向の相対的な運動のみを行う汎用装置であって、前記金属板の送り出し動作と、該送り出し動作に同期させた前記金属板を1回の切延工程毎に左右交互に動かす動作とは、前記プレス加工装置に着脱自在に設けられた定寸位置決め装置によって行うようにしたことを特徴としている。
請求項3に記載の多孔床材に係る発明は、請求項1又は2に記載の多孔床材の製造方法によって得られた多孔床材の前記平板部に、該平板部の一部を折り曲げた折曲部を有するとともに該折曲部に続く立面部を有していることを特徴としている。
請求項4に記載のプレス装置に係る発明は、請求項3に記載の構成に加えて、前記平板部と前記折曲部との間には、前記平板部より上方に突出する立ち上がり部を有していることを特徴としている。
請求項5に記載の足場板に係る発明は、請求項3又は4に記載の多孔床材の網目部を床面として使用していることを特徴としている。
請求項6に記載の作業足場台に係る発明は、請求項3又は4に記載の多孔床材の網目部を床面として使用していることを特徴としている。
請求項7に記載の多孔床材用金型に係る発明は、請求項1又は2に記載の多孔床材の製造方法に使用する金型であって、前記上側金型の櫛歯には、前記下側金型の切刃端面と摺動する切刃と、該切刃に続く略水平な突き当て部とを有し、前記上側金型の長手方向から見た各櫛歯の形状が前記突き当て部を頂上とする台形であり、前記上側金型の切刃の背面側には前記突き当て部から櫛歯の刃元部に向かう傾斜面を設けた肉逃げ部を有していることを特徴としている。
請求項8に記載のプレス加工装置に係る発明は、請求項1又は2に記載の多孔床材の製造方法に使用するプレス加工装置であって、前記下側金型の前記金属板の送り出し側の下方には、切延工程によって真下に送り出された切延加工済の金属板を斜め前方に送り出すためのガイド部材が設けられていることを特徴としている。
この発明は、上記のような手段を採用しているため、請求項1に記載の発明によれば、金属板に対する第1回目の切延工程を行った金属板の進行方向の前後及び表裏を反転して、第1切延工程の切れ目の位置からストランド部の幅だけ送り込んだ位置を第2回目の切延工程の開始位置とするので、第1切延工程で切り取られずに残った接続部に上側金型の先端部が突き当った状態で第2回目の切延工程が行われることになり、網目部と平板部との境界に発生する切り込み縁部に過大な引っ張り応力を発生することなく第1切延工程で押し込まれて生じた凹部が、平らに矯正される。また、第2回目以降の切延工程を経ることで網目部を構成するストランド部及びボンド部に形を変えて消滅することになるため、平板部には上側金型の打痕が残ることがなく、製品の美観を保つことができる。
請求項2に記載の発明によれば、定寸位置決め装置を汎用のプレス加工装置に取り付けることで、請求項1に記載の発明を実施できるため、専用機を使用する場合に比べて、高価な設備投資を必要とせずに、網目部と平板部との境界に発生する切り込み縁部に過大な引っ張り応力を発生することなく、平板部には上側金型の打痕が残ることがない製品が得られる。また、多孔床材を生産しない場合には、定寸位置決め装置を取り外せば、汎用のプレス加工装置を別の製品の生産に利用できるため、設備の稼働率を上げることができる。
請求項3に記載の発明によれば、多孔床材の平板部に、該平板部の一部を折り曲げた折曲部を有するとともに該折曲部に続く立面部を有しているので、多孔床材の断面二次モーメントが大きくなるだけ多孔床材の曲げ剛性が高まる。
請求項4に記載の発明によれば、折曲部と立面部との間には、平板部より上方に突出する立ち上がり部を有しているので、立ち上がり部に対応した垂直方向の断面形状が増えるから、請求項3に記載の発明の効果に加えて、多孔床材の断面二次モーメントがさらに大きくなり、多孔床材の曲げ剛性がより高まる。また、床面の縁に立ち上がり部があることで、作業者が足の感覚で床面の縁を確認することができ、作業者の床材からの脱落防止に役立つ。さらに、多孔床材を床材として使用した各種製品の運搬の際に立ち上がり部が指掛かりとして機能するため、それら製品の運搬とそれら製品に纏わる組立解体作業のスピードアップが図れる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4に記載の多孔床材の網目部を床面として使用しているので、床面の外周縁は枠体としての立面部と続く平板部で構成され、床面の中央部は開口率の大きい網目部で構成され、床面と枠体とが一体構造となっているから、素材である金属材料の無駄をなくすとともに、網目部の配置が同じ形態をした多孔床材が完成する。そのため、多孔床材と多孔床材の補強部材との溶接位置が一定になるので、溶接ロボットを使用した自動溶接が可能となり、溶接作業の煩雑さがなくなる。これにより、多孔床材の網目部を床材の床面として使用した足場板のコストダウンが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至4に記載の多孔床材の網目部を床面として使用しているので、床面の外周縁は枠体としての立面部と続く平板部で構成され、床面の中央部は開口率の大きい網目部で構成され、床面と枠体とが一体構造となっているから、素材である金属材料の無駄をなくすとともに、網目部の配置が同じ形態をした多孔床材が完成する。そのため、多孔床材と多孔床材の補強部材との溶接位置が一定になるので、溶接ロボットを使用した自動溶接が可能となり、溶接作業の煩雑さがなくなる。これにより、多孔床材の網目部を床材の床面として使用した作業足場台のコストダウンが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、上側金型の櫛歯の先端部には下側金型の切刃端面と摺動する切刃と該切刃に続く略水平な突き当て部とを有し、上側金型の長手方向から見た各櫛歯の形状が突き当て部を頂上とする台形であるので、接続部又はボンド部に突き当て部の打痕が残るが、平板部やストランド部に上側金型による傷がつくことがない。また、上側金型の切刃の背面側には突き当て部から櫛歯の刃元部に向かう傾斜面を設けた肉逃げ部を有しているので、第1切延工程によって生じる凹部の周囲の壁面部に残る傷も最小限に留まる。したがって、平板部と隣接したボンド部に続くストランド部に残る傷も最小限のものとなる。
請求項8に記載の発明によれば、下側金型の金属板の送り出し側の下方に設けられたガイド部材に切延工程によって真下に送り出された切延加工済の金属板がガイド部材に当たり、ガイド部材の形状に沿って斜め前方に送り出されることになるから、最終切延工程を終了した多孔金属板の送り出し方向の先端の平板部と網目部との交わる角度及び送り出し方向の後端の平板部と網目部との交わる角度とが鈍角になるため、平板状の多孔床材にするための矯正加工が容易となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
最初に、この発明の実施の形態に係る多孔床材を製作する製造方法を説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第1切延工程を示した斜視図である。
まず、材料である金属板1の下面を支持する直線状の下側金型2の上に予め仕上がり寸法から逆算した素材寸法に裁断してある金属板1を裁置し、その送り方向の一方に、平板部3が所定寸法Sとなる位置に上側金型4の櫛歯状の切刃5を下方へ押し当てることで、金属板1の一部に送り方向と直交する第1の切れ目6aを入れる。切れ目6aを入れた櫛歯状の切刃5を更に押し下げて行くことで、押し下げた量に応じて金属板1が上側金型4の櫛歯の先端の突き当て部7で押されるため、上側金型4の側の金属板1の表面に突き当て部7に対応した凹部8が形成される。
ここで、切れ目6aの長さと凹部8の深さとは上側金型4の櫛歯状の切刃5の形状と上側金型4の押し込み量(ストローク)で決定されるものであって、必要とするエキスパンドメタルの規格寸法(板厚、網目寸法、平面形状寸法等)によって適宜決定される。なお、この上側金型4によって金属板1に切れ目6aを入れることと切れ目6aを入れた金属板1を押し下げることを含めて切延工程と呼び、最初の切延工程を第1切延工程と呼び、その後実施する切延工程を順に第2切延工程、第3切延工程、・・・と呼ぶこととする。
なお、上側金型4の櫛歯には、下側金型2の切刃端面9と摺動する切刃5と該切刃5に続く略水平な突き当て部7とを有し、上側金型4の長手方向から見た各櫛歯の形状が突き当て部7を頂上とする台形であり、上側金型4の切刃5の背面側には突き当て部7から櫛歯の刃元部に向かう傾斜面を設けた肉逃げ部10を有している。これにより、第1切延工程で、上側金型4を基準にして金属板1の送り出し側の表面に生じる凹部8の周囲の壁面部に残る傷を最小限に留めるよう考えられている。
図2は、この発明の実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第2切延工程直前の状態を示した斜視図である。図3は、この発明の実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第2切延工程直後の状態を示した斜視図である。図4は、この発明の実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第3切延工程中の状態を示した要部断面図である。
第2切延工程では、第1切延工程を行った金属板1の送り方向(進行方向)の前後及び左右を反転して、第1切延工程で切り込まれた切れ目6aの位置から網目部のストランド部11の幅だけ送り込んだ位置6bを金属板1の送り方向における第2切延工程の位置とし、第2切延工程の金属板1の送り方法と直交する方向(左右方向)における上側金型4の突き当て部7の位置を第1切延工程の隣り合う切れ目6a,6a,6a,・・・で残った平板部3と接続されている接続部12に一致させて、上側金型4を1ストローク分押し下げる。これにより、金属板1に切れ目6bを入れると同時に切れ目6bを入れた金属板1を押し下げて、第3図に示したように、上向き凸部の1/2網目部13aと下向き凸部の1/2網目部13bが左右に連続した形状の1/2網目部13cが形成される。ここで、一回の切延工程では、上側金型4を1ストローク分動かすことで金属板1に切れ目6bを入れて網目短目寸法の1/2のストランド部11を成形することができる。
次に、第2切延工程が済んだ金属板1をそのままの姿勢を保ち、第2切延工程に連続する形で第3切延工程を行う。
図4に示したように、第3切延工程における上側金型4の突き当て部7の金属板1の送り方向と直交する方向(左右方向)の位置は、第2切延工程で形成されたボンド部14に一致させる。これにより、切れ目6が金属板1の送り方向と直交する方向(左右方向)に網目長目寸法の1/2だけずれることとなる。したがって、第3切延工程以降は、金属板1の送り出し動作に同期させて金属板1を網目長目寸法の1/2だけ金属板1を1回の切延工程毎に左右交互に動かしながら行うようにすることで、菱形の網目部13が縦横に複数連続した開口部が形成される。
以後、最後の平板部3と網目部13との境界位置まで順次ストランド部11の幅ずつ送り出していき切延工程を繰り返す。
そして、最終的には、後端部に所定寸法の平板部3を残して切延工程を終了することで、図5に示したような、金属板1の対向する2辺に平板部3を有し、その2つの平板部3,3の間に、網目部13の細い部分に当たるストランド部11とこのストランド部11を繋いでいる網目部13の太い部分に当たるボンド部14とからなる金属部と、金属部を切り離して押し広げた菱形をした縦横に並ぶ複数の開口部とで形成された多孔金属板15が完成する。
金属板1としては、一般的な鋼板の他、アルミニウム合金やステンレス鋼等でも上記のような切延加工が可能である。
この切延工程を経て完成された多孔金属板15は、送り出し方向の先端に位置する略水平な姿勢の平板部3bとこれに続く網目部13とがほぼ直交して網目部13が略垂直な姿勢であり、この網目部13と送り出し方向の後端に位置する略水平な姿勢の平板部3aとがほぼ直交した形態をしている。したがって、このクランク状に曲がった多孔金属板15の両端の平板部3a,3bは、その間の網目部13と同一平面になるように矯正することで、全体が平板状である多孔床材が完成することとなる。
なお、切延工程を繰り返すプレス加工装置にあっては、図6に示したように、下側金型2の金属板1の送り出し側の下方には、切延工程によって真下に送り出された切延加工済の金属板1を斜め前方に送り出すためのガイド部材16を設けることが望ましい。ガイド部材16は板状のものを曲げ加工して傾斜面を形成したものをプレス加工装置の一部の枠材17等に取り付けるようにすればよい。これにより、切延工程によって真下に送り出された切延加工済の金属板1がガイド部材16の形状に沿って斜め前方に送り出されることになるから、プレス加工装置の枠材17等の突起物に切延加工済の金属板1が衝突してその送り出しが阻害されることがない。また、切延加工済の金属板1がガイド部材16によって斜め前方に送り出される際に、切延工程で曲げられた金属板1が水平方向に僅か戻されることになるから、最終切延工程を終了した多孔金属板15の送り出し方向の先端の平板部3bと網目部13との交わる角度及び送り出し方向の後端の平板部3aと網目部13との交わる角度とが鈍角になるため、平板状の多孔床材にするための矯正加工が容易となる。
なお、この実施の形態に係る多孔床材を製作するには、金属板1の送り出し動作に同期させて金属板1を網目長目寸法の1/2だけ金属板1を1回毎に左右交互に動かしながら行うことが必要となるが、これを実現するために、従来のような金属板1の送り動作に同期して上側金型4が自動的に左右交互に位置を変えることのできる専用機を使用することは勿論可能である。
また、上側金型4又は下側金型2のいずれか一方が定位置で上下動する汎用プレス加工装置を使用し、金属板1の送り出し動作と、この送り出し動作に同期させた金属板1を1回毎に左右交互に動かす動作とは、汎用プレス加工装置に定寸位置決め装置(前後左右の位置決めができる位置決め装置)によって行うこともできる。この場合には、高価な専用機を導入することなく、例えば、動力にエアシリンダ、位置決めに光センサ、動作制御にシーケンス回路を使用した比較的安価にできる定寸位置決め装置を取り付けることで、上述した多孔床材の生産が可能となる。なお、定寸位置決め装置は、汎用プレス加工装置に対して、例えば、ボルト止め等によって着脱自在に設けられるようにしておくことで、必要に応じて他の製品の加工に使用できるので、多孔床材を生産しないときにも汎用プレス装置を遊ばせずに済む。
以下、この発明の実施の形態に係る多孔床材を床材として使用した製品例について説明する。
図7は、多孔床材を床材として使用した足場板の中央部横断面図である。図8は、多孔床材を床材として使用した足場板を示す斜視図である。
平面のほとんどの部分を占める網目部13とこの網目部13の両側に残された平板部3,3からなる平板状の多孔床材1を成形加工することで、足場板20の床材を製作する。
つまり、図7に示したように、平板状の多孔床材1の平板部3の一部を折り曲げて折曲部21を形成し、この折曲部21に続けて垂直方向の立面部22を形成する。さらに、立面部22の先に内側に向かう水平方向の平面部23を形成する。これにより、多孔床材1の断面二次モーメントが大きくなるから、その分曲げ剛性が高められる。また、網目部13と平板部3の一部が足場板20の床面24を構成し、平板部3の一部と立面部22及び平面部23とが足場板20の長手方向に走る縦枠体25を構成することになる。そして、第8図に示したように、足場板20の縦枠体25の両端部26には、両端部26の開口部を塞ぐ立面部を有する横枠体27を溶接にて固定することで四方が剛性のある枠体で構成された軽量の足場板20の本体が完成する。
向かい合う横枠体27の立面部には、足場パイプPに引っ掛けることのできる一対の掛止部材28が所定間隔をおいて延出し固定されている。
なお、足場板20の大きさによっては、床面の網目部13が人間の体重により容易に変形することが考えられるので、必要に応じて、床面の下面に補強枠29を縦横に配置する。
また、足場板20の長手方向の縁に当たる平板部3の折曲部22と立面部23との間には、図7に示したように、平板部3より上方に突出する立ち上がり部30を設けてもよい。これにより、多孔床材1の剛性がさらに高められるだけでなく、足場板20の床面24の縁を作業者が足の感覚で確認することができ、作業者の足場板20からの脱落防止に役立つ。また、足場板20の運搬の際に立ち上がり部30が指掛かりとして機能するため、足場板20を使用した仮設足場の組立解体作業のスピードアップに寄与できる。
図9は、多孔床材を床材として使用した作業足場台を示す斜視図である。
作業足場台31は、脚立より床面の高さが低くて脚立より床面24が大きいものであって、主に建物の内装工事に使用される。
作業足場台31の床材の大きさは、図7に示した足場板20とほとんど同じ大きさである。床材の四隅に当たる縦枠体25の立面部22には、立面部22に沿って延出されたブラケット32が設けられており、このブラケット32には床面24に上り下りするための踏み板33を設けた脚部材34の上端部35が回動自在に軸支されている。ブラケット32には、脚部材34との関係を拘束することで脚部材34の開き止めを施すことのできるロック手段(図示せず)を有している。
作業足場台31は、作業時には、脚部材34の下端部36を拡開してブラケット32に設けたロック手段を施すことで、作業足場台31が組み立てた状態の形態を維持し自立する。また、脚部材34の踏み板33に足を掛けて床面24へ登ったり、床面24から地上に降りたりすることができるようになっている。
床材の床面24での作業が終わったら、ロック手段を解除して脚部材34の下端部36を内側へ折り畳んで、その場所から撤去すればいい。
なお、上記実施の形態では、多孔床材を床材として使用した製品として、足場及び作業足場台について説明したが、その他階段の踏み板や脚立の床材として使用できる他、一般の機械、器具、装置その他の物に使用しても差し支えないことは勿論である。
また、この発明に係る多孔床材は、その製造段階で上側金型4の櫛歯状の切刃5によって切断された網目部13(ストランド部11)の切断面が床面24の表面に現れることになるから、この発明に係る多孔床材を採用した足場板、作業足場台、階段、脚立や一般の機械、器具、装置その他の物の完成品にあっては、作業者の靴底に接した場合に高い滑り止めの効果を発揮することになり、特に、野外においては、雪や雨のような悪天候下での安全作業に寄与することができる。
この発明は、例えば、建築・土木現場での外壁のタイル張り、モルタル塗り及び塗装作業等において、モルタルや塗料が床材に落ちても、多孔床材の多数の開口部からほとんどのモルタルや塗料が床材の下に落ちていくことになるから、網目部が目詰まりすることないので、長期間の使用に際しても、その開口率の大きい多孔特性による床材の下の採光性とそれ自体の軽量性が低下することがない有用なものであって、建築・土木等の分野で使用される足場板や作業足場台等の床材として利用可能である。特に、雨降りの際には、多孔床材の多数の開口部を雨滴がすり抜けることとなり床面からの水跳ねの心配がないため、水跳ねによる建物の外壁の汚れが生じることがないので、野外で使用される足場板には最適である。
さらに、この発明の製造方法によれば、素材の金属板の無駄をなくした同一形態の多孔床材が製作できるため、補強部材との溶接作業の煩雑さなく、従来より外観のきれいな製品を製作することができるため、製造の分野でも有用に利用することができる。
この発明の実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第1切延工程を示した斜視図である。 同実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第2切延工程直前の状態を示した斜視図である。 同実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第2切延工程直後の状態を示した斜視図である。 同実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、第3切延工程中の状態を示した斜視図である。 同実施の形態に係る多孔床材の製造方法のうち、最終切延工程終了後の状態を示した要部断面図である。 同実施の形態に係る多孔床材の製造に使用するプレス加工装置の送り出し側の要部断面図である。 同実施の形態に係る多孔床材を床材として使用した足場板の中央部横断面図である。 同実施の形態に係る多孔床材を床材として使用した足場板を示す斜視図である。 同実施の形態に係る多孔床材を床材として使用した作業足場台を示す斜視図である。 従来のエキスパンドメタルの平面図である。 同エキスパンドメタルの網目部の拡大平面図である。 同エキスパンドメタルの製造方法の概要を示した斜視図である。 同エキスパンドメタルを製造する際の第1切延工程後の要部平面図である。
符号の説明
1 多孔床材
2 下側金型
3、41 平板部
4 上側金型
5 切刃
6 切れ目
7 突き当て部
8 凹部
9 切刃端面
10 肉逃げ部
11、42 ストランド部
12 接続部
13、44 網目部
14、43 ボンド部
15 多孔金属板
16 ガイド部材
20 足場板
21 折曲部
22 立面部
23 平面部
24 床面
30 立ち上がり部
31 作業足場台
32 ブラケット
33 踏み板
34 脚部材

Claims (8)

  1. 矩形状の金属板の下面を支持する直線状の下側金型と、該下側金型と平行に配置され、かつ、上下動して前記下側金型の切刃端面と摺動することで前記金属板に切れ目を入れると同時に該切れ目を押し広げることのできる櫛歯状の上側金型と、を備えたプレス加工装置を使用し、
    前記金属板に形成する網目部のストランド部の幅ずつ前記金属板を前方に送り出し、前記下側金型又は上側金型のいずれか一方を1ストローク分動かすことで前記金属板に複数の等間隔に配置された切れ目を入れて網目短目寸法の1/2のストランド部を成形する切延工程を有し、該切延工程は前記金属板の送り出し動作に同期させて網目長目寸法の1/2だけ前記金属板を1回の切延工程毎に左右交互に動かしながら行う多孔床材の製造方法であって、
    第1切延工程を行った金属板の進行方向の前後及び表裏を反転して、第1切延工程の切れ目の位置から網目部のストランド部の幅だけ送り込んだ位置を第2回目の切延工程の開始位置とすることを特徴とする多孔床材の製造方法。
  2. 前記プレス加工装置は、前記下側金型と前記上側金型とは定位置で上下方向の相対的な運動のみを行う汎用装置であって、前記金属板の送り出し動作と、該送り出し動作に同期させた前記金属板を1回毎に左右交互に動かす動作とは、前記プレス加工装置に着脱自在に設けられた定寸位置決め装置によって行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の多孔床材の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の多孔床材の製造方法によって得られた多孔床材の前記平板部に、該平板部の一部を折り曲げた折曲部を有するとともに該折曲部に続く立面部を有していることを特徴とする多孔床材。
  4. 前記平板部と前記折曲部との間には、前記平板部より上方に突出する立ち上がり部を有していることを特徴とする請求項3に記載の多孔床材。
  5. 請求項3又は4に記載の多孔床材の網目部を床面として使用していることを特徴とする足場板。
  6. 請求項3又は4に記載の多孔床材の網目部を床面として使用していることを特徴とする作業足場台。
  7. 請求項1又は2に記載の多孔床材の製造方法に使用する金型であって、
    前記上側金型の櫛歯には、前記下側金型の切刃端面と摺動する切刃と、該切刃に続く略水平な突き当て部とを有し、前記上側金型の長手方向から見た各櫛歯の形状が前記突き当て部を頂上とする台形であり、前記上側金型の切刃の背面側には前記突き当て部から櫛歯の刃元部に向かう傾斜面を設けた肉逃げ部を有していることを特徴とする多孔床材用金型。
  8. 請求項1又は2に記載の多孔床材の製造方法に使用するプレス加工装置であって、
    前記下側金型の前記金属板の送り出し側の下方には、切延工程によって真下に送り出された切延加工済の金属板を斜め前方に送り出すためのガイド部材が設けられていることを特徴とするプレス加工装置。
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