JP2005111107A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技者の操作によって任意に図柄変動を即停止することができ、かつ、図柄変動の演出を楽しみながら図柄の変動時間を短縮することを可能とする。
【解決手段】 この遊技機は、図柄表示器23と、図柄表示器23に図柄変動を表示する制御装置とを備える。さらに、この遊技機は、遊技者によって操作可能な第1スイッチ33と第2スイッチ32を有する。第1スイッチ33が操作されると、制御装置は図柄表示器23に表示されている図柄変動を即座に停止する。第2スイッチ32が操作されると、制御装置は図柄表示器23に表示されている図柄変動の演出制御を変更し、これによって図柄の変動時間を短縮する。
【選択図】 図1
【解決手段】 この遊技機は、図柄表示器23と、図柄表示器23に図柄変動を表示する制御装置とを備える。さらに、この遊技機は、遊技者によって操作可能な第1スイッチ33と第2スイッチ32を有する。第1スイッチ33が操作されると、制御装置は図柄表示器23に表示されている図柄変動を即座に停止する。第2スイッチ32が操作されると、制御装置は図柄表示器23に表示されている図柄変動の演出制御を変更し、これによって図柄の変動時間を短縮する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、図柄表示器を備えた遊技機に関し、詳しくは、遊技者によって図柄表示器に変動表示されている図柄を停止することができる機能を有する遊技機の改良に関する。
遊技者のボタン操作等によって図柄表示器に変動表示されている図柄を停止することができる遊技機としては、特許文献1に開示された遊技機が知られている。
特許文献1に開示の遊技機には、遊技盤の略中央に図柄表示器が取付けられる。図柄表示器には3つの図柄表示部が設けられ、各図柄表示部には1の図柄が変動表示される。遊技機前面には、図柄表示器に変動表示される図柄を停止するための変動時間短縮ボタンが設けられる。
かかる遊技機では、所定条件が成立すると図柄表示部に表示される図柄が変動を開始する。予め設定されている操作有効条件が成立している状態で変動時間短縮ボタンが操作されると、図柄表示器に変動表示されている全ての図柄が直ちに停止する。そして、3つの図柄表示部に停止表示された図柄の組合せが所定の組合せとなると、遊技者に特典が付与される。
特開平6−134102号公報
特許文献1に開示の遊技機には、遊技盤の略中央に図柄表示器が取付けられる。図柄表示器には3つの図柄表示部が設けられ、各図柄表示部には1の図柄が変動表示される。遊技機前面には、図柄表示器に変動表示される図柄を停止するための変動時間短縮ボタンが設けられる。
かかる遊技機では、所定条件が成立すると図柄表示部に表示される図柄が変動を開始する。予め設定されている操作有効条件が成立している状態で変動時間短縮ボタンが操作されると、図柄表示器に変動表示されている全ての図柄が直ちに停止する。そして、3つの図柄表示部に停止表示された図柄の組合せが所定の組合せとなると、遊技者に特典が付与される。
特許文献1の遊技機では、操作有効条件が成立している場合に限り、変動時間短縮ボタンを操作することで図柄の変動表示を直ちに停止する。したがって、操作有効条件が成立していない場合には、変動時間短縮ボタンを操作しても図柄の変動表示を停止することはできないこととなる。このため、遊技店の閉店間際等の図柄の変動時間を短縮したい状況において、遊技者が任意に図柄の変動時間を短縮することができなかった。
一方、常に変動時間短縮ボタンの操作を有効とすると、以下の問題が生じる。すなわち、近年、パチンコ機等の遊技機では、図柄変動に併せて種々の変動演出が行われ、その変動演出を楽しみにしている遊技者も多い。特に、リーチ後の変動演出にはスーパーリーチやプレミアムリーチ等の熱い演出が行われ、遊技者を楽しませる。したがって、図柄の変動時間は短縮したいが、リーチ後の変動演出は楽しみたいという遊技者も多く存在する。ボタン操作によって全ての図柄を直ちに停止することとすると、リーチ後の変動演出を見るためには、リーチとなるか否かが判明するまでは変動時間短縮ボタンを操作することができなくなる。一方、リーチとならない図柄変動は、通常、リーチとならないことが判明してからの変動時間が短くされており、変動時間短縮ボタンを操作する意義は少ない。したがって、このような遊技者にとっては、変動時間短縮スイッチを操作する機会が実質的に無くなることとなる。
一方、常に変動時間短縮ボタンの操作を有効とすると、以下の問題が生じる。すなわち、近年、パチンコ機等の遊技機では、図柄変動に併せて種々の変動演出が行われ、その変動演出を楽しみにしている遊技者も多い。特に、リーチ後の変動演出にはスーパーリーチやプレミアムリーチ等の熱い演出が行われ、遊技者を楽しませる。したがって、図柄の変動時間は短縮したいが、リーチ後の変動演出は楽しみたいという遊技者も多く存在する。ボタン操作によって全ての図柄を直ちに停止することとすると、リーチ後の変動演出を見るためには、リーチとなるか否かが判明するまでは変動時間短縮ボタンを操作することができなくなる。一方、リーチとならない図柄変動は、通常、リーチとならないことが判明してからの変動時間が短くされており、変動時間短縮ボタンを操作する意義は少ない。したがって、このような遊技者にとっては、変動時間短縮スイッチを操作する機会が実質的に無くなることとなる。
本発明は上述した実情に鑑みなされたものであり、その目的は、いつでも遊技者の操作によって図柄変動を即停止することができ、かつ、図柄変動の演出を楽しみたい遊技者に対しては、図柄変動の演出を楽しみながら図柄の変動表示時間を短縮することができる遊技機を提供することである。
上記課題を解決するために創作された本願第1の遊技機は、図柄表示器と、その図柄表示器に図柄変動を表示する制御装置とを備える。その制御装置は、図柄変動の開始を指示する変動開始信号と、図柄変動の停止を指示する変動停止信号を出力するメイン制御基板と、メイン制御基板から出力された変動開始信号を受信すると図柄表示器に図柄変動の表示を開始し、メイン制御基板から出力された変動停止信号を受信すると図柄表示器に表示されている図柄変動を停止するサブ制御基板とを有する。
この遊技機は、さらに、メイン制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第1スイッチと、サブ制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第2スイッチと、サブ制御基板によって駆動され、第1スイッチを操作した状態に切換える切換手段とを有する。そして、第1スイッチが操作されるとメイン制御基板はサブ制御基板に変動停止信号を出力する第1の変動時間短縮処理を実行する。第2スイッチが操作されるとサブ制御基板は、図柄表示器に表示されている図柄変動の演出制御を変更し、変更した演出制御に従って図柄変動を停止するときに切換手段を駆動する第2の変動時間短縮処理を実行することを特徴とする(手段1)。
この遊技機は、さらに、メイン制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第1スイッチと、サブ制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第2スイッチと、サブ制御基板によって駆動され、第1スイッチを操作した状態に切換える切換手段とを有する。そして、第1スイッチが操作されるとメイン制御基板はサブ制御基板に変動停止信号を出力する第1の変動時間短縮処理を実行する。第2スイッチが操作されるとサブ制御基板は、図柄表示器に表示されている図柄変動の演出制御を変更し、変更した演出制御に従って図柄変動を停止するときに切換手段を駆動する第2の変動時間短縮処理を実行することを特徴とする(手段1)。
(手段1に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、遊技者によって操作されるスイッチが2種類設けられる。遊技者によって第1スイッチが操作されると、図柄表示器に表示される図柄が直ちに停止する。一方、遊技者によって第2スイッチが操作されると、図柄表示器に表示される図柄変動の演出制御が変更され、変動時間の短縮が図られる。したがって、図柄変動を直ちに停止したい遊技者は第1スイッチを操作し、変動時間の短縮を図りつつ変動演出を楽しみたい遊技者は第2スイッチを操作することとなる。また、この遊技機では、図柄変動の演出制御の変更をサブ制御基板のみで行うため、メイン制御基板の処理負担の増加を抑制することができる。
なお、遊技機を統括的に制御するメイン制御基板は、図柄の変動時間を管理する必要があり、そのため、図柄変動を停止する時は変動停止信号をサブ制御基板に向かって出力する。サブ制御基板によって図柄変動の演出制御が変更されたときは、図柄変動の停止タイミングをサブ制御基板からメイン制御基板に伝える必要がある。このため、サブ制御基板は図柄変動を停止するタイミングで切換手段を駆動し、第1スイッチが操作された状態とする。これによって、メイン制御基板は、図柄変動の停止タイミングを知ることができ、変動停止信号の出力を行うことができる。
なお、遊技機を統括的に制御するメイン制御基板は、図柄の変動時間を管理する必要があり、そのため、図柄変動を停止する時は変動停止信号をサブ制御基板に向かって出力する。サブ制御基板によって図柄変動の演出制御が変更されたときは、図柄変動の停止タイミングをサブ制御基板からメイン制御基板に伝える必要がある。このため、サブ制御基板は図柄変動を停止するタイミングで切換手段を駆動し、第1スイッチが操作された状態とする。これによって、メイン制御基板は、図柄変動の停止タイミングを知ることができ、変動停止信号の出力を行うことができる。
手段1に記載の遊技機において、サブ制御基板は、図柄表示器に表示されている図柄変動がリーチとなる前に第2スイッチが操作されると、その操作時に変動表示している図柄の少なくとも一つを停止表示する図柄停止表示処理を実行することが好ましい(手段2)。
(手段2に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、第2スイッチを操作することで変動している図柄の少なくとも一つが停止し、その分だけ図柄の変動時間を短縮することができる。
手段2に記載の遊技機において、サブ制御基板は、第2スイッチが操作されることで少なくとも一つの図柄を停止して当該図柄変動がリーチとなるか否かが判明する場合において、当該図柄変動がリーチとならないときは直ちに切換手段を駆動することが好ましい(手段3)。
(手段3に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、第2スイッチを操作することで図柄が停止し、リーチでないことが明らかとなったときは、直ちに切換手段が駆動され、全ての図柄が停止する。このため、リーチでないことが判明した図柄変動が、その後も表示され続けることを防止する。
なお、上述した手段2及び手段3において、第2スイッチを操作することによる図柄の「停止」は、いわゆる「確定停止」を意味するのではなく、図柄表示器に概ね停止した状態で表示されることを意味する。ここでいう「概ね停止した状態」とは、図柄が上下方向や左右方向にわずかに揺動を繰り返す状態や、図柄がわずかに拡大・縮小を繰り返す状態等を含むものであり、通常の変動表示中とは異なり、遊技者が「図柄はほぼ停止している」と認識できる状態であればよい。したがって、第2スイッチの操作によって一旦停止した図柄が、その後に再変動してもよい。すなわち、「確定停止」は、メイン制御基板から送信された変動停止信号を受信することで行われる。
なお、上述した手段2及び手段3において、第2スイッチを操作することによる図柄の「停止」は、いわゆる「確定停止」を意味するのではなく、図柄表示器に概ね停止した状態で表示されることを意味する。ここでいう「概ね停止した状態」とは、図柄が上下方向や左右方向にわずかに揺動を繰り返す状態や、図柄がわずかに拡大・縮小を繰り返す状態等を含むものであり、通常の変動表示中とは異なり、遊技者が「図柄はほぼ停止している」と認識できる状態であればよい。したがって、第2スイッチの操作によって一旦停止した図柄が、その後に再変動してもよい。すなわち、「確定停止」は、メイン制御基板から送信された変動停止信号を受信することで行われる。
手段1〜3のいずれかに記載の遊技機において、サブ制御基板は、図柄表示器に表示される図柄変動がリーチとなった後に第2スイッチが操作されると、リーチ演出を短縮して表示するリーチ演出短縮処理を実行することが好ましい(手段4)。
(手段4に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、リーチとなった後に第2スイッチが操作されると、リーチ演出自体が短縮される。このため、長いリーチ演出を嫌う遊技者は、そのリーチ演出を短縮することができる。
手段1〜4のいずれかに記載の遊技機において、切換手段は、メイン制御基板と第1スイッチとの間に配され、サブ制御基板によって電気的にON‐OFFされるスイッチ回路であり、サブ制御基板がスイッチ回路をONしたときに第1スイッチからメイン制御基板に入力する信号と、第1スイッチが操作されたときに第1スイッチからメイン制御基板に入力する信号とが同一となることが好ましい(手段5)。
(手段5に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、サブ制御基板によってスイッチ回路がON−OFFされ、これによって第1スイッチを内部的(電気的)に操作された状態とする。このため、機械的に駆動される部品(たとえば、スイッチを機械的にON−OFFするソレノイド等)を用いていないため、切換手段を簡易に構成することができる。
手段1〜5のいずれかに記載の遊技機においては、図柄表示器に表示される図柄変動に併せて補助的な演出を行う補助演出装置をさらに備え、その補助演出装置は、サブ制御基板と接続され、サブ制御基板によって制御される場合がある。
かかる場合、サブ制御基板は、図柄表示器に図柄変動が表示されている状態で第2スイッチが操作されると、当該図柄変動の演出制御の変更に応じて補助演出装置の補助演出制御を変更する補助演出制御変更処理を実行し、図柄表示器に図柄変動が表示されていない状態で第2スイッチが操作されると、補助演出装置の設定を変更する補助演出装置設定変更処理を実行することが好ましい(手段6)。
かかる場合、サブ制御基板は、図柄表示器に図柄変動が表示されている状態で第2スイッチが操作されると、当該図柄変動の演出制御の変更に応じて補助演出装置の補助演出制御を変更する補助演出制御変更処理を実行し、図柄表示器に図柄変動が表示されていない状態で第2スイッチが操作されると、補助演出装置の設定を変更する補助演出装置設定変更処理を実行することが好ましい(手段6)。
(手段6に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、第2スイッチを補助演出装置(たとえば、スピーカ、ランプ等)の設定を変更するために用いることができる。このため、遊技機の前面側から設定作業を行うことができ、設定作業を楽に行うことができる。
なお、サブ制御基板に接続されたスイッチを多機能化する技術は、メイン制御基板に接続されたスイッチと併せて用いる必要は必ずしもなく、単独で用いることもできる。
すなわち、本願第2の遊技機は、図柄表示器と、その図柄表示器に図柄変動を表示する制御装置とを備える。その制御装置は、図柄変動の開始を指示する変動開始信号と、図柄変動の停止を指示する変動停止信号とを出力するメイン制御基板と、メイン制御基板から出力された変動開始信号を受信すると図柄表示器に図柄変動の表示を開始し、メイン制御基板から出力された変動停止信号を受信すると図柄表示器に表示されている図柄変動を停止するサブ制御基板とを有する。
この遊技機は、さらに、サブ制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第3スイッチと、サブ制御基板と接続され、図柄変動に併せて補助的な演出を行う補助演出装置とを有する。そして、サブ制御基板は、図柄表示器に図柄変動が表示されている状態で第3スイッチが操作されると、図柄表示器に表示されている図柄変動の演出制御を変更すると共に、その演出制御の変更に応じて補助演出装置の補助演出制御を変更する演出制御変更処理を実行し、図柄表示器に図柄変動が表示されていない状態で第3スイッチが操作されると、補助演出装置の設定を変更する補助演出装置設定変更処理を実行することを特徴とする(手段7)。
すなわち、本願第2の遊技機は、図柄表示器と、その図柄表示器に図柄変動を表示する制御装置とを備える。その制御装置は、図柄変動の開始を指示する変動開始信号と、図柄変動の停止を指示する変動停止信号とを出力するメイン制御基板と、メイン制御基板から出力された変動開始信号を受信すると図柄表示器に図柄変動の表示を開始し、メイン制御基板から出力された変動停止信号を受信すると図柄表示器に表示されている図柄変動を停止するサブ制御基板とを有する。
この遊技機は、さらに、サブ制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第3スイッチと、サブ制御基板と接続され、図柄変動に併せて補助的な演出を行う補助演出装置とを有する。そして、サブ制御基板は、図柄表示器に図柄変動が表示されている状態で第3スイッチが操作されると、図柄表示器に表示されている図柄変動の演出制御を変更すると共に、その演出制御の変更に応じて補助演出装置の補助演出制御を変更する演出制御変更処理を実行し、図柄表示器に図柄変動が表示されていない状態で第3スイッチが操作されると、補助演出装置の設定を変更する補助演出装置設定変更処理を実行することを特徴とする(手段7)。
(手段7に記載の遊技機の作用と効果) この遊技機では、サブ制御基板に接続された第3スイッチが、(1)図柄表示器や補助演出装置(たとえば、スピーカ、ランプ等)の演出制御を変更するためのスイッチ、並びに、(2)補助演出装置の設定を変更するためのスイッチ、として機能する。従来、補助演出装置の設定を変更するためのスイッチは、遊技機裏面に設けられており、設定変更を行う際は遊技機の裏側から作業を行う必要があった。この遊技機によれば、遊技者によって操作される第3スイッチ(すなわち、遊技機前面から操作できるスイッチ)によって設定変更ができるため、その作業を楽に行うことができる。また、2つの機能を一つのスイッチで実現するため、機能毎にスイッチを設ける場合と比較して、遊技機の製造コストを下げることができる。
次に、本発明を具現化した一実施形態に係るパチンコ機について説明する。まず、本実施形態に係るパチンコ機の目的と、その特徴的な構成を簡単に説明する。
(目的1) 本実施形態のパチンコ機は、いつでも遊技者の操作によって図柄の変動を停止することができる一方、図柄の変動時間を短縮しつつ図柄変動に併せて行われる遊技演出をも楽しむことができるようにする。
(目的2) 本実施形態のパチンコ機は、図柄の変動時間を短縮しつつ遊技演出を楽しむために、遊技者の操作から図柄の停止までに行われる変動演出のバリエーションを豊富化する。その際、遊技演出の制御をサブ制御基板側で行うことで、メイン制御基板の負担を軽減する。
(目的1) 本実施形態のパチンコ機は、いつでも遊技者の操作によって図柄の変動を停止することができる一方、図柄の変動時間を短縮しつつ図柄変動に併せて行われる遊技演出をも楽しむことができるようにする。
(目的2) 本実施形態のパチンコ機は、図柄の変動時間を短縮しつつ遊技演出を楽しむために、遊技者の操作から図柄の停止までに行われる変動演出のバリエーションを豊富化する。その際、遊技演出の制御をサブ制御基板側で行うことで、メイン制御基板の負担を軽減する。
上記目的を達成するために、本実施形態のパチンコ機が備える特徴的な構成について列挙する。
(特徴1) 本実施形態のパチンコ機は、遊技者によって操作される全図柄停止スイッチ(請求項でいう第1スイッチ)と、同じく、遊技者によって操作される演出スイッチ(請求項でいう第2スイッチ)を備える。図柄表示器に図柄が変動表示されているときに全図柄停止スイッチが操作されると、図柄表示器に変動表示されている全ての図柄が停止する。一方、図柄表示器に図柄が変動表示されているときに演出スイッチが操作されると、図柄の演出制御を変更し、これによって図柄の変動時間を短縮する。かかる構成によって、変動表示されている図柄の即停止か、演出有りの変動時間短縮かを遊技者は選択することができる。
(特徴2) 全図柄停止スイッチは、メイン制御基板に接続され、メイン制御基板に信号を入力する。メイン制御基板は、全図柄停止スイッチからの信号が入力すると、サブ制御基板に変動停止コマンド(いわゆる、確定コマンド)を出力する。一方、演出スイッチは、サブ制御基板に接続され、サブ制御基板に信号を入力する。サブ制御基板は、演出スイッチからの信号が入力すると、図柄表示器に表示される図柄変動の変動演出を変更し、図柄の変動時間を短縮する。そして、図柄変動を停止するタイミングとなると、全図柄停止スイッチが操作された状態(内部的に操作された状態)とする。
かかる構成によると、図柄変動の変動演出の変更等をサブ制御基板側で行うため、メイン制御基板の負担を少なくすることができる。また、サブ制御基板で図柄変動を短縮しても、図柄変動を終了するタイミングは、サブ制御基板が全図柄停止スイッチを操作した状態とすることで、メイン制御基板に伝えることができる。これによって、メイン制御基板は図柄の変動時間を管理することができる。
(特徴1) 本実施形態のパチンコ機は、遊技者によって操作される全図柄停止スイッチ(請求項でいう第1スイッチ)と、同じく、遊技者によって操作される演出スイッチ(請求項でいう第2スイッチ)を備える。図柄表示器に図柄が変動表示されているときに全図柄停止スイッチが操作されると、図柄表示器に変動表示されている全ての図柄が停止する。一方、図柄表示器に図柄が変動表示されているときに演出スイッチが操作されると、図柄の演出制御を変更し、これによって図柄の変動時間を短縮する。かかる構成によって、変動表示されている図柄の即停止か、演出有りの変動時間短縮かを遊技者は選択することができる。
(特徴2) 全図柄停止スイッチは、メイン制御基板に接続され、メイン制御基板に信号を入力する。メイン制御基板は、全図柄停止スイッチからの信号が入力すると、サブ制御基板に変動停止コマンド(いわゆる、確定コマンド)を出力する。一方、演出スイッチは、サブ制御基板に接続され、サブ制御基板に信号を入力する。サブ制御基板は、演出スイッチからの信号が入力すると、図柄表示器に表示される図柄変動の変動演出を変更し、図柄の変動時間を短縮する。そして、図柄変動を停止するタイミングとなると、全図柄停止スイッチが操作された状態(内部的に操作された状態)とする。
かかる構成によると、図柄変動の変動演出の変更等をサブ制御基板側で行うため、メイン制御基板の負担を少なくすることができる。また、サブ制御基板で図柄変動を短縮しても、図柄変動を終了するタイミングは、サブ制御基板が全図柄停止スイッチを操作した状態とすることで、メイン制御基板に伝えることができる。これによって、メイン制御基板は図柄の変動時間を管理することができる。
(本実施形態に係るパチンコ機のその他の特徴) 本実施形態では、演出スイッチによってスピーカの音量調整、ランプ装置の輝度調整、図柄表示器(LCD)の輝度調整及びコントラスト調整を行うことができる。
すなわち、サブ制御基板には、スピーカ、ランプ装置、図柄表示器が接続されている。図柄表示器に図柄変動が表示されていないときに演出スイッチを長押しすると(約1秒間)、サブ制御基板はこれらの装置の設定を調整するためのプログラムを起動する。プログラムが起動されると、液晶表示器に案内画面が表示される。遊技店の店員等は、その案内画面に従って演出スイッチを操作することで、各種装置の設定を調整することができる。
すなわち、サブ制御基板には、スピーカ、ランプ装置、図柄表示器が接続されている。図柄表示器に図柄変動が表示されていないときに演出スイッチを長押しすると(約1秒間)、サブ制御基板はこれらの装置の設定を調整するためのプログラムを起動する。プログラムが起動されると、液晶表示器に案内画面が表示される。遊技店の店員等は、その案内画面に従って演出スイッチを操作することで、各種装置の設定を調整することができる。
以下、本実施形態に係るパチンコ機について図面を参照して詳細に説明する。まず、本実施形態に係るパチンコ機の全体構成を簡単に説明する。図1は本実施形態に係るパチンコ機の外観を示す正面図である。図1に示すように、本実施形態に係るパチンコ機10は遊技盤14を備える。遊技盤14には、センター役物装置15、ゲート18、始動口25、大入賞口26等が適宜配置されている。
センター役物装置15は、遊技盤14の略中央に組付けられている。センター役物装置15には図柄表示器23(本実施形態では液晶表示器)を備える。図柄表示器23には3つの特別図柄(左図柄,中図柄,右図柄)が変動表示される。変動表示される特別図柄は、左図柄、右図柄、中図柄の順に停止する。そして、変動停止時の図柄の組合せが所定の組合せ(例えば、7・7・7等のゾロ目)となると、パチンコ機10は大当り遊技状態(大入賞口26が開放される状態)に移行するようになっている。
また、図柄表示器23の表示画面内の左下部には、普通図柄を表示する普通図柄表示部23aが設けられている。普通図柄は、ゲート18をパチンコ球が通過すると変動するようになっている。センター役物装置15の左側方に配置されているゲート18の内部には、ゲートセンサ54が装着されている。ゲートセンサ54は、ゲート18を通過するパチンコ球を検知する。
また、図柄表示器23の表示画面内の左下部には、普通図柄を表示する普通図柄表示部23aが設けられている。普通図柄は、ゲート18をパチンコ球が通過すると変動するようになっている。センター役物装置15の左側方に配置されているゲート18の内部には、ゲートセンサ54が装着されている。ゲートセンサ54は、ゲート18を通過するパチンコ球を検知する。
始動口25は2枚の可動翼片25aを有している。可動翼片25aは、通常時は垂直に配置され、普通図柄表示部23aに変動表示された普通図柄が所定の組合せで停止すると外方に開く。可動翼片25aが外方に開くと、始動口25にパチンコ球が入賞しやすくなる。始動口25の内部には、パチンコ球の入賞を検知する始動口センサ41が設けられている。始動口センサ41によってパチンコ球が検出されると、図柄表示器23に特別図柄が変動表示される。
大入賞口26は開閉蓋27を有し、開平蓋27はソレノイド40によって開閉駆動される。開閉蓋27は、大当り遊技状態に移行すると開放される。開閉蓋27が開放される期間は、大入賞口26にパチンコ球が所定個数(一般的には10個)入賞するか、開放してから30秒間を経過するまでのいずれか早いほうで終了する。開閉蓋27が開放されると、大入賞口26にパチンコ球が入賞可能な状態となる。
また、遊技盤14の下方には、賞球の受皿である上皿93が設けられる。上皿93の裏側には効果音を出力するスピーカ28が収容される。また、遊技盤14の周囲にはランプ34が配される。遊技の進行に応じて、スピーカ28から効果音が出力され、ランプ34が点灯される。
上皿93の下方には、パチンコ球を一時的に貯留する下皿21が設けられる。下皿21の側方には発射装置が設けられる。発射装置は、発射ハンドル20や図示しない発射モータにより構成される。遊技者が発射ハンドル20を操作すると発射モータが駆動され、これによって遊技盤14の遊技領域内にパチンコ球が発射されるようになっている。
上皿93の下方には、パチンコ球を一時的に貯留する下皿21が設けられる。下皿21の側方には発射装置が設けられる。発射装置は、発射ハンドル20や図示しない発射モータにより構成される。遊技者が発射ハンドル20を操作すると発射モータが駆動され、これによって遊技盤14の遊技領域内にパチンコ球が発射されるようになっている。
さらに、上皿93の側方には全図柄停止スイッチ32と演出スイッチ33が設けられる。全図柄停止スイッチ32は、図柄表示器23に変動表示されている特別図柄を直ちに停止するためのスイッチである。全図柄停止スイッチ32が操作されると、図柄表示器23に変動表示されている全ての特別図柄が1秒以内に停止する。
一方、演出スイッチ33は、図柄表示器23に変動表示される特別図柄の演出制御(すなわち、演出パターン)を変更するためのスイッチである。演出スイッチ33が操作されると、特別図柄の演出パターンが短時間の演出パターンのものに変更される。これによって、特別図柄の変動時間が短縮される。なお、本実施形態においては、演出スイッチ33を操作するタイミングや、当該図柄変動がリーチとなるか否か等に応じて、その後の特別図柄の停止態様が異なる。
例えば、全ての特別図柄が変動表示されている状態で演出スイッチ33が操作されると、変動表示されている特別図柄の一つ(すなわち、左図柄)のみが停止する。また、左図柄のみが停止している状態で演出スイッチ33が操作されると、まず、変動表示されている2つの特別図柄のうち右図柄が停止する。そして、当該図柄変動がリーチとなる場合はリーチ演出を表示し、リーチとならない場合は最後の特別図柄(すなわち、中図柄)を直ちに停止する。また、図柄変動がリーチとなった後に演出スイッチ33が操作されると、表示されているリーチ演出(リーチパターン)を変動時間が短いリーチ演出(短縮リーチパターン)に変更して、図柄表示器23にリーチ演出を表示する。なお、リーチ演出を短縮する場合において、演出スイッチ33が操作されてから図柄変動が終了するまでの時間は、表示されているリーチ演出の種類に応じて異なる。すなわち、ノーマルリーチの場合は演出スイッチ33が操作されてから比較的短時間で図柄変動が終了し、スーパーリーチの場合は演出スイッチ33が操作されてから比較的長時間で図柄変動が終了するようになっている。
一方、演出スイッチ33は、図柄表示器23に変動表示される特別図柄の演出制御(すなわち、演出パターン)を変更するためのスイッチである。演出スイッチ33が操作されると、特別図柄の演出パターンが短時間の演出パターンのものに変更される。これによって、特別図柄の変動時間が短縮される。なお、本実施形態においては、演出スイッチ33を操作するタイミングや、当該図柄変動がリーチとなるか否か等に応じて、その後の特別図柄の停止態様が異なる。
例えば、全ての特別図柄が変動表示されている状態で演出スイッチ33が操作されると、変動表示されている特別図柄の一つ(すなわち、左図柄)のみが停止する。また、左図柄のみが停止している状態で演出スイッチ33が操作されると、まず、変動表示されている2つの特別図柄のうち右図柄が停止する。そして、当該図柄変動がリーチとなる場合はリーチ演出を表示し、リーチとならない場合は最後の特別図柄(すなわち、中図柄)を直ちに停止する。また、図柄変動がリーチとなった後に演出スイッチ33が操作されると、表示されているリーチ演出(リーチパターン)を変動時間が短いリーチ演出(短縮リーチパターン)に変更して、図柄表示器23にリーチ演出を表示する。なお、リーチ演出を短縮する場合において、演出スイッチ33が操作されてから図柄変動が終了するまでの時間は、表示されているリーチ演出の種類に応じて異なる。すなわち、ノーマルリーチの場合は演出スイッチ33が操作されてから比較的短時間で図柄変動が終了し、スーパーリーチの場合は演出スイッチ33が操作されてから比較的長時間で図柄変動が終了するようになっている。
次いで、図柄表示器23を制御する制御系の構成について説明する。図2に示すように、図柄表示器23を制御する制御系は、複数の制御基板(メイン制御基板62,サブ制御基板70,表示制御基板78)により構成される。
メイン制御基板62は、パチンコ機10に装備された各遊技装置(図柄表示器23,スピーカ28,ランプ34等)の動作を統括する制御装置である。メイン制御基板62には、始動口センサ41、ゲートセンサ54、ソレノイド40等が接続されている。メイン制御基板62は、始動口センサ41やゲートセンサ54から出力される検出信号に基づいてコマンドを作成し、サブ制御基板70にコマンドを出力する。また、メイン制御基板62は、図柄表示器23に表示される特別図柄の変動が大当りとなると、ソレノイド40を駆動して大入賞口26を開放する処理を行う。
メイン制御基板62は、パチンコ機10に装備された各遊技装置(図柄表示器23,スピーカ28,ランプ34等)の動作を統括する制御装置である。メイン制御基板62には、始動口センサ41、ゲートセンサ54、ソレノイド40等が接続されている。メイン制御基板62は、始動口センサ41やゲートセンサ54から出力される検出信号に基づいてコマンドを作成し、サブ制御基板70にコマンドを出力する。また、メイン制御基板62は、図柄表示器23に表示される特別図柄の変動が大当りとなると、ソレノイド40を駆動して大入賞口26を開放する処理を行う。
さらに、メイン制御基板62には、スイッチ回路35を介して全図柄停止スイッチ32が接続されている。全図柄停止スイッチ32は接点開放型のスイッチである。全図柄停止スイッチ32からメイン制御基板62に向って出力される信号は、全図柄停止スイッチ32が操作(押圧)されているとLOWレベルとなり、全図柄停止スイッチ32が操作(押圧)されていないとHIGHレベルとなる。メイン制御基板50は、全図柄停止スイッチ32からの信号の状態を検出することで、全図柄停止スイッチ32が操作さているか否かを検出する。
スイッチ回路35は、サブ制御基板70によってON‐OFFされる回路である。スイッチ回路35がONされた状態では、全図柄停止スイッチ32の操作状態によらず、全図柄停止スイッチ32からメイン制御基板62に入力する信号はLOWレベルとなる。一方、スイッチ回路35がOFFされた状態では、全図柄停止スイッチ32の操作状態に応じた信号がメイン制御基板62に入力する。すなわち、全図柄停止スイッチ32が操作されているとLOWレベルとなり、全図柄停止スイッチ32が操作されていないとHIGHレベルとなる。したがって、スイッチ回路35がONされると、全図柄停止スイッチ32を操作した状態と同一の状態となる。
なお、全図柄停止スイッチ32とスイッチ回路35の具体的な回路構成としては、例えば図3に示す回路構成を採ることができる。図3に示すように、全図柄停止スイッチ32は接点開放型のスイッチであり、スイッチ回路35はサブ制御基板70によってON‐OFFされるスイッチング素子(トランジスタ)によって構成される。図3から明らかなように、全図柄停止スイッチ32が押圧された場合と、スイッチ回路(トランジスタ)35がONされた場合のいずれの場合でも、メイン制御基板62にはLOWレベルの信号が入力するようになっている。
スイッチ回路35は、サブ制御基板70によってON‐OFFされる回路である。スイッチ回路35がONされた状態では、全図柄停止スイッチ32の操作状態によらず、全図柄停止スイッチ32からメイン制御基板62に入力する信号はLOWレベルとなる。一方、スイッチ回路35がOFFされた状態では、全図柄停止スイッチ32の操作状態に応じた信号がメイン制御基板62に入力する。すなわち、全図柄停止スイッチ32が操作されているとLOWレベルとなり、全図柄停止スイッチ32が操作されていないとHIGHレベルとなる。したがって、スイッチ回路35がONされると、全図柄停止スイッチ32を操作した状態と同一の状態となる。
なお、全図柄停止スイッチ32とスイッチ回路35の具体的な回路構成としては、例えば図3に示す回路構成を採ることができる。図3に示すように、全図柄停止スイッチ32は接点開放型のスイッチであり、スイッチ回路35はサブ制御基板70によってON‐OFFされるスイッチング素子(トランジスタ)によって構成される。図3から明らかなように、全図柄停止スイッチ32が押圧された場合と、スイッチ回路(トランジスタ)35がONされた場合のいずれの場合でも、メイン制御基板62にはLOWレベルの信号が入力するようになっている。
図2に戻って、上述したメイン制御基板62にはサブ制御基板70が通信可能に接続されている。サブ制御基板70は、メイン制御基板62から送信されたコマンドに基づいてランプ34の点灯制御、スピーカ28から効果音を出力する音声制御、並びにメイン制御基板62から送信されたコマンドの受信及び表示制御基板78に対するコマンドの送信を行う制御装置である。
サブ制御基板70には、スピーカ28、ランプ37及び表示制御基板78が接続される。サブ制御基板60は、メイン制御基板50から出力されたコマンドを受信すると、まず、そのコマンドを解析し、その解析結果に基づいてスピーカ28から音声を出力すると共にランプ37を点灯駆動し、また、表示制御基板78にコマンドを送信する。
サブ制御基板70には演出スイッチ33が接続されている。演出スイッチ33も、全図柄停止スイッチ32と同様に、接点開放型のスイッチである。演出スイッチ33からサブ制御基板70に向って出力される信号は、演出スイッチ33が操作されているとLOWレベルとなり、演出スイッチ33が操作されていないとHIGHレベルとなる。サブ制御基板70は、演出スイッチ33からの信号の状態を検出することで、演出スイッチ33が操作されているか否かを検出する。
サブ制御基板70には、スピーカ28、ランプ37及び表示制御基板78が接続される。サブ制御基板60は、メイン制御基板50から出力されたコマンドを受信すると、まず、そのコマンドを解析し、その解析結果に基づいてスピーカ28から音声を出力すると共にランプ37を点灯駆動し、また、表示制御基板78にコマンドを送信する。
サブ制御基板70には演出スイッチ33が接続されている。演出スイッチ33も、全図柄停止スイッチ32と同様に、接点開放型のスイッチである。演出スイッチ33からサブ制御基板70に向って出力される信号は、演出スイッチ33が操作されているとLOWレベルとなり、演出スイッチ33が操作されていないとHIGHレベルとなる。サブ制御基板70は、演出スイッチ33からの信号の状態を検出することで、演出スイッチ33が操作されているか否かを検出する。
表示制御基板78は、サブ制御基板70から送信されたコマンドを受けて図柄表示器23に遊技画像(例えば、特別図柄の図柄変動等)を表示する制御装置である。表示制御基板78に装備されたVDPは、受信したコマンドに応じて画像データを生成し、その生成した画像データを図柄表示器23に出力する。これによって、図柄表示器23に遊技画像が表示される。
最後に、図柄表示器23に特別図柄の変動を表示する際に、メイン制御基板62とサブ制御基板70で行われる処理について説明する。まず、メイン制御基板62で行われる処理を、図4を参照して説明する。図4は、メイン制御基板62における図柄変動処理の手順を示すフローチャートである。
メイン制御基板62の図柄変動処理は、始動口25にパチンコ球が入賞すること(すなわち、始動口センサ41からの信号が入力すること)を条件に開始される。図柄変動処理では、まず、サブ制御基板70に向って図柄変動の開始を指示する図柄変動開始信号を出力する(S10)。図柄変動開始信号は、いわゆる図柄変動開始コマンドであって、変動パターンコマンドと、左図柄・中図柄・右図柄のそれぞれについての停止図柄コマンドから構成される。変動パターンコマンドは、当該図柄変動の変動パターンを指示するコマンドであり、変動パターンによって当該図柄変動における変動時間(ただし、変動短縮が行われないとき)が定められている。停止図柄コマンドは、変動停止時に図柄表示器23に確定表示する図柄を指示するコマンドである。なお、変動パターン、及び各図柄の停止図柄は、始動口センサ41からの信号が入力したときに行われる抽選によって決定される。
メイン制御基板62の図柄変動処理は、始動口25にパチンコ球が入賞すること(すなわち、始動口センサ41からの信号が入力すること)を条件に開始される。図柄変動処理では、まず、サブ制御基板70に向って図柄変動の開始を指示する図柄変動開始信号を出力する(S10)。図柄変動開始信号は、いわゆる図柄変動開始コマンドであって、変動パターンコマンドと、左図柄・中図柄・右図柄のそれぞれについての停止図柄コマンドから構成される。変動パターンコマンドは、当該図柄変動の変動パターンを指示するコマンドであり、変動パターンによって当該図柄変動における変動時間(ただし、変動短縮が行われないとき)が定められている。停止図柄コマンドは、変動停止時に図柄表示器23に確定表示する図柄を指示するコマンドである。なお、変動パターン、及び各図柄の停止図柄は、始動口センサ41からの信号が入力したときに行われる抽選によって決定される。
次いで、変動時間タイマに変動パターン(すなわち、始動口への入賞に基づいて抽選によって決定した変動パターン)によって決まる変動時間をセットし、変動時間タイマのカウントダウンを開始する(S12)。変動時間タイマは、当該図柄変動の終了タイミングを判断するためのタイマである。
ステップS14では、全図柄停止スイッチ32が操作されたか否かを判定する(S14)。全図柄停止スイッチ32が操作されていない場合〔ステップS14でNO〕はそのままステップS18に進む。全図柄停止スイッチ32が操作されている場合〔ステップS14でYES〕は、変動時間タイマのタイムアップ時間を短縮し(S16)、しかる後ステップS18に進む。ステップS16でタイムアップ時間の短縮を行うときは、変動時間タイマの数値が「0」にセットされる。
ステップS18に進むと、変動時間タイマがタイムアップしたか否か(すなわち、変動時間タイマが「0」となったか否か)を判定する(S18)。変動時間タイマがタイムアップしていない場合〔ステップS18でNO〕は、ステップS14に戻ってステップS14からの処理を繰り返す。一方、変動時間タイマがタイムアップしている場合〔ステップS18でYES〕は、サブ制御基板70に図柄変動の停止を指示する変動停止信号(いわゆる、変動停止コマンド)を出力する(S20)。
上述の説明から明らかなように、メイン制御基板62は、全図柄停止スイッチ32が操作されると、変動時間タイマを「0」とし、直ちに変動停止信号を出力する。一方、全図柄停止スイッチ32が操作されないと、始動入賞時に抽選で決定された変動パターンによって決まる変動時間が経過したときに変動停止信号を出力する。
ステップS14では、全図柄停止スイッチ32が操作されたか否かを判定する(S14)。全図柄停止スイッチ32が操作されていない場合〔ステップS14でNO〕はそのままステップS18に進む。全図柄停止スイッチ32が操作されている場合〔ステップS14でYES〕は、変動時間タイマのタイムアップ時間を短縮し(S16)、しかる後ステップS18に進む。ステップS16でタイムアップ時間の短縮を行うときは、変動時間タイマの数値が「0」にセットされる。
ステップS18に進むと、変動時間タイマがタイムアップしたか否か(すなわち、変動時間タイマが「0」となったか否か)を判定する(S18)。変動時間タイマがタイムアップしていない場合〔ステップS18でNO〕は、ステップS14に戻ってステップS14からの処理を繰り返す。一方、変動時間タイマがタイムアップしている場合〔ステップS18でYES〕は、サブ制御基板70に図柄変動の停止を指示する変動停止信号(いわゆる、変動停止コマンド)を出力する(S20)。
上述の説明から明らかなように、メイン制御基板62は、全図柄停止スイッチ32が操作されると、変動時間タイマを「0」とし、直ちに変動停止信号を出力する。一方、全図柄停止スイッチ32が操作されないと、始動入賞時に抽選で決定された変動パターンによって決まる変動時間が経過したときに変動停止信号を出力する。
次に、サブ制御基板70で行われる処理を、図5を参照して説明する。図5は、サブ制御基板70におけるサブ側図柄変動処理の手順を示すフローチャートである。
サブ制御基板70のサブ側図柄変動処理は、メイン制御基板62から出力された図柄変動開始信号を受信することで開始される。サブ側図柄変動処理では、まず、図柄表示器23に図柄の変動表示を開始する(S22)。具体的には、メイン制御基板62から受信した図柄変動開始信号(コマンド群)を解読し、その解読結果に応じたコマンドを表示制御基板78に出力する。これにより、図柄表示器23においてコマンドで指示された図柄変動が開始される。
次いで、受信した図柄変動開始信号(詳しくは、変動パターンコマンド)により決まる変動時間を変動時間サブタイマにセットし、変動時間サブタイマをスタートさせる(S24)。変動時間サブタイマは、当該図柄変動の変動時間を管理するためにサブ制御基板62側でカウントされるタイマである。
サブ制御基板70のサブ側図柄変動処理は、メイン制御基板62から出力された図柄変動開始信号を受信することで開始される。サブ側図柄変動処理では、まず、図柄表示器23に図柄の変動表示を開始する(S22)。具体的には、メイン制御基板62から受信した図柄変動開始信号(コマンド群)を解読し、その解読結果に応じたコマンドを表示制御基板78に出力する。これにより、図柄表示器23においてコマンドで指示された図柄変動が開始される。
次いで、受信した図柄変動開始信号(詳しくは、変動パターンコマンド)により決まる変動時間を変動時間サブタイマにセットし、変動時間サブタイマをスタートさせる(S24)。変動時間サブタイマは、当該図柄変動の変動時間を管理するためにサブ制御基板62側でカウントされるタイマである。
ステップS26では、演出スイッチ33が操作されたか否かを判定する(S26)。演出スイッチ33が操作されていない場合〔ステップS26でNO〕は、ステップS48に進む。演出スイッチ33が操作されている場合〔ステップS26でYES〕は、第1停止図柄(すなわち、左図柄)が停止しているか否かを判定する(S28)。第1停止図柄が停止していない場合〔ステップS28でNO〕は、第1停止図柄を直ちに停止し(S30)、変動時間サブタイマの短縮処理を行う(S44)。
したがって、全ての特別図柄が変動している状態で演出スイッチ33が操作されると、左図柄が直ちに停止し、左図柄を即停止した分だけ変動時間サブタイマが短縮される。例えば、メイン制御基板62から指示された変動パターンでは、図柄変動開始から左図柄が停止するまでの時間がt1であり、演出スイッチ33が操作されたタイミングが図柄変動開始からt2時間後であったとする。かかる場合には、(t1−t2)だけ図柄変動が短縮されるため、変動時間サブタイマから(t1−t2)が減算される。ステップS44の短縮処理が終わると、ステップS48に進む。
したがって、全ての特別図柄が変動している状態で演出スイッチ33が操作されると、左図柄が直ちに停止し、左図柄を即停止した分だけ変動時間サブタイマが短縮される。例えば、メイン制御基板62から指示された変動パターンでは、図柄変動開始から左図柄が停止するまでの時間がt1であり、演出スイッチ33が操作されたタイミングが図柄変動開始からt2時間後であったとする。かかる場合には、(t1−t2)だけ図柄変動が短縮されるため、変動時間サブタイマから(t1−t2)が減算される。ステップS44の短縮処理が終わると、ステップS48に進む。
第1停止図柄が停止している場合〔ステップS28でYES〕は、第2停止図柄(すなわち、右図柄)が停止しているか否かを判定する(S32)。第2停止図柄が停止していない場合〔ステップS32でNO〕は、第2停止図柄を直ちに停止する(S34)。そして、第2停止図柄を即停止することによって変動時間が短縮された分だけ、変動時間サブタイマを短縮する(S35)。
次いで、当該図柄変動がリーチとなるか否か(すなわち、左図柄と右図柄が一致するか否か)を判定する(S36)。具体的には、メイン制御基板62から受信した図柄変動開始信号(コマンド群)の解読結果に基づいて、当該図柄変動がリーチとなるか否かを判定する。
当該図柄変動がリーチとならない場合〔ステップS36でNO〕は、第3停止図柄(すなわち、中図柄)を直ちに停止し(S38)、次いで、変動時間サブタイマを「0」とする(S44)。一方、当該図柄変動がリーチとなる場合〔ステップS36でYES〕は、当該図柄変動が当りとなるか否かを判定する(S42)。具体的には、メイン制御基板62から受信した図柄変動開始信号(詳しくは、停止図柄コマンド)によって、当該図柄変動が当りとなるか否かを判定する。
当該図柄変動が当りとならない場合〔ステップS42でNO〕は、当該図柄変動のリーチ演出を短縮されたリーチ演出に変更し、その短縮リーチ演出に応じた時間に変動時間サブタイマの時間を短縮する(S44)。一方、当該図柄変動が当りとなる場合〔ステップS42でYES〕は、通常のリーチ演出を図柄表示器23に表示する(S46)。
したがって、第1停止図柄が停止している状態で演出スイッチ33が操作されると、第2停止図柄が直ちに停止し、図柄変動がリーチとならない場合は直ちに第3停止図柄まで停止され、図柄変動がリーチとなる場合はその後のリーチ演出が表示される。
次いで、当該図柄変動がリーチとなるか否か(すなわち、左図柄と右図柄が一致するか否か)を判定する(S36)。具体的には、メイン制御基板62から受信した図柄変動開始信号(コマンド群)の解読結果に基づいて、当該図柄変動がリーチとなるか否かを判定する。
当該図柄変動がリーチとならない場合〔ステップS36でNO〕は、第3停止図柄(すなわち、中図柄)を直ちに停止し(S38)、次いで、変動時間サブタイマを「0」とする(S44)。一方、当該図柄変動がリーチとなる場合〔ステップS36でYES〕は、当該図柄変動が当りとなるか否かを判定する(S42)。具体的には、メイン制御基板62から受信した図柄変動開始信号(詳しくは、停止図柄コマンド)によって、当該図柄変動が当りとなるか否かを判定する。
当該図柄変動が当りとならない場合〔ステップS42でNO〕は、当該図柄変動のリーチ演出を短縮されたリーチ演出に変更し、その短縮リーチ演出に応じた時間に変動時間サブタイマの時間を短縮する(S44)。一方、当該図柄変動が当りとなる場合〔ステップS42でYES〕は、通常のリーチ演出を図柄表示器23に表示する(S46)。
したがって、第1停止図柄が停止している状態で演出スイッチ33が操作されると、第2停止図柄が直ちに停止し、図柄変動がリーチとならない場合は直ちに第3停止図柄まで停止され、図柄変動がリーチとなる場合はその後のリーチ演出が表示される。
また、ステップS32でYESとなる場合〔演出スイッチ33の操作時に第2停止図柄が停止している場合〕は、まず、リーチ演出中か否かを判定する(S40)。リーチ演出中でない場合〔ステップS40でNO〕は、当該図柄変動の変動時間を短縮することなくステップS48に進む。すなわち、リーチとならない図柄変動は、第2停止図柄が停止してから第3停止図柄が停止するまでの時間がもともと短いため、演出スイッチ33が操作されても変動時間を短縮しないようになっている。
一方、リーチ演出中である場合〔ステップS40でYES〕は、当該図柄変動が大当たりとなるか否かを判定する(S42)。当該図柄変動が大当りとならない場合〔ステップS42でNO〕は、当該図柄変動のリーチ演出を短縮されたリーチ演出に変更し、その短縮リーチ演出に応じた時間に変動時間サブタイマの時間を短縮する(S44)。当該図柄変動が大当りとなる場合〔ステップS42でYES〕は、予め設定されたリーチ演出(図柄変動開始時に決定される)をそのまま表示する(S46)。
したがって、リーチとなっている状態で演出スイッチ33が操作されると、当該図柄変動が大当りとならない場合は短縮されたリーチ演出が表示され、当該図柄変動が大当りとなる場合は予め設定されたリーチ演出がそのまま表示される。したがって、演出スイッチ33を操作してもリーチ演出が短縮されないことによって、大当り予告を行うことができる。このため、遊技者は、リーチ後に演出スイッチ33を押すことで、当該図柄変動の結果を予測することができる。
一方、リーチ演出中である場合〔ステップS40でYES〕は、当該図柄変動が大当たりとなるか否かを判定する(S42)。当該図柄変動が大当りとならない場合〔ステップS42でNO〕は、当該図柄変動のリーチ演出を短縮されたリーチ演出に変更し、その短縮リーチ演出に応じた時間に変動時間サブタイマの時間を短縮する(S44)。当該図柄変動が大当りとなる場合〔ステップS42でYES〕は、予め設定されたリーチ演出(図柄変動開始時に決定される)をそのまま表示する(S46)。
したがって、リーチとなっている状態で演出スイッチ33が操作されると、当該図柄変動が大当りとならない場合は短縮されたリーチ演出が表示され、当該図柄変動が大当りとなる場合は予め設定されたリーチ演出がそのまま表示される。したがって、演出スイッチ33を操作してもリーチ演出が短縮されないことによって、大当り予告を行うことができる。このため、遊技者は、リーチ後に演出スイッチ33を押すことで、当該図柄変動の結果を予測することができる。
ステップS48では、変動時間サブタイマがタイムアップしたか否かを判定する(S48)。変動時間サブタイマがタイムアップしていない場合〔ステップS48でNO〕は、ステップS26に戻って、ステップS26からの処理を繰り返す。
一方、変動時間サブタイマがタイムアップしている場合〔ステップS48でYES〕は、変動時間サブタイマの短縮処理を行ったか否か(すなわち、メイン制御基板62からの変動パターンで指定された変動時間を短縮したか否か)を判定する(S54)。変動時間サブタイマの短縮処理を行っていない場合〔S54でNO〕は、そのままステップS54に進む。変動時間サブタイマの短縮処理を行っている場合(S54でYES)は、スイッチ回路35をONしてから(S52)、ステップS54に進む。
ステップS54では、メイン制御基板62からの変動停止信号を受信するまで待機し、変動停止信号を受信すると〔ステップS54でYES〕、全ての特別図柄を確定表示(すなわち停止表示)して(S56)、当該図柄変動を終了する。
一方、変動時間サブタイマがタイムアップしている場合〔ステップS48でYES〕は、変動時間サブタイマの短縮処理を行ったか否か(すなわち、メイン制御基板62からの変動パターンで指定された変動時間を短縮したか否か)を判定する(S54)。変動時間サブタイマの短縮処理を行っていない場合〔S54でNO〕は、そのままステップS54に進む。変動時間サブタイマの短縮処理を行っている場合(S54でYES)は、スイッチ回路35をONしてから(S52)、ステップS54に進む。
ステップS54では、メイン制御基板62からの変動停止信号を受信するまで待機し、変動停止信号を受信すると〔ステップS54でYES〕、全ての特別図柄を確定表示(すなわち停止表示)して(S56)、当該図柄変動を終了する。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機10では、全図柄停止スイッチ32を操作することで図柄変動を直ちに停止することができ、その一方、演出スイッチ33を操作することで図柄変動の変動時間の短縮を図りながらその演出を楽しむことができる。したがって、遊技者にスイッチ操作を選択させることで、遊技者の好みに応じて図柄変動が短縮される。また、遊技を行っている状況(例えば、閉店間際で図柄変動の回数を増やしたいとき)に応じて、遊技者は変動短縮の態様を選択することができる。
また、変動時間の短縮(すなわち、図柄変動の演出変更)は、サブ制御基板70のみで行われ、メイン制御基板70は図柄変動の開始と終了に所定の信号を出力するだけとされる。すなわち、演出スイッチ33が操作されても、演出スイッチ33からの信号はメイン制御基板62に入力されず、また、メイン制御基板62は変動時間タイマの変更処理を行うこともない。また、サブ制御基板70による変動時間の短縮は、サブ制御基板70がスイッチ回路35をONすることでメイン制御基板62は認識することができる。このため、メイン制御基板62には演出スイッチ33に基づく処理は一切行う必要はなく、その処理量の増加を抑制することができる。
さらに、処理能力の高いサブ制御基板70によって演出変更を行うことで、演出スイッチ33が操作されたときの演出パターンを複数用意することができる(例えば、変動パターン毎に異なる短縮変動パターンを設定することができる)。これによって、演出スイッチ33の操作から図柄変動が終了するまでのバリエーションを豊富化することができ、これによって、長期間遊技を行っても飽きのこない遊技機とすることができる。
なお、演出スイッチ33によって図柄が停止されても、その停止は「確定停止」ではないため、その後のリーチ演出等において再変動演出等が可能となる。したがって、演出スイッチ33によって図柄変動が短縮された場合でも、多様なリーチ演出が可能となる。
また、変動時間の短縮(すなわち、図柄変動の演出変更)は、サブ制御基板70のみで行われ、メイン制御基板70は図柄変動の開始と終了に所定の信号を出力するだけとされる。すなわち、演出スイッチ33が操作されても、演出スイッチ33からの信号はメイン制御基板62に入力されず、また、メイン制御基板62は変動時間タイマの変更処理を行うこともない。また、サブ制御基板70による変動時間の短縮は、サブ制御基板70がスイッチ回路35をONすることでメイン制御基板62は認識することができる。このため、メイン制御基板62には演出スイッチ33に基づく処理は一切行う必要はなく、その処理量の増加を抑制することができる。
さらに、処理能力の高いサブ制御基板70によって演出変更を行うことで、演出スイッチ33が操作されたときの演出パターンを複数用意することができる(例えば、変動パターン毎に異なる短縮変動パターンを設定することができる)。これによって、演出スイッチ33の操作から図柄変動が終了するまでのバリエーションを豊富化することができ、これによって、長期間遊技を行っても飽きのこない遊技機とすることができる。
なお、演出スイッチ33によって図柄が停止されても、その停止は「確定停止」ではないため、その後のリーチ演出等において再変動演出等が可能となる。したがって、演出スイッチ33によって図柄変動が短縮された場合でも、多様なリーチ演出が可能となる。
以上、本発明の一実施形態に係るパチンコ機10について説明したが、本発明はこのような形態に限られず、上述した実施形態を種々に変形、変更した形態で実施することができる。
(1)上述した実施形態では、演出スイッチ33を図柄変動の演出制御を変更するためにだけ用いられていたが、演出スイッチ33をスピーカ28の音量調整、ランプ34の輝度調整、図柄表示器(LCD)23の輝度調整及びコントラスト調整に利用することもできる。すなわち、演出スイッチ33を所定の条件下で操作することで、その操作によってスピーカ28の音量調整、ランプ34の輝度調整、図柄表示器(LCD)23の輝度調整及びコントラスト調整等を行うことができるように構成することができる。
例えば、上述した実施形態においてサブ制御基板70には、スピーカ28の音量調整、ランプ34の輝度調整、図柄表示器(LCD)23の輝度調整及びコントラスト調整を実施するためのプログラムが格納されている。このプログラムは、演出スイッチ33が予め設定された期間に所定の態様で操作されると起動される。例えば、図柄表示器23に図柄変動が表示されていない期間に、演出スイッチ33が1秒以上長押しされることで起動される。
このプログラムが起動されると、サブ制御基板70は、まず、表示制御基板78を介して図柄表示器23に選択画面を表示する。選択画面は、作業者に調整したい項目を選択させるための画面であって、例えば、図6に示す画面とされる。図6から明らかなように、この例では、演出スイッチ33の操作時間によって調整したい項目を選択できるようになっている。例えば、スピーカ28の音量調整を行いたいときは演出スイッチ33を1秒間押し、図柄表示器23の輝度を調整したいとき演出スイッチ33を2秒間押す。
上述した手順で調整したい項目が選択されると、次いで、その選択した項目について調整手順を示す手順画面が図柄表示器23に表示される。図7には、スピーカ28の音量調整が選択されたときの手順画面が表示されている。図7に示すように、演出スイッチ33を長押しすると音量が順に変化する。したがって、所望の音量となったときに演出スイッチ33の押圧を解除することで、音量調整を行うことができる。
選択した項目の調整が終了すると、作業者は演出スイッチ33を短く押す。これによって、図柄表示器23に再び選択画面(図6参照)が表示される。他の項目を調整する場合は、演出スイッチ33を所定時間だけ長押しする。一方、調整作業を終了する場合は、演出スイッチ33を短く押す。これによって、調整プログラムが終了し、図柄表示器23に通常の遊技画面が表示される。
上述したような構成によれば、スピーカ28の音量調整、ランプ34の輝度調整、図柄表示器(LCD)23の輝度調整及びコントラスト調整等をパチンコ機10の前面側から行うことができる。したがって、遊技店の閉店後に店員によって行われるこれら調整作業を短時間で行うことができる。
なお、上述した作業手順を遊技店内に別途表示し、遊技者自らが種々の調整を行うことができるようにしてもよい。これによって、遊技者は、自己の好みに応じた輝度やコントラストで遊技を楽しむことができる。
例えば、上述した実施形態においてサブ制御基板70には、スピーカ28の音量調整、ランプ34の輝度調整、図柄表示器(LCD)23の輝度調整及びコントラスト調整を実施するためのプログラムが格納されている。このプログラムは、演出スイッチ33が予め設定された期間に所定の態様で操作されると起動される。例えば、図柄表示器23に図柄変動が表示されていない期間に、演出スイッチ33が1秒以上長押しされることで起動される。
このプログラムが起動されると、サブ制御基板70は、まず、表示制御基板78を介して図柄表示器23に選択画面を表示する。選択画面は、作業者に調整したい項目を選択させるための画面であって、例えば、図6に示す画面とされる。図6から明らかなように、この例では、演出スイッチ33の操作時間によって調整したい項目を選択できるようになっている。例えば、スピーカ28の音量調整を行いたいときは演出スイッチ33を1秒間押し、図柄表示器23の輝度を調整したいとき演出スイッチ33を2秒間押す。
上述した手順で調整したい項目が選択されると、次いで、その選択した項目について調整手順を示す手順画面が図柄表示器23に表示される。図7には、スピーカ28の音量調整が選択されたときの手順画面が表示されている。図7に示すように、演出スイッチ33を長押しすると音量が順に変化する。したがって、所望の音量となったときに演出スイッチ33の押圧を解除することで、音量調整を行うことができる。
選択した項目の調整が終了すると、作業者は演出スイッチ33を短く押す。これによって、図柄表示器23に再び選択画面(図6参照)が表示される。他の項目を調整する場合は、演出スイッチ33を所定時間だけ長押しする。一方、調整作業を終了する場合は、演出スイッチ33を短く押す。これによって、調整プログラムが終了し、図柄表示器23に通常の遊技画面が表示される。
上述したような構成によれば、スピーカ28の音量調整、ランプ34の輝度調整、図柄表示器(LCD)23の輝度調整及びコントラスト調整等をパチンコ機10の前面側から行うことができる。したがって、遊技店の閉店後に店員によって行われるこれら調整作業を短時間で行うことができる。
なお、上述した作業手順を遊技店内に別途表示し、遊技者自らが種々の調整を行うことができるようにしてもよい。これによって、遊技者は、自己の好みに応じた輝度やコントラストで遊技を楽しむことができる。
(2)上述した実施形態では、全図柄停止スイッチ32がメイン制御基板62に直接接続された。しかしながら、全図柄停止スイッチはサブ制御基板を介してメイン制御基板に接続されるようにしてもよい。かかる構成を採用する場合、全図柄停止スイッチから出力される信号は、サブ制御基板のCPUに入力されることなく(すなわち、サブ制御基板で処理されることなく)、メイン制御基板に入力されることが好ましい。また、サブ制御基板上にスイッチ回路を設けるようにしてもよい。このようにすることで、サブ制御基板とスイッチ回路を接続するハーネスを無くすことができる。
(3)上述した実施形態は本発明をパチンコ機に適用した例であったが、本発明はこの他にも、例えば、アレンジホール機(一定数の鋼球を遊技盤上に射出して所定の当たり状態を成立させるもの)、雀球遊技機等の各種遊技機に適用することができる。
(4)なお、上述した実施形態における演出スイッチ33の操作に基づく特別図柄の停止制御の態様は単なる例示であって、演出スイッチの操作に基づく特別図柄の停止制御の態様には種々の態様を採ることができる。例えば、リーチとならない図柄変動において、全図柄が変動している状態で演出スイッチが操作されたときは、即座に全ての図柄を停止して図柄変動を終了するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、リーチ中に演出スイッチが操作されると、当該図柄変動がハズレであるときはリーチ演出が短縮され、当該図柄変動が当りとなるときはリーチ演出が短縮されなかった。しかしながら、当該図柄変動が当りとなるときにも、リーチ演出が短縮されるようにしてもよい。この場合は、当該図柄変動がハズレとなるときと、当りとなるときとで、短縮の態様が異なることが好ましい。例えば、ハズレのときの短縮リーチ演出と比較して、当りのときの短縮リーチ演出を長くすることが好ましい。このように、当該図柄変動がハズレか当たりかによって短縮リーチ演出の態様を異ならせれば、これによって大当り予告をすることも可能となる。
また、上述した実施形態における説明では、1回の図柄変動中に演出スイッチ33を複数回操作できることを明言していないが、当然、1回の図柄変動中に演出スイッチを複数回操作し、その都度、図柄変動を短縮することもできる。すなわち、全ての図柄が変動している状態で演出スイッチを操作して第1停止図柄を停止し、次いで、さらに演出スイッチを操作することで第2停止図柄を停止し、それによってリーチとなったときは、さらにそのリーチ演出中に演出スイッチを操作することでリーチ演出を短縮することもできる。
同様に、演出スイッチ33を操作した後で全図柄停止スイッチ32を操作し、これによって当該図柄変動を即座に終了させることも可能である。例えば、全ての図柄が変動している状態で演出スイッチを操作することで第1停止図柄を停止し、その後、気が変わって全図柄停止スイッチを操作し、これによって全ての図柄を確定停止することもできる。
また、上述した実施形態では、リーチ中に演出スイッチが操作されると、当該図柄変動がハズレであるときはリーチ演出が短縮され、当該図柄変動が当りとなるときはリーチ演出が短縮されなかった。しかしながら、当該図柄変動が当りとなるときにも、リーチ演出が短縮されるようにしてもよい。この場合は、当該図柄変動がハズレとなるときと、当りとなるときとで、短縮の態様が異なることが好ましい。例えば、ハズレのときの短縮リーチ演出と比較して、当りのときの短縮リーチ演出を長くすることが好ましい。このように、当該図柄変動がハズレか当たりかによって短縮リーチ演出の態様を異ならせれば、これによって大当り予告をすることも可能となる。
また、上述した実施形態における説明では、1回の図柄変動中に演出スイッチ33を複数回操作できることを明言していないが、当然、1回の図柄変動中に演出スイッチを複数回操作し、その都度、図柄変動を短縮することもできる。すなわち、全ての図柄が変動している状態で演出スイッチを操作して第1停止図柄を停止し、次いで、さらに演出スイッチを操作することで第2停止図柄を停止し、それによってリーチとなったときは、さらにそのリーチ演出中に演出スイッチを操作することでリーチ演出を短縮することもできる。
同様に、演出スイッチ33を操作した後で全図柄停止スイッチ32を操作し、これによって当該図柄変動を即座に終了させることも可能である。例えば、全ての図柄が変動している状態で演出スイッチを操作することで第1停止図柄を停止し、その後、気が変わって全図柄停止スイッチを操作し、これによって全ての図柄を確定停止することもできる。
(5)上述した実施形態では、全図柄停止スイッチ32や演出スイッチ33が図柄変動期間中のいずれのタイミングで操作されても、その操作によって図柄変動の変動時間短縮処理が実行された。しかしながら、図柄変動期間中に全図柄停止スイッチ32や演出スイッチ33の操作を無効とする操作無効期間を設定し、その操作無効期間内ではこれらのスイッチが操作されても図柄変動の変動時間短縮処理が実行されないようにしてもよい。例えば、操作無効期間を始動入賞時点又は図柄変動の開始時点から所定時間が経過するまでとする。このように操作無効期間を設定すると、始動入賞時点又は図柄変動開始時点から所定時間が経過するまでは図柄変動が短縮されず、その結果、図柄変動は少なくとも所定時間は変動表示されることとなる。これによって、図柄変動の変動時間が極端に短くなって単位時間当たりの抽選回数が増大してしまうことが防止され、遊技者に一方的に有利となる状態が回避される。
なお、かかる構成を採用する場合は、全図柄停止スイッチ32や演出スイッチ33の操作が有効となる期間中は、これらのスイッチの操作が有効である旨を図柄表示器や補助演出装置(ランプ、スピーカ等)を用いて遊技者に報知することが好ましい。スイッチ操作が有効である旨が報知されると、遊技者はその報知によってスイッチ操作が有効な期間か否かを容易に認識することができる。
なお、かかる構成を採用する場合は、全図柄停止スイッチ32や演出スイッチ33の操作が有効となる期間中は、これらのスイッチの操作が有効である旨を図柄表示器や補助演出装置(ランプ、スピーカ等)を用いて遊技者に報知することが好ましい。スイッチ操作が有効である旨が報知されると、遊技者はその報知によってスイッチ操作が有効な期間か否かを容易に認識することができる。
(6)上述した実施形態では、全図柄停止スイッチ32と演出スイッチ33が同一形状とされていたが(図1参照)、両スイッチの識別を容易に行うため、その色彩、形状、操作方向等を異ならせるようにしてもよい。例えば、色彩を用いて識別する場合は、一方を赤、他方を青とする。また、形状を用いて識別する場合は、一方を四角とし、他方を丸とする。形状によって両者を識別する場合は、遊技者は遊技盤面から視線を移動することなく触覚によってスイッチの種類を識別することができる。これによって、スイッチの誤操作を防止することができる。あるいは、操作方向で識別する場合は、一方を手前から奥に押動操作するスイッチとし、他方を上下方向に操作するレバースイッチとする。操作方向を異ならせた場合は、遊技者が意図したスイッチとは異なるスイッチを操作しようとしても、そのスイッチを操作できない。このため、遊技者によるスイッチの誤操作を防止することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10・・・パチンコ機
14・・遊技盤
15・・センター役物装置
18・・ゲート
25・・始動口
26・・大入賞口
14・・遊技盤
15・・センター役物装置
18・・ゲート
25・・始動口
26・・大入賞口
Claims (1)
- 図柄表示器と、
その図柄表示器に図柄変動を表示する制御装置と、を備え、
その制御装置は、
図柄変動の開始を指示する変動開始信号と、図柄変動の停止を指示する変動停止信号を出力するメイン制御基板と、
メイン制御基板から出力された変動開始信号を受信すると図柄表示器に図柄変動の表示を開始し、メイン制御基板から出力された変動停止信号を受信すると図柄表示器に表示されている図柄変動を停止するサブ制御基板とを有する遊技機であって、
メイン制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第1スイッチと、
サブ制御基板と接続され、遊技者によって操作可能な第2スイッチと、
サブ制御基板によって駆動され、第1スイッチを操作した状態に切換える切換手段と、をさらに有し、
第1スイッチが操作されるとメイン制御基板はサブ制御基板に変動停止信号を出力する第1の変動時間短縮処理を実行し、
第2スイッチが操作されるとサブ制御基板は、図柄表示器に表示されている図柄変動の演出制御を変更し、変更した演出制御に従って図柄変動を停止するときに切換手段を駆動する第2の変動時間短縮処理を実行することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2003-10-10 JP JP2003351598A patent/JP2005111107A/ja not_active Withdrawn
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