JP2005109676A - クレードル、高周波受信システム及び高周波受信方法 - Google Patents

クレードル、高周波受信システム及び高周波受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、携帯型の放送受信装置に対して受信状態の安定化を図り得るとともに、小型化を促進して実用化に好適し得るクレードル、高周波受信システム及び高周波受信方法を提供することを目的としている。
【解決手段】クレードル16に放送受信端末13を装着し、外部アンテナ18a,18bで受信した高周波信号を輻射部33a,33bで輻射して、放送受信端末13の内部アンテナ28a,28bに受信させるシステムである。この場合、クレードル16に放送受信端末13が装着されている場合と、装着されていない場合とで、輻射部33a,33bから輻射される高周波信号のレベルを変化させる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、特に衛星デジタル放送を受信する携帯用の放送受信端末等に使用して好適する高周波受信装置を装着するためのクレードルに関する。さらに、この発明は、上記したクレードルを含む高周波受信システム及び高周波受信方法に関する。
周知のように、現在では、2.6GHz帯を使用した衛星デジタル放送システムが開発されている。この衛星デジタル放送システムは、日本で初めての、移動体や携帯受信機を主なサービス対象とするデジタル放送となる。
この衛星デジタル放送システムは、高音質のデジタル音声放送という位置付けの他、簡易動画を含むマルチメディアコンテンツを、移動体受信機に向けて配信可能な放送メディアとして大きく期待されている。
他の新しいメディアとしては、固定受信用に回線設計された地上デジタル放送システムが予定されている。ところが、このシステムは、受信可能範囲が限られており、送信アンテナに近い場所での使用が前提となる。しかしながら、衛星デジタル放送システムは、その名の通り静止衛星が見えるところであれば、日本全国で受信可能となる。
ここで、現状における携帯型端末に対しては、据え置き型の架台筐体(クレードル)、外部からの電源供給システム、他の機器との間での情報の共有化及びデータのやり取りを主としたインターフェース等を設けることにより、各種の付加機能を与える技術が定着しつつある。
そして、このような各種の付加機能の中でも、携帯型の放送受信装置にとって重要となるものは、特に屋内等の電波の到来し難い場所において受信信号の安定化を図るために、外部から受信装置に高周波信号を供給する機能である。
受信装置に外部から高周波信号を供給するためには、受信装置に外部アンテナを接続する手法がある。この場合、受信装置の利便性を考慮して、外部アンテナは、状況に応じて着脱できることを前提とし、コネクタ等を介して接続されることになる。
この場合、受信装置には、その内蔵された高周波回路の信号入力部に、内蔵アンテナで受信した高周波信号と外部アンテナから供給された高周波信号とを切り替える回路を設置することも必要となる。
しかしながら、衛星からの極めて微弱な放送波を受信するシステムにおいて、信号の損失を伴なう部品及び回路等を高周波回路の信号入力部に設けることは、受信信号の劣化を招く要素となる。また、小型化を要する携帯型の受信装置にとって、これらのコネクタ及び切り替え回路が占有するスペースを設ける構成は、実用化に不向きとなる。
また、屋内等の不安定な受信環境下における受信状態の改善手法として、再送信装置の設置も考えられている。この再送信装置は、高周波信号を受信した後、その信号を増幅して、受信装置に向けて送信するものである。
微弱な信号しか受信できない家屋においても、比較的受信環境が安定している窓際やベランダ等にこの再送信装置を設置することによって、屋内での受信に対して改善を図ることができる。
この場合、再送信装置からの送信出力を大きくすることにより、受信環境の安定化を図ることができる。ところが、日本国内においては、他の周辺機器に妨害を与える可能性がある無線局からの輻射レベルに対し、電波法施行規則第6条「免許を要しない無線局」によって上限が定められている。
2.6GHz帯の衛星デジタル放送システムにおいて、再送信装置を使用するのは、無線局運用免許等を所持していない一般ユーザーである。そして、それぞれのユーザーの使用場所によって、受信環境が異なることが想定できる。このため、再送信装置を使用する場合には、様々な受信強度下においても電波法に準拠する再送信レベルに制御する必要が生じる。
ここで、特許文献1には、外部アンテナに給電ケーブルを介して接続されたピックアップアンテナを、携帯無線電話機の内蔵アンテナに電磁結合させることによって、移動に伴なう指向性及び送受信電界強度の変化による不安定通話を改善するようにした構成が開示されている。
しかしながら、この特許文献1は、携帯無線電話機における通話の安定を図るようにしたものであって、衛星デジタル放送を受信する携帯型の受信装置で、特にクレードルに装着することを考慮した上での受信状態の安定化を図ることについては何らの記載もなされていないものである。
実開平6−48207号公報
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、携帯型の放送受信装置に対して受信状態の安定化を図り得るとともに、小型化を促進して実用化に好適し得るクレードル、高周波受信システム及び高周波受信方法を提供することを目的とする。
この発明に係るクレードルは、高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す信号処理部と、この信号処理部で処理された映像信号を出力するための映像出力端子と、電源電力を受けるための電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて第1及び第2のレベル制御部、第1及び第2の輻射部及び信号処理部に供給する電力を生成する電源部と、この電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子と、この電源出力端子における電流の有無に基づいて、本体機器の装着の有無を検出する検出手段と、この検出手段により本体機器が装着されていることが検出された状態で、第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルにレベル制御させ、検出手段により本体機器が装着されていないことが検出された状態で、第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御させるように制御する制御手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る高周波受信システムは、高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す第1の信号処理部と、この第1の信号処理部で処理された映像信号を出力するための第1の映像出力端子と、電源電力を受けるための電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて第1及び第2のレベル制御部、第1及び第2の輻射部及び第1の信号処理部に供給する電力を生成する第1の電源部と、この第1の電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子と、この電源出力端子における電流の有無に基づいて、高周波受信装置の装着の有無を検出する検出手段と、この検出手段により高周波受信装置が装着されていることが検出された状態で、第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルにレベル制御させ、検出手段により高周波受信装置が装着されていないことが検出された状態で、第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御させるように制御する制御手段とを有するクレードルと;第1及び第2の輻射部から輻射された高周波信号をそれぞれ受信する第1及び第2のアンテナと、この第1及び第2のアンテナで受信された高周波信号から映像信号を復元する第2の信号処理部と、この第2の信号処理部で復元された映像信号を表示する表示部と、映像入力端子に接触され第2の信号処理部で復元された映像信号を映像入力端子に出力するための露出された第2の映像出力端子と、電源出力端子に接触されて電源電力を受けるための露出された電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて第2の信号処理部及び表示部に供給する電力を生成する第2の電源部とを有する高周波受信装置とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る高周波受信方法は、クレードルが、第1及び第2のコネクタで受信した高周波信号をそれぞれレベル制御して輻射する工程と、高周波受信装置が、クレードルが輻射した高周波信号をそれぞれ受信して映像信号を復元し出力する工程と、クレードルが、高周波受信装置が出力した映像信号に所定の信号処理を施して出力する工程と、クレードルが、入力された電源電力に基づいて該クレードルで使用する電力を生成するとともに、高周波受信装置に電力を出力する工程と、クレードルが、高周波受信装置に出力する電流の有無に基づいて、高周波受信装置の装着の有無を検出する工程と、クレードルが、高周波受信装置が装着されていることが検出された状態で、高周波信号を第1のレベルにレベル制御し、高周波受信装置が装着されていないことが検出された状態で、高周波信号を第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御する工程とを備えるようにしたものである。
上記した発明によれば、クレードルから高周波受信装置に電源電力として供給する電流の有無によって、高周波受信装置が装着状態であるか否かを判別し、高周波受信装置が装着されていることが検出された状態で、クレードルが輻射する高周波信号を第1のレベルに制御し、高周波受信装置が装着されていないことが検出された状態で、クレードルが輻射する高周波信号を第1のレベルよりも高い第2のレベルに制御するようにしたので、受信状態の安定化を図り、小型化を促進して実用化に好適するものとなる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、図1は、この実施の形態で説明する衛星デジタル放送システムを概略的に示している。
すなわち、放送局11から送信された放送コンテンツは、衛星12を介してユーザーの所持する携帯型の放送受信端末13に受信されることにより再生されて、ユーザーの視聴に供される。
また、この衛星デジタル放送システムでは、衛星12からの放送電波を、ギャップフィラー14を介して、例えば屋内や地下等の衛星12からの放送電波が届かない場所に存在する放送受信端末13に供給している。
この放送受信端末13は、それ自体を単体で屋外に持ち出すことにより、衛星12またはギャップフィラー14からの放送電波を受信して、その放送コンテンツを再生することができる。
また、この放送受信端末13は、図2に示すように、家屋15の内部に設置されたクレードル16に装着されることにより、衛星12またはギャップフィラー14からの放送電波を受信して、その放送コンテンツを再生することができる。
このクレードル16は、本来、放送受信端末13を装着して安定に保持する台であり、装着された放送受信端末13に電力を供給する機能を有するものであるが、この実施の形態では、クレードル16にさらに新たな機能を搭載させている。
この場合、クレードル16には、アンテナケーブル17を介して外部アンテナ18が接続されている。そして、この外部アンテナ17は、例えばベランダ19等の放送電波を良好に受信することができる場所に設置される。
これにより、外部アンテナ18で受信された放送信号が、アンテナケーブル17及びクレードル16を介して放送受信端末13に供給され、電波の届き難い屋内であっても、安定な受信が可能となる。
この外部アンテナ18は、図3に示すように、取り付け用の支持柱体181を設置し、この支持柱体181を、ベランダ19を構成する複数の支持体19aの1つに、所定の取り付け具20を用いて固定することで、ベランダ19に取り付けることができる。
なお、外部アンテナ18は、図4に示すように、家屋15に設置された窓ガラス21に取り付けることも可能である。この場合、外部アンテナ18は、図5に示すように、両面テープ182を用いて窓ガラス21に貼り付けられることにより固定される。
図6は、放送受信端末13をクレードル16に装着した状態を正面側から見た斜視図であり、図7は、放送受信端末13をクレードル16に装着した状態を背面側から見た斜視図である。
上記放送受信端末13は、筐体22を有する。この筐体22は、映像表示パネル23を内蔵したカバー筐体24と本体筐体25とから構成される。また、カバー筐体24は、本体筐体25に対して、可動する機能を持つ構造となっている。
放送受信端末13において、ユーザーは、チャンネル切り替え、音量調節、データ編集、電源オンオフ等の各ボタン26を操作することにより、映像表示パネル23に表示される映像を見ることができる。また、ユーザーは、イヤホン端子27にイヤホンを接続することで音声も聴取することができる。
また、この放送受信端末13には、2系統の内部アンテナ28a,28bが備えられている。一方の内部アンテナ28aは、本体筐体25の一側面に向けて配置されている。他方の内部アンテナ28bは、本体筐体25の天頂面に向けて配置されている。
次に、放送受信端末13の架台となるクレードル16には、その上部に放送受信端末13を装着するための装着部29が備えられている。そして、このクレードル16の内部には、主として、電源回路30、2系統の信号レベル制御部31a,31b、映像/音声処理回路32、2系統の輻射部33a,33b、2系統のスピーカー34a,34b等が設けられている。
また、クレードル16には、その背面に、2系統の外部アンテナ接続コネクタ35a,35b、ACアダプタ接続コネクタ36、外部電源通電電極37、映像外部出力端子38、2系統の音声外部出力端子39a,39bが設けられ、放送受信端末13を装着する上面に、映像/音声入力電極40が設けられている。
まず、クレードル16の装着部29に放送受信端末13を装着すると、クレードル16に設けられている外部電源通電電極37が、放送受信端末13の一側面に露出された端子41に接触する。これにより、クレードル16内の電源回路30から放送受信端末13に電源が供給される。
また、同時に映像/音声入力電極40も、放送受信端末13の装着部29に露出された端子42に接触する。これにより、放送受信端末13から出力される映像信号は、映像/音声処理回路32を通り、クレードル16に備えられた映像外部出力端子38から出力される。また、放送受信端末13から出力される音声信号は、映像/音声処理回路32を通り、クレードル16に備えられたスピーカー34a,34bで再生されるとともに、音声外部出力端子39a,39bから出力される。
次に、クレードル16に設置された2系統の外部アンテナ接続コネクタ35a,35bには、それぞれ、約5mから10m程度の長さのアンテナケーブル17a,17bを介して、増幅器内蔵型の外部アンテナ18a,18bが接続される。このことは、用途に応じて外部アンテナ18a,18bの着脱を可能としている。
そして、外部アンテナ18a,18bで受信された各高周波信号は、それぞれ、クレードル16内の信号レベル制御部31a,31bに対応的に供給されることにより、放送受信端末13が受信可能で、かつ、電波法に準拠するレベルに制御される。
その後、信号レベル制御部31a,31bでレベル制御された各高周波信号は、それぞれ、クレードル16の、放送受信端末13の内部アンテナ28a,28bに対応する位置に設置された輻射部33a,33bに出力される。
2系統の輻射部33a,33b内には、それぞれ、パターンアンテナ43a,43bが形成された基板部品44a,44bが備えられており、放送受信端末13の内部アンテナ28a,28bに向けて高周波信号を輻射可能となっている。
輻射部33a,33bは、放送受信端末13の内部アンテナ28a,28bへの高周波信号の伝送に対して最大限の効率化が図られており、その配置位置はそれぞれ内部アンテナ28a,28bに近接し、かつ、対向する位置となっている。
また、放送受信端末13がクレードル16から取り外された場合には、輻射部33a,33bからの輻射レベルが電波法に準拠する範囲内で大きくなるように、信号レベル制御部31a,31bが動作する。
このことは、放送受信端末13が、クレードル16から取り外された状態においても、電波法に準拠する輻射レベルの高周波信号が届く範囲内であれば、輻射部33a,33bで輻射した高周波信号を受信可能として、安定な受信を行なえるようにしたことを意味している。
実際に様々な環境下での使用を想定すると、外部アンテナ18a,18bが受信する高周波信号レベルは常に一定ではなく、無制御では輻射レベルも変動することになる。輻射される高周波信号の電力レベルが大きすぎると、放送受信端末13への入力レベルが過大となり、システムが飽和し機能しなくなる。また、輻射される高周波信号の電力レベルが小さすぎると、放送受信端末13への入力レベルが不足し受信不能となる。以上のことを考慮して輻射部33a,33bからの輻射レベルを制御する必要がある。
さらに、日本では法律により妨害電波と成り得る電波の輻射を規制する制度があり、定められた電界強度を超えての電波輻射は禁止されている。このため、信号レベル制御部31a,31bには、自動可変減衰制御回路、または、自動可変増幅制御回路等が内蔵され、放送受信端末13が受信可能な輻射レベルに制御し、さらに、電波法施行規則第6条「免許を要しない無線局」に準拠するような機能を備えている。
以上のような構成により、放送受信端末13が、弱電界環境下においても安定した高周波信号を得ることができる。また、外部からの電源供給、映像信号及び音声信号の外部出力、簡易中継局の構築等、放送受信端末13に各種の付加機能を与える装置を構成することができる。
図8は、外部アンテナ18a,18b、クレードル16及び放送受信端末13の回路構成を示している。図8において、増幅器内蔵型の外部アンテナ18a,18bにより受信した高周波信号は、それぞれ、アンテナケーブル17a,17bを通り、外部アンテナ接続コネクタ35a,35bを介してクレードル16内の信号レベル制御部31a,31bに供給される。
ここで、信号レベル制御部31a,31bは、それぞれ、輻射部33a,33bから出力される輻射信号のレベルを、放送受信端末13が受信可能で、かつ、電波法に準拠したレベルになるようにレベル制御し、輻射部33a,33bに出力している。
輻射部33a,33bは、それぞれ、放送受信端末13の内部アンテナ28a,28bに近接、かつ、対向するように配置され、効率良く放送受信端末13に高周波信号を供給している。
これらの回路は、それぞれが2系統ずつ備えられ、また、外部アンテナ18a,18b及びアンテナケーブル17a,17bは、外部アンテナ接続コネクタ35a,35bにより着脱可能となっている。
また、ACアダプタ45からの商用電源は、ACアダプタ接続コネクタ36、電源回路30、外部電源通電電極37及び端子41を介して、放送受信端末13内の電源部46に供給され、放送受信端末13に電力供給が行なわれる。
さらに、放送受信端末13が、その内部アンテナ28a,28bで受信した高周波信号は、高周波信号処理部47により選局等の処理が施された後、映像/音声信号処理部48により映像信号及び音声信号に復元される。
そして、この映像/音声信号処理部48で復元された映像信号は、端子42及びクレードル16の映像/音声入力電極40を介して映像/音声処理回路32に供給された後、映像外部出力端子38から出力される。
また、映像/音声信号処理部48で復元された音声信号も、端子42及びクレードル16の映像/音声入力電極40を介して映像/音声処理回路32に供給された後、スピーカー34a,34bで再生されるとともに、音声外部出力端子39a,39bから出力される。
放送受信端末13がクレードル16から取り外されると、電源回路30と電源部46との接続が遮断され、電源回路30から電源部46への電力供給が停止され、外部電源通電電極37に電流が流れなくなる。このことから、電源回路30は、放送受信端末13が取り外されたことを検知し、信号レベル制御部31a,31bを、輻射部33a,33bの輻射レベルを増幅させるように制御する。
すなわち、電源回路30は、放送受信端末13がクレードル16に装着されている状態では、信号処理システムが飽和しないように輻射レベルを抑える効果を成し、放送受信端末13がクレードル16から取り外されると、空間の伝搬損失を補うように電波法に準拠する範囲内で輻射レベルを高くするように制御を行なっている。
このように輻射する信号レベルを大きくすることにより、ユーザーは、放送受信端末13を屋内で移動しながら使用することや、輻射部33a,33bから出力される信号を受信できる範囲内であれば、どこでも視聴が可能となる。
図9は、放送受信端末13がクレードル16に装着された状態における、放送受信端末13の内部アンテナ28a,28bと、クレードル16の輻射部33a,33bの、特にパターンアンテナ43a,43bが形成された基板部品44a,44bとの位置関係を示している。
すなわち、内部アンテナ28a,28bと基板部品44a,44bとは、所定の間隔を開けて、相互に重なり合うように面対向されている。これにより、基板部品44a,44bのパターンアンテナ43a,43bから輻射される高周波信号が、それぞれ、対応する内部アンテナ28a,28bに効率的に受信されるようになる。
なお、内部アンテナ28a,28bと基板部品44a,44bとは、図10に示すように、その間隔を近接させて、相互に重なり合うように面対向させるようにしてもよいものである。
また、内部アンテナ28a,28bと基板部品44a,44bとは、図11に示すように、所定の間隔を開けて、その一部が相互に重なり合うように面対向させるようにしてもよいものである。
さらに、内部アンテナ28a,28bと基板部品44a,44bとは、図12に示すように、面対向しないように、例えば互いの面がほぼ直交する方向を向くように設置させるようにしてもよいものである。
なお、内部アンテナ28a,28bと基板部品44a,44bとの位置関係としては、図9〜図12に示したもののみに限らず、これらを組み合わせた配置や、その他、高周波信号の伝達が可能な配置であればよいことはもちろんである。
また、上記した実施の形態では、クレードル16に対して放送受信端末13が装着されているか否かを、クレードル16の電源回路30が放送受信端末13の電源部46に電力供給しているか否かによって判別している。
しかしながら、クレードル16に対して放送受信端末13が装着されているか否かの判別は、これに限るものではない。例えば、図13に示すように、クレードル16の装着部29にスイッチ48を設置し、このスイッチ48が放送受信端末13の装着時にオンされ、取り外されたときにオフされることにより、放送受信端末13が装着されているか否かの判別を行なうようにしてもよいものである。
図14は、上記した実施の形態の変形例を示している。図14において、図7と同一部分に同一符号を付して説明すると、クレードル16に内蔵されていた信号レベル制御部31a,31bを、それぞれ対応するアンテナケーブル17a,17bの途中に介在させることにより、信号レベル制御部31a,31bをクレードル16の外部に備えるようにしたものである。
すなわち、信号レベル制御部31a,31bは、外部アンテナ18a,18bを使用する場合、つまり、外部アンテナ18a,18bが外部アンテナ接続コネクタ35a,35bに接続されているときに必要となるものであるから、外部アンテナ18a,18bを必要としない場合には、クレードル16から取り外してクレードル16の構成を簡易化するようにしている。
これにより、極度の弱電界でない状況下において、外部アンテナ18a,18bを必要としないユーザーは、外部電源機能と映像/音声外部出力機能とクレードル16という、より単純な付加機能のみを追加した放送受信端末13を構成することができる。
また、製品市場において、外部アンテナ18a,18b、信号レベル制御部31a,31b及びアンテナケーブル17a,17bを、オプショナルパーツとして設定することにより、顧客の仕様選択の自由度を拡げることができる。
また、図15は、上記した実施の形態の他の変形例を示している。図15において、図14と同一部分に同一符号を付して説明すると、アンテナケーブル17a,17bの途中に介在された信号レベル制御部31a,31bに、そのレベルをユーザーが手動制御するための操作子49a,49bを設けるようにしたものである。
先に述べた実施の形態においては、輻射部33a,33bからの輻射信号レベルを検出し、自動可変減衰制御回路、または、自動可変増幅制御回路を用いてレベル制御を自動的に行なう例を挙げてきた。これに対し、図15に示す変形例では、ユーザーが、放送受信端末13に表示される映像、または、放送受信端末13から出力される音声を確認しながら、ユーザー自身が手動で信号レベルを制御するものである。
図15において、一方のアンテナケーブル17aに接続された信号レベル制御部31aは、その操作子49aをスライド調整タイプレバーとした例を示している。また、他方のアンテナケーブル17bに接続された信号レベル制御部31bは、その操作子49bを回転式のレベル可変つまみとした例を示している。
いずれの信号レベル制御部31a,31bにおいても、操作子49a,49bを操作することによって、内蔵される回路の増幅度、または、減衰度を可変することができる。そして、これらのレベル調整方式は、レベルを無段階可変にする方式でも構わないが、ユーザーの使用状況等に合わせて増幅度、減衰度を予め設定した固定、または、半固定のレベル制御方式とすることも提案できる。
このようなレベル制御を手動とすることにより、外部アンテナ18a,18bを用いるシステムの開発において、回路の単純化を図ることができ、そいてはコストダウンを実現することが可能となる。
また、この手動によるレベル制御は、外部アンテナ18a,18bから輻射部33a,33bまでが、全てクレードル16に対して外付け構成である場合にも適用できる。さらに、信号レベル制御部31a,31bをクレードル16に内蔵した形態においても、クレードル16にレベル調整用の操作子を設置することで応用が可能である。
図16は、上記した実施の形態のさらに他の変形例を示している。図16において、図6と同一部分に同一符号を付して説明すると、放送受信端末13のそれぞれの内部アンテナ28a,28bの近傍に、外部アンテナ18a,18bがアンテナケーブル17a,17bを介して接続された輻射部50a,50bを配置して、内部アンテナ28a,28bに高周波信号を供給するようにしたものである。
輻射部50a,50bの内部には、それぞれ、パターンアンテナ51a,51bが形成された基板部品52a,52bが内蔵されており、このパターンアンテナ51a,51bから高周波信号が輻射される。そして、この輻射部50a,50bの入力側には、高周波信号のレベルを制御する信号レベル制御部53a,53bが接続されている。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
この発明の実施の形態を示すもので、衛星デジタル放送システムの概略を説明するために示す図。 同実施の形態における放送受信端末と外部アンテナとの家屋内での設置状態を説明するために示す図。 同実施の形態における外部アンテナの取り付けの一例を説明するために示す斜視図。 同実施の形態における放送受信端末と外部アンテナとの家屋内での設置状態の他の例を説明するために示す図。 同実施の形態における外部アンテナの取り付けの他の例を説明するために示す斜視図。 同実施の形態における放送受信端末をクレードルに装着したところを正面側から見た状態を説明するために示す斜視図。 同実施の形態における放送受信端末をクレードルに装着したところを背面側から見た状態を説明するために示す斜視図。 同実施の形態における外部アンテナ、クレードル及び放送受信端末の詳細を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における放送受信端末の内部アンテナとクレードルの輻射部との位置関係の一例を説明するために示す図。 同実施の形態における放送受信端末の内部アンテナとクレードルの輻射部との位置関係の他の例を説明するために示す図。 同実施の形態における放送受信端末の内部アンテナとクレードルの輻射部との位置関係のさらに他の例を説明するために示す図。 同実施の形態における放送受信端末の内部アンテナとクレードルの輻射部との位置関係のさらに他の例を説明するために示す図。 同実施の形態におけるクレードルに放送受信端末が装着されているか否かの判別手段の変形例を説明するために示す斜視図。 同実施の形態における変形例を説明するために示す斜視図。 同実施の形態における他の変形例を説明するために示す斜視図。 同実施の形態におけるさらに他の変形例を説明するために示す斜視図。
符号の説明
11…放送局、12…衛星、13…放送受信端末、14…ギャップフィラー、15…家屋、16…クレードル、17…アンテナケーブル、18…外部アンテナ、19…ベランダ、20…取り付け具、21…窓ガラス、22…筐体、23…映像表示パネル、24…カバー筐体、25…本体筐体、26…ボタン、27…イヤホン端子、28a,28b…内部アンテナ、29…装着部、30…電源回路、31a,31b…信号レベル制御部、32…映像/音声処理回路、33a,33b…輻射部、34a,34b…スピーカー、35a,35b…外部アンテナ接続コネクタ、36…ACアダプタ接続コネクタ、37…外部電源通電電極、38…映像外部出力端子、39a,39b…音声外部出力端子、40…映像/音声入力電極、41,42…端子、43a,43b…パターンアンテナ、44a,44b…基板部品、45…ACアダプタ、46…電源部、47…高周波信号処理部、48…映像/音声信号処理部、49a,49b…操作子、50a,50b…輻射部、51a,51b…パターンアンテナ、52a,52b…基板部品、53a,53b…信号レベル制御部。

Claims (15)

  1. 高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、
    この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、
    この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、
    映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、
    この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す信号処理部と、
    この信号処理部で処理された映像信号を出力するための映像出力端子と、
    電源電力を受けるための電源入力端子と、
    この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第1及び第2のレベル制御部、前記第1及び第2の輻射部及び前記信号処理部に供給する電力を生成する電源部と、
    この電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子と、
    この電源出力端子における電流の有無に基づいて、本体機器の装着の有無を検出する検出手段と、
    この検出手段により前記本体機器が装着されていることが検出された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルにレベル制御させ、前記検出手段により前記本体機器が装着されていないことが検出された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を前記第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御させるように制御する制御手段とを具備したことを特徴とするクレードル。
  2. 高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、
    この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、
    この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、
    映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、
    この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す信号処理部と、
    この信号処理部で処理された映像信号を出力するための映像出力端子と、
    電源電力を受けるための電源入力端子と、
    この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第1及び第2のレベル制御部、前記第1及び第2の輻射部及び前記信号処理部に供給する電力を生成する電源部と、
    この電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子と、
    本体機器の装着されている状態で第1の操作状態に制御され、前記本体機器の装着されていない状態で第2の操作状態に制御される操作手段と、
    この操作手段が第1の操作状態に制御された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルにレベル制御させ、前記操作手段が第2の操作状態に制御された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を前記第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御させるように制御する制御手段とを具備したことを特徴とするクレードル。
  3. 高周波信号を受信する第1及び第2の外部アンテナと、
    この第1及び第2の外部アンテナで受信された高周波信号をそれぞれ前記第1及び第2のコネクタに導く第1及び第2のケーブルとを具備したことを特徴とする請求項1または2記載のクレードル。
  4. 高周波信号を受信する第1及び第2の外部アンテナと、
    この第1及び第2の外部アンテナで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、
    この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ伝送する第1及び第2のケーブルと、
    この第1及び第2のケーブルがそれぞれ接続され、該第1及び第2のケーブルで伝送された高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、
    この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、
    映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、
    この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す信号処理部と、
    この信号処理部で処理された映像信号を出力するための映像出力端子と、
    電源電力を受けるための電源入力端子と、
    この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第1及び第2のレベル制御部、前記第1及び第2の輻射部及び前記信号処理部に供給する電力を生成する電源部と、
    この電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子とを具備したことを特徴とするクレードル。
  5. 前記第1及び第2のレベル制御部は、それぞれ高周波信号のレベルを変化させるための第1及び第2の操作子を備えることを特徴とする請求項4記載のクレードル。
  6. 高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す第1の信号処理部と、この第1の信号処理部で処理された映像信号を出力するための第1の映像出力端子と、電源電力を受けるための電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第1及び第2のレベル制御部、前記第1及び第2の輻射部及び前記第1の信号処理部に供給する電力を生成する第1の電源部と、この第1の電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子と、この電源出力端子における電流の有無に基づいて、高周波受信装置の装着の有無を検出する検出手段と、この検出手段により前記高周波受信装置が装着されていることが検出された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルにレベル制御させ、前記検出手段により前記高周波受信装置が装着されていないことが検出された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を前記第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御させるように制御する制御手段とを有するクレードルと、
    前記第1及び第2の輻射部から輻射された高周波信号をそれぞれ受信する第1及び第2のアンテナと、この第1及び第2のアンテナで受信された高周波信号から映像信号を復元する第2の信号処理部と、この第2の信号処理部で復元された映像信号を表示する表示部と、前記映像入力端子に接触され前記第2の信号処理部で復元された映像信号を前記映像入力端子に出力するための露出された第2の映像出力端子と、前記電源出力端子に接触されて電源電力を受けるための露出された電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第2の信号処理部及び表示部に供給する電力を生成する第2の電源部とを有する高周波受信装置とを具備したことを特徴とする高周波受信システム。
  7. 高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す第1の信号処理部と、この第1の信号処理部で処理された映像信号を出力するための第1の映像出力端子と、電源電力を受けるための電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第1及び第2のレベル制御部、前記第1及び第2の輻射部及び前記第1の信号処理部に供給する電力を生成する第1の電源部と、この第1の電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子と、高周波受信装置の装着されている状態で第1の操作状態に制御され、前記高周波受信装置の装着されていない状態で第2の操作状態に制御される操作手段と、この操作手段が第1の操作状態に制御された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を第1のレベルにレベル制御させ、前記操作手段が第2の操作状態に制御された状態で、前記第1及び第2のレベル制御部に対して高周波信号を前記第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御させるように制御する制御手段とを有するクレードルと、
    前記第1及び第2の輻射部から輻射された高周波信号をそれぞれ受信する第1及び第2のアンテナと、この第1及び第2のアンテナで受信された高周波信号から映像信号を復元する第2の信号処理部と、この第2の信号処理部で復元された映像信号を表示する表示部と、前記映像入力端子に接触され前記第2の信号処理部で復元された映像信号を前記映像入力端子に出力するための露出された第2の映像出力端子と、前記電源出力端子に接触されて電源電力を受けるための露出された電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第2の信号処理部及び表示部に供給する電力を生成する第2の電源部とを有する高周波受信装置とを具備したことを特徴とする高周波受信システム。
  8. 高周波信号を受信する第1及び第2の外部アンテナと、この第1及び第2の外部アンテナで受信された高周波信号をそれぞれレベル制御する第1及び第2のレベル制御部と、この第1及び第2のレベル制御部でレベル制御された高周波信号をそれぞれ伝送する第1及び第2のケーブルと、この第1及び第2のケーブルがそれぞれ接続され、該第1及び第2のケーブルで伝送された高周波信号を受信する第1及び第2のコネクタと、この第1及び第2のコネクタで受信された高周波信号をそれぞれ輻射する第1及び第2の輻射部と、映像信号を受信するための露出された映像入力端子と、この映像入力端子に入力された映像信号に所定の信号処理を施す第1の信号処理部と、この第1の信号処理部で処理された映像信号を出力するための第1の映像出力端子と、電源電力を受けるための電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第1及び第2のレベル制御部、前記第1及び第2の輻射部及び前記第1の信号処理部に供給する電力を生成する第1の電源部と、この第1の電源部で生成された電力を出力するための露出された電源出力端子とを有するクレードルと、
    前記第1及び第2の輻射部から輻射された高周波信号をそれぞれ受信する第1及び第2のアンテナと、この第1及び第2のアンテナで受信された高周波信号から映像信号を復元する第2の信号処理部と、この第2の信号処理部で復元された映像信号を表示する表示部と、前記映像入力端子に接触され前記第2の信号処理部で復元された映像信号を前記映像入力端子に出力するための露出された第2の映像出力端子と、前記電源出力端子に接触されて電源電力を受けるための露出された電源入力端子と、この電源入力端子に供給された電源電力に基づいて前記第2の信号処理部及び表示部に供給する電力を生成する第2の電源部とを有する高周波受信装置とを具備したことを特徴とする高周波受信システム。
  9. 前記第1及び第2のレベル制御部は、それぞれ高周波信号のレベルを変化させるための第1及び第2の操作子を備えることを特徴とする請求項8記載の高周波受信システム。
  10. 前記クレードルに前記高周波受信装置が装着された状態で、前記第1及び第2のアンテナと前記第1及び第2の輻射部とは、所定の間隔を開けて面対向されることを特徴とする請求項6乃至9いずれかに記載の高周波受信システム。
  11. 前記クレードルに前記高周波受信装置が装着された状態で、前記第1及び第2のアンテナと前記第1及び第2の輻射部とは、互いの一部が重なり合うように面対向されることを特徴とする請求項6乃至9いずれかに記載の高周波受信システム。
  12. 前記クレードルに前記高周波受信装置が装着された状態で、前記第1及び第2のアンテナと前記第1及び第2の輻射部とは、互いに異なる面方向を向くように設置されることを特徴とする請求項6乃至9いずれかに記載の高周波受信システム。
  13. クレードルが、第1及び第2のコネクタで受信した高周波信号をそれぞれレベル制御して輻射する工程と、
    高周波受信装置が、前記クレードルが輻射した高周波信号をそれぞれ受信して映像信号を復元し出力する工程と、
    前記クレードルが、前記高周波受信装置が出力した映像信号に所定の信号処理を施して出力する工程と、
    前記クレードルが、入力された電源電力に基づいて該クレードルで使用する電力を生成するとともに、前記高周波受信装置に電力を出力する工程と、
    前記クレードルが、前記高周波受信装置に出力する電流の有無に基づいて、前記高周波受信装置の装着の有無を検出する工程と、
    前記クレードルが、前記高周波受信装置が装着されていることが検出された状態で、高周波信号を第1のレベルにレベル制御し、前記高周波受信装置が装着されていないことが検出された状態で、高周波信号を前記第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御する工程とを具備したことを特徴とする高周波受信方法。
  14. クレードルが、第1及び第2のコネクタで受信した高周波信号をそれぞれレベル制御して輻射する工程と、
    高周波受信装置が、前記クレードルが輻射した高周波信号をそれぞれ受信して映像信号を復元し出力する工程と、
    前記クレードルが、前記高周波受信装置が出力した映像信号に所定の信号処理を施して出力する工程と、
    前記クレードルが、入力された電源電力に基づいて該クレードルで使用する電力を生成するとともに、前記高周波受信装置に電力を出力する工程と、
    前記クレードルが、前記高周波受信装置の装着されている状態で第1の操作状態に制御され、前記高周波受信装置の装着されていない状態で第2の操作状態に制御される操作手段が第1の操作状態に制御された状態で、高周波信号を第1のレベルにレベル制御し、前記操作手段が第2の操作状態に制御された状態で、高周波信号を前記第1のレベルよりも高い第2のレベルにレベル制御する工程とを具備したことを特徴とする高周波受信方法。
  15. 第1及び第2の外部アンテナで受信した高周波信号をそれぞれレベル制御し、第1及び第2のケーブルを介して、クレードルの第1及び第2のコネクタに供給する工程と、
    前記クレードルが、第1及び第2のコネクタで受信した高周波信号をそれぞれ輻射する工程と、
    高周波受信装置が、前記クレードルが輻射した高周波信号をそれぞれ受信して映像信号を復元し出力する工程と、
    前記クレードルが、前記高周波受信装置が出力した映像信号に所定の信号処理を施して出力する工程と、
    前記クレードルが、入力された電源電力に基づいて該クレードルで使用する電力を生成するとともに、前記高周波受信装置に電力を出力する工程とを具備したことを特徴とする高周波受信方法。
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