JP2008271404A - リモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システム - Google Patents

リモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システム Download PDF

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Abstract

【解決手段】無線リモコン装置400がテレビ装置300側には受信レベル情報送信要求を送信すると、テレビ装置300は、現在設定されているチャネルの受信レベル情報が連続的に返信する。無線リモコン装置400は、受信した受信レベル情報を、表示部401に表示し、スピーカ402から音として通知する。
【効果】ユーザは、現在のアンテナの向きにおける受信レベルを耳や目などの五感を通じてほぼリアルタイムで確認することができるので、テレビ受像機から離れた場所においてもテレビ用アンテナの向きを最適な状態にするための調整作業を1人で行なうことが容易である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テレビ装置を遠隔操作するリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムに係り、特に、無線通信を利用してテレビ装置を遠隔操作するリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムに関する。
さらに詳しくは、本発明は、テレビ用アンテナの向きを調整する作業を支援するリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムに係り、特に、テレビ受像機から離れた場所からユーザが1人でテレビ用アンテナの向きを調整する作業を支援するリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムに関する。
現在、テレビ受像機やビデオ録画再生装置、オーディオ・ビジュアル機器など、さまざまな情報家電機器が開発・製造され、一般家庭やその他の居住空間に広く普及している。これら情報機器は、操作ボタンやボリューム・スイッチなど機器本体に装備されているインターフェースを通じて直接操作を行なうことを基本とするが、ほとんどすべての機器がリモコンを用いた遠隔操作に対応している。
家電製品などの民生用の電気・電子機器の分野においては、操作コマンドを遠隔的に入力する手段として、AM(Amplitude Modulation)変調方式を採用した「赤外線リモコン」が既に定着している。赤外線を利用した通信方式は、コストが安い、消費電力が少ない、各国における法的規制がほとんどないなどの利点がある。
最近では、リモコン装置の多機能化が進められている。例えば、赤外線通信に代えて無線通信を用いたリモコンが提案されており(例えば、特許文献1を参照のこと)、指向性や通信可能範囲に関する制約の少ない通信媒体を利用してリモコン操作を行なうことができる。また、無線上ではリモコンとその操作対象機器の間で双方向の通信が可能であることから、送達確認(レスポンス)により確実な通信を行なうことや、GUI(Graphical User Interface)操作を活用した複雑なコマンド体系を取り扱うこと、比較的広い帯域を使用して動画像ストリーミングなど大容量データ伝送を行なうことができる、といった利点がある。
近年では、テレビ受像機に用いられる画面表示装置は、陰極から生ずる電子ビームを傾向面上でスキャンして作像するブラウン管から、印加電圧により偏向角度が変わるという液晶の性質を利用して画面の各ドットを駆動する液晶ディスプレイや、透明電極を印刷した板状のガラス管にネオンなどの放電ガスを封入したプラズマ・ディスプレイなどの薄型の装置に切り替わりつつある。これら液晶テレビやプラズマ・テレビの画面から放射される赤外線近傍の成分がリモコンの動作に影響を及ぼすことが問題視されており、この観点からも、赤外線通信に代えて無線通信を用いたリモコンが注目されている。
ところで、テレビに代表される放送技術は、多数の人に同時に聴取されることを目的として広範に普及しているが、その多くは、放送局側から電波によって音声並びに映像を視聴者側の受信装置(TVチューナ)に送信することによって行なわれる。
図8には、テレビ装置100の構成を模式的に示している。参照番号101はTVエンジン部であり、屋外のアンテナ103、チューナ部102で受信した放送信号から、映像再生、音声再生処理を行ない、液晶表示部104には映像を表示し、スピーカ105及び106には音声を出力する。
また、テレビ装置100は、無線リモコンと双方向通信を行なう無線通信部108とアンテナ109を備え、無線リモコンからのコマンドを受信し、その応答を返信する。
操作部107は、テレビ100の前面にあるチャンネル切り替え、音量調整、入力切り替えなどのコントロール部分である。
無線リモコン、並びに操作部107からの制御指令はTVエンジン部101に伝達され、その指令に従った処理が施される。
受信レベル情報111はチューナ部102からTVエンジン部101に送られ、ここでユーザが見易い表示形式に加工されて、液晶表示部104内に受信レベル表示110の形になって表示される。受信レベル表示110には、バーグラフと数字で表示しているものが多い。数字の絶対値に関しては、表示方法に決まりがないため、メーカ毎に異なっている。受信レベル(電界強度)とS/N値を表示するものもある。
また、図9には、無線リモコン装置200の構成を模式的に示している。無線リモコン200は、制御部201と、操作部202と、無線通信部203と、アンテナ204で構成される。
操作部202にはチャンネル切り替え、音量調整、入力切り替えを含む多数のボタンが配備され、ユーザの操作によりテレビを制御する。
制御部201は、操作部202からの指示をコマンドに変換して無線通信部203、アンテナ204を介してテレビ100側に伝送する。
リモコンに無線を使用していることから、テレビ100側からの送達確認を貰うことが可能である。これにより無闇な連送を行なわなくても済む。また、無線を用いることで見通しの利かない場所からの制御も可能になる。なお、無線の周波数はISM(Industrial,Scientific and Medical)バンドである2.4GHz帯を用いる。
ところで最近では、放送波のデジタル化が進められ、情報信号を圧縮し、限られた放送帯域を従来の数倍の容量に増やして使用できるようになってきている。デジタル放送は、(1)高能率符号化による多チャンネル化や画像の高精細化、(2)デジタル変調による周波数利用効率の向上や耐干渉性・耐雑音性の強化、(3)誤り訂正符号化による高品質の維持、(4)映像・音声・データの多重化や、移動受信、限定受信などの高機能化、といったアナログ放送にない特徴を有している。
日本国内では、2003年12月1日から、関東・近畿・中京の3大広域圏で地上波のUHF(Ultra High Frequency)帯(470MHz〜770MHz)を使用する地上デジタルTV放送のサービスISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting fot Terrestrial)が開始された。地上デジタルTV放送では、デジタル・ハイビジョンの高画質・高音質番組に加えて、双方向番組を提供することが可能となる。
地上デジタルTV放送はUHFアンテナで受信することから、新規に同サービスを受信するためのUHF帯のアンテナを新設するユーザが増えている。ここで、UHFのように指向性のある放送波を受信するには、アンテナの向きを放送局のアンテナの方向に好適に合わせる必要がある。
アンテナの向き合わせには、テレビ装置に内蔵されている受信レベル表示機能を利用することができる。例えば、アンテナ調整支援モード下では、前記特定チャンネルについての受信を実行して電波受信状態情報を生成し、電波受信状態を画面表示するように構成された地上デジタル放送受信装置について提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。また、高感度方向(指向性)を有する放送受信用のアンテナを用い、このアンテナの高感度方向が向けられるべき方向をユーザに対して指し示す携帯型放送受信装置について提案がなされている(例えば、特許文献3を参照のこと)。
しかしながら、アンテナの設置場所とテレビの設置場所(特に1階の場合)は、かなり離れているため、2人がかりで声を掛け合って調整するなどの作業が必要である。また、2人がかりで行なっても、アンテナのポールを回して合わせる人と、テレビ画面の受信レベル表示を見る人が異なると、時間差が生じてしまい、最適に合わせるには苦労する。また、アンテナ設置業者向けに受信レベル・チェッカーが販売されているが、この種の製品は一般に高価なものであり、アンテナ設置時だけに使用するので、一般家庭で購入することはほとんどない。
特許第3217519号公報 特開2005−12723号公報 特開2006−311338号公報
本発明の目的は、無線通信を利用してテレビ装置を好適に遠隔操作することができる、優れたリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、テレビ用アンテナの向きを調整する作業を好適に支援することができる、優れたリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、テレビ受像機から離れた場所からユーザが1人でテレビ用アンテナの向きを調整する作業を好適に支援することができる、優れたリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、無線通信を利用してテレビ装置を遠隔操作する無線リモコン装置であって、
前記テレビ装置と無線通信による双方向通信を行なう無線通信手段と、
ユーザからの前記テレビ装置に対する指示に関する入力操作を受容する操作手段と、
情報を画面に表示出力又は音声出力してユーザに提示する情報提示手段と、
装置全体の動作を制御する制御手段を備え、
前記テレビ装置の受信レベルに関する受信品質情報の送信要求がユーザから前記操作手段に対して入力操作されたことに応じて、前記テレビ装置に対して受信品質情報の送信要求を前記無線通信手段から送信するとともに、前記テレビ装置から受信品質情報を前記無線通信手段で受信したことに応じて、前記情報提示手段により前記テレビ装置の受信レベルを提示する、
ことを特徴とする無線リモコン装置である。
また、本発明の第2の側面は、無線リモコン装置から無線通信を利用して遠隔操作されるテレビ装置であって、
アンテナ及びチューナ部で受信した放送信号から、映像再生、音声再生処理を行なうTVエンジン部と、
映像を表示する表示部と、
音声を出力するスピーカと、
前記無線リモコン装置と無線通信による双方向通信を行なう無線通信手段を備え、
前記無線通信手段を介して前記無線リモコン装置からのチャンネル切り替え要求や音量調整要求に応じて前記チューナにおける受信チャンネルの切り替え並びに前記スピーカから出力する音声の音量調整を行なうとともに、受信レベルに関する受信品質情報の送信要求に応じて、前記チューナで現在受信中のチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線通信手段から前記無線リモコン装置に返信する、
ことを特徴とするテレビ装置である。
また、本発明の第3の側面は、アンテナで受信した放送波を受像するテレビ装置と、無線通信を利用してテレビ装置を遠隔操作する無線リモコン装置からなるリモコン・システムであって、
前記無線リモコン装置は、前記テレビ装置の受信レベルに関する受信品質情報の送信要求を前記テレビ装置に無線送信し、
前記テレビ装置は、前記無線リモコン装置からの受信品質情報の送信要求に応じて、現在受信中のチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線リモコン装置に無線送信し、
前記無線リモコン装置は、前記テレビ装置から受信した受信品質情報に含まれる受信レベルを画面に表示出力又は音声出力してユーザに提示する、
ことを特徴とするリモコン・システムである。
但し、ここで言う「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない(以下、同様)。
最近、無線通信を利用した双方向型の無線リモコン装置が注目されてきている。とりわけ現在主流となりつつある液晶ディスプレイやプラズマ・ディスプレイなどのテレビ装置においては、画面から放射される赤外線近傍の成分がリモコンの動作に影響を及ぼすことが懸念されていることからも、赤外線通信に代えて無線通信を用いたリモコンが好適であると思料される。
他方、日本国内ではUHF帯を使用する地上デジタル放送のサービスが開始されており、同サービスを新規に受信するためにUHF帯のアンテナを新設するユーザが増えている。ここで、UHFのように指向性のある放送波を受信するには、アンテナの向きを放送局のアンテナの方向に好適に合わせる作業が必要である。
しかしながら、アンテナの設置場所とテレビの設置場所(特に1階の場合)は、かなり離れていると、アンテナの調整作業は2人がかりで行なわなければならず、声を掛け合ってアンテナのポールを回して合わせると、時間差が生じてしまい、最適に合わせるには苦労する。
本発明に係るリモコン・システムは、屋外などに設置したアンテナで受信した放送波を受像するテレビ装置と、無線通信を利用してテレビ装置を遠隔操作するリモコン装置からなるが、テレビ装置側には受信レベル情報を無線リモコン側に無線で伝送する機能が設けられ、無線リモコン装置側には、その受信レベルを表示し又は音によって知らせる機能が設けられている。例えば音声でユーザに通知する際には、受信レベルに応じた音のレベルで音声出力するようにする。
したがって、アンテナの向きを調整しているユーザは、現在のアンテナの向きにおける受信レベルを耳や目などの五感を通じてほぼリアルタイムで確認することができるので、テレビ受像機から離れた場所においてもテレビ用アンテナの向きを最適な状態にするための調整作業を1人で行なうことが容易である。
ここで、無線リモコン装置は、テレビ装置に対して全チャンネルにわたる受信レベルを含む受信品質情報の送信要求を前記無線通信手段から送信するようにしてもよい。このような場合、テレビ装置は、全チャンネルにわたる受信レベルを含む受信品質情報の送信要求に応じて、当該テレビ装置が設置された地域で視聴可能なすべてのチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線通信手段から前記無線リモコン装置に返信する。
本発明によれば、無線通信を利用してテレビ装置を好適に遠隔操作することができる、優れたリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムを提供することができる。
また、本発明によれば、テレビ用アンテナの向きを調整する作業を好適に支援することができる、優れたリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムを提供することができる。
また、本発明によれば、テレビ受像機から離れた場所からユーザが1人でテレビ用アンテナの向きを調整する作業を好適に支援することができる、優れたリモコン装置、テレビ装置、並びにリモコン・システムを提供することができる。
本発明に係るリモコン・システムでは、双方向無線リモコン装置からの要求に応答してテレビ受像機から無線信号により送信された受信品質情報をリモコン装置の液晶表示又は音声の強弱としてスピーカから発音させる。したがって、ユーザは、現在のアンテナの向きにおける受信レベルを耳や目などの五感を通じてほぼリアルタイムで確認することができるので、テレビ受像機から離れた場所においてもテレビ用アンテナの向きを最適な状態にするための調整作業を1人で行なうことが容易である。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係るテレビ装置300の構成を模式的に示している。図8に示したものと同一の構成要素については同一の参照番号を付与している。
本実施形態に係るテレビ装置300において特徴的なのは、チューナ部102からの受信レベル情報111がTVエンジン部101を経由して無線通信部108に送られ、そこから2.4GHz帯の無線を用いて無線リモコン装置400(後述)に転送されるという構成である。勿論、受信レベル表示はテレビ装置300の液晶表示部104にもそのまま同時に表示しても構わない。
また、図2には、本発明の一実施形態に係るリモコン装置400の内部構成を模式的に示している。図示の無線リモコン400は、制御部201と、操作部202と、無線通信部203と、アンテナ204で構成される。
操作部202には、チャンネル切り替え、音量調整、入力切り替えを含む多数のボタンが配備され、ユーザの操作によりテレビを制御する。
制御部201は、操作部202からの指示をコマンドに変換して無線通信部203、アンテナ204を介してテレビ100側に伝送する
無線リモコン装置400には、さらに表示部401、スピーカ402、スイッチ403が装備される。
スイッチ403の押下によって、テレビ装置300側には受信レベル情報送信要求が送信される。これに対し、コマンドを受信したテレビ装置300は、現在設定されているチャンネルの受信レベル情報を連続的に無線リモコン装置400に伝送する。そして、無線リモコン装置400は、アンテナ204を介して無線通信部203でこの受信レベル情報を受信すると、表示部401に表示出力し、又は、スピーカ402から音として通知する。
表示部401は液晶で構成され、例えば、テレビ装置300本体と同様に、バーグラフ表示と数字表示の併用で受信レベル情報を表示することが可能である。
液晶ディスプレイをリモコン装置400に実装すると高価になってしまうので、音だけで受信レベルを表示することも可能である。例えば、音の高さでレベルを表し、高い音はレベル大を、低い音はレベル小を表すと定義すれば、ユーザは、音を聞くだけで強弱が簡単に分り、アンテナの向き調整を容易にすることができる。 その他、音のピッチを変えること、強弱を表すことも可能である。
図3Aには、無線リモコン装置400の表面の概観図を示している。図示のように、装置表面にはスイッチ403が具備される。また、図3Bには、無線リモコン装置400の裏面の概観図を示している。スピーカ402が取り付けられている。スピーカ音量は無線リモコン装置400の音量調整ボタン(図示しない)で調整可能である。
図4には、無線リモコン装置400とテレビ装置300間の制御シーケンスを示している。
ユーザが無線リモコン装置400上の受信レベル通知ボタン(スイッチ403)を押下すると(500)、これに応じて、無線リモコン装置400から受信レベル送信要求をテレビ装置300に伝送する(501)。
これに対し、テレビ装置300側からは、現在設定されているチャンネルの受信レベル情報を連続的に送信する(502)。
無線リモコン装置400では、受け取った受信レベル情報に従って、表示部401又はスピーカ402の少なくとも一方を使って受信レベル情報を通知する(503)。
ここで、ユーザが無線リモコン装置400上でチャンネル・ボタンを押下すると(504)、無線リモコン装置400からテレビ装置300へ、該当するチャンネルへのチャンネル切り替え要求を伝送する(505)。
そして、テレビ装置300側から、連続的に変更されたチャンネルでの受信レベル情報を無線リモコン装置400に送信する(506)。
無線リモコン装置400では、順次送られてくる受信レベル情報に従い、表示部410又はスピーカ402の少なくとも一方を使って、受信レベル情報を通知する(507)。
上述した504〜507のシーケンスは、必要に応じて繰り返される。
そして、ユーザが無線リモコン装置400上で受信レベル通知ボタン(スイッチ403)を再び押下すると(509)、無線リモコン装置400からテレビ装置300へ受信レベル送信終了要求を伝送する(510)。
図5には、無線リモコン装置400とテレビ装置300間で無線通信を行なう際に使用されるデータ・パケットの構成例を示している。
図示の無線データ・パケット600は、ビット同期を行なうプリアンブル(PR)601と、データの先頭を示すためのユニーク・ワード(UW)602と、コマンド603と、データ種別604と、データ領域605で構成され、最後にコマンド603からデータ605までの誤り検定符号がCRC(Cyclic Redundancy Code)606として付加される。
受信レベル情報は、データ種別604が受信レベル情報を示すときに、データ領域605に実際のレベル値が格納される。無線リモコン装置400の通常のコマンドはコマンド603に格納される。
図6には、本実施形態に係るリモコン・システムの具体的な適用例を図解している。アンテナ103が屋外(屋根の上など)に設置されるなど、テレビ装置300から離れている場合であっても、アンテナ103の向きを調整するユーザは、無線リモコン装置400を通じて受信レベル情報が簡単に目と耳で入手することができるので、テレビ局のアンテナ700の方向にアンテナ103を最適に合わせることが容易になる。
図4に示した制御シーケンス例では、ユーザがその都度リモコンでチャンネルを指定して、受信レベル情報を入手している。このような場合、特定の弱いチャンネルのチェックには向いているが、全チャンネルをチェックには不便であると思料される。
これに対し、図7にはかかる不便な点を改良した制御シーケンス例を示している。図示のシーケンス例では、無線リモコン装置400に全チャンネルの受信レベル通知ボタンを設けるか、又は、スイッチ403と他のボタンの同時押しで全チャンネルの受信レベル通知モードに移行させて、テレビ装置300側ではその地域の視聴可能な全チャンネルをスキャンして、チャンネル毎に受信レベル情報をリモコンに通知するようにしている。
ユーザが、無線リモコン装置400上で、全CH受信レベル通知ボタンを押下すると(例えばスイッチ403か、スイッチ403とその他のキーの同時押し)(800)、無線リモコン装置400からテレビ装置300へ、全CH受信レベル送信要求を伝送する(801)。
全CH受信レベル送信要求に対し、テレビ装置300側では、その地域の視聴可能な全チャンネルをスキャン開始する(802)。そして、テレビ装置300側から無線リモコン装置400へ、チャンネル番号と受信レベル情報を送信する。このような処理を、視聴可能な全チャンネルにわたって繰り返し実行する(803)。
無線リモコン装置400側では、受信したチャンネル番号と受信レベル情報を表示し又は音声出力して、ユーザに通知する(804)。このようなユーザ通知動作を、テレビ装置300側から送られてくる全チャンネルにわたって繰り返し実行する(804)。このようにして、テレビ装置300側の全チャンネル・スキャンが終了する(805)。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、主としてUHF帯の地上デジタル放送受信用のアンテナに関して取り扱ったが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。例えば、VHF帯のアナログ放送や、CS/BSの衛星放送などのアンテナの調整を行なう際であっても、本発明は有効である。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビ装置300の構成を模式的に示した図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るリモコン装置400の表面概観、並びに内部構成を模式的に示した図である。 図3Aは、無線リモコン装置400の表面の概観を示した図である。 図3Bは、無線リモコン装置400の裏面の概観を示した図である。 図4は、無線リモコン装置400とテレビ装置300間の制御シーケンス例を示した図である。 図5は、無線リモコン装置400とテレビ装置300間で無線通信を行なう際に使用されるデータ・パケットの構成例を示した図である。 図6は、本発明に係るリモコン・システムの具体的な適用例を示した図である。 図7は、無線リモコン装置400とテレビ装置300間の他の制御シーケンス例を示した図である。 図8は、テレビ装置100の構成を模式的に示した図である。 図9は、無線リモコン装置200の構成を模式的に示した図である。
符号の説明
100、300…テレビ装置
101…TVエンジン部
102…チューナ部
103…アンテナ(テレビ放送受信用)
104…液晶表示部
105、106…スピーカ
107…操作部
108…無線通信部
109…アンテナ(無線通信用)
110…受信レベル表示
111…受信レベル情報
200、400…無線リモコン装置
201…制御部
202…操作部
203…無線通信部
204…アンテナ

Claims (7)

  1. 無線通信を利用してテレビ装置を遠隔操作する無線リモコン装置であって、
    前記テレビ装置と無線通信による双方向通信を行なう無線通信手段と、
    ユーザからの前記テレビ装置に対する指示に関する入力操作を受容する操作手段と、
    情報を画面に表示出力又は音声出力してユーザに提示する情報提示手段と、
    装置全体の動作を制御する制御手段を備え、
    前記テレビ装置の受信レベルに関する受信品質情報の送信要求がユーザから前記操作手段に対して入力操作されたことに応じて、前記テレビ装置に対して受信品質情報の送信要求を前記無線通信手段から送信するとともに、前記テレビ装置から受信品質情報を前記無線通信手段で受信したことに応じて、前記情報提示手段により前記テレビ装置の受信レベルを提示する、
    ことを特徴とする無線リモコン装置。
  2. 前記情報提示手段は、前記テレビ装置の受信レベルを画面に表示出力し、又は、受信レベルに応じた音のレベルで音声出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線リモコン装置。
  3. 前記テレビ装置の受信品質情報の送信要求がユーザから前記操作手段に対して入力操作されたことに応じて、前記テレビ装置に対して全チャンネルにわたる受信レベルを含む受信品質情報の送信要求を前記無線通信手段から送信するとともに、前記テレビ装置から受信品質情報を前記無線通信手段で受信したことに応じて、前記情報提示手段により前記テレビ装置の受信レベルを提示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線リモコン装置。
  4. 無線リモコン装置から無線通信を利用して遠隔操作されるテレビ装置であって、
    アンテナ及びチューナ部で受信した放送信号から、映像再生、音声再生処理を行なうTVエンジン部と、
    映像を表示する表示部と、
    音声を出力するスピーカと、
    前記無線リモコン装置と無線通信による双方向通信を行なう無線通信手段を備え、
    前記無線通信手段を介して前記無線リモコン装置からのチャンネル切り替え要求や音量調整要求に応じて前記チューナにおける受信チャンネルの切り替え並びに前記スピーカから出力する音声の音量調整を行なうとともに、受信レベルに関する受信品質情報の送信要求に応じて、前記チューナで現在受信中のチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線通信手段から前記無線リモコン装置に返信する、
    ことを特徴とするテレビ装置。
  5. 前記無線通信手段を介した前記無線リモコン装置から全チャンネルにわたる受信レベルを含む受信品質情報の送信要求に応じて、当該テレビ装置が設置された地域で視聴可能なすべてのチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線通信手段から前記無線リモコン装置に返信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のテレビ装置。
  6. アンテナで受信した放送波を受像するテレビ装置と、無線通信を利用してテレビ装置を遠隔操作する無線リモコン装置からなるリモコン・システムであって、
    前記無線リモコン装置は、前記テレビ装置の受信レベルに関する受信品質情報の送信要求を前記テレビ装置に無線送信し、
    前記テレビ装置は、前記無線リモコン装置からの受信品質情報の送信要求に応じて、現在受信中のチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線リモコン装置に無線送信し、
    前記無線リモコン装置は、前記テレビ装置から受信した受信品質情報に含まれる受信レベルを画面に表示出力又は音声出力してユーザに提示する、
    ことを特徴とするリモコン・システム。
  7. 前記無線リモコン装置は、前記テレビ装置に対して全チャンネルにわたる受信レベルを含む受信品質情報の送信要求を無線送信し、
    前記テレビ装置は、設置された地域で視聴可能なすべてのチャンネルの受信レベルを含む受信品質情報を前記無線リモコン装置に無線送信する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のリモコン・システム。
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