JP2005109607A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005109607A
JP2005109607A JP2003336799A JP2003336799A JP2005109607A JP 2005109607 A JP2005109607 A JP 2005109607A JP 2003336799 A JP2003336799 A JP 2003336799A JP 2003336799 A JP2003336799 A JP 2003336799A JP 2005109607 A JP2005109607 A JP 2005109607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shooting
photographing
image
warning
conditions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003336799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Kokubu
幸三 国分
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2003336799A priority Critical patent/JP2005109607A/ja
Publication of JP2005109607A publication Critical patent/JP2005109607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】手動で設定した撮影条件下においてもシャッタチャンスを逃させずに、かつ撮影の失敗を低減させた撮影装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 手動撮影モードで撮影者が撮影条件を設定し、撮影を行なったときに、その設定した撮影条件が適正であるかどうかを撮影良否判定部で判定し、その判定に基づいて撮影後に不適正な撮影条件であった場合には不良撮影警告部により警告を発する。さらに、この警告に撮影者が応じた場合には、撮影条件変更部によって撮影条件を適正なものに変更して撮影者が撮影のやり直しを行なえるようにする。また、再生時に再生画像とともに警告を表示し、その警告にしたがって、画像データの消去を行なえるようにもする。
【選択図】 図4


Description

本発明は、撮影操作に応じて被写体像を捉えて画像データを生成する撮影装置に関する。
撮影装置の一つであるデジタルカメラには自動撮影モードとマニュアル撮影モードを備えたものがある。自動撮影モードに設定すれば、カメラ側で最適な露出調整やピント調整等が行なわれ撮影条件を整えて撮影が行なわれる。ユーザの中には、撮影を行なうときに、自ら露出調整、ピント調整を行なって撮影を行ないたいと思う人もいる。そういう人達はマニュアル撮影モードに切り替えてから撮影を行なっている。
このマニュアル撮影モードで撮影を行なう人達は、絞りを絞って背景を入れる工夫をしたり、逆に絞りを開いて被写体中心に撮影を行なったりする。またフラッシュを強制的にオフして絞りを開放し、さらに長秒時露光を行なって、夜景を撮影したりする人もいる。こういった人達の中には、撮影条件の設定をうまく行なえずに撮影した後、写真を見て撮影の失敗に気づく人もいる。このような失敗を低減するため、撮影前に画像評価を行なうことが考えられる。撮影装置ではないが、このような画像の評価を行なうものには、写真製版で現像を行なう前に現像される写真の画像評価を行なうものや超音波診断装置を設計するにあたり、その超音波診断装置の設計パラメータに基づいて診断画像の評価を行なうものがある(特許文献1、2参照)。
しかし、このような画像評価技術をカメラに適用し、撮影前に撮影される画像の評価を行なって、表示画面あるいはファインダ内にその評価を表示するような撮影のアシストをカメラに行なわせると、ファインダや表示画面に表示された評価に気をとられてシャッタチャンスを逸してしまうことが懸念される。また、熟練した撮影者にあってはその評価が邪魔になり、シャッタチャンスを逃してしまうということも考えられる。
ところで、撮影条件を検索項目としてその撮影条件で撮影された既撮影画像の検索を行なえるデジタルカメラもある。このようなデジタルカメラを用い、手動撮影モードで撮影を行なうときに、以前撮影した撮影条件を参考にすることができると、撮影の失敗が減る(例えば特許文献3参照)。
しかし、撮影条件の検索を行なって失敗しないように撮影を行なおうとするがあまり、シャッタチャンスを逃してしまうことが考えられる。
特開平5−245136号公報 特開2001−183846号公報 特開平11−215451号公報
本発明は上記問題点を解決し、手動で設定した撮影条件下においてもシャッタチャンスを逃させずに、かつ撮影の失敗を低減させた撮影装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を達成する本発明の撮影装置は、撮影操作に応じて被写体像を捉えて画像データを生成する撮影装置において、
自動的に調整された撮影条件下で撮影を行なう自動撮影モードと、撮影条件のうちの少なくとも1つを手動設定し手動設定された撮影条件下で撮影を行なう手動撮影モードとを有し、
手動撮影モード下における撮影により得られた画像データに基づいて今回の撮影が適正な撮影条件下で撮影が行なわれたか否かを判定する撮影良否判定部と、
上記撮影良否判定部による、今回の撮影が不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨の判定を受けて、不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨警告する不良撮影警告部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、上記撮影良否判定部により今回の撮影が適正な撮影条件下で撮影が行なわれたか否かが判定され、否と判定された場合には、上記不良撮影警告部により不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨警告される。この撮影装置では撮影が行なわれた後、撮影条件が不適正であることが撮影者に警告として伝えられるので、シャッタチャンスを逃すといったことは起こらない。銀塩カメラにおいてはフィルムの無駄遣いとなるが、上記撮影装置においては、記録メディアに画像データが記録されるため消去可能であるので、失敗撮影であった場合には、後でその失敗撮影の画像データを消去すれば良い。
ここで、上記撮影良否判定部による、今回の撮影が不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた判定を受けて、次の撮影操作に応じて、不適正な撮影条件のうちの少なくとも1つの撮影条件が適正な撮影条件に変更された撮影条件下で撮影が行なわれるようにその少なくとも1つの撮影条件を変更する撮影条件変更部とを備えていることが好ましい。
そうすると、同じような撮影シーンの撮影のときには、撮影のやり直しをすぐに行なえる。
また、上記不良警告部は、不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨警告するとともに、その警告を今回の撮影により得られた画像データに対応づけて記憶するものであって、
撮影済の画像データに基づく画像を表示する画像表示部を備え、その画像表示部は、上記警告が対応づけられた画像データに基づく画像を表示するにあたり、その警告をその画像とともに表示するものであることが好ましい。
このように画像表示部に警告が対応づけられた画像データに基づく画像が表示されると、撮影者は警告に応じてその画像を消去することも、警告を無視してその画像をそのまま残しておくこともできる。また、警告を見て、その警告を参考にして撮影条件の設定を自ら変更して自分にとってさらに完成度の高い写真を得ることもでき、撮影者にとってはこの警告が良い助言になり、同じような撮影を行なうときにはこの警告が撮影者にとっては撮影の良いアシストになる。
上記本発明の撮影装置によれば、手動で設定した撮影条件下においてもシャッタチャンスを逃させずに、かつ撮影の失敗を低減させた撮影装置が実現される。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態である撮影装置の一つにあたるデジタルカメラの外観図である。図1(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は側面図、(d)は背面図である。
図1(a)〜(c)に示すレンズ101からデジタルカメラ100内部に配備されている固体撮像素子まで被写体の像が導かれるようになっている。
このデジタルカメラで自在に撮影を行なわせるため、図1(d)に示すように本実施形態のデジタルカメラの背面にはこのデジタルカメラを作動させるための電源投入用のパワースイッチ102、撮影モードと再生モードとを切替自在にする撮影モード・再生モード切替レバー103、モードダイヤル107、ポップアップスイッチ109などが設けられている。それらスイッチ類の中のモードダイヤル107で設定されるモードの中には、手動撮影モード(M)1071、静止画撮影モード1072、自動撮影モード(AUTO)1073、シーンポジションモード(SP)1075、動画撮影モードなどがあり、撮影・再生モード切替レバー103により撮影側が選択され、さらにモードダイヤル107によっていずれかのモードが設定され、このデジタルカメラ100の上方にあるレリーズ釦108が操作されると撮影の開始指示がカメラ内部の信号処理部へと伝えられ、それらのモードに応じた撮影処理がデジタルカメラ100内部で行なわれる。モードダイヤル107によって自動撮影モード(AUTO)が選択されると、自動的に調整された撮影条件下で撮影が行なわれ、手動撮影モード(M)が選択されると、撮影条件のうちの少なくとも1つを手動設定し手動設定された撮影条件下で撮影が行なわれる。また、静止画撮影モードが選択されると、静止画像撮影に適した撮影条件下で、また動画撮影モードが選択されると、動画像撮影に適した撮影条件下で、さらにシーンポジションモードが選択されると、撮影シーンに応じた撮影条件下で撮影が行なわれる。
また、夜間撮影を行なうときにはポップアップスイッチ109を操作すればフラッシュ109aがポップアップされ、フラッシュが焚かれて撮影が行なわれる。なお、このポップアップフラッシュ109aがポップアップされなければフラッシュオフになる。
また、撮影・再生切替レバー103が撮影側に切り替えられたときにスルー画像を表示するとともに、各スイッチの操作状況などを撮影者に示すためのLCDパネル106aが設けられている。このLCDパネル106aをファインダとして使用しフレーミングを行なうことも、図1(a)に示すように直視型のファインダ1001を使用してフレーミングを行なうこともできる。
そのLCDパネル106aの右斜め上方には操作キーとして十字キー104が設けられており、LCDパネル上にメニュー画面などが表示された場合には、その十字キー104のUPキー104a、DOWNキー104b、右キー104c、左キー104dの4つのキーを操作することによってメニューの選択を行なえる。また、その十字キー104の左横には、そのメニューをLCDパネル上に表示させるためのメニュー釦105aと、そのメニュー釦105aの操作によりメニューが表示され、十字キー104のいずれかのキーによりLCD画面106aに表示されたメニュー画面の中の多数の選択項目のうちいずれかの項目が選択されたときに、その選択をキャンセルするために操作されるバック釦105bが備えられている。このOK釦105aとバック釦105bとは、画像が表示されたときにはズームスイッチとして働く。
また撮影モード・再生モード切替レバー105が再生モード側に切り替えられると、記録メディアに記録されている画像データのいずれかが読み出されてその画像データに基づく画像がLCDパネル106aに表示される。
図2はデジタルカメラ100の内部構成を示す図である。
このデジタルカメラ100の動作は統括的にCPU111により制御される。このCPU111内にはROM1110が内蔵されており、その内蔵されたROM1110内にプログラムが格納されている。このプログラムの手順にしたがってデジタルカメラ100全体の動作がCPU111により制御される。またSDRAM121にはROM1110に記述されているプログラムの手順にしたがってCPU111がこのカメラ全体を制御しているときに、処理中の画像データが一時格納されたりする。また、CPUにはレジスタが配備されており、後述する各プロセスの処理経過報告例えばどのフェーズまで処理を終えたであるとか、処理結果例えば成功であるとか失敗であるとかがフラグとして書き込まれる。このプロセスの状態フラグを見てCPUは統括的にカメラ全体の動作を制御する。
また、表示用のバッファとしてVRAM123も設けられており、このVRAM123にはスルー画像を表わす画像データがA領域、B領域に順次記憶され、それらの領域にある画像データが交互にLCD106に供給され画像データに基づく画像が順次切り換えられてスルー画像としてLCDパネル106a上に表示される。
まずモードダイヤルが自動撮影モード(AUTO)に切り替えられて撮影が行なわれた場合の画像データの流れを、図2を参照して説明する。
モードダイヤルが自動撮影モード(AUTO)に切り替えられたら、CPU111は撮影光学系の中の撮影レンズで被写体を固体撮像素子(ここではCCD固体撮像素子、以下CCDという)に結像させ、CCD110で生成される画像データを所定の間隔ごとにCDSAMP113側へ出力させ、画像信号処理部で表示可能な画像データに変換してスルー画像を表示画面に表示させる。そのスルー画像に基づいて任意にフレーミングが行なわれるので、AF検出部130が絶えずフォーカスレンズ116を前後させ合焦点検出を行なってフレーミングの中央に焦点のあった画像をCCD110に結像させている。このときにはAE&AWB検出部131によって被写界輝度が検出され、その検出結果に基づいてモータドライバ133により小絞、あるいは開放絞りが設定されたり、ホワイトバランス調整のため、R、G、Bの各色信号のゲインが調整されたりする。このように被写界輝度に応じて露出が調節され焦点のあった画像を表わす画像データを、タイミングジェネレータ112からのタイミング信号に応じて所定の間隔ごとにCDSAMP113へ出力させ、後段でスルー画像を得ている。撮影者はこのスルー画像を見ながらフレーミングを行い、シャッタチャンスにレリーズ操作を行なう。
レリーズ操作が行なわれたら、CPU111は、CCD110にレリーズ操作時の画像を結像させるため、タイミングジェネレータ112からタイミング信号を供給させる。このタイミング信号はCCD110に露光開始および露光終了を告げるものでありいわゆるシャッタスピードに相当する。CPU111はこの露光終了時にCCD110から画像データ(RGBの光の3原色R,G、Bからなる)を出力させ、後段のCDSAMP113に供給させる。そうしたらCDSAMP113でそのCCD110から出力された画像データの雑音が低減され、その雑音が低減された画像データがA/D変換部118でデジタル信号に変換される。このA/D変換部118でデジタル信号に変換されたRGBからなる画像データは、後段の画像データ入力コントローラ119によりバスを介してSDRAM121に供給され、このSDRAM121にCCD110のすべての画素の画像データが記憶される。すべての画素データに対応する画像データがSDRAM121に記憶されたら、CPU111が画像信号処理部122の画像処理プロセスを起動させ、その画像処理プロセスによってSDRAM121の画像データを読み出させ、YC信号への変換を行なわせる。さらにこの画像処理部122の画像処理プロセスが終了したことをCPU111が検知したら、CPU111は圧縮処理部124のJPEGプロセスを起動させ、JPEGプロセスによって画像データの圧縮を行なわせる。この圧縮処理部124での圧縮が完了したことをCPU111が検知したら、次に記録処理プロセスを起動させ、JPEG圧縮された画像データを記録メディア140に記録させる。
以上が自動撮影モードのときの撮影データの流れである。
以降、モードダイヤル107が手動撮影モード1071に切り替えられたときの画像データの処理を説明する。
モードダイヤル107が手動撮影モード(M)に切り替えられたら、撮影者により撮影条件が手動により設定され撮影が行なわれる。このデジタルカメラ100においては撮影条件の一つであるフォーカスポイントも自在に設定することができるが、ここでは撮影条件の1つとして露出条件を挙げて以降説明する。
モードダイヤル107が手動撮影モード(M)1071に切り替えられたら、スルー画像とともに露出補正値、シャープネス、フラッシュ光量などの補正を行なうための表示画面がLCDパネル上に表示される。この選択画面の中の選択項目例えば露出値11段階の切り替えを十字キー104により行なえる。
このように手動撮影モードのときには、撮影者が任意に撮影条件の設定を行なえるようになっており、これらの撮影条件下で撮影が行なわれる。
このような手動撮影モードで撮影が行なわれるときには、その設定された撮影条件によって露光アンダーであろうが、露光オーバであろうがそのまま撮影が行なわれる。例えば、この露光アンダー、露光オーバーは、AE&AWB部131の検出結果に基づきCPU111が判定するもので、このCPU111にその判定を行なわせるプログラムがROM1110内にある。この露光アンダー、露光オーバーなどを判定するプログラムが本発明にいう撮影良否判定部に当たる。
また、ROM1110内には、撮影良否判定部による、今回の撮影が不適正な撮影条件下で行なわれた旨の判定を受けて、不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨警告する不良撮影警告部もROM内にプログラムとして記述されており、さらに、今回の撮影が行なわれた判定を受けて、次の撮影操作に応じて、不適正な撮影条件のうちの少なくとも一つの撮影条件が適正な撮影条件に変更された撮影条件下で撮影が行なわれるように、その少なくとも1つの撮影条件を変更する撮影条件変更部も同じくROM内にプログラムとして記述されている。
図3はプログラムが格納されているROMのメモリアロケーションを示す図である。
図3に示すように、手動撮影モード(M)の中に、本発明にいう撮影良否判定部1113、不良撮影警告部1114、撮影条件変更部1115のほか、表示制御部1111、記録制御部1112がそれぞれ格納されている。これらはすべて処理手順を示すプログラムとして記述されている。また再生モードの中には画像再生部1116、本発明にいう画像表示部1117などの処理手順がプログラムとして記述されており、この画像表示部1117の処理手順に基づいて画像データとともに警告がLCDパネル106a上に表示される。
図4は手動撮影モード時の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS401はユーザが行なうもので、ここではCPU111がLCDパネル106aに露出値、シャープネス、ホワイトバランス、ストロボ光量の補正値などを変更自在に表示することによって、ユーザである撮影者が十字キーを操作することでそれらの値を変更する。この表示は、図3の表示制御部の処理手順に基づいてCPU111が行なうもので、この表示を行なったときに撮影者により十字キーが操作され撮影条件が設定される。その撮影者により設定された撮影条件に応じてCPU111はシャッタスピード、絞りなどを設定する。次のステップS402で、ステップS401で設定した撮影条件下で撮影が行なわれたら、記録処理部1112の処理手順に基づいて記録メディアに画像データが画像ファイルとして記録される。次のステップS403で撮影良否判定部1113の処理手順に基づいてCPU111がその記録した画像データの撮影条件の良否を判定する。その判定を終了したら次のステップS404へ移行してその撮影条件の良否の判定結果を警告としてその警告を今回の撮影により得られた画像データに対応づけて不良撮影警告部の処理手順にしたがって記録メディアに記録する。ここでは今回の撮影により得られた画像データを有する画像ファイルのヘッダ内に警告を記録している。次のステップS405でその警告に基づき、記録した画像データの撮影条件のうち、少なくとも1つが適正撮影条件ではなかったかどうかを判定する。ここでは、露出設定、シャープネスの設定、ストロボ光量の設定などを撮影条件としてすべてが適正撮影条件であったかどうかを判定し、この判定ですべてが適正であったらステップS405でNo側に進み、このフローの処理を終了する。ここで警告に基づき記録した画像データの撮影条件のうち、少なくとも1つに不適正な撮影条件があったと判定したらYes側に進み、ステップS406で記録した画像データに基づく再生画像の表示を行なうとともに、不良撮影警告部1114の処理手順にしたがって警告の表示を行なって撮影者に対し警告を発する。
次のステップS407で撮影者が自動補正つまり撮影のやり直しを行なうかどうかを判定する。ここでOKボタン105aが押されたら撮影のやり直しを行なうと判定し、Yes側に進みステップS408で撮影条件を最適値に変更して設定する。このステップの処理では、例えば露光アンダーであった場合にその露出値をCCDに光量をもう少し多く与える側に対応する露出値に変更することなどが行なわれる。この最適値に変更する部分が本発明にいう撮影条件変更部に当たる。次のステップS409でレリーズ操作が行なわれ、撮影のやり直しが行なわれたら、そのやり直しを行なった画像データを記録メディア140に記録する。
ステップS407でバック釦105bが押されたらCPU111は撮影のやり直しを行なわないと判定し、No側に進み、念のため、もう一度補正を行なうか、行なわないかをステップS410で判定する。このステップS410でOKボタン105aが押されてYes側に進んだらステップS408で撮影条件を最適値に変更して設定し、ステップS409で撮影者が撮影のやり直しを行なったらこのフローの処理を終了する。ステップS410でバックボタン105bが押されてNo側に進んだらこのフローの処理を終了する。
このフローのステップS405の処理がないと、ステップS406で必ず撮影条件が自動的に変更されてしまい、“露出がアンダーです”といった警告が常に発せられてしまう。夜間撮影などを行なう際には露出がアンダーになることを承知の上で撮影を行なう場合もあり、このような警告が発せられると、撮影者はそのときの処理に困ってしまう。そこで、このステップS405の処理を設け、変更された撮影条件下で撮影を行なうか、行なわないかをOK釦、バック釦により素早く選択することができるようにしている。
このようにしておくと、撮影者が意図的に適正撮影条件に合わない撮影条件を設定して撮影を行なう場合にはそのまま撮影を行なわせ、また撮影者が意図しないで誤った撮影条件を設定してしまったときには撮影のやり直しを行なわせることができる。つまり失敗撮影であるかどうかを撮影者の判定に委ね、失敗撮影においては撮影のやり直しを行なうことで、またはその撮影データを撮影後に消去することで失敗をなかったものとすることができる。
図5は再生の処理手順を示すフローチャートである。
撮影者が再生モードに切り替えられたらステップS501でCPU111は再生モードの画像再生部1116および画像表示部1117の処理手順にしたがって記録メディア140に記録された画像ファイルの中の既撮影画像データに基づく再生画像の表示をLCDパネル上に行なう。次のステップS502で記録メディアに記録された警告の読み込みを行い、次のステップS503でその警告に基づいて適正撮影条件であるかどうかの判定を行なう。このステップS503で適正撮影条件であると判定したらNo側に進み、このフローの処理を終了する。
またステップS503で、警告に基づき不適正な撮影条件であって適正な撮影条件ではないと判定したら、Yes側に進み、ステップS504で表示制御部1117の処理手順に従い、再生画像に加えて警告の表示をLCDパネル上に行なう。さらに、ステップS505に移行して“消去しますか?”というメッセージも表示してCPU111は撮影者のOK釦105aあるいはバック釦105bの操作を待つ。ここで、撮影者によりOK釦105aが押されたら、OK側に進みステップS506で画像消去を行い、バック釦105bが押されたら、キャンセル側に進み、このフローの処理を終了する。
以上説明したように、再生画像とともに表示された警告を見て、撮影者がその撮影を失敗とするか、残しておくかの選択を行なえる。また、撮影後に画像データの消去を行なえるため、撮影者はシャッタチャンスを逃すことなく、撮影の失敗を気にせず、積極的に手動での撮影を行なえる。
なお、本実施形態では撮影装置の一例としてデジタルカメラを取り上げたが、カメラ付き携帯電話機などに用いられる撮影装置にも適用可能である。
本発明の実施形態である撮影装置の一つにあたるデジタルカメラの外観図である。 図1のデジタルカメラの内部構成を示す図である。 ROMのメモリアロケーションを示す図である。 手動撮影モードのときのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 再生モードのときのCPUの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルカメラ(撮影装置)
101 撮影レンズ
102 パワースイッチ
103 撮影・再生切替レバー
104 十字キー
105a OK釦(メニュー釦)
105b バック釦
106 LCD
106a LCDパネル
107 モードダイヤル
108 レリーズ釦
109 ポップアップスイッチ
110 CCD
111 CPU
1110 ROM
1111 表示制御部
1112 記録制御部
1113 撮影良否判定部
1114 不良撮影警告部
1115 撮影条件変更部
1116 画像再生部
1117 画像表示部
112 タイミングジェネレータ
123 VRAM
124 圧縮処理部
125 ビデオエンコーダ
127 メディアコントローラ
140 記録メディア

Claims (3)

  1. 撮影操作に応じて被写体像を捉えて画像データを生成する撮影装置において、
    自動的に調整された撮影条件下で撮影を行なう自動撮影モードと、撮影条件のうちの少なくとも1つを手動設定し手動設定された撮影条件下で撮影を行なう手動撮影モードとを有し、
    手動撮影モード下における撮影により得られた画像データに基づいて今回の撮影が適正な撮影条件下で撮影が行なわれたか否かを判定する撮影良否判定部と、
    前記撮影良否判定部による、今回の撮影が不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨の判定を受けて、不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨警告する不良撮影警告部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記撮影良否判定部による、今回の撮影が不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた判定を受けて、次の撮影操作に応じて、不適正な撮影条件のうちの少なくとも1つの撮影条件が適正な撮影条件に変更された撮影条件下で撮影が行なわれるように、該少なくとも1つの撮影条件を変更する撮影条件変更部を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記不良撮影警告部は、不適正な撮影条件下で撮影が行なわれた旨警告するとともに、該警告を今回の撮影により得られた画像データに対応づけて記憶するものであって、
    撮影済の画像データに基づく画像を表示する画像表示部を備え、該画像表示部は、前記警告が対応づけられた画像データに基づく画像を表示するにあたり、該警告を該画像とともに表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
JP2003336799A 2003-09-29 2003-09-29 撮影装置 Pending JP2005109607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336799A JP2005109607A (ja) 2003-09-29 2003-09-29 撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336799A JP2005109607A (ja) 2003-09-29 2003-09-29 撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005109607A true JP2005109607A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34532796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003336799A Pending JP2005109607A (ja) 2003-09-29 2003-09-29 撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005109607A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290818A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Casio Comput Co Ltd カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影方法
JP2010505326A (ja) * 2006-09-29 2010-02-18 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド カメラ機能を持つデバイス、その表示方法及び記録媒体
JP2011091512A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Canon Inc 撮影システム及びその撮影処理方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505326A (ja) * 2006-09-29 2010-02-18 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド カメラ機能を持つデバイス、その表示方法及び記録媒体
US8125556B2 (en) 2006-09-29 2012-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Device having camera function including error detection and display method and medium therefor
JP2009290818A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Casio Comput Co Ltd カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影方法
JP4645685B2 (ja) * 2008-06-02 2011-03-09 カシオ計算機株式会社 カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影方法
US8149313B2 (en) 2008-06-02 2012-04-03 Casio Computer Co., Ltd. Photographic apparatus, setting method of photography conditions, and recording medium
JP2011091512A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Canon Inc 撮影システム及びその撮影処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4395619B2 (ja) 撮像装置、撮影条件設定方法、及び、プログラム
JP2005269562A (ja) 撮影装置
JP2007201539A (ja) デジタルカメラ
JP2009089348A (ja) 電子機器および撮像装置並びに再生装置
JP5533053B2 (ja) カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影教示方法
JP4697549B2 (ja) 撮影装置及びその顔検出方法
JP5169399B2 (ja) 画像処理装置およびデジタルカメラ
JP2005229326A (ja) カメラ装置及びスルー画像表示方法
JP4977569B2 (ja) 撮影制御装置、撮影制御方法、撮影制御プログラム、および撮影装置
JP2005323162A (ja) 撮像装置及び画像記録方法
JP4182864B2 (ja) 電子カメラ
JP2009033223A (ja) 撮像装置
JP2009017517A (ja) 撮像装置
JP2005260879A (ja) デジタルカメラ
JP2008035243A (ja) 撮像装置
JP4964992B2 (ja) 撮影装置及びその画像記録方法
JP4049291B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JP4522232B2 (ja) 撮像装置
JP2008005248A (ja) 撮像装置
JP2005086744A (ja) デジタルカメラ及びデジタルカメラの制御方法
JP2005109607A (ja) 撮影装置
JP3913046B2 (ja) 撮像装置
JP2005278003A (ja) 画像処理装置
JP2007088747A (ja) 画像再生表示方法及び装置並びに撮影装置
JP4241448B2 (ja) デジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060518

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090414