JP2005109544A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、画像を圧縮及び伸張する際の処理効率を向上できるようにする。
【解決手段】
本発明は、レジスタ内メモリ22aに予め保持された量子化テーブルD20と量子化スケールD21とを乗算すると共に、逆数変換部33に予め保持された逆量子化ステップサイズテーブルに基づいて、当該乗算結果である量子化ステップサイズテーブルD41を対応する逆量子化ステップサイズテーブルD42に変換する。そして圧縮系の経路から供給されるDCT係数データD23又は伸張系の経路から供給される量子化係数データD24を量子化回路24に入力し、当該入力に応じて量子化ステップサイズテーブルD41又は逆量子化ステップサイズテーブルD42を選択し、当該選択したステップサイズテーブルD41、D42と、対応するDCT係数データD23、量子化係数データD24とを乗算するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像処理装置に関し、例えば静止画像を圧縮及び伸張する場合に適用して好適なものである。
従来、静止画像を圧縮又は伸張する手法として、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)が知られている。このJPEGにおいては、静止画像を圧縮する場合、当該静止画データに対して所定の直交変換処理を施すことにより周波数領域のデータである直交変換係数値に変換し、当該直交変換係数値を所定の量子化ステップ値にて乗算(量子化)し、この乗算結果に対して所定の符号化処理を施すことにより画像圧縮データを生成するようになされている。
一方、静止画像を伸張する場合、画像圧縮データに対して所定の復号化処理を施し、当該復号結果に量子化の際に用いられた量子化ステップ値の逆数を乗算(逆量子化)して直交変換係数値を復元し、この直交変換係数値に対して所定の直行逆変換処理を施すことにより静止画データを復元するようになされている。
この場合、かかる量子化及び逆量子化を同一の回路を用いるようになされた画像処理装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
この画像処理装置は、静止画像を圧縮する場合、当該回路外部から供給される直交変換処理結果(直交変換係数値)及び当該静止画データの特性に応じた量子化ステップ値を乗算器に入力し、当該乗算結果を後段の回路に出力する。一方、画像処理装置は、静止画像を伸張する場合、当該回路内部のメモリに予め蓄積された量子化ステップ値の逆数からなるテーブルを参照して、当該回路外部から供給される復号化処理結果(量子化された変換係数)に対応する逆数値を読み出し、この逆数値と復号化処理結果とを乗算器に入力し、当該乗算結果を後段の回路に出力するようになされている。
特開平6−189285号公報
ところでかかる構成の画像処理装置においては、当該回路外で静止画データの特性に応じた量子化ステップ値が演算され、当該演算結果を取得するまで対応する直交変換係数値を量子化することができないため、単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率が低減し、この結果、静止画像を圧縮及び伸張する装置全体の処理効率が悪くなるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、画像を圧縮及び伸張する際の処理効率を向上し得る画像処理装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、第1の経路から供給される画像情報の直交変換係数値を量子化すると共に、第2の経路から供給される量子化された直交変換係数値を逆量子化する画像処理装置において、量子化テーブルと量子化スケール値との乗算結果を量子化ステップサイズテーブルとして保持すると共に、当該乗算結果の逆数を逆量子化ステップサイズテーブルとして保持する保持手段と、直交変換係数値又は量子化された直交変換係数値を入力し、当該入力に応じて、量子化ステップサイズテーブル又は逆量子化ステップサイズテーブルを選択する選択手段と、選択手段により選択された量子化ステップサイズテーブル又は逆量子化ステップサイズテーブルと、対応する直交変換係数値又は量子化された直交変換係数値とを乗算する乗算手段とを設けるようにした。
これにより本発明では、画像情報の特性に応じた量子化ステップサイズテーブル及び逆量子化ステップサイズテーブルの演算時間を省くことができる分、当該ステップサイズテーブルを用いて対応する直交変換係数値又は量子化された直交変換係数値を乗算するまでの時間を低減することができるため、単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率を向上することができる。
以下図面について本発明を詳述する。
(1)画像処理システムの構成
図1は本実施の形態による画像処理システム1を示し、この画像処理システム1は、CCD(Charge Coupled Device)2を介して得られる被写体の画像信号をA/D(Analog/Digital)変換部3を介してデータ(以下、これを静止画データと呼ぶ) D1として生成し、これを画像処理ブロック4に送出する。
この場合、画像処理ブロック4は、静止画データD1に対してJPEG方式に準拠した画像圧縮処理を実行し、この結果得られる静止画データD1に比してデータ量が低減されたデータ(以下、これを画像圧縮データと呼ぶ)D2を画像記憶部5に記憶するようになされている。
一方、画像処理ブロック4は、画像処理装置1全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)6から所定のデータ読出命令があると、画像記憶部5に記憶された画像圧縮データD2を読み出し、当該読み出した画像圧縮データD2に対してJPEG方式に準拠した画像伸張処理を実行し、この結果復元される元の静止画データD1をCPU6に送出する。この静止画データD1は、CPU6に接続された表示部(図示せず)又はCPU6に接続された通信処理部(図示せず)を介して他の装置に出力される。
実際上、この画像処理ブロック4は、図1に示したように、当該画像処理ブロック4全体の制御を司る画像処理コントローラ10にクロック生成部11、CCD信号処理部12、JPEG処理部13、インターフェース部14及び15がそれぞれバス16を介して接続されることにより構成される。
そしてこの画像処理ブロック4では、クロック生成部11で生成されるクロックに従って各部12〜15を制御する画像処理コントローラ10の基で、上述の画像圧縮処理又は画像伸張処理が実行される。
すなわち画像圧縮処理を実行する場合、CCD信号処理部12は、A/D変換部3から供給される静止画データD1に対して白バランス調整及び諧調補正や、輝度成分及び色差成分への変換等の各種前処理を施し、この結果得られる輝度成分及び色差成分のデータを所定単位のデータ(以下、これを単位画像成分データと呼ぶ)D1a、D1b、……、D1nとして順次JPEG処理部13に送出する。
そしてJPEG処理部13は、かかる単位画像成分データD1a、D1b、……、D1nに対して画像圧縮処理を施し、この結果順次得られる所定単位の圧縮データ(以下、これを単位圧縮データと呼ぶ)D2a、D2b、……、D2nを生成する。これら単位圧縮データD2a〜D2nは、画像処理コントローラ10によって画像圧縮データD2としてインターフェース部14を介して画像記憶部5に記憶される。
一方、画像伸張処理を実行する場合、JPEG処理部13は、画像記憶部5から順次供給される単位圧縮データD2a、D2b、……、D2nに対して画像伸張処理を施し、この結果順次復元される単位画像成分データD3a、D3b、……、D3nを元の静止画データD1に相当する静止画データD3としてインターフェース部15を介してCPU6に送出し、当該CPU6によって静止画データD3が表示部又は他の装置に出力される。
このようにして画像処理システム1は、被写体の静止画像を保存すると共に、当該保存した静止画像を表示し、又は他の装置に提供することができるようになされている。
(2)JPEG処理部の構成
図2は、JPEG処理部13の構成を示し、このJPEG処理部13は、当該JPEG処理部13全体の制御を司るJPEGコントローラ21、JPEG制御レジスタ22、直交変換回路23、量子化回路24及び可変長符号化回路25によって構成される。このJPEG制御レジスタ22には、各種パラメータがデータとして内部メモリ(図示せず)に記憶される。
そしてこのJPEG処理部13では、JPEG制御レジスタ22から供給される各種データに従ってDCT回路23、量子化回路24及び可変長符号化回路25を制御するJPEGコントローラ21の基で、画像圧縮処理又は画像伸張処理が実行される。
すなわちJPEGコントローラ21は、CCD信号処理部12(図1)から最初の単位画像成分データD1aがJPEG制御レジスタ22に供給されると、この単位画像成分データD1aを直交変換回路23に送出し、画像圧縮処理を開始する。
直交変換回路23は、単位画像成分データD1aを8画素×8画素からなる画素ブロックとして分割し、当該分割した各画素ブロックに対して例えばDCT(Discrete Cosine Transform)処理を施し、この結果得られる各画素ブロックにおけるDCT係数値をデータ(以下、これをDCT係数データと呼ぶ)D23として量子化回路24に送出する。
量子化回路24は、画素ブロックの各画素にそれぞれ割り当てられた量子化ステップ値(以下、これを量子化テーブルと呼ぶ)にて、DCT係数データD23の対応するDCT係数値を乗算する量子化処理を行うことにより各量子化係数値をデータ(以下、これを量子化係数データと呼ぶ)D24として生成し、これを可変長符号化回路25に送出する。
可変長符号化回路25は、量子化係数データD24に対して例えばハフマン符号化等の符号化処理を施すことにより圧縮データD2aを生成し、これをJPEG制御レジスタ22内のメモリ(図示せず)に蓄積する。
同様にしてCCD信号処理部12(図1)から順次供給される単位画像成分データD1b〜D1nは上述の各種処理が施され、圧縮データD2b〜D2nとしてJPEG制御レジスタ22内のメモリ(図示せず)に蓄積される。この後、このJPEG制御レジスタ22内に蓄積された圧縮データD2a〜D2nは、画像処理コントローラ10によって画像圧縮データD2として読み出され、インターフェース部14(図1)を介して画像記憶部5(図1)に記憶される。
これに対してJPEGコントローラ21は、画像記憶部5(図1)から画像圧縮データD2のうち最初の圧縮データD2aが供給されると、この画像圧縮データD2aを可変長符号化回路25に送出し、画像伸張処理を開始する。
可変長符号化回路25は、画像圧縮データD2aに対して復号化処理を施すことにより元の量子化係数データD24を復元し、これを量子化回路24に送出する。
量子化回路24は、量子化処理の際に用いられた量子化テーブルにおける各量子化ステップ値の逆数にて、量子化係数データD24の対応する各量子化係数値を乗算する逆量子化処理を行うことにより元のDCT係数値からなるDCT係数データD23を復元し、これを直交変換回路23に送出する。
直交変換回路23は、DCT係数データD23に対して逆DCT処理を施すことにより単位画像成分データD3aを復元し、これをJPEG制御レジスタ22内のメモリ(図示せず)に蓄積する。
同様にして画像記憶部5(図1)から順次供給される圧縮データD2b〜D2nは上述の各種処理が施され、単位画像成分データD3b〜D3nとしてJPEG制御レジスタ22内のメモリ(図示せず)に蓄積される。この後、このJPEG制御レジスタ22内に蓄積された単位画像成分データD3b〜D3nは、画像処理コントローラ10によって静止画データD3として読み出され、インターフェース部15(図1)を介してCPU6(図1)に送出される。
このようにしてJPEG処理部13は、静止画像を圧縮すると共に、当該圧縮された静止画像を伸張することができるようになされている。
(3)量子化回路の構成
かかる構成に加えて、このJPEG処理部13は、上述の量子化処理及び逆量子化処理双方の処理を成分(輝度成分及び色差成分)別に共通の量子化回路24で行うようになされている。
この場合、図3に示すように、JPEG処理部13では、量子化処理を行う際に用いる量子化テーブルが成分別の量子化テーブル(以下、当該輝度成分の量子化テーブルを輝度用量子化テーブルと呼び、当該色差成分の量子化テーブルを色差用量子化テーブルと呼ぶ)D20(D20a、D20b)としてJPEG制御レジスタ22内のメモリ(以下、これをレジスタ内メモリと呼ぶ)22aに記憶されることにより保持されている。
また、CPU6(図1)に接続される操作部(図示せず)からユーザによって設定された成分(輝度成分及び色差成分)別の量子化スケール値がデータ(以下、当該設定された輝度成分の量子化スケール値のデータを輝度用量子化スケールと呼び、当該設定された色差成分の量子化スケール値のデータを色差用量子化スケールと呼ぶ)D21(D21a、D21b)としてレジスタ内メモリ22aに記憶されることにより保持されている。
そしてJPEGコントローラ21は、圧縮系の経路として直交変換回路23から供給される単位画像成分データD1(D1a、D1b、……、又はD1n)又は伸張系の経路として可変長符号化回路25から供給される圧縮データD2(D2a、D2b、……、又はD2n)を入力すると、当該入力データD1、D2に対応する成分の量子化テーブルD20a、D20b及び量子化スケールD21a、D21bを選択し、当該選択した量子化テーブルD20及び量子化スケールD21を量子化回路24内のステップサイズ生成部30に送出する。
実際上、JPEGコントローラ21は、量子化回路24内のステップサイズ生成部30に設けられた輝度用量子化テーブルD20a又は色差用量子化テーブルD20bを選択するための第1のセレクタSL1と、輝度用量子化スケールD21a又は色差用量子化スケールD21bを選択するための第2のセレクタSL2とを所定の切替制御データD30を介して切り替えることにより、単位画像成分データD1の成分に対応する量子化テーブルD20及び量子化スケールD21を選択し、当該ステップサイズ生成部30のスケール乗算器31に送出するようになされている。
スケール乗算器31は、量子化テーブルD20の各量子化ステップ値に量子化スケールD21の量子化スケール値をそれぞれ乗算し、この乗算の結果として生成される量子化テーブル(以下、これを量子化ステップサイズテーブルと呼ぶ)D40を後段のクリップ処理部32に送出する。
クリップ処理部32は、量子化ステップサイズテーブルD40のデータ量を所定の閾値以下に制限し、この結果得られるス量子化ステップサイズテーブルD41を第3のセレクタSL3及び逆数変換部33に送出する。
具体的にはクリップ処理部32は、例えば図4に示すように、量子化ステップサイズテーブルD40が予め設定された所定の閾値である整数値255以上である場合には、当該テーブルD40の一部を必要に応じて切り捨てて整数値255の量子化ステップサイズテーブルD41を生成し、また量子化ステップサイズテーブルD40が整数値1よりも大きくかつ整数値255未満である場合には、そのデータ量のまま量子化ステップサイズテーブルD41として生成し、さらに量子化ステップサイズテーブルD40が整数値1以下である場合には、当該テーブルD40を必要に応じて切り上げて整数値1の量子化ステップサイズテーブルD41を生成するようになされている。
逆数変換部33は、量子化ステップサイズテーブルD41の量子化ステップサイズの逆数をテーブル(以下、これを逆量子化ステップサイズテーブルと呼ぶ)として成分(輝度成分及び色差成分)別に内部メモリに記憶することにより保持しており、この逆量子化ステップサイズテーブルは、例えば図5に示すような値として逆数変換部33の内部メモリに保持される。
そして逆数変換部33は、かかる逆量子化ステップサイズテーブルを参照して、クリップ処理部32から与えられる量子化ステップサイズテーブルD41の量子化ステップサイズを対応する逆量子化ステップサイズテーブルD42に変換し、これを第3のセレクタSL3に送出する。
このようにしてステップサイズ生成部30は、単位画像成分データD1(D1a、D1b、……、又はD1n)又は圧縮データD2(D2a、D2b、……、又はD2n)の成分に対応する量子化ステップサイズテーブルD41と、逆量子化ステップサイズテーブルD42とをそれぞれ第3のセレクタSL3に送出するようになされている。
そして量子化回路24は、かかる量子化ステップサイズテーブルD41と、直交変換回路23から供給される直交変換処理結果(DCT係数データD23)とを乗算する量子化処理又は逆量子化ステップサイズテーブルD42と、可変長符号化部25(図2)から供給される復号処理結果(量子化係数データD24)とを乗算する逆量子化処理を行う。
具体的には量子化処理を行う場合、量子化回路24では、量子化ステップサイズテーブルD41又は逆量子化ステップサイズテーブルD42を選択するための第3のセレクタSL3と、DCT係数データD23又は量子化係数データD24を選択するための第4のセレクタSL4とがJPEGコントローラ21により所定の切替制御データD31を介して切り替えられる。
この場合、量子化回路24は、量子化ステップサイズテーブルD41の量子化ステップサイズと、DCT係数データD23の対応するDCT係数値とを乗算器34により乗算することにより各量子化係数値からなる量子化係数データD24を生成し、これを可変長符号化部25に送出する。この量子化係数データD24は、可変長符号化部25において符号化処理が施され、圧縮データD2a、D2b、……、又はD2nとしてJPEG制御レジスタ22に送出されることとなる。
一方、逆量子化処理を行う場合、量子化回路24では、第3のセレクタSL3と第4のセレクタSL4とがJPEGコントローラ21により切替制御データD31を介して切り替えられる。
この場合、量子化回路24は、逆量子化ステップサイズテーブルD42の逆量子化ステップサイズと、量子化係数データD24の対応する量子化係数とを乗算器34により乗算することにより各DCT係数値からなるDCT係数データD23を生成し、これを直交変換回路23に送出するようになされている。このDCT係数データD23は、直交変換回路23において逆DCT処理が施され、単位画像成分データD3a、D3b、……、又はD3nとしてJPEG制御レジスタ22に送出されることとなる。
このようにしてJPEG処理部13は、量子化処理及び逆量子化処理双方の処理を成分(輝度成分及び色差成分)別に共通の量子化回路24で行うことができるようになされている。
(4)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、このJPEG処理部13は、レジスタ内メモリ22aに予め保持された量子化テーブルD20と量子化スケールD21とを乗算すると共に、逆数変換部33に予め保持された逆量子化ステップサイズテーブルに基づいて、当該乗算結果である量子化ステップサイズテーブルD41を対応する逆量子化ステップサイズテーブルD42に変換する。
そしてJPEG処理部13は、圧縮系の経路から供給されるDCT係数データD23又は伸張系の経路から供給される量子化係数データD24を量子化回路24に入力し、当該入力に応じて量子化ステップサイズテーブルD41又は逆量子化ステップサイズテーブルD42を選択し、当該選択したステップサイズテーブルD41、D42と、対応するDCT係数データD23、量子化係数データD24とを乗算する。
従ってこのJPEG処理部13では、画像情報(単位画像成分データD1)の特性に応じた量子化ステップサイズテーブルD41及び逆量子化ステップサイズテーブルD42の演算時間を省くことができる分、当該ステップサイズテーブルD41、D42を用いて対応するDCT係数データD23、量子化係数データD24を乗算するまでの時間を低減することができるため、単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率を向上することができる。
またこの場合に、JPEG処理部13は、ユーザによって設定された量子化スケールD21を保持すると共に、当該設定範囲内の各量子化スケールD21と量子化テーブルD20との乗算結果の逆数を逆量子化ステップサイズテーブルとして保持する。
従ってこのJPEG処理部13では、単なる固定値ではなく、可変する量子化スケールD21を反映させた量子化ステップ値(量子化ステップサイズテーブルD41、逆量子化ステップサイズテーブルD42)で量子化処理及び逆量子化処理を行うことができるため、単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率を低減することなく、ユーザの意図に応じた画質の画像情報を得ることができる。
さらにこの場合に、JPEG処理部13は、量子化テーブルD20、ユーザによって設定された量子化スケールD21及び逆量子化ステップサイズテーブルをそれぞれ輝度成分と色差成分との各成分別に保持する。
従ってこのJPEG処理部13では、輝度成分のみを荒く量子化処理を行うことができるため、輝度成分と色差成分とをそれぞれ同じ荒さで量子化処理を行う場合に比して、量子化及び逆量子化(乗算)自体の処理をも低減して、より単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率を向上することができる。この場合、輝度成分のみを荒く量子化処理を行っているが、色差成分よりも輝度成分に対する感覚に鋭敏である人間の視覚上では画像情報における画像の再現性には問題がない。
以上の構成によれば、予め保持された量子化テーブルD20、量子化スケールD21及び逆量子化ステップサイズテーブルに基づいて、量子化ステップサイズテーブルD41及び逆量子化ステップサイズテーブルD42を生成し、DCT係数データD23又は量子化係数データD24の入力に応じて選択したステップサイズテーブルD41、D42と対応する処理対象D23、D24とを乗算することにより、単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率を向上することができ、かくして画像を圧縮及び伸張する際の処理効率を向上することができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、レジスタ内メモリ22a(図3)に量子化テーブルD20及び量子化スケールD21を保持すると共に、逆数変換部33(図3)に逆量子化ステップサイズテーブルを保持するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該量子化テーブルD20、量子化スケールD21及び逆量子化ステップサイズテーブルすべてを共通の例えばレジスタ内メモリ22aに保持するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、レジスタ内メモリ22a(図3)に量子化テーブルD20及び量子化スケールD21を保持するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該量子化テーブルD20に量子化スケールD21を乗算した結果生成される量子化ステップサイズテーブルD41を保持するようにしても良い。この場合、スケール乗算器31を省略することができるため小型化を図ることができると共に、当該スケール乗算器31での乗算処理も省略することができるためより単位時間当たりの量子化及び逆量子化効率を向上することができる。
さらに上述の実施の形態においては、1つの量子化テーブルD20を画像成分(輝度成分及び色差成分)別にレジスタ内メモリ22aに保持するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数の量子化テーブルを画像成分別にレジスタ内メモリ22aに保持するようにしても良い。この場合、かかる複数の量子化テーブルから1つの量子化テーブルを選択する手法としては、例えばJPEGコントローラ21がDCT係数データD23又は量子化係数データD24に含まれる高周波成分の程度をアクティビティとして算出し、当該アクティビティに応じて対応する量子化テーブルを選択するようにする。このようにすれば、より画像情報の特性に応じた量子化及び逆量子化を行うことができる。
さらに上述の実施の形態においては、直交変換係数値又は量子化された直交変換係数値を入力し、当該入力に応じて量子化ステップサイズテーブル又は逆量子化ステップサイズテーブルを選択する選択手段として、JPEGコントローラ21と、当該JPEGコントローラ21により与えられる切替データD31を介して入力を切り替える第3のセレクタSL3とを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、操作部から量子化スケールD21を設定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該操作部を介すことなく自動的に設定するようにしても良い。この設定については、例えばJPEGコントローラ21(図3)が行うようにする。具体的にはJPEGコントローラ21は、圧縮データD2(D2a、D2b、……、又はD2n)の符号量と、予め設定された閾値とを比較する。そしてJPEGコントローラ21は、かかる比較結果が大きいほどスケール値を大きく設定し、これに対して比較結果が小さいほどスケール値を小さく設定し、当該設定したスケール値を用いて、上述した場合と同様にして量子化処理及び逆量子化処理を行うようにする。このようにして比較結果に応じて自動的(適応的)にスケール値を設定するようにすれば、画像関係に精通していないユーザであっても品質を維持した状態で画像を圧縮及び伸張することができる。
さらに上述の実施の形態においては、静止画データD1に対してJPEG方式に準拠した画像圧縮処理及び画像伸張処理を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、動画像データに対してMPEG(Moving Picture Experts Group)方式に準拠した画像圧縮処理及び画像伸張処理を実行するようにしても良い。
この場合、図3との対応部分に同一符号を付した図6に示すように、レジスタ内メモリ22aには、量子化テーブルD20に代えて、MPEGに対応する画素ブロックの各画素に割り当てられた量子化ステップ値を量子化テーブルD50として成分別に保持する。そしてステップサイズ生成部30は、イントラブロックのAC成分であった場合には、かかる量子化テーブルD50をセレクタSL1を介して選択し、これを後段のクリップ処理部32に送出する。これに対してステップサイズ生成部30は、イントラブロックのDC成分であった場合には、当該量子化テーブルD50を非線形テーブル変換部60により図7に示す事項に従って変換した結果得られる量子化ステップサイズテーブルD51をセレクタSL1を介して選択し、これを後段のクリップ処理部32に送出する。一方、ステップサイズ生成部30は、例えば逆数変換部33に量子化テーブルD50及び量子化ステップサイズテーブルD51の各量子化ステップ値の逆数を逆量子化ステップサイズテーブルとして成分別に保持するようにする。このようにすれば、上述の実施の形態と同様に動画像の圧縮及び伸張を実現することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第1の経路から供給される画像情報の直交変換係数値を量子化すると共に、第2の経路から供給される量子化された直交変換係数値を逆量子化する画像処理装置を、JPEG処理部13内のJPEGコントローラ21、JPEG制御レジスタ22及び量子化回路24によって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、当該JPEGコントローラ21、JPEG制御レジスタ22及び量子化回路24の処理内容をモジュールとして構成されたこの他種々の画像処理装置に適用することができる。
本発明は、画像を圧縮及び伸張する場合に利用可能である。
本実施の形態による画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。 JPEG処理部の構成を示すブロック図である。 量子化回路の構成を示すブロック図である。 データのレベル制限例の説明に供する略線図である。 逆量子化ステップサイズテーブル例を示す略線図である。 他の実施の形態による量子化回路の構成を示す略線的ブロック図である。 イントラブロックのDC係数の量子化ステップサイズの生成の説明に供する略線図である。
符号の説明
1……画像処理システム、4……画像処理ブロック、5……画像記憶部、6……CPU、10……画像処理コントローラ、13……JPEG処理部、21……JPEGコントローラ、22……JPEG制御レジスタ、22a……レジスタ内メモリ、24……量子化回路、30……ステップサイズ生成部、31……スケール乗算器、33……逆数変換部、34……乗算器、SL1〜SL4……セレクタ。

Claims (4)

  1. 第1の経路から供給される画像情報の直交変換係数値を量子化すると共に、第2の経路から供給される量子化された直交変換係数値を逆量子化する画像処理装置において、
    量子化テーブルと量子化スケール値との乗算結果を量子化ステップサイズテーブルとして保持すると共に、当該乗算結果の逆数を逆量子化ステップサイズテーブルとして保持する保持手段と、
    上記直交変換係数値又は上記量子化された直交変換係数値を入力し、当該入力に応じて上記量子化ステップサイズテーブル又は上記逆量子化ステップサイズテーブルを選択する選択手段と、
    上記選択手段により選択された上記量子化ステップサイズテーブル又は上記逆量子化ステップサイズテーブルと、対応する上記直交変換係数値又は上記量子化された直交変換係数値とを乗算する乗算手段と
    を具えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記保持手段は、
    輝度成分と色差成分との各成分別に上記量子化ステップサイズテーブル及び上記逆量子化ステップサイズテーブルをそれぞれ保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記保持手段は、
    上記量子化テーブルと、ユーザによって設定された上記量子化スケール値とを保持すると共に、当該設定範囲内の各上記量子化スケール値と上記量子化テーブルとの上記乗算結果の逆数を上記逆量子化ステップサイズテーブルとして保持し、
    上記選択手段は、
    上記量子化テーブルに上記量子化スケール値を乗算して上記量子化ステップサイズテーブルを生成するスケール乗算手段と、
    上記保持手段に保持された上記逆量子化ステップサイズテーブルに基づいて、上記スケール乗算手段により生成された上記量子化ステップサイズテーブルを対応する上記逆量子化ステップサイズテーブルに変換する変換手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 上記保持手段は、
    輝度成分と色差成分との各成分別に上記量子化テーブル、上記量子化スケール値及び上記逆量子化ステップサイズテーブルをそれぞれ保持する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
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