JP2005109528A - 光電スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 「しきい値」に対する「現在の受光量」の比を広い範囲又は高い分解能でバー表示可能にしつつ、しきい値の微調整をするのに操作性に優れた光電スイッチを提供する。
【解決手段】 横並びの2つの表示部17、18の各々は4つの7セグメントLEDで構成されている。2つの表示部17、18には、Mキー23を操作することで、しきい値/現在の受光量の表示から、2つの表示部17、18を一体的に使ったバー表示に切り替えることができ、2つの表示部17、18の境界がしきい値レベルとして設定されている。バー表示のときに、しきい値微調整上下キー21を操作すると、しきい値/現在の受光量の表示に自動的に切り替わり、上下キー21の操作を止めると、元の2つの表示部17、18を一体的に使ったバー表示に戻る。
【選択図】 図4

Description

この発明は2つの表示部を備えたデュアルモニタ式光電スイッチに関する。
光電スイッチは、光を使って検出物の有無を検出するのに多用されており、この光電スイッチの中には表示部を備えたものが知られている。この種の光電スイッチは一つの表示部を備え、この表示部にしきい値などを表示させながら調整できるようになっている。
特許文献1は、4つの7セグメントで構成された一つの表示部を使って、しきい値に対する現在の受光量の比をバー表示することを提案している。具体的には、特許文献1は、7セグメントの一部の縦又は横セグメントを赤色発光LEDで構成し、残部のセグメントを赤/緑色発光素子で構成して、バー表示は赤/緑発光素子を緑色発光させることにより表示すると共に、4つの7セグメントの中央部分に位置する赤色発光の縦セグメントでしきい値レベルを示すことを提案している。
WO00/04343号公報
しきい値の調整に関して、しきい値や現在の受光量など、しきい値の調整に関連した情報を表示させるのにボタン又はスイッチの操作を反復的に行うのは煩雑である。また、バー表示により例えば「しきい値」の適否を判断するのに、4つの7セグメントからなる表示部を使ってバー表示したとしても、表示できるバーの数は限定的であることから、バー表示により表示できる「しきい値」に対する「現在の受光量」の比を広い範囲で表示することができない。このため、特許文献1では、狭い範囲ではバー表示を行い、フルレンジでは7セグメントを使って数値表示を行うことを提案している。
本発明の目的は、「しきい値」に対する「現在の受光量」の比を広い範囲又は高い分解能でバー表示可能にしつつ、しきい値の微調整をするのに操作性に優れた光電スイッチを提供することにある。
かかる技術的課題を達成すべく、本発明にあっては、
互いに横並びに隣接して配置された2つの表示部であって、各表示部が7セグメントで構成された表示部と、
前記2つの表示部の一方に「現在の受光量」を表示すると共に他方の表示部に「しきい値」を表示する第1の表示態様と、
前記横並びの2つの表示部を一体的に使ってバー表示する第2の表示態様と、
前記2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチとを有し、
前記第2の表示態様では、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つの表示部の境界部分をしきい値レベルとして表示されることを特徴とする光電スイッチが提供される。
すなわち、本発明は、各表示部が7セグメントで構成された2つの表示部を横並びに配置したことを第1の特徴とする。これにより、2つの項目を横並びに表示することができるだけでなく、2つの表示部を一体的に使ってバー表示することができる。これによれば、2つの表示部を構成する全ての7セグメントの典型的には縦セグメントを使うことで、従来の単一の表示部でバー表示するのに比べて2倍の分解能又は範囲を表示することが可能になる。また、横並びに隣接する2つの表示部の境界部分をしきい値レベルに設定することで、従来のようにしきい値レベルを縦セグメントを使って表示する必要が無くなる。
また、2つの表示部を利用して「現在の受光量」と「しきい値」とを同時に表示することができるため、「現在の受光量」と「しきい値」を見比べることにより「しきい値」が適当であるか否かを知ることができる。このことは、例えばしきい値の微調整の際に、この第1の表示態様にすることで、現在の受光量を確認しながらしきい値を調整することができる。本発明の好ましい実施の形態では、「現在の受光量」と「しきい値」を表示しているときにしきい値調整スイッチを使ってしきい値の微調整が可能である。
本発明の好ましい実施の形態では、2つの表示部を一体的に使ったバー表示を行う第2の表示態様のときに、しきい値調整スイッチを操作したときには、この第2の表示態様から第1の表示態様である「現在の受光量」/「しきい値」に表示が切り替わる。これによれば、ユーザが他の表示切替スイッチを操作するまでもなく、しきい値調整スイッチを操作するときには「現在の受光量」/「しきい値」の第1表示態様に自動的に表示が切替わるため、単にしきい値調整スイッチを操作するだけで、「現在の受光量」と「しきい値」とを見比べながらしきい値の調整を行うことができ、しきい値調整において優れた操作性を提供することができる。また、本発明の好ましい実施の形態では、しきい値調整スイッチの操作を止めと第1の表示態様から第2の表示態様に戻るようにしてある。これにより、ユーザはしきい値調整が終わった後にバー表示に戻すためにスイッチなどを操作する必要が無くなる。
本発明の好ましい実施の形態では、光電スイッチのケーシングは、細長いボックス状の形状を有し、このケーシングの細長い矩形の上面に横並びに隣接して2つの表示部が配置される。また、ケーシングの上面には、しきい値を調整するためのしきい値調整スイッチと2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチとが配設される。2つの表示部の各々を構成するディスプレイはケーシングの細長い矩形の上面の幅と実質的に同じ幅を有する。換言すれば、この種の光電スイッチのディスプレイは基本的には数値を表示するものであるため、横並びに数字を配列した状態で表示可能な横長なディスプレイが採用されるが、このディスプレイの幅つまり上下高さがケーシングの幅寸法と実質的に同じであるということは、ケーシングは幅狭の形状を有することを意味する。光電スイッチにおいて従来に見られない幅狭のケーシングは、本発明の目的に沿って2つの表示部を横並びに配列するという構成を採用することで始めて採用できることである。
以下に、添付した図面に基づいて本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
図1、図2は、本発明を適用した複数の出力機能を備えた光電スイッチを示すものであり、図1は光電スイッチの斜視図であり、図2は、その平面図である。図示の光電スイッチ100は、検出物に光を当ててその反射光を受光する形式のいわゆる反射型光電スイッチである。また、この光電スイッチ100は、増幅器やCPUなどを組み込んだ本体に発光素子と発光素子を配置した一体型の光電スイッチである。
光電スイッチ100は、幅狭の比較的細長いボックス状のケーシング11を有し、ケーシング11の内部には、発光素子12と受光素子13(図3参照)とが設けられ、この両素子12、13に臨む光ファイバ14、15がケーシング11の一端面から外部に延出している。光電スイッチ100への電源供給及び出力は、ケーシング11の他端面から延出するケーブル16(図1)を通じて行われる。
図2に最もよく示すように、このケーシング11の比較的細長い略矩形の上面11aには、その長手方向に左右又は横並びに隣接して配置された第1、第2の表示部17、18が同一平面上に配置されている。図2から理解できるように、ケーシング11の幅は、第1、第2表示部17、18の幅方向(上下方向)の寸法とほぼ同じである。この第1、第2の表示部17、18は、共に、横並びに隣接して配置された4つセクションを有し、各セクションは7セグメントLEDで構成されている。
すなわち、第1、第2の表示部17、18は、数字及び/又はアルファベット文字を横並びに4つ表示することができる。従って、例えば第1、第2の表示部17、18で数値を表示するときには、4桁の数値を表示することが可能である。7セグメントLEDは、これを白黒のLEDで構成してもよく、また、カラーLEDで構成してもよい。また、第1、第2の表示部17、18は、ドットマトリックス表示手段、例えば白黒又はカラー液晶(LCD)で構成されてもよい。
ケーシング11の上面11aには、また、出力論理スイッチ19と、出力オン/オフ・インジケータ20と、スイング式のしきい値調整スイッチ(上下キー)21と、しきい値設定スイッチつまりセットキー22と、モード切り替えキースイッチ23(以下、Mキーという)とを有し、このケーシング11の上面11aは、その他端にピボット軸を介して取り付けられた片開き式の蓋24(図1)を有し、この蓋24によって上面11aを覆うことができる。
ケーシング11に設けられた3つのスイッチ又はキーの配置について詳しく説明すると、しきいセットキー22は、ケーシング11の長手方向一端部に配置され、他方、上下キー21及びMキー23は、ケーシング11の長手方向他端部に配置されている。すなわち、横並びに互いに隣接して配置された2つの表示部17、18に関し、その一側(第1表示部17の左側)にしきい値セットキー22が配置され、他側(第2表示部18の右側)に上下キー21及びMキー23が配置されている。また、上下キー21とMキー23の配置は、右側の第2表示部18に隣接して上下キー21が配置され、Mキー23は第2表示部18から離れてケーシング11の右側端に配置されている。
以上のように、左右の2つの表示部17、18が横並びに隣接して配置されているため、後に説明するように、しきい値と受光量などの2つの情報を横並びで表示することができ、ユーザは、目線を移動させることなく2つの情報を読みとることができるので都合がよい。
出力オン/オフ・インジケータ20は、受光量としきい値の関係から、検出物T(図3)の有無を判定し、出力する状態を示す時に点灯又は消灯する。また、その点灯や消灯と出力状態との関係を決定する論理(オン時に点灯又は消灯)は出力論理スイッチ19により変更できる。上下キー21は、後に説明するしきい値の微調整に用いられる。スイング式の上下キー21は、選択的に一方側又は他方側を押し下げることにより、しきい値を調整することができる。
しきい値セットスイッチ22は、しきい値を自動的に設定するのに用いられる。すなわち、検出物T(図3参照)を検出エリアに配置した状態で、しきい値セットキー22を押し、次いで、検出エリアから検出物Tを取り除いた状態で、しきい値セットキー22を再び押すと、検出物Tが存在しているときの受光量と、検出物Tを取り除いたときの受光量との間の値がしきい値として自動的に設定される。この設定しきい値は、後に詳しく説明するように、第1表示部17又は第2表示部18に表示される。Mキー23は、後に詳しく説明するように、左右の第1、第2の表示部17、18の画面を切り替えるのに用いられる。
図3は、光電スイッチ100の内部構造を示すブロック図である。光電スイッチ100は、例えば発光ダイオードLED又は半導体レーザLDなどからなる発光素子12を発光させるための駆動回路30と、モニター用の光ダイオード31とを有し、また、光ダイオードなどからなる受光素子13に接続された受光回路32と、この受光回路32からの出力信号をA/D変換するA/D変換器33と、第1、第2の表示部17、18を制御するゲートアレイ又は制御回路34と、この制御回路34からの信号を外部に送出する出力回路35とを有し、先に説明したしきい値調整スイッチやモード切り替えキースイッチなど各種スイッチ21〜23を含む操作部36からの信号は制御回路34に入力される。
光電スイッチ100は、既知のように、受光素子13が獲得した受光量をしきい値と比較し、その大小によって、検出物Tの有無を検出し、その結果を出力するものである。受光素子13が獲得した現在の受光量と、検出物Tの有無を検出するために設定されているしきい値は、上述した第1、第2の表示部17、18に表示される。現在の受光量を第1表示部17に表示するか第2表示部18に表示するかは任意である。すなわち、第1、第2の表示部17、18のいずれか一方に現在の受光量が表示され、他方にしきい値が表示される。光電スイッチ100は、また、センサ光量の低下を監視するための第2にしきい値を有する。
基本表示モード
図4は、検出物Tの有無を検出するためのしきい値に関連したディスプレーに関連しており、Mキー23を操作することによって、左右の第1、第2表示部17、18の表示画面が第1画面から第5画面に順に切り替わることを説明するための図である。
第1画面
第1画面は、左側の第1表示部17にしきい値が数値表示され、右側の第2表示部18に現在の受光量(現在値)が数値表示される。この第1画面は、Mキー23を押すことにより次の第2画面に切り替わる。
第2画面
第2画面は、左側の第1表示部17に余裕度が数値表示され、右側の第2表示部18に現在の受光量が数値表示される。ここに、余裕度とは、しきい値に対する現在の受光量の相対値であり、次の式で表すことができる。
余裕度=現在の受光量/しきい値
なお、この第2画面では、余裕度がパーセントで表示される。つまり、第2表示部18に表示される余裕度は、次の式で表すことができる。
余裕度(%)=(現在の受光量/しきい値)×100
なお、第2表示部18の数値(余裕度)がパーセントで表示していることを明示するために、第2画面での第1表示部17には、数値に次に、パーセントを意味する「P」の文字が付記される。この第2画面は、Mキー23を押すことにより次の第3画面に切り替わる。
第3画面
第3画面は、左側の第1表示部17に余裕度がグラフ形式で表示され、右側の第2表示部18に現在の受光量が数値表示される。第1表示部17の具体的なグラフ表示は、4本の縦セグメントと3本の横セグメントから構成される各7セグメントLEDにおいて、4本の縦セグメントのうち、上部つまり上段の2本の縦セグメントをバーグラフ形式的に活用することによって、バーグラフ形式の表示を行う。本実施例においては、第1表示部17は、4つの7セグメントLEDで構成されているため、合計8つの縦セグメントを、右側を原点としてバーグラフ形式の表示を行うことができる。変形例としては、最上位に位置する横セグメントを用いてグラフ形式の表示を行うようにしてもよい。
更に、本実施例では、図4に示すように、4本の縦セグメントのうち、下部つまり下段の2本の縦セグメントを、しきい値のレベルとして表示し、表示される余裕度が、設定されているしきい値に対しての大きさを概略感覚的に把握できるようにしている。言うまでもなく、仮にしきい値が調整変更された場合は、第3画面でのしきい値の位置を表す位置は変化せず(第1表示部17の横方向において略中央の位置に固定)、しきい値に対する余裕度の表示が変化するようになっている。この第3画面は、Mキー23を押すことにより次の第4画面に切り替わる。
第4画面
一定期間内の受光量の最大値と最小値とが、夫々、第1表示部17と第2表示部18とに表示される。図示の第4画面での第1表示部17の「PhLd」はPeak Holdの略記つまり最大値を意味するであり、一方、右側の第2表示部18の「bhLd」はBottom Holdの略記つまり最小値を意味する。
第4画面では、先ず、第1、第2表示部17、18に「PhLd」、「bhLd」の文字が0.25秒間だけ表示された後、次いで、自動的に、表示が切り替わり、第1表示部17に最大値の数値が表示され、第2表示部18に最小値の数値が表示され、この数値表示を1秒間継続した後、自動的に、「PhLd」、「bhLd」の文字表示に戻り、以後、これが反復される。この第4画面は、Mキー23を押すことにより次の第5画面に切り替わる。
第5画面
上記の最大値及び最小値を余裕度に換算した数値が第1表示部17及び第2表示部18に表示される。ここに最大値の余裕度は、次の式で表される。
最大値の余裕度=最大値/しきい値
また、最小値の余裕度は、次の式で表される。
最小値の余裕度=最小値/しきい値
なお、この第5画面では、余裕度がパーセントで表示される。つまり、右側の第2表示部18に表示される余裕度は、次の式で表すことができる。
最大値の余裕度(%)=(最大値/しきい値)×100
最小値の余裕度(%)=(最小値/しきい値)×100
上述した第4画面と同様に、第5画面においても、先ず、第1、第2表示部17、18に「PhLd」、「bhLd」の文字が0.25秒間だけ表示された後、次いで、自動的に、表示が切り替わり、左側の第1表示部17に最大値の余裕度(%)の数値が表示され、右側の第2表示部18に最小値の余裕度(%)の数値が表示され、この数値表示を1秒間継続した後、自動的に、「PhLd」、「bhLd」の文字表示に戻り、以後、これが反復される。なお、第1、第2表示部17、18の最大値、最小値に関する余裕度の数値がパーセントで表示していることを明示するために、この第5画面での数値表示には、余裕度を示す数値の次に、パーセントを意味する「P」の文字が付記される。この第5画面は、Mキー23を押すことにより上述した第1画面に戻る。
第1〜第5画面と、各モードで第1表示部17と第2表示部18に表示される内容の一覧は次のとおりである。
第1表示部17 第2表示部18
(1)第1画面 しきい値の数値 現在の受光量
(2)第2画面 余裕度(%) 現在の受光量
(3)第3画面 余裕度のグラフ表示 現在の受光量
(4)第4画面 最大値の数値 最小値の数値
(5)第5画面 最大値の余裕度(%) 最小値の余裕度(%)
上述した第1画面〜第5画面の全ての画面で、スイング式上下キー21を操作することにより、設定されているしきい値を調整することができ、この調整スイッチ21の操作を止めた時点のしきい値が新たなしきい値として設定される。ここに、第3〜第5の画面で上下キー21の操作を開始すると、瞬時に第1画面に自動的に切り替わり、この上下キー21を操作している間、第1画面が維持され、上下キー21の操作を止めると、元の第3〜第5の画面に戻る。
以上、第1〜第5の画面が順に切り替わるようにしたが、切り替える順番は任意である。例えば、第3画面を省いて、第2画面から第4画面に切り替わるようにしてもよい。また、第5画面を省いて、第2画面と第4画面とを交互に切り替えるようにしてもよい。同様に、第1画面と第2画面とを交互に切り替えるようにしてもよい。また、Mキー23の押し動作が短時間の場合には、第1〜第3の画面を循環し、Mキー23の押し動作が長時間(例えば、継続して3秒間押し続ける)の場合には、直ちに、第4又は第5の画面に切り替わるようにしてもよい。
第1、第2の表示部17、18の少なくともいずれか一方を2色LEDで構成したときには、上述した光電スイッチが検出スイッチとして機能するのに性能限界に近い状態にある事実を、第1、第2の表示部17、18の少なくともいずれか一方を通常とは異なる色で表示することにより作業者に積極的に教えるようにしてもよい。
光電スイッチ100の表示に関し、例えば、図4の第1〜第5の画面の全てを順次表示する全表示モード(「Full」モード)と、図4の仮想線で囲んだ第1画面と第2画面だけを表示する部分表示モード(「Std」モード)とに切り替え可能にするようにしてもよい。
図4において、ユーザが全表示モード(「Full」)を選択すると、Mキー23を押すことにより、第1画面から第2画面に、また、第2画面から第3画面に、・・・・というように第5画面まで進み、更に、Mキー23を押すことにより第1画面に戻る全表示ループ又はサイクルを形成する。
他方、ユーザが部分表示モード(「Std」)を選択すると、Mキー23を押すことにより、第1画面から第2画面に、また、第2画面から第1画面に戻る。
部分表示ループ又はサイクルを形成するこの部分表示モード(「Std」)と、全表示モード(「Full」)との選択つまり切り替えは、専用のスイッチをケーシングの上面11aに設けてもよいが、第1表示部17及び第2表示部18に選択画面を表示させて、この選択画面上でユーザに選択させるようにしてもよい。
光電スイッチ100は、先に述べたように、複数の出力機能を具備するものであるが、説明を簡略化するために、2つの出力機能を備えたものとして以下に説明する。したがって、3以上の出力機能を備えたものにあっては、これに関連した3以上のしきい値を任意に組み合わせた2つのしきい値に関連した情報を第1、第2表示部17、18に表示するものとして理解されたい。図5〜図12に示す画面のうち一つ又は複数を、上述した基本表示モードの中に組み込んでもよく、或いは、別の2出力表示モードとして、上述した基本表示モードから独立させてもよい。
図5〜図12の画面の一つ又は任意の組み合わせの複数の画面又は全ての画面を、先の基本表示モードから独立した2出力表示モードとして設定したときには、例えば、基本表示モードを表示中にMキー23を3秒以上押し続けた(長押し)ときに、基本表示モードから2出力表示モードに切り替わるようにすればよく、この2出力表示モードでは、先の基本表示モードと同様に、Mキー23を操作することで、第1、第2表示部17、18に表示される画面が切り替わるようにすればよい。
図5は、第1しきい値を第1表示部17に表示し、第2しきい値を第2表示部18に表示して、第1、第2しきい値を同時に表示した例を示す。勿論、第1しきい値を第2表示部18に表示し、第2しきい値を第1表示部17に表示してもよい。第1しきい値が検出物Tの有無を検出するためのしきい値であり、第2しきい値がセンサ光量の低下を監視するためのしきい値であれば、これら第1、第2しきい値の間には、設備保守管理上、密接な関係がある。したがって、第1、第2しきい値を同時に並べて表示することにより、ユーザは、第1しきい値と第2しきい値とを見比べることができしきい値調整に好都合である。第1、第2しきい値は、水位などを検出するための上限、下限を規定するものであってもよい。
図6は、第1しきい値及び第2しきい値に関連した余裕度をパーセント表示した例を示すものであり、検出物Tを検出するための第1しきい値に関連した余裕度が第1表示部17に表示され、センサ光量の低下を監視するための第2しきい値に関連した余裕度が第2表示部18に表示されているが、第1しきい値に関連した余裕度を第2表示部18に表示し、第2しきい値に関連した余裕度を第1表示部17に表示してもよい。図5の表示と同様に、第1、第2しきい値は、水位などを検出するための上限、下限を規定するものであってもよい。
第1しきい値に関連した余裕度及び第2しきい値に関連した余裕度を同時に表示することにより、光電スイッチが動作している間、安定した検出が行われているかを確認するのが容易になる。すなわち、一方の余裕度のみを表示している場合は、他方の余裕度の確認が疎かになりがちであり、また、検出の不安定さを見逃すこともあるが、これら2つの余裕度を同時に表示することで、このような見落としを防止することができ、これにより、光電スイッチの動作不良による不慮のトラブルの発生を未然に防止することができる。
図7は、第1しきい値及び第2しきい値に関連した余裕度をバーグラフ形式で表示した例を示すものであり、検出物Tを検出するための第1しきい値に関連した余裕度が第1表示部17に表示され、センサ光量の低下を監視するための第2しきい値に関連した余裕度が第2表示部18に表示されているが、第1しきい値に関連した余裕度を第2表示部18に表示し、第2しきい値に関連した余裕度を第1表示部17に表示してもよい。図5の表示と同様に、第1、第2しきい値は、水位などを検出するための上限、下限を規定するものであってもよい。また、この図7の表示方法に関する変形例として、第1、第2のしきい値に関連する余裕度を、表示部17、18の横セグメントを用いてグラフ形式で表示するようにしてもよい。
第1表示部17及び第2表示部18でのバーグラフ形式の表示は、先に説明した第3画面(図4)の第1表示部17におけるバーグラフ形式の表示と同一である。すなわち、各表示部17、18が、夫々、4つの7セグメントにて構成されているため、2つの表示部17、18の合算した、横方向に並んで位置する8本の縦セグメントを、右側を原点としてバーグラフ形式の表示を行うものである。そして、各表示部17、18に対する縦方向の部位を構成する4本の縦セグメントのうち、下部に設けられる2本の縦セグメントを、しきい値のレベルとして表示し、表示される余裕度が、設定されているしきい値に対しての大きさを概略感覚的に把握できるようになっている。
図8は、左右に並んだ第1、第2の2つの表示部17、18が一体となって、第1しきい値及び第2しきい値の余裕度をバーグラフ形式で表示する例を示すものであり、上部が第1しきい値に関連した余裕度を示し、下部が第2しきい値に関連した余裕度を示す。すなわち、横並びの2つの表示部17、18は合計8つの7セグメントLEDで構成されているため、2つの表示部17、18の合算した横方向に並ぶ16本の縦セグメントを、右側を原点としてバーグラフ形式の表示を行うものである。そして、左右の表示部17、18の境界がしきい値のレベルを表示するようになっている。したがって、左右の表示部17、18の境界が意味する設定しきい値に対して、表示される余裕度の高低の概略を感覚的に把握することができる。
図9は、図8の変形例であり、図8と同様に、左右に並んだ第1、第2の2つの表示部17、18が一体となって、第1しきい値及び第2しきい値の余裕度をグラフ形式で表示する例を示すものであり、上部が第1しきい値に関連した余裕度を示し、下部が第2しきい値に関連した余裕度を示す。この図9の表示にあっては、2つの表示部17、18の合算した、横方向に並んで位置する8本の横セグメント又は水平セグメントを、右側を原点として横方向に延びるグラフ形式の表示を行うものである。そして、左右の表示部17、18の境界がしきい値のレベルを表示するようになっている。したがって、左右の表示部17、18の境界が意味する設定しきい値に対して、表示される余裕度の大きさを概略感覚的に把握することができる。
図10は、左側の第1表示部17に、第1、第2のしきい値に関する余裕度をバーグラフ形式で表示し、右側の第2表示部18に、現在の受光量を数値表示する例を示すものである。左側の第1表示部17に、現在の受光量を数値表示し、右側の第2表示部18に、第1、第2しきい値に関する余裕度をバーグラフ形式で表示するようにしてもよい。また、第1又は第2の単一の表示部に、第1、第2のしきい値に関する余裕度をグラフ形式で表示するのに、最上位及び最下位に位置する横セグメントを用いて行うようにしてもよい。
縦セグメントを用いたバーグラフ形式の表示に関しては、先に図7を参照して説明した表示形式と実質的に同一であるが、この図10の表示形式にあっては、第1表示部17の上部に位置する8本の縦セグメントを第1しきい値に関する余裕度を示すために用いて、右側を原点としてバーグラフ形式の表示を行うものである。そして、第1表示部17の下部に位置する8本の縦セグメントを第2しきい値に関する余裕度を示すために用いて、右側を原点としてバーグラフ形式の表示を行うものである。なお、第1、第2しきい値のレベルは、例えば、第1表示部17の横方向の中間部分に矢印マークをケース11に印刷するなどによって印を付記することで表すようにしてもよい。
図11は、第1表示部17に、しきい値を数値表示し、第2表示部18に、現在の受光量を数値表示する例を示すものである。第1表示部17には、例えば0.25秒毎に、第1しきい値と第2しきい値とが自動的に交互に表示される。変形例として、第1表示部17における第1しきい値と第2しきい値との切り替えを、例えば上下キー21を操作することにより行うようにしてもよい。これによれば、第1、第2のしきい値を現在の受光量との対比で同時に確認することができるという利点がある。なお、第1表示部17の表示内容が切り替え可能であることを知らせるために、表示している数値を短い周期で点滅させるようにしてもよい。
図12は、第1表示部17に、余裕度のパーセントで表示し、第2表示部18に、現在の受光量を数値表示する例を示すものである。第1表示部17には、例えば0.25秒毎に、第1しきい値に関する余裕度と、第2しきい値に関する余裕度とが自動的に交互に表示される。変形例として、第1表示部17における第1しきい値に関連した余裕度と第2しきい値に関連した余裕度とを、例えば上下キー21を操作することにより切り替えるようにしてもよい。これによれば、第1、第2のしきい値の余裕度つまり出力余裕度を現在の受光量との対比して同時に確認することができるという利点がある。
このことは、検出物Tの有無、受光量の低下などを含めて光電スイッチの動作の全般を確認することができ、また、第1、第2のしきい値に対する出力余裕度を確認できることで、光電スイッチの検出動作の安定性を容易に知ることができる。
図13は、バーグラフ形式の表示に関する変形例を例示するものであり、この図13のバーグラフ形式の表示は、例えば、図5に示す第3画面の第1表示部17でのバーグラフ形式の表示や図7での第1、第2表示部17、18でのバーグラフ形式の表示に関して効果的である。
図13に示すように、4つの7セグメントLED31〜34のうち、これを左右に2つに分けて、右側の2つの7セグメントLED31、32については、下部(又は上部)に位置する4本の縦セグメント31a、31b、32a、32bを用い、左側の2つの7セグメントLED33、34については、上部(又は下部)に位置する4本の縦セグメント33a、33b、34a、34bを用いて、余裕度をバーグラフ表示するようにしてもよい。
図13のバーグラフ表示形式を用いた場合、例えば右側の縦セグメント73aから始まって、余裕度が増加するに従って、順次左側に位置する縦セグメントを発光させることにより、余裕度の大小を知ることができる。また、途中からつまり中間部分の2つの7セグメントLED32、33のうち、右側の7セグメント32の左に位置する縦セグメント32bと、左側の7セグメント33の右に位置する縦セグメント33aとが上下に離れていることから、この間にしきい値レベルが存在していることをユーザは認識することになる。
すなわち、右側の2つの7セグメントLED31、32の下部の縦セグメントと、左側の2つの7セグメントLED33、34の上部の縦セグメントを用いることで、余裕度を示すバーグラフが右から左に向けて延びる途中で段差が現れ、この段差がしきい値のレベルであることをユーザに知らせることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明にあっては、例えば図4に例示したしきい値関連表示モードにおいて、この表示モードを2つ用意し、第1のしきい値関連表示モードでは、第1のしきい値に関連する表示を行い、第2のしきい値関連表示モードでは、第2のしきい値に関連する表示を行うようにしてもよい。
この場合、第1しきい値に関連した第1のしきい値関連表示モードでは、図4を参照して、第1画面に第1しきい値を数値で表示し、第2画面に、この第1しきい値に基づく余裕度を表示するようにし、他方、第2しきい値に関連した第2のしきい値関連表示モードでは、第1画面に第2しきい値を数値で表示し、第2画面に、この第2しきい値に基づく余裕度を表示するようにすればよい。
第1、第2のしきい値関連表示モードの切替のために、この切替のための専用のスイッチ又はボタンを光電スイッチ100の操作部36に設けてもよいことは勿論であるが、例えば、Mキー23と上下キー21とを同時に継続して3秒以上押し続けることによって第1、第2のしきい値関連表示モードの切替を行うようにしてもよい。
この切替は、第1、第2のしきい値関連表示モードにおいて、図4の第1画面〜第5画面の任意の画面から行うことができるようにするのが都合がよい。切替後の初期画面について、切替前のしきい値関連表示モードが例えば第5画面であったとしても、切替後のしきい値関連表示モードの初期画面が第1画面(しきい値&現在の受光量)から始まるようにしてもよく、又は、切替前と同じ画面つまり、切替前が第2画面(余裕度&現在の受光量)であれば、切替後の初期画面がこの第2画面(余裕度&現在の受光量)から始まるようにしてもよい。
後者の場合、つまり切替後の初期画面を切替前の画面と同じ画面から始めるようにした場合には、切替前後で同じレベルでの画面の対比や確認が容易になるという利点がある。
第1、第2のしきい値関連表示モードのいずれにおいても、図4を参照して先に説明したように、第1〜第5画面から第1画面に戻るようにサイクル的に表示させるようにすればよいし、また、全表示モード(「Full」モード)と部分表示モード(「Std」モード)とに切替可能であるのがよい。
第1、第2のしきい値関連表示モードでのしきい値の調整については、図4の第1画面〜第5画面の全ての画面、又は、しきい値に直接的に関連する少なくとも第1〜第3画面でスイング式上下キー21を操作することにより、設定されているしきい値を調整することができるようにするのがよい。
また、例えば、余裕度のバーグラフ表示を行う第3画面や、他に、第4、第5の画面で、しきい値調整のために、上下キー21の操作を開始すると、瞬時に第1画面に自動的に切り替わり、この上下キー21を操作している間、第1画面が維持され、上下キー21の操作を止めると、元の第3〜第5の画面に戻るようにしてもよい。
図14は、先に説明した図4の変形例である。図14のしきい値関連表示では、Mキー23を押すことにより、第1画面〜第9画面がサイクル的に表示される。この第1画面〜第9画面のうち、全表示モード(「Full」モード)が設定されているときには、第1画面〜第9画面の全ての表示が行われるが、簡易表示モード(「Std」モード)では、第1画面〜第4画面がサイクル的に表示される。
図14のしきい値関連表示では、第1画面において第1しきい値が左側表示部17に数値表示され、次の第2画面において第2しきい値が左側表示部17に数値表示される。すなわち、この図14のしきい値関連表示では、Mキー23を押すだけで、第1、第2のしきい値が連続的表示されるようになっている。同じように、第3画面では、第1しきい値に基づいて算出した余裕度のパーセント表示が行われ、次の第4画面では、第2しきい値に基づく余裕度のパーセント表示が行われる。
図14のしきい値関連表示において、全表示モード(「Full」モード)のときには、第4画面から第5画面に移行することになるが、この第5画面では、第1しきい値に基づく余裕度のバーグラフ表示が行われ、次の第6画面では、第2しきい値に基づく余裕度のバーグラフ表示が行われる。
図14の第1画面〜第6画面で、しきい値に関連した表示を行っているときに、上下キー21を操作することにより、表示されているしきい値、つまり対応する第1又は第2のしきい値を調整することができる。
更に、第7画面では、先に説明したピークホールド及びボトムホールドの受光量が数値表示されるが、次の第8画面では、第1しきい値に基づくピークホールド値及びボトムホールド値の余裕度が横並びの2つの表示部17、18を用いて同時にパーセント表示される。そして、次の第9画面では、第2しきい値に基づくピークホールド値及びボトムホールド値の余裕度が横並びの2つの表示部17、18を用いて同時にパーセント表示される。
図15は、図14で説明したしきい値関連表示の変形例である。この図15のしきい値関連表示においても、図14などのしきい値関連表示と同様に、Mキー23を押すことにより、第1画面〜第9画面がサイクル的に表示される。この第1画面〜第9画面のうち、全表示モード(「Full」モード)が設定されているときには、第1画面〜第9画面の全ての表示が行われるが、簡易表示モード(「Std」モード)では、第1画面〜第4画面がサイクル的に表示される。
図15のしきい値関連表示では、図14と対比すると直ちに分かるように、第2画面において、第1しきい値に基づく余裕度のパーセント表示が行われ、次の第3画面で、第2しきい値の数値表示が行われ、また、次の第4画面で、この第2しきい値に基づく余裕度のパーセント表示が行われる。
図16、図17は、図14又は図15のしきい値関連表示の変形例を示す。先に説明したように、図14、図15のしきい値関連表示では、全表示モード(「Full」モード)と簡易表示モード(「Std」モード)を予め設定して、択一的に、全表示モードでしきい値関連表示を行うか、簡易表示モードでしきい値関連表示を行うようになっていたが、このしきい値関連表示の基本画面として、図14又は図15の第1画面から第4画面をMキー23を押すことによりサイクル的に表示するようにし、これら第1〜第4の画面のうち現在表示されている画面で、Mキー23を長押し(例えば3秒以上押し続ける)することにより、図16又は図17の表示モードに移行するようにしてもよい。
図16は、基本画面で第1しきい値に関連した表示が行われているときに、Mキー23の長押しが行われたときの表示モードを示す。具体的には、図14の第1画面又は第3画面或いは図15の第1画面又は第2画面でMキー23を長押しすると、図16の表示モードに移行する。この図16では、第5画面で第1しきい値に基づく余裕度がバーグラフ形式で表示され、また、第7画面では、第1しきい値に基づいて算出したピークホールド値及びボトムホールド値の余裕度が、第1表示部17及び第2表示部18を用いてパーセント表示される。
図17は、基本画面で第2しきい値に関連した表示が行われているときに、Mキー23の長押しが行われたときの表示モードを示す。具体的には、図14の第2画面又は第4画面或いは図15の第3画面又は第4画面でMキー23を長押しすると、図17の表示モードに移行する。この図17では、第5画面で第2しきい値に基づく余裕度がバーグラフ形式で表示され、また、第7画面では、第2しきい値に基づいて算出したピークホールド値及びボトムホールド値の余裕度が、第1表示部17及び第2表示部18を用いてパーセント表示される。
これら図16、図17の表示モードを行う場合、Mキー23を押すと第5画面から第6画面に切り替わり、また、第6画面から第7画面に切り替わり、更に、第7画面から基本画面に戻るようになっているが、この基本画面に戻ったときに、何時でも第1画面から開始させるようにしてもよいが、例えば、図16の第1しきい値に関する表示モードが完了したときには、基本画面の初期画面を第2しきい値に関連する表示に設定するようにしてもよい。同じように、図17の第2しきい値に関する表示モードが完了したときには、基本画面の初期画面を第1しきい値に関連する表示に設定するようにしてもよい。
例えば、図16の第1しきい値に関する表示モードが完了したら、基本画面の初期画面を図14の第2画面又は図15の第3画面に設定するようにしてもよい。
以上、光ファイバ14、15を備えた反射型且つ一体型の光電スイッチ100を例示して本発明を説明したが、本発明は、デュアル表示部を備えた任意の光電スイッチに適用可能である。
本発明は、図8を参照して説明した例を除いて、例えば2つの表示部を上下に配置したデュアルモニタ式光電スイッチにも適用可能である。
光電スイッチとしては、ケーシングの一端面に発光素子と受光素子を設け、この発光素子から発せられた光を検出物に当て、反射した光を受光素子で直接的に受ける形式の光電スイッチであってもよい。発光素子として、レーザ半導体素子を採用したものであってもよい。
また、光電スイッチとして、発光素子と受光素子を備えたヘッドユニットと、アンプやCPUなどを内蔵した本体ユニットとを含み、これらをケーブルによって接続した、いわゆる反射型且つ別体型の光電スイッチであってもよい。また、光電スイッチとして、透過型光電スイッチにも本発明を適用できることは言うまでもない。
実施例の一体型光電スイッチの斜視図である。 図1の光電スイッチの平面図である。 図1の光電スイッチのブロック図である。 しきい値関連表示に関する画面の切り替えを説明するための図である。 2つの表示部を用いて2つのしきい値を数値表示する例を示す図である。 2つの表示部を用いて2つのしきい値に関連した余裕度をパーセント表示する例を示す図である。 2つの表示部を用いて2つのしきい値に関連した余裕度をバーグラフ形式で表示する例を示す図である。 横並びの2つの表示部を一体的に用いて2つのしきい値に関連した余裕度をバーグラフ形式で表示する例を示す図である。 図8に関連した変形例を示すものであり、横並びの2つの表示部を一体的に用いて2つのしきい値に関連した余裕度をグラフ形式で表示する他の例を示す図である。 2つの表示部を用いて、2つのしきい値に関連したバーグラフ形式の表示と、現在の受光量の数値表示とを行う例を示す図である。 2つの表示部を用いて、2つのしきい値の夫々の数値と現在の受光量の数値とを表示する例を示す図である。 2つの表示部を用いて、2つのしきい値に関連した夫々の余裕度のパーセント表示と、現在の受光量の数値表示とを行う例を示す図である。 バーグラフ表示に関する変形例を示す図である。 図4のしきい値関連表示の変形例を示す図である。 図4のしきい値関連表示の他の変形例を示す図である。 図14又は図15の更なる変形例を示す図であり、基本画面において第1しきい値に関連する表示を行っているときにMキーの長押しによって切り替えることのできる表示モードを例示するものである。 図16と同様に、図14又は図15の更なる変形例を示す図であり、基本画面において第2しきい値に関連する表示を行っているときにMキーの長押しによって切り替えることのできる表示モードを例示するものである。
符号の説明
100 光電スイッチ
12 発光素子
13 受光素子
17 第1表示部
18 第2表示部
21 しきい値微調整上下キー
23 モード切り替えキースイッチ23(Mキー)

Claims (11)

  1. 互いに横並びに隣接して配置された2つの表示部であって、各表示部が7セグメントで構成された表示部と、
    前記2つの表示部の一方に「現在の受光量」を表示すると共に他方の表示部に「しきい値」を表示する第1の表示態様と、
    前記横並びの2つの表示部を一体的に使ってバー表示する第2の表示態様と、
    前記2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチとを有し、
    前記第2の表示態様では、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つの表示部の境界部分をしきい値レベルとして表示されることを特徴とする光電スイッチ。
  2. 前記バー表示が、前記7セグメントの要素である縦セグメントを使って行われる、請求項1に記載の光電スイッチ。
  3. 互いに横並びに配置された2つの表示部であって、各表示部が7セグメントで構成された表示部と、
    しきい値を調整するためのしきい値調整スイッチと、
    該しきい値調整スイッチを操作してしきい値を微調整するときに、前記2つの表示部の一方に「現在の受光量」が表示されると共に他方の表示部に「しきい値」が表示される第1の表示態様と、
    前記横並びの2つの表示部を一体的に使って、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つの表示部の境界部分をしきい値レベルとして表示される第2の表示態様と、
    前記2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチとを有することを特徴とする光電スイッチ。
  4. 前記バー表示が前記7セグメントの要素である縦セグメントを使って行われる、請求項3に記載の光電スイッチ。
  5. 互いに横並びに配置された2つの表示部であって、各表示部が7セグメントで構成された表示部と、
    前記2つの表示部の一方に「現在の受光量」が表示されると共に他方の表示部に「しきい値」が表示される第1の表示態様と、
    前記横並びの2つの表示部を一体的に使って、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つの表示部の境界部分をしきい値レベルとして表示される第2の表示態様と、
    前記2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチと、
    しきい値を調整するためのしきい値調整スイッチとを有し、
    前記第2の表示態様のときに、前記しきい値調整スイッチを操作したときには該第2の表示態様から前記第1の表示態様に表示が切り替わることを特徴とする光電スイッチ。
  6. 前記しきい値調整スイッチの操作を止めると前記第1の表示態様から前記第2の表示態様に戻る、請求項5に記載の光電スイッチ。
  7. 細長いボックス状のケーシングと、
    該ケーシングの細長い矩形の上面に横並びに隣接して配置された2つの表示部と、
    前記2つの表示部の一方に「現在の受光量」を表示すると共に他方の表示部に「しきい値」を表示する第1の表示態様と、
    前記横並びの2つの表示部を一体的に使ってバー表示する第2の表示態様と、
    前記ケーシングの上面に設けられ、前記2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチとを有し、
    前記2つの表示部の各表示部が、横並びに数値を表示することのできるディスプレイで構成され、
    該ディスプレイが前記ケーシングの細長い矩形の上面の幅と実質的に同じ幅を有し、
    前記第2の表示態様では、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つのディスプレイの境界部分をしきい値レベルとして表示されることを特徴とする光電スイッチ。
  8. 細長いボックス状のケーシングと、
    該ケーシングの細長い矩形の上面に横並びに隣接して配置された2つの表示部と、
    前記ケーシングの上面に配設され、しきい値を調整するためのしきい値調整スイッチと、
    該しきい値調整スイッチを操作してしきい値を微調整するときに、前記2つの表示部の一方に「現在の受光量」が表示されると共に他方の表示部に「しきい値」が表示される第1の表示態様と、
    前記横並びの2つの表示部を一体的に使って、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つの表示部の境界部分をしきい値レベルとして表示される第2の表示態様と、
    前記ケーシングの上面に配設され、前記2つの表示部の表示態様を切り替える操作スイッチとを有し、
    前記2つの表示部の各表示部が、横並びに数値を表示することのできるディスプレイで構成され、
    該ディスプレイが前記ケーシングの細長い矩形の上面の幅と実質的に同じ幅を有し、
    前記第2の表示態様では、しきい値に対する現在の受光量の比が、前記2つのディスプレイの境界部分をしきい値レベルとして表示されることを特徴とする光電スイッチ。
  9. 前記しきい値調整スイッチが、前記横並びに隣接して配置された2つの表示部の横隣りに隣接して配置されている、請求項8に記載の光電スイッチ。
  10. 前記操作スイッチが前記しきい値調整スイッチに隣接して配置されている、請求項9に記載の光電スイッチ。
  11. 前記第2の表示態様のときに、前記しきい値調整スイッチを操作したときには該第2の表示態様から前記第1の表示態様に表示が切り替わり、前記しきい値調整スイッチの操作を止めると前記第1の表示態様から前記第2の表示態様に戻る、請求項8〜10のいずれか一項に記載の光電スイッチ。
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