JP2005108750A - 電池モジュール、および、組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電池収納ケース内に収納された複数個の単電池を好適に冷却することにより、熱による劣化が特定の単電池に偏ることを防止し、性能の低下を防止し得る電池モジュール、および、組電池を提供する。
【解決手段】 電池モジュール60は、単電池としてのラミネート外装電池11を複数個電気的に直列に接続して構成される電池集合体12と、電池集合体12を内部に収納するとともに外部を流下する冷却風Cによって冷却される空冷式の電池収納ケース61と、を有している。複数個のラミネート外装電池11は、冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池モジュール、および、組電池に関するものである。
近年、電気を動力源とする電気自動車(EV)や、エンジンとモータとを組み合わせたハイブリッドカー(HEV)の動力源の二次電池として、軽量化などの観点から、ラミネートフィルムによって被覆された電池すなわちラミネート外装電池が注目されている。
ラミネート外装電池は、一般的に、可撓性を有するラミネートフィルムを備え、発電要素は、ラミネートフィルムの外周縁部を熱融着することにより密封されている。発電要素に一端が電気的に接続された電極リードの他端は、ラミネートフィルムの外部に突出している(特許文献1参照)。
ところで、二次電池は、充電放電を行うと内部抵抗によるジュール発熱によって温度が上昇して内部抵抗が増加し、劣化が進行する。劣化を抑えるために、二次電池を冷却する必要がある。また、二次電池をEVやHEVの動力源に適用する場合には、電圧を高くするために、複数個の単電池を直列に接続した電池集合体が用いられる。さらに、単電池としてラミネート外装電池を使用する場合にあっては、電池の長寿命化のために、ラミネートフィルムの腐食を長期間にわたって防止する必要がある。このため、複数個のラミネート外装電池を直列に接続して電池収納ケース内に密閉状態で収納して電池モジュールを構成し、各ラミネート外装電池を水分からシールする必要がある。かかる構成の電池モジュールを使用する際には、電池収納ケースの外部を流下する冷却風によって当該ケースを冷却し、収納されている各ラミネート外装電池を冷却する必要がある。
ここで、複数個のラミネート外装電池のうち特定のラミネート外装電池の冷却が不十分であると、当該特定のラミネート外装電池に、熱による劣化が偏って生じることになる。複数個のラミネート外装電池を直列に接続した電池集合体にあっては、一のラミネート外装電池に偏った劣化が生じると、電池集合体全体としての性能、例えば、放電可能出力が著しく低下してしまう。
このため、複数個の単電池を直列に接続した電池集合体を電池収納ケース内に収納してなる電池モジュールにあっては、熱による劣化が特定の単電池に偏ることがないように、すべてのラミネート外装電池を好適に冷却することが要請される。
特開2001−345081号公報
本発明は、上記の要請に応えるべくなされたものであり、電池収納ケース内に収納された複数個の単電池を好適に冷却することにより、熱による劣化が特定の単電池に偏ることを防止し、性能の低下を防止し得る電池モジュール、および、組電池を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、複数個の単電池を電気的に直列に接続して構成される電池集合体と、
前記電池集合体を内部に収納するとともに外部を流下する冷却風によって冷却される空冷式の電池収納ケースと、を有し、
前記複数個の単電池は、前記冷却風の流下方向に対して直交する方向に配列されてなる電池モジュールである。
本発明によれば、熱による劣化が特定の単電池に偏ることがなく、電池モジュール全体としての性能の低下を防止することが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
なお、本明細書においては、「単電池」、「電池モジュール」および「組電池」は、それぞれ、以下のように定義される。「単電池」とは、1個の電池を指称し、例えば、ラミネートフィルムによって発電要素が密封された電池、いわゆるラミネート外装電池の個々それぞれの電池をいう。「電池モジュール」とは、複数個の単電池を電気的に接続して構成される電池集合体を電池収納ケース内に収納した電池をいう。「組電池」とは、複数個の電池モジュールを含む電池をいう。「単電池」はもちろんのこと、「電池モジュール」および「組電池」のそれぞれも電池として用いられる。「単電池」、「電池モジュール」および「組電池」のそれぞれの名称は、電池の大きさの違いを理解し易くするために用いられる。また、組電池における複数個の電池モジュールは、電気的に相互に接続されて使用される場合のほか、電気的に接続されないで個々独立して使用される場合もある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電池モジュール60を示す正面図である。図2は、ラミネート外装電池11の一例を示す斜視図、図3(A)は、同ラミネート外装電池11を示す平面図、図3(B)は、図3(A)の3B−3B線に沿う断面図である。図4(A)〜(C)は、それぞれ、図1に示される電池収納ケース61を示す正面図、上面図および側面図である。なお、図1の矢印XおよびYは、それぞれ、冷却風Cの流下方向に対して直交する方向、および、冷却風Cの流下方向を表している。
図1を参照して、電池モジュール60は、概説すれば、複数個の単電池11を電気的に直列に接続して構成される電池集合体12と、当該電池集合体12を内部に収納するとともに外部を流下する冷却風Cによって冷却される空冷式の電池収納ケース61と、を有している。そして、複数個のラミネート外装電池11は、冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列してある。また、単電池11および電池収納ケース61は長方形形状を有し、単電池11の長手方向および電池収納ケース61の短手方向が、冷却風Cの流下方向Yと平行となっている。さらに、単電池11としては、ラミネートフィルムによって発電要素が密封されたラミネート外装電池が用いられている。ラミネート外装電池11を任意の個数直列に接続することによって、所望の電圧に対応できる電池モジュール60を提供することができる。電池収納ケース61を、以下、単に、「ケース61」とも称する。
詳述すると、図示する電池モジュール60では、ラミネート外装電池11を前後方向(図1の紙面に直交する方向)に2枚、幅方向(図1の左右方向)に4枚並べた計8枚を直列に接続して電池集合体12を構成し、この電池集合体12をケース61に収納してある。なお、図示省略するが、ケース61内でラミネート外装電池11を直列に接続する際には、スペーサやバスバーのような適当な接続部材が用いられている。
ケース61の両側面には、電池モジュール60の正極端子63および負極端子64が設けられている。正極端子63は、図示しないリード線を介して、電池集合体12の先頭のラミネート外装電池11の正極電極端子41に電気的に接続されている。負極端子64は、図示しないリード線を介して、電池集合体12の末尾のラミネート外装電池11の負極電極端子42に電気的に接続されている。
ケース61内の上部空間および下部空間には、絶縁性のポッティング材、例えば、ウレタン系の低温熱硬化型ポッティング材が充填されている。ポッティング材を充填して接続回路を絶縁封止および固定することにより、各ラミネート外装電池11のガタが抑えられ、電極端子41、42自体が破損したり、スペーサやバスバーなどを用いた電気的な接続回路が断線したりすることが防止される。
図2および図3を参照して、ラミネート外装電池11は、可撓性を有する一対のラミネートフィルム21、22と、ラミネートフィルム21、22の外周縁部23を熱融着することにより密封される発電要素31と、発電要素31に一端が電気的に接続された正負の電極端子41、42と、を有している。電極端子41、42のそれぞれは、発電要素31の対向する端面に接続されている。各電極端子41、42の他端は、ラミネートフィルム21、22の外周縁辺から外部に突出している。
図示するラミネート外装電池11は、例えば、リチウムイオン二次電池であり、正極板、負極板およびセパレータを順に積層した積層型の発電要素31がラミネートフィルム21、22により密封されている。積層型の発電要素31を備えるラミネート外装電池11にあっては、電極板間の距離を均一に保って電池性能の維持を図るために、発電要素31に圧力を掛けて押さえる必要がある。このため、ラミネート外装電池11は、発電要素31が押さえつけられるようにケース61に収納されている。
前記ラミネートフィルム21、22は、一般的に、2層以上のシートからなる複合シートであり、内方から表面にかけて順に、熱融着されるシール層24と、アルミラミネートフィルムなどの金属層25と、外装を形成する樹脂層26とを有している。シール層24は、熱融着性の樹脂から形成されている。熱融着性の樹脂材料としては、たとえば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などの熱可塑性樹脂材料が適用される。
各ラミネートフィルム21、22は、略矩形状を有し、発電要素31を挟み込むように被覆している。一対のラミネートフィルム21、22は、発電要素31の外側からフィルム端部にかけて、シール層24同士が熱融着によって接合されている。電極端子41、42が突出する部分においては、電極端子41、42をなすアルミ板とシール層24とが熱融着によって直接接合されている。外周縁部23の4辺23a〜23dのうち電極端子41、42が突出する2つの辺23a、23cは、電極端子41、42を介して振動が伝達されて微小隙間が発生し易い箇所である。このため、一般的に、電極端子41、42が突出する辺23a、23cにおける引裂き強度は、他の2つの辺23b、23dにおける引裂き強度に比べて高めてある。辺23a、23cにおける引裂き強度は、例えば、電極端子41、42に表面処理を施したり、シール層24の材質を調整したり、熱融着の手法や条件を変えたりすることによって、辺23b、23dよりも高められている。熱融着された外周縁部23をシール部23ともいう。
過充電などの異常により電池内部でガスが発生した場合において、ガスの圧力が所定の圧力よりも高くなると、シール部23の4辺23a〜23dのうち引裂き強度が弱い側の辺23bまたは23dの熱融着状態が開裂し、ここからガスが外部に放出されることになる。これにより、ラミネート外装電池11の破裂などの事態が防止され、異常時の信頼性が向上する。辺23bまたは23dが熱融着状態を開裂する所定の圧力は、シール部23の幅や熱融着条件などを変えることで適宜設定可能であるが、例えば、約1kgf/cm2である。
図4を参照して、ケース61は、ラミネート外装電池11を密閉状態で収納するための略扁平形状を呈するケーシング70と、ラミネート外装電池11から異常時にケーシング70内に放出されたガスが所定の圧力に達したときにケーシング70内に充満したガスを外部に放出する開裂弁(図示せず)と、を有している。
前記ケーシング70は、図4(A)〜(C)に示すように、突き合わされて内部に電池収納空間を形成する第1と第2のケーシング71、72を含んでいる。第1と第2のケーシング71、72は、扁平な矩形形状を有し(図4(A)参照)、上端部および下端部は円弧形状に形成されている(図4(C)参照)。ケーシング70の寸法は適宜選択できる。図示例のケーシング70は、ラミネート外装電池11を前後方向に2枚、幅方向に4枚並べた計8枚を収納するための寸法を備えている。第1と第2のケーシング71、72の材質は、金属材料や樹脂材料など適宜の材料を選択し得るが、冷却性および強度の観点からは、アルミやステンレスなどの金属材料から形成するのが好ましい。第1と第2のケーシング71、72は、図示しない締結ねじにより相互に締結され、電池収納空間を密閉状態とし、水分からシールしている。第1と第2のケーシング71、72の突き合わせ面に、シール材を塗布したり、パッキンなどのシール部材を介装したりして、水密性を高めてもよい。突き合わせた第1と第2のケーシング71、72の両側面には、円形状の通孔73が形成される。この通孔73に、電池モジュール60の正極端子63および負極端子64が配置される(図1参照)。
前記開裂弁は、1個または複数個、ケーシング70に設けられている。開裂弁は、適宜の構成を採用し得るが、例えば、ケーシング70に開口したガス放出孔と、ガス放出孔を封止するとともにケーシング70の内圧が所定の圧力に達したときにガス放出孔を開放する封止板と、を有している。封止板は、シール材、金属材料または樹脂材料など適宜の材料から形成され、ガス放出孔を封止するように、接着剤や熱融着などの接合手段によって取り付けられている。ラミネート外装電池11から異常時にケーシング70内に放出されたガスが所定の圧力に達したときには、封止板が開裂あるいは破裂し、ケーシング70内に充満したガスをガス放出孔から外部に放出する。これにより、ケース61の異常膨張や破損などが防止される。開裂弁が作動する所定の圧力は、封止板の材質や肉厚、使用する接着剤の種類、熱融着条件などを変えることにより適宜設定可能であるが、ラミネート外装電池11のシール部23が開裂する圧力と同じ圧力、例えば、約1kgf/cm2である。
前述したように、本実施形態の電池モジュール60にあっては、直列接続した複数個のラミネート外装電池11を冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列してある。二次電池をこのように配列する理由を以下に説明する。
図5は、二次電池が置かれる温度と内部抵抗増加率との関係を示す図、図6(A)(B)は、直列接続した複数個の二次電池13の配列の説明に供する図であり、図6(A)は、直列接続した4個の二次電池13を、冷却風Cの流下方向Yに沿って一列に配列した状態を示し、図6(B)は、直列接続した4個の二次電池13を、2個ずつ冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列するとともに、冷却風Cの流下方向Yに沿って上流側と下流側とに2列に分けて配列した状態を示している。また、図7は、図6(A)(B)に示される状態に配列した場合の、各二次電池13の温度上昇を示す図、図8は、図6(A)(B)に示される状態に配列した場合の、各二次電池13の内部抵抗増加率を示す図、図9は、図6(A)(B)に示される状態に配列した場合の、各電池集合体12の放電可能出力を示す図である。図7〜図9においては、図6(A)に示される状態に配列した場合が「配列−1」で、図6(B)に示される状態に配列した場合が「配列−2」で表される。
二次電池13の劣化は、二次電池13が置かれる温度つまり雰囲気温度によって決まる。二次電池13が劣化すると電池の内部抵抗が大きくなり、出力がでなくなる。図5に示すように、二次電池13が置かれる温度が高いほど、内部抵抗は増加する。内部抵抗の増加は、温度に対して直線的に上がるのではなく、それ以上に増加する。図5は、二次電池13が置かれた時間が5年間の場合を示しており、3ケ月間置いた実験結果を5年間に換算したものである。
二次電池13は、充電放電を行うと内部抵抗によるジュール発熱によって温度が上昇して内部抵抗が増加し、劣化が進行する。劣化を抑えるために、二次電池13を冷却する必要がある。二次電池13を自動車などに適用する場合には、電圧を高くするために、複数個の二次電池13を直列に接続した電池集合体12が用いられる。したがって、この場合にあっては、電池集合体12を冷却することになる。
ここで、二次電池13の配列形態には、冷却風Cの流下方向Yとの関係において、2通りある。第1の配列形態は、直列接続した二次電池13を冷却風Cの流下方向Yに沿って配列したもの、第2の配列形態は、直列接続した二次電池13を冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列したものである。図6(A)には、第1の配列形態が示されている。図6(B)には、第1の配列形態と第2の配列形態との組み合わせが示され、直列接続した4個の二次電池13を、2個ずつ冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列(第2の配列形態)するとともに、冷却風Cの流下方向Yに沿って上流側と下流側とに2列に分けて配列(第1の配列形態)してある。なお、説明の便宜上、図6(A)においては、各二次電池13つまり各セルの番号を、冷却風Cの流下方向Yの上流側から下流側に向けて、順に、「1、2、3、4」とする。また、図6(B)においては、各セルの番号を、冷却風Cの流下方向Yに沿って上流側の2個のセルの番号を「1、2」とし、下流側の2個のセルの番号を「3、4」とする。図6(B)においては、セル番号「1と2」およびセル番号「3と4」の二次電池13が第2の配列形態で配列され、セル番号「1と3」およびセル番号「2と4」の二次電池13が第1の配列形態で配列されている。
図6(A)に示される第1の配列形態の場合には、冷却風Cの温度は、流下するにつれて、二次電池13の熱との間で熱交換を順次行って、徐々に上昇する。したがって、二次電池13と冷却風Cとの温度差は冷却風Cが流下するにつれて徐々に小さくなり、その結果、図7の「配列−1」に示すように、二次電池13の温度は、セル番号「1、2、3、4」の順に上昇する。
一方、図6(B)に示される第2の配列形態の場合には、各二次電池13は等しい温度の冷却風Cによって冷却される。したがって、図7の「配列−2」に示すように、セル番号「1と2」およびセル番号「3と4」の二次電池13の温度は同じように上昇する。セル番号「1と3」およびセル番号「2と4」の二次電池13の配列は第1の配列形態となるので、二次電池13の温度は、セル番号「1、2」よりもセル番号「3、4」の方が上昇している。
図6(A)(B)に示される二次電池13は長方形形状を有し、図6(A)では、二次電池13の長手方向が冷却風Cに向き合い、図6(B)では、二次電池13の短手方向が冷却風Cに向き合っている。このため、1個の二次電池13に着目した場合、冷却風Cの条件(流速など)が同じであれば、通過する冷却風量は、実質的に、図6(A)に示される形態の方が多い。したがって、図7に示されるように、セル番号「1」の二次電池13の温度上昇は、配列−1(図6(A))の方が、配列−2(図6(B))よりも小さくなる。しかしながら、電池集合体12の全体でみれば、配列−2の温度上昇分布は、配列−1の温度上昇分布に比べて、滑らかなものとなる。
各二次電池13の温度上昇による、内部抵抗の増加は図8に示すとおりである。電池集合体12の全体でみれば、温度上昇分布と同様に(図7参照)、配列−2は、配列−1に比べて、内部抵抗増加率が滑らかなものとなる。
各二次電池13の内部抵抗増加による、電池集合体12の放電可能出力は図9に示すとおりである。二次電池13を直列に接続した電池集合体12にあっては、内部抵抗が最も大きい二次電池13の性能で、電池集合体12全体としての性能が決まる。つまり、配列−1では、セル番号「4」の二次電池13の性能で電池集合体12全体としての性能が決まり、配列−2では、セル番号「3または4」の二次電池13の性能で電池集合体12全体としての性能が決まる。そして、配列−2は配列−1に比べて内部抵抗増加率が小さいので(図8参照)、配列−2は、配列−1に比べて、放電可能出力が低下しない結果となる。
よって、配列−2は、配列−1に比べて、劣化による出力低下が小さく、直列接続した複数個の二次電池13を冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列するのが好ましいことがわかった。
図6(B)は第1の配列形態と第2の配列形態とを組み合わせた配列であるが、次のような配列形態とすることもできる。
図10(A)(B)は、直列接続した複数個の二次電池13の他の配列の説明に供する図である。
図10(A)を参照して、第2の配列形態のみ、つまり、直列接続した複数個の二次電池13を冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに一列に配列してもよい。このようにすれば、セル番号「1〜4」のすべての二次電池13の温度は同じように上昇し、かつ、上昇時の温度は配列−2におけるセル番号「1と2」の温度となるので、配列−2に比べて内部抵抗増加率がさらに小さくなる。よって、配列−2に比べて、劣化による出力低下がさらに小さくなる。
図10(B)を参照して、直列接続した複数個の二次電池13を冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに一列に配列し、かつ、二次電池13の長手方向が冷却風Cに向き合うように配列してもよい。このようにすれば、図10(A)の場合に比べて、各二次電池13を通過する冷却風量が実質的に増加し、上昇時の温度は配列−1におけるセル番号「1」の温度となるので、図10(A)の場合に比べて内部抵抗増加率がより一層小さくなる。よって、図10(A)の場合に比べて、劣化による出力低下がより一層小さくなる。
第1の実施形態の電池モジュール60では、前述したように、複数個のラミネート外装電池11を直列接続した電池集合体12をケース61に収容する際、複数個のラミネート外装電池11を当該ケース61に対する冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに一列に配列してある(図1参照)。このため、ケース61の外部を流下する冷却風Cは、複数個のラミネート外装電池11のそれぞれに均等に作用し、すべてのラミネート外装電池11を均等に冷却することになる。しかも、一のラミネート外装電池11を冷却した後の冷却風Cは、同一の電池モジュール60内に収納されている他のラミネート外装電池11を冷却することがない。
したがって、直列接続した複数個のラミネート外装電池11を冷却風Cの流下方向Yに沿って配列した場合に比べて(図6(A)を参照)、熱による劣化が特定のラミネート外装電池11に偏ることがなく、すべてのラミネート外装電池11にわたって熱による劣化が均一となる。よって、電池モジュール60全体としての性能が、偏って劣化した特定のラミネート外装電池11によって決まることがなくなり、著しい性能低下(例えば、劣化による出力低下)を防止することが可能となる。
また、単電池11および電池収納ケース61は長方形形状を有し、単電池11の長手方向および電池収納ケース61の短手方向が、冷却風Cの流下方向Yと平行となっている。このように配置すれば、単電池11の短手方向を冷却風Cの流下方向Yと平行にする場合に比べると、電池モジュール60を配置するために許容された範囲内に、多数の単電池11を配列することができ、所望の電圧に対応できる電池モジュール60を容易に提供することができる。
以上説明したように、第1の実施形態の電池モジュール60は、複数個の単電池11を電気的に直列に接続して構成される電池集合体12と、電池集合体12を内部に収納するとともに外部を流下する冷却風Cによって冷却される空冷式の電池収納ケース61と、を有し、複数個の単電池11は、冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xに配列されているので、熱による劣化が特定の単電池11に偏ることがなく、電池モジュール60全体としての性能の低下を防止することが可能となる。
また、単電池11および電池収納ケース61は長方形形状を有し、単電池11の長手方向および電池収納ケース61の短手方向が、冷却風Cの流下方向Yと平行であるので、単電池11の短手方向を冷却風Cの流下方向Yと平行にする場合に比べると、電池モジュール60を配置するために許容された範囲内に、多数の単電池11を配列することができ、所望の電圧に対応できる電池モジュール60を容易に提供することができる。
また、単電池11は、ラミネートフィルムによって発電要素が密封されたラミネート外装電池11であるので、軽量化を図った電池モジュール60を提供することができる。
なお、電池モジュール60は、実施形態で説明したものに制限されるべきものではなく、従来公知のものを適宜採用することができる。電池モジュール60には、使用用途に応じて、各種計測機器や制御機器類、例えば、電池電圧を監視するために電圧計測用コネクタを設けてもよい。さらに、ラミネート外装電池11同士を連結するためには、超音波溶接、熱溶接、レーザ溶接または電子ビーム溶接により、または、リベットを用いて、またはカシメの手法を用いて、連結してもよい。
また、正負の電極端子41、42のそれぞれが発電要素31の対向する端面に接続されている形態のラミネート外装電池11を示したが、正負の電極端子41、42の両者が発電要素31の一の端面に接続されている形態のラミネート外装電池を収納する場合にも本発明は適用可能である。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態に係る組電池90を示す斜視図、図12は、組電池90が搭載された車両100を模式的に表す図である。
第3の実施形態は、第1の実施形態の電池モジュール60を、冷却風Cを流下させるための隙間97を介して複数個積み重ねて組電池90を構成したものである。前記隙間97の寸法は適宜の寸法を採用できるが、限られた収納スペース内で可及的に多段に積み重ね、かつ、冷却風Cの好適な流れを実現する観点からは、例えば、2mm〜4mmの範囲が例示できる。さらに、電池モジュール60は、冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xの両端部のそれぞれを支持部98として積み重ねられている。
組電池における複数個の電池モジュール60は、電気的に接続しないで個々独立して使用することもできるが、図示例では、電気的に相互に並列接続して構成した組電池90を示してある。組電池90とすることで、使用目的ごとの電池容量や出力に対する要求に、新たに専用の電池モジュール60を作製することなく、比較的安価に対応することが可能になる。
図11に示したように、電池モジュール60を6組並列に接続して組電池90とするには、各電池モジュール60の正極端子63および負極端子64を、外部正極端子部91a、外部負極端子部92aを有する正極端子連結板91、負極端子連結板92を用いてそれぞれ電気的に接続する。また、各ケース61の両側面に設けられた各ネジ孔部(図示せず)に、該ネジ孔部に対応する開口部を有する連結板93を固定ネジ94で固定し、各電池モジュール60同士を連結する。各電池モジュール60の正極端子63および負極端子64は、それぞれ正極および負極絶縁カバー95、96により保護され、適当な色、例えば、赤色と青色に色分けすることで識別されている。上位の電池モジュール60と下位の電池モジュール60との間には、冷却風Cを通過させるための隙間97が設けられている。
このように、電池モジュール60を複数直並列接続されてなる組電池90は、一部の電池11や電池モジュール60が故障しても、その故障部分を交換するだけで修理が可能である。
組電池90では、冷却風Cは、電池モジュール60の間の隙間97を通って流下する。また、ケース61は両端部のそれぞれを支持部98として積み重ねられているので、冷却風Cの流下方向Yには、冷却風Cの流れを妨げる部材が存在しない。したがって、ケース61の外部を流下する冷却風Cは、第1の実施形態と同様に、複数個のラミネート外装電池11のそれぞれに均等に作用し、すべてのラミネート外装電池11を均等に冷却する。しかも、一のラミネート外装電池11を冷却した後の冷却風Cは、同一の電池モジュール60内に収納されている他のラミネート外装電池11を冷却することがない。したがって、電池モジュール60全体としての性能、引いては、組電池90全体としての性能が、偏って劣化した特定のラミネート外装電池11によって決まることがなく、性能低下を防止することが可能となる。
組電池90を、電気自動車(EV)に搭載するには、図12に示すように、電気自動車100の車体中央部の座席下に搭載する。座席下に搭載すれば、車内空間およびトランクルームを広く取ることができるからである。なお、電池を搭載する場所は、座席下に限らず、後部トランクルームの下部でもよい。EVやFCV(燃料電池自動車)のようにエンジンを搭載しない車両であれば、エンジンが一般的に搭載される車両前方に設置することもできる。
さらに、ラミネート外装電池11は金属製の外装缶を用いる電池と比較して軽量であるため、組電池90の軽量化、引いては車両100全体の軽量化を通して、EV車などの走行距離の向上に寄与することができる。
以上説明したように、第2の実施形態の組電池90は、電池モジュール60を、冷却風Cを流下させるための隙間97を介して複数個積み重ねて構成されるので、その組電池90は、基本となる電池モジュール60の数や接続方法を変えるだけで、種々の容量や電圧の組電池90を得ることができる。
また、電池モジュール60は、冷却風Cの流下方向Yに対して直交する方向Xの両端部のそれぞれを支持部98として積み重ねられているので、冷却風Cの流下方向Yには冷却風Cの流れを妨げる部材が存在せず、熱による劣化が特定の単電池に偏ることがなく、電池モジュール60全体としての性能、引いては、組電池90全体としての性能の低下を防止することが可能となる。
さらに、電池モジュール60または組電池90を搭載することによって、車両100の重量を極度に増加させることがなくなり、また、車両100の有効スペースを極端に狭めることがなくなり、燃費、走行性能に優れた車両100が提供できる。
なお、複数個の電池モジュール60を上下方向に積み重ねた組電池90を例示したが、積み重ねる方向は上下方向に限られるものではない。例えば、上下方向に立てた電池モジュール60を左右方向に複数個積み重ねた組電池としてもよい。
また、組電池90をEVなどに搭載するだけでなく、使用用途によっては、電池モジュール60を搭載したり、組電池90と電池モジュール60とを組み合わせて搭載したり、電池モジュール60のみを搭載したりしてもよい。本発明の電池モジュール60または組電池90を搭載することのできる車両100としては、EV、FCV、ハイブリッドカー(HEV)が好ましいが、これらに制限されるものではない。
(第3の実施形態)
図13は、本発明の第3の実施形態に係る組電池110を示す斜視図である。
第3の実施形態は、単電池がLiMn系単電池111である第1の電池モジュール112と、単電池がLiNi系単電池113である第2の電池モジュール114と、を有する組電池110であって、単電池がLiNi系単電池113である第2の電池モジュール114を、単電池がLiMn系単電池111である第1の電池モジュール112に対して、冷却風Cの流下方向Yに沿う上流側に配置して組電池110を構成したものである。第1と第2の電池モジュール112、114は、単電池の種類が異なる他は、第1の実施形態の電池モジュール60と同様に構成されている。
LiMn系単電池111およびLiNi系単電池113は、正極材料として、それぞれ、マンガン酸リチウム(LiMn)およびニッケル酸リチウム(LiNiO)を用いたものである。LiMn系単電池111は、比較的高出力で、発熱が比較的少ない電池であり、LiNi系単電池113は、比較的高容量で、発熱が比較的多い電池である。
したがって、第1の電池モジュール112と、第2の電池モジュー114と、を有する組電池とすることにより、出力および容量の両者のバランスがとれた組電池とすることができる。さらに、発熱が比較的多い第2の電池モジュール114を、発熱が比較的少ない第1の電池モジュール112に対して、冷却風Cの流下方向Yに沿う上流側に配置してあるため、第2の電池モジュール114は、第1の電池モジュール112よりも先に冷却風Cによって冷却されることになる。このため、発熱が比較的多いLiNi系単電池113が効率的に冷却されるため、熱による第2の電池モジュール114の劣化を抑えて、組電池110全体としての性能の低下を防止することが可能となる。
以上説明したように、第3の実施形態の組電池110は、単電池がLiMn系単電池111である電池モジュール111と、単電池がLiNi系単電池113である電池モジュール114と、を有し、単電池がLiNi系単電池113である電池モジュール114を、単電池がLiMn系単電池111である電池モジュール112に対して、冷却風Cの流下方向Yに沿う上流側に配置して構成されるので、出力および容量の両者のバランスがとれた組電池を得ることができ、さらに、発熱が比較的多いLiNi系単電池113を収納した電池モジュール114の劣化を抑えて、組電池110全体としての性能の低下を防止することが可能となる。
なお、第2の実施形態のように、単電池がLiMn系単電池111である電池モジュール112を、冷却風Cを流下させるための隙間97を介して複数個積み重ねて第1の組電池とし、単電池がLiNi系単電池113である電池モジュール114を、冷却風Cを流下させるための隙間97を介して複数個積み重ねて第2の組電池とし、これら第1と第2の組電池からさらなる組電池を構成してもよい。
本発明は、電池モジュールおよび組電池を好適に冷却することにより性能の低下を防止する用途に適用できる。
本発明の第1の実施形態に係る電池モジュールを示す正面図である。 ラミネート外装電池の一例を示す斜視図である。 図3(A)は、同ラミネート外装電池を示す平面図、図3(B)は、図3(A)の3B−3B線に沿う断面図である。 図4(A)〜(C)は、それぞれ、図1に示される電池収納ケースを示す正面図、上面図および側面図である。 二次電池が置かれる温度と内部抵抗増加率との関係を示す図である。 図6(A)(B)は、直列接続した複数個の二次電池の配列の説明に供する図であり、図6(A)は、直列接続した4個の二次電池を、冷却風の流下方向に沿って一列に配列した状態を示し、図6(B)は、直列接続した4個の二次電池を、2個ずつ冷却風の流下方向に対して直交する方向に配列するとともに、冷却風Cの流下方向に沿って上流側と下流側とに2列に分けて配列した状態を示している。 図6(A)(B)に示される状態に配列した場合の、各二次電池の温度上昇を示す図である。 図6(A)(B)に示される状態に配列した場合の、各二次電池の内部抵抗増加率を示す図である。 図6(A)(B)に示される状態に配列した場合の、各電池集合体の放電可能出力を示す図である。 図10(A)(B)は、直列接続した複数個の二次電池の他の配列の説明に供する図である。 本発明の第2の実施形態に係る組電池を示す斜視図である。 組電池が搭載された車両を模式的に表す図である。 本発明の第3の実施形態に係る組電池を示す斜視図である。
符号の説明
11 ラミネート外装電池(単電池)、
12 電池集合体、
21、22 ラミネートフィルム、
23 外周縁部、
31 発電要素、
60 電池モジュール、
61 電池収納ケース、
70 ケーシング、
90 組電池、
97 隙間、
98 支持部、
100 車両、
110 組電池、
111 LiMn系単電池、
112 第1の電池モジュール (単電池がLiMn系単電池である電池モジュール)、
113 LiNi系単電池、
114 第2の電池モジュール (単電池がLiNi系単電池である電池モジュール)、
C 冷却風、
X 冷却風の流下方向に対して直交する方向、
Y 冷却風の流下方向。

Claims (6)

  1. 複数個の単電池を電気的に直列に接続して構成される電池集合体と、
    前記電池集合体を内部に収納するとともに外部を流下する冷却風によって冷却される空冷式の電池収納ケースと、を有し、
    前記複数個の単電池は、前記冷却風の流下方向に対して直交する方向に配列されてなる電池モジュール。
  2. 前記単電池および前記電池収納ケースは長方形形状を有し、前記単電池の長手方向および前記電池収納ケースの短手方向が、前記冷却風の流下方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記単電池は、ラミネートフィルムによって発電要素が密封されたラミネート外装電池であることを特徴とする請求項1に記載の電池モジュール。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の電池モジュールを、前記冷却風を流下させるための隙間を介して複数個積み重ねて構成されることを特徴とする組電池。
  5. 前記電池モジュールは、前記冷却風の流下方向に対して直交する方向の両端部のそれぞれを支持部として積み重ねられていることを特徴とする請求項4に記載の組電池。
  6. 前記単電池がLiMn系単電池である請求項1〜3のいずれかに記載の電池モジュールと、
    前記単電池がLiNi系単電池である請求項1〜3のいずれかに記載の電池モジュールと、を有する組電池であって、
    前記単電池がLiNi系単電池である電池モジュールを、前記単電池がLiMn系単電池である電池モジュールに対して、前記冷却風の流下方向に沿う上流側に配置して構成されることを特徴とする組電池。
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