JP2005108614A - 車両用警光灯 - Google Patents

車両用警光灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2005108614A
JP2005108614A JP2003339965A JP2003339965A JP2005108614A JP 2005108614 A JP2005108614 A JP 2005108614A JP 2003339965 A JP2003339965 A JP 2003339965A JP 2003339965 A JP2003339965 A JP 2003339965A JP 2005108614 A JP2005108614 A JP 2005108614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lamp body
vehicle
circuit board
led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003339965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4122515B2 (ja
Inventor
Shinsuke Yamauchi
真介 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Patlite Corp
Original Assignee
Patlite Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Patlite Corp filed Critical Patlite Corp
Priority to JP2003339965A priority Critical patent/JP4122515B2/ja
Publication of JP2005108614A publication Critical patent/JP2005108614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4122515B2 publication Critical patent/JP4122515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】視認性を向上したバンパー搭載用の車両用警光灯を提供する。
【解決手段】車両用警光灯1を構成する灯体内には、支持板21に臨んで垂設したメイン回路基板41と、その前方中央よりサイド回路基板42a、42bが、互いの裏面を向け合った状態でメイン回路基板41と直交するよう配置している。各基板上には、LED51a、51b、52a,52bを実装して光源構造を成す。この光源構造により、灯体内には前方を向いたLEDの他、灯体中央より左側面へ向いたLEDと右側面を向いたLEDとが収容され、各LEDからの照射光は灯体内で拡散しながら放光する。これにより、灯体の前方一面を警告光が照射できる構造を提供でき、視認性の向上をもたらす。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば緊急自動車や道路維持作業車などの車両前方に設置して、警告光を照射する車両用警光灯に関する。
兼ねてより、パトカーや救急車などの緊急自動車などには、緊急自動車の通過を前方車両など周囲に注意喚起するために、車両のルーフ面上に横長形状の散光式警光灯を搭載している。この散光式警光灯からは、警告光やサイレン音などを発して周囲に注意喚起を行うが、交差点での出会い頭など、走行する方向外より対向する車両が往来するところでは、いち早く緊急自動車の通過を知らせる必要がある。そこで、車両のバンパー上に補助灯として警光灯を搭載し、散光式警光灯よりも前方の位置から照射することで、周囲への注意喚起を行っている。
かかる警光灯の光源としては、これまで白熱電球やキセノン放電管などを採用したものが提供されてきたが、省電力化や長寿命化などを求められており、近年においてはLED(発光ダイオード)を採用したものが提供されている。
光源にLEDを採用した警光灯としては、例えば特許文献1で示されるように、複数のLEDが適宜配列された基板を長短1枚ずつ用意し、平面視L字状となるように組み合わせた光源構造がある。図5(a)は、かかる光源構造の概要を示した図であり、直方体状の灯体9内において、中央に配置する基板91aと、基板91aの一方端より垂直方向に延びた基板91bとが一体となって形成されている。そして、各基板上にLED92a、92bを複数個実装し、光源をL字状に配列した構造を形成している。
この光源構造では、LEDを光源としたことで省電力化や長寿命化などの効果をもたらす他、LEDをL字状に配列して、前方に向けたLED92aと側方に向けたLED92bとをつくることで、それぞれのLEDが所定の領域を照射することにより、前方と側方からの視認性を得ることができる。
特開2002−289003
ところが、上記の構造では側方照射用の基板91bが中央の基板91aにかかる一方の側縁からしか配置することができない。そのため、1つの灯体で左右の側方を同時に照射することはできず、例えば図5(a)で表す構造では左側方を照射することができないものとなっている。しかし、交差点の進入時などにおいては、交差する車線上を通過する車両に注意喚起するためにも左右両方へ警告光を照射する必要がある。そこで、図5(b)で示すように、光源構造を対称とした灯体を別途作製し、左側方照射仕様の灯体9aと右側方照射仕様の灯体9bとの一対で車両のバンパー7上に取付けていた。
そうなると、光源構造を成す基板を左右の各仕様に応じて設計する必要が生じ、部品の共通化によるコストダウン化を図ることができない。また、側方照射用の基板91bを前方照射用の基板91aと直交する方向に置いたことで、側方照射基板91bに向かって進んだ照射光の進路を遮る形となっている。つまり、側方への視認性を向上するために側方照射用基板91bの形状を大きく取りすぎると、側方照射用基板91bの背面側にあたる車両中央や他側方への照射光が抑えられてしまう。そのため、側方照射用基板91bの大きさは制約され、側方への照射領域を広げたり灯体を薄型化することが困難であった。
さらに、LEDを実装する基板をL字状とした構成上、灯体内に収容するLEDは前方または側方のどちらかしか向かないため、斜め前方への照射が満たされない構造となっていた。つまり、図5(b)で示した視点A1、A2への照射が行われず、かかる視点からの視認性が十分なものと言えなかった。しかし、斜め前方からの視認性を確保するためにLEDを実装した基板を斜めに配置する、実装したLEDを斜めに傾けるなどの構造にすると、部品点数や工数が増える他、品質面においても別途の対策を施す必要があるためコストが上がってしまい、良策ではない。
そこで、本発明の目的は、上記のようにLEDなどの発光素子を光源とした車両用警光灯において、従来の課題を解消して最適な構造を提供するものである。
上記の目的を達成するための、請求項1に記載した車両用警光灯は、垂設した略板状の支持部材と、支持部材の前方を覆う透光性のグローブとで囲まれた灯体内に光源部を収容した車両用警光灯において、上記光源部は、灯体の前方に向けて回路基板上に実装した第1の発光素子群と、灯体の左側方に向けて回路基板上に実装した第2の発光素子群と、灯体の右側方に向けて回路基板上に実装した第3の発光素子群とを有し、第2および第3の発光素子群は、回路基板上に実装した第1の発光素子群の中央から前方へ向かって垂直に延びる回路基板上に、それぞれ実装されたことを特徴とする。
この発明によれば、灯体内に収容する第1、第2および第3の発光素子群が、それぞれ灯体の前方、右側方、左側方より照射し、結果として灯体の右側方から左側方にかけて発光素子の直接光が照射されることとなる。そのため、1つの灯体で左右両側を照射でき、なお且つ光源からの強い光がそのままグローブを透過して照射光となるため、視認性が良い。また、側方照射用である第2、第3の発光素子群を実装した回路基板が、灯体の前後方向に沿ってそれぞれ配置したことで、灯体を正面から見たときに当該回路基板によって生じる死角が、回路基板の厚さのみとなって最小限に抑えられることができる。しかも、垂設した回路基板の両側を第1の発光素子群が囲むことで、第2、第3の回路基板に隣接する発光素子からの光源光が、それぞれの回路基板両側を通って灯体前方を照射する。そのため、支持部材の前方へ垂直に延びる第2、第3の回路基板が第1の発光素子群上に影をつくっていても、隣接する第1の発光素子からの照射光によって影が消え、灯体正面からは第1の発光素子群からなる一面の照射光が視認できる。すなわち、第2、第3の回路基板によって遮られること無く灯体前方を照射することができる。なお、第2の回路基板と第3の回路基板との距離を僅かに空けて隣接するように配設しても同様の効果を得ることができるが、回路基板同士の間に第1の発光素子群を構成する一列分の発光素子が実装されていたほうが望ましい。また、グローブ前面の内側に、上下方向に延びる断面略畝状のレンズ(拡散レンズ)を連ねた形状を加えると、前方へ照射する光源光が左右に拡散されて、広がりをもった面上の光となって照射される他、点灯、消灯時において第2、第3の回路基板の存在がより薄らぐ。
また、請求項2に記載した車両用警光灯は、請求項1に記載の車両用警光灯において、第2の発光素子群と第3の発光素子群とは、同一回路基板上の表裏両面にそれぞれ実装されたことを特徴とする。この発明によれば、回路基板上の両面に発光素子を実装した構成を持ち、1枚の回路基板で左側方、右側方への照射をもたらすことができる。そして、かかる回路基板を灯体の中心軸上に配置すれば、光源からグローブ左右の内側までの距離をそれぞれ最大に延ばすことができ、発光素子からの光源光が十分に拡散されて照射することができる。
以下、本発明の一実施形態の車両用警光灯を説明する。図1は、本発明の実施形態の1つである車両用警光灯の全体を示す斜視図である。また、図2は、図1に示した車両用警光灯の断面平面図(a)と、グローブを外した状態を示す正面図(b)である。
車両用警光灯1は、直方体状の本体2と、本体2を車両バンパー上に固定するための取付部3とを組み合わせて全体を構成する。本体2では、垂設した平面状の支持板21と、その支持板21の前方を覆ったグローブ22とで形成された閉鎖空間内に、後述する光源部を収容している。支持板21の背面下には、左右より垂直に延びた略円盤状の取付片23を一対にして形成し、この取付片23へ取付部3を揺動可能に組み合わせて本体2と取付部3とを一体にする。車両用警光灯1は、車両のバンパー上において左右一対となって並列に配置し、取付部3を介してバンパーに装着する。取付部3は、アルミニウムなどの板金を加工して形成したものであり、方形状の取付面中央に穿設した取付穴へ、ねじなどの軸材を挿通して固定する。なお、車両用警光灯1を装着するのは、車両の前方に限らず後方であってもよい。
グローブ22は、赤色や青色などの着色された透光性材料で形成したものであり、膨出した前面と、その周縁より垂直に延びる側面とを有した略椀状の形状を成す。また、グローブ22の内面には、畝状に形成したレンズを複数個連ねたレンズ部22a、22bが施されており、光源光を屈折放光する。グローブ22の前面に施したレンズ部22aは、上下に延びたレンズを左右に連設しており、グローブ22を正面から見たときには縦線が連なった状態で現れる。グローブ22側面に施したレンズ部22bは、前後に延びたレンズを側面周縁に沿って連設しており、表示部を上または下に向けて外から見ると、グローブ22の側面には縦線が連なった状態で現れる。本体2内に収容した光源からの照射光は、グローブに施したレンズのはたらきによって、拡散しながら前方、左右、及び上下へと放光する。なお、グローブは着色したものに限らず、無色透明であっても良い。
車両用警光灯1の本体2は、後述する基台24や回路基板41、42a、42bなどを支持板21へ組み込んで一体にした後、その前方よりグローブ22を配置して四隅をねじ止めし、固定して完成する。ねじ止めは、グローブ22の四隅に設けたねじ穴22cと、支持板21の四隅に設けたねじ穴21aとを一致させて、支持板21の後方よりねじを挿通して行われる。このとき、グローブ22と支持板21の各周縁部が嵌合し、灯体内を閉鎖空間とする。
本体2の内部には、支持板21に臨んで配置した基台24と、LED(発光ダイオード)51a、51b、52a、52bを実装した回路基板41、42a、42bとを収容している。基台24は、中央が窪んだ板材で、取付部3と同様に板金を加工して形成したものである。基台24の中央には、支持片24a、24bがそれぞれ上下に形成している。支持片25a、25bは、基台24上において左右対称となるよう形成している。その作製にあたっては、基台24の中央部より左右対称に「コ」の字を象るよう切削し、それを前方へ垂直に折り曲げて加工すれば出来上がる。
LEDを実装した回路基板は、前方を照射するメイン回路基板41と、側方を照射するサイド回路基板42a、42bとに大別される。メイン回路基板41は、長方形の四隅を切り欠いた八角形状で、基台24に臨んで配置する。メイン回路基板41は、中央に縦長長方形状の孔(図示せず)が4箇所穿設されている。この孔に、支持片25a、25bを挿通させてメイン回路基板41と基台24とを当接し、上下左右よりねじ27を差し込んでねじ止めし、両者間を固定する。メイン回路基板41上には、中央に複数個のLED51bを実装しており、その両側には複数個のLED51aが等間隔に連なって実装されている。つまり、メイン回路基板41上には、複数列のLEDが基板一面に渡って等間隔に実装されている。
一方、サイド回路基板42a、42bは、縦長の長方形状であって、それぞれにはLED52a、52bが2列×4行となって実装されている。サイド回路基板42a、42bは、それぞれメイン回路基板41を挿通した支持片25a、25bに当接して、ねじ26を差し込みねじ止めして固定される。このとき、サイド回路基板42a、42bはお互いに背面を向け合った状態で固定される。
このように、各基板上に実装されたLEDは、図2(a)、(b)で示されるように、平面視L字状となった配列が線対称となって現れた状態となる。また、支持片25a、25bに挟まれた領域内には、メイン回路基板41に実装したLED41bが配置している。このとき、メイン回路基板41上に実装したLED51a、51bは、全て灯体の正面に向けた状態となり、サイド回路基板42a上に実装したLED52aは、灯体の左側方に向けた状態となる。また、サイド回路基板42b上に実装したLED52bは、灯体の右側方に向けた状態となる。かかる各LEDより照射する光は、図3で示した照射パターンを描く。図3において、(a)は正面を向いたLEDからの照射パターンを示し、(b)は左右何れかの側方を向いたLEDからの照射パターンを示す。また、(c)は、車両のバンパー上に搭載した車両用警光灯からの照射パターンを表し、その照射パターンは(a)と(b)とを組み合わせたものとなる。
車両用警光灯1は、図3(c)で表されるように、車両のバンパー7上において左右一対となって搭載される。各車両用警光灯からの照射光は、実装したLEDの向きによって決定される。そこで、正面に向けたLEDからの照射光と、側面に向けたLEDからの照射光とに分けて説明する。
図3(a)は、正面に向いたLEDからの照射パターンを表し、つまりはメイン回路基板41上に実装したLEDからの照射パターンを表す。灯体1からは、中央よりLED51bからの照射光61gが照射されるとともに、その両側よりメイン回路基板上に実装したLED51aからの照射光61a、61b、61c、61d、61e、および61fが照射される。したがって、灯体の前方一面より、LEDからの直接光が照射されることとなる。
図3(b)は、側方に向いたLEDからの照射パターンを表し、つまりはサイド回路基板上に実装したLEDからの照射パターンを表す。灯体1からは、中央より左側方へ向かって照射するLED42aからの照射光62a、62bが現れ、同じく中央より右側方へ向かって照射するLED42bからの照射光62c、62dが現れる。各LEDからの照射光は、灯体の側面全域を照射するほど灯体内において十分に拡散されながらグローブ22を透過し、周囲を照射する。図3(b)で表れるように、1つの灯体からは左右に向かってLEDの直接光が照射される。
車両のバンパー7上には、同じ構造をもった車両用警光灯1が左右一対となって搭載される。このときの照射光は、図3(c)で表されるパターンを描く。ここで、左側の灯体を1aとし、右側の灯体を1bとして説明すると、各灯体からは、前方に対して照射光61a〜61gが照射される。一方、左側方においては、灯体1a、1bそれぞれより照射光62a、62bが照射される。このとき、灯体1bからの照射光62a、62bは、灯体1aより後方から照射する形となり、光源光は拡散して広範囲を照射する。また、右側方においては、灯体1a、1bのそれぞれより照射光62c、62dが照射される。このとき、灯体1aからの照射光62c、62dは、灯体1bより後方から照射する形となり、同じく光源光が拡散して広範囲を照射する。このように、車両の左右側方には、前後の位置関係にある灯体1a、1bそれぞれからのLED光が照射され、2箇所の光源より照射される形となる。とりわけ、車両の側方から前方にかけての間である斜め前方においては、この2箇所の光源より直接光が照射されることとなり、かかる領域への視認性を確保することができる。
このように、本願発明においては車両用警光灯の灯体前面、左右側面それぞれに向かって光源のLEDを配置しており、点灯時においては灯体前方の左側から右側にかけての全域にわたり、LEDの直接光が照射される。そのため、車両の前方、左右側方のみならず、左右の斜め前方からも警告光を視認することができる。しかも、灯体前方に照射するLED光は、左右側面用のLED回路基板によって遮られること無く一面にわたって照射するため、十分な視認性を得ることができる。
なお、LED51a、51b、52a、および52bは、それぞれ等間隔に回路基板上へ実装したほうが望ましい。これは、偏りのない均一した照射光を得ることで、広い面状としての視認性を得るのに有効だからである。
図4は、交差点進入時における視認性を表した図であり、上述の従来技術と本願発明の一実施例とを対比したものである。図中において、81は車両のバンパー上に車両用警光灯を搭載した緊急自動車を表す。車両用警光灯は、図3(c)や図5(b)で表したように、2灯が一対となって搭載されている。緊急自動車81の前方より表れる直線は、車両用警光灯からの照射パターンを示す。
図4(a)は、交差点で左折する緊急自動車81と、交差する車線の左側を横断する歩行者82との関係を表したものである。従来技術において、緊急自動車81に搭載した車両用警光灯からの照射光は、車両の前方と左右の側方へ放光する。しかし、交差する車線上に側方用の照射光が照射するのは、緊急自動車81が交差点に到達した時点でないと行えない。そうなると、歩行者が横断歩道を出て警告光を視認した時点では、緊急自動車は既に交差点に進入して左折する態勢となっており、接触する危険性を伴ってしまうこととなる。とりわけ、緊急自動車81と歩行者82との間に障害物83があって警告光が視認できない状況にあった場合だと、歩行者が横断歩道を出て初めて警告光を視認することとなり、緊急自動車が近づいていることを気付くのが遅れてしまう。
一方、本願発明においては、図3(c)で表されるように2灯の車両用警光灯それぞれより左右側方へ向かって警告光を照射する構造であり、車両の前方、左右側方のみならず、斜め前方へも照射する。左側方への警告光は、図4(a)で表されるように、緊急自動車81が交差点に到達するより先んじて、車両右側に搭載した車両用警光灯からの光62a、62bが交差する車線左側を照射する。そうなると、歩行者が横断歩道を出て警告光を視認した時点では、緊急自動車は交差点に到達する手前に位置しており、接触までの時間が稼げることとなる。そのため、交差点での出会い頭による衝突をより未然に防ぐことができる。
図4(b)は、交差点を横断する緊急自動車81と、交差する車線右側より進路方向に向かって進む車両84との関係を表したものである。従来技術では、緊急自動車81が手前の横断歩道を通過した時点で、車両84の運転手へ警告光を照射する。それに対して本願発明では、緊急自動車81が手前の横断歩道に到達した時点で、車両左側に搭載した車両用警光灯からの光62c、62dを車両84の運転手に照射する。そのため、緊急自動車81が交差する車線に到達する事前に緊急自動車の接近を知らせることができ、出会い頭での衝突をいち早く未然に防ぐことができる。
このように、本願発明では緊急自動車が交差する車線に到達する事前に警告光を交差車線へ照射できるため、交差点での出会い頭による衝突をより未然に防ぐことができる。また、1灯で左右両方への照射を行うため、仮に搭載した2灯の内1灯が走行中に故障したとしても、残りの1灯で左右両方への視認性は確保できるため、緊急自動車や周囲の車両、歩行者への安全性を維持できる。
以上のとおり、本願発明の実施形態を説明したが、これに限らず本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更ができる。例えば、上述した実施例の内、左右側面を照射するLED52a,52bを実装する回路基板を両面基板とすると、1枚の基板で左右両方を照射することができ、部品点数や組立の工数などが削減できて好都合である。しかも、左右側面を照射するLEDとグローブとの距離をより長くすることができ、光源光を一層拡散させて照射することができる。
本発明の一実施形態の斜視図外観正面図(a)である。 図1に示す実施形態の断面平面図(a)と、灯体のグローブを外した状態を示す正面図(b)である。 図1に示す実施形態の照射パターンを表した平面図である。 交差点進入時での視認性を表した、本願発明と従来技術との対比図である。 従来発明の構造を表した平面図(a)と、その照射パターンを表した概略図(b)である。
符号の説明
1 車両用警光灯
21 支持板
22 グローブ
24 基台
3 取付部
41 回路基板(メイン回路基板)
42a、42b 回路基板(サイド回路基板)
51a、51b LED(発光ダイオード)
52a、52b LED(発光ダイオード)

Claims (2)

  1. 垂設した略板状の支持部材と、支持部材の前方を覆う透光性のグローブとで囲まれた灯体内に光源部を収容した車両用警光灯において、
    上記光源部は、灯体の前方に向けて回路基板上に実装した第1の発光素子群と、灯体の左側方に向けて回路基板上に実装した第2の発光素子群と、灯体の右側方に向けて回路基板上に実装した第3の発光素子群とを有し、
    第2および第3の発光素子群は、回路基板上に実装した第1の発光素子群の中央から前方へ向かって垂直に延びる回路基板上に、それぞれ実装されたことを特徴とする車両用警光灯。
  2. 請求項1に記載の車両用警光灯において、第2の発光素子群と第3の発光素子群とは、同一回路基板上の表裏両面にそれぞれ実装されたことを特徴とする車両用警光灯。
JP2003339965A 2003-09-30 2003-09-30 車両用警光灯 Expired - Fee Related JP4122515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339965A JP4122515B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 車両用警光灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003339965A JP4122515B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 車両用警光灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005108614A true JP2005108614A (ja) 2005-04-21
JP4122515B2 JP4122515B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=34535010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003339965A Expired - Fee Related JP4122515B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 車両用警光灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4122515B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107444247A (zh) * 2017-07-14 2017-12-08 徐州众仁灯具有限公司 一种大货车上的安全警示灯
JP2019089473A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント 緊急車両の報知装置
CN113063106A (zh) * 2019-12-13 2021-07-02 上海航空电器有限公司 一种多用途防撞灯结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011052399B4 (de) 2011-08-04 2014-11-13 Aker Wirth Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Abtrennen von Rohren

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107444247A (zh) * 2017-07-14 2017-12-08 徐州众仁灯具有限公司 一种大货车上的安全警示灯
JP2019089473A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント 緊急車両の報知装置
CN113063106A (zh) * 2019-12-13 2021-07-02 上海航空电器有限公司 一种多用途防撞灯结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4122515B2 (ja) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4587048B2 (ja) 車両用灯具
KR101410878B1 (ko) 자동차용 전조등
JPH0128563Y2 (ja)
JP2007294459A (ja) 外観が深く見える照明または信号伝達装置
TWM639399U (zh) 車燈結構
CN107435882B (zh) 照明装置
JP7148042B2 (ja) 車両用灯具
JP4122515B2 (ja) 車両用警光灯
KR20160136900A (ko) 차량용 램프
JP6470020B2 (ja) 照明装置
MX2010005408A (es) Arreglos de luz de alerta, componentes y metodos.
KR101108102B1 (ko) 엘이디 경광등
JP2006293645A (ja) 信号機
TWM623512U (zh) 車側led環射燈
JP2000331509A (ja) 車両用灯具
JP2022052186A (ja) 車両用灯具
JPH0969303A (ja) 散光式警光灯
JPS63901A (ja) 照明装置
JP2020163910A (ja) 車両用灯具
WO2022030387A1 (ja) 路面描画機能を備えた車両用灯具
JP4611935B2 (ja) 車両用灯体
JP2014127459A (ja) 発光ダイオードの反射部材
TWI681144B (zh) 照明裝置
JP2004227968A (ja) Led光源車両用灯具
JP2024044649A (ja) 描画用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees