JP2005107662A - Wwwシステム処理方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
Webサーバ上で動的にHTMLデータ全体を作成する負荷を削減するとともに、HTMLデータをネットワーク経由で送信することによるネットワークトラフィックの負荷を削減することが可能なWWWシステム処理方法およびシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
Webサーバ上で動的に作成されるWebページのうち、変化しない部分をテンプレートとして作成しておき、Webブラウザが動作するクライアントコンピュータからは、変化する部分だけをWebサーバに対して要求し、クライアントコンピュータ上でWebサーバから入手した変化する部分とテンプレートからHTMLデータを生成するようにする。
【選択図】 図13

Description

本発明は、インターネット環境でホームページを閲覧する際のキャッシュ機能に関し、特に、サーバーサイドスクリプト等により動的に画面を作成するページの閲覧に際し、ページのテンプレートを記述したデータをクライアント側に保存しておき、サーバから送信されたデータとテンプレートを用いてWebのページを生成することで、Webサーバの負荷軽減、およびネットワークの負荷軽減を実現する技術に関する。
近年、インターネットの普及により、Webブラウザを用いてWebページを閲覧することが盛んに行われている。Webページを構成するHTMLデータを送受信する際に、使用する通信回線の容量や通信速度が、クライアントコンピュータにおけるデータ表示速度に大きな影響を与えている。また、WebサーバにおいてHTMLデータの更新が頻繁に行われたり、サーバサイドスクリプトと呼ばれるWebサーバ上で実行されるプログラムによって、動的にWebページのデータを作成することも多数行われている。
従来より、Webブラウザはキャッシュ機能を備え、これにより、要求したWebページのURLが以前に要求済みであれば、Webサーバにデータ入手の要求をせずにキャッシュに保持されている当該URLのHTMLデータをWebブラウザで表示するようになっている。このとき、変更されていないページの場合は通信が発生しないが、上記のようにWebサーバ上で変更されたページや、動的に作成されるページについては、再度WebサーバからHTMLデータを入手しなければならない。
このようなキャッシュ機能によってWebサーバでの処理を高速化する技術として、一旦作成したWebページをメモリ上に蓄えておき、さらにHTMLデータを送信する際のHTTPヘッダデータも含めてキャッシュしておく技術が、下記特許文献1で公開されている。
また、HTMLデータの入手にあたって通信量を削減する技術として、サーバ側でクライアントに送信したHTMLデータをキャッシュしておき、再アクセス時に最新のHTMLデータとキャッシュしておいたデータを比較し差分だけを送信する技術が、下記特許文献2で公開されている。
特開平11−275136号公報 特開2002−189618号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、変更が行われたWebページや動的に作成されるWebページに関しては、必ずHTMLデータ全体を作成してクライアントコンピュータに送信する必要があり、Webサーバの負荷やネットワークトラフィックの負荷を軽減できないという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術でも、Webサーバ上でキャッシュしておいたデータと最新のデータの差分を取得するために、一旦HTMLデータを作成しなければならず、Webサーバの負荷を軽減できないという問題がある。
本発明の目的は、Webサーバ、ネットワークトラフィック両者の負荷を削減することが可能なWWWシステム処理方法およびシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、Webページのうち変更されない静的なHTMLデータと、動的に変化する部分を入手するためのプログラムを含むテンプレートデータとを用意し、Webサーバ上で動作する、動的に変化する部分だけを取り出してクライアントに返信するWebサーバ中継プログラムと、テンプレートデータとWebサーバ中継プログラムから受信した変化する部分からWebページを合成するクライアントコンピュータ上で動作するプロキシプログラムを持つことを特徴とする。
このプロキシプログラムは、Webブラウザからの要求にしたがって、テンプレートデータを検索し、変化する部分のないHTMLデータであればそのままWebブラウザに返却することで、ネットワークトラフィックを発生させない。また、動的に変化する部分があるテンプレートデータの場合は、Webサーバ中継プログラムに対して変化部分の入手を要求し、Webサーバ中継プログラムは、本来のWebサーバの処理を実行し、動的に変化する部分だけを返信する。これにより、Webサーバ上でHTMLページ全体を作成する必要がなく、Webサーバの負荷を削減できるとともに、ネットワーク上には動的に変化する部分だけしか流れないために、ネットワークトラフィックの負荷も削減できる。
本発明によれば、WWWシステムが用意したテンプレートデータをWebブラウザが動作するクライアントコンピュータ上で処理するために、ネットワーク上には変化したデータだけしか流れない。従って、ネットワークトラフィックを削減することができる。また、Webサーバ側でも、変化する動的なデータだけを作成すればよく、HTMLデータ全体を作成する必要がないために、Webサーバ自身の負荷も削減することができる。
以下、本発明を実施する場合の一形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明を適用したWWWシステムの一実施の形態を示すシステム構成図である。ここで示すシステムでは、Webサーバコンピュータ1と、このWebサーバ1を利用するクライアントコンピュータ2とが、ネットワーク3によって接続されている。Webサーバコンピュータ1は、CPU11Aおよびメモリ11Bを備えた端末装置11、Webサーバプログラム12A、Webサーバ中継プログラム12B、HTMLコンテンツ12C、およびテンプレートデータ12Dが格納されている外部記憶装置12、並びに、ネットワーク接続のための通信ポート13を備えている。
クライアントコンピュータ2は、CPU21Aおよびメモリ21Bを備えた端末装置21、Webブラウザプログラム22A、プロキシプログラム22B、およびテンプレートデータを保持しておくテンプレートキャッシュ22Cが格納されている外部記憶装置22、並びに、通信ポート23を備えている。Webサーバ1とクライアント2とは、データを通信するためのネットワーク(インターネット)3で接続されている。
図2は、Webサーバコンピュータ1上の外部記憶装置12に格納されているHTMLコンテンツ12Cの例である。このHTMLコンテンツ12Cは、login.htmlというファイル名称で外部記憶装置12に格納されている。
図3は、図2に示したHTMLコンテンツを受け取ったWebブラウザプログラム22Aがクライアントコンピュータ2のディスプレイ(図示しない)に表示した画面例である。画面300上には、UserIDを入力するテキストフィールド301、パスワードを入力するテキストフィールド302、サーバに対してUserIDとパスワードの送信を指示するログインボタン303、および、入力したテキストをクリアするリセットボタン304が表示されている。
図4は、図3に示したクライアントコンピュータ2上で稼動しているWebブラウザプログラム22Aが表示した画面例で、UserIDとパスワードを入力してログインボタンを押下し、Webサーバコンピュータ1に対して、UserIDとパスワードを送付した際に、Webサーバコンピュータ1上で動作する従来のプログラムであるloginServletの例である。このプログラム400は、Java言語を用いてServletプログラムとして記述してあり、クライアントコンピュータからリクエストを受け付けると、doPostメソッドが開始され、受け取ったuserIDとパスワードを取り出し、verifyUserメソッドを用いてユーザ認証を行う。ユーザが認証された場合は、verified.jspプログラムを呼び出し、認証できなかった場合は、login.htmlという名称のHTMLコンテンツを返却する。
図5は、図4のプログラムでユーザが認証された場合に実行されるverified.jspプログラムを示したものである。このプログラムは、Java Server Pages(JSP)として作成されており、Webサーバプログラム22A上で実行される。jsp:getPropertyでnameに指定した名称のオブジェクトに格納されている、propertyで指定した属性の値を取り出す。例えば、501では、userオブジェクトのname属性を取り出す。また、'<%'と'%>'の間には、Javaのプログラムを記述することができる。502では、userに関連する製品をgetRecommendProductsメソッドを呼び出して入手し、入手した製品の個数分のURL、製品名、製品画像を表示するHTMLデータを作成している。このプログラムがWebサーバ1上で実行された結果として生成されたHTMLコンテンツがクライアントコンピュータ2に返却されることになる。
図6は、図5のプログラムの実行結果として得られるHTMLコンテンツの例である。userオブジェクトのname属性である「藤岡秀樹」、point属性である「270」がそれぞれ挿入され、お勧め商品として、製品紹介ページへのリンク、製品タイトル、および画像へのリンクが複数挿入されている。
図7は、本実施形態で用いるテンプレートデータ700の例である。このテンプレートデータverified.tptの内容は、通常のHTMLコンテンツの記述の途中に、「<%」と「%>」の間に、テンプレートデータへのデータを挿入することを示した記述を追加したものである。図7では、サーバ側のプログラムの呼出(701)、その結果入手したデータの位置を指定した取り出し(702)などが記述してあり、クライアントコンピュータ2上のプロキシプログラムで実行される。
図8は、図7に示したテンプレートデータを処理する際に、プロキシプログラム22Bから呼び出されるWebサーバ中継プログラム12B上で実行されるプログラムの例である。template型のオブジェクトを作成(801)し、addメソッドを呼び出してユーザ名やポイント、お勧め商品の値を蓄積(802)しておき、printメソッドを使ってクライアントへ返信するデータを作成する(803)。
図9は、図8に示したプログラムの実行結果としてWebサーバ中継プログラム12Bからプロキシプログラム22Bに返信されるデータの例である。行の先頭に%があるものがそれぞれ1個分のデータであり、この例では4つのデータが返却されることを示している。
図10は、図4に示した従来のWWWシステムで使用していたサーバプログラム400を本実施形態のテンプレートを使用するように変更した例である。図4では、JSPプログラムを呼び出していたところを、HTTPレスポンスのヘッダとして「X-template」を追加するように変更している(1001、1002)。
図11は、本実施形態のWebサーバ1上の外部記憶装置12に格納されており、Webサーバ中継プログラム12Bが使用するテンプレート・サーブレット対応テーブル1100の例である。テンプレート・サーブレット対応テーブル1100には、クライアントコンピュータ2上で使用するテンプレートデータファイルの名称1101と、そのテンプレートデータが使用するWebサーバ1上で動作するサーブレットプログラムの名称1102とが組になって格納されている。
図12は、本実施形態のWebサーバ1上の外部記憶装置12に格納されており、Webサーバ中継プログラム12Bが使用するZIPファイル内容テーブル1200の例である。ZIPファイル内容テーブル1200には、外部記憶装置12に格納されているHTMLコンテンツ12Cやテンプレートデータ12Dのファイル名称1201と、そのファイルが含まれているZIPファイルの名称1202とが組になって格納されている。
図13は、本実施形態のシステムでクライアントコンピュータ2上のプロキシプログラム22Bと、Webサーバコンピュータ1上で稼動するWebサーバ中継プログラム12Bと、Webサーバプログラム12Aとの間でやり取りされるデータ、およびそれぞれのプログラムでの処理の例を示したものである。
まずWebブラウザ22Aは、「login.html」の入手をプロキシプログラム22Bに対して要求する(ステップ1301)。プロキシプログラム22Bは要求された「login.html」を含んだZIPファイルがテンプレートキャッシュ22Cにあるかどうかをチェックする(ステップ1302)。ここではキャッシュにみつからないので、Webサーバ中継プログラム12Bに対して「login.html」の入手を要求する(ステップ1303)。なお、キャッシュに見つかった場合でも、その「login.html」を入手した時刻を指定して、Webサーバ中継プログラム12Bに入手要求するものとする。ここではキャッシュに見つからなかったので、時刻「0」を指定して要求している(ステップ1303)。
Webサーバ中継プログラム12Bは、ZIPファイル内容テーブル1200を検索し(ステップ1304)、「login.html」が含まれている「login.zip」をプロキシプログラム22Bに返信する(ステップ1305)。このとき、要求時に指定された時刻以後に作成あるいは変更されたファイルだけを返信する。つまり、時刻「0」が指定された場合は、「login.zip」に含まれるファイル全てを返信することになる。プロキシプログラム22Bは、受信した「login.zip」ファイルをテンプレートキャッシュ22Cに格納しておき(ステップ1306)、ZIPファイルの中から「login.html」を取り出して、そのファイルがテンプレートかどうかをチェックする(ステップ1307)。チェックの結果、ここでは「login.html」は図2のようにテンプレートでないので、「login.html」の内容をWebブラウザ22Aに返却する(ステップ1308)。
次に、Webブラウザ22A上でUserIDとパスワードを入力してログインボタンを押下すると、プロキシプログラム22Bに対して「loginServlet」を実行するための命令が送信される(ステップ1309)。これを受信したプロキシプログラム22Bは、テンプレートキャッシュ22Cに含まれているかどうかをチェックし(ステップ1310)、ここでは含まれていないのでWebサーバ中継プログラム12Bに、「loginServlet」を実行するように要求する(ステップ1311)。Webサーバ中継プログラム12Bは、この要求をWebサーバ12Aに中継する(ステップ1312)。Webサーバプログラム12Aでは、図10に示した「loginServlet」を実行し、HTTPヘッダに「X-template」というヘッダを追加してWebサーバ中継プログラム12Bに戻す(ステップ1313)。Webサーバ中継プログラム12Bは、「X-template」ヘッダがあるので、プロキシプログラム22Bに対して、「verified.tpt」というテンプレートを実行するように依頼する(ステップ1314)。
テンプレート実行依頼を受信したプロキシプログラム22Bは指示されたファイル名称「verified.tpt」がテンプレートキャッシュ22Cにあるかチェック(ここでは「verified.tpt」は「login.zip」に含まれているのでキャッシュ内にある)し(ステップ1315)、あれば当該「verified.tpt」がテンプレートデータかどうかをチェックし(ステップ1316)、ここではテンプレートデータであるので、Webサーバ中継プログラム12Bに対して、テンプレートに対応するプログラムの実行を依頼する(ステップ1317)。Webサーバ中継プログラム12Bは、テンプレート・サーブレット対応テーブル1100(図11)を検索し(ステップ1318)、「verified.tpt」というテンプレートに対応する「verifiedServlet」の実行をWebサーバプログラム12Aに依頼し(ステップ1319)、図9に示したデータを結果として受信し(ステップ1320)、プロキシプログラム22Bに返却する(ステップ1321)。プロキシプログラム22Bは、受信したデータをテンプレートデータ「verified.tpt」の途中にそれぞれ挿入してHTMLコンテンツを作成し(ステップ1322)、Webブラウザに返却する(ステップ1323)。
図14は、クライアントコンピュータ2上で稼動するプロキシプログラム22Bの動作を示すフローチャートである。
プロキシプログラム22Bが開始すると、Webブラウザ22Aから接続を受け付けURLを入手する(ステップ1401)。入手したURLに対応するファイルがテンプレートキャッシュ22Cに存在するかどうかをチェックし、あればそのファイルの入手時刻を取得する(ステップ1402)。このとき、キャッシュ22Cに存在しない場合は入手時刻は「0」とする。Webサーバ中継プログラム12BにURLと入手時刻を送信し(ステップ1403)、データを受信する(ステップ1404)。受信したデータが「変更なし」を示すものかどうかを判断し(ステップ1405)、「変更なし」の場合は、キャッシュ中に存在するコンテンツを取り出してブラウザ22Aに返却し(ステップ1406)、ステップ1401から繰り返す。受信したデータが「変更なし」でなかった場合は、ZIPファイルかどうかを判断し(ステップ1407)、ZIPファイルであれば、テンプレートキャッシュ22Cに保存し(ステップ1408)、入手したURLに対応するコンテンツを取り出し(ステップ1409)、Webブラウザ22Aに当該コンテンツを返却し(ステップ1410)、ステップ1401から繰り返す。
受信したデータがZIPファイルでなければ、テンプレート実行の要求かどうかを判断し(ステップ1411)、そうでなければ、受信したデータをコンテンツとしてWebブラウザ22Aに返却し(ステップ1410)、ステップ1401から繰り返す。テンプレート実行要求であった場合は、テンプレートキャッシュ22Cに存在するかどうかをチェックする(ステップ1412)。テンプレートキャッシュ22C内に存在しない場合(ステップ1413)は、Webブラウザ22Aにエラーを返却し(ステップ1414)、ステップ1401から繰り返す。テンプレートキャッシュ22Cに存在した場合は、テンプレートデータかどうかを判断し(ステップ1415)、テンプレートデータでない場合は、そのデータをコンテンツとしてWebブラウザ22Aに返却し(ステップ1416)、ステップ1401から繰り返す。テンプレートデータであった場合は、Webサーバ中継プログラム12Bに対してテンプレートデータに対応するプログラムの実行を要求し、結果のデータを入手する(ステップ1417)。入手したデータとテンプレートデータからHTMLコンテンツを作成し(ステップ1418)、作成したコンテンツをWebブラウザ22Aに返却し(ステップ1419)、ステップ1401から繰り返す。
図15は、サーバコンピュータ1上で稼動するWebサーバ中継プログラム12Bの動作を示すフローチャートである。
Webサーバ中継プログラム12Bが開始すると、プロキシプログラム22Bから接続を受け付け、命令を受信する(ステップ1501)。受信した命令がURLを指定したHTMLコンテンツ入手命令かどうかを判断し(ステップ1502)、コンテンツ入手命令の場合は、指定されたURLに対応するファイルがZIPファイル中にあるかどうかをZIPファイル内容テーブル1200を使って検索し(ステップ1503)、ZIPファイル中にあった場合は、そのZIPファイル中に、入手した時刻より新しく変更・作成されたコンテンツがあるかどうかチェックする(ステップ1504)。もし新しく変更・作成されたコンテンツがある場合は、そのコンテンツだけをZIPファイルにして返却する(ステップ1505)。このとき、入手時刻として「0」が指定された場合は、全てのコンテンツが新しいということになるので、ZIPファイルの全体をそのまま返却すればよい。その後、ステップ1501から繰り返す。新しく変更・作成されたコンテンツがない場合は、「変更なし」を返却し(ステップ1506)、ステップ1501から繰り返す。
ZIPファイルにない場合は、Webサーバ1に命令を転送し、結果のコンテンツを入手する(ステップ1507)。このとき、HTTPヘッダをチェックし、「X-template」ヘッダの有無によってテンプレート呼出かどうかを判断する(ステップ1508)。テンプレート呼出でなければ、入手したコンテンツをプロキシプログラム22Bに返却し(ステップ1509)、ステップ1501から繰り返す。ステップ1508で、テンプレート呼出であった場合は、プロキシプログラム22Bに対してテンプレート実行命令を転送し(ステップ1510)、ステップ1501から繰り返す。ステップ1502で入手した命令がURL対応コンテンツ入手命令でない場合は、テンプレート対応プログラム実行命令であるので、テンプレート・サーブレット対応テーブル1100からテンプレートに対応するサーブレット名を入手し(ステップ1511)、Webサーバ1に対してそのサーブレットの実行を依頼し、結果を入手する(ステップ1512)。その結果をプロキシプログラム22Bに返却し(ステップ1513)、ステップ1501から繰り返す。
以上の実施形態の説明において、Webサーバ中継プログラム12Bからプロキシプログラム22Bに対してコンテンツを返信する場合にZIPファイルを作成して返却するように記したが、これは転送量を削減するために圧縮形式を用いることを例としてあげたものであり、他の圧縮形式または圧縮なしで1つのファイルとして返却するように構成してもかまわない。
本発明の一実施の形態のWWWシステムの概略構成を示すブロック図 Webサーバコンピュータ上の外部記憶装置に格納されているHTMLコンテンツの例を示す図 図2に示したHTMLコンテンツを受け取ったWebブラウザプログラムが表示した画面例を示す図 図3に示したWebブラウザプログラムが表示した画面で、UserIDとパスワードを入力してログインボタンを押下してWebサーバコンピュータに対して、UserIDとパスワードを送付した際に、Webサーバコンピュータ上で動作する従来のプログラムの例を示す図 図4のプログラムでユーザが認証された場合に実行されるプログラムを示す図 図5のプログラムの実行結果例を示す図 本実施形態で用いるテンプレートデータの例を示す図 図7に示したテンプレートデータを処理する際に、プロキシプログラムから呼び出されるWebサーバ中継プログラム上で実行されるプログラムの例を示す図 図8に示したプログラムの実行結果としてWebサーバ中継プログラムからプロキシプログラムに返信されるデータの例を示す図 図4に示したサーバプログラムを本実施形態のテンプレートを使用するように変更した例を示す図 本実施形態のWebサーバ上の外部記憶装置に格納されているテンプレート・サーブレット対応テーブルの例を示す図 本実施形態のWebサーバ上の外部記憶装置に格納されているZIPファイル内容テーブルの例を示す図 本実施形態におけるプロキシプログラム、Webサーバ中継プログラム、Webサーバプログラムの間でやり取りされるデータと、それぞれのプログラムでの処理の例を示す図 プロキシプログラムの動作を示すフローチャート Webサーバ中継プログラムの動作を示すフローチャート
符号の説明
1…Webサーバコンピュータ、2…クライアントコンピュータ、3…ネットワーク、11、21…端末装置、12、22…外部記憶装置、12A…Webサーバプログラム、12B…Webサーバ中継プログラム、12C…HTMLコンテンツ、12D…テンプレートデータ、22A…Webブラウザプログラム、22B…プロキシプログラム、22C…テンプレートキャッシュ。

Claims (9)

  1. インターネットを介してクライアントコンピュータ上のWebブラウザからのデータ要求に対しWebサーバから目的データを要求元に送るWebシステムにおける処理方法であって、
    前記クライアントコンピュータからの最初の要求時には、前記WebサーバからWebブラウザ上に表示するページを合成するためのテンプレートデータを転送して前記クライアントコンピュータに格納しておき、以後、前記クライアントコンピュータからは、前記テンプレートデータ内の変更が必要な差分の部分だけを前記Webサーバに要求し、前記Webサーバは、前記変更が必要な差分の部分のデータだけを前記クライアントコンピュータに返信することを特徴とするWWWシステム処理方法。
  2. 請求項1に記載のWWWシステム処理方法において、
    前記クライアントコンピュータ上でWebブラウザとプロキシプログラムを、前記Webサーバ上でWebサーバプログラムとWebサーバ中継プログラムを、それぞれ動作させ、
    前記プロキシプログラムにより、前記Webブラウザの要求を受信し、前記Webサーバ中継プログラムに対して、前記要求に係るWebサーバのURL、パラメータ、および入手した差分に関する情報を転送し、
    前記Webサーバ中継プログラムにより、前記Webサーバプログラムを呼び出して前記テンプレートデータ内の変更が必要な差分の部分のデータだけを取得し、取得した差分のデータだけを前記プロキシプログラムに返信し、
    前記プロキシプログラムにより、前記テンプレートデータに前記差分のデータを合わせてWebページを作成し、前記Webブラウザに送って表示させる
    ことを特徴とするWWWシステム処理方法。
  3. 請求項1または2に記載のWWWシステム処理方法において、
    前記クライアントコンピュータからの最初の要求時に送信するテンプレートデータは、前記Webブラウザ上に表示するページから遷移可能な全てのページのテンプレートデータを含むことを特徴とするWWWシステム処理方法。
  4. インターネットを介してクライアントコンピュータ上のWebブラウザからのデータ要求に対しWebサーバから目的データを要求元に送るWebシステムにおける処理方法であって、
    前記クライアントコンピュータ上で動作するWebブラウザからの要求をプロキシプログラムにより受信するステップと、
    前記プロキシプログラムにより、前記受信した要求に応じて前記Webブラウザに返すデータがキャッシュ内に存在していない場合は、Webサーバ中継プログラムに前記要求を発行するステップと、
    前記要求を受けたWebサーバ中継プログラムから前記プロキシプログラムに、前記Webブラウザ上に表示するページから遷移可能な全てのページのテンプレートデータを含むデータを送信するステップと、
    前記プロキシプログラムにより、受信したテンプレートデータを含むデータをキャッシュに保存するステップと、
    前記プロキシプログラムにより、前記Webブラウザからの要求を受信したとき、その要求に応じて実行すべきテンプレートデータがキャッシュ内に存在していた場合は、前記Webサーバ中継プログラムに対し当該テンプレートデータに対応するプログラムを実行して該テンプレートデータ内の変更が必要な部分のデータを送ることを指示するステップと、
    前記指示を受けたWebサーバ中継プログラムから前記Webサーバプログラムに対して、前記テンプレートデータに対応するプログラムの実行を指示するステップと、
    前記指示を受けたWebサーバプログラムにより、前記テンプレートデータに対応するプログラムを実行して、前記テンプレートデータ内の変更が必要な部分のデータを取得し、前記Webサーバ中継プログラムに返信するステップと、
    前記返信を受けたWebサーバ中継プログラムにより、前記返信されたデータを前記プロキシプログラムに返信するステップと、
    前記返信を受けたプロキシプログラムにより、キャッシュ内に存在していた前記テンプレートデータに前記返信されたデータを埋め込んでWebページを作成し、前記Webブラウザに返すステップと、
    前記ウェブブラウザによりそのWebページを表示するステップと
    を備えたことを特徴とするWWWシステム処理方法。
  5. 請求項2または4に記載のWWWシステム処理方法において、
    前記Webブラウザからの要求を受信したプロキシプログラムは、前記テンプレートデータの更新の有無を前記Webサーバ中継プログラムに確認し、更新があったページの分だけのテンプレートデータを入手することを特徴とするWWWシステム処理方法。
  6. 請求項2または4に記載のWWWシステム処理方法において、
    前記テンプレートデータ内にプログラムを記述可能であり、そのうち前記Webサーバ上のデータにアクセスする部分については、前記Webサーバ中継プログラムに対してリモート呼び出しを行うことを特徴とするWWWシステム処理方法。
  7. 請求項2または4に記載のWWWシステム処理方法において、
    前記プロキシプログラムにより、前記Webブラウザからの要求を受信したとき、その要求に応じて前記Webブラウザに返す静的なデータがキャッシュ内に存在していた場合は、該データを前記Webブラウザに返信するステップをさらに備えたことを特徴とするWWWシステム処理方法。
  8. Webブラウザが動作し、該Webブラウザからインターネットを介してWebサーバにデータ要求を発行し、該データ要求に応じて該Webサーバから返信されるデータをWebブラウザで表示するクライアントコンピュータと、前記クライアントコンピュータからのデータ要求に応じて目的データを要求元に送るWebサーバとを備えたWWWシステムであって、
    前記クライアントコンピュータからの最初の要求時には、前記WebサーバからWebブラウザ上に表示するページを合成するためのテンプレートデータを転送して前記クライアントコンピュータに格納しておき、以後、前記クライアントコンピュータからは、前記テンプレートデータ内の変更が必要な差分の部分だけを前記Webサーバに要求し、前記Webサーバは、前記変更が必要な差分の部分のデータだけを前記クライアントコンピュータに返信することを特徴とするWWWシステム。
  9. 請求項8に記載のWWWシステムにおいて、
    前記クライアントコンピュータ上でWebブラウザとプロキシプログラムを、前記Webサーバ上でWebサーバプログラムとWebサーバ中継プログラムを、それぞれ動作させ、
    前記プロキシプログラムにより、前記Webブラウザの要求を受信し、前記Webサーバ中継プログラムに対して、前記要求に係るWebサーバのURL、パラメータ、および入手した差分に関する情報を転送する処理を実行し、
    前記Webサーバ中継プログラムにより、前記Webサーバプログラムを呼び出して前記テンプレートデータ内の変更が必要な差分の部分のデータだけを取得し、取得した差分のデータだけを前記プロキシプログラムに返信する処理を実行し、
    前記プロキシプログラムにより、前記テンプレートデータに前記差分のデータを合わせてWebページを作成し、前記Webブラウザに送って表示させる処理を実行する
    ことを特徴とするWWWシステム。
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