JP2005107333A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】楽曲データに基づいて自動的に難易度を判定し、この難易度を用いて実際の歌唱の巧拙を正確に判定することができるようにした採点機能付きのカラオケ装置を提供する。
【解決手段】楽曲データのガイドメロディトラックのデータを取り込み、各音符の音長の平均値を求める。この音長平均値が小さいほど難易度が高いと判断する。また、ガイドメロディの前後の音符の音高差の平均値を求め、この音高差平均値が大きいほど難易度が高いと判断する。また、歌唱旋律中の最高音と最低音の差である音域を求め、この音域が広いほど難易度が高いと判断する。また、歌唱旋律中の特定音高(たとえば短7度以上の上昇音程または6度以上の下降音程など)の出現頻度を算出し、出現頻度が高いほど難易度が高いと判断する。これらの手法により難易度を判定し、採点結果の得点に難易度に応じた重みづけをする。
【選択図】 図4

Description

この発明は、歌唱採点機能を備えたカラオケ装置における採点精度の向上に関する。
従来よりカラオケ装置には、歌唱者の歌唱の巧拙を採点する採点機能を備えたものがあった。従来より実用化されている採点機能は、ガイドメロディなどのリファレンスから抽出した音高と歌唱音声から抽出した周波数とを比較するもの(たとえば特許文献1)やこれに音量変化の評価を加味したもの(特許文献2)などがあった。
特開平10−49183号公報 特開平10−161673号公報
カラオケ曲には歌唱が容易な曲もあれば歌唱が難しい曲もあるが、上記採点機能では、すべて同じ基準で採点していたため、難易度が高い曲を歌唱した場合には、上手く歌唱していたにもかかわらず低い点がでてしまうといった問題点があった。
しかしながら、カラオケ曲の難易度を決定することは音楽的な知識が必要であって容易ではなく、また既に配信されている楽曲データに難易度情報を追加することは大変な手間であった。
この発明は、楽曲データに基づいて自動的に難易度を判定し、この難易度を用いて実際の歌唱の巧拙を正確に判定することができるようにした採点機能付きのカラオケ装置を提供することを目的とする。
この発明は、カラオケ曲を演奏するための演奏データおよび歌唱旋律を示すリファレンスデータを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、前記楽曲データの演奏データに基づいてカラオケ曲を演奏するとともに、前記リファレンスデータをカラオケ曲の演奏と同期して供給する演奏手段と、歌唱音声を入力する歌唱音声入力手段と、前記歌唱旋律の音符の長さ、音高等に基づいてカラオケ曲の難易度を判定する難易度判定手段と、入力された歌唱音声を前記リファレンスデータと比較し、その比較結果および前記判定された難易度に基づいて歌唱を採点する採点手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、一般的な楽曲データには、ガイドメロディ(歌唱旋律)データが含まれており、これを歌唱を採点するためのリファレンスとして用いることができる。そして、この歌唱旋律に基づいて、難易度判定手段がカラオケ曲の難易度を自動的に判定する。判定の基準は、「短い音符が多いほど難易度が高い」、「歌唱旋律の音高の移動が大きいほど難易度が高い」、「歌唱旋律の最高音と最低音との音高差である音域が広いほど難易度が高い」、「歌唱旋律に特定の音高差(音程)が出現する頻度が高いほど難易度が高い」などである。
ここで、歌唱旋律の音符の長さとは、たとえば歌唱旋律の全ての音符の長さの平均値などであるが、単純な加算平均に限定されるものではなく、最頻値など統計的に求められる全ての種類の音符の長さを言うものとする。
また、音高の移動が大きいとは、歌唱旋律における前後の音符の音程(音高差)の平均値などであるが、単純な加算平均に限定されるものではなく、最頻値など統計的に求められる全ての種類の音符の長さを言うものとする。
また、特定の音高差とは、たとえば、短7度(10半音)以上の上昇音程、短6度(8半音)以上の下降音程など正しく音高を移行するのが困難な音高差である。
カラオケ曲にこのような傾向が強いほど難易度が高いと判定し、歌唱音程の一致度が低くても得点を高くするなどの処理をする。
以上のようにこの発明によれば、歌唱者の歌唱を採点する場合に、カラオケ曲の難易度を自動的に判定することができるとともに、この難易度を採点において考慮することができ、曲の難易度にかかわらず実際の歌唱の巧拙を判定をすることが可能になる。
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置について説明する。
カラオケ装置において、カラオケ曲の演奏はカラオケ曲の楽音を発生しながら背景映像・歌詞テロップをモニタに出力する動作であるが、採点モードを設定すると、このカラオケ曲の演奏に加えて、歌唱者の歌唱音声をリファレンスと比較することによって採点し、曲の終了後に点数を算出して表示する採点動作を実行する。
採点モードにおいては、カラオケ曲をスタートするまえにリファレンス(ガイドメロディデータ)に基づいてこのカラオケ曲の難易度を判定しておき、上記歌唱音声とリファレンスとの比較結果が同じであっても、難易度の高い曲ほど高い得点がでるようにしている。
図1は、同カラオケ装置のブロック図である。カラオケ装置は、装置全体の動作を制御するCPU10と、これに接続された各種機器で構成されている。CPU10には、ハードディスク11、RAM12、音源13、ミキサ(エフェクタ)14、ボーカルアダプタ19、MPEGデコーダ20、合成回路21、操作部23が接続されている。ハードディスク11は、カラオケ曲を演奏するための曲データやモニタに背景映像を表示するための映像データなどを記憶している。RAM12には、プログラムや曲データを読み出すエリア、および、採点モード時に採点結果等を記録する採点ログエリアなどが設定されている。
音源13は、CPU10が実行する曲シーケンサ31の処理によって入力された曲データ(ノートイベントデータ等)に応じて楽音信号を形成する。形成した楽音信号はミキサ14に入力される。ミキサ14は、音源13が発生した複数の楽音信号、および、マイク17−A/Dコンバータ18を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号に対してエコーなどの効果を付与するとともに、これらの信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタルの音声信号はサウンドシステム15に入力される。サウンドシステム15はD/Aコンバータおよびパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ16から放音する。ミキサ14が各音声信号に付与する効果およびミキシングのバランスはCPU10によって制御される。
また、A/Dコンバータ18によってデジタル信号に変換された歌唱音声信号は、ボーカルアダプタ19にも入力される。ボーカルアダプタ19は、この入力された歌唱音声信号から歌唱周波数を割り出すとともに、CPU10の曲シーケンサ31から入力されたリファレンスの周波数を割り出す。そして、この歌唱周波数とリファレンス周波数を同期させて30ms毎にCPU10(採点モード処理34)に入力する。リファレンスとしては、曲データに含まれるガイドメロディデータが用いられる。また割り出した周波数は、C0からのセント値で表現される。
HDD11に記憶されている背景映像データ41は、MPEG2形式にエンコードされており、CPU10が実行する背景映像再生プログラム33は、これを読み出してMPEGデコーダ20に入力する。MPEGデコーダ20は、入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路21に入力する。合成回路21は、この背景映像の映像信号の上に歌詞テロップや採点結果の表示などのOSDを合成する回路である。この合成された映像信号はモニタディスプレイ22に表示される。
操作部23は、パネルスイッチインタフェースやリモコン受信回路などからなっており、利用者によるパネルスイッチやリモコン装置の操作に応じた操作信号をCPU10に入力する。CPU10は、操作入力処理プログラム35によってこの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。この操作入力処理プログラム35はシステムプログラムに含まれるものである。
パネルスイッチやリモコン装置は、曲番号を選択したり、採点モードなどのモードを選択するための種々のキースイッチを備えている。
パネルスイッチやリモコン装置で曲番号が入力されると、操作入力処理プログラム35がこれを検出し、カラオケ曲のリクエストであるとしてシーケンサ30に伝達する。シーケンサ30は、これに応じて、この曲番号で識別されるカラオケ曲の曲データをハードディスク11の曲データ記憶エリア40から読み出す。シーケンサ30は、曲シーケンサ31および歌詞シーケンサ32からなっており、歌詞シーケンサ32は、文字パターン作成プログラム32aを含んでいる。曲シーケンサ31は曲データ中の演奏データトラック、ガイドメロディトラックなどのトラックのデータを読み出し、このデータで音源13を制御することによってカラオケ曲の演奏音を発生させる。また、歌詞シーケンサ32は、曲データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して合成回路21に出力する。また、背景映像再生プログラム33は、シーケンサ30からの指示に応じて所定の背景映像データを読み出してMPEGデコーダ20に入力する。
ここで、図2を参照してハードディスク11に記憶されている曲データについて説明する。曲データは、同図(A)に示すように、カラオケ曲を演奏するための楽音トラック、ガイドメロディ(歌唱旋律)を発生するためのガイドメロディトラック、歌詞テロップを表示するための歌詞トラックなどからなっている。曲データは、これ以外にヘッダ、音声データ、音声データ制御トラックなどを有しているが説明を簡略化するためにこの図では省略する。
各トラックは、MIDIフォーマットに従って記述されている。たとえば、ガイドメロディトラックは、同図(B)に示すように、ノートオンイベントデータ、ノートオフイベントデータなどのイベントデータと各イベントデータの読み出しタイミングを示すタイミングデータからなっている。ノートオンイベントデータは音高データを含み、このノートオンによって発生する楽音(ガイドメロディ)の音高を指定する。この楽音は次のノートオフイベントデータが読み出されるまで継続する。
タイミングデータは、各イベントデータ間の時間的間隔を示すデュレーションデータや曲のスタート時刻からの絶対時間を示す絶対時間データなどで構成することができる。
楽音トラック、ガイドメロディトラックのイベントデータは、上記のように楽音の音高、音量、オン/オフなどを示すノートイベントデータなどで構成され、このノートイベントデータを音源13に入力することにより、音源13はこのイベントデータに対応する楽音を発音したり消音したりする。楽音トラックは、多数の楽器の楽音を発生するために複数トラック(パート)で構成されており、ガイドメロディトラックは、歌唱旋律をガイドするための単旋律のMIDIデータで構成されている。
また、歌詞トラックのイベントデータは、このカラオケ曲の歌詞テロップをシステムエクスクルーシブデータでインプリメントしたシーケンスデータであり、楽音トラックやガイドメロディトラックとは異なるイベントデータを有している。イベントデータは、ページ区切りデータ、歌詞表示データなどである。
通常モードのカラオケ曲の演奏では、シーケンサ30により上記のようなカラオケ演奏音の発生や歌詞テロップの表示処理動作が行われるが、採点モード時には、これに加えて採点モード処理プログラム34により、採点処理動作が実行される。
まず図3の機能ブロックを参照して、採点モード時の各部の処理について説明する。
カラオケ曲の演奏がスタートするまえに、曲シーケンサ31からガイドメロディトラックのデータファイルが採点部107に入力される。採点部107は、このガイドメロディトラックのデータファイルすなわち歌唱旋律を分析して難易度を割り出す。
図4を参照して難易度判定の方式について説明する。同図の折れ線は歌唱旋律をピアノロール式に表したものである。横軸が時間であり、縦軸が音高である。
(1)各音符の音長を加算して音符数で除算すると音長平均値が求められ、この音長平均値が小さいほど難易度が高いと判断する。また平均値はこの総加平均以外にも総乗平均でもよく、また、最頻値、中央値などを用いてもよい。
(2)前後の音符の音高差(音程)を加算して「音符数−1」で除算すると音高差平均値が求められ、この音高差平均値が大きいほど難易度が高いと判断する。また平均値はこの総加平均以外にも総乗平均でもよく、また、最頻値、中央値などを用いてもよい。
(3)歌唱旋律中の最高音と最低音の差である音域を求め、この音域が広いほど難易度が高いと判断する。
(4)歌唱旋律中の特定音高(たとえば短7度以上の上昇音程または6度以上の下降音程など)を検出し、音符数に対するこのような特定音高の出現頻度を算出する。そして、この特定音高の出現頻度が高いほど難易度が高いと判断する。
そして、上記(1)〜(4)の難易度の判断要素の全てまたは一部を用いて最終的な難易度を判定する。ここでは、難易度はA,B,Cの3段階に分類するものとする。Aは高難易度、Bは中難易度、Cは低難易度であり、後述の歌唱周波数に基づく採点結果(点数)に、たとえば、それぞれA=1.2、B=1.0、C=0.8の重みづけをするものとする。
ただし、難易度のランク分けはA,B,Cの3段階に限定されるものではなく、また、上記重みづけ値もA=1.2、B=1.0、C=0.8に限定されない。また、難易度を無段階の連続値で表し、これに対応する重みつけ値を与えるようにしてもよい。
カラオケ演奏がスタートして、マイク17に歌唱音声信号が入力されると、この歌唱音声信号は、A/Dコンバータ18でデジタル音声信号に変換されてボーカルアダプタ19に入力される(同時にミキサ14にも入力されるがここでは採点モードの動作のみについて説明する)。ボーカルアダプタ19では、このデジタル音声信号を歌唱周波数検出部102に入力して歌唱周波数(セント値)を検出する。
一方、リファレンス周波数検出部101には、カラオケ曲の演奏に同期して、曲シーケンサ31からリファレンスデータが入力される。リファレンスデータは、上述したようにガイドメロディデータが用いられる。リファレンス周波数検出部101は、入力されたMIDIデータのノートオンイベントデータから音高情報を抽出し、その音高のセント値をリファレンス周波数として出力する。
歌唱音声検出部102による歌唱周波数の検出およびリファレンス周波数検出部101によるリファレンス周波数の検出は、30ms毎に同期して実行され、その検出結果が30ms毎に採点モード処理プログラム34に入力される。
また、リファレンス周波数検出部101は、曲シーケンサ31からノートオン/オフイベントデータが入力されると、そのタイミングにノートオン情報、ノートオフ情報を採点モード処理プログラム34に通知する。
採点モード処理プログラム34では、入力された歌唱周波数およびリファレンス周波数に対してローパスフィルタ(LPF)処理(105、106)を行う。リファレンス周波数に対するLPF処理は、機械的な音高列であるリファレンス(図5(A)参照)の音高変化を滑らかにして人間の歌唱に近づけるための処理である。また、歌唱周波数に対するLPF処理は、ビブラートなどの技巧を除去してフラットな歌唱周波数情報を得るための処理である。
図5(A)はリファレンスとして用いられるガイドメロディデータの例を示す図である。リファレンスデータは、音符が連続しているレガート区間であっても正確な拍タイミングに不連続に音高が変化する機械的なデータである。このような不連続なリファレンスに対してLPF処理を行うことにより、同図(B)に示すように、音符と音符の間ではなだらかに音高が変化するようになり、リファレンスを歌唱者の実際の歌唱に近い音高変化のものにすることができる。なお、音符が途切れる休符の区間やノンレガートで歌唱するところなどは、このLPF処理の対象外にする。これにより、音の無い区間のデータによりLPF処理が不自然な動きになってしまうことを防止することができる。
同図(C)は歌唱音声周波数データの例を示す図である。歌唱音声周波数は、音符(音高)の変わり目でなだらかな音高の移行(いわゆる「しゃくり」)をしているとともに、音の伸ばしの部分では、ビブラートなどの周期的な周波数変化をしている。この歌唱音声周波数データをLPF処理することにより、同図(D)に示すように、しゃくり部分のオーバーシュートやビブラートなどの細かい周波数変化を除去することができ、歌唱しようとしていた周波数を正確に抽出することができるようになる。
なお、マイク17から入力された音声信号には歌唱音声信号のみならず種々のノイズが含まれている。このノイズ成分のレベルが大きい場合、周波数検出部102は、このノイズ成分を歌唱音声信号と見なしてその周波数を検出してしまう場合がある。このようなノイズ成分がLPF処理部106に入力されると、その1サンプルだけでなくその後もずっと誤ったデータが出力されてしまう。そこで、歌唱音声の周波数変化と考えにくい、150セント以上の突然の音高変化があった場合には、そのデータを無視して(直前のサンプルデータをもう一度採用して)LPF処理を行うことにより、ノイズによる悪影響を防止することができる。
歌唱周波数およびリファレンス周波数のデータ列は、30ms毎の離散データであるため、上記の処理を好適に達成するため、歌唱周波数に対するLPF処理部106は、カットオフ周波数5.5Hzの2次フィルタを用い、リファレンス周波数に対するLPF処理部105は、カットオフ周波数5Hzの2次フィルタを用いている。
また、この実施形態では、歌唱周波数、リファレンス周波数の両方に対してLPF処理を行っているが、どちらか一方のみに対して行っても上記それぞれの効果を得ることができ、また、歌唱周波数、リファレンス周波数の両方にLPF処理をしなくても、後述のノート単位の採点は可能である。
LPF処理をされた歌唱周波数およびリファレンス周波数は、採点部107に入力される。採点部107は、この歌唱周波数とリファレンス周波数に基づいて歌唱音程の正確さについての採点を行う。
採点処理はたとえば以下のようである。採点部107は、歌唱周波数とリファレンス周波数とを比較し、その差分(セント値)を算出し、この差分に基づいて各ノート(音符)毎に合格ノート、不合格ノートを判定する。各ノート(音符)毎にノートオン情報・ノートオフ情報が、リファレンス周波数検出部101から採点部107に入力される。採点部107は、そのノート区間に、歌唱周波数が所定(1〜複数)サンプル以上歌唱旋律の音高に合っていた(リファレンス周波数から許容範囲の周波数に入っていた)場合には、「合格ノート」であると判定し、歌唱周波数が歌唱旋律の音高に合った回数が上記所定サンプル未満であった場合には「不合格ノート」であると判定する。
曲が終了したとき、各ノート毎に決定された合格ノート、不合格ノートの数に基づいて得点を求める。得点は、原則として、合格ノート数の楽曲の全ノート数に対するパーセント、すなわち合格ノート数を全ノート数で除算して100を掛けたものであるが、この重み付け採点では、合格ノート数を各ランク別に集計してそれぞれの重み付け係数を乗算し、この重み付けされた値を合計したものを全ノート数で除算するようにしている。そして、カラオケ装置におけるエンターテイメント機能であることを考慮して、これに50を掛けた値に50を加算して100点満点とし、最低でも50点が出るようにしている。この算出方式では、合格ノートのみを採点の対象にしているが不合格ノートの数やそのランクを採点の対象にしてもよい。
そして、この得点に難易度(A,B,C)に応じた重みづけ係数(1.2,1.0,0.8)を乗算して最終的な得点を算出する。
フローチャートを参照して採点モード処理プログラム34の処理について説明する。
図6は採点モード処理プログラム34の動作を示すフローチャートである。カラオケ曲の演奏がスタートするまえに、曲シーケンサ31からガイドメロディデータファイルが入力されるため(s1)、このガイドメロディデータファイルに基づいて難易度を判定する(s2)。
こののち、曲シーケンサ31がカラオケ曲の演奏をスタートさせるため、ボーカルアダプタから30ms毎にサンプルデータ(歌唱周波数およびリファレンス周波数)が入力される。サンプルデータが入力されると(s3)、このサンプルデータ一方または両方に対してLPF処理を実行し(s10)、このデータを音リストメモリに書き込む(s11)。リストメモリはサンプルデータおよびノートオン情報、ノートオフ情報が時系列に書き込まれるリスト形式のメモリエリアであり、ノートオフ時にこのメモリエリアに書き込まれたデータを用いて周波数差、タイミング差が検出され合格ノート/不合格ノートが判定される。
リファレンス周波数検出部101からノートオン情報が入力された場合には(s4)、これを前記リストメモリに書き込む(s12)。また、リファレンス周波数検出部101からノートオフ情報が送られてきた場合には(s5)、これを前記リストメモリに書き込み(s13)、リストメモリに蓄積されたこのノート区間のサンプルデータに基づいてこのノートの合格/不合格を判定する(s14)。この判定方式は上述したとおりである。そして、この合否判定結果およびタイミング点を記憶する(s15)。
上記の処理をノート毎に繰り返して行い。曲が終了すると(s6)、得点集計処理(s16)を実行する。
図7は得点集計処理を示すフローチャートである。この動作は、上記メインルーチンのs16で実行される。まず、全ノート数および合格ノート数を集計する(s30)。次に合格ノート数を全ノート数で除算し、この点に50を乗算し、次に50を加算して得点を算出する(s31)。そして、s2で判定した難易度に対応する重みづけ係数を乗算して得点を修正し、最終得点を割り出す(s32)。そして、この最終得点をモニタ22に表示する(s33)。
なお、この実施形態では、曲の最後に得点を算出して表示しているが、曲の途中であっても、そこまでの採点結果を表示するようにしてもよい。この場合には、難易度も曲頭からそこまでの難易度を判定して重みづけする。
この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図 同カラオケ装置で用いられる曲データの構成例を示す図 同カラオケ装置の採点処理の機能ブロックを示す図 同カラオケ装置における難易度判定処理を説明する図 同カラオケ装置におけるLPF処理を説明する図 同カラオケ装置の採点処理動作を示すフローチャート 同カラオケ装置の得点集計処理を示すフローチャート
符号の説明
10…CPU、11…ハードディスク、12…RAM、13…音源、14…ミキサ、15…サウンドシステム、16…スピーカ、17…マイク、18…A/Dコンバータ、19…ボーカルアダプタ、20…MPEGデコーダ、21…合成回路、22…モニタ、23…操作部、
30…シーケンサ、31…曲シーケンサ、32…歌詞シーケンサ、32a…文字パターン作成プログラム、33…背景映像再生プログラム、34…採点モード処理プログラム、35…操作入力処理プログラム、
40…曲データ記憶エリア、41…背景映像記憶エリア、43…採点ログ、
101…リファレンス周波数検出部、102…歌唱周波数検出部、105、106…ローパスフィルタ処理部、107…採点部

Claims (4)

  1. カラオケ曲を演奏するための演奏データおよび歌唱旋律を示すリファレンスデータを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、
    前記楽曲データの演奏データに基づいてカラオケ曲を演奏するとともに、前記リファレンスデータをカラオケ曲の演奏と同期して供給する演奏手段と、
    歌唱音声を入力する歌唱音声入力手段と、
    前記歌唱旋律の音符の長さに基づいてカラオケ曲の難易度を判定する手段であって、短い音符が多いほど難易度が高いと判定する難易度判定手段と、
    入力された歌唱音声を前記リファレンスデータと比較し、その比較結果および前記判定された難易度に基づいて歌唱を採点する採点手段と、
    を備えたカラオケ装置。
  2. カラオケ曲を演奏するための演奏データおよび歌唱旋律を示すリファレンスデータを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、
    前記楽曲データの演奏データに基づいてカラオケ曲を演奏するとともに、前記リファレンスデータをカラオケ曲の演奏と同期して供給する演奏手段と、
    歌唱音声を入力する歌唱音声入力手段と、
    前記歌唱旋律の音高に基づいてカラオケ曲の難易度を判定する手段であって、音高の移動が大きいほど難易度が高いと判定する難易度判定手段と、
    入力された歌唱音声を前記リファレンスデータと比較し、その比較結果および前記判定された難易度に基づいて歌唱を採点する採点手段と、
    を備えたカラオケ装置。
  3. カラオケ曲を演奏するための演奏データおよび歌唱旋律を示すリファレンスデータを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、
    前記楽曲データの演奏データに基づいてカラオケ曲を演奏するとともに、前記リファレンスデータをカラオケ曲の演奏と同期して供給する演奏手段と、
    歌唱音声を入力する歌唱音声入力手段と、
    前記歌唱旋律の音高に基づいてカラオケ曲の難易度を判定する手段であって、歌唱旋律の最高音と最低音との音高差である音域が広いほど難易度が高いと判定する難易度判定手段と、
    入力された歌唱音声を前記リファレンスデータと比較し、その比較結果および前記判定された難易度に基づいて歌唱を採点する採点手段と、
    を備えたカラオケ装置。
  4. カラオケ曲を演奏するための演奏データおよび歌唱旋律を示すリファレンスデータを含む楽曲データを記憶した記憶手段と、
    前記楽曲データの演奏データに基づいてカラオケ曲を演奏するとともに、前記リファレンスデータをカラオケ曲の演奏と同期して供給する演奏手段と、
    歌唱音声を入力する歌唱音声入力手段と、
    前記歌唱旋律の音高に基づいてカラオケ曲の難易度を判定する手段であって、歌唱旋律に特定の音高差が出現する頻度が高いほど難易度が高いと判定する難易度判定手段と、
    入力された歌唱音声を前記リファレンスデータと比較し、その比較結果および前記判定された難易度に基づいて歌唱を採点する採点手段と、
    を備えたカラオケ装置。
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