JP2005106667A - 検体管理システムおよびその方法 - Google Patents

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【課題】検体を保管中、または、搬送途中に温度調節装置が一時的に故障した場合に、分析センターではそのことに気がつかず検査結果を出してしまう場合がある。
【解決手段】検体が検査されるまでの途中工程を検証して、信頼性の高い検査結果を提供する検体管理システムであって、検体容器に固定され、固有情報が記録された非接触記録媒体と、検体内容の区分や、被験者のIDを前記非接触記録媒体に記録する医療機関端末と、分析センターの検体検査装置と、第1の保管状況情報、搬送中の搬送状況情報、第2の保管状況情報の少なくとも1つを前記非接触記録媒体に無線で記録する保管状況情報記録装置と、前記検体検査装置から各検体の検査結果を収集し、検査結果情報に前記固有情報または、および被験者IDを添付して検体情報を保管する検体情報管理装置とを有する検体管理システムを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、血液、血清、尿等の検体を管理するシステムおよびその方法に関し、詳しくは、検体の採取から、検査に至るまでの検体保管状況を管理することによって信頼性の高い検査結果を提供するシステムおよびその方法に関するものである。
病院、保健所等の医療機関で採取された血液、血清、尿等の検体は、バーコードなどが貼付された検体収納容器に入れられ、さらに、配送用の箱に収納されて検体検査所(以下、分析センターという。)に配送される。 前記バーコードは、被験者毎に異なるユニーク番号で、医療機関では、同一番号のバーコードが被験者台帳にも添付されて管理される。 分析センターでは、配送された箱から検体が取り出され検査装置で検査が行なわれ、検査結果がバーコード番号で報告される。 通常検体の配送、回収は、分析センターの担当員が直接回収して分析センターに搬入するが、外部の専門業者に委託されて行われる場合もある。
検体管理のための技術として、例えば、採血前にドナーに固定されたドナーコードの読取と、チャートに固定されたコードの読取を同一のコードリーダで行って、両者の識別コードが同一であることを確認するチャート確認作業と、採血に際してドナーコードの読み取りと、本体に固定されたコードの読取りと、検体に固定されたコードの読取を同一のコードリーダーによって行って容器確認作業を行い、これにより、作成された本体と検体が同一のドナーに係わるものであることを確認する。 確認作業によって得られる確認データに基づき、情報処理用コンピュータによって血液受け渡しリストが作成される、験者から採取された検体を管理するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
また、患者情報と検査項目が入力されると、検査項目に応じて必要な数の検体ID番号を生成し、患者情報、検査項目および検体ID番号を含むオ−ダ−デ−タを生成するオ−ダ−入力端末と、オ−ダ−入力端末が生成したオーダーデータを記録するオ−ダ−デ−タ記録媒体と、オ−ダ−入力端末が生成したオーダーデータに含まれる検体ID番号を、検体を入れる容器に貼るための検体ラベルに印刷し、前記検体ラベルを発行するラベルプリンタと、検体ラベルに印刷された検体ID番号と、オ−ダ−デ−タ記録媒体に記録されたオ−ダ−デ−タに含まれる検体ID番号とを照合する検体照合端末とを設ける、被験者から採取された検体の臨床検査を臨床検査会社に依頼するための臨床検査オーダリングシステムが提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−306692号公報 特開2002−132961号公報 前述の特許文献1、2で開示された技術は、何れも容器に貼付したバーコード等(検体ID番号)を1件づつ読み取って管理するものである。
検体は、分析前に変質しないように管理することが重要である。 例えば、医療機関から分析センターまで搬送される途中で検体の保管温度が上昇したり、寒冷地等では検体が凍結して変質してしまうことがあるために、通常、搬送車には温度調節装置が搭載されている。 しかし、搬送途中で前述の温度調節装置が一時的に故障した場合に、分析センターではそのことに気がつかず検査結果を出してしまう場合がある。 また、医療機関や、分析センターで検体を一時保管する場合の保管場所の保管状況のチェック体制についても考慮されていない。
前記課題を解決するために、本発明の検体管理システムの請求項1に記載の発明は、検体が検査されるまでの途中工程を検証して、信頼性の高い検査結果を提供する検体管理システムであって、検体容器に固定され、固有情報が記録された非接触記録媒体と、検体内容の区分や、被験者のIDを前記非接触記録媒体に記録する医療機関端末に接続された検体関連情報読取り書込み装置と、分析センターの検体検査装置と、第1の保管状況情報、搬送中の搬送状況情報、第2の保管状況情報の少なくとも1つを前記非接触記録媒体に無線で記録する保管状況情報記録装置と、前記検体検査装置から各検体の検査結果を収集し、検査結果情報に前記固有情報または、および被験者IDを添付して検体情報を保管する検体情報管理装置と、を有することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1の保管状況情報は、検体が搬送される前の保管情報で、前記第2の保管状況情報は、検体が搬送された後の保管情報であることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、記録媒体に記録された記録情報は、消去、および書替え不能に前記非接触記録媒体に記録されたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の発明において、保管状況情報には、記録された時間情報が含まれていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、非接触記録媒体は、RFIDタグであることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明の検体管理方法は、検体が検査されるまでの途中工程を検証して、信頼性の高い検査結果を提供する検体管理方法であって、検体容器に固有情報が記録された非接触記録媒体を固定するステップと、検体内容の区分や、被験者のIDを医療機関端末に接続された検体関連情報読取り書込み装置よって前記非接触記録媒体に記録するステップと、搬送前の第1の保管状況情報、搬送中の搬送状況情報、搬送後の第2の保管状況情報の少なくとも1つを保管状況情報記録装置によって前記非接触記録媒体に無線で記録するステップと、分析センターの検体検査装置によって検体を検査するステップと、検体情報管理装置によって前記検体検査装置から各検体の検査結果を収集し、検査結果情報に前記固有情報または、および被験者IDを添付して検体情報を保管するステップと、を有することを特徴とするものである。
1)請求項1に記載の発明のように、検体が検査されるまでの途中工程を検証して、信頼性の高い検査結果を提供する検体管理システムであって、検体容器に固定され、固有情報が記録された非接触記録媒体と、検体内容の区分や、被験者のIDを前記非接触記録媒体に記録する医療機関端末に接続された検体関連情報読取り書込み装置と、分析センターの検体検査装置と、第1の保管状況情報、搬送中の搬送状況情報、第2の保管状況情報の少なくとも1つを前記非接触記録媒体に無線で記録する保管状況情報記録装置と、前記検体検査装置から各検体の検査結果を収集し、検査結果情報に前記固有情報または、および被験者IDを添付して検体情報を保管する検体情報管理装置と、を有することによって複数の検体に対して搬送途中の保管状況情報を記録でき、検査装置は保管状況情報を読みとって正常な状態で保管されていたことを知り、検査工程に入ることができる。 その結果信頼性の高い分析データを検体を採取した医療機関に報告することができる。
2)また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の発明において、第1の保管状況情報は、検体が搬送される前の保管情報で、前記第2の保管状況情報は、検体が搬送された後の保管情報であることによってより詳細な保管状況情報が把握でき、問題が発生した工程の特定と共に、早期の改善に役立てることが可能となる。
3)また、請求項3に記載のように、請求項2に記載の発明において、記録媒体に記録された記録情報は、消去、および書替え不能に前記非接触記録媒体に記録されたことによって、記録情報の改竄を防止することができる。
4)また、請求項4に記載のように、請求項1〜3に記載の発明において、保管状況情報には、記録された時間情報が含まれていることによってより詳細な保管状況情報を把握することができる。
5)また、請求項5に記載のように、請求項4に記載の発明において、非接触記録媒体は、RFIDタグであることによって安価な記録媒体として利用することができる。
以下、図面を参照して、本発明の検体管理システムおよび検体管理方法について説明する。 図1は、本発明の検体管理システムの全容について説明するための概念図、図2は、本発明の検体管理システムの装置構成について説明するための模式図、図3は、RFIDタグを備えた検体容器の一実施形態について説明するための図、図4は、光学読取コードを備えた被験者台帳の一実施形態について説明するための図、図5は、RFIDタグのICチップに記録される記録内容の一実施形態について説明するための図、図6は、各種端末または、各種装置によるRFIDタグのICチップへの情報記録手順について説明するための図、である。
本発明の実施の形態では、検体の一例として検体が血液の場合について説明する。
図1を参照して本発明の検体管理システムの全容について説明する。 検体は矢印に沿って「A」から「E」に向かって流れる。 まず検体容器12を準備する。検体容器12にはRFIDタグ2が貼付されている。RFIDタグ2は、ベースフィルム上に形成されたICチップとアンテナから成りベースフィルムには粘着剤が塗布されている。 検体容器1へRFIDタグ2を付与する方法としては、ラベルによって固定する方法以外にアンテナICチップが形成されたベース基材を直接接着剤で固定する方法もある。
ICチップには予めICチップ固有のユニーク番号が書替え不能な状態で記録されている。 担当医は、図4で説明する被験者台帳によって被験者の名前を確認すると、検体を採取するために検体容器を箱から取り出して、RFIDタグを検体関連情報読取り書込み装置(図示せず)で読取り、続けて、被験者台帳に表示されている被験者IDを読み取る。読み取ったユニーク番号と、被験者IDコードは、検体関連情報読取り書込み装置に接続されている医療機関端末の所定のファイルに記録される。 被験者台帳にはチェック欄が設けられており、読み取った被験者の欄に検体採取の有無をチェックできるようになっている。
また、検体関連情報読取り書込み装置には表示部が設けられており、次の被験者IDコードが読み取られるまでは、前に読み取った被験者の名前が表示できるようになっている。
採取された血液は、1〜3本の検体容器に収容され保管される。複数の容器、例えば、3個の容器に分けて採取する場合は、同一の被験者コードをRFIDタグのICチップのメモリに記録する。 被験者コードは被験者台帳の被験者IDから読み取ったコードを記録する。
採取された血液は、所定の単位、例えば、50人分を一単位として温度コントロールされた保管ケースに収納される。保管ケースは、ケース内の温度を所定の温度にコントロールし、上限または、下限温度が所定の時間継続するとセンサ装置が信号を発信するように設定されている。 前述の上限値をオーバー、または下限値を下回った場合は、前述のセンサ装置からケース内の全ての検体容器12のRFIDタグに、第一の保管情報を同時記録する。ICチップのメモリ容量に余裕がある場合は、記録の際に時間要素を同時に記録することもできる。また、メモリ容量が小さい場合は時間要素を省略することもできる。
検体容器が最初の保管ケースから取り出されて、次の保管ケースに移された後、同様な状況変化が発生した場合は、2回目の異常情報としてメモリの所定の位置に記録される。
このようにして異常が発生した場合は、第一の保管情報、搬送中の保管情報、第2の保管情報がそれぞれ、第一の保管状況情報記録装置3、搬送中の保管状況情報記録装置4、第2の保管状況情報記録装置5によって、RFIDタグのメモリの所定の記録位置に異常情報が記録される。
次に、検体容器は検体検査のために検査装置6に送られる。 検査装置6は、まず、検体容器のRFIDタグに記録された保管情報データを読み出す。そして、ICチップのメモリの記録内容から判断し、異常が発見された検体容器群に関しては検査を保留し、保管、または搬送工程にチェック要請を行う。 正常な検体、即ち本実施の形態では、異常情報が記録されていない検体に関してのみ検査を実施し、その検査結果を、検体情報管理装置7に送信する。検体情報管理装置7は、検査装置から送信された被験者IDと、ユニーク番号を検査データに添付して被験者DB(データベース)にファイルする。
図2を参照して、検体管理システムの装置構成について説明する。 医療機関では、医療機関端末21に接続された検体関連情報読取り書込み装置22によって、被験者台帳に記載されている被験者IDをRFIDタグに書込む。 RFIDタグに書込まれた被験者IDとユニーク番号を読み出して、医療機関端末21の所定のファイルに保管する。 必要な場合には、分析センターの管理サーバに被験者の情報を送信する。
保管状況情報記録装置1〜nは、第1の保管状況情報記録装置、搬送状況情報記録装置、第2の保管状況情報記録装置からなる。第1の保管状況情報記録装置は、検体が医療機関内にある場合の保管状況管理装置で、第2の保管状況情報記録装置は、検体が分析センター内にある場合の保管状況管理装置である。 何れの保管状況管理装置も、温度センサを内蔵し、設定された上限、下限温度をそれぞれ外れた場合にRDIDタグに信号を送信しRFIDタグのメモリにそのデータを書込む。
搬送状況情報記録装置には、温度管理のほかに、振動管理センサなどが装備される場合もある。
検体検査装置1(6−1)〜n(6−n)は、検体容器毎に、定められた項目の検査を行い、その内容を分析する装置である。これらの検体検査装置は、何れもRFIDタグに記録された情報を無線で読み取るセンサを内包している。 例えば、検体検査装置は装置の入口付近で、RFIDタグに記録された保管状況情報を読み取って、所定の位置にフラグが立っている検体容器は一時保留ボックスに保管し、フラグが立っていない検体のみを検査する。フラグが立っている検体情報は、接続されている検体情報管理装置に送信され、内容の検証が行われる。
異常情報が記録されていない正常な検体に関してのみ検査が実施され、その検査結果は、検体情報管理装置7に送信される。 検体情報管理装置7は、検査装置から同時に送信された被験者IDと、ユニーク番号を検査データに添付して被験者DB(データベース)にファイルする。
図3を参照してRFIDタグを備えた検体容器12の一実施形態について説明する。 RFIDタグ2は、ベースフィルム上に形成されたICチップとアンテナからなり、ベースフィルムには粘着剤が塗布されている。 前記ICチップにはアンテナから受信された電波によって電力を生成するための電力生成回路、情報を受発信するための簡単なプログラム回路、および情報を記録するための記録部が形成されている。 検体容器1へRFIDタグ2を付与する方法としては、ラベルによって固定する方法以外にアンテナICチップが形成されたベース基材を直接接着剤で固定する方法もある。
図4を参照して、光学読取コードを備えた被験者台帳の一実施形態について説明する。被験者台帳は、被験者と検体を関連付けるためと、被験者がその日に採取を実施したか否かチェックするために準備される。 図4に示す被験者台帳は、例えば、企業などの健康診断で使用されるものである。 まず、被験者台帳10には健康診断の行われた日時101、健康診断を実施した医療機関名、および担当医の氏名102をを記入する。 さらに、被験者の氏名103、会社名や所属名104、血液検査などの検査種目105、社員番号などの被験者ID106がプリントされている。 また、チェック欄107が設けられており、被験者としてプリントされている者がその日に採取を実施したか否かチェックされる。 被験者IDは、バーコード、2時元コード、などの光学読取コードで表示され、入力ミスなどを誘発し易いキーボード入力によらなくても良いようになっている。被験者IDの読取りには、RFIDタグの読取り書込み機能と、バーコード読取り機能の両方を備えたハンディー端末(前記検体関連情報読取り書込み装置)が使用される。
図5を参照して、RFIDタグのICチップに記録される記録内容の一実施形態について説明する。 ICチップのメモリ容量は、例えば64ビットクラスの小容量のものから、256ビットクラスの大容量のものまである。 図5に示すように、RFIDタグのメモリに記録される記録内容200として、ユニーク番号201、検体種別コード202、被験者ID(コード)203、が記録される。 更に、指定された位置(メモリの番地)に各種の保管状況情報、例えば、第1の保管状況情報(1)204、第1の保管状況情報(2)205、搬送状況情報206、第2の保管状況情報(1)207、第2の保管状況情報(2)208が記録される。 前記情報は、メモリ容量が少ない場合は、1情報について1ビットのフラグを立てる方法によっても良い。 また、メモリ容量に余裕があれば情報が記録された時間を添付することもできる。 さらに、検体検査結果209を記録することもできる。 検体容器のRFIDタグに検体結果を記録する場合は、検査装置がスタンドアロンタイプで、検体情報管理装置に接続できない場合に適用される。 ICチップは、電気的に消去可能なEEPROMや、電気的に消去不可能なEPROMから選択できるが、本発明では、安全のために電気的に消去不可能なEPROMを使用する。
図6を参照して、各種端末または、各種装置によるRFIDタグのICチップへの情報記録手順について説明する。 まずRFIDタグが添付された検体容器を準備し、検体関連情報読取り書込み装置22によってRFIDタグにユニーク番号、検体種別コードを書込む(ステップ1=S1)。 書込んだ、ユニーク番号と検体種別コードを読出し(S2)、被験者IDを添えて(S3)被験者情報として医療機関端末の専用ファイルに保管する(S4)。
センサ装置(30〜50)を搭載した各種状況情報記録装置(3〜5)は、異常が発生するとRFIDタグに無線で情報種別コードと、異常を知らせるコマンドを送信する。 まず、第1の保管状況に異常が発生した場合(S5)、第1の保管情報コードをRFIDタグに送信し記録する(S6)。 同様、搬送中に異常が発生した場合(S7)、搬送異常情報コードをRFIDタグに送信し記録する(S8)。 同様に、第2の保管状況に異常が発生した場合(S9)、第2の保管情報コードをRFIDタグに送信し記録する(S10)。
本発明の検体管理システムは、血液、血清、尿等を、検体の採取から、検査(分析)に至るまで安全に管理し信頼性の高い検査結果を提供するシステムに利用できる。
本発明の検体管理システムの全容について説明するための概念図である。 本発明の検体管理システムの装置構成について説明するための模式図である。 RFIDタグを備えた検体容器の一実施形態について説明するための図である。 光学読取コードを備えた被験者台帳の一実施形態について説明するための図である。 RFIDタグのICチップに記録される記録内容の一実施形態について説明するための図である。 各種端末または、各種装置によるRFIDタグのICチップへの情報記録手順について説明するための図である。
符号の説明
1 検体容器
2 RFIDタグ
3,4,5 保管状況情報記録装置
6,6−1,6−2 検査装置
7 検体情報管理装置
8 分析センターサーバ
10 被験者台帳
12 RFID付検体容器
21 医療機関端末
22 検体関連情報読取り書き込み装置
30,50 状況センサ装置
101 検体採取日
102 医療機関情報
103 被験者氏名
104 被験者所属部署名
105 検査種目名
106 被験者ID(被験者ID光学読取コード)
107 チェック欄
200 RFIDタグのメモリ記録内容
201 ユニーク番号
202 検体種別コード
203 被験者コード
204,205 第1の保管状況情報
206 搬送状況情報
207,208 第2の保管状況情報
209 検体検査情報

Claims (6)

  1. 検体が検査されるまでの途中工程を検証して、信頼性の高い検査結果を提供する検体管理システムであって、
    検体容器に固定され、固有情報が記録された非接触記録媒体と、
    検体内容の区分や、被験者のIDを前記非接触記録媒体に記録する医療機関端末に接続された検体関連情報読取り書込み装置と、
    分析センターの検体検査装置と、
    第1の保管状況情報、搬送中の搬送状況情報、第2の保管状況情報の少なくとも1つを前記非接触記録媒体に無線で記録する保管状況情報記録装置と、
    前記検体検査装置から各検体の検査結果を収集し、検査結果情報に前記固有情報または、および被験者IDを添付して検体情報を保管する検体情報管理装置と、
    を有することを特徴とする検体管理システム。
  2. 前記第1の保管状況情報は、検体が搬送される前の保管情報で、前記第2の保管状況情報は、検体が搬送された後の保管情報であることを特徴とする請求項1に記載の検体管理システム。
  3. 前記記録媒体に記録された記録情報は、消去、および書替え不能に前記非接触記録媒体に記録されたことを特徴とする請求項2に記載の検体管理システム。
  4. 前記保管状況情報には、記録された時間情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜3に記載の検体管理システム。
  5. 前記非接触記録媒体は、RFIDタグであることを特徴とする請求項4に記載の検体管理システム。
  6. 検体が検査されるまでの途中工程を検証して、信頼性の高い検査結果を提供する検体管理方法であって、
    検体容器に固有情報が記録された非接触記録媒体を固定するステップと、
    検体内容の区分や、被験者のIDを医療機関端末に接続された検体関連情報読取り書込み装置よって前記非接触記録媒体に記録するステップと、
    搬送前の第1の保管状況情報、搬送中の搬送状況情報、搬送後の第2の保管状況情報の少なくとも1つを保管状況情報記録装置によって前記非接触記録媒体に無線で記録するステップと、
    分析センターの検体検査装置によって検体を検査するステップと、検体情報管理装置によって前記検体検査装置から各検体の検査結果を収集し、検査結果情報に前記固有情報または、および被験者IDを添付して検体情報を保管するステップと、
    を有することを特徴とする検体管理方法。
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