JP2005105953A - エンジンの可変バルブ装置 - Google Patents

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康徳 醍醐
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Manabu Horiuchi
学 堀内
Satoshi Nakajima
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Abstract

【課題】本発明は、シリンダヘッドのコンパクト性を確保しつつ、応力的な負担を軽減した構造で、カムの切換えが行えるようにしたエンジンの可変バルブ装置を提供する。
【解決手段】本発明の可変バルブ装置は、ロッカシャフト7上に並ぶ高速用のロッカアーム20から低速用のロッカアーム15へカム変位を伝える切換え機構30には、ロッカシャフト7の上側と同ロッカシャフト7の斜め上側に配置されるカムシャフト8の側方との間の領域に、ロッカアーム15,20の回動方向に、ロッカアーム15と共に回動変位する第1当接部31と、ロッカアーム20と共に回動変位する第2当接部40とを並べる。そして、第1当接部31に第2当接部40をロッカアーム15,20の回動方向から突き当てる構成を採用して、応力的な負担が少ない、さらにはデッドスペースδとなる上記領域に収まる構造で、ロッカアーム20からの変位をロッカアーム15へ伝えるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ロッカアームの選択によりバルブへ伝達されるカムを切換え可能としたエンジンの可変バルブに関する。
レシプロ式のエンジン(内燃機関)では、出力の向上と燃費の向上などの両立させるために、動弁系にカム切換え式の可変バルブ装置を組付けるようになった。カム切換え式の可変バルブ装置は、カムの切換えによりバルブ(吸気弁や排気弁)の開閉タイミングやリフトを切換える装置で、多くはカムシャフトにカムプロフィルが異なる複数種のカムを並設し、これらカムに従動するカム毎のロッカアームを選択的に切換えることによって、バルブへ伝達されるカムの変位を変える装置である。
ところで、エンジンには、エンジン各部の制約を回避してシリンダヘッドのコンパクト化を図るために、ロッカシャフトの斜め上側にカムシャフトを配設するという、レイアウトが多く採用されている。このようなエンジンに組み付く可変バルブ装置には、シリンダヘッドのコンパクト化が損なわれないよう、ピン式の構造が用いられている。
従来、ピン式の構造には、ロッカアーム上に隣接して並ぶ複数種のロッカアームの一方に、隣り合う他方のロッカアームに対して進退可能なピンを格納する。また他方のロッカアームに、突き出たピンの先端部が嵌まる凹部を形成する構成が用いられる(例えば特許文献1を参照)。これにより、ピンの退避時には、一方のロッカアームから伝わるカム変位がバルブに伝達され、ピンを突出させると、ピンが他方のロッカアームへ突き刺さり、両ロッカアームを結合して、今度は他方のロッカアームから伝わるカム変位が、ピン、一方のロッカアームを通じて、バルブへ伝達されるようにしている。
特開2000−345872号公報
こうしたピンを用いて、隣接する2つのロッカアームを結合する構造は、確かにコンパクト性に優れる。しかし、コスト的に難点がある。
すなわち、ピン式の可変バルブ装置は、ロッカアーム同士が結合された状態では、ピンに剪断応力が加わりながらロッカアームが回動変位してバルブの駆動が行われる。このため、ピンやロッカアームには、加わる剪断応力により、かなりの負担が強いられる。
そのため、ピン式の可変バルブ装置では、ピンやロッカアームの機械的強度を格段に高めたりするなど、安定したカムの切換動作を確保する手立てが求められる。このため、ピン式の可変バルブ装置は、コスト的に高くなりやすい。
そこで、本発明の目的は、シリンダヘッドのコンパクト性を確保しつつ、応力的な負担を軽減した構造で、カムの切換えが行えるようにしたエンジンの可変バルブ装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、ロッカシャフト上に並ぶ第2ロッカアームから第1ロッカアームへカムの変位を伝える伝達機構には、ロッカシャフトの上側と同ロッカシャフトの斜め上側に配置されるカムシャフトの側方との間の領域に、第1ロッカアームの回動方向に沿って、第1ロッカアームと共に回動変位する第1当接部と、第2ロッカアームと共に回動変位する第2当接部とを並べ、第1当接部に第2当接部をロッカアームの回動方向から突き当てることにより、第2ロッカアームからの変位を第1ロッカアームへ伝える構成を採用した。
請求項2に記載の発明は、上記目的に加え、さらにロッカシャフトの上側とカムシャフトの側方との間の領域に良好に伝達機構が収まるよう、第1当接部は、上記領域のうち、カムシャフトに近い側に、第1ロッカアームの上部から突き出るように設けて構成し、第2当接部は、上記領域のうち、カムシャフトから遠い側に、第2ロッカアームの背面側から突き出て、先端部が第1当接部の背面側へ回り込むように配設した構成とした。
請求項3に記載の発明は、上記目的に加え、さらに伝達機構が簡単ですむよう、第1当接部には、第1ロッカアームの上部から突き出るように形成され背面側に窓部が形成された筒状の格納室と、該格納室に移動可能に収められ一部外周部に切欠き部が形成されたピストンとを有するとともに、ピストンの切欠き部と該切欠き部の無い外周部分とが窓部に対して選択的に位置決めされるようにした構成を用い、第2当接部には、第2ロッカアームの回動変位にしたがい窓部へ進入および退避動する先端部を有し、さらに該先端部が、窓部に切欠き部が位置決められるときは該切欠き部内を空移動し、窓部に切欠き部の無い外周部分が位置決められるときは該外周部分と突き当りながら移動する構成とした。
請求項4に記載の発明は、さらに上記目的に加え、簡単な構造でピストンの切換え動作が実現されるよう、ピストンは、弾性部材によって、常時は切欠き部が記窓部に向き合う地点に位置決められ、油圧が加わると、切欠き部の無い外周部分が向き合う地点に位置決められる構成とした。
請求項1に記載の発明によれば、シリンダヘッドにおいてデッドスペースδとされるロッカシャフトの上側とカムシャフトの側方との間に形成される領域には、第1ロッカアームの回動方向から、第2当接部を第1当接部に突き当てて、第2ロッカアームへカムの変位を伝えるという、厳しい応力が発生せずに駆動力の伝達が行われる押し当て式の伝達機構が収まる。
それ故、シリンダヘッドのコンパクト化と応力の軽減化の双方を図りつつ、カムの切換えを行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加え、ロッカシャフトの側方へ張り出る部分が抑えられるよう、第1当接部と第2当接部とを、ロッカシャフトの上側とカムシャフトの側方との間の領域に合理的に配設することができ、同領域に伝達機構を良好に収めることができるといった効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加え、切欠き部の有るピストン、同ピストンを収める格納室、格納室の窓部へ進退する先端部という、簡単な部品の組み合わせで、伝達機構を構成することができる。しかも、第2当接部の先端部から伝わる荷重は、ピストンを支える格納室の壁部分でも受け止めるから、駆動力を伝達する部分の応力的な影響は軽減され、一層、カム切換え動作の信頼性の向上が図れるといった効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加え、弾性部材の弾性力と油圧との組み合わせるという簡単な構成で、必要な切換え動作を行わせることができるといった効果を奏する。
[一実施形態]
以下、本発明を図1〜図11に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は、本発明を適用したレシプロ式のエンジン、例えば気筒(図示しない)がエンジン前後方向に沿って複数直列に並ぶディーゼルエンジンの一部の断面を示していて、図中1はシリンダヘッド、2は気筒毎にシリンダヘッド1の前後方向に設けられた例えば2個の吸気弁(本願のバルブに相当:図1は一方しか図示しない)である。吸気弁2,2は、いずれもシリンダヘッド1の上下方向に摺動自在に支持されたバルブステム3aと、シリンダヘッド1の下面の吸気ポート5を開閉するバルブヘッド3bとを有して形成される。そして、このバルブステム3a端側に設けたバルブシート部材4aとシリンダヘッド1の上面に形成したバルブシート部4bとの間には、圧縮した状態でバルブスプリング6が介装されている。つまり、吸気弁2は、常時はバルブスプリング6の弾性力による押し上げにより、吸気ポート5を閉じ、バルブステム3aが押し下げられると、吸気ポート5を開くようにしてある。
シリンダヘッド1の上方には、図1および図2に示されるように吸気弁2,2から若干シリンダヘッド1の外側(幅方向)へずれた地点にロッカシャフト7が配設されている。ロッカシャフト7は、例えばバルブステム3a端と略同じ高さといった低い位置に配置してある。またこのロッカシャフト7とバルブステム3a端との間には、吸気用のカムシャフト8が回転自在に配設されている。カムシャフト8は、ロッカシャフト7より若干上側の地点に配置されている。これにより、図4〜図9に示されるようにロッカシャフト7の斜め上側の地点にカムシャフト8が並行に配設されるレイアウトとしてある。なお、ロッカシャフト7、カムシャフト8は、いずれもシリンダヘッド1の前後方向に沿って延びているものである。
カムシャフト8には、図4および図5に示されるように気筒毎、例えば気筒中心を挟んだ両側にカムプロフィルが異なる2種類の吸気用のカム9a,9b(本願の第1カム、第2カムに相当)が形成されている。このうち、例えば左側のカムは、例えば低速用のカム9a(本願の第1カム)で、エンジンの低速運転に適した開閉タイミング、バルブリフト量に設定したカムプロフィルをもつ。右側のカムは、高速用のカム9b(第2カムに相当)で、例えば低速用のカム9aと同じベース円で、エンジンの高速運転に適した開閉タイミング、バルブリフト量を設定したカムプロフィルをもつ(バルブリフト量:低速用のカム9aより大)。なお、カム9aは、図11に示されるように必ずカム9bのリフト線図内に納まるリフト量及び開閉弁時期とならなければならない。
ロッカシャフト7には、図2、図4および図5に示されるように可変バルブ装置Vを構成する低速用のロッカアーム15(本願の第1ロッカアームに相当)と高速用のロッカアーム20(本願の第2ロッカアームに相当)が隣接して並設されている。このうち低速用のロッカアーム15を説明すると、同ロッカアーム15は、例えば気筒中央と対応するロッカシャフト部分に回動自在に嵌まる円筒状のボス部16aと、同ボス部16aから吸気弁2へ延びるアーム部16bとを有している。アーム部16bの先端側は、略Y字状に分かれている。そして、この分かれたアーム部16bの先端部に形成してある各弁突き部16cが、各吸気弁2、2の各バルブステム3a,3aの直上に配置させてある。またアーム部16bから突き出る例えば左側のボス部分からは、図2および図3にも示されるようにローラ支持壁17が低速用のカム9aの直下へ向かって突き出ている。このローラ支持壁17の先端部とこれと対向するアーム部16bの側面部分との間には、カム受け部としてローラ18が回転自在に支持されている。このローラ18が、図1に示されるようにカムシャフト8上の低速用のカム9aと転接して、カムシャフト8の下側からカム9aの変位を受けるようにしている。つまり、低速用のカム9aが回転すると、このカム9aのカムプロフィルにならい、アーム部16bがロッカシャフト7を支点に回動変位して、カム9aの変位をバルブステム3a端へ導き、吸気弁2を押し下げるようにしてある(開弁)。
高速用のロッカアーム20は、例えば図2に示されるようにロッカシャフト部分に回動自在に嵌挿されて上記ボス部16aと隣接した地点に配置されるボス部21と、このボス部21から高速用のカム9bの直下へ向かって突き出る一対のローラ支持壁22と、このローラ支持壁22の先端部間に回転自在に支持されたローラ23とを有している。ローラ支持壁22は、図1に示されるようにシリンダヘッド1の上面部分に設置されたリターン用の付勢具、例えばリターンスプリング24aを内蔵したピン状の押し上げ部材24により押し上げられていて、ローラ23をリターンスプリング24aの弾性力で、カムシャフト8上の高速用のカム9bに転接させている。23aは、ローラ支持壁22の下部に形成された、押し上げ部材24の先端部と当接する当て部を示す。これにより、高速用のカム9bが回転すると、カム9bのカムプロフィルにならい、ロッカアーム20がロッカシャフト7を支点に回動変位するようにしてある。
ロッカアーム15,20間には、ロッカアーム20を伝わるカム変位で吸気弁2を駆動させるモードに切換える切換え機構30(本願の伝達機構に相当)が設けてある。切換え機構30は、ロッカシャフト7の斜め上側にカムシャフト8が配置されるレイアウトの動弁系のうち、デッドスペースδとなっているロッカシャフト7の上側とカムシャフト8の側方とで囲まれる領域(スペース)に収めてある。この切換え機構30には、応力の負担を軽くするべく押し当て式の構造が用いてある。図2にはこのカム切換え機構30の全体の外観が示され、図3には同カム切換え機構30を分解した図が示され、図4は同カム切換え機構30の平面図が示され、図5は同カム切換え機構30の背面図が示され、図6および図7は低速用のカム9aで吸気弁2を駆動しているときの左右の側断面図を示してあり、図8および図9は高速用のカム9bで吸気弁2を駆動しているときの左右の側断面図を示している。
切換え機構30の構造について説明すると、図中31は低速用のロッカアーム15と共に回動変位する第1当接部、40は高速用のロッカアーム20と共に回動変位する第2当接部である。これら第1、第2当接部31,40はロッカアーム15,20の回動方向に沿って並んでいる。具体的には、第1当接部31はカムシャフト8に近い側に配置され、第2当接部40がそれとは反対側のカムシャフト8から遠い側に配置してある。このうち第1当接部31には、例えば縦型ピストン構造が用いられている。
同構造について説明すると、図中32は、ロッカアーム15のロッカシャフト7寄りの部位、例えばボス部16aの上部から、上側に突き出るように形成された例えば円筒状の格納筒である。この格納筒32は、カムシャフト8との干渉を避けるために、カムシャフト8から離れる方向へ傾かせてある。この格納筒32の中空部分は、図1に示されるようにボス部16aの内面まで連続している。また格納筒32の上端の開口は、蓋部材33で塞がれていて、この蓋部材33からロッカシャフト7の外周面まで続く格納筒32の内部に、筒状、ここでは円筒状の格納室34を形成している。また格納室34の背面(カムシャフト8とは反対側)には、格納筒32の背面側(カムシャフト8とは反対側)の一部を例えば角形に切り欠いて形成される窓部34aが形成されている。この窓部34aを有する格納室34内には、ピストン36が摺動自在に収められている。なお、ピストン36は、例えば回り止め機構(図1しか図示せず)、例えばピストン6の外周面の一部に形成された軸方向に延びる溝部37aと、同溝部37aを交差するよう格納筒32の周壁部に挿通させたピン37bとを組み合わせた回り止め構造により、回らずに一定の姿勢のまま、上下方向に変位できるようにしてある。ピストン36の一部、例えば背面側(カムシャフト8とは反対側)の上段部分には、窓部34aに合わせて切り欠いた切欠き部36aが形成されている。これにより、例えばピストン36が最下部に達すると、切欠き部36aが窓部34aに配置され(図1)、例えばピストン36が最上部に達すると、切欠き部36a直下のピストン36の外周部分(切欠き部36aの無いピストン36の外周部分)が窓部34aに配置されるようにしている。またピストン36は、弾性部材、例えば蓋部材33とピストン36の上部間に圧縮状態で介装されたコイルスプリング38の弾性力によって、常時は切欠き部36aが窓部34aと向き合う地点に位置決められている。さらにピストン36は、油圧により、切欠き部36a直下のピストン36の外周部分が窓部34aと向き合う地点に位置決められるようにしてある。この油圧構造には、例えばロッカシャフト7の内部にエンジンオイルが供給される通路7aを形成し、同ロッカシャフト7の周壁に、格納室34の下部、具体的にはピストン36の下面と格納室34の底面との間と連通する通孔39を形成し、ロッカシャフト7に続くエンジンオイルの通路に、同通路を開閉するオイルコントロールバルブ35を設けた構造が用いられる。そして、オイルコントロールバルブ35は、エンジンが低回転数域となる運転のときは閉じる制御が行われ、切欠き部36aを窓部34aに位置決める。またエンジンがそれよりも高回転となる高回転域の運転のときは、開く制御が行われ、供給されるエンジンオイルの圧力によりピストン36を押し上げ、切欠き部36a直下のピストン36の外周部分を窓部34aに位置決めるようにしてある。なお、通孔39は、ロッカアーム15の回動変位にかかわらず、格納室34へ油圧が供給される位置に設けてある。
こうした切欠き部36aとピストン36の外周部分とを選択的に切換え可能とした第1当接部31に対して、第2当接部40には、ロッカアーム20の背面側(カムシャフト8とは反対側)から突き出て、先端部を第1当接部31の背面側へ回り込ませたアーム41が用いられている。具体的には、アーム41は、例えば図1〜図3に示されるようにボス部21の背面側(カムシャフト8とは反対側)から上方へ突き出るアーム部分41aと、同アーム部分41aの端部から横方向へ延びて格納筒32の窓部34aと向き合う地点まで回り込むアーム部分41bと、同アーム部分41bの端部から窓部34aへ進入する地点まで前方(カムシャフト8が有る方向)へ突き出るアーム部分41cとを組み合わせた構造が用いられている。アーム部分41cの先端部には、ロッカアーム20の回動変位にしたがい、窓部34a内へ進入および退避動する突き当て部41dが形成されている。突き当て部41dには、窓部34aに切欠き部36aが位置決められるときは、図6および図7に示されるように切欠き部36a内を空移動し、窓部34aにピストン36の外周部分が位置決められるときは、図8〜図9に示されるように該外周部分と突き当りながら移動する形状に形成してある。これにより、アーム41の突き当て部41dが、ピストン36に突き当らないときは、低速用のロッカアーム15からのカム変位が吸気弁2へ伝達され、ロッカアーム15、20の回動方向からピストン36にアーム41の先端部が突き当るときは、高速用のロッカアーム20からのカム変位が、低速用のロッカアーム15を通じて吸気弁2へ伝達される構造にしてある。またこのときの部品のレイアウト、すなわちカムシャフト8側に高さ寸法の大きなピストン構造を配置、カムシャフト8とは反対側にそれより低位なアーム構造を配置することにより、ロッカシャフト7とカムシャフト8との間のデッドスペースδ(図2にのみ図示)から、極力はみ出ないよう切換え機構30の各部を配置させている。
このように構成された切換え機構30で、低速用のカム9aと高速用のカム9bとを切換えるときを説明する。
今、例えばエンジンが低回転数で運転しているとする。このときには、オイルコントロール35は閉じている。つまり、ロッカアーム15には油圧が供給されない。なお、ロッカシャフト〜ロッカアーム間の潤滑用に小量のオイルを供給するために、オイルコントロールバルブに小さな穴を設けている。ただし、小量しか流れないので、ピストン36を押し上げる油圧には達しないよう設計してある。そのため、ピストン36は、図1、図6および図7に示されるようにコイルスプリング38の弾性力により下側に付勢され、切欠き部36aを窓部34aに位置決めている。
このときは、高速用のカム9bを受けて回動変位する高速用のロッカアーム20の突き当て部41bは、図6および図7に示されるようにピストン36の切欠き部36aの空間を前後(往復)に回動変位するだけ(空移動)で、ロッカアーム20からのカム変位は、低速用のロッカアーム15へは伝わらない。
このときには、図6および図7に示されるように低速用のカム9aで回動変位する低速用のロッカアーム15の動きだけがバルブステム3a端へ伝わり、吸気バルブ2を押し下げる。これにより、吸気バルブ2が、低速用のカム9aに設定してある低速運転に適した開閉タイミング、バルブリフト量で駆動される。
一方、エンジンが、カム切換えを規制する運転状態、例えばエンジン回転数がしきい値の回転数を超える高速域まで運転されるとする。このときには、オイルコントロールバルブ35は開く。これにより、エンジンオイルは、ロッカシャフト7内の通路7aを通じて、格納室36の下部に圧送され、ピストン36を押し上げる。これにより、図8および図9に示されるように切欠き部36a直下のピストン36の外周部分が窓部34aに位置決められる。
すると、ピストン36の外周部分と高速用のロッカアーム20の突き当て部41dとは、高速用のカム20のベース円を超えるカムプロフィル部分の付近から、図10に示されるように突き当る。これにより、図8および図9に示されるように高速用のロッカアーム20の突き当て部41bから、ピストン36の外周部分を通じて、ピストン36を押し倒す方向の駆動力が伝達される。
ここで、この押し倒す方向の駆動力は、ロッカアーム15の回動方向と同方向なので、ロッカアーム20の回動にしたがいピストン36を前方へ傾かせるという挙動が生じる。
これにより、高速用のロッカアーム20からのカム変位が、低速用のロッカアーム15に伝わり、同ロッカアーム15を回動駆動させる。この伝達されたカム変位が、バルブステム3a端へ伝わり、吸気バルブ2を押し下げる。つまり、低速用のカム9aから高速用のカム9bに切り換わる。
このとき、高速用のカム9bのバルブリフト量は、低速用のカム9aのバルブリフト量より大きいから、図8に示されるように低速用のカム9aからローラ18が離れる(ベース円部分以外のカムプロフィル部分)挙動が生じる。つまり、低速用のカム9aの開閉タイミング、バルブリフト量が伝わらずに、高速用のカム9bに設定してある高速運転に適した開閉タイミング、バルブリフト量だけが吸気バルブ2に伝わる。
こうしたロッカアーム20の突き当て部41bを、ロッカアーム15の回動方向からピストン36へ押し当てて、ロッカアーム20からのカム変位をロッカアーム15へ伝える構造だと、駆動力の伝達をなす部分には、押し当てる際に曲げ応力などが生じるだけで、剪断応力のような厳しい応力が発生せずにすむ。
しかも、こうした押し当てをなす、ロッカアーム15と共に回動するピストン系(第1当接部)、ロッカアーム20と共に回動するアーム系(第2当接部)は、シリンダヘッド1においてデッドスペースδとされるロッカシャフト7の上側とカムシャフト8の側方との間に形成される領域に収めてあるから、ロッカシャフト7やカムシャフト8の周囲へ無用に張り出さずにすむ。
それ故、シリンダヘッド1のコンパクト化と応力の軽減化との双方を両立させて、カム9a,9bの切換えを行うことができる。特に高さ寸法が高いロッカアーム15のピストン系がカムシャフト8に近い側に配置され、ピストン系より低位ですむアーム系がカムシャフト9から遠い側に配置してあると、ロッカアーム15,20の回動にしたがいロッカシャフト7の側方へ張り出る部分が抑えられるので、制約のある領域を十分に活用して、切換え機構30を設置することができる。
しかも、切換え機構30は、切欠き部36aの有るピストン36、ピストン36を収める格納室34、格納室34の窓部34aへ進退する突き当て部41d(先端部)という、特別な機械的強度が必要としない簡単な部品の組み合わせですむので、コスト的にも安価である。そのうえ、格納室36を形成する壁部分(格納筒32)は、ピストン36を周囲から支えて、突き当て部41dから加わる荷重を受け止めるから、駆動力を伝達する部分、すなわちピストン36の応力的な負担は軽減され、一層、カム切換え動作の信頼性を図ることができるといった利点をもたらす。
また切換え機構30の切換え動作には、コイルスプリング38と油圧といった組み合わせを採用したので、エンジンオイルを用いるという簡単な構成で、カム9a,9bの切換えを行わせることができる。
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば上述した一実施形態は、吸気弁を例に挙げたが、これに限らず、排気弁を駆動する場合にも適用しても構わない。また一実施形態では、油圧で、突き当て部をロッカアームの回動方向からピストンに押し当てるようにしたが、これに限らず、他の構造や手段で、突き当て部をピストンに押し当てるようにしてもよい。また、カム切換えを規制する運転状態をエンジン回転数として説明したが、これに限定されるものではなく、例えばエンジン負荷等でもかまわない。
本発明の一実施形態に係る可変バルブ装置を、同装置を組付けたシリンダヘッドと共に示す正断面図。 同可変バルブの全体を示す斜視図。 同可変バブルを分解した分解斜視図。 図2中の矢視A方向から見た図。 図2中の矢視F方向から見た図。 低速カムが選択されたときの図2中の矢視C方向から見た断面図。 低速カムが選択されたときの図2中の矢視D方向から見た断面図。 高速カムが選択されたときの断面図。 高速カムが選択されたときの断面図。 ピストンと突き当て部とが突き当った状態を示す図9中のE線に沿う断面図。 低速用カムと高速用カムのリフト量及び開閉弁時期を対比して示す線図。
符号の説明
1…シリンダヘッド、2…吸気弁(バルブ)、7…ロッカシャフト、8…カムシャフト、9a…低速用のカム(第1カム)、9b…高速用のカム(第2カム)、15…低速用のロッカアーム(第1ロッカアーム)、20…高速用のロッカアーム(第2ロッカアーム)、30…切換え機構(伝達機構)、31…第1当接部、32…格納筒、34…格納室、34a…窓部、36…ピストン、36a…切欠き部、38…コイルスプリング(弾性部材)、40…第2当接部、41…アーム、41d…突き当て部、V…可変バルブ装置。

Claims (4)

  1. ロッカシャフト及び該ロッカシャフトの斜め上側にカムシャフトが並行に配設され、かつ前記カムシャフトにはそれぞれカムプロフィルが異なる第1カムと第2カムとが配置されたシリンダヘッドと、前記ロッカシャフトに回動自在に支持され前記第1カムの変位をバルブへ伝える第1ロッカアームと、該第1ロッカアームと並んで前記ロッカシャフトに回動自在に支持され前記第2カムの変位を受ける第2ロッカアームと、該第2ロッカアームからの変位をバルブへ伝えるべく前記第2ロッカアームから前記第1ロッカアームへ変位を伝える伝達機構とを有する可変バルブ装置において、
    前記伝達機構は、前記ロッカシャフトの上側と前記カムシャフトの側方との間の領域に、前記第1ロッカアームの回動方向に沿って、前記第1ロッカアームと共に回動変位する第1当接部と、前記第2ロッカアームと共に回動変位する第2当接部とを並べ、前記第1当接部に前記第2当接部を前記ロッカアームの回動方向から突き当てることにより、前記第2ロッカアームからの変位を前記第1ロッカアームへ伝える構成とした
    ことを特徴とするエンジンの可変バルブ装置。
  2. 前記第1当接部は、前記領域のうち、前記カムシャフトに近い側に位置して、前記第1ロッカアームの上部から突き出るように設けられ、
    前記第2当接部は、前記領域のうち、前記カムシャフトから遠い側に位置して、前記第2ロッカアームの背面側から突き出て、先端部が前記第1当接部の背面側へ回り込むように配設されてなることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの可変バルブ装置。
  3. 前記第1当接部は、第1ロッカアームの上部から突き出るように形成され背面側に窓部を有する筒状の格納室と、該格納室に移動可能に収められ一部外周部に切欠き部が形成されたピストンとを有し、かつ前記ピストンの切欠き部と該切欠き部の無い外周部分とが前記窓部に対して選択的に位置決めされるように構成され、
    前記第2当接部は、前記第2ロッカアームの回動変位にしたがい前記窓部へ進入および退避動する先端部を有し、かつ該先端部が、前記窓部に前記切欠き部が位置決められるときには該切欠き部内を空移動し、前記窓部に前記切欠き部の無い外周部分が位置決められるときには該外周部分と突き当りながら移動するように構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの可変バルブ装置。
  4. 前記ピストンは、弾性部材により、常時は前記切欠き部が前記窓部に向き合う地点に位置決められ、油圧が加わると、前記切欠き部の無い外周部分が前記向き合う地点に位置決められるように構成されることを特徴とする請求項3に記載のエンジンの可変バルブ装置。
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