JP2005105422A - 皮革様長尺シート素材、皮革様長尺シート、パーツおよびその製品 - Google Patents
皮革様長尺シート素材、皮革様長尺シート、パーツおよびその製品 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】合成皮革の皮革様シート基材の一面に所要のアニマル模様の凸凹面のエンボス加工を施してその全面に植毛加工を行って所要のパイル3を植設した基材シートを形成する。そして、上記基材シートの表面にバフィング加工を施して基材シートの表面のエンボス加工の凸部6のパイル3を除去してエンボス加工の凹部のパイル3を残し、皮革様長尺シート素材を得る。上記皮革様長尺シート素材を染色槽に浸漬して基材シートの凹部のパイル3部に所要の染色を施して染色付きの皮革様長尺シート9を得る。この皮革様長尺シート9からバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等として、スエード調のしっとりとした表面と上品な色調、高級感のある製品が製造できる。
【選択図】図4
Description
シート、パーツおよびその製品に関するものである。
、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品が製造されている。
ったり、化成品特有のギラギラした艶があって、需要者に不評が多かった。
ト物の製造方法の特公昭57−8232号公報、淡色に染色された皮革様シート製品の製
造法の特開平5−302280号公報等が検索された。これらには、皮革様シートの表面
に微妙な濃淡の色調変化を生起でき、表面色調の単調を解消できて風合いの良好な染色さ
れた皮革様シート製品に改善できる旨が開示されている。しかし、なお、化成品特有のギ
ラギラした艶があって、需要者に不評が多いものであった。
不評が多いのを解消してスエード調のしっとりとした表面と上品な色調が得られる高級感
のある皮革様商品を得ることにある。
ボス加工を施してその全面に植毛加工を行って所要のパイルを植設した基材シートを形成
し、上記基材シートの表面にバフィング加工を施して基材シートの表面のエンボス加工の
凸部のパイルを除去してエンボス加工の凹部のパイルを残したことを特徴とする皮革様長
尺シート素材を提供するものである。
に所要の染色を施したことを特徴とする染色付きの皮革様長尺シートを提供するものであ
る。
品、半製品のパーツ形状に裁断して、この製品、半製品のパーツ形状の皮革様裁断パーツ
を所要の染色槽に浸漬して皮革様裁断パーツの凹部のパイル部に所要の染色を施したこと
を特徴とする染色付きの皮革様パーツを提供するものである。
要の皮革様のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品を形成したことを特徴とする染色
付きの皮革様製品を提供するものである。
ボス加工を施してその全面に植毛加工を行って所要のパイルを植設した基材シートを形成
し、上記基材シートの表面にバフィング加工を施して基材シートの表面のエンボス加工の
凸部のパイルを除去してエンボス加工の凹部のパイルを残したので、山羊、蛇、クロコダ
イル、豹柄等の所要のしぼ付きのアニマル模様の長尺シート素材が作れる。
イル部に所要の染色を施すことによって、スエード調のしっとりとした表面と上品な色調
が得られる高級感のある皮革様シートを得ることができる。
品、半製品のパーツ形状に裁断して、この製品、半製品のパーツ形状の皮革様裁断パーツ
を所要の染色槽に浸漬して皮革様裁断パーツの凹部のパイル部に所要の染色を施すことに
よって、スエード調のしっとりとした表面と上品な色調が得られる高級感のある皮革様の
バッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品を得ることができる。
皮革様のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品を形成することによって、スエード調
のしっとりとした表面と上品な色調が得られる高級感のある皮革様のバッグ、靴、ベルト
、衣服、手袋等の製品を需要者の要望の色に対応して得ることができる。
皮革の皮革様シート基材の一面に所要のアニマル模様の凸凹面のエンボス加工を施してそ
の全面に植毛加工を行って所要のパイルを植設した基材シートを形成し、上記基材シート
の表面にバフィング加工を施して基材シートの表面のエンボス加工の凸部のパイルを除去
してエンボス加工の凹部のパイルを残して形成することを特徴としている。
革や塩化ポリビニルレザーなどの皮革様シート材や、ナイロンやレーヨンの極細繊維の編
織布や不織布などの繊維シートにポリウレタンエラストマーやポリウレタンエラストマー
を主体とした重合体を含有させた皮革様のシート材を使用できるものである。
の所要のアニマル模様の凸凹面のエンボス加工を施して所要のしぼ2を付け、この全面に
わたって極細繊維の短尺の易染色性のナイロン糸やレーヨン糸を静電加工によってイオン
結合させ、所要のパイル3を植設した基材シート4を形成するようにしている。
加工を施して、基材シート4の表面をエンボス加工したしぼ2の凹部5のパイル3を残し
て凸部6のパイル3を除去して、皮革様長尺シート素材7とすることができる。
予め大量生産して保管できる。そして、図3のように皮革様長尺シート素材7を反応性染
料等のよる所要の染色槽8に順次浸漬する染色加工によって、需要者の好みの所要の染色
を施し、図4のように化成品特有のギラギラした艶があって需要者に不評が多いのを解消
して、スエード調のしっとりとした表面と上品な色調が得られる高級感のある皮革様長尺
シート9を得ることができる。
、半製品のパーツ形状に裁断して、従来のようにして染色付きの皮革様パーツから所要の
皮革様のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品を形成することができる。
て所要の形状に裁断して、半製品、製品を製造するようにしたが、長尺の皮革様長尺シー
ト素材7から予め所要のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品、半製品のパーツ形状
に裁断し、これらを染色かごに搭載して所要の染料とした染色槽にそれぞれ浸漬して、染
色付きの皮革様パーツから所要の皮革様のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品を形
成することもできる。
合成皮革様シート基材1に豹柄模様の凸凹面のエンボス加工を施して所要のしぼ2を付け
た。
ルのレーヨン糸を静電加工によってイオン結合させ、レーヨンフロックの所要のパイル3
を植設して基材シート4を形成し、図2のように上記したパイル3を植毛した基材シート
4の表面をバフィング加工を施し、基材シート4の表面をエンボス加工したしぼ2の凹部
5のパイル3を残して凸部6のパイル3を除去して皮革様長尺シート素材7とした。
定時間浸漬していって、水洗し、乾燥処理した。その結果、図4のように化成品特有のギ
ラギラした艶があって需要者に不評が多いのを解消して、スェード調のしっとりとした表
面と上品な色調が得られる高級感のある皮革様長尺シート9を得ることができた。
の染色を施した製品を縫製してスエード調のしっとりとした表面と上品な色調が得られる
高級感のある製造することができた。
製品のパーツ形状に裁断して、この製品、半製品のパーツ形状の皮革様裁断パーツを所要
の染色槽に浸漬して基材シートの凹部のパイル部に所要の染色を施すことによって、スェ
ード調のしっとりとした表面と上品な色調が得られる高級感のある皮革様のバッグ、靴、
ベルト、衣服、手袋等の商品を得ることができる。
の凸凹面のエンボス加工を施し、上記のようにパイル3を植設したもので、所要のアニマ
ル柄とすることができる。このようにして、所要のアニマル柄として所要の色を染色した
製品とすることができる。
5…凹部 6…凸部 7…皮革様長尺シート基材 9…皮革様長尺シート
Claims (4)
- 合成皮革の皮革様シート基材の一面に所要のアニマル模様の凸凹面のエンボス加工を
施してその全面に植毛加工を行って所要のパイルを植設した基材シートを形成し、
上記基材シートの表面にバフィング加工を施して基材シートの表面のエンボス加工の
凸部のパイルを除去してエンボス加工の凹部のパイルを残したことを特徴とする皮革様長
尺シート素材。 - 請求項1の皮革様長尺シート素材を所要の染色槽に浸漬して基材シートの凹部のパイ
ル部に所要の染色を施したことを特徴とする染色付きの皮革様長尺シート。 - 請求項1の皮革様長尺シート素材を所要のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品
、半製品のパーツ形状に裁断して、この製品、半製品のパーツ形状の皮革様裁断パーツを
所要の染色槽に浸漬してこの皮革様裁断パーツの凹部のパイル部に所要の染色を施したこ
とを特徴とする染色付きの皮革様パーツ。 - 請求項2の染色付きの皮革様長尺シートまたは請求項3の染色付きの皮革様パーツか
ら所要の皮革様のバッグ、靴、ベルト、衣服、手袋等の製品を形成したことを特徴とする
染色付きの皮革様製品。
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---|---|---|---|
JP2003336822A JP3812672B2 (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 皮革様長尺シート、パーツおよびその製品 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236741A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Iej:Kk | 冷却具に用いる保冷剤用断熱カバー |
JP2020175614A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | カシオ計算機株式会社 | 成形シート、成形シートの製造方法、造形物、造形物の製造方法及びインク |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003336822A patent/JP3812672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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