JP2005104417A - 速度表示制御装置 - Google Patents

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Takashi Iketani
崇 池谷
Setsu Honda
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Abstract

【課題】各列車の運行速度を先行する列車の運行状況に追従して迅速に制御し、列車の遅れが順次伝播することを防いで列車を円滑に運行する。
【解決手段】運行管理装置2は後続列車1bが時刻t1にA駅を出発した後、あらかじめ定められた一定時間間隔毎に先行列車1aと後続列車1bの位置を入力し、その時刻における先行列車1aと後続列車1bの予測運転曲線を作成し、作成した後続列車1bの運転指示速度を更新する。この更新した運転指示速度を含むATC信号をATC地上装置3で作成し、後続列車1bが在線する軌道回路に送信する。後続列車1bの車上装置4は軌道回路に送信されたATC信号を受信し、受信したATC信号に含まれる運転指示速度を車内信号現示部21に表示する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、自動列車制御装置を利用して列車に運転指示速度を伝送して表示させる速度表示制御装置、特に列車の運行の円滑化に関するものである。
列車の速度を自動的に制限速度以下に制御する自動列車制御装置(ATC装置)の地上装置は、特許文献1に示すように、先行列車の位置や停止位置と曲線や分岐等の進路の条件等によりATC信号を作成して、レールを一定区間毎に分割した軌道回路単位に伝送する。列車に搭載した車上装置は、各軌道回路から受信したATC信号に基づき列車の走行速度が許容速度以下になるように演算処理して列車の走行速度を算出し、算出した走行速度により列車を制御している。
近年、特に都市部における列車の運行は、高速化・高密度化しており、列車に一旦遅れが発生すると、駅間停車などが引き起こされ、結果として後続列車へ遅れが増大して波及する。駅間停車を防止するため、列車群を管理する運行管理装置で、列車がある駅を発車して次駅に到着するまでの運行状況を予測して駅間目標速度を算出し、算出した駅間目標速度を各駅の発車側の地上に設けた速度表示器に表示させ、運転士は表示された駅間目標速度を維持しながら列車を運行させて、次の駅まで円滑に進行するようにしている。
この駅間目標速度を算出するとき、図5の運転曲線図に示すように、先行列車はA駅とB駅及びC駅にそれぞれ停車し、後続列車はB駅に停車せずA駅とC駅に停車する場合、先行列車がA駅を時刻t0に出発してから一定時間経過した時刻t1に後続列車がA駅を出発するとき、運行管理装置は、先行列車の位置と各駅に停車している時間から先行列車の運転状況を予測し、この先行列車の予測運転曲線と先行列車が各駅を出発してから後続列車が各駅に到達することが可能な最小着発時間から後続列車の運転状況を予測し、予測した運転曲線により後続列車の駅間目標速度を算出している。
このように先行列車の予測運転曲線から後続列車の運転曲線を予測して後続列車の駅間目標速度を算出していても、例えばB駅において先行列車に乗降する人が多く、先行列車のB駅における停車時間が予定より長くなってしまうと、A駅を出発して駅間目標速度で運行している後続列車と先行列車の間隔が詰り、後続列車はATC信号による制御を受けてしまい、駅間目標速度より遅い速度で走行し、場合によっては一時停止する。
このように後続列車は減速したり一時停止してから再び加速するにはある程度の時間が必要であり、列車の遅れが次第に大きくなる。この列車の遅れが後続する列車に順次伝播して列車遅れが拡大してしまう。
特許第2829588号公報
この発明はこのような短所を改善し、各列車の運行速度を先行する列車の運行状況に追従して迅速に制御し、列車の遅れが順次伝播することを防いで列車を円滑に運行することができる速度表示制御装置を提供することを目的とするものである。
この発明の速度表示制御装置は、地上装置と列車に搭載された車上装置とを有し、地上装置は運行管理装置とATC地上装置を有し、運行管理装置は、運行状況予測手段と速度算出手段を有し、運行状況予測手段は、一定時間間隔毎に先行列車の列車種別と現在位置から先行列車の運転曲線を予測し、予測した先行列車の運転曲線と後続列車の列車種別と現在位置から後続列車の運転曲線を予測し、速度算出部は予測した後続列車の運転曲線から後続列車の運転指示速度を算出し、ATC地上装置は、運行管理装置で算出した後続列車の運転指示速度をATC信号にのせて送信し、後続列車の車上装置は受信したATC信号に含まれる運転指示速度を車内信号現示部に表示することを特徴とする。
この発明は、先行列車の運行状況に応じて後続列車の運行状況を一定時間間隔毎に予測して後続列車の運転指示速度を決定し、決定した運転指示速度を列車の車内信号現示部に表示して、後続列車がATCコードによりブレーキ制御して減速したり一時停止してから再び加速することを防いで、先行列車の遅れが後続する列車に順次伝播することを防ぎ、列車を円滑に運行させる。
図1はこの発明の速度表示制御装置の構成を示すブロック図である。速度表示制御装置は、列車1に運行速度を表示するものであり、地上に設けられた運行管理装置2と、各軌道回路1T〜6TにATC信号を送信するATC地上装置3と、列車1に搭載された車上装置4を有する。
運行管理装置2は、図2のブロック図に示すように、位置検出部5と運転曲線予測部6と運転速度決定部7及び情報伝送部8を有する。位置検出部5はATC地上装置3からの列車検知信号を入力して各列車1の位置を検出する。運転曲線予測部6は、先行列車1aの列車種別と位置検出部5で検出した先行列車1aの現在位置から先行列車1aの予測運転曲線を作成し、作成した先行列車1aの予測運転曲線と後続列車1bの列車種別と現在位置から後続列車1bの予測運転曲線を作成する。運転速度決定部7は運転曲線予測部6で作成した後続列車1bの予測運転曲線から後続列車1bの運転指示速度を決定する。情報伝送部8は運行速度決定部7で決定した後続列車1bの運転指示速度をATC地上装置3に送る。
ATC地上装置3はATC情報決定部9とATC信号生成部10とTD信号生成部11と送信器12と受信器13及び列車検知装置14を有する。ATC情報決定部9は、各軌道回路1T〜6T毎に軌道回路IDを含むATC情報を決定する。ATC信号生成部10は、ATC情報決定部9で決定したATC情報と運行管理装置2から入力した後続列車1bの運転指示速度によりATC信号を作成する。TD信号生成部11は列車検知信号であるTD信号を作成する。送信器12はTD信号生成部11で作成したTD信号とATC信号生成部10で作成したATC信号を各軌道回路1T〜6Tの列車進出側の境界点に送信する。受信器13は各軌道回路1T〜6Tに送信されたTD信号を列車進入側の境界点で受信する。列車検知装置14は受信器13で受信したTD信号により各軌道回路1T〜6Tに列車1が在線するか否を検知し、ATC情報決定部9と運行管理装置2に出力する。
車上装置4は、受信器15と速度検出部16とデータ記憶部17と演算処理部18と速度照査部19と速度制御部20及び運転台に設けられた車内信号現示部21を有する。受信器15は軌道回路1T〜6Tに送信されているATC信号を受信する。速度検出部16は列車1の車軸に設けられた速度発電機22からの速度情報を入力して列車1の速度を検出する。データ記憶部17には、各種制御データがあらかじめ格納されている。演算処理部18は受信器15で受信したATC信号を解読し、データ記憶部13に記憶した制御データを参照して列車1の許容速度を演算して作成するとともに、受信したATC信号に含まれる運転指示速度を車内信号現示部21に表示する。速度照査部19は演算処理部18で作成した許容速度と速度検出部16で検出している列車1の速度とを突き合わせて照査する。速度制御部20は速度照査部19の照査結果によりブレーキ装置等を制御して列車1の速度が許容速度以下を保持するように制御する。
この速度表示制御装置で後続列車1の車内信号現示部21に運転指示速度を表示するときの処理を図3の運転曲線図と図4のフローチャートを参照して説明する。
先行列車はA駅とB駅及びC駅にそれぞれ停車し、後続列車はB駅に停車せずA駅とC駅に停車する場合、先行列車がA駅を時刻t0に出発してから一定時間経過した時刻t1に後続列車がA駅を出発するとき、運行管理装置2の運転曲線予測部6は、先行列車1aの列車種別と位置検出部5で検出した時刻t1における先行列車1aの現在位置から先行列車1aの実際の運転曲線a0を作成し、実際の運転曲線a0から先行列車1aがB駅に到着する時刻とB駅を出発する時刻とC駅に到着する時刻とC駅を出発する時刻を予測して先行列車1aの予測運転曲線a1を作成する(ステップS1)。この作成した先行列車1aの予測運転曲線a1と後続列車1bの列車種別と時刻t1における現在位置及び先行列車1aがB駅やC駅を出発してから後続列車1bがB駅やC駅に到達することが可能な最小着発時間tminから後続列車1bの予測運転曲線b1を作成して運転速度決定部7に送る(ステップS2)。運転速度決定部7は送られた後続列車1bの予測運転曲線b1により、時刻t1における後続列車1bの運転指示速度を決定して情報伝送部8に送る(ステップS3)。情報伝送部8は送られた後続列車1bの運転指示速度をATC地上装置3に送る。ATC地上装置3は、送られた後続列車1bの運転指示速度を含むATC信号をATC信号生成部10で作成し(ステップS4)、送信器12から時刻t1に後続列車1bが在線する軌道回路1Tに送信する(ステップS5)。
後続列車1bに搭載した車上装置4の受信器15は、軌道回路1Tに送信されたATC信号を受信して演算処理部18に送る(ステップS6)。演算処理部18は送られたATC信号を解読し、データ記憶部17に記憶した制御データを参照して後続列車1bの許容速度パターンを演算して作成して速度照査部19に送るとともに、受信したATC信号に含まれる運転指示速度を車内信号現示部21に表示する(ステップS7)。後続列車1bの運転士は車内信号現示部21に表示された運転指示速度で後続列車1bをA駅から走行させる。
この処理を一定時間間隔毎に繰り返す。すなわち、運行管理装置2は後続列車1bが時刻t1にA駅を出発した後、あらかじめ定められた一定時間間隔毎に先行列車1aと後続列車1bの位置を入力し、その時刻における先行列車1aと後続列車1bの予測運転曲線を作成し、作成した後続列車1bの運転指示速度を更新する。この更新した運転指示速度を含むATC信号をATC地上装置3で作成し、後続列車1bが在線する軌道回路に送信する。後続列車1bの車上装置4は軌道回路に送信されたATC信号を受信し、受信したATC信号に含まれる運転指示速度を車内信号現示部21に表示する。
このように先行列車1aの運行状況に応じて後続列車1bの運転指示速度を逐次更新して車内信号現示部21に表示するから、先行列車1aが例えばB駅に到達してから予測した出発予定時刻t2になっても、乗客の乗降時間が長引く等によりB駅を発車していなく、時刻t3に先行列車1aがB駅にいることを検知したとき、時刻t3における先行列車1aの予測運転曲線a2と後続列車1bの予測運転曲線b2を作成し、作成した後続列車1bの運転指示速度b2から後続列車1bの運転指示速度を作成して後続列車1bの車内信号現示部21に表示し、表示した運転指示速度で後続列車1bを走行させることにより、後続列車1bがATCコードによりブレーキ制御して減速したり一時停止してから再び加速することを防いで後続列車1bを円滑に走行させることができ、先行列車1aの遅れが後続する列車に順次伝播することを防ぐことができるとともに、乗客の乗心地も改善することができる。
この発明の速度表示制御装置の構成を示すブロック図である。 地上装置と車上装置の構成を示すブロック図である。 先行列車と後続列車の予測運転曲線を示す運転曲線図である。 運転指示速度を表示するときの処理を示すフローチャートである。 従来の駅間目標速度を算出する時の処理を示す運転曲線図である。
符号の説明
1;列車、2;運行管理装置、3;ATC地上装置、4;車上装置、5;位置検出部、
6;運転曲線予測部、7;運転速度決定部、8;情報伝送部、9;ATC情報決定部、
10;ATC信号生成部、11;TD信号生成部、12;送信器、13;受信器、
14;列車検知装置、15;受信器、16;速度検出部、17;データ記憶部、
18;演算処理部、19;速度照査部、20;速度制御部、21;車内信号現示部、
21;速度発電機。


Claims (1)

  1. 地上装置と列車に搭載された車上装置とを有し、
    前記地上装置は運行管理装置とATC地上装置を有し、前記運行管理装置は、運行状況予測手段と速度算出手段を有し、前記運行状況予測手段は、一定時間間隔毎に先行列車の列車種別と現在位置から先行列車の運転曲線を予測し、予測した先行列車の運転曲線と後続列車の列車種別と現在位置から後続列車の運転曲線を予測し、前記速度算出部は予測した後続列車の運転曲線から後続列車の運転指示速度を算出し、
    前記ATC地上装置は、前記運行管理装置で算出した後続列車の運転指示速度をATC信号にのせて送信し、
    後続列車の車上装置は受信したATC信号に含まれる運転指示速度を車内信号現示部に表示することを特徴とする速度表示制御装置。


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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195209A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Mitsubishi Electric Corp 自動列車制御装置
JP2010228687A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Hitachi Ltd 列車制御地上装置および列車制御システム
JP2011006009A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Hitachi Ltd 列車制御システム,地上車上連携制御システム

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