JP2005104265A - タイヤリム組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランフラット走行してもタイヤに設けられた電子装置が損傷を受けることを防止したタイヤリム組立体を提供することを課題とする。
【解決手段】 タイヤリム組立体13は、リム14に取付けられた空気入りタイヤ13と、空気入りタイヤ13のトレッド部18に設けられた電子チップ19と、リム14に取付けられ、内圧低下により空気入りタイヤ13が潰れるとトレッド部18の内面側が当接する中子10と、を有する。中子10には、空気入りタイヤ13が潰れてランフラット走行するときにトレッド部18の内面側に当接してトレッド部18を支持するタイヤ側緩衝層50が設けられている。そして、タイヤ側緩衝層50の電子チップ19と対向する位置には凹部10Dが設けられている。これにより、トレッド部18のうち電子チップ19を配置した部位がランフラット走行時に受ける圧力を緩和することができるので、電子チップ19の損傷が抑制される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パンク等により空気入りタイヤの内圧が低下しても、一定距離の安全走行を可能にする中子が設けられたタイヤリム組立体に関する。
電子タグ、内圧センサ、温度センサ等の電子装置を有するタイヤに関し、従来、以下のような技術が広く知られている。
(1)タイヤ識別情報、製造履歴情報等を記憶したメモリを含むRF−ID等の電子タグをタイヤに配置する(例えば特許文献1〜3を参照)。
(2)タイヤ内に温度センサ、内圧センサ等を配置し、タイヤの走行状態を監視する。更には、書き込み可能なメモリをタイヤ内に配置し、温度、内圧、走行距離等のタイヤ使用履歴をメモリに電子的に記憶させる(例えば特許文献4、5を参照)。なお、上記のような電子装置をタイヤ以外のホイールや中子(タイヤが潰れるとタイヤのトレッド部の内面側が外周側から当接する支持体であり、ランフラット支持体とも言われる)に取付けることが提案されているが、上記のような電子装置は、そのタイヤ固有の情報を記憶するので、タイヤ自体に取付けることが好ましいとされている。
(3)電子装置を配置するタイヤの部位については、サイドウォール部、ビード部、トレッド部等、種々の提案がなされている(例えば特許文献6〜13を参照)。
(4)電子装置をタイヤへ取付ける取付手段については、タイヤ製造時にタイヤの内部に埋設する、タイヤ完成後に接着剤、自己加硫性ゴム或いは機械的手段で貼着する等が提案されている(例えば特許文献14〜22を参照)。特に、タイヤ完成後に貼着する手段を用いると、タイヤ製造時に電子部品が損傷するおそれがない、既存のタイヤへ後付けすることができる、電子部品の交換、保守が容易である、などの利点が得られる。
(5)中子については、種々の技術が開示されている(例えば特許文献23〜35を参照)
(6)また、中子、サイド補強ランフラットタイヤ等を用いたランフラットシステムにおいては、内圧低下の検知、ランフラット走行状態の記録等の機能を有する電子装置を活用した安全確保の技術が重要視されている。
特開2002−264617号公報 特開平7−321698号公報 特開平6−216627号公報 特開平11−254926号公報 特開平11−240315号公報 特開平8−67117号公報 特開平9−136517号公報 特開平9−237398号公報 特表2001−525282号公報 特表2001−525281号公報 特表2001−525284号公報 特開平10−119521号公報 特開平11−42915号公報 特開平11−278021号公報 特開平11−165514号公報 特開平11−278021号公報 特開2001−30369号公報 特表2002−502765号公報 WO01/25033号公報 特開2000−168320号公報 特開2000−168321号公報 特開2000−168322号公報 特開2000−158922号公報 特表2003−510209号公報 特表2003−512968号公報 特開平10−6721号公報 特開平10−157417号公報 特表2001−519279号公報 特開2003−48410号公報 特開平10−297226号公報 特開2002−59720号公報 特開2002−59721号公報 特開2002−114012号公報 特開2002−234304号公報 特開2002−337518号公報
ところで、中子を有するタイヤリム組立体(空気入りタイヤとリムとを組立てたもの)を車両に装着してランフラット走行する際、中子がトレッド部の内面側を支持することにより車重を支えている。このため、タイヤのトレッド部に埋設又は貼着された電子装置(電子部品)は大きな圧力を受けて損傷し、電子装置に記憶されたタイヤ固有の情報が失われ、中子を用いたランフラットシステムの安全管理のための情報が得られないという問題があった。
特にトレッド部の内面に貼着された電子装置は、トレッド部内に埋設された場合よりも更に大きな圧力を受けるとともに、トレッド部の内面と中子とによって揉み込まれてトレッド部から脱落し易く、この問題が顕著になっていた。
上記のような電子装置を有するタイヤと、中子と、リムとを組み合わせ、各々の機能を充分に発揮させる技術は未だ不充分であり、上記文献によってもこの問題は解決されていない。
本発明は、上記事実を考慮して、ランフラット走行してもタイヤに設けられた電子装置が損傷を受けることを防止したタイヤリム組立体を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、リムと、前記リムに取付けられた空気入りタイヤと、前記空気入りタイヤのトレッド部に設けられた電子装置と、前記リムに取付けられ、内圧低下により前記空気入りタイヤが潰れると前記トレッド部の内面側が当接する中子と、を有するタイヤリム組立体であって、前記空気入りタイヤが潰れてランフラット走行するときに前記トレッド部の内面側に当接して前記トレッド部を支持する支持面部が前記中子に設けられ、前記支持面部の前記電子装置と対向する位置に凹部が設けられていることを特徴とする。
本明細書でトレッド部とは、トレッドパターンを有する外皮部分のみでなく、この外皮部分を支えるベルトやインナーライナまでも含めた部分をいう。
電子装置としては、例えばタイヤ情報が記憶され得るメモリを有する装置である。
電子装置を配置する方法としては、タイヤの内部に埋設する、タイヤ完成後に接着剤、自己加硫性ゴム、或いは機械的手段で貼着する等の従来技術を適用できる。また、電子装置の最大幅の方向が赤道方向に沿うように配置することが、電子装置の耐久性の観点で好ましい。
電子装置をトレッド部に設けた場合、ランフラット走行時に中子と路面との間に挟まれたトレッド部は大きな圧力を受け、電子装置が損傷するおそれがあるが、請求項1に記載の発明では、これを防止するために、中子の支持面部のうち電子装置と対向する部位に凹部を設けている。これにより、トレッド部のうち電子装置を配置した部位がランフラット走行時に受ける圧力を緩和することができるので、電子装置の損傷が抑制される。
請求項2に記載の発明は、前記凹部のタイヤ径方向への投影形状が、前記電子装置のタイヤ径方向への投影形状を包含する形状であることを特徴とする。
これにより、ランフラット走行時に電子装置が受ける圧力を、電子装置全体にわたって緩和させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記電子装置が前記トレッド部に埋設されていることを特徴とする。
これにより、電子装置がゴム部材によって覆われることによる保護効果が得られる。
請求項4に記載の発明は、前記電子装置が前記トレッド部の内面に貼着されていることを特徴とする。
これにより、電子装置の配置が容易である。
請求項5に記載の発明は、前記トレッド部の内面からの前記電子装置の突出高さよりも、前記凹部の深さが深いことを特徴とする。
これにより、ランフラット走行時に電子装置が支持面部に接触し難くなり、電子装置にかかる圧力が著しく緩和されるとともに、支持面部の影響による電子装置の脱落が抑制される。
なお、トレッド部の内面に貼着した電子装置を更にゴム層等でカバーする場合、凹部の深さを、カバーの厚さを含めた突出高さよりも深くすることが好ましい。
請求項6に記載の発明は、前記凹部を、前記支持面部の外周上に均等な間隔で複数設けたことを特徴とする。
支持面部に設ける凹部は少なくとも電子装置に対向する周上の一箇所に設けることが必要であるが、請求項6に記載の発明のように、支持面部の周上に複数の凹部(電子装置の損傷防止用凹部及びダミー凹部)を均等に配置することにより、凹部を配置することによる中子の回転バランスへの影響を小さくすることができる。
請求項7に記載の発明は、前記凹部が、前記支持面部の周方向に連続する溝であることを特徴とする。
これにより、中子の回転バランスが良好であるだけでなく、タイヤリム組立体を組立てる際、凹部と電子装置との周方向の位置合わせが不要となる。
この形式の中子としては、特許文献28に開示されたものを応用して本発明を構成する中子とすることができる。但し、断面形状については、組み合わせる電子装置の寸法を考慮し、電子装置の損傷防止効果を確保できるように設定することが重要である。
また、リムに対して回転可能な構成の中子を適用する場合、周方向に連続した凹部を設けることが必要であり、この場合に請求項7に記載の発明を適用することが最適である。
請求項8に記載の発明は、リムと、前記リムに取付けられた空気入りタイヤと、前記空気入りタイヤのトレッド部に設けられた電子装置と、前記リムに取付けられ、内圧低下により前記空気入りタイヤが潰れると前記トレッド部の内面側が当接する中子と、を有する空気入りタイヤであって、前記中子は、前記電子装置と対向する位置に隙間が形成されるようにタイヤ軸方向から前記隙間を挟む2つ以上の部材で構成され、前記2つ以上の部材は、前記空気入りタイヤが潰れてランフラット走行するときに前記トレッド部の内面側に当接して前記トレッド部を支持する支持面部を各々有することを特徴とする。
これにより、請求項1と同様の効果を奏することができる。また、支持面部に凹部を形成する必要がないので、中子の製造工程を簡易にできるとともに、隙間の幅を任意に調整することができる。
請求項9に記載の発明は、前記隙間のタイヤ軸方向の間隔が、前記電子装置のタイヤ軸方向の幅よりも広いことを特徴とする。
これにより、請求項2と同様の効果を奏することができる。
請求項10に記載の発明は、前記電子装置がタイヤ赤道ラインの近傍に設けられたことを特徴とする。
タイヤ赤道ラインの近傍とは、タイヤ赤道ラインを中心ラインとして接地幅の50%以内の領域の部位のことである。
請求項10に記載の発明により、走行時の変形が少ないタイヤ部位に電子装置を設けるとともに、リム組み時に電子装置が損傷するおそれをなくすことができる。
なお、サイドウォール部の変形量は大きい。また、変形量が最も少ないのはビード部であるが、リム組み時に電子装置が損傷するおそれがある。
請求項11に記載の発明は、前記支持面部が弾性部材で構成されていることを特徴とする。
これにより、電子装置と支持面部とが当接した場合、電子装置が損傷することを抑制できると共に、ランフラット走行時にトレッド部の内側が損傷することを抑制できる。
支持面部に限らず、中子の支持面部以外をも弾性部材で構成させてもよい。このように弾性部材で中子を構成させた例としては、例えば、特許文献23、26に開示されている。電子装置の損傷を防止するためにこの弾性部材に上記の凹部を形成してもよく、また、電子装置と対向する位置に隙間が形成されるように、この弾性部材を、タイヤ軸方向から上記の隙間を挟む2つ以上の部材で構成させてもよい。
請求項12に記載の発明は、前記支持面部のタイヤ軸方向幅が、正規内圧、正規荷重がかけられたときのタイヤ接地幅の30%以上であることを特徴とする。
これにより、支持面部に凹部又は軸方向に隙間を設けても、ランフラット走行での耐久性が低下することを防止できる。
なお、この効果を一層顕著なものとするために、上記の値を40%以上とすることが好ましく、また、凹部や軸方向の隙間を除く支持面部がタイヤの回転軸(リムの回転軸)を中心とする実質的な円筒面上に位置していることが好ましい。
本発明は上記構成としたので、ランフラット走行してもタイヤに設けられた電子装置が損傷を受けることを防止したタイヤリム組立体を実現させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以後では、既に説明した構成要件と同様のものには同じ符号を付してその説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
図1に示されるように、第1実施形態に係るタイヤリム組立体13は、ホイール15と、ホイール15のリム14に取付けられた空気入りタイヤ12と、空気入りタイヤ12のトレッド部18に設けられた電子チップ19と、リム14に取付けられ、内圧低下により空気入りタイヤ12が潰れるとトレッド部18の内面側が当接する中子10と、を有する。
図2に示されるように、中子10は、少なくとも2個以上(本実施例では3個)の弧状体11により構成されており、弧状体11の端部同士をそれぞれ重ね合わせて連結することにより環状に組立られている。
図1に示されるように、弧状体11の径方向断面形状は略I(または略H)字状とされており、半径方向に一定幅とされた壁面11Cと、この壁面11Cの半径方向内側部分に一体的に形成され軸方向に一定幅とされた半径方向内端11Aと、壁面11Cの半径方向外側部分に一体的に形成され軸方向に一定幅とされた半径方向外端11Bと、半径方向内端11A、壁面11C及び半径方向外端11Bに連続する補強リブ11Dとを備えている。なお、補強リブ11Dは例えば10°間隔で設けられている。
図3、4に示すように、弧状体11には、周方向の一方側(矢印CW方向側)の端部に第1の嵌合部20が設けられており、周方向の他方側(矢印CCW方向側)の端部に前記第1の嵌合部20と嵌合する第2の嵌合部22が設けられている。
第1の嵌合部20には、円弧部24が設けられている。円弧部24には、弧状体11の一方の側面側(矢印R方向側)に壁11Cの厚さ寸法の略半分の深さ寸法を有する円形状の座グリ26が同軸的に形成されており、その円弧中心部分に第1貫通孔28が形成されている。
一方、第2の嵌合部22には、円弧部30が設けられている。円弧部30には、弧状体11の他方の側面側(矢印L方向側)に壁11Cの厚さ寸法の略半分の深さ寸法を有する円形の座グリ32が同軸的に形成されており、その円弧中心部分に第1の嵌合部20の第1貫通孔28と同径の第2貫通孔34が形成されている。
また、弧状体11の第2の嵌合部22には、両側面に座金36が設けられている。この座金36の両端部分には貫通孔38が形成されており、弧状体11にインサートされたピン40が一方の貫通孔38に挿入されることにより座金36は弧状体11に係止されている。
一方の弧状体11の第1の嵌合部20の第1貫通孔28、他方の弧状体11の第2貫通孔34、座金36の貫通孔38を貫通するボルト42にナット44が螺合されることにより弧状体11同士が連結されている。なお、ボルト42、ナット44の代わりにリベットを用いても良い。
半径方向内端11Aは、空気入りタイヤ12のビード部12Eが固着されたリム14のウエル部14Aの外周面に回転可能に嵌合している。
一方、半径方向外端11Bは、空気入りタイヤ12のトレッド部18の内面18Aのタイヤ幅方向中央部に対向している。
図6に示すように、トレッド部18を構成するインナーライナ16とカーカス17との間には、電子チップ19が埋設されており、トレッド部18の内側には、この埋設による凸部16Pが形成されている。
電子チップ19は、最大幅方向がタイヤ赤道Uに沿った方向となるように配置されている。また、電子チップ19の長手方向の中心ライン16Cのタイヤ半径方向位置が、タイヤ赤道Uのタイヤ半径方向位置とほぼ一致した位置に配置されている。
また、中子10には、内圧低下により空気入りタイヤ12が潰れた際に電子チップ19を収容する凹部10Dが設けられており、凹部10Dの配置位置は電子チップ19と対向する位置にされている。
本実施形態では、空気入りタイヤ12として、タイヤサイズが195/65R15であり、正規内圧、正規荷重(規定条件の内圧、荷重)での接地幅が115mmとなるものを用いる。ここで、正規荷重とは、空気入りタイヤをJATMA YEAR BOOK(2003年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着したときのJATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する荷重のことである。また、正規内圧とは、この最大負荷能力に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧のことである。なお、使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合には各々の規格に従う。
また、このときの接地幅の端部はトレッド端である。トレッド端とは、上記の正規内圧、正規荷重を空気入りタイヤに与えたときのタイヤ幅方向最外の接地部位を意味する。
また、本実施形態では、電子チップ19として、3mm×4mm×0.4mmのRFID用ICチップの両側に長さ60mmのアンテナを付けたものを用いる。このアンテナは、例えば、ゴムとの接着のために黄銅メッキを施したワイヤで構成される。
中子10は、主に合成樹脂材料で構成されている。ここで用いる合成樹脂材料としては、特に曲げ弾性率7000〜16000MPa(ISO 170(乾燥状態))でアイゾット衝撃値9〜25kg/cm2(ISO 180/1A(乾燥状態) ノッチ付)で熱変形温度220°C(18.5kg/cm2)以上の合成樹脂材料を使うことが好ましく、具体的には、ナイロン6・6、ナイロン4・6を含む熱可塑性樹脂等が好ましい。
また、強度等を向上させるために、合成樹脂材料にガラス繊維、炭素繊維、グラファイト繊維、アルミナ繊維等の各種短繊維、ウィスカー、カルシウム等の周知の充填材を混入しても良く、中子10をFRP(GFRP、CFRP等)構造としても良い。
本実施形態の中子10は、補強材としてガラス短繊維を混入したナイロン6・6を用いている。
中子10の半径方向内端11Aの内周面には、リム側緩衝層46を介して衝撃緩衝プレート48が設けられている。
リム側緩衝層46は、一定厚さ(T1)で半径方向内端11Aと同じ幅(W1)のシート状のゴムである。
リム側緩衝層46のゴム硬度(JIS A)は60〜80度であることが好ましい。リム側緩衝層46の厚さT1は、0.5mm以上であることが好ましく、1.0mm以上が更に好ましい。
本実施形態では、リム側緩衝層46を構成するゴムは、硬度(JIS A)が70度であり、厚さT1が2mm、幅W1が40mmである。
リム側緩衝層46を構成するゴムの種類は特に問わないが、天然ゴム(NR)、ポリブタジエンゴム(BR)、イソプレン(IR)、スチレンブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、エチレンプロピレンジエン共重合体(ERGM)等が好ましく、本実施形態では天然ゴムを用いている。
衝撃緩衝プレート48は、一定厚さ(T2)で、リム側緩衝層46と同じ幅の金属板である。衝撃緩衝プレート48を構成する金属は、鉄、ステンレススチール等が好ましく、その厚さT2は0.5mm以上が好ましく、1.0mm以上が更に好ましい。
本実施形態の衝撃緩衝プレート48は、ステンレススチール板から形成されており、厚さT2が1mmである。
本実施形態では、リム側緩衝層(ゴム)46は、中子10の半径方向内端11Aの内周面及び衝撃緩衝プレート48に対して加硫接着されている。
また、衝撃緩衝プレート48がリム14のウエル部14Aの外周面に接触するように中子10はリム14に対して回転可能に嵌合されている。
中子10の半径方向外端11Bには、その外周面にタイヤ側緩衝層50が設けられている。
タイヤ側緩衝層50は、一定厚さ(T3)で半径方向外端11Bと同じ幅(W2)のシート状のゴムである。
タイヤ側緩衝層50の中央部には、上述した凹部10Dが形成されている。凹部10Dの寸法は、電子チップ19の寸法に合わせられており、内圧低下により空気入りタイヤ12が潰れた際に電子チップ19が収容され得るように形成されている。
本実施形態では、凸部16Pの突出高さhが0.8mm(図1参照)であり、凹部10Dの寸法は、中子周方向の幅B1が(図2参照)80mm、中子回転軸方向(すなわちタイヤ幅方向)の幅B2(図1参照)が30.0mm、深さd(図1参照)が5.0mmである。
タイヤ側緩衝層50のゴム硬度(JIS A)は60〜80度であることが好ましい。タイヤ側緩衝層50の厚さT3は、厚さが10mm以上であることが好ましく、15mm以上、更には20mm以上が好ましい。
本実施形態では、タイヤ側緩衝層50は、硬度(JIS A)が70度であり、厚さT3が30mmである。また、軸方向の幅W2が63mmであり、正規内圧、正規荷重での接地幅が115mmである場合、幅W2がこの接地幅の55%になっている。
タイヤ側緩衝層50を構成するゴムの種類は特に問わないが、天然ゴム(NR)、ポリブタジエンゴム(BR)、イソプレン(IR)、スチレンブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、エチレンプロピレンジエン共重合体(ERGM)等が好ましく、本実施形態では天然ゴムを用いている。
このタイヤ側緩衝層(ゴム)50は、中子10の半径方向外端11Bに加硫接着されている。
なお、本実施形態では、図1に示すように、中子10の半径方向内端11Aの厚さT4は8mm、半径方向外端11Bの厚さT5は6mmと、壁面11Cの径方向長さL1は44mm、壁面11Cの厚さT6は2mmであり、補強リブ11Dの高さ寸法T7は2mmである。
(作用)
次に本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の中子10は、通常走行時はその半径方向内端11Aの衝撃緩衝プレート48とリム14のウエル部14Aとの摩擦によってリム14と一体となって回転している。
パンク等により空気入りタイヤ12の内圧が低下すると、図1の2点鎖線で示すように空気入りタイヤ12は接地側において潰れ、トレッド部18の内面18Aが中子10の半径方向外端11Bのタイヤ側緩衝層50に接触するようになる。
この時、インナーライナ16で覆われている電子チップ19がタイヤ側緩衝層50の凹部10Dに収容される。そして、中子10は空気入りタイヤ12を内側から支持してその潰れを阻止し、内圧低下状態における空気入りタイヤ12の走行を可能にするとともに、空気入りタイヤ12から与えられた力によりリム14のウエル部14A上を滑って回転する。
リム14のウエル部14Aには、中子10の金属製の衝撃緩衝プレート48が接触するので、タイヤ側緩衝層50の摩耗が防止される。
このように、本実施形態では、ランフラット走行により空気入りタイヤ12のトレッド側より入力する力はタイヤ側緩衝層50で吸収され、高速で走行が可能となる。その際、電子チップ19が凹部10Dに収容されるので、ランフラット走行時に電子チップ19が大きな押圧力や衝撃力を受けて損傷することが充分に防止されている。
なお、ランフラット走行時に電子チップ19が受ける圧力を、電子チップ19全体にわたって緩和させるために、凹部10Dのタイヤ径方向への投影形状を、電子チップ19のタイヤ径方向への投影形状を包含する形状にしてもよい。また、図7に示すように、凹部10Dを、タイヤ側緩衝層50の外周上に均等な間隔で複数設けて、凹部10Dを配置することによる中子10の回転バランスへの影響を小さくしてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図8、図9に示すように、第2実施形態に係るタイヤリム組立体53では、第1実施形態に比べ、中子60のタイヤ側緩衝層62に形成されている凹部60Dの形状が異なる。この凹部60Dはタイヤ周方向に連続した溝状になっており、本実施形態では、溝幅(凹部60Dの幅)が20mm、溝深さ(凹部60Dの深さ)が5mmである。
本実施形態により、タイヤ側緩衝層の凹部を容易に形成することができると共に、凹部60Dと電子チップ19との周方向の位置合わせが不要となる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図10に示すように、第3実施形態では、中子70が2つの部材で構成されている。すなわち、中子70は、第1中子部材71と第2中子部材72とで構成されており、第1中子部材71と第2中子部材72との間には、タイヤ軸方向に隙間74が隙間幅Dで形成されている。この隙間幅Dは、ランフラット走行時にトレッド部の内面18Aが中子70に当接しても電子チップ19が損傷することがないように、凸部16Pや電子チップ19の幅を考慮して決定されている。
第1中子部材71の半径方向内端71Aの内周面には、リム側緩衝層76を介して衝撃緩衝プレート78が設けられている。同様に、第2中子部材72の半径方向内端72Aの内周面には、リム側緩衝層77を介して衝撃緩衝プレート79が設けられている。
第1中子部材71の半径方向外端71Bには、その外周面にタイヤ側緩衝層81が設けられ、同様に、第2中子部材72の半径方向外端72Bには、その外周面にタイヤ側緩衝層82が設けられている。
このように第3実施形態では、中子70を第1中子部材71と第2中子部材72とで構成することにより隙間74を形成しているので、中子70に凹部を形成する必要がない。従って、中子70の製造工程を簡易にできる。また、第1中子部材71及び第2中子部材72を製造した後、第1中子部材71及び第2中子部材72のリム14への取付位置を調整することにより、隙間幅Dを任意の値にすることができる。また、隙間74の深さは凸部16Pの突出高さに比べて大幅に深いので、第1実施形態のように凹部10Dの深さに留意する必要がない。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。図11に示すように、第4実施形態では、第1実施形態に比べ、電子チップ19がトレッド部18の内面側に貼着されている(すなわちインナーライナ16に貼着されている)。
本実施形態では、電子チップ19を貼着する際、インナーライナ16にゴムバッチ(ゴム板)84を介して電子チップ19を所定の位置に貼着し、更に、ゴムシート86で覆う。
ゴムバッチ84、ゴムシート86の厚みは例えば0.4mmである。この場合、電子チップ19の厚みが0.4mmであるとすると、インナーライナ16からの総突出高さtは1.2mmとなる。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様の中子が設けられ、中子に設けられたタイヤ側緩衝層には第1実施形態と同様の凹部が形成されているが、この凹部の深さは上記の総突出高さに合わせて決定されている。ランフラット走行時に電子チップ19が中子から押圧力や衝撃力を受けて損傷することを完全に回避するためには、凹部の深さが上記の総突出高さに比べて深いことが好ましい。
本実施形態により、電子チップ19を埋設しなくても済むので、空気入りタイヤを製造した後に電子チップ19を設けることができ、しかも、このように後から電子チップ19を貼着しても、ランフラット走行時に電子チップ19が中子からの押圧力や衝撃力を受けて損傷することを回避できる。
なお、第2実施形態、第3実施形態で、本実施形態のように電子チップ19を貼着しても同様の効果を奏することができる。
[実験例]
電子チップ19をトレッド部18に埋設した第2実施形態に係るタイヤリム組立体の一例(表1の実施例1)と、電子チップ19をトレッド部18に貼着し、中子の凹部として溝を形成した第4実施形態に係るタイヤリム組立体の一例(表1の実施例2)と、を用いて走行実験による耐久性試験を行った。試験条件、試験結果を表1に実施例1、2として示す。
Figure 2005104265
また、比較のために、電子チップをトレッド部に埋設した従来のタイヤリム組立体(表1の比較例1)と、電子チップをトレッド部に貼着した従来のタイヤリム組立体(表1の比較例2)とを用い、同じ条件で耐久性試験を行った。試験条件、試験結果を表1に比較例1、2として併せて示す。
表1から判るように、実施例1、2では、RF試験走行後であっても電子チップ19に損傷はなく、電子チップ19の機能が正常であった。これに対し、電子チップ19を埋設した比較例1では電子チップ19が損傷を受けており、電子チップ19を貼着した比較例2では電子チップ19が脱落して損傷していた。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態に係るタイヤリム組立体を示す、タイヤ軸方向に沿った部分断面図である。 第1実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を示す側面図である。 図2の部分拡大図である。 第1実施形態で、中子の弧状体の連結部を示す断面図である。 第1実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を示す部分断面斜視図である。 第1実施形態で、空気入りタイヤに電子チップが埋設されていることを示す斜視図である。 第1実施形態に係るタイヤリム組立体の中子の変形例を示す側面図である。 第2実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を示す側面図である。 第2実施形態に係るタイヤリム組立体の中子を示す部分斜視図である。 第3実施形態に係るタイヤリム組立体を示す、タイヤ軸方向に沿った部分断面図である。 第4実施形態で、空気入りタイヤに電子チップが埋設されていることを示す斜視図である。
符号の説明
10 中子
10D 凹部
12 空気入りタイヤ
13 タイヤリム組立体
14 リム
18 トレッド部
18A 内面
19 電子チップ(電子装置)
50 タイヤ側緩衝層(支持面部)
53 タイヤリム組立体
60 中子
62 タイヤ側緩衝層(支持面部)
60D 凹部
70 中子
71 第1中子部材(2つ以上の部材)
72 第2中子部材(2つ以上の部材)
74 隙間
81 タイヤ側緩衝層(支持面部)
82 タイヤ側緩衝層(支持面部)
U タイヤ赤道ライン

Claims (12)

  1. リムと、前記リムに取付けられた空気入りタイヤと、前記空気入りタイヤのトレッド部に設けられた電子装置と、前記リムに取付けられ、内圧低下により前記空気入りタイヤが潰れると前記トレッド部の内面側が当接する中子と、を有するタイヤリム組立体であって、
    前記空気入りタイヤが潰れてランフラット走行するときに前記トレッド部の内面側に当接して前記トレッド部を支持する支持面部が前記中子に設けられ、
    前記支持面部の前記電子装置と対向する位置に凹部が設けられていることを特徴とするタイヤリム組立体。
  2. 前記凹部のタイヤ径方向への投影形状が、前記電子装置のタイヤ径方向への投影形状を包含する形状であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤリム組立体。
  3. 前記電子装置が前記トレッド部に埋設されていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤリム組立体。
  4. 前記電子装置が前記トレッド部の内面に貼着されていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤリム組立体。
  5. 前記トレッド部の内面からの前記電子装置の突出高さよりも、前記凹部の深さが深いことを特徴とする請求項4に記載のタイヤリム組立体。
  6. 前記凹部を、前記支持面部の外周上に均等な間隔で複数設けたことを特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
  7. 前記凹部が、前記支持面部の周方向に連続する溝であることを特徴とする請求項1〜5のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
  8. リムと、前記リムに取付けられた空気入りタイヤと、前記空気入りタイヤのトレッド部に設けられた電子装置と、前記リムに取付けられ、内圧低下により前記空気入りタイヤが潰れると前記トレッド部の内面側が当接する中子と、を有する空気入りタイヤであって、
    前記中子は、前記電子装置と対向する位置に隙間が形成されるようにタイヤ軸方向から前記隙間を挟む2つ以上の部材で構成され、
    前記2つ以上の部材は、前記空気入りタイヤが潰れてランフラット走行するときに前記トレッド部の内面側に当接して前記トレッド部を支持する支持面部を各々有することを特徴とするタイヤリム組立体。
  9. 前記隙間のタイヤ軸方向の間隔が、前記電子装置のタイヤ軸方向の幅よりも広いことを特徴とする請求項8に記載のタイヤリム組立体。
  10. 前記電子装置がタイヤ赤道ラインの近傍に設けられたことを特徴とする請求項1〜9のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
  11. 前記支持面部が弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜10のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
  12. 前記支持面部のタイヤ軸方向幅が、正規内圧、正規荷重がかけられたときのタイヤ接地幅の30%以上であることを特徴とする請求項1〜11のうち何れか1項に記載のタイヤリム組立体。
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