JP2005102892A - 縦型電気掃除機 - Google Patents

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和将 鎌谷
Kazuyoshi Yoshimi
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Abstract

【課題】タービンファンの回転力により回転ブラシを回転させるものにおいて、簡単な構成により床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができる縦型電気掃除機を提供することを課題とする。
【解決手段】集塵部3及び電動送風機4が配設された本体部5と、本体部5が装着された支柱部2と、支柱部2の下部に吸込継手19を介して上下回動自在に接続された床用吸込具6と、床用吸込具6の吸込口12に臨んで回転自在に配設された回転ブラシ16と、床用吸込具6内へ吸引される空気により回転するタービンファン17と、タービンファン17の回転力を回転ブラシに伝達する伝達手段18とを備えた縦型電気掃除機において、前記支柱部2を倒した状態では、回転ブラシ16を回転可能に構成すると共に、支柱部2を立てた状態では、回転ブラシ16を回転させないように構成した
【選択図】 図6

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、本体部と支柱部とから構成された縦型電気掃除機に関する。
床用吸込具内に吸気される空気によりタービンファンを回転させ、タービンファンの回転力を回転ブラシに伝達して回転ブラシ回転させることにより、絨毯等の床面からごみを掻き取り床用吸込具内に吸引する縦型の電気掃除機は、掃除する時は支柱部を倒し、使用しない時は支柱部を略垂直状態にして立たせた状態で放置する。この立たせた未使用状態においても床用吸込具が床面に接しているため、この状態で誤ってスイッチを入れた場合や、掃除中の来客や電話等に対応するためスイッチを入れたままの状態で支柱部を立たせて放置した場合、タービンブラシの回転力により回転する回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまう虞があった。
タービンファンの回転力により回転する回転ブラシを有する床用吸込具が床面から浮いた状態になると、回転ブラシの回転を停止させるものが知られているが(例えば、特許文献1参照)、床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることについては何ら考慮されていなかった。
特開平10−211133号公報
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、タービンファンの回転力により回転ブラシを回転させるものにおいて、簡単な構成により床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができる縦型電気掃除機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、集塵部及び電動送風機が配設された本体部と、本体部が装着された支柱部と、支柱部の下部に吸込継手を介して上下回動自在に接続された床用吸込具と、床用吸込具の吸込口に臨んで回転自在に配設された回転ブラシと、床用吸込具内へ吸引される空気により回転するタービンファンと、タービンファンの回転力を回転ブラシに伝達する伝達手段とを備えた縦型電気掃除機において、前記支柱部を倒した状態では、回転ブラシを回転可能に構成すると共に、支柱部を立てた状態では、回転ブラシを回転させないように構成したことを特徴とする。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記支柱部を倒した状態では、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達され、支柱部を立てた状態では、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達されないように構成してもよい。
また、前記伝達手段は、伝動ベルトと伝動ベルトに接触自在に移動するプーリーとから構成され、前記支柱部を倒した状態では、前記プーリーを伝動ベルトに接触する位置に移動させて伝動ベルトに張りを生じさせ、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達されるように構成すると共に、支柱部を立てた状態では、前記プーリーを伝動ベルトから離れる方向に移動させて伝動ベルトに弛みを生じさせ、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達されないように構成してもよい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記支柱部を倒した状態では、回転ブラシは回転し、支柱部を立てた状態では、回転ブラシの回転力を低減させるように構成してもよい。
また、前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具の開閉自在に形成された開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第1吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、前記吸込継手が開口部を閉塞するように構成すると共に、支柱部を立てた状態では、前記吸込継手が開口部を開放するように構成されてもよい。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記支柱部を倒した状態では、回転ブラシは回転し、支柱部を立てた状態では、回転ブラシを停止させるように構成してもよい。
また、前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具の開閉自在に形成された開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第1吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、前記吸込継手が開口部を閉塞し、支柱部を立てた状態では、前記吸込継手が開口部を開放すると共に、第1吸気流路を閉塞するように構成されてもよい。
また、前記タービンファンに対応する位置の吸込口後方に、吸込口に連通する切欠部を設け、切欠部の後端縁は、タービンファン前面のエアーガイドよりも後方に位置してもよい。
また、前記床用吸込具の吸込口からタービンファンへ流れる吸気流路に臨む位置に回動可能な偏向板を設け、偏向板は、床用吸込具を床面に置いた状態ではタービンファンのファン先端のタービンファンを回転させる方向に向き、床用吸込具を床面より浮かした状態ではタービンファンの回転中心方向に向くように構成されてもよい。
また、前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具に形成された開口部と、開口部を開閉自在に閉塞するシャッターと、シャッターを開口部が開放する方向に付勢する付勢手段と、開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第2吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、開口部はシャッターの付勢力により開放されていると共に、支柱部を立てた状態では、シャッターの付勢力に抗して支柱部に当接して移動するシャッターにより開口部を閉塞するように構成されてもよい。
また、前記開口部は、床用吸込具の上面に形成されてもよい。
また、前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具の上面に形成された開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第2吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、開口部は開放され、支柱部を立てた状態では、開口部は本体部底面により閉塞されるように構成されてもよい。
上記課題を解決するための第2の手段は、集塵部及び電動送風機が配設された本体部と、本体部が装着された支柱部と、支柱部の下部に吸込継手を介して上下回動自在に接続された床用吸込具と、床用吸込具の吸込口に臨んで回転自在に配設された回転ブラシと、床用吸込具内へ吸引される空気により回転するタービンファンと、タービンファンの回転力を回転ブラシに伝達する伝達手段とを備えた縦型電気掃除機において、前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具に形成された開口部と、開口
部を開閉自在に閉塞するシャッターと、シャッターの開閉を操作するペダルと、開口部から本体部へ吸引され、タービンファンを回転させる第2吸気流路とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1の構成によれば、支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3の構成によれば、簡単な構成により支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項4の構成によれば、支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを抑制することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項5の構成によれば、簡単な構成により支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを抑制することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によれば、簡単な構成により支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によれば、支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができると共に、床用吸込具を床面から浮かしても回転している回転ブラシに誤って手が触れることを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項9の構成によれば、支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを回転させないようにすることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができると共に、床用吸込具を床面から浮かしても回転している回転ブラシに誤って手が触れること
を防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項10の構成によれば、簡単な構成により支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項11の構成によれば、タービンファンを流れる吸気流路に極力床面のごみが流入することを防ぐことができ、タービンファンの目詰まりを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項12の構成によれば、簡単な構成により支柱部を立てた状態にすると床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項13の構成によれば、簡単な構成により床用吸込具が床面に接した状態で回転ブラシを停止させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを防止することができる等の効果を奏する。
(第1実施形態)
本発明に係る縦型電気掃除機を実施するための最良の第1実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
本発明の縦型電気掃除機は、上方にグリップ1を有する支柱部2と、支柱部2に装着され、集塵部3及び電動送風機4が配設された本体部5と、支柱部2の下部に上下回動自在に接続された床用吸込具6とから構成されている(図1乃至図4参照)。そして、この縦型電気掃除機を使用する場合は、図5に示すように支柱部2を倒し、縦型電気掃除機を使用しない場合は、図6に示すように支柱部2を略垂直に立てた状態にして縦型電気掃除機が倒れないようにする。
本体部5は、電動送風機4が配設されると共に、図示しない支柱部2への装着部を有するベース部7と、本体部5を支柱部2に装着した状態で、本体部5の上方に位置すると共に、ベース部7に着脱自在に装着される集塵部3とから構成されている。集塵部3の上方には取っ手8が形成されている。取っ手8近傍の取っ手8延長上のベース部7には電動送風機4を操作するスイッチ9が配設されている。本体部5のベース部7には、ホース10の一端が連結されている。ホース10の一端と集塵部3とは連通している(図1参照)。
床用吸込具6近傍の支柱部2には、ホース10の他端が着脱自在に接続されるホース接続部11が形成されている。ホース接続部11と床用吸込具6の下方に形成された吸込口12とは連通しており、ホース10の他端をホース接続部11に接続することにより、ホース10を介して吸込口12と集塵部3とは連通している(図1参照)。
床用吸込具6は、上ケース13と下ケース14からなって吸込口12が下方に形成された横長の吸込具ケース15と、吸込具ケース15の吸込口12に臨ませて吸込具ケース15に回転自在に支持された回転ブラシ16と、吸込具ケース15内の後述する第1吸気流路26に臨ませて吸込具ケース15に回転自在に支持され、吸込口12から吸引される空気により回転するタービンファン17と、タービンファン17の回転力を回転ブラシ16に伝達する伝動ベルト18と、吸込具ケース15の後面側略中央に上下回動自在に取付け
られ、吸込口12に連通する吸込継手19とから構成されている。そして、吸込継手19を支柱部2に接続することにより床用吸込具6に対して支柱部2が上下回動自在に回動するようになる(図5乃至図7参照)。
吸込継手19は、略球状の回動部20と、略球状の回動部20内を貫通する吸気路21と、支柱部2に接続される接続部22とから構成されている。回動部20は、上ケース13に形成された上支持部23と、下ケース14に形成された下支持部24とにより上下回動自在に支持されている。吸込継手19の回動部20に対応する下ケースの下支持部24には開口部25が形成されている(図5乃至図8参照)。支柱部2を倒した状態では、開口部25は吸込継手19の回動部20により閉塞され、(図5参照)支柱部2を立てた状態では、開口部25は開放されて吸気路21と連通するようになっている(図6参照)。
床用吸込具6内には、吸込口12、回転ブラシ16及びタービンファン17を介して吸込継手19の吸気路21に連通する第1吸気流路26(図5参照)と、開口部25を介して吸気路21に連通する第2吸気流路27(図6参照)との2つの吸気流路が形成されている。タービンファン17は、第1吸気流路26に臨んで配設され、第1吸気流路26を流れる空気により回転し、第2吸気流路27を流れる空気では回転しないようになっている。
このように構成された第1実施形態の縦型電気掃除機は、スイッチ9を入れると電動送風機4が駆動する。掃除をするために支柱部2を倒すと吸込継手19の回動部20により開口部25は閉塞され、電動送風機4の駆動に伴い吸込口12から床面のごみを空気と共に吸込み、第1吸気流路26を介して流入する集塵部3において空気中のごみを捕集する。第1吸気流路26を流れる空気によりタービンファン17は回転するため、伝動ベルト18を介して回転ブラシ16を回転させることができる。そして、回転ブラシ16が回転することにより床面のごみを掻き取ることができるため、掃除の効率を向上させることができる。
掃除が終われば、スイッチ9を切り支柱部2を立てて放置する。この状態で縦型電気掃除機は安定した状態となっており倒れる虞はない。この時、支柱部2の回動に伴い開口部25は開放されて開口部25と吸気路21とは連通する。また、吸気路21は第1吸気流路26とも連通している。支柱部2を立てた状態で誤ってスイッチ9を入れた場合や、掃除中の来客や電話等に対応するためスイッチ9を入れたまま支柱部2を立てた状態で放置した場合には、開口部25を介したタービンファン17を回転させない第2吸気流路27からも床用吸込具6内に空気を吸込むことができるため、第1吸気流路26を流れる空気の量を減少させてタービンファン17の回転力を減少させると共に回転ブラシ16の回転力を減少させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを抑制することができる。
(第2実施形態)
図9及び図10は本発明の第2実施形態を示している。尚、第1実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態の吸込継手19の吸気路21は、第1吸気流路26と連通する開放部28を小さく形成している。そして、図9に示すように支柱部2を倒した状態では、開口部25は吸込継手19の回動部20により閉塞されると共に、吸気路21は開放部28を介して第1吸気流路26と連通する。また、図10に示すように支柱部2を立てた状態では、開口部25は開放部28を介して吸気路21に連通し第2吸気流路27が構成されると共に、第1吸気流路26は吸込継手19の回動部20により遮断される。この結果、タービンファン17は停止すると共に、回転ブラシ16も停止する。
このように構成された第2実施形態の縦型電気掃除機は、支柱部2を倒した状態では、第1実施形態と同様に吸気された空気により回転する回転ブラシ16により床面のごみを掻き取ることができるため、掃除の効率を向上させることができる。また、支柱を立てた状態では、第1吸気流路26は吸込継手19の回動部20により遮断されるため、回転ブラシ16を停止させることができ、回転ブラシ16により同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを確実に防止することができる。
(第3実施形態)
図11乃至図13は本発明の第3実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第2実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第3実施形態の吸込継手19は、第1実施形態と同様に構成され、支柱部2を倒した状態では、開口部25は吸込継手19の回動部20により閉塞され、支柱部2を立てた状態では、開口部25は開放されて吸気路21と連通するようになっている。
従って、第1実施形態と同様に、支柱部2を立てた状態で誤ってスイッチ9を入れた場合や、掃除中の来客や電話等に対応するためスイッチ9を入れたまま支柱部2を立てた状態で放置した場合には、開口部25を介したタービンファン17を回転させない第2吸気流路27からも床用吸込具6内に空気を吸込むことができるため、第1吸気流路26を流れる空気の量を減少させてタービンファン17の回転力を減少させると共に回転ブラシ16の回転力を減少させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを抑制することができる。
また、タービンファン17に対応する位置の吸込口12の後方(図11の右側)には吸込口12に連通する切欠部29が形成されている。この切欠部29の後端縁は、タービンファン17の前面側のエアーガイド30よりも寸法Aだけ後方に位置している(図12参照)。
このように構成された第3実施形態の縦型電気掃除機は、支柱部2を倒した状態では、第1実施形態と同様に第1吸気流路26からごみを吸引する。この時、第1吸気流路26を通過する空気によりタービンファン17は回転すると共に、伝動ベルト18を介して回転ブラシ16も回転する。この状態で床用吸込具6を床面から持ち上げた場合、回転している回転ブラシ16に誤って手が触れる等してけがをする虞がある。
そこで、第3実施形態では、タービンファン17の前面側のエアーガイド30よりも寸法Aだけ後方に位置する切欠部29を設けているため、切欠部29から吸引される空気の作用により第1吸気流路26を流れる空気は、図12に示すようにタービンファン17の回転中心側を流れるようになり、タービンファン17は回転しなくなる。従って、回転している回転ブラシ16に誤って手が触れる等してけがをする虞はない。この切欠部29は床用吸込具6が床面に接している状態では、図11に示すように切欠部29から空気が吸引されることはなく、通常使用状態で不具合が発生することはない。
尚、第3実施形態では、吸込継手19を第1実施形態と同様に構成したが、吸込継手19を第2実施形態と同様に構成し、支柱部2を立てた状態で回転ブラシ16を回転させないようにしてもよい。
(第4実施形)
図14乃至図17は本発明の第4実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第3実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第4実施形態の吸込継手19は、第1実施形態と同様に構成され、支柱部2を倒した状態では、開口部25は吸込継手19の回動部20により閉塞され、支柱部2を立てた状態では、開口部25は開放さ
れて吸気路21と連通するようになっている。
従って、第1実施形態と同様に、支柱部2を立てた状態で誤ってスイッチ9を入れた場合や、掃除中の来客や電話等に対応するためスイッチ9を入れたまま支柱部2を立てた状態で放置した場合には、開口部25を介して第2吸気流路27からも床用吸込具6内に空気を吸込むことができるため、第1吸気流路26を流れる空気の量を減少させてタービンファン17の回転力を減少させると共に、回転ブラシ16の回転力を減少させることができ、回転ブラシにより同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを抑制することができる。
また、第1吸気流路26に臨む床用吸込具6の底部には、偏向板31が回動自在に装着されている。偏向板31は、支軸32を回動中心に支持され一端に突起部33を形成している。偏向板31は図示しないバネにより支軸32を回動中心に反時計方向に付勢されている。従って、床用吸込具6を床面に置いた場合は、突起部33が床面に当接して反時計方向への回動が阻止されるため、偏向板31は略水平状態になりタービンファン17のファン先端のタービンファン17を回転させる方向を向く(図14参照)。床用吸込具6を床面から浮かした場合は、偏向板31は付勢されて反時計方向に回動し、偏向板31はタービンファン17の回動中心方向を向く(図16参照)。
このように構成された第4実施形態の縦型電気掃除機は、支柱部2を倒した状態では、第1実施形態と同様に第1吸気流路26からごみを吸引する。この時、第1吸気流路26を通過する空気によりタービンファン17は回転すると共に、伝動ベルト18を介して回転ブラシ16も回転する。この状態で床用吸込具6を床面から持ち上げた場合、回転している回転ブラシ16に誤って手が触れる等してけがをする虞がある。
そこで、第4実施形態では、回動自在な偏向板31を設けているため、反時計方向へ回動した偏向板31を通過する空気の作用により第1吸気流路26を流れる空気は、図16に示すようにタービンファン17の回転中心側を流れるようになり、タービンファン17は回転しない。従って、回転している回転ブラシ16に誤って手が触れる等してけがをする虞はない。この偏向板31は床用吸込具6が床面に接している状態では、図14に示すように偏向板31は略水平状態になりタービンファン17のファン先端のタービンファン17を回転させる方向を向いてタービンファン17を回転させるため、タービンファン17の回転に悪影響を及ぼす虞はない。
尚、第4実施形態では、吸込継手19を第1実施形態と同様に構成したが、吸込継手19を第2実施形態と同様に構成し、支柱部2を立てた状態で回転ブラシ16を回転させないようにしてもよい。
(第5実施形態)
図18乃至図20は本発明の第5実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第4実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第5実施形態では、第2吸気流路27の開口部25を床用吸込具6の上方に向けると共に、開口部25を開閉自在に閉塞するシャッター34を設けている。
開口部25と吸込継手19の吸気路21とを連通する第2吸気流路27に臨ませてタービンファン17を配設している。従って、第1吸気流路26を流れる空気ではタービンファン17は回転しないようになっている。開口部25を開閉自在に閉塞するシャッター34は図示しないガイドによりスライド自在に構成され、バネ等の付勢手段35により開口部25を開放する方向(図18において右側)に付勢されている。シャッター34の開口部25と対向する一端には凸部36が形成されている。凸部36は、支柱部2を立てた状
態にした時、吸込継手19に形成された当接部37に当接するようになっている(図19参照)。
このように構成された第5実施形態の縦型電気掃除機は、支柱部2を倒した状態では、付勢手段35によりシャッター34が開口部25を開放する方向に移動し開口部25は開放されているため、開口部25を介して床用吸込具6内に空気を吸引し第2吸気流路27を空気が流れる。これに伴ってタービンファン17が回転し、回転ブラシ16も回転する。床面のごみは第1吸気流路26を流れる空気により吸引され集塵部で捕捉される。
支柱部2を立てた状態にすると、吸込継手19の当接部37がシャッター34の凸部36に当接し付勢力に抗してシャッター34を開口部25が閉塞する方向(図19において左側)に移動させて開口部25を閉塞する。この結果、第2吸気流路27には空気が流れなくなりタービンファン17は回転しない。従って、回転ブラシ16も回転しないため、回転ブラシ16により同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを確実に防止することができる。また、開口部25を床用吸込具6に上面に形成しているため、第2吸気流路27を流れる空気には床面のごみが極力含まれておらず、タービンファン17の目詰まりを防止することができる。
(第6実施形態)
図21及び図22は本発明の第6実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第5実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第6実施形態では、第2吸気流路27の開口部25を床用吸込具6の上方に向けると共に、開口部25を本体部5の底部38で開閉自在に閉塞するようになっている。
開口部25と吸込継手19の吸気路21とを連通する第2吸気流路27に臨ませてタービンファン17を配設している。従って、第1吸気流路26を流れる空気ではタービンファン17は回転しないようになっている。
このように構成された第6実施形態の縦型電気掃除機は、支柱部2を倒した状態では、開口部25は開放されているため、開口部25を介して床用吸込具6内に空気を吸引し第2吸気流路27を空気が流れる。これに伴ってタービンファン17が回転し、回転ブラシ16も回転する(図21参照)。床面のごみは第1吸気流路26を流れる空気により吸引され集塵部で捕捉される。支柱部2を立てた状態にすると、本体部5の底部38が開口部25周縁に当接して開口部25を閉塞する(図22参照)。この結果、第2吸気流路27には空気が流れなくなりタービンファン17は回転しない。従って、回転ブラシ16も回転しないため、回転ブラシ16により同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを確実に防止することができる。また、開口部25を床用吸込具6に上面に形成しているため、第2吸気流路27を流れる空気には床面のごみが極力含まれておらず、タービンファン17の目詰まりを防止することができる。
(第7実施形態)
図23乃至図27は本発明の第7実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第6実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第7実施形態では、第2吸気流路27の開口部25を床用吸込具6の上方に向けると共に、開口部25を開閉自在に閉塞するシャッター34をペダル39により操作するようになっている。
開口部25と吸込継手19の吸気路21とを連通する第2吸気流路27に臨ませてタービンファン17を配設している。従って、第1吸気流路26を流れる空気ではタービンファン17は回転しないようになっている。開口部25を開閉自在に閉塞するシャッター34は図示しないガイドによりスライド自在に構成され、バネ等の付勢手段35により開口
部25を開放する方向(図23において右側)に付勢されている。シャッター34の一端は支点40を中心に回転する連結バー41の一端に連結されている。連結バー41の他端はペダル39と共に回動するレバー42に当接している(図27参照)。
図26に示すようにペダル39の前側を踏み込むと、レバー42が前方に回動し連結バー41には力が働かないので連結バー41は回動しない。この結果、付勢手段35によりシャッター34は後方に移動して開口部25は開放される。図25に示すようにペダル39の後側を踏むと、レバー42が後方に回動し連結バー41の他端を後方へ回動させる。そうすると、連結バー41の一端が前方に回動し、連結バー41の一端の前方への回動に伴って、付勢手段35の付勢力に抗してシャッター34を前方に移動させて開口部25を閉塞する。
このように構成された第7実施形態の縦型電気掃除機は、図26に示すようにペダル39の前を踏んだ状態では、付勢手段35によりシャッター34が開口部25を開放する方向に移動し開口部25は開放されているため、開口部25を介して床用吸込具6内に空気を吸引し第2吸気流路27を空気が流れる。これに伴ってタービンファン17が回転し、回転ブラシ16も回転する。床面のごみは第1吸気流路26を流れる空気により吸引され集塵部で捕捉される。図25に示すようにペダル39の後を踏んだ状態にすると、連結バー41の一端が前方に回動し、連結バー41の一端の前方への回動に伴って、付勢手段35の付勢力に抗してシャッター34を前方に移動させて開口部25を閉塞する。
この結果、第2吸気流路27には空気が流れなくなりタービンファン17は回転しない。従って、回転ブラシ16も回転しないため、回転ブラシ16により同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを確実に防止することができる。また、開口部25を床用吸込具6に上面に形成しているため、第2吸気流路27を流れる空気には床面のごみが極力含まれておらず、タービンファン17の目詰まりを防止することができる。
(第8実施形態)
図28乃至図32は本発明の第8実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第7実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第8実施形態では、第2吸気流路27の開口部25を床用吸込具6の上方に設けると共に、開口部25を開閉自在に閉塞部材43をペダル39により操作するようになっている。
開口部25と吸込継手19の吸気路21とを連通する第2吸気流路27に臨ませてタービンファン17を配設している。従って、第1吸気流路26を流れる空気ではタービンファン17は回転しないようになっている。開口部25を開閉自在に閉塞する閉塞部材43は、ペダル39と共に回動する軸44により回動する(図30乃至図32参照)。
図30に示すようにペダル39の後側を踏むと、閉塞部材43が後方に回動して開口部25は開放される(図28参照)。図31に示すようにペダル39の前側を踏むと、閉塞部材43が前方に回動して開口部25を閉塞する(図29参照)。
このように構成された第8実施形態の縦型電気掃除機は、図30に示すようにペダル39の後側を踏んだ状態では、開口部25は開放されているため、開口部25を介して床用吸込具6内に空気を吸引し第2吸気流路27を空気が流れる。これに伴ってタービンファン17が回転し、回転ブラシ16も回転する。床面のごみは第1吸気流路26を流れる空気により吸引され集塵部で捕捉される。
図31に示すようにペダル39の前側を踏んだ状態では、開口部25は閉塞されるため
、第2吸気流路27には空気が流れなくなりタービンファン17は回転しない。従って、回転ブラシ16も回転しないため、回転ブラシ16により同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを確実に防止することができる。また、開口部25を床用吸込具6に上面に形成しているため、第2吸気流路27を流れる空気には床面のごみが極力含まれておらず、タービンファン17の目詰まりを防止することができる。
(第9実施形態)
図33及び図34は本発明の第9実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第8実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。第9実施形態では、タービンファン17の回転力を回転ブラシ16に伝達自在に構成している。
タービンファン17の回転力を回転ブラシ16に伝達する伝動ベルト18は、伝動ベルト18に接触自在に移動するプーリー45を介して伝達されるようになっており、図33に示すようにプーリー45が伝動ベルト18に接触する位置に移動させて伝動ベルト18に張りを生じさせた状態では、タービンファン17の回転力は回転ブラシ16に伝達され、図34に示すようにプーリー45が伝動ベルト18に接触しない位置に移動させて伝動ベルト18に弛みを生じさせた状態では、タービンファン17の回転力は回転ブラシ16に伝達されないようになっている。このプーリー45の移動は、支柱部2の回動位置と連動させており、支柱部2を倒した状態では、プーリー45が伝動ベルト18に接触する位置に移動し(図33参照)、支柱部2を立てた状態では、プーリー45が伝動ベルト18に接触しない位置に移動するようになっている(図34参照)。
このように構成された第9実施形態の縦型電気掃除機は、支柱部2を倒した状態では、第1吸気流路26を流れる空気により回転するタービンファン17の回転力が回転ブラシ16に伝達されて回転ブラシ16が回転するため床面のごみを掻き取ることができ、掃除の効率を向上させることができる。また、支柱を立てた状態では、タービンファン17は回転するがタービンファン17の回転力が回転ブラシ16に伝達されないため、回転ブラシ16を停止させることができ、回転ブラシ16により同じ床面を集中的に掻き取ってしまい床面が部分的にはげてしまうことを確実に防止することができる。
本発明を実施するための最良の第1実施形態の縦型電気掃除機の側面図である。 図1の方向から見た断面図である。 同縦型電気掃除機を後方から見た図である。 図3の方向から見た断面図である。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を倒した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を立てた状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の上カバーを外した状態の上面図である。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の裏面図である。 本発明を実施するための最良の第2実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を倒した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を立てた状態を示す。 本発明を実施するための最良の第3実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を倒した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を床面から浮かした状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の裏面図である。 本発明を実施するための最良の第4実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を倒した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、偏向板を拡大した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を床面から浮かした状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を床面から浮かした状態の偏向板を示す。 本発明を実施するための最良の第5実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を倒した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を立てた状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の上カバーを外した状態の上面図である。 本発明を実施するための最良の第6実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を倒した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、支柱部を立てた状態を示す。 本発明を実施するための最良の第7実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、開口部を開放した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、開口部を閉塞した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の部分断面図で、開口部を閉塞するペダルの状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の部分断面図で、開口部を開放するペダルの状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の上カバーを外した状態の上面図である。 本発明を実施するための最良の第8実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、開口部を開放した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、開口部を閉塞した状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の部分断面図で、開口部を開放するペダルの状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の部分断面図で、開口部を閉塞するペダルの状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の上カバーを外した状態の上面図である。 本発明を実施するための最良の第9実施形態の縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、回転ブラシが回転する状態を示す。 同縦型電気掃除機の床用吸込具の断面図で、回転ブラシが回転しない状態を示す。
符号の説明
2 支持部
3 集塵部
4 電動送風機
5 本体部
12 吸込口
16 回転ブラシ
17 タービンファン
18 伝動ベルト(伝達手段)
19 吸込継手

Claims (13)

  1. 集塵部及び電動送風機が配設された本体部と、本体部が装着された支柱部と、支柱部の下部に吸込継手を介して上下回動自在に接続された床用吸込具と、床用吸込具の吸込口に臨んで回転自在に配設された回転ブラシと、床用吸込具内へ吸引される空気により回転するタービンファンと、タービンファンの回転力を回転ブラシに伝達する伝達手段とを備えた縦型電気掃除機において、前記支柱部を倒した状態では、回転ブラシを回転可能に構成すると共に、支柱部を立てた状態では、回転ブラシを回転させないように構成したことを特徴とする縦型電気掃除機。
  2. 前記支柱部を倒した状態では、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達され、支柱部を立てた状態では、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達されないように構成したことを特徴とする請求項1記載の縦型電気掃除機。
  3. 前記伝達手段は、伝動ベルトと伝動ベルトに接触自在に移動するプーリーとから構成され、前記支柱部を倒した状態では、前記プーリーを伝動ベルトに接触する位置に移動させて伝動ベルトに張りを生じさせ、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達されるように構成すると共に、支柱部を立てた状態では、前記プーリーを伝動ベルトから離れる方向に移動させて伝動ベルトに弛みを生じさせ、タービンファンの回転力が回転ブラシに伝達されないように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の縦型電気掃除機。
  4. 前記支柱部を倒した状態では、回転ブラシは回転し、支柱部を立てた状態では、回転ブラシの回転力を低減させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の縦型電気掃除機。
  5. 前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具の開閉自在に形成された開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第1吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、前記吸込継手が開口部を閉塞するように構成すると共に、支柱部を立てた状態では、前記吸込継手が開口部を開放するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項4記載の縦型電気掃除機。
  6. 前記支柱部を倒した状態では、回転ブラシは回転し、支柱部を立てた状態では、回転ブラシを停止させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の縦型電気掃除機。
  7. 前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具の開閉自在に形成された開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第1吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、前記吸込継手が開口部を閉塞し、支柱部を立てた状態では、前記吸込継手が開口部を開放すると共に、第1吸気流路を閉塞するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項6記載の縦型電気掃除機。
  8. 前記タービンファンに対応する位置の吸込口後方に、吸込口に連通する切欠部を設け、切欠部の後端縁は、タービンファン前面のエアーガイドよりも後方に位置していることを特徴とする請求項4または請求項6記載の縦型電気掃除機。
  9. 前記床用吸込具の吸込口からタービンファンへ流れる吸気流路に臨む位置に回動可能な偏向板を設け、偏向板は、床用吸込具を床面に置いた状態ではタービンファンのファン先端のタービンファンを回転させる方向に向き、床用吸込具を床面より浮かした状態ではタービンファンの回転中心方向に向くように構成されていることを特徴とする請求項4または請求項6記載の縦型電気掃除機。
  10. 前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具に形成された開口部と、開口部を開閉自在に閉塞するシャッターと、シャッターを開口部が開放する方向に付勢する付勢手段と、開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第2吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、開口部はシャッターの付勢力により開放されていると共に、支柱部を立てた状態では、シャッターの付勢力に抗して支柱部に当接して移動するシャッターにより開口部を閉塞する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項6記載の縦型電気掃除機。
  11. 前記開口部は、床用吸込具の上面に形成されていることを特徴とする請求項10記載の縦型電気掃除機。
  12. 前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具の上面に形成された開口部から本体部へ吸引される第2吸気流路とを設け、前記タービンファンを第2吸気流路に臨ませ、支柱部を倒した状態では、開口部は開放され、支柱部を立てた状態では、開口部は本体部底面により閉塞されるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項6記載の縦型電気掃除機。
  13. 集塵部及び電動送風機が配設された本体部と、本体部が装着された支柱部と、支柱部の下部に吸込継手を介して上下回動自在に接続された床用吸込具と、床用吸込具の吸込口に臨んで回転自在に配設された回転ブラシと、床用吸込具内へ吸引される空気により回転するタービンファンと、タービンファンの回転力を回転ブラシに伝達する伝達手段とを備えた縦型電気掃除機において、前記床用吸込具の吸込口から本体部へ吸引される第1吸気流路と、床用吸込具に形成された開口部と、開口部を開閉自在に閉塞するシャッターと、シャッターの開閉を操作するペダルと、開口部から本体部へ吸引され、タービンファンを回転させる第2吸気流路とを備えたことを特徴とする縦型電気掃除機。
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