JP2005102395A - 支線取付具及び取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取付具の製造コストを下げること及び電柱とメッセンジャーワイヤ及び支線等との接続時間を短くすることができる支線取付具及び取付方法を提供する。
【解決手段】 電柱にメッセンジャーワイヤ又は支線を取り付けるために使用する取付具1であって、一方の端部に締付金具2aが取り付けられたステンレスバンド2と、このステンレスバンド2の一部に取り付けられて一体化された支線用巻付グリップ3とを有する支線取付具。
【選択図】図1

Description

本発明は、メッセンジャーワイヤ及び支線等を電柱に接続するための方法及び、これに使用する支線取付具に関するものである。
電柱間にメッセンジャーワイヤを張り渡す際に電柱とメッセンジャーワイヤとを接続する方法として、従来は図7に示す取付具が用いられている。この取付具1Bは、支線バンド6と、シンブル7と、巻付グリップ3とからなるものである。
そして、支線バンド6はバンド片6aと補助バンド片6b,6bとを接続ボルト6cによって接続することによって、径の異なる電柱に対応することができるようにしてあり、両補助バンド片6b,6bの先端間にシンブル7を挿入し、ボルト8を貫通するようにして固定されるものである(特許文献1参照)。
そして、この取付具は図8及び図9に示す方法によって使用されるのである。
即ち先ず、取り付けるべき電柱の径に対応させるように支線バンド6の寸法を調整した後、両バンド片6b,6bの先端間にシンブル7を挿入する(図8a)。
次に、電柱4に支線バンド6を取り付ける(図8b)。
さらに、シンブル用巻付グリップ3をシンブル7(図示せず。)に挿入する(図9a)。
最後に、巻付グリップ3をメッセンジャーワイヤ5に巻付けて電柱4とメッセンジャーワイヤ5との接続が完了するのである(図9b)。
特許第2938802号公報
しかしながら上記方法では取付具の製造コストが高くなること、作業者が電柱に登ってからの取付作業に時間がかかること等の理由から製造コスト及び取付コストが高くなっていた。
本発明は上記点に鑑み、取付具の製造コストを下げること及び電柱とメッセンジャーワイヤ及び支線等との接続時間を短くすることができる支線取付具及び取付方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の支線取付方法の発明は、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドの中間部に巻付グリップ通し金具が設置されている通し金具付きバンドと、支線用巻付グリップとを使用する方法であって、前記通し金具付きバンドを前記締付金具によって電柱に取付ける第1の工程と、前記巻付グリップを前記巻付グリップ通し金具に通す第2の工程と、該巻付グリップをメッセンジャーワイヤ又は支線に巻付ける第3の工程とを有することに特徴を有する。
請求項2の支線取付方法の発明は、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドの中間部に巻付グリップ通し金具が設置されている通し金具付きバンドと、支線用巻付グリップとを使用する方法であって、前記巻付グリップを前記巻付グリップ通し金具に通す第1の工程と、前記巻付グリップを電柱に仮止めする第2の工程と、前記通し金具付きバンドを前記締付金具によって電柱に取付ける第3の工程と、前記巻付グリップをメッセンジャーワイヤ又は支線に巻付ける第4の工程とを有することに特徴を有する。
請求項3の支線取付具の発明は、電柱にメッセンジャーワイヤ又は支線を取り付けるために使用する取付具であって、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドと、該ステンレスバンドの一部に取り付けられて一体化された支線用巻付グリップとを有することに特徴を有する。
請求項1の支線取付方法の発明は、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドの中間部に巻付グリップ通し金具が設置されている通し金具付きバンドと、支線用巻付グリップとを使用する方法であって、前記通し金具付きバンドを前記締付金具によって電柱に取付ける第1の工程と、前記巻付グリップを前記巻付グリップ通し金具に通す第2の工程と、該巻付グリップをメッセンジャーワイヤ又は支線に巻付ける第3の工程とを有することに特徴を有するので、従来の方法と比較して、電柱と支線との接続時間を短くすることができる。実際に同一の作業者によって、従来の方法と、上記請求項1の発明による方法との作業時間を測定した結果、従来の方法では11分26秒かかっていたものが、請求項1の発明による方法では7分51秒に短縮することができた(約30%の時間短縮)。
請求項2の支線取付工法の発明は、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドの中間部に巻付グリップ通し金具が設置されている通し金具付きバンドと、支線用巻付グリップとを使用する方法であって、前記巻付グリップを前記巻付グリップ通し金具に通す第1の工程と、前記巻付グリップを電柱に仮止めする第2の工程と、前記通し金具付きバンドを前記締付金具によって電柱に取付ける第3の工程と、前記巻付グリップをメッセンジャーワイヤ又は支線に巻付ける第4の工程とを有することに特徴を有するので、従来の方法と比較して作業時間を短縮することができると共に、支線が太い径の大重量のものであっても弛むことなく張設することができる。
請求項3の支線取付具の発明は、電柱にメッセンジャーワイヤ又は支線を取り付けるために使用する取付具であって、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドと、該ステンレスバンドの一部に取り付けられて一体化された支線用巻付グリップとを有することに特徴を有するので、従来の取付具と比較して低コストで製造することができる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態による支線取付具の全体を示す説明図である。この支線取付具1は一方の端部に締付金具2aが取付けられたステンレスバンド2と、このステンレスバンド2の中間部に取り付けられているグリップ通し金具2bによって一体化された支線用巻付グリップ3とから構成されている。ここで、締付金具2aはラチェット機構を備えるものであってもよいし、ステンレスバンド2の他方の端部を、複数の巻付軸によって形成される複数の挿入孔に挿入し、巻付軸に巻き回して固定する機構(図示せず)を備えるものであってもよい。
次に、上記支線取付具を用いた取付方法について図2に基づいて説明する。先ず、図2(a)に示すように支線用巻付グリップ3を電柱4に仮止めする。
その後、図2(b)に示すようにステンレスバンド2の一方の端部に取付られた締付金具2a(図示せず。)に他方の端部を通して電柱4にステンレスバンド2を取付ける。
最後に、図2(c)に示すように支線用巻付グリップ3を両側からメッセンジャーワイヤ5に巻付けることによって、メッセンジャーワイヤ5と電柱4との接続が完了するのである。
図3は本発明の第2の実施形態による支線取付具の全体を示す説明図である。この取付具1Aは第1の実施形態の取付具1のようにステンレスバンド2と支線用巻付グリップ3とが一体化されてはおらず、別体となっていて、巻付グリップ3aは電柱4の円周上に2回巻付けることができるように第1の実施形態のものよりも長尺になっている。また、ステンレスバンド2Aの中間部にはグリップ通し金具2bが取付られている。
次に、上記第2の実施形態の取付具を用いた取付方法について図4及び図5に基づいて説明する。
先ず、図4(a)に示すように第1の実施形態と同様にして電柱4にステンレスバンド2Aを取付ける。
その後、図4(b)に示すように支線用巻付グリップ3aをグリップ通し金具2bに通す(1回目)。
さらに、図5(a)に示すように支線用巻付グリップ3aをグリップ通し金具2bに通す(2回目)。
最後に、図5(b)に示すように支線用巻付グリップ3aを両側からメッセンジャーワイヤ5に巻付けることによって、メッセンジャーワイヤ5と電柱4との接続が完了するのである。
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとるこができることは言うまでもない。上記実施形態では電柱4,4間に張り渡すメッセンジャーワイヤ5について説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図6に示すように電柱4を支える斜め支線5aを電柱4に取付ける場合に本発明の支線取付具1又は1Aを使用することもできるのであり、この他にも水平支線等の種々の支線を電柱4に取付けるために利用することができるのである。
本発明の第1の実施形態による支線取付具の全体を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態による支線取付方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態による支線取付具の全体を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態による支線取付方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態による支線取付方法を示す説明図である。 本発明を斜め支線に適用した場合を示す説明図である。 従来の支線取付具の全体を示す説明図である。 従来の支線取付方法を示す説明図である。 従来の支線取付方法を示す説明図である。
符号の説明
1 支線取付具
2 ステンレスバンド
3 支線用巻付けグリップ
4 電柱
5 メッセンジャーワイヤ
6 支線バンド
7 シンブル

Claims (3)

  1. 一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドの中間部に巻付けグリップ通し金具が設置されている通し金具付きバンドと、支線用巻付グリップとを使用する方法であって、前記通し金具付きバンドを前記締付金具によって電柱に取付ける第1の工程と、前記巻付グリップを前記巻付グリップ通し金具に通す第2の工程と、該巻付グリップをメッセンジャーワイヤ又は支線に巻付ける第3の工程とを有することを特徴とする支線取付方法。
  2. 一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドの中間部に巻付グリップ通し金具が設置されている通し金具付きバンドと、支線用巻付グリップとを使用する方法であって、前記巻付グリップを前記巻付グリップ通し金具に通す第1の工程と、前記巻付グリップを電柱に仮止めする第2の工程と、前記通し金具付きバンドを前記締付金具によって電柱に取付ける第3の工程と、前記巻付グリップをメッセンジャーワイヤ又は支線に巻付ける第4の工程とを有することを特徴とする支線取付方法。
  3. 電柱にメッセンジャーワイヤ又は支線を取り付けるために使用する取付具であって、一方の端部に締付金具が取付けられたステンレスバンドと、該ステンレスバンドの一部に取り付けられて一体化された支線用巻付グリップとを有することを特徴とする支線取付具。
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