JP2005102182A - 弾性表面波素子および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧電体層を備える基板を用いた弾性表面波素子において、インピーダンス特性および挿入損失の改善を図った弾性表面波素子、および、かかる弾性表面波素子を備える電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明の弾性表面波素子1は、基板2と、基板2上に積層された中間層3および圧電体層4と、圧電体層4上に設けられたIDT5と、IDT5の両側に配置された一対の反射器6、7と、IDT5および各反射器6、7を覆うように設けられた保護層8とを有している。IDT5(各電極5a、5b)は、所定間隔で並設された複数の電極指51を有し、各反射器6、7は、それぞれ所定間隔で並設された反射体61、71を有している。そして、反射器6、7の反射体ピッチPrが、IDT5の電極指ピッチPtより小さく設定されている。この電極指ピッチPtと反射体ピッチPrは、Pr/Ptが0.7〜0.9995となるように設定することが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾性表面波素子および電子機器に関するものである。
伝搬媒体の表面付近に、エネルギーを集中させて伝搬する波は、弾性表面波(Surface Acoustic Wave:SAW)として知られている。
弾性表面波素子は、このような弾性表面波を利用する素子であり、携帯電話等の通信機器用のバンドパスフィルター、基準クロックとしての共振子、信号処理用遅延素子(特に、フーリエ変換機能素子)、圧力センサーや温度センサーのような各種センサー、光偏向器等へ応用されている。
例えば、フィルターや共振子として使用する弾性表面波素子は、弾性表面波の伝搬媒体としての圧電基体と、この圧電基体上に配置され、圧電基体に弾性表面波を励振させる電圧を印加する入力用と、圧電基体を伝搬する弾性表面波を検出し、電気信号に変換して出力する出力用との一対の櫛歯電極(Inter Digital Transducer:IDT)と、IDTの両側部に配置された一対の反射器とを備えている。このIDTおよび反射器は、それぞれ、Al等の導電性材料層により構成される。
このような弾性表面波素子では、入力用のIDTに交流電力(電気信号)が供給されると、この交流電力による電場によって圧電基体にひずみが生じる。このとき、この電場を生じる電極が櫛歯形状であることにより圧電基体に疎密が生じ、これにより弾性表面波が発生する。
この弾性表面波はIDTの両側に伝搬し、反射器によって反射され、反射器の間で共振が生ずる。そして、この弾性表面波のエネルギーは出力用IDTによって電気的エネルギーに変換され、出力される。
ところで、弾性表面波素子の、共振子としてのインピーダンス特性やフィルターとしての挿入損失を決定するファクターとして、IDTの電極指ピッチPtと反射器の反射体ピッチPrとがある。
一般に、この電極指ピッチPtと反射体ピッチPrは、いずれも弾性表面波の波長λの1/2程度に設定される。IDTおよび反射器の厚さが薄い場合や、これらの構成材料の比重が比較的小さい場合には、このように電極指ピッチPtと反射体ピッチPrとを等しくすることにより、IDTでの弾性表面波の周波数と、反射器での弾性表面波の周波数とが一致し、インピーダンス特性や挿入損失の改善を図ることができる。
しかし、IDTおよび反射器の厚さは、その要求される性能に応じて最適値が存在し、例えばIDTおよび反射器の反射率を高くしたい場合には、IDTおよび反射器の厚さは比較的厚い方が好ましい。
ところが、IDTおよび反射器の厚さを厚くすると、IDTでの弾性表面波の周波数と、反射器での弾性表面波の周波数とが一致しなくなり、インピーダンス特性や挿入損失が損なわれる現象が見られる。
また、このような現象は、IDTおよび反射器の構成材料として比較的比重の大きいものを使用した場合に特に顕著となる。
そこで、電極指ピッチPtを反射体ピッチPrよりも小さく設定することにより、IDTおよび反射器を反射率が高くなる構成とした場合でも、良好な共振性が得られる弾性表面波素子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、圧電基体の構成によっては、特許文献1に記載の構成を適用しても、弾性表面波素子に、十分なインピーダンス特性や挿入損失の改善が見られない場合がある。
特公平7−73177号公報
本発明の目的は、圧電体層を備える基板を用いた弾性表面波素子において、インピーダンス特性および挿入損失の改善を図った弾性表面波素子、および、かかる弾性表面波素子を備える電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の弾性表面波素子は、基板と、
前記基板上に設けられ、主として圧電材料で構成された圧電体層と、
前記圧電体層上に設けられ、電気信号を弾性表面波に変換する機能および/または弾性表面波を電気信号に変換する機能を有し、所定間隔で併設された複数の電極指を備える櫛歯電極と、
前記圧電体層上に前記櫛歯電極に隣接して設けられ、所定間隔で併設された複数の反射体を備える反射器とを有する弾性表面波素子であって、
前記反射器の反射体ピッチを、前記櫛歯電極の電極指ピッチより小さくしたことを特徴とする。
これにより、圧電体層を備える基板を用いた弾性表面波素子において、インピーダンス特性および挿入損失の改善を図ることができる。
本発明の弾性表面波素子では、前記櫛歯電極の電極指ピッチをPt[μm]とし、前記反射器の反射体ピッチをPr[μm]としたとき、Pr/Ptが0.7〜0.9995であることが好ましい。
これにより、より確実にインピーダンス特性および挿入損失の改善を図ることができる。
本発明の弾性表面波素子では、前記圧電体層の厚さは、前記圧電体層において励振される弾性表面波の波長の2倍以下であることが好ましい。
かかる厚さの圧電体層を備える弾性表面波素子に対して、本発明の構成の適用が特に好ましい。
本発明の弾性表面波素子では、前記圧電体層と前記基板との間に、前記圧電体層において励振される弾性表面波の特性を設定する機能を有する中間層を備えることが好ましい。
これにより、弾性表面波の特性を所望のものに設定することが可能となる。
本発明の弾性表面波素子では、前記中間層は、ダイヤモンド、サファイヤ、アルミナ、シリコン、窒化シリコン、ガラス、水晶、石英、タンタル酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主材料として構成されていることが好ましい。
このような材料で中間層を構成することにより、無線LANや光通信などの高速通信分野への適用を目的として要求される弾性表面波の高周波化に寄与することができる。
本発明の弾性表面波素子では、前記圧電体層は、酸化亜鉛、窒化アルミニウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主材料として構成されていることが好ましい。
このような材料で圧電体層を構成することにより、高周波であり、かつ温度特性に優れた弾性表面波素子が得られる。
本発明の弾性表面波素子では、前記櫛歯電極と前記反射器との離間距離は、前記圧電体層において励振される弾性表面波の波長の0.05〜0.4倍またはその値に波長の整数倍を足したものであることが好ましい。
これにより、反射器による弾性表面波の共振がより効率よく行われるようになる。
本発明の弾性表面波素子では、前記圧電体層上には、前記櫛歯電極を介して前記反射器と反対側に第2の反射器が設けられていることが好ましい。
これにより、弾性表面波を反射器と反射器の間に封じ込め、共振させる機能を得ることができる。
本発明の弾性表面波素子では、前記第2の反射器は、前記反射器とほぼ等しい構成のものであることが好ましい。
これにより、反射器と反射器の間に封じ込めた弾性表面波を、より大きく共振させることができる。
本発明の電子機器は、本発明の弾性表面波素子を備えることを特徴とする。
これにより、高い信頼性を有する電子機器が得られる。
以下、本発明の弾性表面波素子および電子機器の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の弾性表面波素子の第1実施形態を示す平面図、図2は、図1に示す弾性表面波素子の断面図である。なお、以下の説明では、図2中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
各図に示す弾性表面波素子1は、基板2と、基板2上に積層された中間層3および圧電体層4と、圧電体層4上に設けられたIDT5と、IDT5の両側部に配置された一対の反射器6、7と、IDT5および反射器6、7を覆うように設けられた保護層8とを有している。
基板2の構成材料としては、例えば、Si、GaSi、SiGe、GaAs、STC、InPのような各種半導体材料、水晶、各種ガラス材料、各種セラミックス材料、ポリイミド、ポリカーボネートのような各種樹脂材料等が挙げられる。
基板2の厚さ(平均)は、特に限定されないが、0.05〜1mm程度であるのが好ましく、0.1〜0.8mm程度であるのがより好ましい。
また、基板2は、単層で構成されたもののみならず、複数の層の積層体で構成されたものでもよく、この場合、各層は、前述したような材料を任意に組み合わせて用いることができる。
中間層3は、圧電体層4と基板2との間に設けられている。この中間層3は、圧電体層4において励振される弾性表面波の特性(条件)を設定(規定)する機能を有するものである。
この特性としては、例えば、発振周波数、振幅、伝搬速度等が挙げられる。
中間層3を設け、その構成材料を適宜設定することにより、弾性表面波の特性を所望のものに設定することが可能となる。この中間層3の構成材料としては、例えば、ダイヤモンド、サファイヤ、アルミナ、シリコン、窒化シリコン、ガラス、水晶、石英、タンタル酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主とするものが好ましく、特に、ダイヤモンド、サファイヤ、タンタル酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主とするものが好適である。このような材料で中間層3を構成することにより、無線LANや光通信などの高速通信分野への適用を目的として要求される弾性表面波の高周波化に寄与することができる。
中間層3の厚さ(平均)は、周波数や所望の特性により最適値は異なるが、1〜20μm程度であるのが好ましく、3〜10μm程度であるのがより好ましく、3〜5μm程度であるのがさらに好ましい。
また、中間層3は、単層で構成されたもののみならず、目的とする弾性表面波の特性に応じて、複数の層の積層体で構成することもできる。なお、中間層3は、必要に応じて設けられるものであり、省略することもできる。
圧電体層4は、弾性表面波の伝搬媒体として機能するものである。
この圧電体層4の構成材料としては、酸化亜鉛、窒化アルミニウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主とするものが好ましい。このような材料で圧電体層4を構成することにより、高周波であり、かつ温度特性に優れた弾性表面波素子1が得られる。また、基板2が圧電基板である場合には、この基板2と圧電体層4の両方の圧電特性を兼ね備えたものとすることができる。
圧電体層4の厚さは、圧電体層4の構成材料等によっても若干異なり、特に限定されないが、前記圧電体層4において励振される弾性表面波の波長の2倍以下であるのが好ましく、0.01〜1倍程度であるのがより好ましい。圧電体層4の厚さが薄過ぎると、弾性表面波を励振させることができないおそれがあり、一方、圧電体層4の厚さが厚過ぎると、後述するような本発明の効果が発揮されないおそれがある。
IDT5は、いわゆる1ポート型と呼ばれるタイプであり、圧電体層4に電圧を印加して、圧電体層4に弾性表面波を励振させる機能を有する電極5a、5bを有している。また、本実施形態では、各電極5a、5bは、それぞれ、弾性表面波を電気信号に変換する機能も有する。
また、各反射器6、7は、圧電体層4に伝搬する弾性表面波を反射して、反射器6と反射器7との間に封じ込める機能を有する。
IDT5(各電極5a、5b)に駆動電圧が入力されると、圧電体層4において弾性表面波が励振され、共振による特定周波数の電気信号がIDT5(各電極5a、5b)より出力される。
各電極5a、5bは、それぞれ、所定間隔で並設された複数の電極指51を有し、全体として櫛歯状をなしている。
また、各反射器6、7は、それぞれ、所定間隔で並設された複数の反射体61、71を有し、全体としてすだれ状をなしている。これにより、各反射器6、7は、それぞれ、弾性表面波を効率よく反射し得るように構成されている。
これらの電極指51および反射体61、71の幅、間隔、ピッチ、厚さ等を調整することにより、弾性表面波の発振周波数等の特性を所望のものに設定することができる。この具体的な条件については、後に詳述する。
また、各反射器6、7の構成は、互いに同じであっても異なっていてもよいが、ほぼ同じ構成とすることにより、反射器6と反射器7との間に、より確実に弾性表面波を封じ込めることができ、その結果、弾性表面波をより大きく共振させることができる。
各IDT5および各反射器6、7の構成材料としては、それぞれ、例えば、Al、Cu、W、Mo、Ti、Au、Ta、Ni、Cr、Geまたはこれらを含む合金等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
保護層8は、IDT5および反射器6、7の表面に異物が付着するのを防止し、異物を介した電極指51間のショートを防ぐものである。
この保護層8の構成材料は、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化アルミニウムのうちの少なくとも1種を主材料とするものを用いるのが好ましい。かかる材料で保護層8を構成することにより、保護層8を容易に形成することができるとともに、保護層8を絶縁性に優れるものとすることもできる。
この保護層8は、図2に示すようにIDT5および反射器6、7の全面を覆うように形成してもよいが、IDT5および反射器6、7の上面に、これらのパターンに対応して形成し、IDT5および反射器6、7の側面は露出させるようにしてもよい。これにより、弾性表面波が伝搬する際に生じるエネルギー損失を小さく抑えることができる。
また、この保護層8は温度特性の補正も可能であり、これは圧電体の温度特性、中間層の温度特性より求め、最適値を設定する。
このような保護層8の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜1500nm程度であるのが好ましく、30〜400nm程度であるのがより好ましい。保護層8の厚さを前記範囲とすることにより、質量の増大に伴う弾性表面波の発信周波数の低下を防止または抑制しつつ、十分な絶縁性が発揮され、また良好な温度特性を得ることができる。
次に、この弾性表面波素子1が備えるIDT5および各反射器6、7の構成について詳述する。
前述したように、IDT5(各電極5a、5b)は、所定間隔で並設された複数の電極指51を有し、また、各反射器6、7は、それぞれ、所定間隔で並設された複数の反射体61、71を有している。
そして、本発明では、各反射器6、7の反射体ピッチPrが、IDT5の電極指ピッチPtよりも小さく設定されている。
これにより、IDT5および各反射器6、7の膜厚を比較的厚く設定した場合や、比較的比重の大きい材料で構成した場合等でも、IDT5での弾性表面波の周波数と、各反射器6、7での弾性表面波の周波数とがほぼ等しくなり、弾性表面波素子1において、良好なインピーダンス特性および挿入損失の改善を図ることができる。これは、次のような理由によるものである。
ここで、図3に、IDTおよび反射器の厚さ(膜厚)と、IDTおよび反射器での弾性表面波の周波数との関係を示すグラフを示す。なお、図3中、横軸は、IDT5および各反射器6、7の膜厚Hを弾性表面波の波長λで除して規格化した値であり、縦軸は、IDT5および各反射器6、7におけるそれぞれの弾性表面波の周波数fを、H/λ=0での弾性表面波の周波数f0で除して規格化した値である。また、IDT5および各反射器6、7は、それぞれAlで構成されているものとする。
この図3に示すように、IDT5および各反射器6、7での弾性表面波の周波数f/f0は、いずれもH/λが大きくなるにしてしたがって低くなるが、その低下率は、各反射器6、7の方が大きい。このため、H/λが大きくなるにしたがって、IDT5での弾性表面波の周波数と反射器6、7での弾性表面波の周波数との差が大きくなる。
一方、IDT5および各反射器6、7での弾性表面波の周波数fは、それぞれ、弾性表面波の伝搬速度V、および、電極指51のピッチおよび反射体61、71のピッチP(Pt、Pr)により、それぞれ次式(I)に基づいて求められる。
f=V/2・P ・・・・・・ (I)
この式に示すように、IDT5および各反射器6、7での弾性表面波の周波数fは、それぞれ電極指ピッチPt、反射体ピッチPrが小さくなる程高くなることがわかる。
したがって、反射体ピッチPrを電極指ピッチPtよりも小さく設定することにより、図3に示すグラフにおいて、各反射器6、7での弾性表面波の周波数下降曲線が上方にシフトし、IDT5での弾性表面波の周波数と、各反射器6、7での弾性表面波の周波数との差が小さくなる。その結果、弾性表面波素子1において、インピーダンス特性および挿入損失の改善を図ることができる。
また、IDT5および反射器6、7の厚さ(膜厚)を厚くすることにより反射率を上げたり、比較的比重の大きい材料(例えば、金、クロム、タングステン、チタン、銅等)で構成することにより、弾性表面波素子1の各種特性の改善を図りつつ、電極指ピッチPtと反射体ピッチPrとの関係を前述したように設定することにより、インピーダンス特性および挿入損失の改善を図ることができる。これにより、電極指51の本数や反射体61、71の本数を削減することができ、その結果、弾性表面波素子1の小型化を図ることができる。
ここで、IDT5の電極指ピッチをPt[μm]とし、各反射器6、7の反射体ピッチをPr[μm]としたとき、Pr/Ptは、0.7〜0.9995程度であるのが好ましく、0.7〜0.995程度であるのがより好ましく、0.8〜0.99程度であるのがさらに好ましい。Pr/Ptを前記範囲とすることにより、IDT5での弾性表面波の周波数と、各反射器6、7での弾性表面波の周波数との差を、十分に小さくすることができ、弾性表面波素子1において、インピーダンス特性や挿入損失の改善をより確実に図ることができる。
IDT5および各反射器6、7の厚さ(平均)は、それぞれ、弾性表面波素子1に求める性能によっても若干異なるが、好ましくは10〜2000nm程度とされる。
また、IDT5と各反射器6、7との離間距離gは、圧電体層4において励振される弾性表面波の波長の0.05〜0.4倍程度あるいはその値に波長の整数倍を足した値であるのが好ましく、0.2〜0.3倍程度あるいはその値に波長の整数倍を足した値であるのがより好ましい。これにより、IDT5での弾性表面波の位相と、各反射器6、7での弾性表面波の位相とのズレを小さくすることができ、その結果、反射器6、7による弾性表面波の共振がより効率よく行われるようになる。
なお、参考として、図4に、単層構成の圧電基板を有する弾性表面波素子において、IDTおよび反射器の厚さ(膜厚)と、IDTおよび反射器における弾性表面波の周波数との関係を示すグラフを示す。
このように、単層構成の圧電基板を用いる場合には、図3の場合とは逆に、IDTでの弾性表面波の周波数の方が、反射器での弾性表面波の周波数に比べて、膜厚(H/λ)に依存した低下率が大きい。
したがって、反射体ピッチを電極指ピッチよりも小さく設定すると、IDTでの弾性表面波の周波数と、各反射器での弾性表面波の周波数との差が逆に大きくなり、弾性表面波素子のインピーダンス特性と挿入損失が損なわれる。
つまり、反射体ピッチを電極指ピッチよりも小さく設定することによる各特性の改善効果は、基板上に少なくとも圧電体層が形成された多層構成を有する弾性表面波素子1の場合に見られる特有の効果である。
<第2実施形態>
次に、本発明の弾性表面波素子の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の弾性表面波素子の第2実施形態を示す平面図、図6は、図5に示す弾性表面波素子の断面図である。なお、以下の説明では、図6中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
以下、第2実施形態の弾性表面波素子9について説明するが、前記第1実施形態の弾性表面波素子1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態の弾性表面波素子9は、弾性表面波を励振させる機能と弾性表面波を電気信号に変換する機能を兼ねるIDT5の代わりに、入力用のIDT10および出力用のIDT11がそれぞれ設けられている以外は、前記第1実施形態と同様である。
IDT(入力側電極)10は、圧電体層4に電圧を印加して、圧電体層4に弾性表面波を励振させる機能を有するものであり、一方、IDT(出力側電極)11は、圧電体層4を伝搬する弾性表面波を検出し、弾性表面波を電気信号に変換して外部に出力する機能を有するものである。
したがって、IDT10に駆動電圧が入力されると、圧電体層4において弾性表面波が励振され、共振による特定周波数の電気信号がIDT11より出力される。
各IDT10、11は、それぞれ、所定間隔で並設された複数の電極指101、111を有する櫛歯形状をなしており、各IDT10、11の電極指111、101の幅、間隔、ピッチ、厚さ等を調整することにより、弾性表面波の発振周波数等の特性を所望のものに設定することができる。
そして、第2実施形態では、各反射器6、7の反射体ピッチPrが、各IDT10、11の電極指ピッチPtよりも小さく設定されている。これにより、各IDT10、11での弾性表面波と、各反射器6、7での弾性表面波の周波数がほぼ等しくなり、弾性表面波素子9において、インピーダンス特性および挿入損失の改善を図ることができる。
このような第2実施形態の弾性表面波素子9によっても、前記第1実施形態の弾性表面波素子1と同様の作用・効果が得られる。
上述したような弾性表面波素子1、9は、各種の電子機器に適用することができ、得られる電子機器は、信頼性の高いものとなる。
次に、本発明の弾性表面波素子を備える電子機器について、図7〜図9に示す実施形態に基づき、詳細に説明する。
図7は、本発明の弾性表面波素子を備える電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
この図において、パーソナルコンピュータ1100は、アンテナ1101やキーボード1102を備えた本体部1104と、表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。
このようなパーソナルコンピュータ1100には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する弾性表面波素子1(または9)が内蔵されている。
図8は、本発明の弾性表面波素子を備える電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
この図において、携帯電話機1200は、アンテナ1201、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部が配置されている。
このような携帯電話機1200には、フィルター、共振器等として機能する弾性表面波素子1(または9)が内蔵されている。
図9は、本発明の弾性表面波素子を備える電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。
ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部は、被写体を電子画像として表示するファインダとして機能する。
また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリ1308に転送・格納される。
また、このディジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニタ1430が、デ−タ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピュータ1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリ1308に格納された撮像信号が、テレビモニタ1430や、パーソナルコンピュータ1440に出力される構成になっている。
このようなディジタルスチルカメラ1300には、フィルター、共振器等として機能する弾性表面波素子1(または9)が内蔵されている。
なお、本発明の弾性表面波素子を備える電子機器は、図7のパーソナルコンピュータ(モバイル型パーソナルコンピュータ)、図8の携帯電話機、図9のディジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンタ)、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニタ、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレータ等に適用することができる。
以上、本発明の弾性表面波素子および電子機器について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、本発明では、前記第1および第2実施形態の構成のうちの任意の2以上を組み合わせることもできる。
また、本発明の弾性表面波素子には、温度特性を改善させる機能を有する温度補償膜が設けられていてもよい。
さらに、本発明の弾性表面波素子を構成する各層の間には、任意の目的の中間層が設けられていてもよい。
また、本発明の弾性表面波素子には、各種機能を有する半導体素子が複合化されていてもよい。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
(実施例1)
まず、基板として、平均厚さ:0.4mmのシリコン基板を用意した。
次に、シリコン基板上に、平均厚さ:10μmのダイヤモンド層(中間層)と、平均厚さ:400nmの酸化亜鉛層(圧電体層)とを、順次積層して形成した。なお、酸化亜鉛層の平均厚さ(膜厚)は、弾性表面波の波長の0.1倍である。
次に、酸化亜鉛層上に、真空蒸着法によりアルミニウムを被着させ、平均厚さ:40nmの導電性材料層を形成した。
次に、導電性材料層上に、フォトリソグラフィー法により、IDT(櫛歯電極)および反射器に対応する形状のレジスト層を形成した。
次に、このレジスト層をマスクとして用いてドライエッチング法により、不要な導電性材料層を除去して、IDTおよび反射器を形成した。
なお、弾性表面波の波長は、4μm、IDTの電極指ピッチPtは、2μm、反射器の反射体ピッチPrは、1.97μm(Pr/Pt=0.985)とした。また、IDTと各反射器との離間距離gをそれぞれ1μm(弾性表面波の波長の0.25倍)とした。
次に、レジスト層を除去した後、酸化亜鉛層上に、IDTおよび反射器を覆うように、CVD法により酸化珪素(SiO)を被着させ、平均厚さ:400nmの酸化珪素層(保護層)を形成して、図1および図2に示す弾性表面波素子を得た。
(実施例2)
入力用のIDTおよび出力用IDTを形成した以外は、前記実施例1と同様にして、図5および図6に示す弾性表面波素子を得た。
なお、IDTの電極指ピッチPt、反射器の反射体ピッチPr、および、IDTと各反射器との離間距離gは、それぞれ、前記実施例1と同様にした。
(比較例1)
櫛歯電極の電極指ピッチPtおよび反射器の反射体ピッチPrを、それぞれ、2μm、IDTと各反射器との離間距離gを、1μmとした以外は、前記実施例1と同様にして弾性表面波素子を得た。
(比較例2)
櫛歯電極の電極指ピッチPtおよび反射器の反射体ピッチPrを、それぞれ、2μm、IDTと各反射器との離間距離gを、1μmとした以外は、前記実施例2と同様にして弾性表面波素子を得た。
[評価1]
実施例1および比較例1で作製した弾性表面波素子について、それぞれ、インピーダンス特性を調べた。
その結果を、図10に示す。なお、図10中、横軸は、基準周波数に対する周波数偏差、縦軸は、インピーダンスである。
図10に示すように、実施例1の弾性表面波素子(本発明の弾性表面波素子)は、比較例1の弾性表面波素子に比べて、インピーダンス特性の改善が図られた。
[評価2]
実施例2および比較例2で作製した弾性表面波素子について、それぞれ、挿入損失(エネルギー損失)を調べた。
その結果を、図11に示す。なお、図11中、横軸は、弾性表面波の周波数、縦軸は、挿入損失である。
図11に示すように、実施例2の弾性表面波素子(本発明の弾性表面波素子)は、比較例2の弾性表面波素子に比べて、挿入損失の改善が図られた。
また、水晶基板上に酸化亜鉛層を形成し、この酸化亜鉛層上に、IDTおよび反射器を形成して、前記実施例1および実施例3と同様にして、弾性表面波素子を作製し、インピーダンス特性および挿入損失を調べた。
その結果、前記実施例1および実施例2と同様の結果が得られた。
本発明の弾性表面波素子の第1実施形態を示す平面図である。 図1に示す弾性表面波素子の断面図である。 図1に示す弾性表面波素子において、IDTおよび反射器の厚さと、IDTおよび反射器での弾性表面波の周波数との関係を示すグラフである。 単層構成の圧電基板を有する弾性表面波素子において、IDTおよび反射器の厚さと、IDTおよび反射器での弾性表面波の周波数との関係を示すグラフである。 本発明の弾性表面波素子の第2実施形態を示す平面図である。 図5に示す弾性表面波素子の断面図である。 本発明の弾性表面波素子を備える電子機器(ノート型パーソナルコンピュータ)である。 本発明の弾性表面波素子を備える電子機器(携帯電話機)である。 本発明の弾性表面波素子を備える電子機器(ディジタルスチルカメラ)である。 実施例1および比較例1で作製した弾性表面波素子のインピーダンス特性を示すグラフである。 実施例2および比較例2で作製した弾性表面波素子の挿入損失を示すグラフである。
符号の説明
1、9‥‥弾性表面波素子 2‥‥基板 3‥‥中間層 4‥‥圧電体層 5‥‥IDT 5a、5b‥‥電極(櫛歯電極) 51‥‥電極指 6、7‥‥反射器 61、71‥‥反射体 8‥‥保護層 10‥‥IDT(入力側電極) 101‥‥電極指 11‥‥IDT(出力側電極) 111‥‥電極指 1100‥‥パーソナルコンピュータ 1101‥‥アンテナ 1102‥‥キーボード 1104‥‥本体部 1106‥‥表示ユニット 1200‥‥携帯電話機 1201‥‥アンテナ 1202‥‥操作ボタン 1204‥‥受話口 1206‥‥送話口 1300‥‥ディジタルスチルカメラ 1302‥‥ケース(ボディー) 1304‥‥受光ユニット 1306‥‥シャッタボタン 1308‥‥メモリ 1312‥‥ビデオ信号出力端子 1314‥‥データ通信用の入出力端子 1430‥‥テレビモニタ 1440‥‥パーソナルコンピュータ

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、主として圧電材料で構成された圧電体層と、
    前記圧電体層上に設けられ、電気信号を弾性表面波に変換する機能および/または弾性表面波を電気信号に変換する機能を有し、所定間隔で併設された複数の電極指を備える櫛歯電極と、
    前記圧電体層上に前記櫛歯電極に隣接して設けられ、所定間隔で併設された複数の反射体を備える反射器とを有する弾性表面波素子であって、
    前記反射器の反射体ピッチを、前記櫛歯電極の電極指ピッチより小さくしたことを特徴とする弾性表面波素子。
  2. 前記櫛歯電極の電極指ピッチをPt[μm]とし、前記反射器の反射体ピッチをPr[μm]としたとき、Pr/Ptが0.7〜0.9995である請求項1に記載の弾性表面波素子。
  3. 前記圧電体層の厚さは、前記圧電体層において励振される弾性表面波の波長の2倍以下である請求項1または2に記載の弾性表面波素子。
  4. 前記圧電体層と前記基板との間に、前記圧電体層において励振される弾性表面波の特性を設定する機能を有する中間層を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の弾性表面波素子。
  5. 前記中間層は、ダイヤモンド、サファイヤ、アルミナ、シリコン、窒化シリコン、ガラス、水晶、石英、タンタル酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主材料として構成されている請求項4に記載の弾性表面波素子。
  6. 前記圧電体層は、酸化亜鉛、窒化アルミニウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、ニオブ酸カリウムのうちの少なくとも1種を主材料として構成されている請求項1ないし5のいずれかに記載の弾性表面波素子。
  7. 前記櫛歯電極と前記反射器との離間距離は、前記圧電体層において励振される弾性表面波の波長の0.05〜0.4倍またはその値に波長の整数倍を足したものである請求項1ないし6のいずれかに記載の弾性表面波素子。
  8. 前記圧電体層上には、前記櫛歯電極を介して前記反射器と反対側に第2の反射器が設けられている請求項1ないし7のいずれかに記載の弾性表面波素子。
  9. 前記第2の反射器は、前記反射器とほぼ等しい構成のものである請求項8に記載の弾性表面波素子。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の弾性表面波素子を備えることを特徴とする電子機器。
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