JP2005101893A - 電力増幅器モジュール - Google Patents

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隆治 大山
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Abstract

【課題】 小型、軽量で、伝送損失の低減がなされ、特性のより安定した電力増幅器モジュールを提供する。
【解決手段】 本発明の電力増幅器モジュールは、電力増幅器を設けた半導体基板と前記電力増幅器の信号入力側に形成された入力段整合回路と誘電体基板とを少なくとも有する電力増幅器モジュールであって、前記半導体基板は前記誘電体基板上に設置され、前記入力段整合回路は、前記誘電体基板に形成され、前記電力増幅器モジュールの信号入力側に接続される外部伝送線路と前記電力増幅器との間のインピーダンス整合機能を有し、前記入力段整合回路の少なくとも一部はスプリアス信号抑圧機能を有するスプリアス信号抑圧回路を構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯電話や無線LANなどに用いられる電力増幅器モジュール、詳述すれば数GHz以上の高周波の電力増幅器モジュールに関し、特に通信システムの送信側の高周波回路部を簡単化、小型化にし、低損失化を実現するための電力増幅器モジュールに関するものである。
図13は、従来の電力増幅器の送信側回路部の一例を示すブロック図である。送信回路は、ベースバンド部からアンテナの方向に順に、ベースバンド周波数をローカル発振器からのローカル信号とをあわせRF周波数に変換するための非線形素子であるミキサ、その後段にミキサで発生したスプリアス信号を除去するための帯域通過フィルタ、そして電力増幅器または電力増幅器モジュールが配置されている。
通常、ミキサから発生するスプリアス信号は、RF信号周波数をf、ローカル周波数をflocalとすると、RF信号周波数f近傍に、flocal、f±2×(f−flocal)の周波数成分として発生する。一般に増幅器にこのようなRF信号周波数f近傍のスプリアス信号を抑圧するような急峻な減衰特性を付与することは困難なため、前述のような帯域通過フィルタが、増幅器の入力段に配置され、増幅器の入力信号に含まれるスプリアス信号を十分に減衰させる方法がとられている。このような目的で配置される帯域通過フィルタには、小型な誘電体フィルタやSAWフィルタが一般的に用いられている。
電力増幅器の後段には主として電力増幅器で発生する逓倍波スプリアス信号を抑圧するための帯域通過フィルタや低域通過フィルタが配置され、送信/受信を切り替えるためのスイッチ素子、そしてアンテナに接続される。電力増幅器の後段に配置されるフィルタは、アンテナより空間に放出される電波信号に不要なスプリアス信号が含まれないよう、すなわち空間に放出されるスプリアス信号の電波強度が各通信システム規格に準じた強度以下になるように設定される。このような目的で配置される帯域通過フィルタにも、小型な誘電体フィルタやSAWフィルタが一般的に用いられる。
図14は従来のN個の増幅器をつなげた電力増幅回路モジュールを含む送信回路のブロック図である。一般に、電力増幅器モジュールの信号入力側には帯域通過フィルタが配置され電力増幅器モジュールの入力端子とは基板上に形成された伝送線路で接続される。電力増幅器モジュールの入力段、出力段には、増幅器の入力、出力インピーダンスと外部の伝送線路のインピーダンス(一般に50Ω)とが整合するようにインピーダンス整合回路が配置される。また、各増幅器の間には前段、後段増幅器の入出力インピーダンスが整合するように段間整合回路が配置される。
電力増幅器モジュールは、一般に半導体基板に形成された増幅器と入力段、出力段のインピーダンス整合回路および各増幅器間のインピーダンス整合回路などが一つの誘電体基板上に一体化された部品である。また、部品点数の削減、小型化、軽量化、低コスト化などを目的に低温焼結セラミック多層基板や樹脂多層基板にコンデンサ素子やインダクタ素子など基板に作りこんだものが知られている。
このような電力増幅器あるいは電力増幅器モジュールとフィルタの組み合わせの方法として、段間整合回路部にSAWフィルタを挿入するものが開示されている(特許文献1参照)。また、図15.1と図15.2に示すように、フィルタ装置の入出力インピーダンスを非対称にし、このフィルタ装置を増幅器に接続し、外部回路とのインピーダンスを整合させる方法が知られている(特許文献2参照)。図15.1は、増幅器とフィルタ装置を含む電子回路装置の回路図であり、図15.2は、そのフィルタ装置が誘電体共振器で構成されていることを示す図である。
上記のごとく、従来の無線機における送信回路では、増幅器モジュールの信号入力側に、ミキサ回路で生じたスプリアス信号成分を抑圧するために、別途、帯域通過フィルタが配設されていた。
このような目的で配置される帯域通過フィルタとしては、前述のように小型な誘電体フィルタやSAWフィルタが一般的に用いられているが、このようなフィルタの挿入損失は〜3dB(〜50%の電力損失)と比較的大きく、回路基板にフィルタを実装するための基板スペースおよび電力増幅器とフィルタを接続するための伝送回路用の基板スペースを設けなければならない。このような方法では、フィルタの挿入損失に加え伝送回路の伝送損失および接続点での反射損失などにより回路全体での損失が増加してしまう問題があり、形状的には小型化が困難という問題があった。さらに、別途、フィルタ素子を用意するためコスト的にも高くなっていた。
電力増幅器においては、フィルタの挿入損失を含む伝送損失分を補償するため利得および出力電力を大きく設計する必要があった。利得および出力電力を大きくするためには電源からの供給電力も大きく設計しなければならないため、その分、余分な電力消費が生じていた。
また、特許文献2に開示されているように外部回路とインピーダンス整合可能なようにフィルタ装置の入出力インピーダンスを設定する場合には、インピーダンス整合回路が無くなる分、小型化になる。特許文献2に記載のフィルタ装置はたとえばλ/4誘電体共振器とコンデンサとからなる誘電体フィルタであり、基板上に個々の部品を配設して回路を構成するか、一つのフィルタ素子として基板上に配置される。小型化および低コスト化には後者の方法がより適している。しかし実際の回路設計においてフィルタ装置と電力増幅器の端子間接続をする場合に必要な低インピーダンス線路を基板上に形成することは困難である。低インピーダンス線路は誘電率の高い基板ほど線幅を狭く設計でき、例えば、一般的なアルミナ系誘電体セラミック材料で比誘電率10、厚み0.4mmの誘電体基板に伝送線路のインピーダンス、Z=5Ωのマイクロストリップラインを形成する場合、周波数を1GHzとするとその線幅は約8.6mmになる。しかし、このような広い線幅の伝送線路を基板上に作製することは現実的ではない。また、一般的に低インピーダンス伝送路は、特に高周波回路においては配線抵抗や寄生リアクタンス成分の影響を受け伝送線路のインピーダンスが設計値とずれやすくなる。したがって、伝送ライン長はできるだけ短くし、部品間の接続点は少なくすることが設計上望ましいが、この場合、必ず部品間を接続するための伝送路と、部品端子間の接続点が必要になる。このことは、増幅器回路の特性ばらつきの原因になり、製品歩留まりの低下などに影響する。他の方法としてフィルタ装置と増幅器を線幅の狭い高インピーダンス線路で接続する方法も考えられるが、線路インピーダンスの不連続点で反射波が生じ、特性ばらつきに加え伝送損失の増加を伴ってしまう。さらに、この場合使用されるフィルタ装置は、通常の入出力インピーダンスが50Ωで設計された汎用フィルタ部品と異なり、外部回路と特定の電力増幅器の入力インピーダンスに整合が取れるよう特別に設計された製品になるため非常に高価なものになってしまう。また、基板上に部品として実装して用いる点においては、小型化、軽量化が困難であり、伝送損失の増加、コスト高などの問題がある。
本発明は、上記のごとき問題を解決するためになされたものであり、小型、軽量で、伝送損失の低減がなされ、特性のより安定した電力増幅器モジュールを提供することを目的とする。
特開平9−107251号公報(第2頁段落番号(0004)、図3参照)。 特開平11−88011号公報(第4頁段落番号(0005)、図2、図3参照)。
本発明は、電力増幅器を設けた半導体基板と前記電力増幅器の信号入力側に形成された入力段整合回路と誘電体基板とを少なくとも有する電力増幅器モジュールであって、前記半導体基板は前記誘電体基板上に設置され、前記入力段整合回路は、前記誘電体基板に形成され、前記電力増幅器モジュールの信号入力側に接続される外部伝送線路と前記電力増幅器との間のインピーダンス整合機能を有し、前記入力段整合回路の少なくとも一部はスプリアス信号抑圧機能を有するスプリアス信号抑圧回路を構成している電力増幅器モジュールに関する。
また、本発明は、前記スプリアス信号抑圧回路が、低域通過フィルタ,高域通過フィルタ、帯域通過フィルタのうち少なくとも1つの機能を有する回路と、前記外部伝送線路よりインピーダンスの小さい入力段整合回路内伝送線路の低インピーダンス部に帯域除去フィルタ回路とを備えていることを特徴とする。
また、前記スプリアス信号抑圧回路が、低域通過フィルタ回路と、高域通過フィルタ回路と、該低域通過フィルタ回路と該高域通過フィルタ回路とを接続するコンデンサ素子および/またはインダクタ素子からなる回路とで構成される帯域通過フィルタ回路を備えている電力増幅器モジュールに関する。
さらに、本発明の電力増幅器モジュールの一実施形態は、前記スプリアス信号抑圧回路が、前記帯域通過フィルタ回路と、前記外部伝送線路よりインピーダンスの小さい入力段整合回路内伝送線路の低インピーダンス部に帯域除去フィルタ回路とを備えていることを特徴とする。
本発明による電力増幅器モジュールは、モジュール内の入力段整合回路にスプリアス信号抑圧回路を含むよう設計されるため、別途、フィルタを基板上に配置する必要が無く、余分な伝送線路、接続点が無いことから特に通信システムの送信側の高周波回路部を簡単化、小型化された低損失な回路とし、低インピーダンス線路部を最小化できることから回路特性を安定化することができる。また、本発明のスプリアス信号抑圧回路を含む入力段整合回路は、従来の電力増幅器モジュールのスプリアス信号抑圧回路を含まない入力段整合回路形成と同様に主として誘電体基板回路に一体形成することから従来の電力増幅器モジュールと比較して大きなコスト増加なしに作製でき、設計自由度が高く、部品数の低減が可能であり、電力増幅モジュールおよび送受信回路の小型化、軽量化が図れる。
図1は本発明による電力増幅器モジュール1の構成例を示すブロック図である。本発明の電力増幅器モジュール1は、電力増幅器4を設けた半導体基板3と前記電力増幅器4の信号入力側に形成された入力段整合回路5と誘電体基板2とを少なくとも有している。電力増幅器4を設けた半導体基板3は前記誘電体基板2上に設置されている。前記入力段整合回路5は、前記誘電体基板2に形成され、前記電力増幅器モジュール1の信号入力側に接続される外部伝送線路6と前記電力増幅器4との間のインピーダンス整合機能を有し、かつ、前記入力段整合回路5の少なくとも一部はスプリアス信号抑圧機能を有するスプリアス信号抑圧回路を構成している。
誘電体基板2には、他に、電力増幅器モジュール1の入力端子17と出力端子18などが形成される。また、半導体基板3の増幅器4と前記出力端子18の間には、出力段整合回路15が形成される。また、図1の実施形態では、半導体基板3上には、2つの増幅器4とそれらのインピーダンス整合をとるための段間整合回路16が形成された例が示されているが、増幅器および段間整合回路の数については特に限定しない。入出力段整合回路5、段間整合回路16および出力段整合回路15は主として伝送損失の低減化およびスプリアス信号成分の抑圧特性、モジュール形状の小型化、作製の容易さ等を考慮し、誘電体基板2上あるいは半導体基板3上に分割して配置されても良い。
図2、図3は本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の一実施形態を示した回路図である。図2の入力段整合回路5は、一方が前記電力増幅器モジュール1の信号入力側に接続される外部伝送線路に増幅器モジュール入力端子17で接続され、他方が第一の電力増幅器の入力端21に接続されるようになっており、全体で、外部伝送線路と前記電力増幅器との間のインピーダンス整合機能を有し、また、前記入力段整合回路5の少なくとも一部はスプリアス信号を抑圧する機能を有するスプリアス信号抑圧回路7を構成している。本実施形態では、スプリアス信号抑圧回路7は帯域通過フィルタ10であり、帯域通過フィルタ10と電力増幅器とのインピーダンス整合回路が低域通過フィルタ8で構成されている。帯域通過フィルタ10は、λ/4波長の共振器19とコンデンサ素子(SC1,SC2,SC3)で構成され、低域通過フィルタ8は、コンデンサ素子(PC1,PC2)とインダクタ素子(SL1)で構成されている。本実施形態では、通過帯域フィルタ10の入出力結合および共振器間の結合がコンデンサ素子(SC1,SC2,SC3)で構成されることから、図2に示した入力段整合回路は通過帯域より低い周波数側のスプリアス信号の除去に適している。通過帯域より高周波側のスプリアス信号に対しては帯域通過フィルタ10の素子構成の変更や低域通過フィルタ8の抑圧特性とを組み合わせて抑圧することができる。また、帯域通過フィルタ10と低域通過フィルタ8との接続点の中間インピーダンスは、スプリアス信号の抑圧効果と挿入損失を最適化するような任意の値:Zviaで設計される。なお、帯域通過フィルタ10と低域通過フィルタ8の順番は入れ変わってもよい。
図3は、図2の入力段整合回路5のλ/4共振器19の代わりにλ/4共振器29とコンデンサ素子(PC3、PC4)を直列に接続した回路構成とし、通過帯域より低周波数側に減衰極を発生させる構成になっている。この場合には、別途減衰極用の共振器を使用すること無く、通過帯域の低周波数側のスプリアス信号成分に対しより急峻な減衰特性が実現できる。図3のスプリアス信号抑圧回路7は、減衰極を含んだ帯域通過フィルタ10となる。この場合も、帯域通過フィルタ10と低域通過フィルタ8の順番は入れ変わってもよい。
図2、3のように電力増幅器モジュールの入力段整合回路として、スプリアス信号抑圧特性を考慮したフィルタ機能を取り込んだ回路構成とすることにより、従来、基板上に別途配置していたフィルタ素子が不要になり、通信システムの送信回路が小型化、軽量化でき、低コストに作製できる。また、部品を実装する基板上の低インピーダンスの伝送線路や伝送線路と部品との接続点を必要としないことから特性の安定化が可能になる。また、従来例のように入出力インピーダンスを非対称にした別体の帯域通過フィルタのみで入出力インピーダンスを最適化する方法に比べ、より設計自由度が広がる。また、従来の電力増幅器モジュールの入力段整合回路と同様に誘電体基板に一体化することで一つの部品として扱えるとともに、入出力インピーダンスは一般的な伝送線路インピーダンス:50Ωに整合しているため汎用性のある電力増幅器モジュールとなる。
図4.1および図4.2は、本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路が、前記モジュールの信号入力側に接続される外部伝送線路と前記電力増幅器との間のインピーダンス整合機能を有し、前記入力段整合回路の少なくとも一部はスプリアス信号抑圧機能を有するスプリアス信号抑圧回路を構成している他の実施形態を示した模式図である。図4.1および図4.2の実施形態では、スプリアス信号抑圧回路に帯域除去フィルタを有している。図4.1の実施形態では、スプリアス信号抑圧回路として帯域除去フィルタを一端開放のλ/4オープンスタブ26で構成し、帯域除去フィルタを入力段整合回路5の中で低インピーダンスである増幅器の入力端21に配置している。図4.2の実施形態では、スプリアス信号抑圧回路として帯域除去フィルタをコンデンサ素子13とインダクタ素子14の直列共振回路で構成し、帯域除去フィルタを入力段整合回路5の中で低インピーダンスである増幅器の入力端21に配置している。この場合の図4.1および図4.2に示す整合回路部27は、低域通過フィルタ,高域通過フィルタ、帯域通過フィルタのうち少なくとも1つの機能を有する回路を含むインピーダンス整合に適した回路構成となり、前述の帯域除去フィルタとの組み合わせによりスプリアス信号抑圧特性が設計される。図4.2に示したようにインダクタ素子14は等価なストリップラインで置き換えることができる。本実施例のおけるλ/4オープンスタブ、コンデンサ素子およびインダクタンス素子と等価なストリップラインの形状は、これら素子を配置する誘電体基板における実効誘電率と抑圧するスプリアス信号の周波数により決定される。また、一般に外部伝送線路は50Ωで設計されることから、入力段整合回路5でもっとも低インピーダンスの回路部分は増幅器の入力端21になる。
図5は、前記スプリアス信号抑圧回路が、低域通過フィルタ,高域通過フィルタ、帯域通過フィルタのうち少なくとも1つの機能を有する回路と、入力段整合回路内の前記外部伝送線路より小さいインピーダンスの伝送線路に帯域除去フィルタ回路とを備えている電力増幅器モジュールの一実施形態を示す回路図である。図5に示した回路では、スプリアス信号抑圧回路7を、低域通過フィルタ8および帯域除去フィルタ12で構成している。帯域除去フィルタ12は、コンデンサ素子13とストリップライン14を直列接続した共振回路で構成し、入力段整合回路5の伝送線路の中で、外部伝送線路のインピーダンスより低インピーダンスとなる増幅器の入力端21に配置している。スプリアス信号成分の抑圧は、通過帯域の低域側あるいは高域側の任意の周波数で設計できる帯域除去フィルタを各々のスプリアス周波数帯域に対し配置するか、あるいは低域通過フィルタ、高域通過フィルタ、帯域通過フィルタの減衰特性と組み合わせ設計することができ、これらがスプリアス信号抑圧回路7として機能する。
従来、帯域通過フィルタにより挿入損失を増加させることなく通過帯域近傍のスプリアス信号成分を減衰させる場合には、共振特性の急峻な形状の大きな共振器を使用する必要があった。しかし本発明によると低インピーダンス回路部に、帯域除去フィルタを配置することで、急峻な減衰特性が実現でき、減衰極近傍の周波数領域の伝送特性への影響を少なくしスプリアス信号成分を抑圧することが可能になる。また、簡単な回路構成で設計の自由度が大きく、作製容易であり、小型化に適している。
さらに本発明では、スプリアス信号抑圧回路を、低域通過フィルタ回路と、高域通過フィルタ回路と、前記低域通過フィルタと前記高域通過フィルタ回路とを接続するコンデンサ素子および/またはインダクタ素子からなる回路とで構成される帯域通過フィルタ回路で構成することも可能である。
図6は、スプリアス信号抑圧回路7を低域通過フィルタ8と高域通過フィルタ9とをコンデンサ素子SC2で接続した帯域通過フィルタ回路で構成した一実施形態を示す回路図である。スプリアス信号は低域通過フィルタ7および高域通過フィルタ8の減衰特性の組み合わせで抑圧される。帯域通過フィルタでは前述したようにλ/4共振器が一般的に使用されるが、基板の誘電率が小さい場合には形状が大きくなり、また共振回器をコンデンサ素子とインダクタ素子の並列共振回路で置き換える場合には素子数が増加してしまう。この点において本発明の構成は素子数が少なくてよく小型化に適しており、通過帯域の低域側および高域側の減衰特性を独立して設計できるため設計自由度が高く、伝送損失も少なく設計することが可能になる。使用する素子数の低減は、製造コストの低減、小型化、信頼性の向上および挿入損失の低減化につながる。
本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路を構成するスプリアス信号抑圧回路は、低域通過フィルタ回路と、高域通過フィルタ回路と、前記低域通過フィルタと前記高域通過フィルタ回路とを接続するコンデンサ素子および/またはインダクタ素子からなる回路とで構成される帯域通過フィルタ回路に、さらに、前記外部伝送線路よりインピーダンスの小さい入力段整合回路内伝送線路の低インピーダンス部に帯域除去フィルタを備えた回路とで構成することも可能である。
図7は、図6に示した低域通過フィルタ8と高域通過フィルタ9とをコンデンサ素子で接続した帯域通過フィルタ回路にさらに、入力段整合回路内の前記外部伝送線路よりインピーダンスの小さい伝送線路の低インピーダンス部に帯域除去フィルタ12を備えた回路を追加してスプリアス信号抑圧回路7とした一実施形態である。本実施形態では、通過帯域の低周波数側あるいは高周波数側の任意の周波数帯のスプリアス信号に対し、帯域除去フィルタ12の減衰特性を設計することができる。また低インピーダンス回路部に帯域除去フィルタ12を配置することで、急峻な減衰特性が実現でき、通過帯域近傍のスプリアス信号成分に対しても伝送特性への影響を少なくし抑圧することが可能になる。さらに、簡単な回路構成で設計の自由度が大きく、作製容易であり、小型化に適している
次に、本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路を誘電体基板2に形成する方法を説明する。図8に図7で示した入力段整合回路を誘電体多層基板で形成する場合の電極パターンおよびビアホールの配置図の一例を示す。誘電体多層基板の誘電体層42には誘電正接の小さなセラミック材料や樹脂材料が用いられ、電極層43やビアホール23の配線材料には電気伝導率の良い銀や銅が一般に用いられる。コンデンサ素子は誘電体層42を上下電極で挟む形で形成され、インダクタ素子は所望の周波数範囲においてマイクロストリップラインあるいはストリップラインで等価的なインダクタ素子になるよう近似され誘電体基板2に形成される。各電極層間の接続には導電性のビアホール23が使用される。誘電体基板2の裏面電極には入力端子電極25が設けられ、外部伝送線路と接続する構造になっている。
図8の実施形態では、誘電体層42が積層され、少なくとも4層の電極層が形成されており、それぞれ上から表面電極、内層電極1、内層電極2、実装面電極としている。図7のインダクタ素子SL1は図8のマイクロストリップラインMSL1で置き換えられ表面電極に形成される。同様に図7のインダクタ素子PL1は図8のストリップラインSL1で置き換えられ、内層電極1層に形成され、一端はビアホールを介して実装面電極のグランド電極に接続される。図7のコンデンサ素子SC1、SC2は図8のように表面電極と内装電極1で誘電体層を挟む構造で形成され、図7のコンデンサ素子PC1は図8のように内層電極1と実装面電極で誘電体層を挟む構造で形成され、図7のPC2、PC3は図8のように表面電極と内層電極1で誘電体層を挟む構造で形成される。図7のストリップラインSL2、ストリップラインSL3は図8のように内層電極1に形成され一端をビアホールにより実装面電極のグランド電極28に接続される。
インダクタ素子あるいはコンデンサ素子については、必ずしも誘電体基板2に内層化する必要はなく、チップ部品が小型化あるいは性能面で有利な場合には、チップ部品を実装するためのランド電極を基板表面に形成し実装される。また、入力段整合回路は、すべて誘電体基板2に形成されている必要はなく、半導体基板3上に一部形成されていてもかまわない。また、本実施例では、増幅器の形成された半導体基板3は誘電体基板2上に実装され、ワイヤボンディングにより端子間が接続される構造を例示しているが、その他の実装・接続形態として誘電体基板2に凹形状のキャビティを形成しその中に半導体基板3を配置する方法や、半導体基板の端子を誘電体基板2表面に形成した端子と直接接続するフリップチップ実装などにより接続される形態でもよく、特に本発明の実施において制限されるものではない。
以下に、具体例をあげて説明する。RF信号周波数をf=5.25GHz、ローカル周波数をflocal=4.45GHzに設定し、ローカル周波数発振回路からRF回路に漏れたローカル周波数成分を抑圧するために回路設計した場合の実施例を以下に示す。低損失の誘電体基板には、比誘電率9.4、f×Q=10000の低温焼結材料を用いた層厚み100μm、100μm、150μmの3層構造からなる全厚み350μmの多層基板を用いた。裏面にグラウンド電極を、各層間および表面に各々配線電極を設け、計4層の電極層を設ける構造にした。電極材料はAgとし厚みを10μmとした。コンデンサはチップコンデンサを、インダクタ素子には等価的な線幅0.1mmのマイクロストリップラインを使用した。インピーダンスは伝送線路インピーダンス50Ωと増幅器の入力インピーダンスZin=5Ωを仮定し設計した。
(実施例1)
図5に示した低域通過フィルタ回路とλ/4の一端開放ストリップラインによる帯域除去フィルタとで構成される入力段整合回路において、各素子の値を次のように設定した。SL1は長さ1.2mm、SL2は長さ0.35mmである。コンデンサ素子はPC1=0.8pF、PC2=0.8pF、PC3=0.6pF、PC4=0.9pFであり、マイクロストリップラインMSL1は幅0.1mm、長さ2.25mm、マイクロストリップラインMSL2は幅0.1mm、長さ2.35mmとした。図9に本実施例の入力段整合回路の周波数特性を示す。挿入損失は約1.0dBでflocal周波数4.45GHzでの減衰量は約15dBであった。
(参考例1)
図5に示した低域通過フィルタ回路とλ/4の一端開放ストリップラインによる帯域除去フィルタとで構成される入力段整合回路において、帯域除去フィルタと低域通過フィルタの配置を逆にし、帯域除去フィルタを外部伝送線路側に設置した回路において、各素子の値を次のように設定した。外部伝送線路(Z=50Ω)ライン側に帯域除去フィルタをPC3=0.3pF、PC4=0.3pF、マイクロストリップラインMSL1は長さ4.19mm、マイクロストリップラインMSL2は長さ4.1mmとした。図10の点線にて本参考例の入力段整合回路の周波数特性を示す。なお、図10の実線は、本参考例の回路の帯域除去フィルタと低域除去フィルタの配置が逆の実施例1の周波数特性である。
低インピーダンス側(Z=5Ω)に帯域除去フィルタを配置した形態(実施例1)が、より急峻な減衰特性が得られ、通過帯域への影響が少ないことがわかる。また、低周波数領域での減衰特性も優れていることがわかる。
(実施例2)
図6にした低域通過フィルタ回路と高域通過フィルタ回路をコンデンサ素子で接続した入力段整合回路において、各素子の値を次のように設定した。SL1は長さ0.35mm、PL1は長さ2.0mm、SC1=0.2pF、SC2=0.3pF、PC1=0.8pFとした。本実施例の周波数特性を図11に示す。挿入損失は約2.0dBでflocal周波数での減衰量は10dBであった。
(実施例3)
図7に示した高域通過フィルタと低域通過フィルタをコンデンサ素子で接続した帯域通過フィルタにさらに帯域除去フィルタを追加した入力段整合回路において、各素子の値を次のように設定した。SL1は長さ0.35mm、PL1は2.0mm、SC1=0.2pF、SC2=0.3pF、PC1=0.8pFでありマイクロストリップラインMSL1は長さ2.35mm、マイクロストリップラインMSL2は長さ2.25mmである。本実施例の周波数特性を図12に示す。挿入損失約2.2dBでflocal周波数での減衰量は25dBであった。
本発明の電力増幅器モジュールの構成の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の一実施形態を示す回路図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の他の一実施形態を示す回路図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の他の一実施形態を示す回路図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の他の一実施形態を示す回路図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の他の一実施形態を示す回路図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の他の一実施形態を示す回路図である。 本発明の電力増幅器モジュールの入力段整合回路の他の一実施形態を示す回路図である。 入力段整合回路形成するための多層誘電体基板の構成を示す説明図である。 実施例1の入力段整合回路の周波数特性図である。 参考例1の入力段整合回路の周波数特性図である。 実施例2の入力段整合回路の周波数特性図である。 実施例3の入力段整合回路の周波数特性図である。 従来の電力増幅器の送信側回路部の一例を示すブロック図である。 従来のN個の増幅器をつなげた電力増幅回路モジュールを含む送信回路のブロック図である。 従来の電子回路装置を示す回路図である。 従来の誘電体共振器を使用したフィルタ装置を示す図である。
符号の説明
1 電力増幅器モジュール
2 誘電体基板
3 半導体基板
4 電力増幅器
5 入力段整合回路
6 外部伝送線路
7 スプリアス信号抑圧回路
8 低域通過フィルタ
9 高域通過フィルタ
10 帯域通過フィルタ
11 入力段整合回路内伝送線路の低インピーダンス部
12 帯域除去フィルタ
13 コンデンサ素子
14 インダクタ素子
15 出力段整合回路
16 段間整合回路
17 増幅器モジュール入力端子
18 増幅器モジュール出力端子
19 λ/4共振器
20 中間インピーダンス
21 増幅器の入力端
22 ICチップ
23 ビアホール
24 ワイヤボンディング
25 入力端子電極
26 λ/4オープンスタブ帯域除去フィルタ
27 整合回路
28 グランド電極
29 共振器
42 誘電体層
43 電極層

Claims (4)

  1. 電力増幅器を設けた半導体基板と前記電力増幅器の信号入力側に形成された入力段整合回路と誘電体基板とを少なくとも有する電力増幅器モジュールであって、前記半導体基板は前記誘電体基板上に設置され、前記入力段整合回路は、前記誘電体基板に形成され、前記電力増幅器モジュールの信号入力側に接続される外部伝送線路と前記電力増幅器との間のインピーダンス整合機能を有し、前記入力段整合回路の少なくとも一部はスプリアス信号抑圧機能を有するスプリアス信号抑圧回路を構成していることを特徴とする電力増幅器モジュール。
  2. 前記スプリアス信号抑圧回路が、低域通過フィルタ,高域通過フィルタ、帯域通過フィルタのうち少なくとも1つの機能を有する回路と、前記外部伝送線路よりインピーダンスの小さい入力段整合回路内伝送線路の低インピーダンス部に帯域除去フィルタ回路とを備えていることを特徴とする請求項1記載の電力増幅器モジュール。
  3. 前記スプリアス信号抑圧回路が、低域通過フィルタ回路と、高域通過フィルタ回路と、該低域通過フィルタ回路と該高域通過フィルタ回路とを接続するコンデンサ素子および/またはインダクタ素子からなる回路とで構成される帯域通過フィルタ回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力増幅器モジュール。
  4. 前記スプリアス信号抑圧回路が、前記帯域通過フィルタ回路と、前記外部伝送線路よりインピーダンスの小さい入力段整合回路内伝送線路の低インピーダンス部に帯域除去フィルタ回路とを備えていることを特徴とする請求項3記載の電力増幅器モジュール。
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