JP2005101785A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005101785A
JP2005101785A JP2003330881A JP2003330881A JP2005101785A JP 2005101785 A JP2005101785 A JP 2005101785A JP 2003330881 A JP2003330881 A JP 2003330881A JP 2003330881 A JP2003330881 A JP 2003330881A JP 2005101785 A JP2005101785 A JP 2005101785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
information processing
image forming
power
processing terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003330881A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Uko
羊一 宇高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003330881A priority Critical patent/JP2005101785A/ja
Priority to US10/855,624 priority patent/US7701600B2/en
Priority to EP20040253162 priority patent/EP1482720A1/en
Publication of JP2005101785A publication Critical patent/JP2005101785A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 商用交流電源が途絶した場合だけ非常用の電源で駆動できるようにする。
【解決手段】 整流回路52は、商用交流電源からDC電源を生成する。充電コンデンサ53は、整流回路52の出力側とプラス側で接続されDC電源で充電される。情報処理ユニット部に電力を供給するライン58には、整流回路52の出力側及び充電コンデンサ53のプラス側が並列に接続されている。本装置の主電源が操作スイッチ59で投入されているときは、MPU54は、情報処理ユニット部に電力を供給するライン58を開き、投入されていないときは閉じる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、商用交流電源の供給が途絶えたときに動作する非常用の電源を備えた画像形成システムに関する。
特許文献1などには、電源用の電池を備えたノートパソコンなどの情報処理装置について開示されている。このようなノートパソコンは、屋内に設置されて使用されるのみならず、屋外に持ち出して使用されることを想定しているため、常時、電池(充電池)で駆動することができる。
特開2001−318753公報
しかしながら、ノートパソコンのような小型のシステムではなく、通常室内に設置されて使用されるようなより大規模のシステムの場合は、商用交流電源を用いればよいので充電池で常時駆動するようにする必要はなく、また、充電池で常時駆動するようにするには、大規模な充電池を必要とするので製造コストを増大させてしまう不具合もある。
そこで、このような大規模システムにおいては、常時は商用交流電源からの電力で直接駆動するようにしたいが、ユーザが誤ってコンセントを抜いてしまったり、あるいは停電が生じた場合には、データの破損などの不具合が生じないように、直ちに充電池での駆動に切り替えるようにしたい。
そこで、UPS(無停電電源供給装置)を用いることが考えられるが、UPSは単一の装置に対して電源を供給するものであり、複写機のような大電力を消費する装置に対して対応することができない。従って、複写機などの画像形成装置に対して付加装置として情報処理端末を設け、画像形成装置の電源から付加装置である情報処理端末にも駆動電力を供給しているような場合、画像形成装置の電源が落ちてしまうと、UPSにより付加装置である情報処理端末だけに単独で電力供給を行って動作させることができないという不具合がある。
本発明の目的は、画像形成装置に対して付加装置として情報処理端末を設け、画像形成装置の電源から情報処理端末にも駆動電力を供給しているような場合に、商用交流電源などの電力供給の途絶後も、情報処理端末だけに単独で電力供給を行って動作させることができるようにすることである。
本発明は、画像形成装置と、この画像形成装置に付加的に設けられた情報処理端末と、前記画像形成装置及び前記情報処理端末に駆動電力を供給する第1の電源手段と、この第1の電源手段からの前記画像形成装置及び前記情報端末に対する電源供給が遮断された場合に、前記情報処理端末に対してのみ駆動電力を供給する第2の電源手段と、を具備する画像形成システムである。
別の本発明は、画像形成装置と、この画像形成装置に付加的に設けられた情報処理端末と、前記画像形成装置ならびに前記情報処理端末に駆動電力を供給する第1の電源手段と、この第1の電源手段からの前記画像形成装置及び前記情報処理端末に対する電源供給が遮断されたとき、その時点で前記情報処理端末が動作中であった場合には、前記情報端末に対してのみ駆動電力を供給する第2の電源手段と、を具備することを特徴とする画像形成システムである。
本発明によれば、本装置に電力を供給する商用交流電源などの第1の電源手段による電力供給が途絶えたときは、第2の電源手段により情報処理端末に対してのみ駆動電力を供給するので、商用交流電源などの電力供給の途絶後も、情報処理端末だけに単独で電力供給を行って動作させることができる。
本発明を実施するための最良の一形態について説明する。
本実施の形態は、本発明の画像形成システムを、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるデジタルカラー複合機に適用した例を示す。
図1は、本実施の形態のデジタルカラー複合機1を含むシステム構成図である。図1に示すように、本実施の形態においては、デジタルカラー複合機1に通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)2を介し、各種の情報処理を実行するサーバコンピュータ3や複数台のクライアントコンピュータ4が接続されたシステムを想定する。サーバコンピュータ3は、例えばFTP,HTTPプロトコルをサポートしたり、WebサーバやDNS(ドメインネームサーバ)の機能を実現するものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリント機能)及び画像蓄積機能等の画像処理機能を、LAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
このようなシステムは、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。通信制御ユニット5としては、ルータ、交換機、モデム、DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であればよい。また、LAN2は有線通信に限るものではなく、無線通信(赤外線や電波等)であってもよい。また、光ファイバーを用いたものであってもよい。
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。ここで、図2はデジタルカラー複合機1を概略的に示す外観斜視図、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示すブロック図である。図2に示すように、デジタルカラー複合機1は、転写紙などの媒体に画像を形成する画像形成装置である印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取装置8を配設した構成とされている。また、画像読取装置8の装置外面には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種の入力を許容する操作パネルPが設けられている。さらに、操作パネルPの下部には、光ディスク、フレキシブルディスクなどの記憶媒体M(図3参照)に記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、又は、記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置である外部メディア入出力装置9が、記憶媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。
このようなデジタルカラー複合機1のストラクチャとしては、図3に示すように、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとに大別されており、印刷装置7及び画像読取装置8は画像処理ユニット部Aに属し、操作パネルP及び外部メディア入出力装置9は情報処理ユニット部Bに属している。
画像処理ユニット部Aについて説明する。印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、画像読取装置8から読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD(Hard Disk Drive)17、装置内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部AをLAN2に接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は、遠隔のファクシミリ装置と交信することができる。
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して情報処理ユニット部Bに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPに対して画像表示の制御を行う。また、操作入力制御ユニット24は、情報処理ユニット部Bの操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して入力する。すなわち、画像処理ユニット部Aは、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを通信ケーブル26を介して直接モニタすることができる構成になっている。
したがって、画像処理ユニット部Aは、従来の画像処理装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル26を接続し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニット部Aの表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24は、操作パネルPに接続されているものとして動作している。
このような構成により、画像処理ユニット部Aは、外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ装置等)からの画像情報である印刷データ及びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データ及びコマンドをLAN制御部18あるいはFAX制御ユニット20を通じて受信し動作する。
また、画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、及び、それらを圧縮した圧縮データを外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)に転送することができる。
さらに、画像処理ユニット部Aは、画像読取装置8の読取り画像データを画像処理制御ユニット10に転送し、光学系及びデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、該画像データをSDRAM14に書込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて、印刷装置7に出力される。
次に、操作パネルPを備える情報処理ユニット部Bについて説明する。情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサであるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とが、バス接続されている。
また、CPU31には、情報処理ユニット部Bを、HUB19を介してLAN2に接続するための通信インターフェースであるLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはそれぞれLAN2に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
なお、デジタルカラー複合機1はHUB19を介してLAN2に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能になっている。
さらに、CPU31には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット36及び操作入力制御ユニット37が接続されている。ここで、図4は操作パネルPの構成を示す平面図である。図4に示すように、操作パネルPは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である表示装置40と、操作入力装置41とで構成されている。操作入力装置41は、表示装置40の表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネル41aと、複数のキーを有するキーボード41bとで構成されている。キーボード41bには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー、クリアキー等が設けられている。すなわち、表示制御ユニット36は、画像表示制御信号を制御パネルI/F38を介して表示装置40に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示装置40に表示させる。一方、操作入力制御ユニット37は、操作入力装置41におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、制御パネルI/F38を介して受信する。
加えて、CPU31には、画像処理ユニット部Aの制御パネルI/F25と通信ケーブル26を介して接続されている制御パネル通信ユニット39が接続されている。制御パネル通信ユニット39は、画像処理ユニット部Aから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニット部Aに転送する。なお、詳細は後述するが、制御パネル通信ユニット39で受信した画像処理ユニット部Aからの画像表示制御信号は操作パネルPの表示装置40用にデータ変換処理されてから表示制御ユニット36に出力され、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号は画像処理ユニット部Aでの仕様に応じた形式にデータ変換処理されてから制御パネル通信ユニット39に入力される。
上述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、ユーザが電源を投入するとCPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。情報処理ユニット部BのOSは、情報処理装置(サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4等)と同種のOS、すなわち汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)とされている。
なお、前述したように、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像データ等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディアなどの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、又は記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、CPU31にバス接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記録されたアプリケーションプログラムがインストールされたものであってもよい。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6及びLAN2を介して外部から取り込まれ、記憶装置34にインストールされてもよい。
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種インターフェース43も接続されており、各種インターフェース43を介して様々な機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
以上のように、画像処理ユニット部Aは画像を扱う所定の処理、この例では、画像の形成、画像の読み取り、画像の送受信などを行なう画像処理装置となり、情報処理ユニット部Bは、様々な情報処理を行い、情報処理ユニット部Bの各部や画像処理ユニット部Aを集中的に制御する情報処理装置となり、デジタルカラー複合機1は画像処理システムとなる。
図5は、デジタルカラー複合機1の電源系統の回路図である。図5に示すように、ACアダプタ51は、第1の電源手段となるもので、商用交流電源の供給を受けてDC電源を生成する整流回路52を備えている。充電コンデンサ53は、第2の電源手段となるもので、この整流回路52の出力側とプラス側で接続され、整流回路52の出力するDC電源で充電される充電器である。ACアダプタ51は、ライン60を介して画像処理ユニット部Aに電力を供給する。ライン60には、このラインを開閉するMOSFETなどの半導体素子などで構成されるスイッチング素子61が設けられている。
MPU(MicroProcessor Unit)54は、情報処理端末となる情報処理ユニット部Bさらには画像形成装置となる画像処理ユニット部Aの電源系統を管理する装置で、整流回路52と充電コンデンサ53とを接続しているライン55から整流回路52の出力側及び充電コンデンサ53のプラス側が電源入力部54aに並列に接続され、整流回路52からも充電コンデンサ53からも電力の供給を受けることが可能である。
MOSFETなどの半導体素子などで構成されるスイッチング素子56は、整流回路52の出力側と充電コンデンサ53のプラス側とを接続し、また、充電コンデンサ53のプラス側とMPU54の電源入力部54aとを接続しているライン55をMPU54の出力する制御信号により開閉する。
MOSFETなどの半導体素子などで構成されるスイッチング素子57は、整流回路52の出力側及び充電コンデンサ53のプラス側が接続され、情報処理ユニット部Bに電力を供給するためのライン58をMPU54の出力する制御信号により開閉する。
符号59は、デジタルカラー複合機1の主電源をオン、オフする操作スイッチであり、MPU54は、この操作スイッチ59の操作を検出することができる。
次に、図5の回路の動作について説明する。デジタルカラー複合機1が商用交流電源の供給を受けているときは、MPU54は、操作スイッチ59が投入されているか否かにかかわらず、商用交流電源を整流回路52で整流したDC電源の供給を受けて、デジタルカラー複合機1の電源系統の管理を行なっている。
そして、ユーザがデジタルカラー複合機1を使用するときには操作スイッチ59を投入することになる。このとき、図6に示すように、MPU54は、操作スイッチ59の投入を検出して(ステップS1のY)、スイッチング素子56,57,60をオンにして(ステップS2)、ライン56,58,60を閉じる。なお、操作スイッチ59が投入されていないときは(ステップS1のN)、スイッチング素子56,57,60をオフにして(ステップS3)、ライン56,58を開く。
操作スイッチ59の投入でスイッチング素子56,57,61がオンにして、ライン58,60を閉じると、画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bに整流回路52を介してDC電源が供給されるので(実際は図示しないDC−DCコンバータにより、様々なDC電源が生成されて各部に供給される)、画像処理ユニット部Aが動作可能となり、また、CPU31はOSを立ち上げて、情報処理ユニット部Bが動作可能となる。また、ライン55が開かれることにより、充電器となる充電コンデンサ53にも充電が行なわれる。
このように、通常は商用交流電源の電力により動作するが、操作スイッチ59が投入された状態で、ユーザがコンセントを不用意に抜いてしまったり、あるいは停電になったりした場合など、商用交流電源が突然途絶してしまった場合は、整流回路52の出力側の電位が0になるため、充電コンデンサ53が放電してMPU54に電力を供給し、MPU54は操作スイッチ59が投入されている限りは、スイッチング素子56,57をオンにして(ステップS2)、ライン56,58を閉じた状態を維持する。よって、充電コンデンサ53の電力はMPU54に供給され続けてMPU54は動作を維持する。
そして、この電力で、情報処理ユニット部Bが動作中であった場合に、この情報処理ユニット部Bも動作を継続し続けることができるので、情報処理ユニット部BでOSが終了していない状態で電力が途絶する事態は防止され、データの破損などの発生を防止することができる。この場合は、画像処理ユニット部Aへの電力供給は途絶するので、情報処理ユニット部Bのみに電力供給されることとなる。
しかし、充電コンデンサ53が緊急用の電源として機能するのは、操作スイッチ59が投入された状態で商用交流電源が途絶した場合に限られるので、デジタルカラー複合機1のような大規模なシステムに使用しても、充電コンデンサ53は大規模なものは不要であり、充電コンデンサ53やその周辺装置の製造コストを低減することができる。
このようにして、商用交流電源が途絶して充電コンデンサ53をバックアップ電源とした場合に、情報処理ユニット部Bが実行する処理について説明する。CPU31は、操作スイッチ59が投入されているのを検出し、かつ、商用交流電源が途絶したことを検出すると(これは、ACアダプタ51に設けた商用交流電源の電圧を検出する図示しない電圧センサの電圧値が0になったことを検出することなどで判断できる)(ステップS11のY)、情報処理ユニット部Bで行われていた作業を記憶装置34などに記憶する(記憶手段)など、所定の終了手続を実行する(ステップS12)。そして、この記憶処理が実行されている間は、充電コンデンサ53から情報処理ユニット部Aへの電力の供給は維持されるが、所定の終了手続を完了すると(ステップS13のY)、MPU54に指示して、スイッチング素子56,57,61をOFFにする(ステップS14)。
これにより、情報処理ユニット部Bで行われていた作業を記憶装置34などに記憶するなど、所定の終了手続を確実に完了するまで充電コンデンサ53によるバックアップ電源を維持して、情報処理ユニット部Bにおけるシステムの破損などの不具合を防止して、その後はバックアップ電源も終了することができる。
本発明の実施の一形態のデジタルカラー複合機を含むシステム構成図である。 デジタルカラー複合機を概略的に示す外観斜視図である。 デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。 操作パネルの構成を示す平面図である。 デジタルカラー複合機の電源系統の回路図である。 MPUが実行する処理のフローチャートである。 情報処理ユニット部が実行する処理のフローチャートである。
符号の説明
A 画像形成装置
B 情報処理端末
51 第1の電源手段
53 第2の電源手段

Claims (5)

  1. 画像形成装置と、
    この画像形成装置に付加的に設けられた情報処理端末と、
    前記画像形成装置及び前記情報処理端末に駆動電力を供給する第1の電源手段と、
    この第1の電源手段からの前記画像形成装置及び前記情報端末に対する電源供給が遮断された場合に、前記情報処理端末に対してのみ駆動電力を供給する第2の電源手段と、
    を具備する画像形成システム。
  2. 画像形成装置と、
    この画像形成装置に付加的に設けられた情報処理端末と、
    前記画像形成装置ならびに前記情報処理端末に駆動電力を供給する第1の電源手段と、
    この第1の電源手段からの前記画像形成装置及び前記情報処理端末に対する電源供給が遮断されたとき、その時点で前記情報処理端末が動作中であった場合には、前記情報端末に対してのみ駆動電力を供給する第2の電源手段と、
    を具備することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項2記載の画像形成システムであって、
    前記第1の電源手段からの前記情報処理端末への電源供給が遮断された時点で前記情報処理端末で行われていた作業を記憶する記憶手段と、
    をさらに具備することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項3記載の画像形成システムであって、
    前記第2の電源手段は、前記第1の電源手段からの前記情報処理端末への電源供給が遮断された時点で前記情報処理端末で行われていた作業を前記記憶手段に記憶する間、前記情報処理端末に対して駆動電力を供給することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項2記載の画像形成システムであって、
    前記情報処理端末は、前記第1の電源手段からの電源供給が遮断された時点から、所定の終了手続きを開始するとともに、
    前記第2の電源手段は、前記情報処理端末が所定の終了手続きを完了するまでの間、前記情報処理端末に対して駆動電力を供給することを特徴とする画像形成システム。
JP2003330881A 2003-05-28 2003-09-24 画像形成システム Pending JP2005101785A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003330881A JP2005101785A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 画像形成システム
US10/855,624 US7701600B2 (en) 2003-05-28 2004-05-28 Image processing apparatus and computer product
EP20040253162 EP1482720A1 (en) 2003-05-28 2004-05-28 Image processing apparatus and computer product

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003330881A JP2005101785A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005101785A true JP2005101785A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34459676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003330881A Pending JP2005101785A (ja) 2003-05-28 2003-09-24 画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005101785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1989767A2 (en) * 2006-02-24 2008-11-12 Apical Industries, Inc. Emergency power supply
US9654660B2 (en) 2013-11-28 2017-05-16 Ricoh Company, Limited Electronic device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1989767A2 (en) * 2006-02-24 2008-11-12 Apical Industries, Inc. Emergency power supply
EP1989767A4 (en) * 2006-02-24 2014-05-14 Apical Ind Inc EMERGENCY GENERATOR
US9654660B2 (en) 2013-11-28 2017-05-16 Ricoh Company, Limited Electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007279603A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、並びに画像形成装置
JP4895718B2 (ja) 画像形成装置、データ復旧方法および記録媒体
JP2005078278A (ja) 電子メール送信装置、情報処理装置、画像処理システム、プログラム、及び、記憶媒体
JP4444710B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体
US20070050460A1 (en) Document input and output device for identifying external devices and identifying processing method of document input and output device
JP5407943B2 (ja) ネットワークインターフェース装置
US7701600B2 (en) Image processing apparatus and computer product
US7505167B2 (en) Information processing apparatus, method, and computer product, for file naming
JP2007324956A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4182090B2 (ja) データ処理装置
JP2005064704A (ja) 画像処理装置、プログラム及び記憶媒体
US20130063778A1 (en) Image processing system and image processing method
JP4141318B2 (ja) 画像処理装置、プログラム及び記憶媒体
JP2016027954A (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP2010069747A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法および画像形成装置で実行されるプログラム
JP4462369B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置における制御方法
JP2006092481A (ja) 情報処理装置
JP2002312075A (ja) 電源装置および画像形成装置
JP2008067242A (ja) 画像処理装置
US20100110494A1 (en) Image forming method and apparatus using portable storage medium
US7908432B2 (en) Image processing apparatus with multiple storage devices, and image data storing method executed by image processing apparatus
JP2007116457A (ja) 画像形成装置
JP2005064703A (ja) 画像形成装置、プログラム及び記憶媒体
JP2005101785A (ja) 画像形成システム
JP4713374B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051124

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051021

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080129