JP2005101323A - 光半導体装置 - Google Patents

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【課題】 基板にレンズや光半導体素子を取り付けて容易に製造することができ、精度の高い位置合わせが要求される光軸を一致させる作業なども容易に行うことができる光半導体装置を提供する。
【解決手段】 光半導体装置1は、透明ガラス基板2を備えており、透明ガラス基板2の表面2Aには、光半導体素子である光検出素子4が表側メタルパターン3の一部からなる接続部5によって接続されている。また、透明ガラス基板2の表面2Aにおける光検出素子4に対応する裏面2Bの位置には、レンズの位置決め部をするリング状部8が形成されている。このリング状部8にレンズ9が形成されることにより、光検出素子4の光軸とレンズ9の光軸とが一致させられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光半導体装置に係り、特に、光半導体素子とレンズの光軸を容易に一致させることができるようにした光半導体装置に関するものである。
近年、光半導体装置として、基板に光半導体素子やレンズを直接取り付けて、電気的接続の容易化を図った光半導体装置が利用されている。このような光半導体装置として、たとえば特開平5−243589号公報に開示されたものがある。
この光半導体装置は、ガラス基板を有しており、ガラス基板には平凸レンズが貼り合わされている。また、このガラス基板には、電気的接続部材を介して光検出素子が取り付けられている。ガラス基板および光検出素子には、それぞれ接続部材が形成されており、これらの接続部材をそれぞれ電気的接続部材に取り付けることにより、電気的接続を容易に行うことができる。
特開平5−243589号公報
ところが、上記特許文献1に記載された光半導体装置でガラス基板および光検出素子にそれぞれ形成された接続部材を電気的接続部材に取り付けることにより、容易な製造に寄与している。しかし、上記特許文献1に記載された光半導体装置では、単に電気的接続部材に接続部材を取り付けているのみであるので、ある程度の位置合わせはできるものの、たとえば光軸を合わせるなどの高い精度での位置合わせを実現することができないという問題があった。
そこで、本発明の課題は、基板にレンズや光半導体素子を取り付けて容易に製造することができるとともに、精度の高い位置合わせが要求される光軸を一致させる作業なども容易に行うことができる光半導体装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る光半導体装置は、表裏関係にある第一面および第二面を備える透明基板と、透明基板の第一面に搭載された光半導体素子と、透明基板の第一面における所定の位置に光半導体素子を位置決めして光半導体素子を透明基板に電気的に接続する光半導体素子接続部と、透明基板における第二面に搭載されたレンズと、レンズを透明基板の第二面に位置決めするレンズ位置決め部と、を備え、レンズ位置決め部は、レンズと、光半導体素子との光軸が一致する位置に配置されているものである。
本発明に係る光半導体装置においては、第二面におけるレンズ位置決め部にレンズが搭載される。このレンズ位置決め部は、透明基板の第二面に形成され、透明基板の第一面に搭載された光半導体素子と位置決め部に搭載されたレンズとの光軸が一致する位置に配置されている。したがって、レンズ位置決め部が設けられていることにより、レンズを単にレンズ位置決め部に搭載することによって、透明基板の第一面に搭載された光半導体素子とレンズとの光軸を容易に一致させることができる。
なお、本発明の光半導体素子とは、フォトダイオードなどの光検出素子やレーザダイオードなどの発光素子をいう。
ここで、レンズ位置決め部がメタルパターンで形成されているのが好適である。
メタルパターンは、今日の技術においては、高精度で透明基板上に形成することができる。したがって、このメタルパターンを利用してレンズ位置決め部とすることにより、レンズと光半導体素子との光軸を容易に一致させることができる。
また、レンズ位置決め部が、透明基板の第二面に形成された凹部である態様とすることができる。
レンズ位置決め部として、たとえばエッチングによって形成した凹部を利用することにより、レンズと光半導体素子との光軸を容易に一致させることができる。
さらに、透明基板の第一面と第二面とを電気的に接続する電気的接続部材を備える態様とすることもできる。
このように、透明基板の第一面と第二面とを電気的に接続する電気的接続部材を有する光半導体装置においても、レンズと光半導体素子との光軸を容易に一致させることができる。
また、透明基板の第二面に対向して配置され、透明基板の第二面に形成されたレンズに対応する位置に、光導波路が形成された基板が設けられている態様とすることができる。
光半導体装置においては、透明基板におけるレンズと光半導体素子との精度が良く位置決めされていることを前提としている。このため、本発明のような光導波路が形成され、配線を備えている基板が透明基板の第二面に対向する位置に設けられた光半導体装置において、レンズと、それに対向して配置された光導波路とが精度よく位置決めされることで、結果として光導波路と光半導体素子との光軸も精度良く位置決めされる。
さらに、透明基板に、機能素子が搭載されている態様とすることもできるし、前記透明基板に、複数の光半導体素子が設けられている態様とすることもできる。
これらの光半導体装置においても、レンズと光半導体素子との光軸を容易に一致させることができる。
本発明によれば、基板にレンズや光半導体素子を取り付けて容易に製造することができるとともに、精度の高い位置合わせが要求される光軸を一致させる作業なども容易に行うことができる光半導体装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各実施形態において、同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置の側面図、図2はその平面図、図3はその底面図、図4はその側断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る光半導体装置1は、光学的に透明な透明基板である透明ガラス基板2を備えている。ここで、光学的に透明とは、所定波長の光に対して透過性の極めて高い状態のことをいう。透明ガラス基板2は、第一面である表面2Aおよび第二面である裏面2Bを備えており、互いに表裏関係にある。なお、透明基板の材料としては、ガラスのほか、プラスチックなどを用いることもできる。
透明ガラス基板2は、たとえば縦3mm、横6mm、厚さ0.3mmの板状の基板である。透明ガラス基板2の表面2Aには、厚さ約1〜10μmの表側メタルパターン3が形成されている。表側メタルパターン3は、クロムまたはニッケルなどによって構成されている。また、この表側メタルパターン3の所定部分上に、複数、本実施形態では4つの光検出素子4A〜4Dが設けられている。このように、表側メタルパターン3は、透明ガラス基板2の表面2Aと光検出素子4A〜4Dの間にも形成されている。表側メタルパターン3におけるこれらの光検出素子4A〜4Dが実装された部分が、それぞれ本発明の光半導体素子接続部である接続部5A〜5Dとされている。
接続部5A〜5Dには、それぞれ半田からなるバンプ6によって光検出素子4A〜4Dが取り付けられ、光検出素子4A〜4Dは、透明ガラス基板2の表面2Aに搭載される。光検出素子4A〜4Dは、互いに同一の形状をなしており、それぞれ底面が1辺1mmの正方形状をなし、高さが0.3〜0.7mmである直方体状をなしている。なお、バンプ6としては、半田のほか、金などを用いることもできる。バンプ6は、図1ではだ円形に描かれているが、光検出素子4A〜4Dを接続する際に幅0.1mm、厚さ0.05mm程度に押し潰される。
一方、透明ガラス基板2の裏面2Bには、裏側メタルパターン7が形成されている。裏側メタルパターン7は、表側メタルパターン3と同様、厚さ約1〜10μmであり、表面2Aに搭載された光検出素子4A〜4Dに対応する位置にも形成されている。
また、裏面2Bにおける表面2Aに形成された光検出素子4A〜4Dに対応する位置における裏側メタルパターン7の所定部分は、レンズ形成用の土手となるリング状部8A〜8Dとされている。これらのリング状部8A〜8Dは、表面2Aに搭載された光検出素子4A〜4Dに対応する裏面2Bにおける位置にそれぞれ配置されている。リング状部8A〜8Dは、いずれも同一形状をなしており、厚さ1〜10μm、内径0.2mmをなしている。
このリング状部8A〜8Dの内側には、それぞれ光を集光するレンズ9A〜9Dが形成されている。レンズ9A〜9Dは、溶融した樹脂をポッティングして形成されたポッティングレンズであるが、レンズとしてはボールレンズなどを用いることもできる。リング状部8A〜8Dの内側に形成されたレンズ9A〜9Dは、それぞれ光検出素子4A〜4Dに対して光軸が一致させられている。さらに、透明ガラス基板2には、スルーホール2Cが形成されており、スルーホール2Cによって、表側メタルパターン3と裏側メタルパターン7とが電気的に接続されている。
以上の構成を有する本実施形態に係る光半導体装置1では、表側メタルパターン3における接続部5A〜5Dに光検出素子4A〜4Dが接続され位置決めされて透明ガラス基板2の表面2Aに搭載されている。一方、透明ガラス基板2の裏面2Bには、リング状部8A〜8Dが表面2Aにおける光検出素子4A〜4Dが設けられている位置に対応する位置に配置されており、このリング状部8A〜8Dにレンズ9A〜9Dがそれぞれ形成されている。また、リング状部8A〜8Dの中心を貫通する軸と、光検出素子4A〜4Dに設けられた図示しない光検出面光軸とは一致している。
ここで、表側メタルパターン3における接続部5A〜5Dおよび裏側メタルパターン7におけるリング状部8A〜8Dは、非常に高精度で形成することができる。したがって、表側メタルパターン3における光検出素子4A〜4Dを取り付ける位置およびリング状部8A〜8Dは、高精度で所望の位置に形成することができる。したがって、表側メタルパターン3における光検出素子4A〜4Dが形成される位置とリング状部8A〜8Dとの距離関係を正確に形成しておき、単に表側メタルパターン3の所定位置に光検出素子4A〜4Dを取り付けるとともに、リング状部8A〜8Dにレンズ9A〜9Dを形成するだけで、光検出素子4A〜4Dとレンズ9A〜9Dを高い精度で位置決めすることができる。その結果、光検出素子4A〜4Dとレンズ9A〜9Dの光軸を容易に一致させることができる。
次に、第2の実施形態に係る光半導体装置について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る光半導体装置10の断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る光半導体装置10は、光半導体装置本体11と、光半導体装置本体11に接続される光導波路基板12とを備えている。光半導体装置本体11は、透明ガラス基板2を備えており、透明ガラス基板2の表面2Aには、表側メタルパターン3が形成されており、その一部が接続部5とされている。また、表側メタルパターン3における接続部5には、光検出素子4がバンプ6によって接続されている。こうして、光検出素子4が透明ガラス基板2の表面2Aに搭載されている。
また、透明ガラス基板2の裏面2Bには、裏側メタルパターン7が形成されているとともに、リング状部8が設けられている。このリング状部8の内側にレンズ9が形成されている。さらに、透明ガラス基板2の裏面2Bに形成された裏側メタルパターン7の一部は、アライメントマーク13および光導波路基板実装用パターン14として利用されている。
また、裏面2Bに対向する位置には、光導波路基板12が設けられている。光導波路基板12は、基板本体15を備えており、基板本体15には、光導波路16および本発明の配線となり、透明ガラス基板2の裏側メタルパターン7に電気的に接続される装置本体実装用パターン17が形成されている。
アライメントマーク13としては、透明ガラス基板2の裏面2Bにおけるリング状部8の周囲に配置された裏側メタルパターン7の一部が用いられており、表面2Aに実装される光検出素子4とメタルパターン7との位置合わせする際の目印として利用される。また、光導波路基板実装用パターン14は、透明ガラス基板2の裏面2Bにおける所定の位置に形成されている。
光導波路基板12における基板本体15に形成された光導波路16は、光検出素子4に入射する光を案内するためのものであり、基板本体15と透明ガラス基板2とが接合されると、光導波路16の先端にレンズ9が位置するように配置される。光導波路16を通って出射した光Lは、レンズ9によって集光されて光検出素子4に入射する。また、装置本体実装用パターン17は、透明ガラス基板2の裏面2Bに形成された光導波路基板実装用パターン14に対応する位置に形成されており、バンプ18によって装置本体実装用パターン17と光導波路基板実装用パターン14とが接続され、電気的に接続されている。
また、透明ガラス基板2の側端部には、サイドメタルパターン19が形成されており、表側メタルパターン3と裏側メタルパターン7とがサイドメタルパターン19を介して電気的に接続されている。さらに、透明ガラス基板2の表面2Aには、光検出素子4を覆う樹脂モールド20が形成されている。この樹脂モールド20としては、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂などを用いることができる。
以上の構成を有する本実施形態に係る光半導体装置本体11においては、上記第1の実施形態と同様、表側メタルパターン3における光検出素子4を実装する位置およびリング状部8は、高精度で所望の位置に形成することができる。したがって、表側メタルパターン3における光検出素子4が実装される位置とリング状部8との距離関係を正確に形成しておき、単に表側メタルパターン3の所定位置に光検出素子4を取り付けるとともに、リング状部8にレンズ9を形成するだけで、光検出素子4とレンズ9を高い精度で位置決めすることができる。その結果、光検出素子4とレンズ9の光軸を容易に一致させることができる。
本実施形態に係る光半導体装置10においては、光半導体装置本体11における透明ガラス基板2の裏面2Bに形成されているレンズと光導波路基板12に設けられている光導波路16が精度良く位置決めされている。このため、光導波路16と透明ガラス基板2の表面2Aに実装されている光検出器4との位置も精度良く位置決めすることが可能である。
次に、本実施形態に係る光半導体装置10の製造手順について説明する。図6は、本実施形態に係る光半導体装置の製造工程を示す工程図である。
まず、図6(a)に示すように、透明ガラス基板2の表面2Aおよび裏面2Bに、電気的導通を取るための表側メタルパターン3および裏側メタルパターン7をそれぞれ形成する。表側メタルパターン3のパターン線それぞれについての相対位置は、通常の製造技術により高精度なものとすることができる。また、裏側メタルパターン7については、表側メタルパターン3を参照するなどして、それらの相対位置の精度が高くなる状態で形成することができる。表側メタルパターン3を形成した後、透明ガラス基板2を裏面側から撮像装置で撮像するなどにより、表側メタルパターン3を撮像することができる。この表側メタルパターン3に沿って裏側メタルパターン7を形成することにより、裏側メタルパターン7を精度良く形成することができる。
このとき、透明ガラス基板2の裏面2Bに裏側メタルパターン7を形成するにあたり、レンズ形成用のパターンとなるリング状部8は、その中心線が、透明ガラス基板2の表面2Aに実装される光検出素子4の光軸と一致する位置に形成される。また、リング状部8は、裏側メタルパターン7の他の部分とを同一のフォトマスクを用いて形成するのが好適である。同一のフォトマスクを用いることにより、リング状部8と裏側メタルパターン7の他の部分との正確な位置精度を確保することができる。これにより、光半導体装置本体11を光導波路基板12に実装する際に、光半導体装置本体11における裏側メタルパターン7とレンズ9の部分との相対的位置関係と、光導波路基板12における装置本体実装用パターン17と光導波路16との位置関係とを、位置精度良く対応付けることができる。他方、工程数は増加するが、2以上のフォトマスクを用いて2段階以上の工程をもって、光半導体装置本体11における透明ガラス基板2の裏面2Bにリング状部8と裏側メタルパターン7の他の部分を形成することもできる。
ところでリング状部8には、レンズ9を形成する際に、所定のレンズだまりとしての機能を発揮するように、樹脂の性質に応じた所定の厚みを有することが求められる。リング状部8と裏側メタルパターン7とを形成する態様としては、リング状部8と裏側メタルパターン7における他の部分との厚みを、所定の同じ厚みとすることが考えられる。また、リング状部8と裏側メタルパターン7における他の部分との厚みは、それぞれ選択的に所定の厚みとし、たとえばリング状部8の厚みを裏側メタルパターン7における他の部分よりも厚くして、レンズだまりを形成しやすくするようにすることもできる。
このうちの前者の態様は、1または2以上のフォトマスクを用いることによって、達成することができる。また、後者の態様は、第1ステップとして裏面2Bに裏側メタルパターン7を形成した後、第2ステップとして形成した裏側メタルパターン7のうち、選択したパターン部分を所定の厚みに鍍金することで達成することができる。この態様での鍍金材料は、レンズだまりとして機能させることが容易となる。
これらの方法によってリング状部8および裏側メタルパターン7における他の部分を形成することができるが、リング状部8をレンズだまりとして機能させることができれば、他の態様でリング状部8および裏側メタルパターン7における他の部分を形成することもできる。
こうして、透明ガラス基板2の表面2Aに表側メタルパターン3を形成し、裏面2Bに裏側メタルパターン7を形成したら、透明ガラス基板2を貫通させ、表側メタルパターン3と裏側メタルパターン7とを電気的に導通するスルーホール2Cを形成する。それとともに、透明ガラス基板2の側端部に、サイドメタルパターン19を形成する。かくして、光半導体装置本体11に使用される透明基板が形成される。
光半導体装置本体11に使用される透明基板を形成したら、図6(b)に示すように、透明ガラス基板2の表面2Aに形成された表側メタルパターン3の所定の位置に、バンプ6によって光検出素子4を実装する。このとき、表面2Aにおける表側メタルパターン3と裏面2Bにおける裏側メタルパターン7とは相対的に高精度で形成されているので、所定の表側メタルパターン3における所定の位置に光検出素子4を実装するだけで、光検出素子4における光検出面とレンズ9との相対的位置関係の精度が高くなり、両者の光軸を一致させることができる。
また、透明ガラス基板2の裏面2Bにおける裏側メタルパターン7の一部をアライメントマーク13として利用して、光検出素子4を実装することができる。アライメントマーク13を利用し、アライメントマーク13を参照しながら光検出素子4を実装することにより、光検出素子4をより高い精度で実装することができる。なお、アライメントマーク13としては、裏側メタルパターン7でなく、別途透明ガラス基板2の裏面2Bに形成したものを用いることもできる。
また、裏面2Bに形成するリング状部8は、これに対応する表面2Aに形成される表側メタルパターン3の太さよりも太くしておくことが好適である。リング状部8の太さを表側メタルパターン3よりも太くしておくことにより、透明ガラス基板2を真上から見たときに、表側メタルパターン3に重ねてリング状部8が見えるので、好適にリング状部8を参照して光検出素子4を実装することができる。同様に、アライメントマーク13の太さも表側メタルパターン3よりも太くしておくことが好適となる。
こうして光検出素子4を実装したら、レンズを形成するための樹脂をリング状部8にポッティングして、図6(c)に示すように、レンズ9を形成する。透明ガラス基板2の裏面2Bでは、リング状部8との間で具現された凹凸による樹脂を弾く効果により、リング状部8の内側にレンズ9が形成される。ここで、光検出素子4は、リング状部8の中心線は、光検出素子4の光軸と一致する位置に形成されている。このため、単にリング状部8にレンズ9を形成することにより、光検出素子4とレンズ9との光軸を一致させることができる。
なお、この凹凸を利用することにより、ボールレンズを設置することもできる。ボールレンズを設置する際には、リング状部8には、ポッティングレンズを形成するほどの厚みは要求されず、ボールレンズを位置固定できる厚みであれば足りるものである。
こうしてリング状部8にレンズ9を形成したら、透明ガラス基板2の表面2Aに樹脂モールド20を形成して、光検出素子4を保護する。このようにして、光半導体装置本体11が製造される。
光半導体装置本体11を製造する一方で、別工程によって光導波路基板12を製造しておく。この光導波路基板12を光半導体装置本体11に接続する。このとき、光導波路基板12における装置本体実装用パターン17を光半導体装置本体11の光導波路基板実装用パターン14にバンプ18によって接続する。こうして、図5に示す光半導体装置10が製造される。
光半導体装置本体11においては、透明ガラス基板2の表裏面2A,2Bに形成されたメタルパターン3,7にそれぞれ光検出素子4およびレンズ9を形成するのみで、両者の光軸が一致するようにすることができる。したがって、精度の高い位置合わせが要求される光軸を一致させる作業なども容易に行うことができる。
また、光半導体装置10においては、光半導体装置本体11における透明ガラス基板2の裏面2Bに形成されているレンズと光導波路基板12に設けられている光導波路16とが精度良く位置決めされている。このため、光導波路16と透明ガラス基板2の表面2Aに実装されている光検出素子4との位置も精度良く位置決めすることが可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図7(a)は、本発明の第3の実施形態に係る光半導体装置の斜視図、(b)は、その側断面図である。
図7に示すように、本実施形態に係る光半導体装置30は、光導波路基板31を備えている。光導波路基板31には、4本の光導波路32A〜32Dが形成され、互いに平行に配置されている。光導波路基板31における光導波路32A〜32Dの一端部に対応する位置には、図1〜図4に示す光半導体装置と同様の構成を有する光検出装置33が配設されている。一方、光導波路32A〜32Dの他端側には、図1〜図4に示す光半導体装置1における光検出素子4A〜4Dの代わりに4つの発光素子を設けた発光装置34が配設されている。
発光装置34における4つの発光素子は、それぞれ光導波路32A〜32Dに対応する位置に配置されており、各発光素子から出射される光Lは、それぞれ光導波路32A〜32Dに導かれる。また、光検出装置33における4つの光検出素子は、それぞれ光導波路32A〜32Dに対応する位置に配置されており、光導波路32A〜32Dを通過した光Lは、それぞれ光検出装置33における光検出素子によって検出される。これらの光検出装置33および発光装置34は、いずれもバンプ35によって光導波路基板31に接合されている。
ここで用いられる光検出装置33は、上記第1の実施形態における光半導体装置1と同様の構成を有しているので、光検出素子とレンズとの光軸合わせが容易なものとなる。また、発光装置34においても、光半導体装置1における光検出素子の代わりに発光素子を設けた点において異なっているのみであるので、発光素子とレンズとの光軸合わせは容易に行うことができる。また、光導波路基板31に形成された光導波路32A〜32Dのそれぞれの間隔を、光検出装置33における光検出素子間の距離および発光装置34における発光素子間の距離と一致させておくことにより、光導波路基板31の所定位置に光検出装置33および発光装置34を設置するのみで、光導波路32と光検出装置33における光検出素子、および光導波路32と発光装置34における発光素子の位置合わせを精度良く行うことができる。
このように、本実施形態に係る光半導体装置30では、光検出装置33および発光装置34におけるそれぞれの光検出素子とレンズおよび発光素子とレンズとの位置合わせを容易にかつ精度良く行うことができる。また、光導波路基板31に形成された光導波路32と光検出装置33における光検出素子、および光導波路32と発光装置34における発光素子との位置合わせを容易にかつ精度良く行うことができる。
さらに、本発明の第4の実施形態について説明する。図8は、本発明の第4の実施形態に係る光半導体装置であるモジュールの斜視図である。
図8に示すように、本実施形態に係るモジュール40は、モジュール本体41を備えており、モジュール本体41の表面に光検出装置42がバンプ43によって取り付けられている。光検出装置42は、上記第2の実施形態に示した光半導体装置10に近似しており、光半導体装置10における透明ガラス基板の裏面に光ファイバ部材44を直接取り付けた態様をなしている。光ファイバ部材44内には、光ファイバ45が設けられており、光ファイバ45の光軸は、光検出装置42に設けられたレンズおよび光検出素子の光軸と一致させられている。この光ファイバ45を通過した光が、光検出装置42におけるレンズを介して光検出素子に入射する。
このようなモジュール40においても、光検出装置42における光検出素子とレンズとの位置合わせを容易に行うことができる。そして、光ファイバ部材44から出射される光がレンズによって集光され、光検出素子に確実に光を集めることができる。
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。図9は、本発明の第5の実施形態に係る光半導体装置であるモジュールの斜視図である。
図9に示すように、本実施形態に係るモジュール50は、モジュール本体51を備えており、モジュール本体51の表面に光検出装置52がバンプ53によって取り付けられている。光検出装置52は、上記第2の実施形態に示した光半導体装置10に近似しており、光半導体装置10における透明ガラス基板の裏面に接続孔54が形成されている。また、モジュール50には、光ファイバ部材55が接続可能となっている。
光ファイバ部材55は、接続部56を備えている。接続部56は、モジュール本体51に形成された接続孔54に嵌合可能とされており、接続孔54に光ファイバ部材55の接続部56が嵌合されることにより、光ファイバ部材55がモジュール50に接続される。光ファイバ部材55内には、光ファイバ57が設けられており、光ファイバ部材55の接続部56をモジュール50の接続孔54に嵌合させると、光ファイバ57の光軸は、光検出装置52に設けられたレンズおよび光検出素子の光軸と一致させられている。この光ファイバを通過した光が、レンズを介して光検出素子に入射する。
このようなモジュール50においても、光検出装置52における光検出素子とレンズとの位置合わせを容易に行うことができる。そして、光ファイバ部材55から出射される光がレンズによって集光され、光検出素子に確実に光を集めることができる。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態に係る光半導体装置60は、上記第2の実施形態と比較して、発光素子や光検出素子以外の機能素子が設けられている点において主に異なる。
図10は、本発明の第6の実施形態に係る光半導体装置の側断面図である。
図10に示すように、本実施形態に係る光半導体装置60は、透明ガラス基板2を備えており、透明ガラス基板2の表面2Aには表側メタルパターン3が形成されている。表側メタルパターン3には、光検出素子4および機能素子である回路として形成された回路素子61が設けられている。光検出素子4および回路素子61は、いずれもバンプ6によって表側メタルパターン3に接続されている。その他の点については、上記第2の実施形態に示す光半導体装置10と同様の構成を有している。
このような回路素子61が設けられた本実施形態に係る光半導体装置60においても、上記各実施形態と同様、光検出素子とレンズとの位置合わせを容易に行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では光半導体素子として光検出素子を用いているが、これに代えて、発光素子または発光/光検出素子を用いることもできる。
また、上記実施形態では、メタルパターンをレンズ位置決め部としているが、透明基板に孔部を形成して、この孔部をレンズ位置決め部とすることもできる。このような孔部の形成は、たとえばエッチングによって行うことができる。
第1の実施形態に係る光半導体装置の側面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の平面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の底面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の側断面図である。 第2の実施形態に係る光半導体装置の側断面図である。 第2の実施形態に係る光半導体装置の製造工程を示す工程図である。 (a)は第3の実施形態に係る光半導体装置の斜視図、(b)はその側断面図である。 第4の実施形態に係る光半導体装置の使用状態を示す斜視図である。 第5の実施形態に係る光半導体装置の使用状態を示す斜視図である。 第6の実施形態に係る光半導体装置の側面図である。
符号の説明
1,10,30,60…光半導体装置、2…透明ガラス基板、2A…表面、2B…裏面、2C…スルーホール、3…表側メタルパターン、4,4A〜4D…光検出素子、5,5A〜5D…接続部、6,18,35,43,53…バンプ、7…裏側メタルパターン、8,8A〜8D…リング状部、9,9A〜9D…レンズ、10…光半導体装置、11…光半導体装置本体、12,31…光導波路基板、13…アライメントマーク、14…光導波路基板実装用パターン、15…基板本体、16,32,32A〜32D…光導波路、17…装置本体実装用パターン、19…サイドメタルパターン、20…樹脂モールド、33,42,52…光検出装置、34…発光装置、40,50…モジュール、41,51…モジュール本体、44,55…光ファイバ部材、54…接続孔、56…接続部、61…回路素子、L…光。

Claims (7)

  1. 表裏関係にある第一面および第二面を備える透明基板と、
    前記透明基板の第一面に搭載された光半導体素子と、
    前記透明基板の第一面における所定の位置に前記光半導体素子を位置決めして前記光半導体素子を前記透明基板に電気的に接続する光半導体素子接続部と、
    前記透明基板における第二面に搭載されたレンズと、
    前記レンズを前記透明基板の第二面に位置決めするレンズ位置決め部と、
    を備え、
    前記レンズ位置決め部は、前記レンズと、前記光半導体素子との光軸が一致する位置に配置されていることを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記レンズ位置決め部がメタルパターンで形成されている請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 前記レンズ位置決め部が、前記透明基板の第二面に形成された凹部である請求項1に記載の光半導体装置。
  4. 前記透明基板の第一面と第二面とを電気的に接続する電気的接続部材を備える請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載に光半導体装置。
  5. 前記透明基板の前記第二面に対向して配置され、前記透明基板の第二面に形成されたレンズに対応する位置に、光導波路が形成された基板が設けられている請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の光半導体装置。
  6. 前記透明基板に、機能素子が搭載されている請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の光半導体装置。
  7. 前記透明基板に、複数の光半導体素子が設けられている請求項1〜請求項6のうちのいずれか1項に記載の光半導体装置。
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